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レイコ

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  • 1:

    ユキ

    ブーンブーン
    真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
    ブーンブーン
    僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
    ブーンブーン
    息が、完全に止まる。
    ブーンブーン
    僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
    シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
    そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
    「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
    僕は、レイコにキスをした。
    ブーンブーン
    辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。

    2005-06-10 12:55:00
  • 2:

    ユキ

    レイコとは、三ヵ月前知り合った。
    「お客さん。一緒にシャワー浴びる?」
    僕は、首を横に振る。女の子は、裸のままシャワーを浴びに行った。
    僕は、今日初めて風俗に来た。
    本当は、来たくなかったのに、タカシに無理やり連れて来られたのだ。
    「お客さん。延長する?」いつの間にか、女の子は、シャワーを終えて僕の横に座っていた。
    女の子は、僕の股間に手を伸ばしてきた。
    「今度は、大丈夫よ。」
    僕は、その手をどけて、丁重にお断りした。
    何度しても、僕は、無理だ。自分が、一番分かっている。
    ザーザー
    店を出ると、外はドシャブリの雨だった。入る時は、降っていなかったので、傘は、持っていない。
    僕は、駅まで走る事に決めた。
    「あの、すいません。」
    一歩、外に出た所だった。「これ、よかったら使って。」
    後ろに、振り返るとそこには、さっきとは別の女の子が立っていた。

    2005-06-10 13:23:00
  • 3:

    ユキ

    腰まである、綺麗な黒い髪。真っ赤な、ロングキャミワンピース。無防備に露出された、二の腕は、細く白い。まるで、一本の赤い影みたいだ。
    女の子「どうぞ。」
    女の子は、僕に一本の赤い傘を渡した。
    僕「ありがとう。」
    僕は、自分の声がうわずっているのが分かった。
    なぜなら、その女の子がとても、綺麗な顔していて驚いたからだ。

    2005-06-10 13:43:00
  • 4:

    ユキ

    小さな白い顔に、黒めがちの大きな目と、小さくて筋の通った鼻、形のいいくちびるが、バランス良く並んでいる。
    女の子「あの?」
    僕 「あ、すいません。」僕は、女の子にしばらく見とれてしまった。
    僕「あの、この傘あなたのでしょう?いんですか?」女の子 「いいのよ。」
    女の子と僕の距離が、急にキスをする時ぐらい近くなった。

    2005-06-10 14:05:00
  • 5:

    ユキ

    女の子の、綺麗な瞳に僕が映っている。
    女の子 「大丈夫。また、すぐに、会える。」
    僕の、耳元でそうささやいて、女の子は、店の中に入って行った。
    僕は、少しの間、その場に立ち尽くしていた。
    心臓の音が、うるさいぐらい鳴ってる。
    あんなに綺麗な女の子を見たのが、僕は、初めてだった。

    2005-06-10 14:15:00
  • 6:

    ユキ

    僕「ただいま。」
    パーン
    左頬に、痛みが走る。
    パーン
    右の頬も。
    家に、入るなりこれか。
    僕を、はたいた奴は、般若のお面みたいに、目をつり上げている。
    僕「すいません。遅くなって。」
    奴は、裸足のまま玄関に下りて、僕に、抱きついた。下品な、香水の匂いが鼻についた。気分が、悪くなる。           奴は、ひくひくと、泣き始めた。

    2005-06-10 14:44:00
  • 7:

    ユキ

    僕「どうしたんですか?お義母さん。」
    義母「だって、帰りが遅くて、心配だったのよ!」
    義母は、目に涙を溜めて訴えた。その顔は、化粧が涙でとれかけていて、とても醜い。

    2005-06-10 14:51:00
  • 8:

    ユキ

    僕は、目を閉じた。
    僕「何も、心配しないで下さい。浮気なんかしてないですよ。」
    義母「ほんとに?じゃあ、あたしの事愛してる?」 僕の視界は、真っ暗になった。          僕「ハイ。アイシテマスヨ。オカアサン。」

    2005-06-10 15:01:00
  • 9:

    ユキ

    ジャー、ゴボゴボ
    便器に、吐き出した汚物がいきおいよく流れた。
    いっその事、汚れきった僕ごと流して欲しかった。
    義母とのセックスの後。僕は、必ず吐いてしまう。
                義母と、肉体関係を初めて持ったのは中一だった。

    2005-06-10 15:17:00
  • 10:

    名無しさん

    頑張って??

    2005-06-10 16:00:00
  • 11:

    名無しさん

    かいて?

    2005-06-10 17:36:00
  • 12:

    ユキ

    本当の、母さんは僕が五歳の時に病気で、死んだ。
    それ以来、真面目な父に男手ひとつで、育ててもらった。
    義母を、紹介されたのは、中一の春だった。
    僕は、義母が父より、一回り若く綺麗な事に、軽くショックを受けたが、わりと再婚する事を受け入れた。

    2005-06-11 00:53:00
  • 13:

    ユキ

    義母の、行動がおかしくなったのは、夏頃だった。父は、出張の多い人だった。家で、二人きりになると義母は、僕と一緒に寝ようと誘ったり、入浴姿をのぞいたりする。
    義母の行動は、どんどんエスカレートしていった。
    そして、秋に入る頃事件は起こった。

    2005-06-11 21:18:00
  • 14:

    ユキ

    夕飯に、薬を入れられた。気を失い。気が付くと、体の自由がきかなくなっていた。
    僕は、裸にされていた。僕の上に、裸の義母が乗っていた。

    2005-06-11 21:25:00
  • 15:

    ユキ

    その後は、父に関係をバラすと脅され、肉体関係を強要された。  
    地獄の様な日々が、五年も続いている。
    僕は、精神的にも、肉体的にも限界がきていた。

    2005-06-11 21:34:00
  • 16:

    ユキ

    だが、クラスのやつらは、タカシの見た目に、びびっていて、話をするやつはいなかった。
    僕は、話かけられても普通に話を、聞いていたので、タカシは、嬉しかったらしい。
    それから、僕とタカシの腐れ縁が続いている。

    2005-06-12 05:39:00
  • 17:

    ユキ

    タカシ「どーだった?昨日?童貞にはきつかったかぁ?」          にやにやしながら、タカシが聞いてくる。
    僕は、苦笑いをしながら、誤魔化した。
    タカシ「おまえ、本当に淡泊だよなぁ。」     タカシは、マルボロに火をつけて、真っ白な煙を吐き出した。
    それが、真っ青に晴れた空に人工の雲を作った。

    2005-06-12 05:48:00
  • 18:

    ユキ

    世間は梅雨に、入っているが、今日はきれいに晴れていた。         こんな日に、授業を受ける気になれず。僕らは、午後から屋上でさぼっていた。タカシは、日焼けするため、上半身裸になって寝そべっている。
    タカシ「おまえも、脱げば?」
    僕「僕は、いいよ。でべそなんだ。」
    タカシが、笑った。
    脱げるわけない。僕の体には、いたる所にキスマークがついているから。

    2005-06-12 06:00:00
  • 19:

    さや

    なんかせつないね?読ませてもらってます??頑張って書いてくださいね???

    2005-06-13 02:59:00
  • 20:

    ユキ

    10?11?さんありがとー\(^O^)/?さやさん?ありがとー\(^O^)/暗くて?重いんですけど?読んでくれる人がいて嬉しいです?これからも、よかったら読んでやって下さい。

    2005-06-13 05:52:00
  • 21:

    ユキ

    タカシには、義母の事は、ゆっていない。
    本当は、言いたかった。
    すべてを、聞いてもらえたら、どれだけ楽になれるだろう。         だが、僕は臆病で、軽蔑や好奇な目で、見られるのが恐くて言えなかった。

    2005-06-13 06:12:00
  • 22:

    ユキ

    暗い、真っ黒だ。
    辺りは、すべて真っ黒だ。突然、地面から赤い花が現われた。        花は、みるみるうちに辺りを、おおいつくした。
    花の匂いが、濃くなる。
    この匂いは、義母の匂いだ。気分が悪くなる。
    地面から、今度は真っ黒な手が現われた。
    その手は、僕の足を捕らえ、下に引きづり込もうとした。

    2005-06-13 06:40:00
  • 23:

    ユキ

    僕は、必死で抵抗するが、手の力には勝てない。
    どんどん、地面に引きずり込まれていく。
    すると、空から何か降ってきた。
    赤い傘だった。
    僕は、傘を受けとめた。
    その傘で、黒い手を、おもいきり刺した。
    手は、消えた。
    気が付くと、辺りは、赤い花でなく、赤い血で染まっていた。

    2005-06-13 06:51:00
  • 24:

    ユキ

    「大丈夫か?」
    心配そうに、タカシが覗き込んでいる。
    辺りを、見渡す。
    どうやら、ここは保健室みたいだ。僕は、ベットで寝ている。
    「おまえ、すごいうなされたぞ。」
    僕の、着ているシャツは、汗でグッショリ濡れていた。           「ほんと、びっくりしたぞ、あの一年に、告白された途端。ゲロ吐いて倒れるんだもんおまえ。」

    2005-06-13 07:02:00
  • 25:

    ユキ

    最低だ。
    「ごめん。タカシ。」
    パン
    タカシが、僕の頬を軽くはたいた。
    「おまえ。いいかげんにしろよ。」
    タカシが、僕をにらんでいる。

    2005-06-13 07:08:00
  • 26:

    ユキ

    「ごめん。迷惑かけて。」僕は、タカシに頭を下げた。
    「ばかやろう!俺は、怒ってねーよ。」
    顔を、上げると、タカシが悲しそうな目で、僕を見ていた。
    「おまえ、俺がなんにも気付いてないと思ってんのか?メシ食わねーし、顔色わりーし、しんどそーだし。こっちは、心配でたまんねーんだぞ!」
    タカシは、そうまくしたてて、顔を真っ赤にした。

    2005-06-13 07:17:00
  • 27:

    ユキ

    「おまえ、なんもゆってくんねーし!元気出させてやろーとして、ヘルス連れて行っても、つまんなそーだし。」
    僕は、吹き出した。
    「なんだよ!何笑ってんだ。せっかく、いい事ゆってんのに!」
    タカシは、すねて後ろを向いた。
    僕は、笑っていたが。本当は、泣きそうだった。
    タカシが、こんなにも、僕の事を心配してくれてたのが、とても嬉しかった。

    2005-06-13 07:26:00
  • 28:

    ユキ

    「なぁ、まじな話。どっか体悪いのか?」
    タカシが、まじめな顔をして聞いてきた。
    僕は、首を横に振った。 「じゃあ、なんでだ?なんか悩みとか、精神的なもんか?」
    僕は、タカシから顔をそむけた。
    「なんだよ?話てみろよ。」
    僕は、心臓の音が、早くなるのがわかった。

    2005-06-13 07:33:00
  • 29:

    ユキ

    「あの、」
    ドクンドクン
    「なんだよ?」
    タカシが、真っすぐ僕を見ている。
    「あのさ。」
    ドクンドクン
    「最近、振られてさ。」 僕は、そう言いながら、力なく笑った。      「なんだよ。女なんか、いくらでも、紹介するのに。女々しいやつだなぁ。失恋くらいで、落ち込んでたのかよ!」
    タカシは、心配して損したと言いながら、安心した顔をした。

    2005-06-13 07:41:00
  • 30:

    ユキ

    その日は、そのまま早退した。
    僕は、駅までの道を歩きながら、ひどく後悔した。
    タカシにゆえばよかった。聞いてもらえばよかった。僕は、本当に臆病だ。
    もし、義母の話をして、タカシに嫌われるのが一番恐いのだ。

    2005-06-13 07:53:00
  • 31:

    ユキ

    義母と、関係を持つようになってから、僕は、友達と距離を持つようになった。どこかで、汚れている自分を、隠し通したい気持ちがあったからだ。

    2005-06-13 07:57:00
  • 32:

    ユキ

    距離を、あけていると、自然と、友達は、離れていく。
    しかし、タカシは違った。一生懸命、心配してくれる。
    僕は、ずるい。汚い自分をタカシにでさえ見せれない。嫌われたくないから。

    2005-06-13 08:01:00
  • 33:

    ユキ

    「ちょっと、学生さん!」駅員に、改札を通ろうとした所で、声をかけられた。「電車乗るんなら、定期見せてよ。」
    僕は考えに、集中しすぎていた。
    カバンの、ポケットを探り定期を探した。

    2005-06-13 08:08:00
  • 34:

    ユキ

    ない。僕は、カバンの中を全て調べた。
    やはり、無い。
                《着信音》

    そのとき、僕の携帯が鳴った。
    ディスプレイを見ると、知らない番号からだった。
    「はい。もしもし。」
    「気分は、もう大丈夫?」ドクン
    その、着信相手の声には、聞き覚えがあった。

    2005-06-13 09:30:00
  • 35:

    ユキ

    「だからー、年令確認するものないと、無理だよ。」僕の目の前に、パンチパーマで、いかにもガラが悪そうな、おっさんが、仁王立ちで立っている。

    2005-06-13 09:49:00
  • 36:

    丁寧な話の流れに綺麗な文章でとても読みやすく面白いです。頑張って下さい、応援しています(^^)

    2005-06-13 11:19:00
  • 37:

    ユキ

    やはり、無謀だった。
    なるべく、大人っぽく見える様な、服装で来たが、どう見ても、20越えてる様に僕は見えないだろう。
    「未成年は、うちの店無理なんだよ。」
    おっさんは、いぶかしげに僕を、上から下まで見た。「お願いします。忘れ物を取りに来ただけなんです。」

    2005-06-13 13:24:00
  • 38:

    ユキ

    何度、説明しても無理だった。
    こないだは、タカシと一緒で、タカシの弟という事で、無理矢理ポン引きを黙らして入ったのだ。
    タカシなら、余裕で入れるのだろう。
    僕は、フロント止まりだ。ジリリリリ ジリリリリ 店の、内線が鳴った。
    おやじは、だるそうに受話器を取る。
    今日は、あきらめよう。僕は、後ろを向いて、ドアに向かって歩いた。
    「ちょっと、にーちゃん。待ちなよ。」

    2005-06-13 13:45:00
  • 39:

    ユキ

    おっさんに、声を掛けられ後ろに振り返った。
    「あんた、早く言いなよ。」           そう、言われてもなんの事か、わからない。
    おっさんは、僕に、赤い鍵を渡した。
    「三階の、一番奥の赤い扉だよ。」
    おっさんは、にやにやしながら、僕にゆった。
    とりあえず、中に入れてもらえるみたいだ。

    「まったく、こんなガキがねぇ。レイコも、趣味が変わったなぁ。」

    2005-06-13 13:56:00
  • 40:

    ユキ

    チーン         三階にエレベーターがついた。
    廊下は、とても薄暗く、とても静かだった。
    つきあたりに、おっさんがゆった通り、赤い扉があった。
    僕は、赤い鍵を、鍵穴に差し込んで鍵を開けた。
    ドアノブを、回し中に入った。

    2005-06-13 14:05:00
  • 41:

    ユキ

    赤いかべに、赤い床、赤い照明。
    一瞬、今日見た夢とデジャブを覚えた。
    10畳ほどの、部屋には、黒いカーテンの天涯付きの、ダブルベットが、置かれているだけだった。
    「遅かったわね。」
    ドクン
    ダブルベットの上に、彼女は、座っていた。

    2005-06-13 14:17:00
  • 42:

    ユキ

    レイコ
    そう、おっさんが呼んでいた。
    「こっちに、来て。」
    レイコは、僕に手招きした。
    僕は、言われた通りに、ベットの方に行った。
    「座って。」      僕は、レイコの横に、座った。          黒地に、大きな赤い花がプリントされている、ロングのドレス。今日は、長い髪を一つに結んでいる。こないだは、すっぴんだったが、化粧を薄くしていた。 「何?なんか、ついてる?」
    「いえ。すいません。」 レイコは、赤い口紅を塗った唇を、少し開いて、小さく笑った。
    またしても、僕は、レイコに見とれてしまった。

    2005-06-13 15:41:00
  • 43:

    あゆ

    しおり???

    2005-06-13 20:16:00
  • 44:

    ユキ

    ?キノサン?とても?身に余るお言葉ありがとです?あゆさん??これからも、長くなりますが?よかったら、読んでやって下さいm(__)m

    2005-06-13 21:34:00
  • 45:

    ?しぉり?

    2005-06-13 21:53:00
  • 46:

    ユキ

    僕は、恥ずかしくなり、下を向いた。
    「今日は、大変だったわね。」
    僕は、顔を上げて、レイコの方を見た。
    ドクン
    レイコの、綺麗な瞳に僕が映っていた。
    「傘は、役にたったみたいね。」

    2005-06-14 04:42:00
  • 47:

    ユキ

    ドクンドクン
    僕の鼓動は、どんどん早くなる。
    レイコの両手が、僕の顔を包んだ。
    「あなた、精神的にも、肉体的にも、疲れてるのね。」           レイコのつむぎ出す言葉は、綺麗な音楽の様に、僕の中に入ってくる。
    「心が、壊れ始めてる。あなた。危険よ。」
    ゆっくりと、僕の中心に触れていく。
    「あなた、義母さんを殺したいのね。」

    2005-06-14 04:58:00
  • 48:

    ユキ

    オカアサンヲコロシタイノネ                       僕は、自分でも分かっていなかった。
    レイコは、僕に教えてくれた。
    「なぁ、昼メシどーするよ?」
    今日は、土曜日で、午前中で授業が終わり。午後から、僕は、タカシと、繁華街をぶらついていた。
    「なんでもいーよ。」
    正直、最近さらに体調が悪くなっている僕は、食べる事が苦痛でさえあったが、タカシには、言えなかった。           「じゃあ、ラーメン行こうぜ。最近、おいしいとこ見つけたんだ。」
    タカシが、無邪気に笑う。

    2005-06-14 09:15:00
  • 49:

    ユキ

    あの日。僕は、レイコの店から、逃げる様に帰った。レイコが、急に恐くなり、その場にいたくなくなったのだ。
    僕の夢に、出てきた、あの赤い傘は、レイコのものだった。         義母の事を知っていた。
    僕の、望みを知っていた。レイコは、一体何物なんだろう?

    2005-06-14 09:24:00
  • 50:

    ユキ

    「あれ?この辺て。」
    タカシに、連れられて歩いていると見覚えがある場所に来ていた。
    「あっ、気付いた?」
    撲の鼓動は、にわかに早くなる。
    「あんときさー、一人で帰る途中に寄ったら、うまかったのよ。」
    その店は、レイコの店の向かいにあった。

    2005-06-14 09:31:00
  • 51:

    ユキ


    《着信音》                   撲の、携帯が鳴った。
    表示されている番号を見て、驚いた。
    「タカシ、ごめん先店入っといて。」
    撲は、一瞬、ためらったが、電話に出た。     「こないだは、すいませんでした。」

    2005-06-14 09:40:00
  • 52:

    ユキ

    「早く、その場所から離れなさい。」
    いつもとは、違った、レイコのあせっている声。  「え?それってどうゆう」ガシャーン!!!!
    ラーメン屋から、大きな物音が聞こえた。
    「遅かったみたいね。」 嫌な、予感がした。
    僕は、電話を切って、店の方へ向かった。

    2005-06-14 09:49:00
  • 53:

    ユキ

    すると、店の中から、タカシと、他校の制服を着たガラの悪そうな、男子が四人出てきた。       「おまえは、ここにいろ。」
    タカシは、そう言い残して、他校生達と路地に入って行った。
    撲といるときとは違い、目が釣り上がっていた。  僕は、何も出来ず。その場に立ち尽くしてしまった。            《着信音》                   「はい」
    「あなた、早くタカシを追い掛けなさい。大変な事になるわよ。」

    2005-06-14 10:04:00
  • 54:

    気になる?

    2005-06-14 10:04:00
  • 55:

    ユキ

    撲は、レイコの言葉で我に返った。
    電話を、切り。タカシが、入って行った路地まで、走った。

    2005-06-14 10:07:00
  • 56:

    ユキ

    薄暗い路地に入ると、タカシは、すぐに見つかった。他校生は、四人とも、タカシの足元で、うずくまり倒れていた。
    「弱いくせに、喧嘩うってんじゃねーよ!」
    タカシは、そう言いながら地面に唾を吐いた。

    2005-06-14 10:13:00
  • 57:

    ユキ

    撲が、初めて見るタカシの姿だった。
    「おまえ、待っとけってゆっただろ。」
    撲に気付いたタカシは、ばつの悪そうな顔をして、笑った。
    「ごめんな。変なとこ見せて。」
    「いいや。大丈夫か?」
    「大丈夫。久々に喧嘩したから、疲れた。」
    タカシは、もういつもの表情に戻っている。
    「はらへったー。行こうぜ。」
    タカシが、地面に置いていた自分のカバンを拾おうとした。         その時だった。
    倒れていた、一人が立ち上がり、タカシに、叫びながら向かって行った。
    そいつの手の中に、光るものが見えた。

    2005-06-14 10:24:00
  • 58:

    ユキ

    「タカシ!危ない!」
    ドン!                     「うわー!」
    ポタリポタリ
    地面に、赤黒いシミが、出来ていく。
    撲の腹に、ものすごい激痛が、走った。
    その痛みに、耐え切れず、その場に膝をついた。

    2005-06-14 10:31:00
  • 59:

    ユキ

    腹を見ると、ナイフが刺さっていて、赤い血が溢れていた。
    タカシは、呆然と、撲を見ている。
    撲を、刺した奴と、仲間は、叫びながら、走って逃げて行った。
    意識がもうろうと、してきた。
    「タカシ、大丈夫?」
    僕は、そう言ったあと、意識が途絶えた。

    2005-06-14 10:40:00
  • 60:

    ユキ

    「大丈夫か?」
    タカシが、心配そうな顔をして覗き込んでいる。  まただ、デジャブか?   だが、ここは、保健室ではなかった。
    辺りを、見回すと、どこか知らない部屋の一室だった。
    撲は、ベットで寝ている。「ここ、どこ?」
    声を、出した後だった。 腹に、強烈な痛みが走った。           「ああ。まだ、痛いから喋んない方がいいわよ。」

    2005-06-14 10:52:00
  • 61:

    ユキ

    ガラス戸が、開き、そこに、レイコがいた。
    そうだ、撲は、刺されたのだ。
    掛け布団をはぎ、自分の腹を確認した。
    「!?」
    そこには、刺さっていたナイフどころか、傷跡もなかった。

    2005-06-14 10:58:00
  • 62:

    名無しさん

    アケ

    2005-06-14 14:32:00
  • 63:

    妃呂乃

    気になるぅぅ??頑張って??

    2005-06-14 15:23:00
  • 64:

    あげ?

    2005-06-14 21:14:00
  • 65:

    ユキ

    昨日、更新したかったんですが??ずっと、??になってました。??66さん??ヒロノさん???ハナサン???ありがとですm(__)m頑張ります????

    2005-06-15 19:00:00
  • 66:

    あやの

    なんかドンドンひきこまれてく??続き楽しみにしてるね?

    2005-06-15 22:27:00
  • 67:

    ユキ

    上半身を動かしただけで、腹に激痛が走った。
    「なぁ、あの女何物だ?」小声で、タカシが、興味津々の顔で、撲に尋ねてきた。           レイコは、台所でお茶を入れている。
    「おまえが、刺された後、タイミング計ったみたいに、あの女が現われたんだよ。」
    少し、興奮気味で、タカシは喋っている。
    「俺、おまえが、刺されて、おろおろしちゃってさ。でも、あの女が、指示だしてくれて、車運転してくれて、ここまで、おまえを運んだんだ。」
    撲は、腹に痛みが走るので、口を挟まず。タカシの話を聞いていた。
    「ここに、着いて、おまえをベットに寝かしたんだ。ナイフは、刺さったままだし、血は、とまんねーし。おまえは、意識ないし。ほんとに、このまま死ぬんじゃないかと、思ったよ。」その時のタカシが、容易に、想像出来た。

    2005-06-16 11:09:00
  • 68:

    ユキ

    「おれはさ、女に、救急車呼ばなくていいのか、聞いたんだ。そしたら。」  『あなた、今救急車呼んだら、捕まるわよ。』
    「って、言われたんだよ。おれは、おまえが、助かるならそれでいいってゆったんだよ。」
    『あなたは、いいかもしれないけど、この子は、そんな事になったら、自分を責めるわよ。』
    「そう、言われて、救急車呼ばなかったんだ。ごめんな。俺のせいなのに。」
    タカシは、僕に、深々と頭を下げた。

    2005-06-16 11:20:00
  • 69:

    ユキ

    「そんなの。撲が、勝手にした事だから、謝らないでよ。」
    タカシは、泣きそうな顔で、こっちを、見た。
    「その通りね。」
    レイコは、三つカップを乗せた、トレイを持って、こちらの部屋に来た。   「よければ、こんな事にならなかったのに。」
    ちゃぶ台の上に、カップを、乗せながら、撲に、毒を吐く。
    「そんな言い方、ないだろう?俺をかばってくれたんだぞ!」
    タカシは、顔を真っ赤にして、レイコの腕をつかんだ。           「やめろ!タカシ!」

    2005-06-16 11:30:00
  • 70:

    ユキ

    タカシは、びっくりした顔で、撲を見た。
    撲自身も、おどろていた。「ごめん。おれ、帰るな。」
    タカシは、しょんぼり肩を落として、部屋を出ていった。
    相当、ショックだったのだろう。
    撲に、怒鳴られたのが。
    撲は、普段、大きな声を、出したり。怒ることがなかった。
    自分が、怒られたと、タカシは、思ったんだろう。
    「あーあ、タカシ君いじめちゃダメじゃない。ほんとに、子供ね。」
    レイコは、撲の方を見て、意地悪く笑った。

    2005-06-17 08:58:00
  • 71:

    ユキ

    確かに、子供だ。
    タカシが、レイコの腕をつかんだのを見て、頭に、血が昇ってしまったのだ。
    子供じみた嫉妬から、タカシを、傷つけてしまった。「すいません。」
    すべてを、レイコに、見透かされてる。
    「ちゃんと、明日、タカシ君に謝りなさいよ。」
    レイコは、撲を、上目づかいで見ている。
    「はい。すいません。」 「謝ってばかりね。」
    レイコは、くすりと、笑った。

    2005-06-17 09:54:00
  • 72:

    ?

    ???

