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レイコ
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1:
ユキ
ブーンブーン
真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
ブーンブーン
僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
ブーンブーン
息が、完全に止まる。
ブーンブーン
僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
僕は、レイコにキスをした。
ブーンブーン
辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。2005-06-10 12:55:00 -
2:
ユキ
レイコとは、三ヵ月前知り合った。
「お客さん。一緒にシャワー浴びる?」
僕は、首を横に振る。女の子は、裸のままシャワーを浴びに行った。
僕は、今日初めて風俗に来た。
本当は、来たくなかったのに、タカシに無理やり連れて来られたのだ。
「お客さん。延長する?」いつの間にか、女の子は、シャワーを終えて僕の横に座っていた。
女の子は、僕の股間に手を伸ばしてきた。
「今度は、大丈夫よ。」
僕は、その手をどけて、丁重にお断りした。
何度しても、僕は、無理だ。自分が、一番分かっている。
ザーザー
店を出ると、外はドシャブリの雨だった。入る時は、降っていなかったので、傘は、持っていない。
僕は、駅まで走る事に決めた。
「あの、すいません。」
一歩、外に出た所だった。「これ、よかったら使って。」
後ろに、振り返るとそこには、さっきとは別の女の子が立っていた。
2005-06-10 13:23:00 -
3:
ユキ
腰まである、綺麗な黒い髪。真っ赤な、ロングキャミワンピース。無防備に露出された、二の腕は、細く白い。まるで、一本の赤い影みたいだ。
女の子「どうぞ。」
女の子は、僕に一本の赤い傘を渡した。
僕「ありがとう。」
僕は、自分の声がうわずっているのが分かった。
なぜなら、その女の子がとても、綺麗な顔していて驚いたからだ。
2005-06-10 13:43:00 -
4:
ユキ
小さな白い顔に、黒めがちの大きな目と、小さくて筋の通った鼻、形のいいくちびるが、バランス良く並んでいる。
女の子「あの?」
僕 「あ、すいません。」僕は、女の子にしばらく見とれてしまった。
僕「あの、この傘あなたのでしょう?いんですか?」女の子 「いいのよ。」
女の子と僕の距離が、急にキスをする時ぐらい近くなった。2005-06-10 14:05:00 -
5:
ユキ
女の子の、綺麗な瞳に僕が映っている。
女の子 「大丈夫。また、すぐに、会える。」
僕の、耳元でそうささやいて、女の子は、店の中に入って行った。
僕は、少しの間、その場に立ち尽くしていた。
心臓の音が、うるさいぐらい鳴ってる。
あんなに綺麗な女の子を見たのが、僕は、初めてだった。2005-06-10 14:15:00 -
6:
ユキ
僕「ただいま。」
パーン
左頬に、痛みが走る。
パーン
右の頬も。
家に、入るなりこれか。
僕を、はたいた奴は、般若のお面みたいに、目をつり上げている。
僕「すいません。遅くなって。」
奴は、裸足のまま玄関に下りて、僕に、抱きついた。下品な、香水の匂いが鼻についた。気分が、悪くなる。 奴は、ひくひくと、泣き始めた。2005-06-10 14:44:00 -
7:
ユキ
僕「どうしたんですか?お義母さん。」
義母「だって、帰りが遅くて、心配だったのよ!」
義母は、目に涙を溜めて訴えた。その顔は、化粧が涙でとれかけていて、とても醜い。2005-06-10 14:51:00 -
8:
ユキ
僕は、目を閉じた。
僕「何も、心配しないで下さい。浮気なんかしてないですよ。」
義母「ほんとに?じゃあ、あたしの事愛してる?」 僕の視界は、真っ暗になった。 僕「ハイ。アイシテマスヨ。オカアサン。」
2005-06-10 15:01:00 -
9:
ユキ
ジャー、ゴボゴボ
便器に、吐き出した汚物がいきおいよく流れた。
いっその事、汚れきった僕ごと流して欲しかった。
義母とのセックスの後。僕は、必ず吐いてしまう。
義母と、肉体関係を初めて持ったのは中一だった。2005-06-10 15:17:00 -
10:
名無しさん
頑張って??
2005-06-10 16:00:00 -
11:
名無しさん
かいて?
