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レイコ
-
1:
ユキ
ブーンブーン
真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
ブーンブーン
僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
ブーンブーン
息が、完全に止まる。
ブーンブーン
僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
僕は、レイコにキスをした。
ブーンブーン
辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。2005-06-10 12:55:00 -
800:
???
しおり?????????????????????
2005-09-05 08:10:00 -
801:
名無しさん
ほんとにはじめから今まで引き込まれる小説デスね。ほんまに映画化とかされてほしぃ(;_;)
2005-09-05 09:12:00 -
802:
ぅみ
?しおリ?
2005-09-05 10:09:00 -
803:
コアラ
しおり?
2005-09-05 10:14:00 -
804:
名無しさん
?
2005-09-05 21:37:00 -
805:
ユキ
次の日、僕らは、レイコの店へ行った。
「そうか、行っちゃうんだなぁ。」
店長に、一通り事情を説明した。話を聞いた後、店長は、淋しそうにつぶやいた。2005-09-06 07:25:00 -
806:
ユキ
「すいません。今までお世話になりました。」
レイコは、頭を下げた。
「そんな、しおらしい事ゆうなよ。」
店長は、レイコを抱き締めた。
「今生の別れじゃねんだからな。ほとぼり冷めたら、二人で遊びに来いよ。」
店長は、目と鼻を真っ赤にしながら言った。2005-09-06 07:33:00 -
807:
ユキ
なんだか、二人は本当に親子に見えた。
体を、レイコから離し、僕のほうに店長が来た。
「小僧。おまえしかいなんだぞ、レイコを守ってやれるのは。頑張れよ。」
ニカっと笑った。2005-09-06 07:38:00 -
808:
ユキ
「はい。頑張ります。」
店長と、僕は握手をした。「レイコを、幸せにしてやれよ。」
僕は、うなづいた。
「男と、男の約束だ。破ったらどうなるか、肝に命じとけ!」
涙目で、店長は笑った。2005-09-06 07:42:00 -
809:
ユキ
店長は、優しく見送ってくれた。
レイコに、今までの給料として、信じられないくらいの大金と車をくれた。
「まったく、こっちはレイコがいなくなって、大損だよ。」
最後に店長は、毒を吐きながら、淋しそうな顔をした。僕は、深々と最後に頭を下げた。2005-09-06 07:49:00 -
810:
ユキ
がさつで、口が悪くて、声がでかくて、いつも、僕たち二人を心配して、見守ってくれた。そんな、優しくて、寂しがり屋の店長が、僕は大好きだった。
レイコも一緒だ。
二人とも、店長に会えなくなるのは本当に淋しい事だった。2005-09-06 07:55:00 -
811:
ユキ
「店長が、いなかったら、あたしは、もっとつらい生活をしてた。」
レイコは、車を運転しながら、ぽつりと言った。
店長は、本当にレイコを娘の様にかわいがっていた。それが、どれだけ救いになっていたかが、分かる。2005-09-06 08:02:00 -
813:
名無しさん
ェッチしたいねん
2005-09-06 08:03:00 -
814:
ユキ
しかし、僕らは自分の意志とは、関係なく店長との別れを選択した。
これからは、本当に僕ら二人きりになった。
誰の助けも借りずに、僕がレイコを守っていかなきゃいけない。2005-09-06 08:09:00 -
815:
ユキ
あてもない、二人きりの旅が、始まった。
「レイコ、最後に行きたい所があるんだけど。」2005-09-06 08:14:00 -
816:
名無しさん
気になる??
2005-09-06 10:38:00 -
817:
名無しさん
どこいくの?まだ???
2005-09-06 17:52:00 -
818:
???
頑張って??
2005-09-06 20:36:00 -
819:
名無しさん
?
2005-09-07 01:41:00 -
820:
名無しさん
あげ
2005-09-07 12:37:00 -
821:
名無しさん
更新されんの?終わり?
2005-09-08 14:25:00 -
823:
???
はよみたい???
2005-09-09 06:35:00 -
824:
名無しさん
?
2005-09-09 12:20:00 -
825:
名無しさん
何処行くんやろ?
2005-09-11 01:11:00 -
827:
はい ◆yMOAyHqbGI
は
2005-09-11 03:45:00 -
839:
名無しさん
あげ
2005-09-11 20:02:00 -
840:
?リボン?