    2005-06-17 09:58:00
  • 73:

    ユキ

    「さっ、もう少し、痛みを和らげてあげるわ。」
    レイコは、立ち上がると、撲の、寝ている横に、寝転がった。
    ドクン
    今日は、いつもと、違い、タンクトップとジーパンのカジュアルな、格好。
    スッピンで、髪を一つにくくっている。
    レイコが、こんなに撲の近くにいるのは、初めてだった。
    ドクンドクン
    すると、レイコが、撲に抱きついてきた。

    2005-06-17 10:04:00
  • 74:

    ユキ

    ドクン         口から、心臓がでる様だというのは、こうゆう状況で使うものだと、思った。 ドクンドクンドクン
    「じっとしてて。」
    レイコの顔が、撲の顔に近づく。         撲は、動揺して、何も出来ず。言われた通りに、じっとしていた。
    間近で見る、レイコは、ほんとに、綺麗で、こんな状況だけど、やっぱり、見入ってしまう。

    2005-06-17 10:14:00
  • 75:

    ユキ

    「あなた。ほんとに、あたしの顔が、好きなのね。」ドクン
    レイコは、ほほ笑みながらそう言った後、瞳を閉じた。そのまま、顔を、近付けて来る。
    撲は、目を閉じた。

    2005-06-17 10:20:00
  • 76:

    ユキ

    「!?」
    撲は、目を開けて確認しようとした。
    「キスすると、思った?」目の前に、レイコの、意地の悪そうな笑顔があった。唇の代わりに、おでこと、おでこが、くっついていた。
    撲は、恥ずかしくて、顔が熱くなった。

    2005-06-17 10:28:00
  • 77:

    ユキ

    「分かりやすいわね。」 レイコは、僕の様子がおかしいらしく、声を出して笑った。         「ばかにしてるんですか?」           やっぱり、喋るだけで、腹に激痛が走る。     「してるかもね。でも、あなた、私が治してあげないと、死んでたのよ。」

    2005-06-17 10:35:00
  • 78:

    ユキ

    「それ、どうゆう意味なんですか?」
    レイコは、まじめな顔になり、撲を見つめている。
    「黙って、始めるから。」レイコは、瞳を閉じた。 ズキン
    こめかみの辺りが、急に痛くなった。
    すると、レイコと触れている、おでこの辺りが温かくなってきた。
    温かさが、体全体に伝わってくる。
    ぬるめのお湯にゆっくり、つかっていく様な、感覚だった。
    とても、気持ちいい。
    撲は、目を閉じた。

    2005-06-18 10:48:00
  • 79:

    ユキ

    目の前には、真っ赤な夕暮れ。近所の公園。
    撲は、八歳ぐらいだ。
    父さんが、ボールを投げてくれる。        小さな撲は、大きなグローブをして、必死にボールを追い掛けている。
    父は、そんな撲を、いとおしそうに、見ている。

    2005-06-18 10:57:00
  • 80:

    ユキ

    「終わったわよ。」   レイコの声に、気付き。撲は、目を開けた。
    頭が、ぼんやりしている。なんだったんだ、今のは?「ちょっと、体起こしてみて。」         撲は、おそるおそる、体を起こした。

    2005-06-18 11:04:00
  • 81:

    ユキ

    腹は、痛くなかった。
    「大丈夫みたいね。」
    ためしに、体をひねったりしたけれど、痛みを、感じる事は無かった。
    「あの、ありがとうございます。」
    「どういたしまして、じゃ、あたし疲れたから寝る。」           レイコは、撲から、体を離し、背を向けた。
    「あの?」
    すると、すぐ寝息が、聞こえてきた。

    2005-06-18 11:10:00
  • 82:

    名無しさん

    ?

    2005-06-19 00:30:00
  • 83:

    名無しさん

    オンリーユーと似てるな

    2005-06-19 03:07:00
  • 84:

    名無しさん

    オンリーユー?

    2005-06-19 03:18:00
  • 85:

    名無しさん

    なんし主書いてぇ!

    2005-06-19 22:48:00
  • 86:

    ユキ

    ?あやなさん?86さん?87さん?88さん??89さん??ありがとですm(__)m読んで下さる方が、居てくれて????とても、嬉しいです。まだ、序盤なんで??まだまだ、続くので、最後まで頑張ります。よければ、お付き合いお願いします????

    2005-06-19 23:37:00
  • 87:

    ユキ

    「昨日は、ほんとにごめん。」
    撲は、翌日、登校すると、すぐに、タカシを屋上に連れ出した。
    「いいって、謝るなよ、俺が、昨日はもともと巻き込んだんだし。」
    タカシは、明るく笑った。撲は、それを、見て心底ほっとした。
    「それより、大丈夫なのか?体の方は?」
    撲は、シャツの裾を、めくって、腹をタカシに見せた。
    「ほんとに、すごいな。痛みは?」
    撲は、首を横に振った。
    まるで、昨日、刺された事が嘘の様に、傷跡も、痛みも残っていない。
    レイコが治してくれた。
    「なぁ。タカシは、撲の傷を治しているレイコを見たのか?」
    タカシは、微妙な、表情になり、話し始めた。

    2005-06-19 23:49:00
  • 88:

    ユキ

    「おまえを、部屋に運んで、ベッドに寝かした後、救急車を、呼ばなかった話しは、したよな?」    撲は、首を、縦に振った。「その後、あの女が、部屋から、一時間出ていけっていったんだ。」
    『大丈夫。傷は、治しておくから。』
    レイコに、そう言われ、タカシは部屋を出た。
    「でもよー、やっぱ気になるじゃん?」
    タカシは、時間より、少し早く、部屋にこっそり戻った。

    2005-06-19 23:58:00
  • 89:

    ユキ

    「おれさ、ほんとにびっくりしたよ。」      タカシは静かに、部屋に入った。         部屋は、とても、静かだった。
    部屋と、台所を、仕切っているガラス戸から、強い光がもれていた。
    タカシは、好奇心を、押さえられず。ガラス戸を、少し開けて中を覗いた。

    2005-06-20 00:06:00
  • 90:

    ユキ

    そこには、ベッドに寝ている撲と、レイコがいた。 「おまえの体が、光ってたんだよ。」
    電気のついてない部屋で、僕の体は、黄色い光を発していた。
    レイコは、撲の、胸に、両手をのせて目を閉じている。           撲は、上半身裸になっていて。刺し傷から、血が滲んでいるのが見えた。
    だが、よく見れば、信じられない事が起きていたらしい。

    2005-06-20 00:18:00
  • 91:

    ユキ

    滲んでいる血が、裂けている皮膚の中に、戻っていく。
    そして、ゆっくりと、皮膚がつながっていき、傷が完全に、戻った。
    レイコは、撲の胸から、手を離し、ガラス戸の方に向かってきた。
    戸を、開け、タカシに言った。
    『治ったわよ。もう、大丈夫。タカシ君、明日、この子に伝言頼むわね。』

    2005-06-20 00:30:00
  • 92:

    ユキ

    「アルバイト?」
    「はい。ダメですか?」
    本来ならば、撲の父と、義母が寝ているはずの、ベッドに、裸の義母と撲がいる。           今日は、父が、出張で家にいない。そんな時は、必ず、義母は、撲を誘う。
    「欲しいものがあるなら、あたしが買ってあげるわ。あん。」
    撲は、義母の、下半身の敏感な部分を、指で、刺激した。

    2005-06-20 00:41:00
  • 93:

    ユキ

    「あっんん。ダメ。ダメよ。一緒に居る時間が減っちゃうもん。」
    「自分のお金で、買いたいものがあるんです。」
    指を、三本いれ、中を思い切り、掻き混ぜてやると、義母は、自ら腰を振ってあえいでいる。気持ち悪い。「何?」        義母に、愛撫すながら、撲は、話を続けた。
    「あなたの、誕生日に、プレゼントを買いたいんです。」

    2005-06-20 00:48:00
  • 94:

    ユキ

    「ほんとに?」     「はい。ダメですか?愛してる義母さんに、自分で稼いだ、お金でプレゼントしたいんです。」
    義母、気持ち悪い笑顔になり、撲に抱きついた。
    「嬉しい。最近、何か。様子が、おかしいから、あたしの事嫌いになったんじゃないかと、思ってたの。」

    2005-06-20 00:55:00
  • 95:

    ユキ

    「そんな事、あるわけないじゃないですか。」
    「ほんとに?」
    「はい。撲が愛してるのは、あなただけですよ。」 「嬉しい。」      義母は、撲の股間に頭を埋め、しゃぶりだした。
    「私、勘違いしてたわ、好きな子が出来たんじゃないかと、思ってたの。」
    ドクン         「私、あなたに、好きな子が出来たら、その子を殺しちゃうわ。」
    撲のを、しゃぶりながら義母は、撲を見て笑った。

    2005-06-20 01:03:00
  • 96:

    ユキ

    「あら。いらっしゃい。」相変わらず、ここは、赤い世界だ。        撲は、タカシの伝言どおり、レイコの店に来た。  『治療代として、あたしの店で、明後日から、バイトする様にゆっといて。』 「この間は、ありがとうございました。」     「どういたしまして、おかげで、力使いすぎで昨日死んでたわ。」
    あの日、僕は、寝てしまったレイコを、起こさない様に、帰った。      レイコは、ほんとに、死んだように寝ていた。
    「すいませんでした。」 「まぁ、いいのよ。」
    レイコは、意地悪そうに、笑った。
    「今日から、こき使ってあげるから。」

    2005-06-20 01:15:00
  • 97:

    ユキ

    本当に、その日から撲は、コキ使われ始めた。
    「おい!もっと、綺麗にガラスふけよ!やり直し!」「はい。」       パンチのおっさんは、この店の店長だった。
    店長は、撲の掃除のやり方が、悪いと、すぐ、怒鳴った。

    2005-06-20 01:21:00
  • 98:

    名無しさん

    略部分はドナイかならない?

    2005-06-20 02:10:00
  • 99:

    ユキ

    撲は、学校が終わったら、直接、店に行き。終電迄の時間働いた。
    仕事は、店の掃除がメインで、あとは、買い出しや、店の女の子と、店長のパシリだった。

    2005-06-20 07:11:00
  • 100:

    ユキ

    結構、肉体的にしんどくて、家に帰ると、くたくたになっていて、すぐ眠れた。義母の、誕生日が、八月で、幸いだった。
    義母は、しぶしぶだが、バイトを許してくれた。
    プレゼントなど、する気は全くないが、いい、言い訳になった。

    2005-06-20 07:17:00
  • 101:

    ユキ

    「おい、小僧!夕飯だぞ。休憩だ。」
    掃除の途中だったが、店長に呼ばれて、従業員室に、向かった。
    「いただきます。」
    店長は、口は、とても悪いが、いい人だった。
    いつも、撲の分も出前を取ってくれた。      「おまえよ、仕事きつくないのか?」

    2005-06-20 07:24:00
  • 102:

    ユキ

    「大丈夫ですよ。結構、楽しいですよ。」     バイトを始めて、今日で、二週間だ。
    日曜以外、ずっとここに来て居る。        「なら、いいけどよ。しんどかったら、早めに言えよ。急に休まれたら、困るからな!」
    「はい。気を付けます。」バイトに来た時は、店長とこうやって、夕飯を二人で取る事が多かった。

    2005-06-20 07:31:00
  • 103:

    ユキ

    店長は、仕事は、厳しかったが、かわいがってくれた。           撲は、仕事に、体も慣れ、家に帰らないでいいので、バイトが、とても楽しくなってきていた。     タカシは、あまり遊べなくなったので、淋しそうにしていたが、大した問題も無く、バイトを始めて、一月たった。

    2005-06-20 07:48:00
  • 104:

    ユキ

    バイトを、していて。撲が楽しみにしている事があった。
    「おはようございます。」店の前の道路を、掃除していると、レイコが出勤して来た。         「おはよう。今日も、頑張ってコキ使われてね。」
    意地悪に笑いながら、店に入っていく。
    ほんの、数秒のやりとりだが、毎日、レイコの姿を見れるのが、とても嬉しかった。

    2005-06-20 07:59:00
  • 105:

    ユキ

    ブッ!         タカシが、飲みかけの牛乳を吹いた。       「汚いなぁ。大丈夫?」 ぼくは、ハンカチをタカシに渡した。       昼休み、僕らは、屋上で昼メシを食べている。   「おまえさぁ。おまえこそ、大丈夫か?」     撲が、レイコと会えるのが嬉しいとゆう話を、している途中だった。     「何が?」       「何がって、おまえ、自分の気持ち、気付いてねぇのかよ?」

    2005-06-20 08:07:00
  • 106:

    ユキ

    「気持ち?なんの事?」 タカシが、変な顔をして撲を見ている。      「おまえさ、今まで、女好きになった事ある?」  中一で、義母と肉体関係を持つ様になって、撲は、初恋も、まだだったのだが。義母のせいで、女嫌いになっていた。       勿論、女の子と付き合った事もないし、好きになった事も無い。
    「無いなぁ。」     撲は、タカシに素直に答えた。          「だろーな。おまえ、自分が、あの女の事好きなの気付いてないだろ?」

    2005-06-20 08:17:00
  • 107:

    ユキ

    ドクン         撲が、レイコを?    タカシは、動揺している撲を無視して、話を続けた。「おれさ。おまえが刺された時、初めて会ったじゃん?あの時、おまえの彼女かと思ったんだよ。だから、あの女に、聞いたんだ。」ドクンドクン
    「そしたら、違うってゆーし。なんか、あの女得体が知れねえじゃん。おまえの怪我治せるし、風俗嬢だし。」

    2005-06-20 08:24:00
  • 108:

    ユキ

    ドクン         「彼女の事、悪く言うな!」
    また、だ。       タカシは、にやにやして、撲を見ている。
    「おまえさ、こないだ、おれにキレた時と、今、一緒の気持ちだろ?」
    確かに、そうだ。撲は、自分の、この感情が、なんなのか分からなかった。

    2005-06-20 08:29:00
  • 109:

    ユキ

    撲に、赤い傘をくれた。 夢と、刺された時、二回助けてくれた。
    年齢不詳で、黙ってれば、すごい美人。      撲に、対しては、かなり毒舌。          風俗嬢で、不思議な力を持っている。       これが、撲の知ってるレイコだ。昼休み、タカシと喋ってから、撲はずっと、考えていた。

    2005-06-20 08:37:00
  • 110:

    ユキ

    レイコに、対する感情は、何になるんだろう?
    ちゃんと、喋った事も数えるしかないし、やさしい言葉を、かけられた事もない。           それどころか、助けてもらったとはいえ、タダ働きを、強制されている。   普通、こんな扱いをされてて、好きになるだろうか?

    2005-06-20 08:47:00
  • 111:

    ユキ

    「おい!看板つけてきたか?何ぼーっとしてんだ?」店長に、怒鳴られ、我にかえった。        「すいません。」
    撲は、急いで、表に出て看板の電気を付けた。
    もう、夜七時だが、あたりはまだ、少し明るい。
    梅雨明けもして、本格的に、夏が始まろうとしていた。
    夜だとゆうのに、空気が熱い。少し、外に出ただけで、汗が出てくる。    すると、路地から、レイコがこちらに、向かって来るのが見えた。

    2005-06-20 08:57:00
  • 112:

    ユキ

    ドクン!        タカシの言葉を、思い出す。           ジブンガスキダッテコトワカッテナイノカヨ                レイコが、近づいてくる。ドクンドクン      「お・・」       あいさつを、する前に、撲の目の前で、レイコが倒れた。

    2005-06-20 10:13:00
  • 113:

    ユキ

    「昨日、客多かったからなぁ。」         店長が、レイコの額に、冷たいおしぼりを、当ててあげている。       レイコは、意識が無く、青い顔をしていた。
    撲は、レイコを、店の中まで、運んだ。今は、事務所のソファーに寝かしている。           「小僧、レイコの事好きか?」

    2005-06-20 10:21:00
  • 114:

    ユキ

    店長が、撲に、いつになく真剣な顔で、聞いてきた。撲は、黙ってしまった。 「まぁ、いいや。レイコの力については、知ってるか?」          撲は、首を縦に振った。 「そうか、じゃあ、気味が悪いとおもったか?」
    撲は、首を横に振った。 店長は、それを、確認してから、レイコの事を話しだした。

    2005-06-20 10:29:00
  • 115:

    ユキ

    レイコは、不思議な力を持っている。       ふらりと、半年前、この店で働かせてくれと、レイコは、店に入ってきた。
    この業界では、身分も学歴も関係ないので、その日から、レイコは、この店で働く事になった。     一月も、経たない頃に、レイコは、この店のナンバー1になった。      しかし、それだけでなく、驚く事が起こった。

    2005-06-20 10:35:00
  • 116:

    ユキ

    始めは、レイコの飛び抜けたルックスと顔で、お客がついたんだと、店長も、店の人間も思っていた。  しかし、お客が異常な程、レイコを目当てで集まる様になり。予約だけで、二ヵ月先まで埋まる程だった。客の中には、金なら、いくらでも積むから、会わせてくれと、頼むものが次々出て来た。

    2005-06-20 10:42:00
  • 117:

    ユキ

    レイコの、お客達は、口をそろえて、彼女では、ないとダメだという。
    もともと、肉体的な満足を得る為に来る所なのだが。レイコの客は、そういったものに、興味がなく、レイコ目当てに来ていた。
    さすがに。店長も不思議なり、レイコの客に、聞いた。何が、そんなに引き付けるのか?

    2005-06-20 10:48:00
  • 118:

    ユキ

    皆、ゆう事は、一緒だった。           言葉には、出来ない、だが、自分がこんなに癒されたのは、初めてだ。    店長は、ある日レイコに、お金を、払うから、客と同じ事をしてくれ。と頼んだ。レイコは、それを承諾した。

    2005-06-20 10:52:00
  • 119:

    ユキ

    途中までは、レイコは、なんら、ふつうの風俗嬢と変わらない仕事をした。
    しかし、レイコが、店長を抱き締めた時だった。  「なんか、いきなりさぁ。からだが、温かくなってさ、風呂ん中に浸かってるみたいなさぁ。そう、かあちゃんに、抱いてもらってる様な感じだな。」    そして、気が付いて、レイコを見ると、優しく微笑んでいた。

    2005-06-20 11:00:00
  • 120:

    ユキ

    「ちょっと、最近頑張りすぎてたからなぁ。こんな、ほせぇ体で。」
    店長は、こまめに、おしぼりを替えてあげている。
    「俺はさ、よく分かんねーけど、この子にすごい力があるのは、分かる。でも、それと、同時に、この子が重たいもんを、背負っちまってんのも分かるんだよ。」

    2005-06-20 11:10:00
  • 121:

    ユキ

    「客にしたら、自分を癒してくれる神様みてえなもんかも、しれねぇが、俺から見たら、自分を削ってまで、他人の為に頑張ってる、けなげな普通の女の子にしか、見えねんだよ。」
    そっと、店長が、レイコの髪をなでた。

    2005-06-20 11:18:00
  • 122:

    ユキ

    それは、まるで、親が、自分の子供を、慈しんでる様に見えた。       「小僧、惚れた女を命かけて守るのが、男だぞ。」 にやりと、撲を見て笑った。

    2005-06-20 11:22:00
  • 123:

    名無しさん

    ?しぉり?

    2005-06-20 16:43:00
  • 124:

    名無しさん

    いい店長さんだぁ☆

    2005-06-21 02:52:00
  • 125:

    ユキ

    ?130さん??131さん?読んで頂いてm(__)m主は、おっさん好きなので?ついつい、店長は、力入れて書いてしまいます??

    2005-06-21 09:07:00
  • 126:

    ユキ

    ジーワジーワ
    アブラぜみが、元気よく鳴いている。
    空は、よく晴れ。雲一つない。
    歩いているだけで、汗がどんどん、出てくる。
    撲は、見知らぬ道を、店長が書いてくれた地図を、頼りに歩いていた。

    2005-06-21 09:14:00
  • 127:

    ユキ

    地図どおり、歩いて行くと、古びたアパートに、たどり着いた。
    レイコが、住んでいるアパートだ。

    2005-06-21 09:16:00
  • 128:

    ユキ

    「今日は、仕事はしなくていいから、見舞いに行ってやってくれ。」
    今日、店に行くと、店長に言われた。       「昨日、目が覚めてから、送ってやったが。あんまり、体調よくねんだよ。」 撲は、昨日の青白い顔した、レイコを、思い出す。
    「病院とか、行かなくていんですか?」      「レイコが、行きたくないつっーんだよ。」

    2005-06-21 09:28:00
  • 129:

    ユキ

    「俺は、仕事があって、行けねえからよ、お前が代わりに、様子見て来てくれ。頼んだぞ。」      カンカンカン
    階段を、上がり、レイコの部屋を探す。
    「あった。」

    2005-06-21 09:32:00
  • 130:

    ユキ

    撲は、呼び鈴を、鳴らした。           キンコーン キンコーン
    返事が無い。もしかしてと思い。ドアを、回すと鍵が開いていた。      「あのー。おじゃましますねー。」        間抜けな、声掛けをして、撲は、部屋に入った。

    2005-06-21 09:36:00
  • 131:

    ユキ

    部屋は、静かで、薄暗かった。          上がると、すぐにある台所のテーブルの上に、病院から処方された薬の袋が、いくつかあった。     撲は、台所と、部屋を仕切っている、ガラス戸を、ゆっくりと、引いた。

    2005-06-21 09:45:00
  • 132:

    名無しさん

    続き気になる??

    2005-06-21 19:52:00
  • 133:

    ユキ

    六畳の、畳の部屋には、ベットと、小さなテーブルしかない。        カーテンは、締め切られていて、薄暗い。     冷房が、寒いくらい効いている。

    2005-06-22 08:36:00
  • 134:

    ユキ

    一度、撲は、ここに来た事があるが、辺りを見る余裕など、なかった。
    この間、帰る時は、出てすぐ、タクシーで帰ったので、場所も覚えていなかった。

    2005-06-22 08:51:00
  • 135:

    ユキ

    ベットの上には、レイコが寝ていた。       顔を、覗くと、昨日より、顔色は、よくなっていた。静かに、寝息を立てている。

    2005-06-22 08:58:00
  • 136:

    ユキ

    少し、ほっとした。
    今日、学校に行っている間も、ずっと心配していた。店長の、頼みは、ほんとに、ありがたかった。
    撲は、コンビニの袋から、水を取出し、ベットの脇に座って飲みほした。   「あたしにも、ちょーだいよ。」

    2005-06-22 09:07:00
  • 137:

    ユキ

    びっくりした。
    ベットの方を、見るとレイコが、寝たまま、顔だけ撲の方を見ていた。
    撲は、レイコに飲みかけの、ペットボトルを渡した。「ありがと。」
    上半身を、だるそうに起こし、レイコは、水を飲んだ。

    2005-06-22 09:15:00
  • 138:

    ユキ

    その仕草が、なんだか、とても、エッチに見えた。
    薄いキャミ一枚を、肌に付けているため、ノーブラの胸の形がまる分かりだった。           撲は、目のやり場に困り、レイコから、目をそらした。           「体、大丈夫ですか?」

    2005-06-22 09:22:00
  • 139:

    ユキ

    撲は、ヨコシマな気持ちを、誤魔化すように、話しかけた。
    「まぁ。昨日よりは。」 レイコは、ベットから、起きて、床に落ちていた、カーディガンを羽織った。
    「これで、大丈夫?」
    レイコは、にやりと、撲を見て笑った。

    2005-06-22 09:47:00
  • 140:

    ユキ

    「ねえ、タバコ持ってる?」
    撲は、レイコに自分の持っていた、タバコを渡した。
    レイコは、カーテンを、開け、窓を少し開けて、タバコに火を付けた。    部屋が、急に明るくなり、撲は、自分の顔が赤い事が、レイコにばれていないか、ドキドキした。

    2005-06-22 09:54:00
  • 141:

    ユキ

    「あんたってさ、分かりやすいよね。」
    レイコは、そう言いながら、笑った。       ドクン         やっぱり、レイコは、綺麗だなと思った。
    「ほら。また、あたしの顔、見とれてるでしょ。」
    「!!」
    レイコが、撲の顔を覗き込む。
    「からかわないで下さい。」
    撲は、顔をそらした。

    2005-06-22 10:00:00
  • 142:

    ユキ

    ドクンドクン      「素直じゃないわねぇ。」レイコは、タバコをふかしながら、また、笑った。 「あの、前から思ってたんですけど。撲の事からかうの、すごくたのしんでるでしょ?」
    「うん。すごい、楽しい。」           レイコは、意地悪く微笑んだ。

    2005-06-22 10:04:00
  • 143:

    ユキ

    「なんか、そうゆうの、性格悪いですよ?」
    「今頃、気付いたの?」 しゃあしゃあと、言ってのけた。
    ほんと、店長のゆう通りだ。
    『レイコはさぁ、見た目、いんだけどよ、口は悪いし、いい性格してっからなぁ。小僧、せいぜい遊ばれない様に気ぃ付けろ。』

    2005-06-22 10:10:00
  • 144:

    ユキ

    昨日、そう、最後に言われたのだ。        「何買って来てくれたのー?」
    レイコは、ガサガサと、撲が持ってきた、コンビニの袋を漁りだした。    「うわ。最悪!」

    2005-06-22 10:14:00
  • 145:

    ユキ

    「あたしの、食べれるもの無いじゃん!」     「え!?」       とりあえず、飲み物と、チョコレートと、ヨーグルトと、サンドイッチを買って来た。         「あたし、お菓子と、乳製品と、パン嫌いなの。」 レイコが、撲を軽く睨みながら言った。

    2005-06-22 10:19:00
  • 146:

    ユキ

    「すいません。」    口を、とがらしてすねている。かわいい。     「じゃあ、何食べたいですか?」
    「そうめん!ねぎたっぷりのやつ!」
    レイコは、目を、キラキラさせながら、撲に訴える。「じゃあ、コンビニ行ってきますよ。」      「えーやだ。」

    2005-06-22 10:23:00
  • 147:

    ユキ

    「違うのー!茹でたてのが食べたいの!コンビニのいや。」
    「え、撲に作れと?」  「うん。材料ないから、スーパー行って来てね。今日、仕事ないんでしょ?これぐらい、いーでしょ?」 満面の笑みで、レイコは、撲を見ている。

    2005-06-22 10:28:00
  • 148:

    ユキ

    外に、出ると、陽が、落ちかけていた。
    撲は、結局、レイコの言う通り、スーパーにむかっている。         ほんとに、レイコはわがままだ。
    でも、撲は、全然いやじゃなかった。
    逆に、わがまま言われるのがうれしかった。    わがままを、ゆう、レイコが、とても、かわいかった。           「ヤバイなぁ。」    撲は、ぼやきながら、スーパーへ、急いだ。

    2005-06-22 10:37:00
  • 149:

    ユキ

    その日から、レイコは、店を休む様になった。
    撲は、店長に、店は休んでいいから、見舞いに、毎日行く様に、言われた。
    撲は、学校が終わると、スーパーに行き、レイコの家に行く様になった。

    2005-06-22 10:52:00
  • 150:

    ユキ

    レイコは、ものすごい偏食で、食が細いので、大変だった。
    母が、早くに亡くなり。小さな頃から、家事をしていたおかげで、撲は、料理が人並みに、出来る。   弁当や、ファーストフードを、一切食べない、レイコの為、撲は、好みを考えて、毎日、ご飯を作ってやった。

    2005-06-22 11:00:00
  • 151:

    ユキ

    外に、出るのを、いやがるレイコの為に、買い出しにも行く。
    あげくには、洗濯や、掃除もする様になった。

    2005-06-22 11:03:00
  • 152:

    ユキ

    タカシに、家政婦か、おまえは、と、つっこまれた。その通りだな、と、思う。一週間程すると、撲は、レイコについて、色々分かってきた。

    2005-06-22 11:07:00
  • 153:

    ユキ

    撲が、居る時以外、一日中寝て、過ごしている。  必要最小限しか、外に出ない。          携帯は、持っているが、ほとんど電源を、切っていて、使っていない。
    テレビや、音楽などに全く興味が無い(レイコの家には、テレビも、オーディオ関係のものも一切ない。)

    2005-06-22 11:17:00
  • 154:

    ユキ

    服や、流行りのものにも、一切興味が無い。
    唯一、興味があるのが、本で、押し入れの中いっぱいに、本が置いてある。
    知れば、知る程、撲が、知ってる様な、女の子とは、何もかも、違っていた。

    2005-06-22 11:23:00
  • 155:

    ユキ

    レイコは、本当に、俗世間から、離れている生活をしていた。
    たぶん、二十歳前後のはずのレイコは、同世代の女の子からすると、とても、変わってるだろう。

    2005-06-22 11:28:00
  • 156:

    ユキ

    「こんな、生活してて、楽しいんですか?」
    今日の献立は、肉抜きギョーザと、ポテトサラダだ。変な、組み合わせだが、今日の、レイコのリクエストだ。
    「楽しいよ。最近、特に。」

    2005-06-22 11:35:00
  • 157:

    何かレイコって栗山千明ってイメージやわぁ…。

    2005-06-22 12:30:00
  • 158:

    未来

    ↑それ、わかる
    古いけど髪長い時の葉月りおなもぽくない?

