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レイコ

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  • 1:

    ユキ

    ブーンブーン
    真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
    ブーンブーン
    僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
    ブーンブーン
    息が、完全に止まる。
    ブーンブーン
    僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
    シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
    そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
    「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
    僕は、レイコにキスをした。
    ブーンブーン
    辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。

    2005-06-10 12:55:00
  • 251:

    ユキ

    「まったく、ベッドまで、運ぶの大変だったんだからね!」
    レイコは、文句を、言いながら、台所の方へ、行った。
    僕の、ひたいには、冷たい、タオルが、のせてあった。血が、滲んでいた手には、きちんと、包帯が、巻かれていた。
    「はい、水飲む?」

    2005-06-26 16:55:00
  • 252:

    ユキ

    レイコは、水が、入ったグラスを、僕に、差し出した。
    「?、大丈夫?ぼーっとしちゃって?」
    レイコが、僕の顔を、覗く。
    カシャーン
    水の、入った、グラスが、床に、落ちた。

    2005-06-26 17:00:00
  • 253:

    ユキ

    僕は、レイコの腕を、引き寄せ。ベッドに、押し倒した。
    レイコの両腕を、つかみ、自分の下に、組み敷いた。レイコが、僕を、まっすぐに、見ている。
    「会いたかった。」

    2005-06-26 17:07:00
  • 254:

    ユキ

    僕は、自分でも、分かるぐらい、情けない声を、出していた。
    「あなたに、ずっと、会いたかった。」
    家に、来なくていいと、言われて、僕は、本当に、ショックだった。

    2005-06-26 17:12:00
  • 255:

    ユキ

    どこかで、レイコとの日々が、これからも続くかもしれない、と、期待していたのだ。
    期待は、絶望に変わった。毎日が、苦痛でしかなかった。
    レイコに、会えない、毎日を、過ごす事が。

    2005-06-26 17:17:00
  • 256:

    ユキ

    「泣いてるの?」
    レイコが、聞いてきた。
    僕は、自分で、気付かなかったが、泣いていた。
    レイコの顔に、僕の涙が、落ちた。
    「悲しいの?」
    僕は、首を、横に振った。「じゃあ、なんで、泣いてるの?」
    僕は、答えた。

    2005-06-26 17:24:00
  • 257:

    ユキ

    「あたに、会えて、今、とても、うれしいです。」
    僕は、レイコの腕を離し、ベッドから、下りた。
    「すいませんでした。迷惑かけて。」
    玄関に、向かって歩く。
    「もう、いいの?」

    2005-06-26 17:35:00
  • 258:

    名無しさん

    ??

    2005-06-26 18:14:00
  • 259:

    ?

    ???

    2005-06-26 19:26:00
  • 260:

    名無しさん

    何か世にも奇妙な物語見てるみたいでこの小説読んでたら不思議な気持ちになる!!ケド面白い♪頑張って書いてなあ?

    2005-06-26 19:57:00
  • 261:

    ユキ

    ?269さん?270さん??271さん?????ありがとです???世にも奇妙な物語??そう言ってもらえて、うれしいです。?(笑)主も、大好きです。世に奇妙???

    2005-06-26 21:07:00
  • 262:

    あげ

    2005-06-27 02:09:00
  • 263:

    名無しさん

    あげ?

    2005-06-27 05:25:00
  • 264:

    ユキ

    「え?!」
    後ろを、振り向くと、レイコが、体を起こして、僕を、見ていた。
    「あたしに、会えただけでいいの?」
    まっすぐに、僕を、見ている。

    2005-06-27 05:56:00
  • 265:

    ユキ

    「え、僕は…。」
    レイコが、僕の方に、歩いて来た。
    「僕は…。」
    僕の、頬に、自分の手を、当てる。
    「どうして、あたしに会いたかったの?」

    2005-06-27 06:01:00
  • 266:

    名無しさん

    略減らしてください?それだけいつも返事ないんで?