昨Θと今Θにかけて?一気に読ωじゃLlま∪た???もうスグ完結やんねェェ????みωなが言うようにすっごLl引き込まれて∪まLlま∪た??続きめっちゃ気になる????楽∪みに∪てます?
2005-09-11 21:01:00 -
841:
名無しさん
また書かんのか
2005-09-12 12:37:00 -
842:
ユキ
チーン
僕は、仏壇の前で静かに手を合わせた。
仏壇には、僕の本当の母さんの写真が飾られている。穏やかに、笑いながら僕を見ている。2005-09-13 07:57:00 -
843:
ユキ
義母が、来る前までは、リビングに仏壇を置いていた。
しかし、今では父の書斎に追いやられてしまった。
父なりに、義母を気づかったのだろうが、僕はとてもそれが嫌だった。2005-09-13 08:00:00 -
844:
ユキ
僕は、毎日かかさず母さんに手を合わせていた。
義母との、肉体関係が始まった時からは、母さんにずっと祈っていた。
なぜ、自分を産んで死んだんだと心の中で責める日もあった。2005-09-13 08:07:00 -
845:
ユキ
でも、今は違う。
僕は、この家から離れてしまう前に母さんにお礼が言いたかった。
『産んでくれて、ありがとう。僕は、今幸せです。』2005-09-13 08:10:00 -
846:
ユキ
口には、出さず。心の中で母さんに伝えた。
『この世界に、レイコが居る世界に産んでくれてありがとう。』
母さんは、写真の中で穏やかに笑っていた。2005-09-13 08:13:00 -
847:
ユキ
書斎を、出て僕は急ぎ足で自分の部屋へ向かった。
水曜日の午後は、義母は必ずエステに行っていて家を空けている。
だが、万が一はちあわせは避けたかった。
僕は、自分の部屋のドアを開けた。2005-09-13 08:19:00 -
848:
ユキ
「!!」
ドアを開けて、僕は呆然とした。
部屋の中は、泥棒が入った後の様にぐちゃぐちゃだった。あらゆる、引き出しは開いていて、中身がとびだしていた。2005-09-13 08:22:00 -
849:
ユキ
僕は、混沌とした部屋に踏み居れた。
そして、机のすでに開け放されている引き出しから銀行通帳と、ハンコを探した。早く、この部屋から出たかった。
この荒れた部屋は、義母の仕業だと思った。2005-09-13 08:27:00 -
850:
ユキ
義母の心の、荒れようが、この部屋を見れば想像出来た。
僕は、見つかった通帳とハンコを、握り締め、ドアに向かって歩いた。
「!」
うっかり、落ちていた紙を踏み、転びそうになった。「あぶな…え!?」2005-09-13 08:33:00 -
851:
ユキ
踏んだものを、よく見ると写真だった。
レイコと僕が写っている。部屋が、薄暗かったが、その写真は盗撮だと見てすぐ分かった。 僕は、よく見る為に、カーテンを開け日を入れた。
部屋は、午後の夏の光に照らされた。2005-09-13 08:40:00 -
852:
ユキ
明るくなった部屋で、僕は絶句した。
ぐちゃぐちゃの部屋の、床やベット、いたる所に僕とレイコの写真が散乱していた。
どれも、写真は盗撮だった。僕とレイコの生活が、撮られていた。どうやって撮ったのか、部屋の中の二人の写真もあった。2005-09-13 08:45:00 -
853:
ユキ
壁にも、無造作に写真が何枚も張られていた。
「!」
その中の一枚を見て僕は、鳥肌が立った。
僕と、レイコが幸せそうに笑っている写真。だが、レイコの顔には押しピンが何個も付いていた。2005-09-13 08:50:00 -
854:
ユキ
なぜ義母が、こんな写真を持ってるんだ?
その疑問は、床に転がっていた封筒で分かった。
(有)各務興信所 「!」
カガミは、義母とつながっていた。2005-09-13 08:54:00 -
855:
ユキ
なぜ、カガミと繋がっていたかは、分からないが、これだけは確信した。
義母は、レイコの存在を知ってしまい、本当に狂ってしまった。
ゴン!!!!