    2005-06-22 19:11:00
  • 159:

    ユキ

    ?130さん?愛さん?未来さん??? 読んで頂いてありがとです。レイコのイメージを、想像していただけて、とても、嬉しいです。主は、レイコのモデルを、イメージしている人は、女優さんでいます。?? その人が、映画で演じていた娼婦さんが、すごいかわいくて??それでこの話を、考えました。     まだまだ、つづくので、おつきあいお願いしますm(__)m

    2005-06-22 22:01:00
  • 160:

    ユキ

    撲を、いたずらっぽく、見ている。        「今。自分が、一緒に居るからって思った?」
    「はい、はい、ちゃんと残さず食べて下さいね。」
    「ちぇー。反応が、おもしろくない!」
    レイコは、すねだした。
    撲は、レイコとの、やりとりも大分慣れてきた。

    2005-06-22 22:09:00
  • 161:

    ユキ

    その日、夕飯の後、めずらしく、レイコに、散歩に行こうと誘われた。
    近所の公園に、二人で歩いて行った。
    日は、もう暮れていて、暑さは、大分ましになっている。

    2005-06-22 22:18:00
  • 162:

    ユキ

    夏、独特の、青臭い匂いが、公園に、漂っていた。
    レイコが、ベンチに、座り、撲も横に座った。
    撲達は、話を、するでもなく、そこで、ぼんやりしていた。
    「ありがとう。」

    2005-06-22 22:25:00
  • 163:

    ユキ

    突然。レイコが、独り言の様に、つぶやいた。   「え?」        「あんたに、言ったの!」レイコは、そう言って、撲をにらんだ。 「あれ?照れてる?」  レイコの顔が、真っ赤になった。         「うるさい!」
    撲から、顔を背けた。

    2005-06-22 22:35:00
  • 164:

    ユキ

    その時の、レイコは、ありえない程かわいかった。
    その時、撲は、レイコを、抱き締めたくなった。
    手を、伸ばそうとした時、レイコが、ベンチから、立ち上がった。
    「暑い。帰ろう。」   レイコの、表情は、いつもの、無表情に戻っていた。

    2005-06-22 22:44:00
  • 165:

    ユキ

    家に着くと、レイコは、階段を昇る前に、立ち止まった。
    「ここで、いいよ。」  「あっ。はい。明日、何食べたいですか?」
    「明日から。仕事行くから。もう来なくていいから。」           そう、レイコは、普通に言った。         「わ、分かりました。おやすみなさい。」     「おやすみ。」     レイコは、撲の方を見ずに、階段を上がっていった。

    2005-06-22 23:59:00
  • 166:

    ユキ

    次の日から、撲は、レイコの部屋に、行かなくなった。
    期末テストの期間に、入ったので、バイトも、休ませてもらう事になった。
    撲は、レイコに、出会う前の、普通の生活に、戻っていた。

    2005-06-23 00:11:00
  • 167:

    ユキ

    学校に行き。放課後は、タカシと一緒に居る。
    家に、帰ったら、父が、居ないときは、義母の相手をする。
    そんな、撲の普段の生活だった。
    レイコに、出会う前と、なんら変わりは無かった。
    しかし、撲は、レイコに出会ってしまった。
    今、撲の心には、大きな穴が開いてるみたいだった。

    2005-06-23 00:21:00
  • 168:

    名無しさん

    ごめんなさい、ずっと気になってんねんけど
    「僕」が「撲」になってるんはわざと?最初は「僕」なのに…?

    2005-06-23 00:25:00
  • 169:

    ユキ

    日が立てば、立つ程。一つの想いが、募っていった。「おまえさぁ、最近益々、元気無くないか?」   「そーかなぁ?」    放課後、タカシと、ファーストフード店で、お茶していると、タカシが心配そうに聞いてきた。     「まぁ。来週でテストも終わるし。パーッとはじけよーぜ!」        「ああ。」       撲は、適当に相づちを打つ

    2005-06-23 00:32:00
  • 170:

    ユキ

    「じゃ、空けとけよな!」「え?」        撲は、ぼんやりしていて、タカシの話を、聞いていなかった。
    「ごめん、聞いてなかった。」          「ばかやろー。ちゃんと聞いとけよ!」      タカシが、怒った。   「ごめん。ごめん。」

    2005-06-23 00:36:00
  • 171:

    ユキ

    「試験の最終日の夜。空けとけよ!パーティーするからよ。」        楽しそうに、タカシが話す。           「ああ、うん。分かった。あんまり、遅いのは無理だけど。いいかな?」   バイトや、レイコの部屋に行っていた時。(レイコの部屋に行っていた時は、バイトだと義母に、嘘をついていた。)帰りが、遅くて、かまってもらえなかった、義母が。前にも増して、遅く帰る事に対して、うるさくなっているのだ。

    2005-06-23 01:05:00
  • 172:

    ユキ

    「大丈夫だって!なんせ、主役は、おまえなんだから。」          タカシは、にやっと笑った。           撲は、ぼんやりしていたので、タカシのことばに、対して、その時は、疑問を覚えなかった。      
    後に、撲は、この時の事を、後悔する事となる。

    2005-06-23 01:12:00
  • 173:

    ユキ

    撲?僕です 訂正です???????すいません。175さん?ありがとですm(__)m馬鹿な、主で、申し訳ないです。今。読み返したら????誤字が、あったりして???申し訳ないです。これから、気を付けますね。すいませんでした。

    2005-06-23 01:21:00
  • 174:

    名無しさん

    いえいえ続き楽しみにしてます?

    2005-06-23 01:46:00
  • 175:

    ユキ

    派手な。機械的な、音楽。タバコの煙。      ひしめきあう、若い男女。僕は、人の波を、漂いながら、タカシを、探していた。           期末試験が、終わった金曜日。僕は、タカシに、誘われ、クラブに来ていた。

    2005-06-23 02:07:00
  • 176:

    ユキ

    僕は、タカシに、言われた時間より、一時間も遅刻してしまった。      先に、入っていると、言われたので、タカシを、探しているのだが、この、人混みの中、見つけるのは、困難だった。       あきらめかけた時だった。僕の、携帯が、ジーパンの後ろポケットで、震えているのが、分かった。

    2005-06-23 02:16:00
  • 177:

    ユキ

    タカシは、二階にある、VIPルームに、早く来いと言った。
    僕は、人混みをかきわけ、急いだ。
    VIPルームに着き。黒い扉を開けた。       「遅かったな。」

    2005-06-23 02:24:00
  • 178:

    ユキ

    タカシが、僕を、出迎えた。
    もう、相当飲んでいるのだろうか、足元が、おぼつかなくなっていて、僕に抱きついてきた。      「タカシ、飲みすぎ!」 タカシは、へらへら笑っている。

    2005-06-23 02:28:00
  • 179:

    ユキ

    「先輩の一人がさ、ここの店長してんだよ。」
    タカシは、僕に、抱きついたまま、喋り掛けてくる。「おい!タカシ何やってんだ!主役は、そいつか?」ここにいる男達の中で、一番ごつくて、ガラの悪そうな男が、タカシに話掛けて来た。         「はい。田中さん。」  タカシが、僕から、離れた。

    2005-06-23 02:44:00
  • 180:

    ユキ

    「初めまして。王子さま。」           にやにやしながら、田中とゆう男は、僕に、あいさつしてきた。
    「じゃあ、そろそろお前、準備して来いよ。」
    「はい。」
    タカシは、どこかに行ってしまった。
    「ほら。王子さま。こっち来いよ。一緒に飲もうぜ。」

    2005-06-23 02:49:00
  • 181:

    ユキ

    僕は田中に、呼ばれ、隣に座った。
    辺りには、酔っ払って、濃厚なキスや、いちゃついてるカップルが、何組か居た。           「そんな。キョロキョロすんなって、ほんとに、かわいいねぇ。」      田中は、僕を、見て笑った。感じが悪い。     「タカシから、きみの事聞かされてるよ。」    田中は、タバコに、火を付けた。しかし、よく見ると、それは、葉っぱを、丸めているものだった。

    2005-06-23 02:57:00
  • 182:

    ユキ

    「!!」        味わった事の無い、苦い味が舌に、広がった。   「うまいだろ?」    田中が、僕の顔を見てにやにやしている。     「はい。」       なんだか、ばかにされたくなくて、僕は、嘘をついた。           僕は、舌の味をごまかす為、そのへんにあった酒を、一気に、飲み干した。  「それ、ウオッカストレートだぜ?大丈夫か?」

    2005-06-23 03:09:00
  • 183:

    ユキ

    「大丈夫です。」    大丈夫な、訳がない。僕は、酒は、あまり強くない。ウオッカストレートなんて、初めて飲んだ。    もう、すでに、顔が、ほてってきたのが、分かった。「ほんとに、かわいいね。きれいな顔してるし。体も細くて、」       田中が、僕の顔を触った。「肌もきれいだ。こりゃ、今日は、見物だな。」

    2005-06-23 03:18:00
  • 184:

    RYO

    age!!読ませて頂いてます('∇'*)めちゃめちゃ、おもろい。頑張って下さいね。早く続きが読みたい。

    2005-06-23 03:49:00
  • 185:

    ユキ

    田中は、僕を、上から下まで、舐める様に見た。  その目は、蛇みたいに、無機質で、嫌悪感を覚えた。「あの、今日、何をするんですか?僕が、主役って、何のことですか?」   僕は、田中の手を、払いのけ、質問した。     「聞いてないのか?まぁ、始まれば分かるよ。」
    にやりと、田中が笑った。すると、部屋の明かりが、いきなり、消えた。

    2005-06-23 07:07:00
  • 186:

    ユキ

    そして、明かりが、一ヶ所だけ付いた。      さっきは、気付かなかったが、部屋の奥に、小さなステージがあって、そこだけ、ライトが当たっていた。ステージの、後ろは、黒いカーテンが、かかっていた。           「さぁ。パーティーの始まりだ。」        田中が、嬉しげに言った。

    2005-06-23 07:12:00
  • 187:

    ユキ

    ステージの、奥のカーテンから、タカシが、出て来た。           「!!」        タカシは、右と、左に、人を、連れていた。    二人とも、僕の知っている人間だった。

    2005-06-23 07:15:00
  • 188:

    ユキ

    右は、男で、もう、顔の形が変わる程殴られていた。体も、相当やられたのだろう。立っているのが、やっととゆう感じだ。    その男は、僕を、刺したやつだった。       左は、女の子だった。  下着姿にされていて、泣きながら、青い顔をしている。           その女の子は、僕に、屋上で告白してきてくれた子だった。         そして、二人共、首輪を、付けられていて、その首輪に付いている鎖を、タカシが持っていた。

    2005-06-23 07:23:00
  • 189:

    ユキ

    「レディス、あーんど、ジェントルメン!今夜は、パーティーだー!!」   タカシが、大声で、さけんだ。          周りの、人間達も、盛り上がり出し、叫んでいる。 僕は、頭が、益々、がんがんしてきた。

    2005-06-23 07:28:00
  • 190:

    ユキ

    「えーでは、今日の、メインイベント!奴隷オークションです!」      また、タカシは、叫んだ。周りの、人間も、さらに盛り上がり、叫びだす。  「えー。この二人は、最低な、人間なので、罪を、つぐなう為、ここに連れて来られました!」

    2005-06-23 07:34:00
  • 191:

    ユキ

    「男の方の罪は、殺人未遂です。僕の、大事な友達を。」          タカシは、泣き真似をしたまま、男を、蹴った。  周りから、笑いが起こった。           首輪に繋がれた、男は、よろけながらも、なんとか立っている感じだ。

    2005-06-23 07:42:00
  • 192:

    ユキ

    「そして、女の方。かわいいねー。」       タカシは、女の子の顔を、片手でつかんだ。    「この女、かわいい顔して、隣の男に、僕の、友達を、いためつける様に、頼んですよ。いやー、恐いね、女は。」        タカシは、乱暴に、手を離した。         「どうして?」

    2005-06-23 08:28:00
  • 193:

    ユキ

    女の子が、タカシを、にらんだ。         「どうして、あたしがここまで、されなきゃいけないのよ!」        タカシが、女の子の頬を、軽く叩いた。      「お前が、そこの男に、頼まなかったら、俺のダチは、刺されなかったんだよ!」           タカシは、ドスの効いた声で、怒鳴った。

    2005-06-23 09:01:00
  • 194:

    ユキ

    「だって、まさか、刺したりするなんて、思って無かったんだもん!」    女の子は、涙を流しながら訴えた。        「今さら、かわいぶるんじゃねーよ!」      もう一度、女の子の頬を、タカシは殴った。    周りは、それを見て、ひやかしたり、笑っている。 「お前も、そっちの男も、今日だけ、がまんしてりゃいんだよ。」      タカシは、冷ややかに言い捨てた。

    2005-06-23 09:09:00
  • 195:

    ユキ

    「タカシ!もう、やめろ!僕なら、もういいから!」僕は、目の前の光景に、耐えれなくなり、叫んだ。 「おまえが、許しても、俺は、納得できねーんだよ!」           タカシが、僕の方を見ずに言った。        「王子さまは、黙って見てりゃいんだよ。」    立ち上がった僕を、田中が、撲の手を、つかんで、座らせた。      
    「お前も、痛い目に合わされたいのか?」     田中は、ズボンのポケットから、バタフライナイフを、取出し、テーブルに、思い切り刺した。

    2005-06-23 09:22:00
  • 196:

    ユキ

    それを、見ていた、周りは、静まりかえった。   「どうした?タカシ!続けようぜ。」       田中は、にやりと笑った。「はい。でわ。始めます。今から、ジャンケンゲームをします。最後まで、勝った人は、この二人を、自由に、出来ます。さあ、みなさん、ご起立を!」

    2005-06-23 09:27:00
  • 197:

    ユキ

    周りは、また、ざわめきだし、みをな、その場に立ち始めた。
    「こんなの、どうかしてる!頭おかしいです!」  僕は、酔っていて、ふらふらだったが、田中に、怒鳴った。         「タカシが、言いだしたんだよ。おまえの、代わりに痛い目にあわせてやりたいからって、王子さまの為に、やってんだぞ。」    「こんな事、僕は、望んでない!」         田中は、馬鹿にした様に、僕を、見ている。    「じゃあ、ジャンケンゲームに、勝って、あの二人を、解放してやればいい。他のやつが、勝てば、あの二人は、ひどい目に合うだろうからな。」

    2005-06-23 09:39:00
  • 198:

    ユキ

    「こうゆうパーティーは、何回かしてるけど、俺も、さすがに、エグイと思う時あるもんなぁ。」     田中は、にやにやと、僕を見ている。       この、最低やろう!   「じゃあ、いきまーす。ジャンケン!」       タカシが、叫び出した。
    「ほら。始まった。」

    2005-06-23 09:45:00
  • 199:

    ユキ

    僕は、あわてて、立ち上がった。   
     「はーい。最初は、チョキでした。」       僕は、グーだった。   半分ぐらいの、人数が、座った。         「はい、二回目いきまーす。」

    2005-06-23 09:49:00
  • 200:

    楽しみにしてます。ご苦労様です。

    2005-06-23 11:41:00
  • 201:

    名無しさん

    ??

    2005-06-23 21:50:00
  • 202:

    名無しさん

    気になる???

    2005-06-24 18:52:00
  • 203:

    age!!

    2005-06-25 02:21:00
  • 204:

    ユキ

    「ジャンケン、ホイ!」   僕は、祈る様な気持ちで、チョキを出した。   「はい!次は、パーでした。」           僕は、ほっとした。   残ったのは、僕と、あと一人、二人だ。      「はい。でわ、これが最後になりそうですね。ジャンケン、ホイ!」

    2005-06-25 04:30:00
  • 205:

    ユキ

    タカシが、一瞬。僕のほうを見た。        「はーい。グーでした。」  僕は、グーだった。   だが、残った、もう一人もグーだった。     「あいこでしたねー。残念!」           辺りの視線は、残った、僕ら二人に、注目されていた。

    2005-06-25 04:38:00
  • 206:

    ユキ

    「お前さぁ、クリームパン好きか?」
    タカシが、首輪に繋がれている男に、話し掛けた。 「え?」
    男は、おびえながら、タカシを見ている。
    「答えれねーのかよ!」
    タカシは、一発、男に蹴りを入れた。       周りは、それを、見て、笑いだした。
    しかし、それが、タカシから、僕への合図だった。
    「はーい。いきまーす。ジャンケン、ホイ!」

    2005-06-25 10:35:00
  • 207:

    ユキ

    僕は、パーを出した。
    もう一人は、チョキを出した。
    「はい。決まりましたね!あなたが、こいつらの今日のご主人様です!」
    タカシが、ステージから、二人を、連れて来た。

    2005-06-25 10:39:00
  • 208:

    ユキ

    「二人を、どうぞ、好きにして下さい!」
    タカシが、持っていた、二人を繋いでいる鎖を、渡した。

    2005-06-25 10:41:00
  • 209:

    ユキ

    タカシの、手は、ごつくて、肉厚だ。
    『見て、見て、おれの手!』
    こぶしを、作り、タカシは、僕に、うれしそうに、言ってた事を、覚えていた。『なんかさ、クリームパンみてえで、おいしそーだろ?』

    2005-06-25 10:49:00
  • 210:

    ユキ

    タカシは、グーを、出した。
    「ごめんな。勝手な事して。」
    鎖を、僕に、渡す時、タカシが、耳元でささやいた。「王子さま。よかったね。どうする?この二人?」

    2005-06-25 10:53:00
  • 211:

    ユキ

    田中が、にやにやしながら、聞いてきた。
    「この二人、僕の好きにしていいんですよね?」
    首輪に、繋がれている二人は、震えながら、下を向いている。
    「ああ。好きにしろよ。」

    2005-06-25 10:56:00
  • 212:

    ユキ

    「分かりました。」
    僕は、机に、刺さったままになっていた、ナイフを、手に持ち、引き抜いた。
    辺りが、静まり返った。
    「好きにします。」
    僕は、ナイフを、二人に、向けた。

    2005-06-25 11:00:00
  • 213:

    ユキ

    「やっ、やめてくれ!俺が悪かった!」
    僕を、刺した男が、泣きながら、訴えた。
    「殺すなよ。」
    田中が、僕に言った。
    僕は、ナイフを、持った手を、振り下ろした。
    「ぎゃー!!」

    2005-06-25 11:03:00
  • 214:

    ユキ

    男の、叫び声が、辺りに響いた。
    「早く!逃げろ!!」
    僕は、首輪と、鎖がつながっていた、革の部分を、ナイフで、切った。
    鎖が、切れた二人は、首輪を、付けたまま、走って、部屋を、出ていった。

    2005-06-25 11:08:00
  • 215:

    ユキ

    周りの、人間は、その光景に、あっけにとられていた。
    「タカシ、帰ろう。」
    タカシは、僕の顔を、見ない。
    「一緒に、帰ろう。こんなとこ、いちゃだめだ。」
    ガッ!
    突然、後ろから、僕は、髪の毛を、つかまれた。
    「やるじゃん。王子さま。」

    2005-06-25 11:15:00
  • 216:

    ユキ

    後ろを、見ると田中がいた。僕の、髪の毛を、思い切り、ひっぱり、田中は、自分の顔を、近付けてきた。「王子さま。こんな所で、悪かったね。でも、君の、友達の、タカシ君は、こんな所でしか、居場所がない奴なんだよ。」

    2005-06-25 11:21:00
  • 217:

    ユキ

    「田中さん!やめて下さい!」
    タカシが、顔を、上げずに、叫んだ。
    田中は、薄笑いを、浮かべながら、僕を、見ている。田中の目は、ガラス玉みたいで、無機質だった。
    「へえ、タカシお前、王子さまには、なんもゆってねんだな。」
    田中が、口を、ゆがめて笑った。
    「じゃあ。教えてやるよ。」

    2005-06-25 11:38:00
  • 218:

    ?

    ???

    2005-06-25 16:12:00
  • 219:

    名無しさん

    ??

    2005-06-25 21:12:00
  • 220:

    ユキ

    ?211さん?212さん?♪さん??ありがとです(^ε^)-☆Chu!!まだまだ、頑張ります???おつきあいお願いします???

    2005-06-25 23:45:00
  • 221:

    ユキ

    「タカシはなぁ。警察官の、親父に、反抗する為に、俺らのグループに、入ったんだよ。」
    タカシは、下を、向いたままだ。
    「くすりや、喧嘩や、女をマワス事だって、タカシは、なんとも、思ってねーんだよ。」

    2005-06-25 23:52:00
  • 222:

    それから、それからー?

    2005-06-26 01:28:00
  • 223:

    名無しさん

    気になるよお

    2005-06-26 04:10:00
  • 224:

    ユキ

    「今日の、パーティーだってタカシが、思いついたんだよ!なぁ!タカシ!なんとかゆえよ。」
    タカシは、ばつが、悪そうに、こっちを見た。
    「なのに、王子さまが、しらけさせたんだぜ?責任取ってもらうぜ?」

    2005-06-26 06:44:00
  • 225:

    ユキ

    田中は、撲の顔に、自分の顔を、近付けた。
    「パーティーは、これからだよ、王子さま。」
    田中は、強引に、僕にキスをした。
    抵抗したが、田中の力は、強かった。
    田中の舌が、僕の口の中に、入ってくる。
    気持ち悪い、感触。僕の、全身の毛が、逆立った。

    2005-06-26 06:50:00
  • 226:

    ユキ

    ゴクン!
    田中は、僕から、顔を離し、満足気な、顔をした。
    「!?ゴホ!ゴホ!」
    田中に、僕は、口うつしで、何か飲まされた。
    僕は、必死で、吐きだそうとしたが。無理だった。
    「おい!お前ら、こいつを、ステージに連れていけ!」

    2005-06-26 06:55:00
  • 227:

    ユキ

    田中が、周りに、いた男達に、声を掛けた。
    三人の、男達に、おさえられ、力が、かなうはずもなく、僕は、ステージまで、引きづられていった。
    「ちょっと!田中さん!こんなの、聞いてないっすよ!」

    2005-06-26 06:59:00
  • 228:

    ユキ

    「タカシ、お前、俺に逆らえると思ってんのか?」
    田中は、タカシを、にらんだ。
    「おい。誰か。タカシおさえとけ!」
    周りの、残った男達が、馬乗りになり、抵抗するタカシを、おさえつけた。
    田中は、それを、確認すると、ステージに、上がって来た。

    2005-06-26 07:04:00
  • 229:

    ユキ

    僕は、あおむけに、寝かされる様に、おさえつけられていた。
    「お前、童貞なんだってな?」
    上から、田中が、僕を、見下ろす。
    「喜べ。今から、童貞喪失させてやるよ!おい!タカコ!こっち、来い!」

    2005-06-26 07:09:00
  • 230:

    ユキ

    「やめろ!!」
    僕は、さけんで、抵抗した。何故か、体に力が、入らない。
    僕を、おさえつけている、奴らが、僕の服を、次々と、剥いでいく。
    僕は、トランクス一枚に、されてしまった。
    「そろそろ、効いてきたろ?」
    田中が、しゃがみ込んで、僕の顔を、つかんで、また、キスをしてきた。
    「ほら。すげー事に、なってんぞ!」

    2005-06-26 07:21:00
  • 231:

    ユキ

    田中は、僕の下半身を、見ながら、笑った。
    体が、熱い。
    頭が、ぐらぐらして、何か、ゆってやりたいのに、言葉が出ない。
    周りの、声が、遠くから聞こえてくるみたいに、遠かった。
    ぼんやりとした、視界の中で、タカコと田中が、僕の横で、キスを、しながら、絡み合っている。

    2005-06-26 07:26:00
  • 232:

    ユキ

    タカコは、田中に、乳首と下半身を、攻められ、気持ちよさそうに、あえいでいる。
    「あたし、もう、我慢できないよー。」
    タカコが、田中の、股間に手をのばす。
    「タカコ。後で、いくらでも、してやるから、まずは、王子さまと、やれ。」

    2005-06-26 07:33:00
  • 233:

    ユキ

    「わかったー。」
    とろんとした、目をした、タカコが、僕の上に、乗ってきた。
    田中が、僕の顔を、覗き込みながら、笑っている
    「後で、処女も、奪ってやるからな。」
    田中が、僕に言った。
    頭が、痛い。
    田中の顔が、ぐにゃりと、曲がりだした。
    ぐにゃ、ぐにゃと、顔の形が変わる。
    最後には、僕の知っている人間の顔に、なった。
    「義母さん!!」

    2005-06-26 07:42:00
  • 234:

    ユキ

    義母は、いつもの様に、気持ちの悪い、笑顔を、作っていた。
    「だから、いつも、ゆってるでしょ?」
    いつの、間にか、周りに、人が、いなくなっていた。辺りは、真っ赤に、染まっていた。
    僕は、自分の体が、地面に、少しづつ、引きづり込まれているのに、気付いた。

    2005-06-26 07:48:00
  • 235:

    ユキ

    「あたしに、隠れて、悪さばかりするから、こんな事になるのよ。」
    僕は、地面に飲み込まれていく。
    「所詮、あたしからは、逃げれないのよ!」
    義母は、僕を、上から、眺めながら、大きな声で、笑った。

    2005-06-26 07:53:00
  • 236:

    ユキ

    「うわーーー!!!」
    僕は、大声で、叫んだ。
    義母の顔が、田中の顔に、変わった。
    「離せえーーー!!」
    僕は、体を、思い切り、ばたつかせ、僕を、押さえていた、手を、ふり払った。
    周りの、人間達は、驚いた顔で、僕を、見ている。
    田中の、顔が、義母と重なる。
    「お前、俺に、勝てると思ってんのか?」

    2005-06-26 08:00:00
  • 237:

    ユキ

    僕は、ふらふらと、立ち上がり、田中の方に行った。「かかってこいよ!」
    田中が、僕を、挑発する。田中の顔が、また、義母になった。
    「出来るの?あたしに、反抗出来るの?」
    にやりと、義母が笑った。

    2005-06-26 08:04:00
  • 238:

    ユキ

    「うわぁーーー!!!」
    僕は、目の前の相手を、押し倒し、馬乗りになった。「ころしてやる!!」
    僕は、叫びながら、下に、居る相手を、力いっぱい、殴った。
    何度も、殴るうちに、自分の拳から、血が滲んでいるのが、分かった。
    殴っている、相手の顔が、誰か。僕は、分からなくなっていたが、かまわず、続けた。
    「もう、やめろ!!ほんとに、死ぬぞ!」

    2005-06-26 08:19:00
  • 239:

    ユキ

    タカシの、声が、聞こえた。
    僕は、殴るのを、やめた。僕の、下には、顔中血だらけで、意識の、無くなっている、田中が居た。
    辺りを、見回すと、僕を、押さえ付けていた男たちが、まるで、幽霊を見る様な目で、僕を見ている。

    2005-06-26 08:25:00
  • 240:

    ユキ

    ステージの、カーテンの陰に、タカコがいた。
    真っ青な、顔をして、こっちを、見て、ガタガタ震えている。腰が、抜けているみたいだった。
    僕は、そこらに、あった自分の服を、着て、ステージを、下りた。

    2005-06-26 08:29:00
  • 241:

    名無しさん

    なるべく略無くして頂けませんか??