    2005-06-27 06:03:00
  • 267:

    ユキ

    レイコの、綺麗な、顔が、近づく。
    「答えられないの?」
    僕は、答えを、ゆう代わりに、レイコを、抱き締めた。           自分の、腕に、力を、入れ、レイコの体を、確かめた。

    2005-06-27 06:05:00
  • 268:

    ユキ

    レイコの、体は、本当に、細く、これ以上力を入れたら、壊れてしまいそうだった。
    ドクンドクン
    僕は、レイコを、抱き締めながら。この、自分の中から沸き上がる、熱い感情が、なんなのか、分からずいた。          「痛い。」

    2005-06-27 06:10:00
  • 269:

    ユキ

    「ごめんなさい。」
    僕は、レイコから、離れた。
    ドクンドクン
    レイコは、僕を、見つめている。
    「ねえ?あんた、自分の気持ち気付いてないでしょ?」

    2005-06-27 06:14:00
  • 270:

    ユキ

    「!」
    僕が、返事を、する前に、レイコは、自分の、くちびるで、僕の口を、ふさいだ。
    ゆっくりと、くちびるを、離しながら、レイコは、言った。
    「あんたは、あたしの事が、好きなのよ。」

    2005-06-27 06:18:00
  • 271:

    ユキ

    僕は、レイコが、好きなのだ。
    レイコに、言われるまで、気付かなかった。
    この、熱くて、胸が焼ける感情が、恋という事を、初めて、知った。
    「はい。僕は、あなたの事が、とても、好きだ。」

    2005-06-27 06:24:00
  • 272:

    ユキ

    今度は、僕から、レイコに、キスをした。
    始めは、触れる様に、だが、僕は、感情の抑えが、きかなくなり。レイコを、強く抱き締めながら、激しく、レイコの、くちびるを、求めた。

    2005-06-27 06:28:00
  • 273:

    名無しさん

    ?

    2005-06-27 10:02:00
  • 274:

    ユキ

    ??277さん??すいませんでしたm(__)m
    なるべく、略無い様に、書きます???これからも、お付き合い、お願いしますm(__)m

    2005-06-28 04:28:00
  • 275:

    ユキ

    「好きだ。」
    キスを、しながら、僕は、何度も言った。
    「好きだ。あなたが、好きだ。」
    いとおしくて、大事にしたい、気持ちと。めちゃくちゃに、僕の手で、してやりたい気持ちが、僕の中でごっちゃになる。

    2005-06-28 04:37:00
  • 276:

    ユキ

    「ちょっ、と!待って!」 レイコが、手のひらで、僕の顔を、おさえた。
    「もう!激しすぎる!」
    少し、赤い顔で、僕を、軽くにらんだ。ほんとに、かわいい。
    「ごめんなさい。」
    僕は、レイコを、また、抱き締めた。

    2005-06-28 04:43:00
  • 277:

    ユキ

    レイコの、長く綺麗な髪を、なでながら、僕は、幸せを、かみしめていた。
    「あの、僕に、こんな事されて、嫌じゃないですか?」
    僕は、急に、心配になって、レイコに、聞いた。

    2005-06-28 04:50:00
  • 278:

    ユキ

    レイコは、僕の頬に、軽くキスした。
    「嫌なら、抵抗するよ?」
    僕の顔を、上目づかいで見た。もう、ほんとに、やばいぐらい、かわいい。
    「なら、よかったです。」 「よかったね。」

    2005-06-28 04:55:00
  • 279:

    ユキ

    レイコは、僕の胸に、顔を、うずめて、笑った。
    「あの、わがまま、言っても、いいですか?」

    2005-06-28 04:59:00
  • 280:

    名無しさん

    かぃて?

    2005-06-28 17:50:00
  • 281:

    名無しさん

    ぁげ?

    2005-06-29 16:53:00
  • 282:

    名無しさん

    ?????

    2005-06-29 17:21:00
  • 283:

    ユキ

    ?291さん?292さん?293さん???ありがとうm(__)mさぼってて、?すいませんでしたm(__)m今から、更新しますね????

    2005-06-30 06:11:00
  • 284:

    ユキ

    「レイコって、呼んでいいですか?」 
    レイコが、少し笑った。
    僕は、レイコと、出会ってから、名前を、呼んだ事が無かった。
    「いいよ。あと、敬語やめてね。」

    2005-06-30 06:15:00
  • 285:

    ユキ

    「遅かったわね。」
    義母が、目を、つり上げて僕を、見ている。
    「おい。そんなに所に、立ってないで、早く上がりなさい。」
    父が、義母の後ろから、覗き込んでいる
    「父さん!帰ってたんだ。」

    2005-06-30 06:22:00
  • 286:

    ユキ

    僕は、父さんの、顔を、見て、心底、ほっとした。
    「あなた、帰りが、遅い事、ちゃんと怒って下さい!」
    義母が、父さんに、かみついた。
    「まぁ、もう、子供じゃないんだし。終電でも、ちゃんと帰って来てるんだから、いいじゃないか。」

