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レイコ
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1:
ユキ
ブーンブーン
真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
ブーンブーン
僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
ブーンブーン
息が、完全に止まる。
ブーンブーン
僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
僕は、レイコにキスをした。
ブーンブーン
辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。2005-06-10 12:55:00 -
751:
名無しさん
きになる…?
2005-09-02 22:37:00 -
752:
ユキ
いつも、いつも応援して下さる方々。厳しく注意してくれる方々???そしてずっと、読んでくれている方々??????本当に、ありがとうです?????カキコが、止まってしまい。ほんとに、すいませんでしたm(__)mやっと、佳境に入りました???完結まで、ゆっくりながら、頑張ります。よかったら、お付き合い下さい????
2005-09-03 06:53:00 -
753:
名無しさん
頑張って!応援してる
2005-09-03 06:56:00 -
754:
ユキ
「冗談だろ?」
僕の目を見て、レイコは言った。
「本当よ。」
レイコは、僕に嘘をつかない。
頭の中が、真っ白になった。2005-09-03 07:00:00 -
755:
ユキ
レイコが、近い内に死ぬ。僕は体を離した。
「どうして?なぜ、そんな事が分かるんだ?」
自分が、激しく動揺しているのが分かった。
「あたしは、分かるの。」2005-09-03 07:06:00 -
756:
ユキ
レイコは、穏やかな顔をして続けた。
「あたしは、罪を犯したの。だから、その罰を受けなきゃいけないの。」
「だからって、なんで?死ぬとかゆうんだ?」
僕は、大きい声をだした。2005-09-03 07:11:00 -
757:
ユキ
「意味分かんないよ!理由を教えてくれよ、罪ってなんだよ!」
レイコの肩を両手で掴み、僕は怒鳴った。
「ごめんね。」
はっと、我に返った。
レイコが、哀しげな目で僕を見ている。2005-09-03 07:17:00 -
758:
ユキ
「ごめん。」
僕は、手を離して背中を向けた。
「本当に、ごめんね。黙ってて。」
レイコは、静かに言った。そして、ぽつりぽつりと、話し始めた。2005-09-03 07:26:00 -
759:
ユキ
「あたしね。この力で、人を殺したの。」
「!!」
僕は、背中を向けたまま話しを聞いた。
「あの男から、聞いてるでしょ?」
「・・うん。」
2005-09-03 07:31:00 -
760:
ユキ
「あたしは、両親が死んでから、親戚の家をたらい回しにされた。でも、最後に世話してくれた家は、とてもよくしてくれたの。特におじさんが。」
僕は、黙ってレイコの話を聞いた。2005-09-03 07:37:00 -
761:
ぅみ
気になる?
?しおリ?2005-09-03 10:50:00 -
762:
コアラ
ャバィ??気になってしょぅがなぃ??
2005-09-03 10:53:00 -
763:
?さくら?
ぉ初です?ぅひゃぁ??気になるにゃぁ??めっちゃこの小説大好き??一時ぁらされてたりしてた?復活しててめちゃ感激?主サン応援してるんでガンバってくださぃね(??∀?)?
2005-09-03 11:53:00 -
765:
?
頑張ってくらさい??しぉり?
2005-09-03 16:05:00 -
766:
???
しぉり?
頑張れぇぇ??2005-09-03 20:13:00 -
767:
ユキ
「おばさんは、パートにでていて、家にはあたしだけだった。自分の部屋で寝ていたら、物音がして目が覚めた。仕事に行ってるはずのおじさんが、あたしの部屋に居た。おじさんは、いきなりあたしに覆いかぶさってきた。」
2005-09-04 00:57:00 -
768:
ユキ
「最初何が起こったか分からなかった。おじさんは、あたしの服を脱がせようとした。あたしは、必死で抵抗した。そしたら、おじさんは、あたしを殴ってこう言った。」
2005-09-04 08:48:00 -
769:
ユキ
「おまえみたいな、不幸付きの女を、育ててやった恩を忘れたのか。これからも、ここに居たいならおとなしくしろ。これから、俺のゆう事を聞いて、恩返ししろ。そう言って、おじさんは笑った。」
2005-09-04 08:53:00 -
770:
ユキ
「つまり。おじさんは、こうゆう事がしたくて、あたしを育ててくれたんだと、その時分かった。」
僕は、唇をかみしめた。
レイコは、今どんな表情でこの話をしてるんだろう?確かめたかったが、勇気がなかった。2005-09-04 08:57:00 -
771:
ユキ
僕は、背中を向けたまま話を聞いた。
「おじさんは、あたしの体を触ってきた。気持ち悪くて、吐きそうだった。泣き叫んでも、抵抗しても無駄だった。この時、あたしは思ってしまったの。」2005-09-04 09:01:00 -
772:
ユキ
「おじさんなんか、今すぐ、死んでしまえと。」
2005-09-04 09:03:00 -
773:
ユキ
「!」
「すると、おじさんの動きが止まったの。おじさんは、胸を押さえて苦しそうにもがいた後、仰向けになって泡を吹いて倒れた。そして、動かなくなった。」2005-09-04 09:08:00 -
774:
ユキ
僕は、転がっていたカガミを思い出していた。
「おじさんは、息をしてなかった。瞳孔が、開いた目でこっちを見てた。あたしは、その日おじさんを殺したの。」2005-09-04 09:14:00 -
775:
ユキ
「もう、いい。」
僕は、振り向き、レイコを抱き締めた。
「もう、いいから。」
自分の胸に、レイコの頭を沈めた。
「あたしは、大丈夫。」
顔をあげ、僕を見た。2005-09-04 10:30:00 -
776:
ユキ
レイコは、穏やかな顔をして微笑んだ。
「もうちょっと、話していいかな?」
僕は、首を縦に振った。
「その日、あたしは島を出たの。」2005-09-04 10:33:00 -
777:
ユキ
「本当なら、警察に自首しなきゃいけなかったと思う。でも、捕まる前にどうしても、叶たい夢があったの。だから、島から出た。」
2005-09-04 10:38:00 -
778:
ユキ
「島から出てきて、お金も無くて、住む所も無かった。町を、あてもなく歩いてたら、男の人に声を掛けられた。風俗のスカウトだった。あたしは、誘われるまま働く事にした。」
2005-09-04 10:43:00 -
779:
ユキ
「仕事は、ヘルス。何日かしたら仕事には慣れた。一生懸命、お客さんの相手をした。」
2005-09-04 10:49:00 -
780:
???
