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∞午前3時の運転手∞
-
251:
『みなッッみみみみ南で
ございますね!!畏まりますッッしたた!!』
ウニは挙動不振で口元がォョォョです。
エヘヘチャン・・・ウニに気付いておられない?ご様子です。
携帯を無我夢中で連打してらっしゃいます。´v`)コワレチャゥョ2006-03-22 11:15:00 -
254:
タクシーは夜の街を擦り抜け走る。
気がつけば時は深夜。
忙しかった街がまた違う表情に変わって行く頃合。
静まり返った車内に小さめに流れるラジオの音。2006-03-24 12:03:00 -
255:
平常心を取り戻したウニは
控え目に流れる邦楽に耳を澄ましてハンドルをキュキュキュ。
(。´_`){馴れて来たよ。この状況
.2006-03-24 12:05:00 -
256:
──しかし神様は中々安穏はお好きではないようです。
エヘヘチャンが・・・・・
「あ゛ぁああぁ!!!」
吠えた━━━(。゚∀゚。)━━━2006-03-24 12:08:00 -
257:
ウニは
?(ΦДΦ。)ビクッッッ!!
「うんッッうんうん運転手さ!!運転手ザん!!!」
----叫ぶぞ!!エヘヘチャン!!どーしたエヘヘチャンー!!2006-03-24 12:10:00 -
259:
ウェウェと口元をとんがらしながら吠えるエヘヘチャン。
下ったらずなご様子です。
「ボリュ!!!ぼりうむ!!」.
(。"Д")!?ウニは全く理解出来ずに、ぉろろろろ。2006-03-24 12:16:00 -
260:
あぁ、わかった。
ウニはわかるでしょうか。
はたまた、エヘヘチャンはちゃんと伝えられるでしょうか。
「だから!!ぼりッッ!!」
『ボリ!?お客様、ボリでございますか!?』2006-03-24 12:18:00 -
262:
『ボリューム!!?ラジオでございますか!!』
「はいッッ!!」
『畏まりました!!!』
ウニはボリュームをグイグイ上げます(。"∀")↑↑↑ヒャ2006-03-24 12:21:00 -
263:
♪♪ひゃぁく万かいの愛してぇるなんかよっりも〜♪♪♪ラジオからは甘い歌声が一気に溢れ出します。車内にピンク色の空気が漂い始めます゚∀゚。)))☆+'・゚。
2006-03-24 12:24:00 -
264:
(。´v`){この歌よく流れてるよね。ふんふふん〜♪
ウニは満足感に満たされて
目尻を垂らしながら
目上のルームミラーに視線を合わせます。2006-03-24 12:26:00 -
267:
名無しさん
あげ
2006-03-24 13:26:00 -
268:
さやか
うにたん、うける笑
2006-03-24 14:08:00 -
270:
?さやかチャン?ありがとうございます?ウニにうけて下さい??名無しサマ?読んでくれてるのかな??よかったらsageて書き込みして下さいね?
2006-03-25 12:19:00 -
271:
──なにやらウニは絶句しております。
『・・・・・・・?("◇"。)』
あんぐり開いたウニの口。
その訳とは──!?2006-03-25 12:23:00 -
273:
ウニはハンドルを握る手に力を込める。
『ハァ・・・あの、おきゃ・・』
その時---
「あだじ!!あだあだッッ!!あだじッッ!!」
━━エヘヘチャンの口が開いたのでございます。2006-03-25 12:27:00 -
275:
「彼氏ッッ!!彼氏がいたんでず!!すごッッ凄いスキな!!」
ハッと思い出したウニは
黙って外の慌ただしい世界を見つめて耳を澄まします。2006-03-25 12:31:00 -
276:
「スキでッッ!!凄い好きな人だったんでづッッ・・その人が好きで大阪きたんでずっ!!」
涙で声が上擦るエヘヘチャン。
あんなにキラキラしてポッポと頬を紅く染めていたエヘヘチャン。
いつのまにか聞こえない、エヘヘと言う口癖。2006-03-25 12:34:00 -
277:
──既にタクシーは南に着いていて、
相変わらず顔色を変えない街の一角は
目が覚める程に冷たい。
この街は、ひどく冷たい。2006-03-25 12:36:00 -
279:
「彼は、紛れもなくホストでした。」
『・・・・・・』
「でも会いたいんです…。彼が必要なのは私のお金です…。‥でも私には、彼が必要…なんです…。」
『・・・・・・・はい。』2006-03-25 12:41:00 -
281:
「さっきラジオで流れてた歌、あの曲…」
『あぁ、はい。』
「彼と初めて外で会った時、彼が初めて私に歌ってくれた歌なんです。エヘヘッッ」
──久しぶりに聞こえたエヘヘチャンのエヘヘ。泣き疲れて掠れた口元から漏れた、小さすぎる口癖。2006-03-25 12:45:00 -
284:
『…グシュッッ‥ぁ゛い?』
会社のトレードマークがペイントされたティッシュを力いっぱい握る。
「これ…よかったら」
後ろに体を向けるウニ。
『……‥あ…』2006-03-27 17:13:00 -
285:
「え?」
----見ないつもりだったエヘヘチャンの表情になぜかピントが合ってしまったウニ。
『あ゛ッッあ゛りがどうッッ!!ほんどにッッ、ヒッ、あ゛りがとう運転手ざぁ゛ん!!』2006-03-27 17:15:00 -
286:
ウニの手から離れた小さい小さいティッシュは、
エヘヘチャンの指の間にくるまり、
クシャクシャに成りながらエヘヘチャンの涙を浴びている。
──彼女も、こうやって泣いてたのかな──2006-03-27 17:17:00 -
287:
『うわぁ゛ぁあん!!サブローの馬鹿ァァあぁ!!』
----エヘヘチャンの湿って泣き濡れた声が車内を響かせる。
運転席で俯くウニ。
『サブローの馬鹿ぁあ゛!!』
響くエヘヘチャン。2006-03-27 17:22:00 -
288:
(。´_`){サブロー・・・サブロー・・・サブロー・・・
----耳鳴りに頭がキーンとするウニはエヘヘチャンの以外な程に大きなわめき声を聞いていた。2006-03-27 17:24:00 -
289:
元気出して下さい。
----エヘヘチャンに掛けようと決意した言葉に、またまた生唾を飲むウニ。
(。´θ`){・・・・ヨシッッ!!2006-03-27 17:26:00 -
290:
「あの!!」
━━鼻息がやや荒いウニの鼻。フガフガ
『はいッッ!!?グシュッッ』
━━腫れ上がった瞼をゴシゴシこするエヘヘチャン。
──ウニタン、頑張るのです(。゚∀゚。)2006-03-27 17:29:00 -
293:
『わッッ!!運転手さんごめんなさい!!電話!!ちょっと待って下さいね!!・・・《ピッ》はい。もしもしー』
・・・・・・・(。゚A゚。)
ウニ、またまた出遅れる。2006-03-27 17:35:00 -
296:
名無しさん
?