    2005-06-26 08:32:00
  • 242:

    ユキ

    周りは、しんと、静まり返っていた。
    僕が、ふらふら、歩くと、皆、道を、あけた。
    「おい!大丈夫か?!」
    タカシが、僕の前に居た。心配そうな、顔で、僕を、見ている。
    「大丈夫。」
    僕は、無理矢理、笑顔作った。

    2005-06-26 08:34:00
  • 243:

    ユキ

    頭が、痛い。
    目を、開けると、見覚えのある、天井があった。
    「気が付いた?この、血だらけ、少年!」
    レイコが、僕の顔を、覗き込んだ。

    2005-06-26 08:38:00
  • 244:

    ユキ

    僕は、また、レイコの部屋のベッドで、寝ていた。
    「記憶あるの?」
    僕は、首を、横に、振った。
    本当に、何故、ここに居るか、わからない。
    「びっくりしたわよ!仕事から、帰ってきたら、部屋の前で、さあんたが、倒れてんだもん!」

    2005-06-26 08:44:00
  • 245:

    ユキ

    頭が、痛い。
    記憶を、僕は、必死で、辿った。
    クラブを、一人で出てから、僕は、ふらふら歩いていた。
    途中、気持ち悪くなり、何度か、吐いた。

    2005-06-26 16:22:00
  • 246:

    ユキ

    「帰らなきゃ。」
    何度も、つぶやいた。
    僕は、疲れ果て、路地に、座った。
    足を、投げ出し。空を、あおいだ。

    2005-06-26 16:33:00
  • 247:

    ユキ

    空は、真っ黒で、星も見えなかった。
    ポタ、ポタ
    僕の、手に、水滴が、落ちた。
    雨かと、思ったが、違った。
    僕の、涙だった。

    2005-06-26 16:37:00
  • 248:

    ユキ

    僕は、自分が、泣いてる事に、気付いた。
    「帰らなきゃ。」
    もう一度、つぶやく。
    どこに?家には、義母が居る。友達もいない。
    僕には、何もない。誰も、いない。
    涙が、後から、溢れてくる。

    2005-06-26 16:42:00
  • 249:

    ユキ

    僕は、自分が、世界に、一人、取り残された様な気になり、どうしようもなく、淋しい気持ちになった。
    我慢しきれなくなり、大声を、出しながら、思い切り、泣いた。

    2005-06-26 16:46:00
  • 250:

    ユキ

    しかし、僕は、僕の中に、残っている、たった一つのものを、思い出した。
    「いかなくちゃ。」
    僕は、泣くのを、止めて、立ち上がった。
    そして、走りだした。
    たった一人の、もとへ。

    2005-06-26 16:50:00
  • 251:

    ユキ

    「まったく、ベッドまで、運ぶの大変だったんだからね!」
    レイコは、文句を、言いながら、台所の方へ、行った。
    僕の、ひたいには、冷たい、タオルが、のせてあった。血が、滲んでいた手には、きちんと、包帯が、巻かれていた。
    「はい、水飲む?」

    2005-06-26 16:55:00
  • 252:

    ユキ

    レイコは、水が、入ったグラスを、僕に、差し出した。
    「?、大丈夫?ぼーっとしちゃって?」
    レイコが、僕の顔を、覗く。
    カシャーン
    水の、入った、グラスが、床に、落ちた。

    2005-06-26 17:00:00
  • 253:

    ユキ

    僕は、レイコの腕を、引き寄せ。ベッドに、押し倒した。
    レイコの両腕を、つかみ、自分の下に、組み敷いた。レイコが、僕を、まっすぐに、見ている。
    「会いたかった。」

    2005-06-26 17:07:00
  • 254:

    ユキ

    僕は、自分でも、分かるぐらい、情けない声を、出していた。
    「あなたに、ずっと、会いたかった。」
    家に、来なくていいと、言われて、僕は、本当に、ショックだった。

    2005-06-26 17:12:00
  • 255:

    ユキ

    どこかで、レイコとの日々が、これからも続くかもしれない、と、期待していたのだ。
    期待は、絶望に変わった。毎日が、苦痛でしかなかった。
    レイコに、会えない、毎日を、過ごす事が。

    2005-06-26 17:17:00
  • 256:

    ユキ

    「泣いてるの?」
    レイコが、聞いてきた。
    僕は、自分で、気付かなかったが、泣いていた。
    レイコの顔に、僕の涙が、落ちた。
    「悲しいの?」
    僕は、首を、横に振った。「じゃあ、なんで、泣いてるの?」
    僕は、答えた。

    2005-06-26 17:24:00
  • 257:

    ユキ

    「あたに、会えて、今、とても、うれしいです。」
    僕は、レイコの腕を離し、ベッドから、下りた。
    「すいませんでした。迷惑かけて。」
    玄関に、向かって歩く。
    「もう、いいの?」

    2005-06-26 17:35:00
  • 258:

    名無しさん

    ??

    2005-06-26 18:14:00
  • 259:

    ?

    ???

    2005-06-26 19:26:00
  • 260:

    名無しさん

    何か世にも奇妙な物語見てるみたいでこの小説読んでたら不思議な気持ちになる!!ケド面白い♪頑張って書いてなあ?

    2005-06-26 19:57:00
  • 261:

    ユキ

    ?269さん?270さん??271さん?????ありがとです???世にも奇妙な物語??そう言ってもらえて、うれしいです。?(笑)主も、大好きです。世に奇妙???

    2005-06-26 21:07:00
  • 262:

    あげ

    2005-06-27 02:09:00
  • 263:

    名無しさん

    あげ?

    2005-06-27 05:25:00
  • 264:

    ユキ

    「え?!」
    後ろを、振り向くと、レイコが、体を起こして、僕を、見ていた。
    「あたしに、会えただけでいいの?」
    まっすぐに、僕を、見ている。

    2005-06-27 05:56:00
  • 265:

    ユキ

    「え、僕は…。」
    レイコが、僕の方に、歩いて来た。
    「僕は…。」
    僕の、頬に、自分の手を、当てる。
    「どうして、あたしに会いたかったの?」

    2005-06-27 06:01:00
  • 266:

    名無しさん

    略減らしてください?それだけいつも返事ないんで?

    2005-06-27 06:03:00
  • 267:

    ユキ

    レイコの、綺麗な、顔が、近づく。
    「答えられないの?」
    僕は、答えを、ゆう代わりに、レイコを、抱き締めた。           自分の、腕に、力を、入れ、レイコの体を、確かめた。

    2005-06-27 06:05:00
  • 268:

    ユキ

    レイコの、体は、本当に、細く、これ以上力を入れたら、壊れてしまいそうだった。
    ドクンドクン
    僕は、レイコを、抱き締めながら。この、自分の中から沸き上がる、熱い感情が、なんなのか、分からずいた。          「痛い。」

    2005-06-27 06:10:00
  • 269:

    ユキ

    「ごめんなさい。」
    僕は、レイコから、離れた。
    ドクンドクン
    レイコは、僕を、見つめている。
    「ねえ?あんた、自分の気持ち気付いてないでしょ?」

    2005-06-27 06:14:00
  • 270:

    ユキ

    「!」
    僕が、返事を、する前に、レイコは、自分の、くちびるで、僕の口を、ふさいだ。
    ゆっくりと、くちびるを、離しながら、レイコは、言った。
    「あんたは、あたしの事が、好きなのよ。」

    2005-06-27 06:18:00
  • 271:

    ユキ

    僕は、レイコが、好きなのだ。
    レイコに、言われるまで、気付かなかった。
    この、熱くて、胸が焼ける感情が、恋という事を、初めて、知った。
    「はい。僕は、あなたの事が、とても、好きだ。」

    2005-06-27 06:24:00
  • 272:

    ユキ

    今度は、僕から、レイコに、キスをした。
    始めは、触れる様に、だが、僕は、感情の抑えが、きかなくなり。レイコを、強く抱き締めながら、激しく、レイコの、くちびるを、求めた。

    2005-06-27 06:28:00
  • 273:

    名無しさん

    ?

    2005-06-27 10:02:00
  • 274:

    ユキ

    ??277さん??すいませんでしたm(__)m
    なるべく、略無い様に、書きます???これからも、お付き合い、お願いしますm(__)m

    2005-06-28 04:28:00
  • 275:

    ユキ

    「好きだ。」
    キスを、しながら、僕は、何度も言った。
    「好きだ。あなたが、好きだ。」
    いとおしくて、大事にしたい、気持ちと。めちゃくちゃに、僕の手で、してやりたい気持ちが、僕の中でごっちゃになる。

    2005-06-28 04:37:00
  • 276:

    ユキ

    「ちょっ、と!待って!」 レイコが、手のひらで、僕の顔を、おさえた。
    「もう!激しすぎる!」
    少し、赤い顔で、僕を、軽くにらんだ。ほんとに、かわいい。
    「ごめんなさい。」
    僕は、レイコを、また、抱き締めた。

    2005-06-28 04:43:00
  • 277:

    ユキ

    レイコの、長く綺麗な髪を、なでながら、僕は、幸せを、かみしめていた。
    「あの、僕に、こんな事されて、嫌じゃないですか?」
    僕は、急に、心配になって、レイコに、聞いた。

    2005-06-28 04:50:00
  • 278:

    ユキ

    レイコは、僕の頬に、軽くキスした。
    「嫌なら、抵抗するよ?」
    僕の顔を、上目づかいで見た。もう、ほんとに、やばいぐらい、かわいい。
    「なら、よかったです。」 「よかったね。」

    2005-06-28 04:55:00
  • 279:

    ユキ

    レイコは、僕の胸に、顔を、うずめて、笑った。
    「あの、わがまま、言っても、いいですか?」

    2005-06-28 04:59:00
  • 280:

    名無しさん

    かぃて?

    2005-06-28 17:50:00
  • 281:

    名無しさん

    ぁげ?

    2005-06-29 16:53:00
  • 282:

    名無しさん

    ?????

    2005-06-29 17:21:00
  • 283:

    ユキ

    ?291さん?292さん?293さん???ありがとうm(__)mさぼってて、?すいませんでしたm(__)m今から、更新しますね????

    2005-06-30 06:11:00
  • 284:

    ユキ

    「レイコって、呼んでいいですか?」 
    レイコが、少し笑った。
    僕は、レイコと、出会ってから、名前を、呼んだ事が無かった。
    「いいよ。あと、敬語やめてね。」

    2005-06-30 06:15:00
  • 285:

    ユキ

    「遅かったわね。」
    義母が、目を、つり上げて僕を、見ている。
    「おい。そんなに所に、立ってないで、早く上がりなさい。」
    父が、義母の後ろから、覗き込んでいる
    「父さん!帰ってたんだ。」

    2005-06-30 06:22:00
  • 286:

    ユキ

    僕は、父さんの、顔を、見て、心底、ほっとした。
    「あなた、帰りが、遅い事、ちゃんと怒って下さい!」
    義母が、父さんに、かみついた。
    「まぁ、もう、子供じゃないんだし。終電でも、ちゃんと帰って来てるんだから、いいじゃないか。」

    2005-06-30 07:18:00
  • 287:

    ユキ

    義母は、黙ってしまい。部屋の、奥に行った。
    「あいつも、おまえの事が、かわいくて仕方ないんたなぁ。ま、うまくいってるみたいで、よかったよ。」 父は、何も知らない。
    「ああ、うまくやってるよ。」
    僕は、靴を、脱ぎながら、苦笑いをした。

    2005-06-30 07:22:00
  • 288:

    ユキ

    「まぁ、たまには、晩酌ぐらいしろよ。」
    父に、言われ、ダイニングに、向かった。
    台所には、顔を、ゆがめている義母が、居た。
    「久しぶりだなぁ。変わった事は、なかったか?」
    僕は、父の、隣に、座り、ビールを、ついであげた。「特に、無いよ。」
    いつもどおり、父が、家を、空けている時は、義母が、僕を、誘っている事が。「おまえ、なんで、今日、そんな、汚れてるんだ?」

    2005-06-30 07:31:00
  • 289:

    ユキ

    「え?」
    僕は、少しあせった。
    「喧嘩でも、したのか?」
    「あっ、うん。」
    僕は、あいまいに、返事した。
    今日、あった事を、言えるわけがなかった。
    そういえば、タカシは、無事帰れただろうか?
    「おまえ、彼女とか、出来たのか?」

    2005-06-30 07:36:00
  • 290:

    ユキ

    その、父のことばに、反応したのか、義母が、ビールを持って、こっちに来た。「いっ、いないよ。」
    義母が、僕の顔を、見ている。
    「そうなのか?今日は、てっきり、彼女と、デートだと、思ったんだがなぁ。」 父は、ほろ酔いで、僕を見て、にやにや笑った。
    「おまえ、テイーシャツに、口紅ついてるぞ?」

    2005-06-30 07:43:00
  • 291:

    ユキ

    「え!?」
    声を、上げたのは、義母だった。
    「なっ、何言ってんの?父さん!こんなの、終電込んでたから、付けられただけだよ!」
    僕は、大きい声を、出して、否定した。
    「おまえ、奥さんに、浮気ばれた、ダンナみたいだなぁ。」

    2005-06-30 07:47:00
  • 292:

    ユキ

    父は、僕を見て、笑った。義母が、疑いの目で、こっちを、見ている。
    「まぁ、何にせよ。おまえが、健康で、ちゃんと、学校行ってるんだったら、父さんは、文句無いよ。なんか、今は、バイトもしてるんだって?」

    2005-06-30 07:54:00
  • 293:

    ユキ

    父は、一月程、出張で、家を、空けていた。
    だから、この、一月で、僕に、色々な、変化が、あった事には、気づいていない。
    「うん。ちょっと、お金を、自分で、貯めたくなったんだ。」
    義母が、僕に、ほほえんだ。気持ち悪い。

    2005-06-30 08:00:00
  • 294:

    名無しさん

    ???

    2005-06-30 08:34:00
  • 295:

    ユキ

    「カラオケ屋だってな。今度、覗いてやるからな。」 僕は、義母に、レイコの店で、働いてるのを、カラオケ屋と、嘘ついていた。
    「いーよ。恥ずかしいから。」
    父に、嘘を、つくのは、気が、引けた。
    「まぁ、そうゆうな、もしかしたら、当分、会えなくなるかもしれんからな。」

    2005-06-30 17:10:00
  • 296:

    ユキ

    「え?父さん?それ、どうゆう意味?」
    「まぁ、今から、話すよ。ああ、おまえも、こっちに来なさい。」
    父は、義母に、僕の向かいに、座る様、促した。
    義母も、不思議そうな、顔で、席に着いた。

    2005-06-30 17:15:00
  • 297:

    ユキ

    「さて、まぁ、話ってのは、父さんの仕事の事でな。仕事の、都合上、来年から、上海に行く事になった。」
    「なんだ、外国な、だけじゃん。」
    「そうなんだが、上海に、行ったら、三年は、帰ってこれないんだ。」

    2005-06-30 17:19:00
  • 298:

    お疲れ様です。

    2005-07-01 07:56:00
  • 299:

    ?

    ???

    2005-07-01 08:41:00
  • 300:

    ユキ

    「え?帰って来れないって?」
    僕は、激しく動揺した。
    「むこうで、三年は、住まなくちゃいけなくなった。」
    さっきまでとは、違う、真剣な顔で、父は、僕を見ている。

    2005-07-01 10:19:00
  • 301:

    ?りな?

    続き気になります??更新頑張って下さぃ?

    2005-07-01 18:46:00
  • 302:

    名無しさん

    書いて?

    2005-07-02 01:38:00
  • 303:

    ユキ

    ?305さん?ななしさん??りなさん?♪さん?ありがとです?????更新遅くなってすいません????

    2005-07-02 06:44:00
  • 304:

    ユキ

    義母が、父の言葉を、聞いて、一瞬、笑った。
    僕は、後頭部を、思い切り殴られた様な、そんな、気持ちだった。
    つまり、この家で、義母と、三年も、二人きりに、なってしまう。

    2005-07-02 11:01:00
  • 305:

    ユキ

    「そんな、あなた。私さみしいわ!」
    義母が、わざとらしく泣き真似を、しだした。
    笑いを、こらえるための、演技だと、僕は、分かっていた。気持ち悪い。
    「大丈夫だ。おまえは、わたしと、一緒に、くればいい。」

    2005-07-02 11:06:00
  • 306:

    ユキ

    「え!?」
    僕と、義母の声が、はもった。
    「義母さんを、連れていっていいだろう?おまえは、来年、受験だし、日本を、離れるわけにいかんだろう。」
    心の中は、絶望から、歓喜に、変わった。

    2005-07-02 11:10:00
  • 307:

    ユキ

    「僕なら、一人で、大丈夫だよ。受験勉強に、その方が、集中出来るしね。」
    義母は、青い顔をして、下を、向いている。
    「おお、親が、いないからって、羽目はずすなよ!浪人は、ゆるさんからな!」

    2005-07-02 11:17:00
  • 308:

    ユキ

    僕は、自分の部屋に、入り、ベッドに、寝転んだ。
    枕に、顔を、押しつけ、我慢していた、笑いが込み上げた。
    義母が、この家から、いなくなる。
    ほんとに、僕は、何度、願ったか分からない。
    夢みたいだ。

    2005-07-02 11:23:00
  • 309:

    ユキ

    今日は、本当に、色々な事があった。
    クラブの、最悪な、パーティー。
    田中という、最低な、男と、タカシの過去。
    そして、今、一番、僕の心を、しめている事は、レイコだった。

    2005-07-02 11:30:00
  • 310:

    ユキ

    「レイコ。」
    僕は、声に、出した。
    嬉しくて、ベッドの上を、ごろごろ転がった。
    自分で、何やってんだと、つっこんだ。
    でも、レイコの事を、考えるだけで、顔が、にやけてしまう。

    2005-07-02 11:34:00
  • 311:

    ユキ

    僕が、好きな人。
    僕に、好きとゆう、感情を教えてくれた人。
    初めて、キスしたくなった、女の子。
    いとおしくて、たまらない。ずっと、そばに、いたい。

    2005-07-02 11:40:00
  • 312:

    名無しさん

    ??

    2005-07-02 16:16:00
  • 313:

    名無しさん

    ??

    2005-07-02 17:28:00
  • 314:

    名無しさん

    やぁーん?

    2005-07-03 01:54:00
  • 315:

    ユキ

    こんなに、暖かな気持ちに、なったのは、初めてだった。
    僕は、一日、色々ありすぎて、とても、疲れていた。まぶたが、自然と重くなってきた。
    ほんとに、久しぶりに、気持ちのいい眠りに、僕は、ついた。

    2005-07-03 08:37:00
  • 316:

    ユキ

    次の朝、久々に、家族そろって、朝食をとった。
    父は、久しぶりに、家族がそろった事で、上機嫌だった。
    その横で、義母は、一人暗い顔を、していた。

    2005-07-03 08:41:00
  • 317:

    ユキ

    父は、当分の間。出張が無いらしい。
    僕は、父が、家に、居れる事が、とても、嬉しかった。
    父が、家に居たら、義母は、僕に、手を出してこないから。

    2005-07-03 08:46:00
  • 318:

    ユキ

    土日ともに、僕は、タカシに、メールと、電話をした。
    タカシから、連絡は、一切なかった。
    僕は、月曜に、会えるから、いいや。と、軽い気持ちでいた。
    平穏な、休日を、過ごした。
    月曜日、起こる事を、僕は、知るよしもなかった

    2005-07-03 08:53:00
  • 319:

    ユキ

    月曜日、学校に、行くと、タカシの姿は、無かった。その日は、最後の授業が、終わっても、タカシを、見る事は、無かった。
    屋上にも、行ったけれど、あの大きな、背中は、無かった。

    2005-07-03 08:58:00
  • 320:

    ユキ

    放課後、僕は、担任に、呼び出されて、職員室に行った。
    タカシの事に、ついて、いくつか、質問された。そして、
    「おまえは、金曜日一緒に、居なかったんだよな?」 担任は、僕に、ほんとの質問してきた。

    2005-07-03 09:03:00
  • 321:

    ?

    ???

    2005-07-03 09:06:00
  • 322:

    ユキ

    「なんの事ですか?タカシに、何かあったんですか?」
    僕は、質問を質問で、返した。担任は、言葉に、つまり、黙った。
    「教えてください!」
    嫌な、予感がした。

    2005-07-03 09:06:00
  • 323:

    ユキ

    僕は、担任に、しつこく問いただした。
    恨負けして、担任は、口外しない事を、条件として、重い口を開いた。
    「警察に、昨日、捕まったんだよ。」

    2005-07-03 09:10:00
  • 324:

    ユキ

    冷たい汗が、背中から、出るのが、分かった。
    「なんでも、金曜に、とある、クラブで、薬、飲酒、強姦、暴行の罪で、警察に、連行されたんだそうだ。」
    僕は、自分の、お気楽な、考えを、後悔した。
    ふつうに、今日、学校に来れば、タカシに、会えると、思っていた。

    2005-07-03 09:16:00
  • 325:

    ユキ

    担任と、話ている途中で、僕は、携帯が、鳴ってるのに、気付いた。
    「音は、切っておきなさい!」
    担任に、たしなめられた。携帯の、ディスプレイを、見る。
    タカシからの、着信だった。

    2005-07-03 09:20:00
  • 326:

    ユキ

    僕は、話の途中だったが、職員室を、後にした。
    急いで、人気のない、教室に入って。電話を、取った。
    「もしもし!タカシ?今どこだ?」
    僕は、早口で喋った。
    『そんな、あせんなって。少しは、ゆっくり話せるからさ。』

    2005-07-03 09:25:00
  • 327:

    ユキ

    緊張感の無い。いつも通りの、タカシの声に、僕は、拍子抜けした。
    「ごめん。僕、何も知らなくて。」
    情けない声を、出しているのが、自分で分かった。 『謝るなよ。おまえは、悪くないから。俺こそ、ごめんな。』

    2005-07-03 09:30:00
  • 328:

    名無しさん

    それから??

    2005-07-03 10:40:00
  • 329:

    ユキ

    いつも通りの、明るい、タカシの声だった。
    『ほんと、巻き込んでごめん。捕まったのは、俺の意志だから。おまえは、なんにも思わなくていいからな。』
    「でも、タカシは、僕の事を、思って、した事だろ?」

    2005-07-03 14:11:00
  • 330:

    ユキ

    僕の方は、どんどん、情けない声になってく。
    『なぁ、俺さ、たぶん当分出てこれないからさ。おまえ、元気でいろよ?』
    「そんな…、そんな事ゆうなよ!」

    2005-07-03 14:14:00
  • 331:

    ユキ

    『俺さ、おまえが、うらやましかった。何にも、汚れてない、おまえみたいに、俺、なりたかったよ。俺は、ほんとに、言い訳出来ないぐらい、汚い事、いっぱいしてきた。でも、警察官僚の親父が、すべて、もみ消してくれてた。』

    2005-07-03 14:20:00
  • 332:

    ユキ

    『俺は、今まで、自分が、してきた事の、つぐないを、まったくしてないんだ。少し前までだったら、こんな、気持ちにならなかった。おまえと、友達する様になったからだよ。』

    2005-07-03 14:24:00
  • 333:

    ユキ

    『今まで、俺は、ほんとの友達って、いなかったんだ。親父を、嫌って、田中さん達と、つるんでたのに。親父の力が、あれば、捕まらないから、俺を、仲間にしてくれただけだった。でも、おまえは、違った。』

    2005-07-03 14:29:00
  • 334:

    ユキ

    『こんな、俺と、損得なしで、友達やってくれた。あの時さ、おまえ、一緒に帰ろうって、ゆってくれただろ?あれ、本当に嬉しかったんだ。ありがとな。』
    「…。」

    2005-07-03 14:35:00
  • 335:

    ユキ

    僕は、何も言えなくて、ただ、タカシの話を、聞いていた。
    『警察には、自分から、通報したんだ。大丈夫、田中さんも、捕まったし、おまえに、迷惑が、かからない様に、してるから。』

    2005-07-03 14:39:00
  • 336:

    ユキ

    『ほんとに、ごめんな。まだ、こんな俺と、友達やってくれるか?』
    タカシが、電話ごしで、泣いてるのが、分かった。
    「あたりまえだろ!怒るぞ!ずっと、友達だよ!」

    2005-07-03 14:42:00
  • 337:

    ユキ

    『ありがとう。』
    タカシは、かすれた声で、そう言って、電話を、切った。

    2005-07-03 14:46:00
  • 338:

    さぁ

    リアルタイムで読んでます。話がメッチャおもしろくて吸い込まれる?これからも頑張ってください(●'∀^*)ノ

    2005-07-03 15:54:00
  • 339:

    ユキ

    ?323さん?324さん?325さん?339さん?さぁさん?ありがとー(^-^)??? こんな、長く、書けたのも??読んでくれている人が居るからです。???カキコしてくれたり、読んでくれている、みな様?ほんとに、ありがとーです??まだ、中盤ですが?完結まで、読んで頂けたら、ありがたいです???

    2005-07-04 02:30:00
  • 340:

    あゆか ◆R.7nkEFNVA

    毎日、楽しく読んでマス?
    頑張ってぇ?

    2005-07-04 02:34:00
  • 341:

    ユキ

    「あんたね、あたしは、どら〇もんじゃないのよ?」 寝起きの、少し不機嫌な、レイコが、僕を、にらんでいる。
    「すいません。帰ります。」僕は、後ろを、振り向き、階段に、向かって歩いた。

    2005-07-04 02:35:00
  • 342:

    ユキ

    「のび〇くん。早く、入りなさいよ。」
    レイコは、僕を、部屋に、入れてくれた。
    「すいません。突然来て。」レイコは、ベッドに、もたれて、座り、タバコに火をつけた。
    「タカシ君の事でしょ?」

    2005-07-04 02:40:00
  • 343:

    ユキ

    「なんで、知ってるんですか?」
    レイコは、涼しい顔を、して、白い煙を吐いた。
    「今日、電話が、かかってきたのよ。本人から。」
    タカシから、レイコに?
    「よろしく、頼むってさ。」

    2005-07-04 02:44:00
  • 344:

    ユキ

    自分は、今から、捕まりに行くから、僕の傍に、いられなくなる。僕は、自分には、言ってこないが、何か、抱え込み、悩んでいる。レイコが、僕を、好きか、どうかは、知らないが、僕を、支えてやってほしい。            −以上が、タカシが、レイコに電話で、話した内容だった。

    2005-07-04 02:53:00
  • 345:

    ユキ

    「ほんとに、過保護よね、タカシ君。」
    レイコは、僕を、見て微笑んだ。
    「ほんとに、あんたは。」
    レイコは、僕の頬を、優しく、触れてきた。
    「泣き虫だね。」
    僕の、涙が、レイコの、手の平を、濡らした。

    2005-07-04 02:57:00
  • 346:

    ユキ

    「すいません。」
    触れている、レイコの手が、暖かくて、僕は、余計に、涙が止まらなくなった。「ごめん。」
    僕は、目の前にいる、レイコではなく、タカシに言った。
    タカシ、ごめん。本当は、僕こそ、君の友達に、ふさわしくないんだ。

    2005-07-04 03:04:00
  • 347:

    ユキ

    汚れているのは、僕の方だ。
    タカシは、ちゃんと、罪を、つぐなう為、捕まった。僕は、義母との、関係を、誰にも、言わず。隠し通そうとしている。
    自分の、罪を、認めていない。

    2005-07-04 03:07:00
  • 348:

    名無しさん

    ?????

    2005-07-04 03:08:00
  • 349:

    ユキ

    義母ばかり、責めて、自分は、悪くないと、思っている。
    隠したまま、父と、何事もなかった様に、接している。
    家族を、壊したくない。僕が、我慢すればいい。
    そんなの、ただの綺麗事だ。自分を、守る為だけの。

    2005-07-04 03:12:00
  • 350:

    ユキ

    僕は、恐かったのだ。
    事実を、知った時の父の反応が。その時の、義母の行動が。
    五年の、長い間。父に、言う機会は、いくらでもあった。義母を、拒む事も、出来た。

    2005-07-04 03:19:00
  • 351:

    ユキ

    僕は、臆病で、卑怯者だった。我慢する、フリして、まわりの、セイにして、自分を、守ってきた。
    僕は、汚くて、タカシが、ゆう様な、キレイな人間じゃない。

    2005-07-04 03:23:00
  • 352:

    ユキ

    「自分を、責めても、しょうがないんじゃない?」
    レイコが、僕の顔を、覗き込んでいる。
    「後悔するより、これから、どうするかじゃない?」 レイコは、ニコリと、笑った。

    2005-07-04 03:34:00
  • 353:

    ユキ

    レイコは、それ以上、何も言わず、僕が、泣き止むまで、傍にいてくれた。
    そして、レイコの、出勤時間になったので、一緒に、部屋を、出た。
    「いいもの、あげる。」

    2005-07-04 03:47:00
  • 354:

    ユキ

    レイコが、僕の手に、何か握らせた。
    「まぁ、頑張ってね。」
    そう、言って、僕と、反対方向に、足早に、行ってしまった。
    手の中に、あるものを、僕は、確認し、握り締めた。僕は、決心した。

    2005-07-04 03:54:00
  • 355:

    ユキ

    「おかえりなさい。」
    家に、帰ると、満面の笑みで、僕を、義母が迎えた。「今日は、早かったのね、嬉しいわ。」
    玄関に、上がると、義母が抱きついてきた。
    僕は、手の中に、あるものを、握り締めた。

    2005-07-04 03:59:00
  • 356:

    ユキ

    「今日ね、お父さん。遅いんですって。久しぶりに、二人きりよ。」
    嬉しそうに、僕を、見上げている。
    ドン
    僕は、義母を、突き飛ばした。

    2005-07-04 04:01:00
  • 357:

    ユキ

    義母は、壁に、当たり、呆然とした顔で、僕を見た。「もう。やめてくれ。僕に、触るな。」
    僕は、義母の横を、通り、階段を、上がろうとした。「待ちなさいよ!」

    2005-07-04 04:05:00
  • 358:

    ユキ

    義母が、僕の腕を、つかんだ。
    「いいの?あたしを、拒んだら、お父さんに、ゆうわよ!」
    さっきまでとは、違い。目を、吊り上げ、顔を、歪ませて義母が、怒鳴った。

    2005-07-04 04:09:00
  • 359:

    名無しさん

    しおり?