しぉり?
これ見てたら不思議な感じになるぅ???
これからも頑張って下さい????????????2005-09-04 19:37:00 -
781:
ユキ
???さん?毎日ありがとですm(__)m頑張ります
2005-09-05 06:42:00 -
782:
ユキ
「そんな、生活をして一月経った。お客さんが、あたしを指名でたくさん来てくれる様になった。自分でもびっくりする位。」
2005-09-05 06:45:00 -
783:
ユキ
「それに、体を求めて来る人がいなくなった。あたしは、両親が死んでから、力を使わない様にしてきた。でも、仕事をしている時に、知らずに使っていた。お客さんは、あたしに会うと幸せそうだった。」
2005-09-05 06:49:00 -
784:
ユキ
「島に、居た時は周りの大人のゆう通りに、力を使ってた。だから、自分の力を使って、誰かを幸せに出来るのが分かって、正直にうれしかった。あたしは、こんな力ずっといらなかったから。この力のせいで、あたしは一人になったから。」
2005-09-05 06:57:00 -
785:
ユキ
どれ程、悲しんだんだろう?孤独だったんだろう?普通に語っているけれど、僕は、今までのレイコを思うと泣きだしそうになった。「あたしは、働くのが楽しかった。ここに居ていいんだと思った。」
2005-09-05 07:01:00 -
786:
ユキ
何か、言う代わりに抱き締めた。
「でも、三ヵ月経った頃。あの男が、訪ねてきたの。」
レイコは、そのまま続けた。2005-09-05 07:03:00 -
787:
ユキ
「美波家から、依頼を受けて、あたしを島に連れ戻しに来た。あたしは、逃げた。町から、町へ、風俗の仕事をしながら。たどり着いた先が、今の店だった。」
2005-09-05 07:07:00 -
788:
ユキ
「店長は、とてもかわいがってくれて、店まで作ってくれた。お客さんもたくさん来てくれる様になった。でも、あたしの夢は叶わないままだった。」
2005-09-05 07:09:00 -
789:
ユキ
「叶わないままなら、それでいいと思った。あたしに、今出来る事をお客さんにしてあげれば、悔いは残らないと、思おうとした。でも、無理だった。あきらめれなかった。」
2005-09-05 07:14:00 -
790:
ユキ
「でも、今、夢は、叶った。」
ぽろぽろと、関を切った様に、キレイな涙を流しながら、レイコが、僕の顔を見ながら言った。
「あんたに、会えたから。」2005-09-05 07:17:00 -
791:
ユキ
「あたしは、ずっと待ってたの。あんたを。」
レイコの冷たい手が、僕の頬を包んだ。
「あたしの夢は、誰かに、愛される事だったの。」2005-09-05 07:20:00 -
792:
ユキ
「両親以外で、そんな人現われないと思ってた。でも、違った。」
小刻みに、震えるレイコの手に、自分の手を重ねた。「そうだよ、僕は、レイコを誰より愛してるよ。」2005-09-05 07:23:00 -
793:
ユキ
涙を、いっぱい瞳に浮かべて、レイコは、僕を見ている。
「泣かないで、今までつらかったね。しんどかったね。でも、大丈夫。これからは、ずっと一緒だよ。」2005-09-05 07:27:00 -
794:
ユキ
レイコは、僕の胸に顔をうずめた。小さく、泣き声が聞こえる。
「いいよ。今は、いっぱい泣いて。今まで、いっぱい我慢してきただろ?僕は、絶対離れないから。」
強く、細い体を抱き寄せた。2005-09-05 07:31:00 -
795:
ユキ
レイコは、ぐしゃぐしゃな顔を上げて、僕を見た。
「・・あのね。」
「うん?」
本当に、かわいくてたまらない。
「愛されるだけじゃなくて、あたし、誰かを、愛したかった。」2005-09-05 07:35:00 -
796:
ユキ
「あんたを、愛してる。」
レイコは、涙をいっぱい流しながら、思い切り、笑顔になった。
ずるい、と思った。
その時のレイコは、今まで見てきたなかで、一番かわいかった。2005-09-05 07:39:00 -
797:
ユキ
「僕も、愛してるよ。」
レイコは、笑った。
「なんで、あんたが泣いてるの?」
言われるまで、気付かなかった。
「なんでだろ?」
「ばかじゃないの?」2005-09-05 07:42:00 -
798:
ユキ
「うん。」
僕も、笑った。
胸の辺りから、暖かいものが、溢れてくる。 幸せって、こうゆうものだと思った。このまま、時が止まればいいと思った。
でも、二人の時間は、確実に終わりに向かっていた。2005-09-05 07:49:00 -
799:
名無しさん
ますます気になる 完結まで読むから頑張れ!!
2005-09-05 07:59:00 -
800:
???
しおり?????????????????????
2005-09-05 08:10:00