突然、後ろから何かで殴られた。僕は、意識を失った。2005-09-13 08:58:00 -
856:
名無しさん
気になるぅ??
2005-09-13 09:35:00 -
857:
名無しさん
ゥチも気になるぅ??
2005-09-13 10:18:00 -
858:
コアラ
しおり?
2005-09-13 12:56:00 -
859:
???
しおり?
2005-09-13 20:41:00 -
860:
名無しさん
しぉり?
2005-09-13 20:58:00 -
861:
ユキ
気がつくとベッドの上だった。
「うーん…んっ?!」
起き上がろうとしたが、何かに縛られ身動きが取れない。足元に目をやると鎖でベッドに繋がっている。2005-09-13 22:02:00 -
862:
ユキ
「何なんだ?!これは…」すると
「まだ完全に傷が塞がっていのに無理しちゃだめじゃない。」
僕はその声の主を見て絶句した。
義母だ。2005-09-13 22:04:00 -
863:
ユキ
すると義母は着ていた服を脱ぎ,ぼくの上にまたがった。
「やっ…やめろぉ!!」
すると義母は気色の悪い笑みを浮かべ
「言ッタデショ。アナタハワタシノモノダッテ…」2005-09-13 22:06:00 -
864:
名無しさん
それで?それで?(;´Д`)気になる。(;´Д`)'`ァ'`ァ
2005-09-14 02:30:00 -
865:
ユキ
僕は気付いた。義母の顔が普通ではない…いや。いつも普通ではない顔なのだが、完全に目がイッていた。
殺される
頭の中に一瞬浮かんだ。2005-09-14 02:36:00 -
866:
ユキ
でも、僕には守るべき人がいる。ここで殺されたらレイコはどうなってしまう?…でもどうする事もできない。悔しくて涙もでない。
義母の手が僕の首にのびる。
「あなたなら私の気持ちわかってくれるでしょ?もうあなたを誰にも渡さない…もうこれであなたも私も楽になれるわ…」
手が僕の首を締め付けた。「レ…イ…コ」
ごめんね。結局僕は君を守ることができなかったんだ…2005-09-14 02:40:00 -
867:
ユキ
僕は目をつむった。かすかにだが,薄れ行く意識の中で叫び声が聞こえた。さっきまで僕の首を押さえていた悪魔の手が離れていく。
2005-09-14 02:42:00 -
868:
たまき?
ユキさん??見てるよ(^O^)リアルタイムやし???続きが超気になる??頑張ってくださいね?
2005-09-14 02:43:00 -
869:
ユキ
僕は目をあけた。一瞬自分の目を疑った。義母が自分の首を自分の手で締め付けている。
その悪魔のような恐ろしい顔で涙を流している。
「ナ…ンデ…?タ…ス…ケ…テ…」
義母は目を見開いたままベッドのうえに倒れた。2005-09-14 02:47:00 -
870:
ユキ
僕は直感でわかった。
「レイコ?!」
部屋の中を見渡そうとしたがまだ体は縛られたままだ。
「またやっちゃったわ…」レイコが僕の前に立っていた。2005-09-14 02:50:00 -
871:
名無し
???
2005-09-14 02:53:00 -
872:
ユキ
レイコは僕を縛っていた鎖を外し、黙って背を向けている。
「レイコ…ありがとう。」僕はレイコを抱きしめようとした。
「やめて!触れないで…」「っえ…?」
「わたしあなたの母を殺すの二回目だわ…」
えっ?2005-09-14 02:55:00 -
873:
ユキ
「二回目って…」
「えぇ。二回目よ。実の母と義母をね…」
僕は頭が混乱した。
「嘘だろ?そんな冗談はやめてくれよ…」
僕はわかっていた。レイコはこんな冗談なんか言える人じゃないと。2005-09-14 02:58:00 -
874:
ユキ
「私ね…あなたの実の父の愛人との子なのよ…あなたの母が憎かったわ。なんで私だけこんな辛い思いしなきゃなんないの?ってね。だから息子のあんたに近づいたのよ…最初はあんたも殺すつもりだったのよ…でも…」
2005-09-14 03:00:00 -
875:
ユキ
僕は頭がカラッポになった。どうか今のレイコの話が嘘であるように…
「ひっ?!何するの?ぐぅ…あっ…」
僕は何かにとりつかれたようにレイコを襲った。2005-09-14 03:02:00 -
876:
ユキ
「レイコ、嘘だろ?嘘だって言ってくれよ!!」
僕は夢中でレイコを愛撫した。
「いっ…いやぁ!!」
レイコは僕を突き飛ばした。
その時僕は何かの糸が切れたように感じた。2005-09-14 03:04:00 -
877:
ユキ
僕はレイコの首を締めつけた。
「レイコ…モウ苦シム必要ナンテナインダヨ…ダカラ…」2005-09-14 03:06:00 -
878:
ユキ
人を愛する形なんて様々だ
どんな過去があっても
どんな過ちがあっても
愛し過ぎて何もかも自分のものにしてしまいたい
命でさえも…
レイコ…
━完━2005-09-14 03:10:00 -
879:
名無しさん
お疲れ様?