    2005-07-04 04:46:00
  • 360:

    更新されてた。やっぱり、続きが気になる。

    2005-07-04 05:20:00
  • 361:

    沙耶香ぁぁ

    最初カラ読みました?メッチャおもろぉぃ?こぅゅぅストーリー大好き?主サン頑張って完結してね?たのしみにしてます???

    2005-07-04 10:06:00
  • 362:

    ?風音? ◆IKE2/ObsJk

    めっちゃいぃトコやん??気になるう?頑張って書いてネ?しおり

    2005-07-04 10:07:00
  • 363:

    名無しさん

    ??????

    2005-07-04 14:19:00
  • 364:

    たかちんっ???

    ゥチも最初カラずぅ??ッッとょんでるуoо(?≧ω?)???頑張れぇ(?^?^)?

    2005-07-04 23:40:00
  • 365:

    ユキ

    ?370さん?♪さん?さやかさん?ふうねさん?374さん?たかちんさん?????ありがとです(^ε^)-☆Chu!!いっぱいの人に、読んでもらえて???主は、幸せ者です???ほんとに?ありがとです???頑張ります???

    2005-07-05 11:29:00
  • 366:

    ユキ

    不快な、騒音を、出す、気持ちの悪いもの。
    「好きな、女でも、出来たの?誰か、言いなさい!あたしに、逆らうのは、許さないわよ!」

    2005-07-05 11:34:00
  • 367:

    ユキ

    義母の、つめが、僕の腕に、食い込む。
    「あなたは、あたしのものなんだから!許さないわよ!あたしを、裏切る事は!」           うるさい。

    2005-07-05 11:37:00
  • 368:

    ユキ

    僕は、義母が、つかんでいた、腕を、おもいきり、振り払った。
    義母が、しりもちを、ついて、倒れた。
    僕は、義母を、見下ろし、冷たく、言い捨てた。  「うるさい。黙れ。」

    2005-07-05 11:41:00
  • 369:

    ユキ

    義母は、目を、見開いて僕を、見ている。
    その、姿は、ほんとに、惨めだった。
    「いい加減にしろ。僕は、あんたの、おもちゃじゃないし、あんたの、恋人でもない。」

    2005-07-05 11:45:00
  • 370:

    ユキ

    僕は、今まで、飲み込んで、我慢していた感情を、一気に、吐き出した。
    「父さんに、話したいなら、話せばいい。だけど、僕も、父さんに、話す。どれだけ、苦痛を我慢してきたかを。」

    2005-07-05 11:51:00
  • 371:

    ユキ

    義母は、だらしなく、口を、開けたまま、ぽかん、としている。
    「あなたが、僕に、してきた事は、虐待だ。僕が、どれだけ、苦しんだか、分かるか?この、五年の間、どれだけ、我慢したか、わかるか?」

    2005-07-05 11:57:00
  • 372:

    ユキ

    僕は、義母に、背を向けて、階段を、上がった。
    「待ちなさいよ!」

    2005-07-05 12:00:00
  • 373:

    ユキ

    「じゃあ。あたしを、愛してるって、ゆってたのも、嘘なの?」
    後ろを、振り返ると、義母が、今にも、泣きだしそうな顔を、していた。
    気持ち悪い。

    2005-07-05 12:03:00
  • 374:

    ユキ

    「当たり前だろ。おまえが、無理矢理、言わせてた、だけだ。」
    僕は、もう一度、それを、握った。
    そして、前を、向いた。
    「おぼえときなさいよ!」

    2005-07-05 12:07:00
  • 375:

    ユキ

    「あたしを、裏切ったらどうなるか。これから、覚悟しなさいよ。」
    黒い、呪いの言葉。
    僕は、後ろを、向かず。そのまま、階段を、上がって、自分の部屋に、入った。

    2005-07-05 12:11:00
  • 376:

    それから?

    2005-07-05 12:40:00
  • 377:

    おもちろい?頑張れ?

    2005-07-05 13:25:00
  • 378:

    ユキ

    次の日の朝。
    一階に、降りるのが、恐かった。
    「おはよう。おまえ、ゆっくりだなぁ。学校、遅刻するぞ!」

    2005-07-06 05:27:00
  • 379:

    ユキ

    ダイニングで、父は、朝刊を、読みながら、僕に、普通に、話し掛けてきた。
    「あ、うん。」
    僕は、父の、向かいに、座った。
    「なんだ?父さんの顔に、何か、ついてるか?」

    2005-07-06 05:30:00
  • 380:

    ユキ

    「あっ、ううん。」
    父は、けげんな、顔して、僕を見た。
    「小遣いか?無理だぞ。」
    父は、そう言って、朝刊を、読みだした。
    いつもと、変わらない、父の態度。

    2005-07-06 05:36:00
  • 381:

    リアルタイム

    2005-07-06 05:37:00
  • 382:

    ユキ

    僕は、拍子抜けした。
    てっきり、義母が、昨日のうちに、父に、喋っていると、思っていた。
    そういえば、義母の、姿が見当たらない。
    「父さん、義母さんは?」

    2005-07-06 05:39:00
  • 383:

    ユキ

    「義母さんなら、朝飯の、用意した後、シャワー浴びてる。」
    僕は、何故か、その時、嫌な感じがした。
    「父さん、それ、どれくらい前?」
    父は、朝刊から、目を、上げ、掛け時計を、見た。

    2005-07-06 05:44:00
  • 384:

    ユキ

    「一時間くらい前かなぁ?」
    僕は、椅子から、立ち上がり、ダイニングを、出て、風呂場に、向かった。
    「おい。おまえ、どうしたんだ?」
    父も、僕のあとを、ついてきた。

    2005-07-06 05:47:00
  • 385:

    ユキ

    僕は、風呂場に、入り、浴室の扉を、開けた。
    ガラ
    「おい!何考えてんだ?今は、義母さんが、入って…。」           ザー、ザー。
    シャワーが、出しっぱなしに、なっている為、浴室は、湯気が、立っていた。

    2005-07-06 05:52:00
  • 386:

    ユキ

    浴槽には、お湯が、満タンに入っている。
    湯の、色は、真っ赤だった。
    義母の、手首が、浴槽に、沈んでいる。
    ザー、ザー。
    僕は、その光景を、見ながら、昨日の、義母の言葉を、思い出していた。

    2005-07-06 05:58:00
  • 387:

    ユキ

    コレカラ、ドウナルカ、カクゴシテオキナサイヨ。 「おまえは、もう、いいから、学校に、行きなさい。」            青ざめた顔の父が、僕に、言った。

    2005-07-06 06:01:00
  • 388:

    ユキ

    僕は、父のゆう通りに、病院を、後にした。
    義母が、今日の朝、自殺未遂を、した。
    風呂場で、手首を、切って、倒れていた。
    発見が、早かった為、命に、別状は、無かった。

    2005-07-06 06:05:00
  • 389:

    ユキ

    風呂場で、倒れていた義母の顔は、笑っている様に、見えた。
    父は、上海に行く事が、原因と思って、ショックを、うけていた。
    僕は、本当の原因が、僕だと、分かっていたが、父には、言えなかった。

    2005-07-06 06:12:00
  • 390:

    名無しさん

    頑張って?

    2005-07-06 07:41:00
  • 391:

    ユキ

    ?♪?さやかさん?401さん???ありがとです???ついに、400越えちゃいました???

    2005-07-06 08:09:00
  • 392:

    ユキ

    恐れていた、通りに、なってしまった。
    義母は、手段を、選ばない。僕を、苦しめる為なら。            たとえ、自分が、死んだとしても。

    2005-07-06 08:13:00
  • 393:

    ユキ

    僕は、学校とは、反対方向に、歩き出した。
    ポケットに、入ってるものを、握りしめながら。

    2005-07-06 08:15:00
  • 394:

    ユキ

    ピンポーン
    呼び鈴を、押したが、返事は、なかった。
    僕は、ポケットから、取り出した。
    レイコが、渡してくれた、鍵を。

    2005-07-06 08:19:00
  • 395:

    ユキ

    どきどきしながら、鍵穴に差した。
    カチャリ
    右に、回す。鍵が、開いた。
    僕は、レイコの、部屋に、入った。

    2005-07-06 08:22:00
  • 396:

    ユキ

    真夏の、昼過ぎだとゆうのに。この部屋は、相変わらず、肌寒く感じるくらい、冷房が、効いている。
    台所を、通って、ガラス戸を、引いた。
    「どうしたの?のび〇君。また、何かあった?」

    2005-07-06 08:27:00
  • 397:

    ユキ

    「どこでもドア、使っちゃいました。」
    僕は、そう言いながら、笑った。
    「おもしろくないし。」
    レイコは、笑顔で、言い捨てた。

    2005-07-06 08:35:00
  • 398:

    ユキ

    「昨日、ごめん。みっともないとこ見せて。」
    「いつもの事だし、気にしてない。」
    レイコは、腰掛けていた、ベットから、降りて、僕のほうに、歩いてきた。  「顔、青い。」

    2005-07-06 08:40:00
  • 399:

    ユキ

    レイコは、僕の顔を、覗き込んだ。
    「大丈夫?」
    黒目がちの、キレイな目が、僕を、映している。
    僕は、レイコを、引き寄せ、抱き締めた。

    2005-07-06 08:42:00
  • 400:

    まだ更新するやんね?!終わっちゃ嫌ー。

    2005-07-06 08:45:00
  • 401:

    ユキ

    レイコの、体温が、僕の、腕の中で、少しづつ、上がっていく。
    「昨日、頑張った、ご褒美くれますか?」
    僕は、レイコの顔を、見つめた。
    「いいよ。」

    2005-07-06 08:47:00
  • 402:

    ユキ

    僕は、レイコに、キスを、した。
    唇を、離した時、レイコが言った。        「お義母さん、死ねばよかったのにね。」

    2005-07-06 08:52:00
  • 403:

    ユキ

    僕は、驚き、レイコから、体を、離した。
    「そんな事!思ってない!」レイコは、まっすぐ、僕を、見ている。
    「あの時、見つけなければ、手遅れで、死んだのに。残念ね。」

    2005-07-06 08:56:00
  • 404:

    ユキ

    まただ。
    レイコは、僕の、隠しておきたい気持ちが、何故分かるんだろう?
    「その、通りだよ。でも、何故、分かるんだ?」
    レイコは、僕の、眉間を、指でついた。      「音。」

    2005-07-06 09:01:00
  • 405:

    ユキ

    「あんたと、あたしは、よく似た、音を、持ってる。だから、あんたの、考えてる事が、分かっちゃうの。」
    音??
    僕は、レイコの言ってる意味が、よく、理解できなかった。

    2005-07-06 09:05:00
  • 406:

    しおり

    2005-07-06 09:29:00
  • 407:

    名無しさん

    2005-07-06 10:41:00
  • 408:

    名無しさん

    メッチャぉもしろぃ?他のくだらん小説と全然ちがぅし?頑張って?

    2005-07-06 16:38:00
  • 409:

    ユキ

    すいません???主です。今週は、仕事が、忙しくて???続きを、書くのが、遅くなりますm(__)mすいません????

    2005-07-07 08:04:00
  • 410:

    名無しさん

    ???

    2005-07-07 08:32:00
  • 411:

    名無しさん

    あげ?

    2005-07-07 09:38:00
  • 412:

    名無しさん

    ??

    2005-07-07 11:42:00
  • 413:

    あげ

    2005-07-07 12:46:00
  • 414:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 415:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 416:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 417:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 418:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 419:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 420:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 421:

    名無しさん

    ??

    2005-07-07 17:10:00
  • 422:

    名無しさん

    あげぱん?

    2005-07-07 18:47:00
  • 423:

    まなみ

    お願いです?この小説だけは荒らさないで下さい?すごいこの小説好きなんです?お願いします?

    2005-07-07 19:04:00
  • 424:

    ゆう

    age

    2005-07-08 10:13:00
  • 425:

    削除依頼、勝手に出したけど良かった?!悪い事したつもりはありません。頑張って!!

    2005-07-08 11:28:00
  • 426:

    名無しさん

    ↑どーゆー意味かわからんねんけど?

    2005-07-08 11:58:00
  • 427:

    名無しさん

    荒らしの部分を消したってことぢゃない??エライッ!!

    2005-07-08 21:54:00
  • 428:

    ユキ

    ?まなみさん?名無しさん?♪さん???ありがとです??♪さん。削除依頼ありがとです??カキコ遅くなって、ほんとに、すいません?日曜には、たくさんカキコしたいと思います???ほんとに、m(__)m

    2005-07-09 02:56:00
  • 429:

    未来

    あたしも日曜日に書きだめするワラ
    お互い頑張って書きましょね

    2005-07-09 06:54:00
  • 430:

    ???

    しおり??
    この小説めちゃおもろい??サイコォ???頑張って完結して下さい??最後まで見させてもらいます??

    2005-07-09 16:05:00
  • 431:

    名無しさん

    ぅちもめちゃファンになりましたぁぁ???応援してるので頑張ってくださぃ???

    2005-07-09 20:07:00
  • 432:

    名無しさん

    早くかいて??

    2005-07-10 21:58:00
  • 433:

    名無しさん

    まだ〜?

    2005-07-11 01:08:00
  • 434:

    ユキ

    ?ゆうさん?未来さん??????さん?442さん?443さん?444さん??ありがとです???未来さん?女たちは…の?方ですよね?読んでます??めっちゃ、好きです?お互い頑張りましょーね)^o^(遅くなって??すいませんm(__)m今から、カキコします?

    2005-07-11 07:29:00
  • 435:

    ユキ

    「この世界は、音で、溢れてる。汚い音、キレイな音、悲しい音、怒りの音、楽しい音。」
    レイコは、淡々と、僕の目を、見て。物語を、話す様に、話しだした。

    2005-07-11 07:36:00
  • 436:

    ユキ

    「みんなが聞こえる音、あたしだけが、聞こえる音。あたしは、みんなが聞こえない音が、聞こえる。それは、人の中に、持ってる、心の声。」
    レイコの、瞳に、僕が映ている。

    2005-07-11 07:41:00
  • 437:

    ユキ

    「聞きたくない声、悲鳴を、あげている救いの声、あたしの、中に、どんどん入ってくる。あたしは、心の声を、聞いて、お金に、見合った、治療を、してあげてる。」
    レイコの手のひらが、僕の頬に、触れた。
    「でも、あんたは、違った。どうしてかな?」

    2005-07-11 07:47:00
  • 438:

    ユキ

    「お客さんは、心を、治して欲しくて、あたしを、必要としてる。あたしの、変な力を、求めている。その代わり、お金を、はらう。」

    2005-07-11 07:51:00
  • 439:

    ユキ

    「お金を、貰わずに、誰かを、救ったのは、あんたが、初めてだった。」
    僕は、レイコの、手のひらに、自分の手を、重ねた。「放っておけ無かった。今にも、狂ってしまいそうなくらいに、心が、壊れていたから。」

    2005-07-11 07:58:00
  • 440:

    ユキ

    「少し、前の、あたしと、同じ、壊れている音。なのに、優しい、静かな音が、聞こえるのが、分かった。」
    レイコの、手のひらは、冷たかったが。僕の、体温で、少しづつ、温度が、上がっているのが、分かった。

    2005-07-11 08:03:00
  • 441:

    ユキ

    「あんたの、音は、心地いい。一緒に、居たら、穏やかな気持ちに、なれる。でも、最近、違う。」
    レイコは、優しく微笑んだ。

    2005-07-11 08:05:00
  • 442:

    ユキ

    僕は、自分の顔が、熱くなるのが分かった。僕は、レイコを、強く抱き寄せた。「いや?僕が、レイコを、好きなの。迷惑かな?」 レイコは、僕の顔を、見上げている。
    「ずっと、一緒に、居たいんだ。大好きだよ、レイコ。」

    2005-07-11 08:14:00
  • 443:

    ユキ

    レイコが、吹き出した。
    「よく、そんな事、ふつーに言えるね。」
    僕は、自分の顔が、真っ赤に、なっているのに、気付いていた。
    「ふつーに、恥ずかしいよ。でも、もう、ばれてるから。」
    僕は、恥ずかしくて、顔を、見られたくなくて、レイコの頭を、自分の胸に、押しつけた。

    2005-07-11 08:19:00
  • 444:

    ユキ

    「笑いすぎですよ。」
    レイコは、声を、出さずに、肩を、震わせてる。
    「でも、嬉しいよ。いや、めちゃくちゃ嬉しい。僕の事、そんなふうに、思ってくれて、ありがとう。」

    2005-07-11 08:24:00
  • 445:

    ユキ

    「自惚れないでよ。」
    顔を、うずめたまま、レイコが、言った。
    「ごめん。でも、僕、お金無いし、返せるものないけど、レイコを、大切にするから。」

    2005-07-11 08:28:00
  • 446:

    ユキ

    「そんな、力持ってて、人を、癒してあげれるレイコは、ほんとに、すごいと思う。それに、比べたら、僕なんか、出来る事は、少なくて、助けてもらってばかりだけど、頑張るから。」

    2005-07-11 08:31:00
  • 447:

    ユキ

    「ほんとに、大好きだから、守りたいんだ、何か、役に立ちたいんだ。だから、お願い、そばに、いさせて。」
    僕は、今、思っている事を、全てゆった。
    「レイコ?答えて?」

    2005-07-11 08:35:00
  • 448:

    ユキ

    レイコは、ずっと、黙っている。
    「レイコ?」
    僕は、体を、離して、レイコの顔を、覗き込んだ。
    「レイコ?!どうしたの?」

    2005-07-11 08:38:00
  • 449:

    ユキ

    レイコは、声を、出さずに、泣いていた。
    「え?僕なんか、悪い事ゆった?ごめん!」
    僕は、パニックになり、おろおろしてしまった。
    「…。」
    「え?」

    2005-07-11 08:43:00
  • 450:

    ユキ

    「なんで?あんたは、そんな事ゆうの?」
    僕は、全身から、血の気が、引くのを感じた。
    「ご、ごめん。」
    僕は、ショックで、下を向いてしまった。
    「…、気持ち、…、悪くないの?あたしの事。」

    2005-07-11 08:46:00
  • 451:

    名無しさん

    2005-07-11 08:47:00
  • 452:

    ユキ

    「え?」
    僕は、レイコの顔を見た。「あたしの、力、気持ち悪くないの?」
    レイコが、今まで、見たことのない、表情を、している。悲しそうな、顔。
    僕は、レイコを、抱き締めた。

    2005-07-11 08:50:00
  • 453:

    ユキ

    「レイコに、会ってから、キレイとか、かわいいしか、僕は、思った事ないよ。」
    レイコは、僕の胸に、顔を、埋めている。こんな時に、だけど、ほんとに、かわいい。
    「力、だって、僕からしたら、羨ましいくらいだよ。僕は、ほんとに、何も、出来ないから。」

    2005-07-11 08:54:00
  • 454:

    ユキ

    「…。あんたって。」
    「え?」
    レイコが、顔を、上げた。「ほんとに、天然バカよね。」
    にこりと、笑った。
    「あたしなんかでいいの?」

    2005-07-11 08:57:00
  • 455:

    ユキ

    「レイコが、いいんだよ。」 レイコは、顔を、くしゃくしゃにして、笑った。
    僕は、このレイコの、笑顔を見て、自分の中で、誓った。

    この笑顔を、曇らせない様に、レイコを、守っていく事を。

    2005-07-11 09:03:00
  • 456:

    しおり

    2005-07-11 09:31:00
  • 457:

    名無しさん

    キュン?

    2005-07-11 09:32:00
  • 458:

    名無しさん

    2005-07-11 10:23:00
  • 459:

    名無しさん

    ???

    2005-07-11 20:10:00
  • 460:

    名無しさん

    保健室でタカシにゅぉぅとした時《女に振られたぁ〜》ってゅったけどちょっとしてからタカシに《ぉ前女好きになった事ぁるん?》って聞かれて《なぃなぁ》ってゅったんゎどぅゅぅ事?つじつま会ゎんのやけどm(__)m

    2005-07-11 22:57:00
  • 461:

    名無しさん

    たかし「女に振られたぁ〜」「ぉ前女好きになった事ぁるん?」
    僕「ないなぁ〜」
    やで?

    2005-07-11 23:25:00
  • 462:

    ユキ

    ?469さん?471さん?472さん?♪さん???ありがとです??472さん?ご指摘ありがとです???説明が、足りなかったですね??僕は、結構、もてる奴で、告白も、結構されるんですね?言われて、付き合った事もあるけど、長続きしてません。タカシとの、恋愛話も、嘘を、ついて適当に合わせてます。でも、タカシは、それに、気付いてます?で、ふいに、聞いた時、僕は、嘘が、つけずに、肯定してしまったのです???僕が、付き合った事が、ないとゆうのは、短いお付き合いは、カウントしてないって事です??分かりづらくして、すいませんm(__)m

    2005-07-11 23:25:00
  • 463:

    ?

    リァルタィム???この小説かなりキュン?って来るぅ?さっき泣きそぅになッたョ?これからも頑張ッて?サィねッッ??今日ヵラ,毎日《レィコ》見るの決定ッッ?????

    2005-07-11 23:57:00
  • 464:

    名無しさん

    2005-07-12 03:38:00
  • 465:

    ユキ

    ?ミリさん?AAAさん??ありがとです?ほんとに、ほめてもらえて嬉しいです。?いたらなかったり、読みにくかったり、して??腑甲斐ない主ですけど、頑張りますm(__)m

    2005-07-12 03:43:00
  • 466:

    ユキ

    辺り一面、赤い花が、咲き乱れている。
    僕は、一人で、その中に、立っている。
    遠くに、誰か、立っている。僕は、声を、掛けた。
    「レイコ!」

    2005-07-12 03:47:00
  • 467:

    ユキ

    僕の、声に、気付き、レイコは、こっちを振り向いた。
    僕は、レイコのところまで、歩いて行く。
    レイコは、微笑みながら、僕を、見ている。

    2005-07-12 03:50:00
  • 468:

    ユキ

    僕は、レイコを、引き寄せ、抱き締めた。
    「大好きだよ、レイコ。」  そう、言った途端、腕の中に居たはずの、レイコが、消えてしまった。
    赤い花びらが、舞う中、僕は、叫んだ。
    「レイコ!」

    2005-07-12 03:55:00
  • 469:

    ユキ

    「うるさい!」
    レイコが、怒った顔で、僕の顔を、上から、見ている。
    辺りを、見回すと、レイコの部屋だった。僕は、ベットに、寝ている。
    「もー、あんた、どんな夢見てんの?」

    2005-07-12 03:59:00
  • 470:

    ユキ

    レイコが、僕の横で、上半身だけ、起こして、寝そべっている。
    「きゃ!」
    僕は、レイコを、抱き締めた。
    「よかったー。夢で。」
    レイコの、体の形を、確認して、僕は、心底、安心した。

    2005-07-12 04:04:00
  • 471:

    ユキ

    「もー、最悪!あんたのせいで、起こされたんだからね!」
    レイコは、僕の、胸の辺りで、むくれていた。
    「ごめん。朝ご飯、フレンチトースト作るから。」
    「ほんとに?」
    ぱっと、目が、輝き、レイコが、笑った。かわいい。僕は、レイコに、キスしようとした。
    バシ!

    2005-07-12 04:10:00
  • 472:

    ユキ

    レイコに、顔を、手で、止められた。
    「調子に、のんな!早く、作って!」
    そう、言いながら、悪戯っぽく、笑った。

    2005-07-12 04:13:00
  • 473:

    ユキ

    今年も、夏休みが、始まった。
    僕は、休みの、初日から、レイコの、部屋で、住んでいる。

    2005-07-12 04:15:00
  • 474:

    ユキ

    義母の、事件の後、色々あった。
    終業式までの間、学校では、タカシの、噂で、持ちきりだった。
    僕は、学校で、担任や、警察から、何度も質問攻めにあった。
    僕は、何も、話さなかった。

    2005-07-12 04:19:00
  • 475:

    ユキ

    義母は、三日程で、退院して、家に、帰って来た。
    その日から、父は、会社を、休んで、家に居る様に、なった。
    「父さんのせいだからな。」父は、僕に、そうゆって、穏やかに笑った。
    僕は、心が、痛んだ。

    2005-07-12 04:24:00
  • 476:

    ユキ

    義母は、事件の後、僕に、関わってくる事は、無かった。僕も、なるべく、接触を、避けた。
    生気のない、恨めしそうな目で、義母は、僕を、ただ見つめるだけだった。
    家に、居ると、前にも、増して、息苦しかった。
    優しい父、狂った義母、そして、父を、騙している最低な僕。

    2005-07-12 04:32:00
  • 477:

    ユキ

    家にも、学校にも、どこにも、居場所が無かった。
    僕は、毎日、レイコの家に、学校が、終わってから、レイコの、出勤時間まで、居る様に、なった。
    唯一、自分が、安心できる場所だった。

    2005-07-12 04:36:00
  • 478:

    ユキ

    「明日から、夏休みでしょ?うちに、明日から、くれば?」
    終業式の日、レイコの家ち行くと、突然、ゆわれた。「その代わり、家事全部やってね。」
    にやりと、レイコが、笑った。

    2005-07-12 04:40:00
  • 479:

    ユキ

    父に、夏休み中、友達の、田舎に、農家の手伝いで、一緒に、付いていくと。嘘を、ついて、許しを求めた。
    「まぁ。来年は、勉強漬けに、なるからなぁ。」
    店長に、頼みこんで、偽の田舎のおじさんに、なってもらい、電話してもらったのが、効いたのか、父は、承諾してくれた。

    2005-07-12 04:48:00
  • 480:

    ユキ

    「義母さんと、ゆっくり、新婚気分を、味わいなよ。」
    夏休み初日、家を、出る時に、父に、そうゆうと、
    「ああ、いつも、気を使ってもらって、悪いな。こっちは、大丈夫だから、思い切り、楽しんできなさい。」

    2005-07-12 04:55:00
  • 481:

    ユキ

    「色々、ごめんな。」
    昔みたいに、父が、僕の頭を、撫でた。
    「父さん、あの…、知ってるの?」
    父は、きょとんとして、僕を、見た。
    「?なんだ?」

    2005-07-12 04:58:00
  • 482:

    名無しさん

    ?

    2005-07-12 05:05:00
  • 483:

    ユキ

    義母は、まだ、ゆって無いのか。何を、考えているんだろう?
    「ううん。なんでも、ないよ。」
    僕は、言葉を、濁して、小さな胸の痛みを、残したまま、家を、後にした。
                この時は、義母の、企みなど、僕は、全く気付いて無かった。そして           
     家を、出て行く時に、義母が、僕を、うつろな目で、窓から、見つめていて、呪いの言葉を、繰り返していた事も。       ゼッタイニユルサナイ

    2005-07-12 05:08:00
  • 484:

    名無しさん

    2005-07-12 05:37:00
  • 485:

    名無しさん

    義母さんこっぇ〜ょぉぃ!