2005-06-10 17:36:00 -
12:
ユキ
本当の、母さんは僕が五歳の時に病気で、死んだ。
それ以来、真面目な父に男手ひとつで、育ててもらった。
義母を、紹介されたのは、中一の春だった。
僕は、義母が父より、一回り若く綺麗な事に、軽くショックを受けたが、わりと再婚する事を受け入れた。2005-06-11 00:53:00 -
13:
ユキ
義母の、行動がおかしくなったのは、夏頃だった。父は、出張の多い人だった。家で、二人きりになると義母は、僕と一緒に寝ようと誘ったり、入浴姿をのぞいたりする。
義母の行動は、どんどんエスカレートしていった。
そして、秋に入る頃事件は起こった。2005-06-11 21:18:00 -
14:
ユキ
夕飯に、薬を入れられた。気を失い。気が付くと、体の自由がきかなくなっていた。
僕は、裸にされていた。僕の上に、裸の義母が乗っていた。
2005-06-11 21:25:00 -
15:
ユキ
その後は、父に関係をバラすと脅され、肉体関係を強要された。
地獄の様な日々が、五年も続いている。
僕は、精神的にも、肉体的にも限界がきていた。2005-06-11 21:34:00 -
16:
ユキ
だが、クラスのやつらは、タカシの見た目に、びびっていて、話をするやつはいなかった。
僕は、話かけられても普通に話を、聞いていたので、タカシは、嬉しかったらしい。
それから、僕とタカシの腐れ縁が続いている。2005-06-12 05:39:00 -
17:
ユキ
タカシ「どーだった?昨日?童貞にはきつかったかぁ?」 にやにやしながら、タカシが聞いてくる。
僕は、苦笑いをしながら、誤魔化した。
タカシ「おまえ、本当に淡泊だよなぁ。」 タカシは、マルボロに火をつけて、真っ白な煙を吐き出した。
それが、真っ青に晴れた空に人工の雲を作った。2005-06-12 05:48:00 -
18:
ユキ
世間は梅雨に、入っているが、今日はきれいに晴れていた。 こんな日に、授業を受ける気になれず。僕らは、午後から屋上でさぼっていた。タカシは、日焼けするため、上半身裸になって寝そべっている。
タカシ「おまえも、脱げば?」
僕「僕は、いいよ。でべそなんだ。」
タカシが、笑った。
脱げるわけない。僕の体には、いたる所にキスマークがついているから。
2005-06-12 06:00:00 -
19:
さや
なんかせつないね?読ませてもらってます??頑張って書いてくださいね???
2005-06-13 02:59:00 -
20:
ユキ
10?11?さんありがとー\(^O^)/?さやさん?ありがとー\(^O^)/暗くて?重いんですけど?読んでくれる人がいて嬉しいです?これからも、よかったら読んでやって下さい。
2005-06-13 05:52:00 -
21:
ユキ
タカシには、義母の事は、ゆっていない。
本当は、言いたかった。
すべてを、聞いてもらえたら、どれだけ楽になれるだろう。 だが、僕は臆病で、軽蔑や好奇な目で、見られるのが恐くて言えなかった。2005-06-13 06:12:00 -
22:
ユキ
暗い、真っ黒だ。
辺りは、すべて真っ黒だ。突然、地面から赤い花が現われた。 花は、みるみるうちに辺りを、おおいつくした。
花の匂いが、濃くなる。
この匂いは、義母の匂いだ。気分が悪くなる。
地面から、今度は真っ黒な手が現われた。
その手は、僕の足を捕らえ、下に引きづり込もうとした。2005-06-13 06:40:00 -
23:
ユキ
僕は、必死で抵抗するが、手の力には勝てない。
どんどん、地面に引きずり込まれていく。
すると、空から何か降ってきた。
赤い傘だった。
僕は、傘を受けとめた。
その傘で、黒い手を、おもいきり刺した。
手は、消えた。
気が付くと、辺りは、赤い花でなく、赤い血で染まっていた。2005-06-13 06:51:00 -
24:
ユキ
「大丈夫か?」
心配そうに、タカシが覗き込んでいる。
辺りを、見渡す。
どうやら、ここは保健室みたいだ。僕は、ベットで寝ている。
「おまえ、すごいうなされたぞ。」
僕の、着ているシャツは、汗でグッショリ濡れていた。 「ほんと、びっくりしたぞ、あの一年に、告白された途端。ゲロ吐いて倒れるんだもんおまえ。」2005-06-13 07:02:00 -