    2005-06-30 07:18:00
  • 287:

    ユキ

    義母は、黙ってしまい。部屋の、奥に行った。
    「あいつも、おまえの事が、かわいくて仕方ないんたなぁ。ま、うまくいってるみたいで、よかったよ。」 父は、何も知らない。
    「ああ、うまくやってるよ。」
    僕は、靴を、脱ぎながら、苦笑いをした。

    2005-06-30 07:22:00
  • 288:

    ユキ

    「まぁ、たまには、晩酌ぐらいしろよ。」
    父に、言われ、ダイニングに、向かった。
    台所には、顔を、ゆがめている義母が、居た。
    「久しぶりだなぁ。変わった事は、なかったか?」
    僕は、父の、隣に、座り、ビールを、ついであげた。「特に、無いよ。」
    いつもどおり、父が、家を、空けている時は、義母が、僕を、誘っている事が。「おまえ、なんで、今日、そんな、汚れてるんだ?」

    2005-06-30 07:31:00
  • 289:

    ユキ

    「え?」
    僕は、少しあせった。
    「喧嘩でも、したのか?」
    「あっ、うん。」
    僕は、あいまいに、返事した。
    今日、あった事を、言えるわけがなかった。
    そういえば、タカシは、無事帰れただろうか?
    「おまえ、彼女とか、出来たのか?」

    2005-06-30 07:36:00
  • 290:

    ユキ

    その、父のことばに、反応したのか、義母が、ビールを持って、こっちに来た。「いっ、いないよ。」
    義母が、僕の顔を、見ている。
    「そうなのか?今日は、てっきり、彼女と、デートだと、思ったんだがなぁ。」 父は、ほろ酔いで、僕を見て、にやにや笑った。
    「おまえ、テイーシャツに、口紅ついてるぞ?」

    2005-06-30 07:43:00
  • 291:

    ユキ

    「え!?」
    声を、上げたのは、義母だった。
    「なっ、何言ってんの?父さん!こんなの、終電込んでたから、付けられただけだよ!」
    僕は、大きい声を、出して、否定した。
    「おまえ、奥さんに、浮気ばれた、ダンナみたいだなぁ。」

    2005-06-30 07:47:00
  • 292:

    ユキ

    父は、僕を見て、笑った。義母が、疑いの目で、こっちを、見ている。
    「まぁ、何にせよ。おまえが、健康で、ちゃんと、学校行ってるんだったら、父さんは、文句無いよ。なんか、今は、バイトもしてるんだって?」

    2005-06-30 07:54:00
  • 293:

    ユキ

    父は、一月程、出張で、家を、空けていた。
    だから、この、一月で、僕に、色々な、変化が、あった事には、気づいていない。
    「うん。ちょっと、お金を、自分で、貯めたくなったんだ。」
    義母が、僕に、ほほえんだ。気持ち悪い。

    2005-06-30 08:00:00
  • 294:

    名無しさん

    ???

    2005-06-30 08:34:00
  • 295:

    ユキ

    「カラオケ屋だってな。今度、覗いてやるからな。」 僕は、義母に、レイコの店で、働いてるのを、カラオケ屋と、嘘ついていた。
    「いーよ。恥ずかしいから。」
    父に、嘘を、つくのは、気が、引けた。
    「まぁ、そうゆうな、もしかしたら、当分、会えなくなるかもしれんからな。」

    2005-06-30 17:10:00
  • 296:

    ユキ

    「え?父さん?それ、どうゆう意味?」
    「まぁ、今から、話すよ。ああ、おまえも、こっちに来なさい。」
    父は、義母に、僕の向かいに、座る様、促した。
    義母も、不思議そうな、顔で、席に着いた。

    2005-06-30 17:15:00
  • 297:

    ユキ

    「さて、まぁ、話ってのは、父さんの仕事の事でな。仕事の、都合上、来年から、上海に行く事になった。」
    「なんだ、外国な、だけじゃん。」
    「そうなんだが、上海に、行ったら、三年は、帰ってこれないんだ。」

    2005-06-30 17:19:00
  • 298:

    お疲れ様です。

    2005-07-01 07:56:00
  • 299:

    ?

    ???

    2005-07-01 08:41:00
  • 300:

    ユキ

    「え?帰って来れないって?」
    僕は、激しく動揺した。
    「むこうで、三年は、住まなくちゃいけなくなった。」
    さっきまでとは、違う、真剣な顔で、父は、僕を見ている。

    2005-07-01 10:19:00
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