    2005-07-12 05:51:00
  • 486:

    名無しさん

    いつも読んでます頑張ってくださぁーい

    2005-07-12 05:52:00
  • 487:

    名無しさん

    ぁげ

    2005-07-12 05:52:00
  • 488:

    ユキ

    「いただきます。」
    レイコは、無邪気な、笑顔で、フレンチトーストを、頬ばった。
    ほんとに、かわいい。
    レイコの、家で、住む様に、なって三日たった。
    一緒に、居ればいる程、僕は、レイコを、好きになっていく。

    2005-07-12 13:02:00
  • 489:

    ユキ

    朝、一緒に起きて、朝食を、食べる。レイコは、出勤時間まで、ごろごろしている。僕は、家事を、やったり、課題のテキストをする。
    僕たちは、部屋の中で、ずっと、一緒に居た。

    2005-07-12 13:09:00
  • 490:

    リアルタイムかな?!

    2005-07-12 13:10:00
  • 491:

    ユキ

    僕は、レイコの店での、バイトに、復帰した。
    店長に、会える楽しみもあるし、生活費ぐらいは、自分で、稼ぎたかった。
    今までの、バイト代も、店長が、ちゃんと渡してくれた。

    2005-07-12 13:12:00
  • 492:

    ユキ

    てっきり、タダ働きだと、思ってたから、びっくりした。
    レイコに、治療代として、渡そうとしたら、怒られた。
    「あんたから、お金取るほど、困ってないから!」

    2005-07-12 13:15:00
  • 493:

    ユキ

    レイコが、泣いた次の日。僕に、対する態度は、今までと変わってなかった。
    僕も、その事に、ついて、触れない様にした。
    一緒に、同じ店に、行き、働いて、一緒に、帰って、同じベットで眠る。

    2005-07-12 13:21:00
  • 494:

    ユキ

    一日中、ずっと、一緒に居る。
    僕は、ほんとに、幸せだった。
    こんな日々が、ずっと続けばいいと思った。
    「ねぇ?何、にやついてんの?」

    2005-07-12 13:24:00
  • 495:

    ユキ

    レイコが、ダイニングテーブルの、向かい側で、けげんそうに、見ている。
    パンクズが、口の端に付いてたので、僕は、指で、ぬぐってあげた。
    「幸せだなぁ、と思って。」

    2005-07-12 13:27:00
  • 496:

    ユキ

    「きもいね。相変わらず。」レイコは、僕から、目を、そらし、食べるのを、続けた。
    「ねぇ?パンも、甘いのも、乳製品も、ダメなくせに、なんで、フレンチトーストは、食べれるの?」

    2005-07-12 13:31:00
  • 497:

    ユキ

    ここに、来てから、朝食に、必ず、作らされるのだ。「…、小さい時、おかあさんが、作ってくれて、好きになったの。」
    小さな声で、レイコは、答えた。
    僕は、少し、びっくりした。

    2005-07-12 13:36:00
  • 498:

    ユキ

    最近、気付いたが、レイコから、家族の話を、聞いたことが、無い。
    レイコは、自分の話を、まったくしない。

    2005-07-12 13:39:00
  • 499:

    しおり

    2005-07-12 15:56:00
  • 500:

    ?

    昨日メンテナンス?とかで見れなかった???ゃッぱりぉもしろぃねぇ(?^?^)?かかさず見てるヵラねッ??

    2005-07-13 15:41:00
  • 501:

    ?

    ぁげぁげェェ??(?≧ω?)

    2005-07-13 23:31:00
  • 502:

    名無しさん

    ?

    2005-07-14 04:46:00
  • 503:

    ユキ

    ?498さん?499さん?500さん?ミリさん?♪さん????ありがとです?????♪さん?いつも、カキコありがとですo(^-^)o

    2005-07-14 07:21:00
  • 504:

    ユキ

    初めて、レイコの、お母さんの話を、聞けて、僕は、嬉しかった。
    「お母さん。料理作るのうまかった?レイコのご飯作るの大変だからなぁ。」
    僕は、何気なく聞いた。
    「さぁ?分かんない。」

    2005-07-14 07:25:00
  • 505:

    ユキ

    レイコは、そう言い、黙った。
    僕は、それ以上は、質問しなかった。聞いては、いけない事が、分かったから。

    2005-07-14 07:27:00
  • 506:

    ユキ

    二人で、暮らしてから、一週間が経った。
    特に、問題もなく、幸せで、穏やかな、時間が、流れた。
                そんな時、あの男が、現われた。

    2005-07-14 07:31:00
  • 507:

    ?

    更新してりゅゥ???
    し?ぉ?り?

    2005-07-14 08:45:00
  • 508:

    名無しさん

    ??

    2005-07-14 19:59:00
  • 509:

    しおり

    2005-07-14 20:37:00
  • 510:

    ?なちゅ?

    しぉり?頑張ってくださぃ

    2005-07-15 11:09:00
  • 511:

    名無しさん

    はょかいて?

    2005-07-16 11:06:00
  • 512:

    名無しさん

    かいてぇん

    2005-07-16 16:55:00
  • 513:

    ユキ

    すいませんm(__)mカキコ遅くて????仕事が、忙しくて????申し訳無いです?明日、まとめて、カキコしますね???待ってくれてる皆様、ほんとに、すいません???

    2005-07-17 00:46:00
  • 514:

    名無しさん

    削除依頼に,【レイコ】載ッてて焦ッたョ??ュキサン?ぢゃなくてょかッたぁァ???

    2005-07-18 17:40:00
  • 515:

    名無しさん

    ?しおり?

    2005-07-18 21:44:00
  • 516:

    名無しさん

    まだぁ??

    2005-07-19 01:44:00
  • 517:

    名無しさん

    なんか、ひきこまれてしまぃ、いっきに読んだ?
    主さん、待ってますから、頑張って完結して下さい?
    一日の楽しみの一つにします???

    2005-07-19 14:12:00
  • 518:

    名無しさん

    おそすぎ

    2005-07-20 01:39:00
  • 519:

    ?

    ↑そんなん言ぃなゃッッ?なんか事情がぁるかもゃん?時々カキコしてんゃヵラ待ッてたらぃぃゃん?
    楽しみにしてぅヵラ,更新待ッてぅね??

    2005-07-20 03:56:00
  • 520:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 521:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 522:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 523:

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    削除されますた

    あぼ~ん
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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 525:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 526:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 527:

    名無しさん

    アゲ

    2005-07-20 14:53:00
  • 528:

    名無しさん

    主早く

    2005-07-20 15:08:00
  • 529:

    名無しさん

    早く

    2005-07-20 15:28:00
  • 530:

    名無しさん

    お願いします

    2005-07-20 15:29:00
  • 531:

    名無しさん

    誰かが変なスレたてるからや

    2005-07-20 15:31:00
  • 532:

    ☆☆

    最初はバカにしてましたが‥っ??めっちゃ引き込まれちゃいました??
    続き楽しみにしてます?お仕事大変みたいですが、頑張って下さいね?応援してます??

    2005-07-20 15:59:00
  • 533:

    名無し子

    主さんへ??今日一気にはじめから読んで虜になってしまいました?これからも頑張ってくださいね。本当に本当に楽しみにしています。

    2005-07-20 18:13:00
  • 534:

    ユキ

    ほんとに??ほんとに??すいませんm(__)mカキコ遅れて?申し訳ないです??落ち着いたら???完結に、向けて頑張ります。ほんとに、すいません??

    2005-07-21 02:30:00
  • 535:

    名無しさん

    待ってるょ(^O^)

    2005-07-21 03:38:00
  • 536:

    名無しさん

    頑張れ

    2005-07-21 05:47:00
  • 537:

    名無しさん

    ???

    2005-07-21 07:11:00
  • 538:

    名無しさん

    2005-07-21 08:19:00
  • 539:

    名無しさん

    2005-07-21 08:21:00
  • 540:

    名無しさん

    待ってます

    2005-07-21 08:38:00
  • 541:

    今一気に読みました?なんかめちゃ吸い込まれてく感じで全然長い気せんかった??やばぃおまろぃです??これからもゆっくりでいいんで更新楽しみにしてます?????

    2005-07-21 08:39:00
  • 542:

    名無しさん

    略おおすぎてよみにくぅて仕方ないわ
    あらすぞ

    2005-07-21 09:10:00
  • 543:

    名無しさん

    ↑それは突然… なんか全部略やで

    2005-07-21 09:27:00
  • 544:

    名無しさん

    それは突然だから読むんやめた
    これも大概略オオくてきれそうやった初めの方とか

    2005-07-21 10:00:00
  • 545:

    ?奈々?

    めっさぉもろ-ぃ????はじめから読みましたッ??すっごぃ話に引き込まれてビックリ?本にして欲しい?これからも頑張ってくださぃ?

    2005-07-21 13:49:00
  • 546:

    名無しさん

    略うざいって子は、どんだけ小さい器してんの?神経疑うわ?たかが略ぐらいで小さい人間やな?可哀相?

    2005-07-21 14:10:00
  • 547:

    名無しさん

    ↑確かに

    2005-07-21 14:19:00
  • 548:

    略よりもしおりとかの方がうざい

    2005-07-21 14:25:00
  • 549:

    名無しさん

    ↑ほんまそれ

    2005-07-21 14:49:00
  • 550:

    ユキ

    「あの、すいません。」
    道の、途中で、誰かに、話し掛けられ、振り返った。「あの、わたし、こうゆう者です。」

    2005-07-23 05:37:00
  • 551:

    ユキ

    そこには、見知らぬ男が、立っていた。
    僕の名前を、確認しながら、名刺を、渡してきた。

    2005-07-23 05:54:00
  • 552:

    ユキ

    カキコ遅れてるのに、読んでくれている皆様??カキコしてくれてる皆様??ほんとに、ありがとです??ランキング?書いてくれた方????ほんとにありがとです????少しづつですが、カキコしていきますね???遅くて、すいませんm(__)m

    2005-07-23 05:58:00
  • 553:

    ?なちゅ?

    ゎぁ?ぃ?楽しみにしてるんで頑張ってくださぃ?

    2005-07-23 07:03:00
  • 554:

    名無しさん

    更新されてて嬉しい??

    2005-07-23 14:03:00
  • 555:

    名無しさん

    まだ書かないのぉ?

    2005-07-26 22:30:00
  • 556:

    名無しさん

    おそい

    2005-07-26 23:06:00
  • 557:

    名無しさん

    2005-07-26 23:39:00
  • 558:

    名無しさん

    2005-07-27 00:58:00
  • 559:

    風音 ◆IKE2/ObsJk

    あげ(=゚ω゚)ノ

    2005-07-27 02:01:00
  • 560:

    名無しさん

    書く気ないんやったらやめたら

    2005-07-27 15:22:00
  • 561:

    ユキ

    その、渡された名刺には、こう、書かれていた。              有限会社各務興信所    代表取締役        各務 正孝

    2005-07-28 08:16:00
  • 562:

    ユキ

    年は、四十手前だろう。長身の、引き締まった体。この熱いのに、黒いスーツを、きちんと、着ている。
    短く刈られた髪の毛。無機質な、表情。      「すまないが、今から、少し、時間とれないかな?」

    2005-07-28 08:23:00
  • 563:

    ユキ

    目だけが、ギラギラ光っている。
    「何の用ですか?」
    各務は、口の端だけ上げて笑った。
    「そんなに、警戒しないでよ。ただ、レイコについて聞きたいだけなんだ。」

    2005-07-28 08:26:00
  • 564:

    ユキ

    この男は、嫌だ。何故か、そう思った。
    「なんの事ですか?失礼します。」
    僕は、振り向き、歩きだそうとした。
    「いいのかな?友達の田舎に行ってるはずの君が、風俗嬢と、同棲してるって、親御さんに話しても。」

    2005-07-28 08:30:00
  • 565:

    ユキ

    夕方の、赤い日差しを、受けて、グラスが、汗をかいている。
    「何も、話してくれないんだね。」
    向かいで、各務が、ため息を、ついた。

    2005-07-28 08:33:00
  • 566:

    ユキ

    僕は、各務と、喫茶店に居た。
    かれこれ、一時間経つ。
    なかば、脅されて、連れて来られ、質問攻めされた。僕は、何一つ、答えなかった。

    2005-07-28 08:36:00
  • 567:

    ユキ

    僕は、顔には、出さなかったが、相当イライラしていた。
    何故、僕と、レイコの関係や、出会い方を、こいつに、話さなくちゃならないんだ。

    2005-07-28 08:38:00
  • 568:

    ユキ

    「怒ってる?」
    カガミが、うすら笑いで、聞いてきた。腹が立つ。 「別に。何も話す事が、無いから、話さないだけです。」
    「話したくないんだろう?」

    2005-07-28 08:41:00
  • 569:

    ?

    今日はじめてみたぁ??めっちゃオモロイなぁ????????????楽しみにしてまつん?

    2005-07-28 08:43:00
  • 570:

    ユキ

    「なんで、話さなきゃいけないんですか?あなたに、そんな権利ないでしょ?」 カガミは、また、ため息をついた。
    「その通りだ。でも、こっちも、仕事なんだよ。わかるだろ?」

    2005-07-28 08:44:00
  • 571:

    ぅみ

    更新されてる-??がんばてください??ぁげ??

    2005-07-28 12:16:00
  • 572:

    ?ミント?

      ・*.・.しぉり.・.*・

    2005-07-28 19:32:00
  • 573:

    名無しさん

    疑問なんやけど…ミンナしおりって何の為に書いてるの?ブックマークしてればエエやん?

    2005-07-28 21:10:00
  • 574:

    ?ミント?

    ↑587サン?
    ミントゎスレが??がらんょぅにとここまで読みましたョ?ッてゅぅ主サンぇのしぉりで書ぃてるョ??

    2005-07-29 03:29:00
  • 575:

    しおり

    2005-07-29 05:33:00
  • 576:

    ユキ

    「そんなの、そっちの勝手でしょう?僕には、関係ない!」
    いつも、そうだ、自分の勝手な、理由で、大人は、僕らを振り回す。
    「分かった。悪かった。」  カガミが、真面目な顔で、ゆった。
    「じゃあ。質問を、変えるよ。君は、レイコが、人を殺してる事を知ってるかい?」

    2005-07-30 06:34:00
  • 577:

    ユキ

    「おお、小僧。今日は、早いな。」
    「はい。ちょっと、テレビ見たいのがあって。」
    店長の話を、適当に切り上げて、僕は、事務所に、入った。
    ビデオデッキに、カガミから、渡された、ビデオを、セットした。

    2005-07-30 06:42:00
  • 578:

    ユキ

    僕は、テレビを、つけて、再生のスイッチを、押した。           大げさな、音楽が、鳴り響き。画面に、テロップが、映し出された。                 『検証。南の島の少女イタコ。トリックか、真実か?』

    2005-07-30 06:50:00
  • 579:

    ユキ

    ビデオの内容は、よくある二時間特番だった。
    綺麗な、青い海。白い砂浜。南の島の、田舎の風景。小さな、その島は、人口300人程で、聞いた事が無い、名前の島だった。
    音楽が、変わり、スタジオに、場面が、変わった。 『今夜、あなたも、目撃者になる。』

    2005-07-30 06:59:00
  • 580:

    ユキ

    ドライアイスが、焚かれた、いかにもな、セット。 司会者。どこかの有名な、大学教授。コメンテーター。タレント。      輪になる様に、座っている、その中に、主役がいた。『ご紹介しましょう。今日の、主役。南の島から、わざわざ、来て頂きました。イタコの、美波レイコさんです。』

    2005-07-30 07:07:00
  • 581:

    名無しさん

    気にな?ぁるぅ?

    2005-07-31 07:33:00
  • 582:

    リネ

    気になっちゃん?

    2005-07-31 08:01:00
  • 583:

    名無しさん

    2005-07-31 11:45:00
  • 584:

    名無しさん

    あげ

    2005-07-31 11:52:00
  • 585:

    名無しさん

    気になる

    2005-07-31 11:52:00
  • 586:

    名無しさん

    あげ

    2005-07-31 11:52:00
  • 587:

    風音 ◆IKE2/ObsJk

    あげ(=゚ω゚)ノ頑張れ〜

    2005-08-01 10:10:00
  • 588:

    名無しさん

    もー待ちくたびれたよぅ?早く読みたぁい???

    2005-08-01 16:21:00
  • 589:

    ユキ

    美波レイコと、呼ばれた少女が、軽く、会釈を、する。           白い着物に、赤い帯をして、きちんと座って居る。
    年は、十二歳くらいだろう。黒い、長い髪に、きゅっと、結ばれた、赤い唇。
    レイコだと、一目で、分かった。

    2005-08-02 02:16:00
  • 590:

    ユキ

    番組は、僕の想いなど、気にもせず、どんどん進んでいく。
    レイコを、レポーターが、紹介していった。
    美波家は、昔から、有名なイタコの一族で、島以外の人達も、噂を、聞いてやってくる。今は、若干十二歳のレイコが、一番力が強く。訪れる人々の、依頼を、一人で、受けている。

    2005-08-02 02:30:00
  • 591:

    ユキ

    今日の、番組は、そんな、レイコの力を、本物かどうか、検証するものだった。

    2005-08-02 02:42:00
  • 592:

    名無しさん

    句読点おおすぎ

    2005-08-02 06:33:00
  • 593:

    名無しさん

    別にいいやん。個性やし。

    2005-08-02 13:48:00
  • 594:

    名無しさん

    見にくい。今まで普通やったやん

    2005-08-02 16:34:00
  • 595:

    名無しさん

    うちも思った?もしかして偽者なんかなぁ?

    2005-08-02 17:15:00
  • 596:

    ユキ

    なんか???すいません???偽物てわないです?????カキコ久々で、書き方おかしかったですね?????なんとか、小説の方を、完結しようと思って、???みなさんに、お返事も出来てなくて、ほんとにm(__)mスローですが、なんとか、カキコしていきますね?????

    2005-08-02 18:15:00
  • 597:

    名無しさん

    2005-08-03 17:23:00
  • 598:

    名無しさん

    リング少しぱくってる?

    2005-08-04 03:21:00
  • 599:

    ユキ

    レイコの、正面に、若いアイドルが座る。
    司会者が、説明を始めた。今から、アイドルの未来を、レイコが視ていく様だ。レイコが、目を閉じて、アイドルの両手を、握った。『半年先、結婚して、アイドルを辞めますね。』

    2005-08-04 08:24:00
  • 600:

    ユキ

    その場が、ざわつき始めた。レイコは、続ける。
    『子供は、二人。男の子と、女の子。いいお母さんになれますよ。』
    アイドルは、目を、見開いて、驚いている。
    レイコが、言った事は、本当だ。
    現在、そのアイドルは、本当に、結婚して引退し、子供を、二人産んだ。

    2005-08-04 08:30:00
  • 601:

    ユキ

    次に、大学教授が、レイコの前に座った。
    その、大学教授は、心霊現象を否定している事で、有名だった。この手の、番組には、必ず出ている。  レイコが、さっきと、同じ様に、大学教授の手を握り。目を閉じた。
    「お、なんだ?小僧、こんな、つまんねーの見てんのか?」

    2005-08-04 08:36:00
  • 602:

    ユキ

    店長が、いつの間にか、僕の後ろに立っていた。
    「!あの!これ、ビデオだし、店長、野球観たいんでしょ?」
    僕は、あわてて、ビデオのリモコンを、取り。停止ボタンを、押そうとした。
    「いや、今日。中止。いいぞ、別に。って、え?!」

    2005-08-04 08:41:00
  • 603:

    ユキ

    店長が、テレビに目を向けた時、ちょうど、レイコの顔がアップになっていた。「これ、レイコじゃねえか?!」
    店長の声と、テレビのレイコの声が、重なった。
    『あなた、一年後死にます。』

    2005-08-04 08:45:00
  • 604:

    ユキ

    『肺に、ガンが、出来て死にます。明日にでも、病院に行って、検査して下さい。少しでも、長く生きたいなら。』
    大学教授は、レイコの手を、振りはらい、立ち上がった。
    『この、インチキが!子供のくせに、私に説教するんじゃない!』

    2005-08-04 08:49:00
  • 605:

    ユキ

    顔を、真っ赤にして、大学教授は叫んだ。
    周りは、しんとなった。
    『信じなくても、かまいません。私は、聞こえてきた音を、ゆっただけです。』レイコは、淡々とゆった。大学教授は、ますます顔を赤くして、叫んだ。
    『覚えておけよ!私を、敵に回した事を!このインチキイタコが!』

    2005-08-04 08:53:00
  • 606:

    ユキ

    今にも、レイコにつかみかかりそうな、大学教授をスタッフが、止めに入っている。
    司会者が、その場を、とりつくろい、CMに変わった。そこで、テープが、切れた。            レイコが、ゆった事は、事実だった。大学教授は、もうこの世にいない。

    2005-08-04 08:58:00
  • 607:

    ユキ

    「おい。こりゃ、なんだ?」店長と、僕は、少しの間。テレビの画面を、観ていた。
    「…。」
    「おい!この、ビデオ!どこから、手に入れたんだ。」
    僕は、店長に、カガミから聞いた話と、いきさつを、話始めた。

    2005-08-04 09:03:00
  • 608:

    ユキさωぇ

    ちゃんと読んでます?地道に頑張って下さぃネッッ?

    2005-08-04 10:12:00
  • 609:

    ユキ

    『レイコが、人を殺したなんて、嘘でしょう?』
    僕は、カガミに噛み付いた。
    『本当だよ。』
    カガミは、冷静に言った。『君は、レイコの力を知ってるのか?』
    僕は、首を縦に振った。
    『そうか、じゃあ、話が早い。今から、俺が話す事は全て事実だ。』
    カガミが、まっすぐに僕を見た。

    2005-08-05 06:30:00
  • 610:

    ユキ

    本名。美波レイコ。
    18歳。九州と、沖縄の間の小さな島で、産まれる。
    小さな頃から、不思議な力を、持つ。
    美波の、血筋は、昔から力を持つ女が、多数いた。
    レイコは、一族の誰よりも、力が強かった。
    『島の神様に、愛された娘』と、いわれる様になる。

    2005-08-05 06:38:00
  • 611:

    ユキ

    レイコは、八歳の時から、美波家のイタコとなった。イタコとは、本来、雨乞いをしたり、災害を、予知したりするものだが、レイコは、それ以上の力があった。

    2005-08-05 06:41:00
  • 612:

    ユキ

    人々の、悩みを、見ただけで当て、未来視が出来る。そして、治癒能力があり、不治の病を、手をかざすだけで、治したりした。
    レイコの噂は、島だけでは無く、本土でも有名になった。

    2005-08-05 06:45:00
  • 613:

    ユキ

    そんな中、さる、大物政治家が、レイコに、病気を治してもらった。
    噂を、聞き付けたテレビ局が、レイコに目を付けた。最初は、取材拒否をしていた、レイコの父親だったが。多額の金を、積まれ、承諾した。
    それが、レイコの不幸の始まりだった。

    2005-08-05 06:52:00
  • 614:

    しおり

    2005-08-05 09:11:00
  • 615:

    名無しさん

    頑張って?

    2005-08-07 05:24:00
  • 616:

    名無しさん

    早く読みたいぃぃ(*_*)

    2005-08-07 13:04:00
  • 617:

    名無しさん

    気になる?早くつづき書いて下さい??

    2005-08-08 04:00:00
  • 618:

    ユキ

    テレビに、出た後。大学教授に、目をつけられたレイコは、マスコミの注目を浴びる様になった。
    大学教授は、レイコを、批判、中傷し、マスコミはそれを喜び、記事にした。
    南の小さな島は、皮肉な事に、一時、有名になった。そして、一年後。

    2005-08-08 08:56:00
  • 619:

    ユキ

    大学教授は、ガンで、この世を去った。
    当初マスコミは、レイコの予知が、当たった事を、書き立てた。
    しかし、しばらく経つと、大学教授が死んだ為、レイコの話題など、世間から、消えていた。

    2005-08-08 09:07:00
  • 620:

    ユキ

    大学教授が、死んだ一年後、レイコは、再び世間の話題になった。
    大学教授の妻が、レイコを訴えた。
    夫が死んだのは、レイコの予言が、ストレスとなったからだ。と、妻は、連日マスコミに訴えた。

    2005-08-08 09:12:00
  • 621:

    ユキ

    裁判は、レイコが、勝った。しかし、マスコミや世間は、レイコを批判しだした。
    レイコの特異な力で、大学教授は、殺された。美波家は、相談者から、お金を必要以上に脅し取っている。―そんな、根拠も何も無い事実を、マスコミは、書き立てた。

    2005-08-08 09:19:00
  • 622:

    ユキ

    世間から、島の住民からも美波家や、レイコは、白い目で見られる様になった。マスコミは、しばらく経つと、収まったが、島の中での、立場はどんどん悪くなった。
    悪い噂で、イタコに対する依頼が、減り。美波家は、衰退していった。
    そして、不幸が起こる。

    2005-08-08 09:28:00
  • 623:

    ユキ

    レイコの両親が、自殺した。
    事の発端を、一族や島の人間に、責められ続け、耐えきれなくなったのだろう。レイコは、一人残された。

    2005-08-08 09:31:00
  • 624:

    ユキ

    その後レイコは、親類の元を、たらい回しされる。
    曰くつきの、子供を、一族は忌み嫌った。
    そして、数年が経ち。レイコが17歳の時、事件が起きた。

    2005-08-08 09:36:00
  • 625:

    ユキ

    その時、レイコが、世話になっていた家の、夫が死んだ。
    その次の日、レイコが島から消えた。
    皆、レイコが、殺したと思った。
    なぜなら、夫は、風邪一つ引いた事の無い、健康な人間だったが、急な心臓発作が、死因だった。
    そして、遺体が、発見されたのは、レイコの部屋だったのだ。

    2005-08-08 09:43:00
  • 626:

    しおり

    2005-08-08 13:43:00
  • 627:

    名無しさん

    、←テンと。←マルの使い方が可笑しい

    2005-08-08 23:48:00
  • 628:

    名無しさん

    レイコばっか

    2005-08-08 23:58:00
  • 629:

    ?ミント?

    久しぶりのしぉり???

    2005-08-09 00:06:00
  • 630:

    ぇりな

    メッチャはまって今一気に読みました。本間にぉもろいですね。主さん、頑張って完結させてください。お願いします☆★応援してますからぁ〜♪(*'-^)-☆

    2005-08-10 06:40:00
  • 631:

    白菜ォバサン?

    今日一気にょんだ??めっさハマる?引き込まれる??早く読みたいのが本音ゃケドュキさんのペースでィィカラガンバって完結してくださぃね???(?ω?)?

    2005-08-10 07:31:00
  • 632:

    名無しさん

    書かないの?早く続き読みたいよ?

    2005-08-12 10:14:00
  • 633:

    名無しさん

    ?

    2005-08-13 03:21:00
  • 634:

    名無しさん

    ぉーい

    2005-08-13 05:00:00
  • 635:

    名無しさん

    もぉまぢおそい

    2005-08-13 08:19:00
  • 636:

    名無しさん

    かかんねやったらやめろゃ

    2005-08-13 15:14:00
  • 637:

    ユキ

    だから書いてないやん。やめたんですけど

    2005-08-13 15:54:00
  • 638:

    名無しさん

    ハァ〜?偽者やないん?

    2005-08-13 22:21:00
  • 639:

    名無しさん

    ほなさっさ削除したら?笑
    てかさぁ、待ってくれてる人もおる訳ょ?申し訳ないとかないんゃ?