25:
ユキ
最低だ。
「ごめん。タカシ。」
パン
タカシが、僕の頬を軽くはたいた。
「おまえ。いいかげんにしろよ。」
タカシが、僕をにらんでいる。2005-06-13 07:08:00 -
26:
ユキ
「ごめん。迷惑かけて。」僕は、タカシに頭を下げた。
「ばかやろう!俺は、怒ってねーよ。」
顔を、上げると、タカシが悲しそうな目で、僕を見ていた。
「おまえ、俺がなんにも気付いてないと思ってんのか?メシ食わねーし、顔色わりーし、しんどそーだし。こっちは、心配でたまんねーんだぞ!」
タカシは、そうまくしたてて、顔を真っ赤にした。2005-06-13 07:17:00 -
27:
ユキ
「おまえ、なんもゆってくんねーし!元気出させてやろーとして、ヘルス連れて行っても、つまんなそーだし。」
僕は、吹き出した。
「なんだよ!何笑ってんだ。せっかく、いい事ゆってんのに!」
タカシは、すねて後ろを向いた。
僕は、笑っていたが。本当は、泣きそうだった。
タカシが、こんなにも、僕の事を心配してくれてたのが、とても嬉しかった。2005-06-13 07:26:00 -
28:
ユキ
「なぁ、まじな話。どっか体悪いのか?」
タカシが、まじめな顔をして聞いてきた。
僕は、首を横に振った。 「じゃあ、なんでだ?なんか悩みとか、精神的なもんか?」
僕は、タカシから顔をそむけた。
「なんだよ?話てみろよ。」
僕は、心臓の音が、早くなるのがわかった。2005-06-13 07:33:00 -
29:
ユキ
「あの、」
ドクンドクン
「なんだよ?」
タカシが、真っすぐ僕を見ている。
「あのさ。」
ドクンドクン
「最近、振られてさ。」 僕は、そう言いながら、力なく笑った。 「なんだよ。女なんか、いくらでも、紹介するのに。女々しいやつだなぁ。失恋くらいで、落ち込んでたのかよ!」
タカシは、心配して損したと言いながら、安心した顔をした。2005-06-13 07:41:00 -
30:
ユキ
その日は、そのまま早退した。
僕は、駅までの道を歩きながら、ひどく後悔した。
タカシにゆえばよかった。聞いてもらえばよかった。僕は、本当に臆病だ。
もし、義母の話をして、タカシに嫌われるのが一番恐いのだ。2005-06-13 07:53:00 -
31:
ユキ
義母と、関係を持つようになってから、僕は、友達と距離を持つようになった。どこかで、汚れている自分を、隠し通したい気持ちがあったからだ。
2005-06-13 07:57:00 -
32:
ユキ
距離を、あけていると、自然と、友達は、離れていく。
しかし、タカシは違った。一生懸命、心配してくれる。
僕は、ずるい。汚い自分をタカシにでさえ見せれない。嫌われたくないから。2005-06-13 08:01:00 -
33:
ユキ
「ちょっと、学生さん!」駅員に、改札を通ろうとした所で、声をかけられた。「電車乗るんなら、定期見せてよ。」
僕は考えに、集中しすぎていた。
カバンの、ポケットを探り定期を探した。
2005-06-13 08:08:00 -
34:
ユキ
ない。僕は、カバンの中を全て調べた。
やはり、無い。
《着信音》
そのとき、僕の携帯が鳴った。
ディスプレイを見ると、知らない番号からだった。
「はい。もしもし。」
「気分は、もう大丈夫?」ドクン
その、着信相手の声には、聞き覚えがあった。2005-06-13 09:30:00 -
35:
ユキ
「だからー、年令確認するものないと、無理だよ。」僕の目の前に、パンチパーマで、いかにもガラが悪そうな、おっさんが、仁王立ちで立っている。
2005-06-13 09:49:00 -
37:
ユキ
やはり、無謀だった。
なるべく、大人っぽく見える様な、服装で来たが、どう見ても、20越えてる様に僕は見えないだろう。
「未成年は、うちの店無理なんだよ。」
おっさんは、いぶかしげに僕を、上から下まで見た。「お願いします。忘れ物を取りに来ただけなんです。」2005-06-13 13:24:00 -
38:
ユキ
何度、説明しても無理だった。
こないだは、タカシと一緒で、タカシの弟という事で、無理矢理ポン引きを黙らして入ったのだ。
タカシなら、余裕で入れるのだろう。