2005-09-14 03:11:00 -
880:
名無しさん
ぉ疲れェェ?
2005-09-14 03:13:00 -
881:
名無しさん
偽物ちゃうの?
2005-09-14 03:16:00 -
882:
名無しさん
偽者やぁ?
2005-09-14 03:21:00 -
883:
名無しさん
ラブホで終ゎってなぃから偽物ゃァァ??
2005-09-14 03:24:00 -
884:
名無しさん
ホンマや???
せっかく?と楽しみに読んでたのにッッ??2005-09-14 03:24:00 -
885:
名無しさん
?????
2005-09-14 03:26:00 -
886:
ユキ
みなさんありがとうございました。遂に完結することができホッとしていますf^_^;
で、偽物とありましたがまた説明不足だったようです(*_*)
最後のシーンはホテルです。完結してから説明付け足すのもど素人丸だしですね(-.-;)
「僕」は部屋の写真を見ていて、突然後から殴られましたよね?それから義母は「僕」をホテルまで搬送したのです。2005-09-14 10:01:00 -
887:
ユキ
義母が「僕」をホテルまで搬送した経路についてはみなさんのご想像にお任せしますf^_^;
こんな完結のしかたで本当に申し訳ないです。物語を書くのはすごく難しいものなんだって改めて実感しました(-.-;)また違う小説を書くことがありましたら、またその時に読んでいただけた嬉しいです!
では、みなさんありがとうございましたo(^-^)o2005-09-14 10:05:00 -
889:
ユキ#AD
すいませんが、完結してません??????偽ユキさん。文章力あるのにもったいないですよ?主のフリするより、ご自分で物語を書かれたほうが、いいですよ?コレカラは、トリップつけますね。すいません。読んでる方々にすごい迷惑かけてますね????
2005-09-14 12:31:00 -
890:
ユキ ◆owsZ6N97vY
トリップ間違えました?????もうちょっとなんで、がんばります?????偽ユキさんのラストとは、違うので、おつきあいお願いしますm(__)
2005-09-14 12:45:00 -
891:
名無しさん
やっぱり偽物やったか?主サンがんばってなぁ???
2005-09-14 13:21:00 -
892:
名無しさん
偽もんぅざすぎ???主さん頑張ってな??
2005-09-14 13:33:00 -
893:
名無しさん
あー良かった あれがラストだったら今まで読んできたのにガックリやわ 完結まで頑張って
2005-09-14 16:58:00 -
895:
あか
どこからが偽物なのか分からないんですが。
2005-09-15 03:02:00 -
896:
ユキ ◆owsZ6N97vY
870迄が本物です。レイコ後編として、新しいスレを立てます。読んでる方々ご迷惑をおかけしてすいません?????荒らしの方々、すいませんが、荒らし辞めて下さい。こんな小説でも読んでくれる方々の迷惑になりますので??お願いしますm(__)
2005-09-15 05:42:00 -
897:
名無しさん
荒らしおらんのに何ゆっ??ヮラ
2005-09-15 09:00:00 -
898:
名無しさん
てか書ぃてゃ??
2005-09-22 08:50:00 -
899:
名無しさん
後編でもぅ完結なってるカラ?
2005-09-22 09:30:00 -
900:
名無しさん
略部分ありすぎ。
ダルなってレス15ぐらいで読むんやめた。2005-09-29 14:08:00