    2005-08-13 22:34:00
  • 640:

    名無しさん

    最近忙しかったからさぁ?しゃぁないやん。ごめん。偽物ちがうよ。

    2005-08-14 00:18:00
  • 641:

    かぃ

    ほんまにゃめちゃったんですかぁ?!続きばり楽しみにしてたのにぃ〜〜〜

    2005-08-14 02:03:00
  • 642:

    ユキ

    待って下さってる方すいません???久々見たら、偽物さんが、終了したってカキコが???マダ、終わりませんー?????おそいながらも、落ち着いたら、カキコしていきます??応援してくれている方々、本当に、申し訳ないですm(__)m

    2005-08-14 08:44:00
  • 643:

    653やけど

    そっか。きつくゆってごめんな!笑
    待ってる人おるし頑張ってな?
    また更新待つわ

    2005-08-14 10:55:00
  • 644:

    名無しさん

    トピつけなよ☆ 名前の後ろに#と好きな英数字でできるよ 例えば
    ユキ#ABC
    とかね

    2005-08-14 11:14:00
  • 645:

    名無しさん

    まだけ

    2005-08-14 21:49:00
  • 646:

    ユキ ◆QJw5SE5sqQ

    付けてみました???ほんとに、申し訳ないですm(__)m

    2005-08-15 00:25:00
  • 647:

    名無しさん

    待ってるんで頑張って書いて下さいね☆

    2005-08-15 02:27:00
  • 648:

    名無しさん

    しょーもなぃスレ書かんと続き書けや

    2005-08-15 05:03:00
  • 649:

    名無しさん

    ネタ切れちゃん?ワラ

    2005-08-15 10:03:00
  • 650:

    名無しさん

    ありえへんくらい遅い。もう間あきすぎて続きも気にならんくなってきたわ。読むのやめます

    2005-08-15 10:33:00
  • 651:

    名無しさん

    そろそろこの小説も荒らされるなワラ

    2005-08-15 14:10:00
  • 652:

    風音 ◆IKE2/ObsJk

    頑張れ(=゚ω゚)ノ

    2005-08-17 10:33:00
  • 653:

    名無しさん

    私は読んでるので完結させてね

    2005-08-17 12:22:00
  • 654:

    名無しさん

    何で書かんの?

    2005-08-17 13:07:00
  • 655:

    名無しさん

    主生きてるぅー??ワラ

    2005-08-18 02:46:00
  • 656:

    名無しさん

    はじめから読んでたけど疲れた。さいなら

    2005-08-19 12:07:00
  • 657:

    名無しさん

    ?

    2005-08-20 05:51:00
  • 658:

    名無しさん

    ?

    2005-08-21 09:47:00
  • 659:

    名無しさん

    アタシもさいなら

    2005-08-21 19:55:00
  • 660:

    名無しさん

    なんでかかへんの?

    2005-08-21 20:27:00
  • 661:

    柿ピィ

    頑張りますとかゆうて最後まで書かかんのやったら最初から書くなや!楽しみにして毎日更新してないかな?って見てるみんなの気持ち考えてるんか!しょーもない作者やの

    2005-08-22 01:53:00
  • 662:

    名無しさん

    書くもかかんも作者の勝手やん?金払って読んでるんちゃうねんから?はよかけとかゆわれる筋合いないやん何様なん?

    2005-08-22 03:12:00
  • 663:

    名無しさん

    自分様ゃん!!
    我中心ぢゃ

    2005-08-22 03:32:00
  • 664:

    名無しさん

    676
    ぉ前も何様なん?ここの作者に忠告してる事ゃからぃちぃちゅぅなって感じ?楽しみにしてるんゎ本間ゃし絶対完結させる気なくね?それゃのに作者の肩持っとか神経疑ぅゎぁ

    2005-08-22 08:01:00
  • 665:

    柿ピィ

    678=柿ピィです

    2005-08-22 08:02:00
  • 666:

    名無しさん

    完結とか絶対しなぁかんもんちゃぅゃん?顔見えへんからってはよかけ?とかゅぃなゃ!楽しみにしてるから早くかいてね?でいーんちゃぅんか?作者の都合も考えゃ?神経疑うとかおまえやから?

    2005-08-22 23:22:00
  • 667:

    名無しさん

    ホンマそれワラ なあああにを必死になっとんねんバクワラ

    2005-08-22 23:25:00
  • 668:

    名無しさん

    柿ピィとか誰も聞いてまテンから?非常にどーでもょい?

    2005-08-22 23:31:00
  • 669:

    名無しさん

    680は作者やろ?

    2005-08-23 03:37:00
  • 670:

    ぁるぁる白菜隊

    柿ピィとゎ、柿の種のコトかぃな??ピィてなんじゃ

    2005-08-23 03:46:00
  • 671:

    名無しさん

    ピーナッツ入ってるからピーついてんねん

    2005-08-23 04:04:00
  • 672:

    名無しさん

    684アリエルちゃうんか

    2005-08-23 05:01:00
  • 673:

    名無しさん

    完結させるのは書いた人の義務やと思うで 読んでる方も面白いって思ったなら完結まで責任持って読むし。こんなサイトやけど、荒らされて書けなくなったとかじゃないやん。完結できひんねやったら最初からかかんとって欲しかったわ

    2005-08-23 11:17:00
  • 674:

    名無しさん

    本間それ。もう忘れよ

    2005-08-23 15:37:00
  • 675:

    じゃあいちいちあげるなよ

    2005-08-23 15:39:00
  • 676:

    名無しさん

    ↑オマエモナ

    2005-08-23 16:50:00
  • 677:

    名無しさん

    サゲ機能使ってまつゃン?

    2005-08-23 16:53:00
  • 678:

    名無しさん

    サゲしらんのやろ??690わミテコ

    2005-08-23 17:00:00
  • 679:

    名無しさん

    サゲって何?

    2005-08-24 14:44:00
  • 680:

    メールの欄に “sage”っていれたらスレがあがらんねん

    2005-08-24 14:47:00
  • 681:

    名無しさん

    久々にたまってる思て読んだら、なんや終わったん???

    2005-08-24 17:07:00
  • 682:

    頑張ってな

    2005-08-24 17:10:00
  • 683:

    主死亡チーン

    2005-08-24 23:01:00
  • 684:

    柿ピィ

    ぁるぁる白菜隊☆ゃるゃんけぇ〜まぢで主出てこぃって感じゃんm(__)m

    2005-08-25 05:08:00
  • 685:

    名無しさん

    ミテコ?って何ですか?

    2005-08-25 06:06:00
  • 686:

    名無しさん

    700?早く書いて?

    2005-08-25 06:33:00
  • 687:

    名無しさん

    ミテコゎ身分証を提示できない子=未成年

    2005-08-25 07:32:00
  • 688:

    ユキ

    カガミは、美波家からの依頼でレイコを探していた。半年かけて、やっと捜し当てたらしい。

    2005-08-26 05:51:00
  • 689:

    ユキ

    「とりあえず、レイコを島に戻したいらしい。死んだ夫の、妻はレイコを警察に突き出したいんだと。」  カガミは、一通り話終え、ため息をついた。
    撲は、話の内容を受けとめるのに、必死だった。

    2005-08-26 05:57:00
  • 690:

    ユキ

    「俺の仕事は、探すだけだ。後は、報告するだけだ。」
    そこで、撲は、気付いた。カガミは、美波レイコが本当に本人かどうか、撲を通して確かめていた事を。
    「おもしろかったよ。レイコを、捜すのは。」
    カガミは、少し笑った。

    2005-08-26 06:03:00
  • 691:

    ユキ

    「人殺しかもしれない女なのに、レイコを知ってる客達に話を聞くと、皆レイコを天使か、神様の様にゆうんだよ。」
    撲を、無機質な目で見る。「なぁ、そんなにいいのか?レイコとのセックス?」

    2005-08-26 06:09:00
  • 692:

    ユキ

    ガタン!
    辺りの客が、皆見ている。撲は、カガミに掴み掛かっていた。
    「悪かった。ジョーダンだ。」
    我に帰り、カガミのむなぐらから、手を離した。
    「なぁ、取引しないか?」  撲は、カガミを睨み付けながら、席についた。

    2005-08-26 06:19:00
  • 693:

    ユキ

    「あんた、何言ってんだ?」撲は、喧嘩腰で言った。
    「いいのか?俺が、レイコの親戚に居場所を言ったら、レイコは刑務所行きだぞ。」
    「まだ、レイコが、殺したと決まってない!」
    カガミが、にやりと笑った。
    「そうかもしれないが、レイコは、確実に島に連れ戻されて君とは、会えなくなるな。」

    2005-08-26 06:24:00
  • 694:

    ユキ

    撲は、動揺した。カガミは、続けた。
    「都会に、出て風俗していた家出少女を、美波家なら、一族の面汚しぐらいの勢いで、家から一歩も出さないだろう。レイコが、島に帰れば、君はもう二度と会えなくなる。」
    レイコニアエナクナル

    2005-08-26 06:33:00
  • 695:

    ユキ

    ほんとに???ほんとに???お待たせしましたm(__)mこれから、ゆっくりですが、カキコします。応援して下さってる皆様。ほんとにすいませんでした。

    2005-08-26 06:36:00
  • 696:

    まゃ?

    更新されてる??頑張ってな?

    2005-08-26 07:03:00
  • 697:

    ユキ

    頭を後ろから、思い切り殴られた様な、頭痛がしてきた。
    アエナクナル
    そのカガミの言葉が、ぐるぐる回る。
    「そんな、顔するなよ。」
    カガミが、にやにやして、撲を見ている。
    「君が、俺の条件を飲んでくれれば、美波家に黙っててやるよ。」
    その顔は、どこかで見た顔と似ていた。

    2005-08-26 07:47:00
  • 698:

    名無しさん

    撲ぢゃなく僕です

    2005-08-26 10:15:00
  • 699:

    ?イチジク?

    わぁ〜?更新されてるぅ?マジ待ってました?荒らしに負けずに、ゆっくり更新してってな?毎日チェックしてますぅ?

    2005-08-26 13:53:00
  • 700:

    名無しさん

    今まで待たせてきたんやからちゃっちゃっと書けやっ

    2005-08-26 14:18:00
  • 701:

    名無しさん

    714何をェラそぉにゅぅ?ネン?ぉまぇゎ小説読むしかするコトなぃンか?ワラ

    2005-08-26 14:37:00
  • 702:

    名無しさん

    頑張ってね??
    このいた見る時は、必ずチェックしてますから??

    2005-08-26 16:07:00
  • 703:

    ユキ

    「条件って、なんなんですか?!」
    カガミが、僕の顔を覗き込みながら言った。
    「簡単だよ。レイコと一回タダでやらせてくれよ。」 「?!」
    僕は、一瞬何を言われたか分からなかった。

    2005-08-26 23:16:00
  • 704:

    名無しさん

    頑張って下さいm(__)m

    2005-08-27 10:09:00
  • 705:

    ブゥ??

    バーリおもろい??文句言ってる頭弱い奴トカ相手せんとユキさんのペースで頑張ってね??完結するまでちゃんと読みに来ますんで??

    2005-08-27 11:21:00
  • 706:

    名無しさん

    トリップは?

    2005-08-28 04:26:00
  • 707:

    名無しさん

    ?

    2005-08-29 21:57:00
  • 708:

    名無しさん

    死んだ

    2005-08-30 00:23:00
  • 709:

    ユキ

    「あんた、何考えてんだ?」カガミは、僕の顔を覗き込みながら続けた。
    「聞いた話によると、半年以上待ちで、値段も半端じゃない。そんな、女と一回試してみたいんだよ。」

    2005-08-30 19:56:00
  • 710:

    ユキ

    「あんた、頭おかしいよ。」僕は、腹が立つのを越えて混乱していた。
    「そうか?俺にしてみれば、レイコの客や、君みたいな信者に比べれば、自分は、まともだと思ってるんだがね。おっと。」
    また、掴み掛かろうとした僕の腕をカガミが止めた。「まぁ、考えといてよ。俺の話が、嘘じゃない事はこのビデオ見たら分かるから。その気になったら、連絡してくれよ。」

    2005-08-30 20:05:00
  • 711:

    ユキ

    カガミは、一本のビデオテープをテーブルに置き、先に喫茶店を後にした。
    僕は、頭が混乱したままで、ぼんやりとそのまま座っていた。        ただ、頭の中でカガミの言葉がぐるぐる回っていた。─レイコトニドトアエナクナル−

    2005-08-30 20:15:00
  • 712:

    ユキ

    「そうか、メンドーな事になっちまったなぁ。」
    僕の話が終わった後、店長が、ため息をついた。
    「小僧、どーすんだ?」
    僕は、店長の問い掛けに黙っていた。
    「おい!小僧!おまえが、そんなでどーすんだ!しっかりしろ!」

    2005-08-30 20:37:00
  • 713:

    ユキ

    店長が、僕の背中を思い切り叩いた。
    「小僧が、しっかりしなくてどうするんだ!?惚れた女一人ぐらい、ちゃんと守ってやるのが男だろ!」
    「はい。すいません。」
    僕は、店長の言葉で我に返った。
    「よし。頑張れよ!」
    店長は、ニカっと笑った。

    2005-08-31 06:07:00
  • 714:

    ユキ

    「おかえり。ご飯は?」
    レイコは、化粧をしている途中の顔でこっちを見ている。
    「ごめん。遅くなって、今すぐ用意するから。」
    僕は、まともにレイコの顔が見れずに、スーパーの袋から食材を冷蔵庫に入れ始めた。
    「何かあったの?」
    ドクン

    2005-08-31 06:13:00
  • 715:

    ユキ

    「何もないよ。本屋に行ったら夢中になっちゃって、遅くなってごめん。」
    図星を指され、僕は、動揺している。
    「そう。」
    レイコは、それから、何も言わずに化粧を続けた。

    2005-08-31 06:18:00
  • 716:

    ユキ

    カガミの事は、なんとなく話せなかった。
    レイコの過去や、素性を僕が知ってしまった事も。
    僕は、どうしたらいいんだろう?

    2005-08-31 06:21:00
  • 717:

    ユキ

    レイコと、ずっと一緒に居たい。それが、僕の願いだ。           しかし、その願いは叶わないんだろうか?
    なんの解決策も、思いつかないまま、数日が過ぎた。今日は、レイコが美容院に行っていて、僕は一人で家に居た。
    掃除を、していると僕の携帯が鳴った。
    知らない番号だ。

    2005-08-31 06:35:00
  • 718:

    名無しさん

    やったーリアルタイム?

    2005-08-31 06:39:00
  • 719:

    ユキ

    僕は、電話に出た。
    『俺だよ。どうするか決めたかい?』
    ドクン
    カガミだ。
    『美波家から、調査の報告の催促の電話があった。まだ、レイコの居場所は言ってない。君次第だよ。どうする?』
    ドクンドクン
    『レイコに会えなくなってもいいのかい?』

    2005-08-31 06:41:00
  • 720:

    ユキ

    ドクン                     何かが、僕の中で弾けた。「嫌です。」
    『じゃあ、俺の条件呑むんだな。』
    「はい。」

    2005-08-31 06:49:00
  • 721:

    ユキ

    「じゃあな、終わったら電話するよ。」
    「はい。」
    バタン
    僕は、カガミを部屋に残し、ドアを閉めた。
    アパートを出て、足早に歩く。
    行くあてもなく、公園に着いた僕は、ベンチに座った。

    2005-08-31 06:55:00
  • 722:

    ユキ

    後、一時間ほどしたらレイコが、アパートに帰ってくる。
    部屋では僕じゃなく、カガミが待っている。
    僕は、カガミの条件を呑んだ。
    『仕事で、何人も相手してるんだから、大丈夫だ。暴力なんて振るわないから、安心しろよ。』

    2005-08-31 07:00:00
  • 723:

    ユキ

    僕は、ぼんやり空を仰いだ。厚い雲が重なり、今にも、雨が降ってきそうな、雲行きだ。
    レイコトアエナクナル  
    カガミから、電話が掛かって来たとき、僕の頭には、それしかなかった。

    2005-08-31 07:06:00
  • 724:

    ユキ

    それだけは、絶対に嫌だった。そんな事になったら、気が狂いそうだ。
    レイコの笑顔、しぐさ、匂い、体温、すべてが、愛しかった。
    離れるなんて、出来ない。これしか、方法が無かったんだ。

    2005-08-31 07:11:00
  • 725:

    ユキ

    僕は、自分に必死で言い聞かせた。
    「しょうがないだろ。」
    カガミが、レイコを抱くしか。
    それしか、僕とレイコが居れる方法はない。
    気が付くと、雨が、降り始めていた。

    2005-08-31 07:15:00
  • 726:

    ユキ

    雨が、体を濡らしていく。僕は、それでもベンチに固まった様に座っていた。
    ぼんやりと、濡れいく世界を、見ていた。
    すると、遠くにある赤いものが、視界に入ってきた。僕に、どんどん近づいてくる。
    赤い傘をさし、赤いワンピースを着ている。
    レイコだ。

    2005-08-31 07:26:00
  • 727:

    ユキ

    「こんな所で、何してるのよ?」
    傘を、僕に差し掛けながら、レイコが微笑んだ。
    「何やってるんだろう?」
    僕は、笑った。
    「バカじゃない?」
    レイコも、笑った。
    「うん。僕はバカだ。」

    2005-08-31 07:30:00
  • 728:

    ユキ

    「自分の気持ちばかりで、レイコの事を考えてなかった。大バカだよ。」
    僕は、泣いていた。
    雨の雫と涙が混ざり、下を向くと、ぽたぽたと地面に落ちた。
    「ほんとに、バカね。」
    レイコの声は、とても優しかった。
    余計に、涙がこぼれた。

    2005-08-31 07:36:00
  • 729:

    ユキ

    顔を上げると、そこにレイコの姿は無かった。
    僕は、立ち上がり走り出した。

    2005-08-31 07:39:00
  • 730:

    ユキ

    公園を、後にし無我夢中で走った。
    アパートに着き、階段を駆け上がった。
                僕は、ほんとにバカだった。自分の事しか、考えてなかった。
                バン!
    ドアを、開け、靴を履いたまま部屋に上がる。
    「レイコ!」

    2005-08-31 07:45:00
  • 731:

    ユキ

    「おかえり。」
    レイコは、いつも通りの顔で、言った。
    しかし、僕は、その光景を見て固まってしまった。

    2005-08-31 07:48:00
  • 732:

    ユキ

    床に、カガミが、血の気のない顔で転がっていた。

    2005-08-31 07:50:00
  • 733:

    ユキ

    「・・・。」
    僕は、言葉を失った。
    カガミは、目を、見開き、大の字になったまま、ぴくりともしない。
    「逃げよっか。ここも、ばれちゃった。」
    レイコは、そう言って微笑んだ。

    2005-08-31 08:27:00
  • 734:

    ユキ

    簡単に荷物をまとめ、僕とレイコは、部屋を出た。
    外に出ると、まだ雨は降っていた。
    赤い傘を一本さし、僕らは手をつないで、駅までの道を歩いた。

    2005-08-31 08:36:00
  • 735:

    ユキ

    初めて入った、ラブホテルは想像していたより、普通の部屋だった。
    無駄にでかいベットに、横になりながら、僕は天井を見ていた。
    「お風呂入れば?」

    2005-08-31 08:39:00
  • 736:

    ユキ

    浴室から、バスローブを着たレイコが出てきた。
    洗い立ての髪から、シャンプーの香りが漂っている。「うん。」
    僕の横に、座ったレイコを、後ろから抱き締めた。
    「どうしたの?」

    2005-08-31 08:44:00
  • 737:

    ユキ

    「ごめん。」
    思い切り、抱き締めた。
    「ごめん。レイコ。」
    「苦しいよ。」
    僕は、腕を緩めた。今度は、レイコが僕を抱き締めた。
    「ほんとに、あんたバカね。」
    大きな瞳で、僕を見ている。

    2005-08-31 08:50:00
  • 738:

    ユキ

    「レイコ、何かされた?恐かった?」
    レイコは、僕の目をまっすぐ見ている。
    「ほんとに、ごめん。僕は、自分の気持ちしか考えてなかったんだ。レイコの気持ちも考えずに、もう嫌いになっただろ?」

    2005-08-31 08:54:00
  • 739:

    名無しさん

    2005-08-31 09:11:00
  • 740:

    名無しさん

    2005-08-31 09:12:00
  • 741:

    名無しさん

    頑張って最後まで書いてくださいね?応援しています?

    2005-08-31 13:46:00
  • 742:

    名無しさん

    2005-08-31 22:03:00
  • 743:

    ユキ

    僕は、自分が泣きだしそうなのが分かった。
    耐え切れず、下を向いた。レイコの、言葉を聞くのが恐かった。
    「どうして?」
    「え?」

    2005-09-01 10:23:00
  • 744:

    名無しさん

    久しぶりダァーッ?

    2005-09-01 21:35:00
  • 745:

    ユキ

    「どうして謝るの?」
    僕は、顔を上げてレイコの顔を見た。
    「あたしと、会えなくなるのが嫌だったんでしょ?」 優しく微笑んでいる。
    「それしか、方法が無いって思ったんでしょう?」

    2005-09-02 11:09:00
  • 746:

    ユキ

    僕は、無言で首を縦に振った。
    「あたしの事好き?」
    言葉を、返す代わりに、レイコの唇に自分の唇を重ねた。
    「愛してるよ。」
    自然に言葉が出た。

    2005-09-02 11:13:00
  • 747:

    ユキ

    「レイコを、愛してるよ。」額をくっつけながら、僕は言った。
    「うん。」
    レイコは顔を離し、僕の胸に顔を埋めた。
    「これから、ずっと一緒に居てくれる?」
    「当たり前だろ。ずっと一緒に居るよ。」

    2005-09-02 11:21:00
  • 748:

    ユキ

    レイコは、顔を上げ僕の顔を見ながら、くしゃくしゃの笑顔を見せた。
    「ありがとう。」
    その時、愛しくて、大切でたまらない。暖かな気持ちが、僕の中で溢れた。  「あたしが、死ぬまで一緒に居てね。」

    2005-09-02 11:28:00
  • 749:

    ユキ

    「うん。」
    僕は、笑顔で返した。
    「よかった。あたしね、もう少ししたら、死ぬの。」             「・・・え!?」

    2005-09-02 11:31:00
  • 750:

    ???

    しおり?
    完結?するまで??頑張って?下さい?

    2005-09-02 17:53:00
  • 751:

    名無しさん

    きになる…?

    2005-09-02 22:37:00
  • 752:

    ユキ

    いつも、いつも応援して下さる方々。厳しく注意してくれる方々???そしてずっと、読んでくれている方々??????本当に、ありがとうです?????カキコが、止まってしまい。ほんとに、すいませんでしたm(__)mやっと、佳境に入りました???完結まで、ゆっくりながら、頑張ります。よかったら、お付き合い下さい????

    2005-09-03 06:53:00
  • 753:

    名無しさん

    頑張って!応援してる

    2005-09-03 06:56:00
  • 754:

    ユキ

    「冗談だろ?」
    僕の目を見て、レイコは言った。
    「本当よ。」
    レイコは、僕に嘘をつかない。
                頭の中が、真っ白になった。

    2005-09-03 07:00:00
  • 755:

    ユキ

    レイコが、近い内に死ぬ。僕は体を離した。
    「どうして?なぜ、そんな事が分かるんだ?」
    自分が、激しく動揺しているのが分かった。
    「あたしは、分かるの。」

    2005-09-03 07:06:00
  • 756:

    ユキ

    レイコは、穏やかな顔をして続けた。
    「あたしは、罪を犯したの。だから、その罰を受けなきゃいけないの。」
    「だからって、なんで?死ぬとかゆうんだ?」
    僕は、大きい声をだした。

    2005-09-03 07:11:00
  • 757:

    ユキ

    「意味分かんないよ!理由を教えてくれよ、罪ってなんだよ!」
    レイコの肩を両手で掴み、僕は怒鳴った。
    「ごめんね。」
    はっと、我に返った。
    レイコが、哀しげな目で僕を見ている。

    2005-09-03 07:17:00
  • 758:

    ユキ

    「ごめん。」
    僕は、手を離して背中を向けた。
    「本当に、ごめんね。黙ってて。」
    レイコは、静かに言った。そして、ぽつりぽつりと、話し始めた。

    2005-09-03 07:26:00
  • 759:

    ユキ

    「あたしね。この力で、人を殺したの。」
    「!!」
    僕は、背中を向けたまま話しを聞いた。
    「あの男から、聞いてるでしょ?」
    「・・うん。」

    2005-09-03 07:31:00
  • 760:

    ユキ

    「あたしは、両親が死んでから、親戚の家をたらい回しにされた。でも、最後に世話してくれた家は、とてもよくしてくれたの。特におじさんが。」
    僕は、黙ってレイコの話を聞いた。

    2005-09-03 07:37:00
  • 761:

    ぅみ

    気になる?
       ?しおリ?

    2005-09-03 10:50:00
  • 762:

    コアラ

    ャバィ??気になってしょぅがなぃ??

    2005-09-03 10:53:00
  • 763:

    ?さくら?

    ぉ初です?ぅひゃぁ??気になるにゃぁ??めっちゃこの小説大好き??一時ぁらされてたりしてた?復活しててめちゃ感激?主サン応援してるんでガンバってくださぃね(??∀?)?

    2005-09-03 11:53:00
  • 764:

    名無しさん

    2005-09-03 12:02:00
  • 765:

    ?

    頑張ってくらさい??しぉり?

    2005-09-03 16:05:00
  • 766:

    ???

    しぉり?
    頑張れぇぇ??

    2005-09-03 20:13:00
  • 767:

    ユキ

    「おばさんは、パートにでていて、家にはあたしだけだった。自分の部屋で寝ていたら、物音がして目が覚めた。仕事に行ってるはずのおじさんが、あたしの部屋に居た。おじさんは、いきなりあたしに覆いかぶさってきた。」

    2005-09-04 00:57:00
  • 768:

    ユキ

    「最初何が起こったか分からなかった。おじさんは、あたしの服を脱がせようとした。あたしは、必死で抵抗した。そしたら、おじさんは、あたしを殴ってこう言った。」

    2005-09-04 08:48:00
  • 769:

    ユキ

    「おまえみたいな、不幸付きの女を、育ててやった恩を忘れたのか。これからも、ここに居たいならおとなしくしろ。これから、俺のゆう事を聞いて、恩返ししろ。そう言って、おじさんは笑った。」

    2005-09-04 08:53:00
  • 770:

    ユキ

    「つまり。おじさんは、こうゆう事がしたくて、あたしを育ててくれたんだと、その時分かった。」
    僕は、唇をかみしめた。
    レイコは、今どんな表情でこの話をしてるんだろう?確かめたかったが、勇気がなかった。

    2005-09-04 08:57:00
  • 771:

    ユキ

    僕は、背中を向けたまま話を聞いた。
    「おじさんは、あたしの体を触ってきた。気持ち悪くて、吐きそうだった。泣き叫んでも、抵抗しても無駄だった。この時、あたしは思ってしまったの。」

    2005-09-04 09:01:00
  • 772:

    ユキ

    「おじさんなんか、今すぐ、死んでしまえと。」

    2005-09-04 09:03:00
  • 773:

    ユキ

    「!」
    「すると、おじさんの動きが止まったの。おじさんは、胸を押さえて苦しそうにもがいた後、仰向けになって泡を吹いて倒れた。そして、動かなくなった。」

    2005-09-04 09:08:00
  • 774:

    ユキ

    僕は、転がっていたカガミを思い出していた。
    「おじさんは、息をしてなかった。瞳孔が、開いた目でこっちを見てた。あたしは、その日おじさんを殺したの。」

    2005-09-04 09:14:00
  • 775:

    ユキ

    「もう、いい。」
    僕は、振り向き、レイコを抱き締めた。
    「もう、いいから。」
    自分の胸に、レイコの頭を沈めた。
    「あたしは、大丈夫。」
    顔をあげ、僕を見た。

    2005-09-04 10:30:00
  • 776:

    ユキ

    レイコは、穏やかな顔をして微笑んだ。
    「もうちょっと、話していいかな?」
    僕は、首を縦に振った。
    「その日、あたしは島を出たの。」

    2005-09-04 10:33:00
  • 777:

    ユキ

    「本当なら、警察に自首しなきゃいけなかったと思う。でも、捕まる前にどうしても、叶たい夢があったの。だから、島から出た。」

    2005-09-04 10:38:00
  • 778:

    ユキ

    「島から出てきて、お金も無くて、住む所も無かった。町を、あてもなく歩いてたら、男の人に声を掛けられた。風俗のスカウトだった。あたしは、誘われるまま働く事にした。」

    2005-09-04 10:43:00
  • 779:

    ユキ

    「仕事は、ヘルス。何日かしたら仕事には慣れた。一生懸命、お客さんの相手をした。」

    2005-09-04 10:49:00
  • 780:

    ???

    しぉり?
    これ見てたら不思議な感じになるぅ???
    これからも頑張って下さい????????????