僕は、フロント止まりだ。ジリリリリ ジリリリリ 店の、内線が鳴った。
おやじは、だるそうに受話器を取る。
今日は、あきらめよう。僕は、後ろを向いて、ドアに向かって歩いた。
「ちょっと、にーちゃん。待ちなよ。」2005-06-13 13:45:00 -
39:
ユキ
おっさんに、声を掛けられ後ろに振り返った。
「あんた、早く言いなよ。」 そう、言われてもなんの事か、わからない。
おっさんは、僕に、赤い鍵を渡した。
「三階の、一番奥の赤い扉だよ。」
おっさんは、にやにやしながら、僕にゆった。
とりあえず、中に入れてもらえるみたいだ。
「まったく、こんなガキがねぇ。レイコも、趣味が変わったなぁ。」2005-06-13 13:56:00 -
40:
ユキ
チーン 三階にエレベーターがついた。
廊下は、とても薄暗く、とても静かだった。
つきあたりに、おっさんがゆった通り、赤い扉があった。
僕は、赤い鍵を、鍵穴に差し込んで鍵を開けた。
ドアノブを、回し中に入った。2005-06-13 14:05:00 -
41:
ユキ
赤いかべに、赤い床、赤い照明。
一瞬、今日見た夢とデジャブを覚えた。
10畳ほどの、部屋には、黒いカーテンの天涯付きの、ダブルベットが、置かれているだけだった。
「遅かったわね。」
ドクン
ダブルベットの上に、彼女は、座っていた。2005-06-13 14:17:00 -
42:
ユキ
レイコ
そう、おっさんが呼んでいた。
「こっちに、来て。」
レイコは、僕に手招きした。
僕は、言われた通りに、ベットの方に行った。
「座って。」 僕は、レイコの横に、座った。 黒地に、大きな赤い花がプリントされている、ロングのドレス。今日は、長い髪を一つに結んでいる。こないだは、すっぴんだったが、化粧を薄くしていた。 「何?なんか、ついてる?」
「いえ。すいません。」 レイコは、赤い口紅を塗った唇を、少し開いて、小さく笑った。
またしても、僕は、レイコに見とれてしまった。2005-06-13 15:41:00 -
43:
あゆ
しおり???
2005-06-13 20:16:00 -
44:
ユキ
?キノサン?とても?身に余るお言葉ありがとです?あゆさん??これからも、長くなりますが?よかったら、読んでやって下さいm(__)m
2005-06-13 21:34:00 -
46:
ユキ
僕は、恥ずかしくなり、下を向いた。
「今日は、大変だったわね。」
僕は、顔を上げて、レイコの方を見た。
ドクン
レイコの、綺麗な瞳に僕が映っていた。
「傘は、役にたったみたいね。」2005-06-14 04:42:00 -
47:
ユキ
ドクンドクン
僕の鼓動は、どんどん早くなる。
レイコの両手が、僕の顔を包んだ。
「あなた、精神的にも、肉体的にも、疲れてるのね。」 レイコのつむぎ出す言葉は、綺麗な音楽の様に、僕の中に入ってくる。
「心が、壊れ始めてる。あなた。危険よ。」
ゆっくりと、僕の中心に触れていく。
「あなた、義母さんを殺したいのね。」2005-06-14 04:58:00 -
48:
ユキ
オカアサンヲコロシタイノネ 僕は、自分でも分かっていなかった。
レイコは、僕に教えてくれた。
「なぁ、昼メシどーするよ?」
今日は、土曜日で、午前中で授業が終わり。午後から、僕は、タカシと、繁華街をぶらついていた。
「なんでもいーよ。」
正直、最近さらに体調が悪くなっている僕は、食べる事が苦痛でさえあったが、タカシには、言えなかった。 「じゃあ、ラーメン行こうぜ。最近、おいしいとこ見つけたんだ。」
タカシが、無邪気に笑う。2005-06-14 09:15:00 -
49:
ユキ
あの日。僕は、レイコの店から、逃げる様に帰った。レイコが、急に恐くなり、その場にいたくなくなったのだ。
僕の夢に、出てきた、あの赤い傘は、レイコのものだった。 義母の事を知っていた。
僕の、望みを知っていた。レイコは、一体何物なんだろう?2005-06-14 09:24:00 -
50:
ユキ
「あれ?この辺て。」
タカシに、連れられて歩いていると見覚えがある場所に来ていた。
「あっ、気付いた?」
撲の鼓動は、にわかに早くなる。
「あんときさー、一人で帰る途中に寄ったら、うまかったのよ。」
その店は、レイコの店の向かいにあった。2005-06-14 09:31:00