    2005-09-04 19:37:00
  • 781:

    ユキ

    ???さん?毎日ありがとですm(__)m頑張ります

    2005-09-05 06:42:00
  • 782:

    ユキ

    「そんな、生活をして一月経った。お客さんが、あたしを指名でたくさん来てくれる様になった。自分でもびっくりする位。」

    2005-09-05 06:45:00
  • 783:

    ユキ

    「それに、体を求めて来る人がいなくなった。あたしは、両親が死んでから、力を使わない様にしてきた。でも、仕事をしている時に、知らずに使っていた。お客さんは、あたしに会うと幸せそうだった。」

    2005-09-05 06:49:00
  • 784:

    ユキ

    「島に、居た時は周りの大人のゆう通りに、力を使ってた。だから、自分の力を使って、誰かを幸せに出来るのが分かって、正直にうれしかった。あたしは、こんな力ずっといらなかったから。この力のせいで、あたしは一人になったから。」

    2005-09-05 06:57:00
  • 785:

    ユキ

    どれ程、悲しんだんだろう?孤独だったんだろう?普通に語っているけれど、僕は、今までのレイコを思うと泣きだしそうになった。「あたしは、働くのが楽しかった。ここに居ていいんだと思った。」

    2005-09-05 07:01:00
  • 786:

    ユキ

    何か、言う代わりに抱き締めた。
    「でも、三ヵ月経った頃。あの男が、訪ねてきたの。」
    レイコは、そのまま続けた。

    2005-09-05 07:03:00
  • 787:

    ユキ

    「美波家から、依頼を受けて、あたしを島に連れ戻しに来た。あたしは、逃げた。町から、町へ、風俗の仕事をしながら。たどり着いた先が、今の店だった。」

    2005-09-05 07:07:00
  • 788:

    ユキ

    「店長は、とてもかわいがってくれて、店まで作ってくれた。お客さんもたくさん来てくれる様になった。でも、あたしの夢は叶わないままだった。」

    2005-09-05 07:09:00
  • 789:

    ユキ

    「叶わないままなら、それでいいと思った。あたしに、今出来る事をお客さんにしてあげれば、悔いは残らないと、思おうとした。でも、無理だった。あきらめれなかった。」

    2005-09-05 07:14:00
  • 790:

    ユキ

    「でも、今、夢は、叶った。」
    ぽろぽろと、関を切った様に、キレイな涙を流しながら、レイコが、僕の顔を見ながら言った。
    「あんたに、会えたから。」

    2005-09-05 07:17:00
  • 791:

    ユキ

    「あたしは、ずっと待ってたの。あんたを。」
    レイコの冷たい手が、僕の頬を包んだ。
    「あたしの夢は、誰かに、愛される事だったの。」

    2005-09-05 07:20:00
  • 792:

    ユキ

    「両親以外で、そんな人現われないと思ってた。でも、違った。」
    小刻みに、震えるレイコの手に、自分の手を重ねた。「そうだよ、僕は、レイコを誰より愛してるよ。」

    2005-09-05 07:23:00
  • 793:

    ユキ

    涙を、いっぱい瞳に浮かべて、レイコは、僕を見ている。
    「泣かないで、今までつらかったね。しんどかったね。でも、大丈夫。これからは、ずっと一緒だよ。」

    2005-09-05 07:27:00
  • 794:

    ユキ

    レイコは、僕の胸に顔をうずめた。小さく、泣き声が聞こえる。
    「いいよ。今は、いっぱい泣いて。今まで、いっぱい我慢してきただろ?僕は、絶対離れないから。」
    強く、細い体を抱き寄せた。

    2005-09-05 07:31:00
  • 795:

    ユキ

    レイコは、ぐしゃぐしゃな顔を上げて、僕を見た。
    「・・あのね。」
    「うん?」
    本当に、かわいくてたまらない。
    「愛されるだけじゃなくて、あたし、誰かを、愛したかった。」

    2005-09-05 07:35:00
  • 796:

    ユキ

    「あんたを、愛してる。」
    レイコは、涙をいっぱい流しながら、思い切り、笑顔になった。
    ずるい、と思った。
    その時のレイコは、今まで見てきたなかで、一番かわいかった。

    2005-09-05 07:39:00
  • 797:

    ユキ

    「僕も、愛してるよ。」
    レイコは、笑った。
    「なんで、あんたが泣いてるの?」
    言われるまで、気付かなかった。
    「なんでだろ?」
    「ばかじゃないの?」

    2005-09-05 07:42:00
  • 798:

    ユキ

    「うん。」
    僕も、笑った。
    胸の辺りから、暖かいものが、溢れてくる。    幸せって、こうゆうものだと思った。このまま、時が止まればいいと思った。
                            でも、二人の時間は、確実に終わりに向かっていた。

    2005-09-05 07:49:00
  • 799:

    名無しさん

    ますます気になる 完結まで読むから頑張れ!!

    2005-09-05 07:59:00
  • 800:

    ???

    しおり?????????????????????

    2005-09-05 08:10:00
  • 801:

    名無しさん

    ほんとにはじめから今まで引き込まれる小説デスね。ほんまに映画化とかされてほしぃ(;_;)

    2005-09-05 09:12:00
  • 802:

    ぅみ

       ?しおリ?

    2005-09-05 10:09:00
  • 803:

    コアラ

    しおり?

    2005-09-05 10:14:00
  • 804:

    名無しさん

    ?

    2005-09-05 21:37:00
  • 805:

    ユキ

    次の日、僕らは、レイコの店へ行った。
    「そうか、行っちゃうんだなぁ。」
    店長に、一通り事情を説明した。話を聞いた後、店長は、淋しそうにつぶやいた。

    2005-09-06 07:25:00
  • 806:

    ユキ

    「すいません。今までお世話になりました。」
    レイコは、頭を下げた。
    「そんな、しおらしい事ゆうなよ。」
    店長は、レイコを抱き締めた。
    「今生の別れじゃねんだからな。ほとぼり冷めたら、二人で遊びに来いよ。」
    店長は、目と鼻を真っ赤にしながら言った。

    2005-09-06 07:33:00
  • 807:

    ユキ

    なんだか、二人は本当に親子に見えた。
    体を、レイコから離し、僕のほうに店長が来た。
    「小僧。おまえしかいなんだぞ、レイコを守ってやれるのは。頑張れよ。」
    ニカっと笑った。

    2005-09-06 07:38:00
  • 808:

    ユキ

    「はい。頑張ります。」
    店長と、僕は握手をした。「レイコを、幸せにしてやれよ。」
    僕は、うなづいた。
    「男と、男の約束だ。破ったらどうなるか、肝に命じとけ!」
    涙目で、店長は笑った。

    2005-09-06 07:42:00
  • 809:

    ユキ

    店長は、優しく見送ってくれた。
    レイコに、今までの給料として、信じられないくらいの大金と車をくれた。
    「まったく、こっちはレイコがいなくなって、大損だよ。」
    最後に店長は、毒を吐きながら、淋しそうな顔をした。僕は、深々と最後に頭を下げた。

    2005-09-06 07:49:00
  • 810:

    ユキ

    がさつで、口が悪くて、声がでかくて、いつも、僕たち二人を心配して、見守ってくれた。そんな、優しくて、寂しがり屋の店長が、僕は大好きだった。
    レイコも一緒だ。
    二人とも、店長に会えなくなるのは本当に淋しい事だった。

    2005-09-06 07:55:00
  • 811:

    ユキ

    「店長が、いなかったら、あたしは、もっとつらい生活をしてた。」
    レイコは、車を運転しながら、ぽつりと言った。
    店長は、本当にレイコを娘の様にかわいがっていた。それが、どれだけ救いになっていたかが、分かる。

    2005-09-06 08:02:00
  • 812:

    名無しさん

    2005-09-06 08:02:00
  • 813:

    名無しさん

    ェッチしたいねん

    2005-09-06 08:03:00
  • 814:

    ユキ

    しかし、僕らは自分の意志とは、関係なく店長との別れを選択した。
    これからは、本当に僕ら二人きりになった。
    誰の助けも借りずに、僕がレイコを守っていかなきゃいけない。

    2005-09-06 08:09:00
  • 815:

    ユキ

    あてもない、二人きりの旅が、始まった。
    「レイコ、最後に行きたい所があるんだけど。」

    2005-09-06 08:14:00
  • 816:

    名無しさん

    気になる??

    2005-09-06 10:38:00
  • 817:

    名無しさん

    どこいくの?まだ???

    2005-09-06 17:52:00
  • 818:

    ???

    頑張って??

    2005-09-06 20:36:00
  • 819:

    名無しさん

    ?

    2005-09-07 01:41:00
  • 820:

    名無しさん

    あげ

    2005-09-07 12:37:00
  • 821:

    名無しさん

    更新されんの?終わり?

    2005-09-08 14:25:00
  • 822:

    名無しさん

    2005-09-09 06:30:00
  • 823:

    ???

    はよみたい???

    2005-09-09 06:35:00
  • 824:

    名無しさん

    ?

    2005-09-09 12:20:00
  • 825:

    名無しさん

    何処行くんやろ?

    2005-09-11 01:11:00
  • 826:

    名無しさん

    2005-09-11 03:42:00
  • 827:

    はい ◆yMOAyHqbGI

    2005-09-11 03:45:00
  • 828:

    名無しさん

    2005-09-11 03:57:00
  • 829:

    名無しさん

    2005-09-11 04:11:00
  • 830:

    名無しさん

    2005-09-11 04:30:00
  • 831:

    名無しさん

    2005-09-11 04:34:00
  • 832:

    名無しさん

    2005-09-11 04:44:00
  • 833:

    名無しさん

    2005-09-11 04:53:00
  • 834:

    名無しさん

    2005-09-11 05:00:00
  • 835:

    名無しさん

    2005-09-11 05:08:00
  • 836:

    名無しさん

    2005-09-11 05:43:00
  • 837:

    名無しさん

    2005-09-11 05:51:00
  • 838:

    名無しさん

    2005-09-11 05:56:00
  • 839:

    名無しさん

    あげ

    2005-09-11 20:02:00
  • 840:

    ?リボン?

    昨Θと今Θにかけて?一気に読ωじゃLlま∪た???もうスグ完結やんねェェ????みωなが言うようにすっごLl引き込まれて∪まLlま∪た??続きめっちゃ気になる????楽∪みに∪てます?

    2005-09-11 21:01:00
  • 841:

    名無しさん

    また書かんのか

    2005-09-12 12:37:00
  • 842:

    ユキ

    チーン
    僕は、仏壇の前で静かに手を合わせた。
    仏壇には、僕の本当の母さんの写真が飾られている。穏やかに、笑いながら僕を見ている。

    2005-09-13 07:57:00
  • 843:

    ユキ

    義母が、来る前までは、リビングに仏壇を置いていた。
    しかし、今では父の書斎に追いやられてしまった。
    父なりに、義母を気づかったのだろうが、僕はとてもそれが嫌だった。

    2005-09-13 08:00:00
  • 844:

    ユキ

    僕は、毎日かかさず母さんに手を合わせていた。
    義母との、肉体関係が始まった時からは、母さんにずっと祈っていた。
    なぜ、自分を産んで死んだんだと心の中で責める日もあった。

    2005-09-13 08:07:00
  • 845:

    ユキ

    でも、今は違う。
    僕は、この家から離れてしまう前に母さんにお礼が言いたかった。
    『産んでくれて、ありがとう。僕は、今幸せです。』

    2005-09-13 08:10:00
  • 846:

    ユキ

    口には、出さず。心の中で母さんに伝えた。
    『この世界に、レイコが居る世界に産んでくれてありがとう。』
    母さんは、写真の中で穏やかに笑っていた。

    2005-09-13 08:13:00
  • 847:

    ユキ

    書斎を、出て僕は急ぎ足で自分の部屋へ向かった。
    水曜日の午後は、義母は必ずエステに行っていて家を空けている。
    だが、万が一はちあわせは避けたかった。
    僕は、自分の部屋のドアを開けた。

    2005-09-13 08:19:00
  • 848:

    ユキ

    「!!」
    ドアを開けて、僕は呆然とした。
    部屋の中は、泥棒が入った後の様にぐちゃぐちゃだった。あらゆる、引き出しは開いていて、中身がとびだしていた。

    2005-09-13 08:22:00
  • 849:

    ユキ

    僕は、混沌とした部屋に踏み居れた。
    そして、机のすでに開け放されている引き出しから銀行通帳と、ハンコを探した。早く、この部屋から出たかった。
    この荒れた部屋は、義母の仕業だと思った。

    2005-09-13 08:27:00
  • 850:

    ユキ

    義母の心の、荒れようが、この部屋を見れば想像出来た。
    僕は、見つかった通帳とハンコを、握り締め、ドアに向かって歩いた。
    「!」
    うっかり、落ちていた紙を踏み、転びそうになった。「あぶな…え!?」

    2005-09-13 08:33:00
  • 851:

    ユキ

    踏んだものを、よく見ると写真だった。
    レイコと僕が写っている。部屋が、薄暗かったが、その写真は盗撮だと見てすぐ分かった。       僕は、よく見る為に、カーテンを開け日を入れた。
    部屋は、午後の夏の光に照らされた。

    2005-09-13 08:40:00
  • 852:

    ユキ

    明るくなった部屋で、僕は絶句した。
    ぐちゃぐちゃの部屋の、床やベット、いたる所に僕とレイコの写真が散乱していた。
    どれも、写真は盗撮だった。僕とレイコの生活が、撮られていた。どうやって撮ったのか、部屋の中の二人の写真もあった。

    2005-09-13 08:45:00
  • 853:

    ユキ

    壁にも、無造作に写真が何枚も張られていた。
    「!」
    その中の一枚を見て僕は、鳥肌が立った。
    僕と、レイコが幸せそうに笑っている写真。だが、レイコの顔には押しピンが何個も付いていた。

    2005-09-13 08:50:00
  • 854:

    ユキ

    なぜ義母が、こんな写真を持ってるんだ?
    その疑問は、床に転がっていた封筒で分かった。
                (有)各務興信所    「!」
    カガミは、義母とつながっていた。

    2005-09-13 08:54:00
  • 855:

    ユキ

    なぜ、カガミと繋がっていたかは、分からないが、これだけは確信した。
    義母は、レイコの存在を知ってしまい、本当に狂ってしまった。
    ゴン!!!!
    突然、後ろから何かで殴られた。僕は、意識を失った。

    2005-09-13 08:58:00
  • 856:

    名無しさん

    気になるぅ??

    2005-09-13 09:35:00
  • 857:

    名無しさん

    ゥチも気になるぅ??

    2005-09-13 10:18:00
  • 858:

    コアラ

    しおり?

    2005-09-13 12:56:00
  • 859:

    ???

    しおり?

    2005-09-13 20:41:00
  • 860:

    名無しさん

    しぉり?

    2005-09-13 20:58:00
  • 861:

    ユキ

    気がつくとベッドの上だった。
    「うーん…んっ?!」
    起き上がろうとしたが、何かに縛られ身動きが取れない。足元に目をやると鎖でベッドに繋がっている。

    2005-09-13 22:02:00
  • 862:

    ユキ

    「何なんだ?!これは…」すると
    「まだ完全に傷が塞がっていのに無理しちゃだめじゃない。」
    僕はその声の主を見て絶句した。
    義母だ。

    2005-09-13 22:04:00
  • 863:

    ユキ

    すると義母は着ていた服を脱ぎ,ぼくの上にまたがった。
    「やっ…やめろぉ!!」
    すると義母は気色の悪い笑みを浮かべ

    「言ッタデショ。アナタハワタシノモノダッテ…」

    2005-09-13 22:06:00
  • 864:

    名無しさん

    それで?それで?(;´Д`)気になる。(;´Д`)'`ァ'`ァ

    2005-09-14 02:30:00
  • 865:

    ユキ

    僕は気付いた。義母の顔が普通ではない…いや。いつも普通ではない顔なのだが、完全に目がイッていた。
    殺される

    頭の中に一瞬浮かんだ。

    2005-09-14 02:36:00
  • 866:

    ユキ

    でも、僕には守るべき人がいる。ここで殺されたらレイコはどうなってしまう?…でもどうする事もできない。悔しくて涙もでない。
    義母の手が僕の首にのびる。
    「あなたなら私の気持ちわかってくれるでしょ?もうあなたを誰にも渡さない…もうこれであなたも私も楽になれるわ…」
    手が僕の首を締め付けた。「レ…イ…コ」
    ごめんね。結局僕は君を守ることができなかったんだ…

    2005-09-14 02:40:00
  • 867:

    ユキ

    僕は目をつむった。かすかにだが,薄れ行く意識の中で叫び声が聞こえた。さっきまで僕の首を押さえていた悪魔の手が離れていく。

    2005-09-14 02:42:00
  • 868:

    たまき?

    ユキさん??見てるよ(^O^)リアルタイムやし???続きが超気になる??頑張ってくださいね?

    2005-09-14 02:43:00
  • 869:

    ユキ

    僕は目をあけた。一瞬自分の目を疑った。義母が自分の首を自分の手で締め付けている。
    その悪魔のような恐ろしい顔で涙を流している。
    「ナ…ンデ…?タ…ス…ケ…テ…」
    義母は目を見開いたままベッドのうえに倒れた。

    2005-09-14 02:47:00
  • 870:

    ユキ

    僕は直感でわかった。
    「レイコ?!」
    部屋の中を見渡そうとしたがまだ体は縛られたままだ。
    「またやっちゃったわ…」レイコが僕の前に立っていた。

    2005-09-14 02:50:00
  • 871:

    名無し

    ???

    2005-09-14 02:53:00
  • 872:

    ユキ

    レイコは僕を縛っていた鎖を外し、黙って背を向けている。

    「レイコ…ありがとう。」僕はレイコを抱きしめようとした。
    「やめて!触れないで…」「っえ…?」
    「わたしあなたの母を殺すの二回目だわ…」

    えっ?

    2005-09-14 02:55:00
  • 873:

    ユキ

    「二回目って…」
    「えぇ。二回目よ。実の母と義母をね…」
    僕は頭が混乱した。
    「嘘だろ?そんな冗談はやめてくれよ…」
    僕はわかっていた。レイコはこんな冗談なんか言える人じゃないと。

    2005-09-14 02:58:00
  • 874:

    ユキ

    「私ね…あなたの実の父の愛人との子なのよ…あなたの母が憎かったわ。なんで私だけこんな辛い思いしなきゃなんないの?ってね。だから息子のあんたに近づいたのよ…最初はあんたも殺すつもりだったのよ…でも…」

    2005-09-14 03:00:00
  • 875:

    ユキ

    僕は頭がカラッポになった。どうか今のレイコの話が嘘であるように…

    「ひっ?!何するの?ぐぅ…あっ…」
    僕は何かにとりつかれたようにレイコを襲った。

    2005-09-14 03:02:00
  • 876:

    ユキ

    「レイコ、嘘だろ?嘘だって言ってくれよ!!」
    僕は夢中でレイコを愛撫した。
    「いっ…いやぁ!!」
    レイコは僕を突き飛ばした。
    その時僕は何かの糸が切れたように感じた。

    2005-09-14 03:04:00
  • 877:

    ユキ

    僕はレイコの首を締めつけた。
    「レイコ…モウ苦シム必要ナンテナインダヨ…ダカラ…」

    2005-09-14 03:06:00
  • 878:

    ユキ

    人を愛する形なんて様々だ
    どんな過去があっても
    どんな過ちがあっても
    愛し過ぎて何もかも自分のものにしてしまいたい
    命でさえも…

    レイコ…
    ━完━

    2005-09-14 03:10:00
  • 879:

    名無しさん

    お疲れ様?

    2005-09-14 03:11:00
  • 880:

    名無しさん

    ぉ疲れェェ?

    2005-09-14 03:13:00
  • 881:

    名無しさん

    偽物ちゃうの?

    2005-09-14 03:16:00
  • 882:

    名無しさん

    偽者やぁ?

    2005-09-14 03:21:00
  • 883:

    名無しさん

    ラブホで終ゎってなぃから偽物ゃァァ??

    2005-09-14 03:24:00
  • 884:

    名無しさん

    ホンマや???
    せっかく?と楽しみに読んでたのにッッ??

    2005-09-14 03:24:00
  • 885:

    名無しさん

    ?????

    2005-09-14 03:26:00
  • 886:

    ユキ

    みなさんありがとうございました。遂に完結することができホッとしていますf^_^;

    で、偽物とありましたがまた説明不足だったようです(*_*)
    最後のシーンはホテルです。完結してから説明付け足すのもど素人丸だしですね(-.-;)
    「僕」は部屋の写真を見ていて、突然後から殴られましたよね?それから義母は「僕」をホテルまで搬送したのです。

    2005-09-14 10:01:00
  • 887:

    ユキ

    義母が「僕」をホテルまで搬送した経路についてはみなさんのご想像にお任せしますf^_^;

    こんな完結のしかたで本当に申し訳ないです。物語を書くのはすごく難しいものなんだって改めて実感しました(-.-;)また違う小説を書くことがありましたら、またその時に読んでいただけた嬉しいです!
    では、みなさんありがとうございましたo(^-^)o

    2005-09-14 10:05:00
  • 888:

    名無しさん

    2005-09-14 11:36:00
  • 889:

    ユキ#AD

    すいませんが、完結してません??????偽ユキさん。文章力あるのにもったいないですよ?主のフリするより、ご自分で物語を書かれたほうが、いいですよ?コレカラは、トリップつけますね。すいません。読んでる方々にすごい迷惑かけてますね????

    2005-09-14 12:31:00
  • 890:

    ユキ ◆owsZ6N97vY

    トリップ間違えました?????もうちょっとなんで、がんばります?????偽ユキさんのラストとは、違うので、おつきあいお願いしますm(__)

    2005-09-14 12:45:00
  • 891:

    名無しさん

    やっぱり偽物やったか?主サンがんばってなぁ???

    2005-09-14 13:21:00
  • 892:

    名無しさん

    偽もんぅざすぎ???主さん頑張ってな??

    2005-09-14 13:33:00
  • 893:

    名無しさん

    あー良かった あれがラストだったら今まで読んできたのにガックリやわ 完結まで頑張って

    2005-09-14 16:58:00
  • 894:

    最近全然更新されてないやん

    2005-09-15 01:26:00
  • 895:

    あか

    どこからが偽物なのか分からないんですが。

    2005-09-15 03:02:00
  • 896:

    ユキ ◆owsZ6N97vY

    870迄が本物です。レイコ後編として、新しいスレを立てます。読んでる方々ご迷惑をおかけしてすいません?????荒らしの方々、すいませんが、荒らし辞めて下さい。こんな小説でも読んでくれる方々の迷惑になりますので??お願いしますm(__)

    2005-09-15 05:42:00
  • 897:

    名無しさん

    荒らしおらんのに何ゆっ??ヮラ

    2005-09-15 09:00:00
  • 898:

    名無しさん

    てか書ぃてゃ??

    2005-09-22 08:50:00
  • 899:

    名無しさん

    後編でもぅ完結なってるカラ?

    2005-09-22 09:30:00
  • 900:

    名無しさん

    略部分ありすぎ。
    ダルなってレス15ぐらいで読むんやめた。

    2005-09-29 14:08:00
  • 901:

    名無しさん

    ↑だから何?ぃちぃちゅゎんでょろしぃ?

    2005-09-29 14:46:00
  • 902:

    名無しさん

    (???;)

    2005-10-09 14:59:00
  • 903:

    名無しさん

    名作上げ???

    2005-11-22 11:39:00
  • 904:

    名無しさん

    超?名作上げ???

    2005-11-24 11:48:00
  • 905:

    名無しさん

    2005-11-24 14:20:00
  • 906:

    名無しさん

    2005-11-24 14:32:00
  • 907:

    名無しさん

    2005-11-24 15:32:00
  • 908:

    名無しさん

    2005-11-24 15:33:00
  • 909:

    名無しさん

    略がうざくて読む気うせた?

    2005-11-24 15:35:00
  • 910:

    名無しさん

    2005-11-24 18:59:00
  • 911:

    名無しさん

    ????

    2005-11-24 23:28:00
  • 912:

    名無しさん

    後編見つからないんですけどまだありますか?
    読みたい??

    2005-11-27 03:16:00
  • 913:

    レイコ後編 http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1126733213/1-5

    2005-11-27 03:39:00
  • 914:

    名無しさん

    2005-12-19 20:02:00
  • 915:

    名無しさん

    ?

    2006-01-07 13:29:00
  • 916:

    名無しさん

    2006-01-07 22:37:00
  • 917:

    名無しさん

    2006-01-07 23:19:00
  • 918:

    名無しさん

    2006-01-08 00:06:00
  • 920:

    名無しさん

    2006-01-31 05:52:00
  • 921:

    名無しさん

    2006-01-31 17:54:00
  • 922:

    名無しさん

    ?

    2006-03-16 15:28:00
  • 923:

    名無しさん

    ????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????

    2006-03-16 19:57:00
  • 924:

    名無しさん

    懐かしい?

    2007-02-15 16:34:00
  • 925:

    名無しさん

    後編見られへん!!

    2007-02-15 19:31:00
  • 926:
    2007-02-16 07:40:00
  • 927:

    941

    誰か後編あげてくれた?ありがとぅ?..・゚

    2007-02-16 08:06:00
  • 928:

    名無しさん

    2007-02-17 12:34:00
  • 929:

    名無しさん

    2007-02-17 12:35:00
  • 930:
    2007-02-22 00:33:00
  • 931:

    名無しさん

    2007-02-22 01:39:00
  • 932:

    名無しさん

    2007-02-22 01:40:00
  • 933:

    名無しさん

    2007-03-02 09:14:00
  • 934:

    名無しさん

    2007-03-02 14:36:00
  • 935:

    名無しさん

    2007-03-02 14:42:00
  • 936:

    名無しさん

    2007-03-02 14:45:00
  • 937:

    名無しさん

    後編が見れません?もうないんでしょうか?誰か教えていただけませんか??

    2007-03-04 09:51:00
  • 938:

    柚紀?

    後編あげたょ?

    2007-03-04 10:19:00
  • 939:

    名無しさん

    続編削除されてるやん

    2007-04-06 11:44:00
  • 940:

    名無しさん

    ????

    2007-04-08 02:55:00
  • 941:

    名無しさん

    >>800ー870

    2007-06-19 13:14:00
  • 942:

    名無しさん

    読んでない人は読んでみそ

    2007-10-19 11:00:00
  • 943:

    名無しさん

    あげ

    2007-12-31 15:40:00
  • 944:

    出会い系

    2008-01-23 23:11:00
  • 945:

    出会い系

    2008-01-24 04:33:00
  • 946:

    出会い系

    2008-01-24 18:51:00
  • 947:

    出会い系

    2008-01-25 02:37:00
  • 948:

    出会い系

    2008-01-26 06:16:00
  • 949:

    出会い系

    2008-01-26 09:47:00
  • 950:

    出会い系

    2008-01-26 12:15:00
  • 951:

    名無しさん

    2008-01-29 09:16:00
  • 952:

    名無しさん

    ?

    2008-05-13 08:45:00
  • 953:

    名無しさん

    あげ

    2008-06-24 03:44:00
  • 954:

    名無しさん

    すごい

    2008-10-16 03:27:00
  • 955:

    名無しさん

    なにがすごいん?

    2008-10-16 03:37:00
  • 956:

    名無しさん

    続編見られへん?ショック

    2009-01-15 22:09:00
  • 957:

    名無しさん

    見れるやろ

    2009-03-12 00:01:00
  • 958:

    名無しさん

    >>87さん
    私もオンリーユー大好きでした?
    国見くん?

    2009-09-06 09:26:00
  • 959:

    名無しさん

    オンリーユーのぱくりで、しけた

    2009-09-07 13:49:00
  • 960:

    名無しさん

    主まじで頭いってるよね?

    2009-09-07 23:13:00
  • 961:

    名無しさん

    2011-02-12 07:49:00
  • 962:

    名無しさん

    あげ

    2011-11-14 12:15:00
  • 963:

    名無しさん

    あげ

    2019-01-06 08:06:20
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