2006-03-28 10:57:00 -
299:
名無しさん
放置しすぎ?
2006-03-31 01:02:00 -
300:
?皆様遅れてごめんなさい。最近子供にカンムシと夜泣きが始まって、日中もろくに寝てません。放置しすぎて申し訳ありませんが。しばらくゆっくりさせていただきます。読者様方、誠に申し訳ありません。
2006-03-31 13:43:00 -
301:
名無しさん
あげとくね?
2006-03-31 16:36:00 -
303:
名無しさん
ま
2006-04-01 04:46:00 -
304:
『・・・・うん。うんうん。そっかうん。』
行燈を消したタクシーがハザードを点滅させている。
中で響く声を聞こえないふりをしてウニは静かにラジオのボリュームを下げた。2006-04-03 16:11:00 -
306:
『・・・・・・・・・・』
光りを失った携帯電話を見つめたまま、
彼女は黙って俯いている。
「・・・・・・・」
釣られて黙りこむウニ。2006-04-03 16:15:00 -
307:
『・・・・・・・あ。』
手持ち無沙汰になっていたウニの指先がピクッとブレる。
エヘヘチャンの声が掠れ落ちた。
「・・・・・え?」
しゃんと背筋に力を入れたウニはフロント硝子にうっすらと写るエヘヘチャンの表情を見る。2006-04-03 16:19:00 -
308:
『ごめんなさい!!おります!!えっと・・おいくらですか・・・』
「あ、・・・・ああ。千四百円になります。」
「…‥はい。」2006-04-03 16:20:00 -
309:
──ウニたん、エヘヘチャン降りちゃいますよ(。´_`)ノ
「あの・・・」
『ありがとうございました、長々と乗ってちゃって』2006-04-03 16:22:00 -
310:
「あ、いえ。…いや、あの」
『・・・・・?』
──モゴモゴと口を動かすウニをぼんやり眺めるエヘヘチャン。
ウニ、焦る。´_`)2006-04-03 16:24:00 -
312:
『・・・・って、』
----エヘヘチャンの声が耳に届いてくる。
「え(ΦДΦ。)!?」
焦ってコンチキチンになったウニはエヘヘチャンの声にビクり。
.2006-04-03 16:29:00 -
317:
名無しさん
あげ
2006-04-03 17:20:00 -
320:
『飛んだとか!?飛んだ!!アーッハッハッハ』
エヘヘチャンが、壊れた(。´θ`)
『って、どーりで昨日から電波届かんばい!!』2006-04-04 15:52:00 -
321:
『あん男、逃げよったばい!!ハッハッハ!そがんこつやったか!』
?(◆Д◆。)))エヘヘチャン!?
ウニ、またも固まる。2006-04-04 15:54:00 -
322:
『おかしいと思っとったばい!なーにが、「親が手術するから百万いる」じゃい!アーッハッハッハ!』
(゚A゚.))))ガクガク
ウニ、西郷どん化したエヘヘチャンにびくびく。2006-04-04 15:56:00 -
326:
『・・・・・・・・・』
散々叫び散らし、エヘヘチャン、急遽静まり返る。
「・・・・・・・・」
釣られてまた黙るウニ。2006-04-04 16:05:00 -
327:
『・・・・降ります。』
──丸々と膨らんだエヘヘチャンのバックは怒っているかのようにパンパン。
「あ・・・・はい。」
バックの取っ手に腕を突っ込んだエヘヘチャンは開いたドアに足を出す。2006-04-04 16:09:00 -
329:
名無しさん
????????????
2006-04-04 16:48:00 -
332:
名無しさん
??
2006-04-05 12:14:00 -
334:
名無しさん
?
2006-04-07 05:54:00 -
335:
名無しさん
あ
2006-04-07 09:31:00 -
336:
名無しさん
更新待ってます☆
頑張ってネヽ(*゚∀゚*)ノ2006-04-16 02:03:00 -
337:
名無しさん
約束守ろうやー
2006-04-18 13:35:00 -
338:
名無しさん
あげ
2006-04-19 00:02:00 -
339:
皆様こんばんは。お久しぶりです。私はこの話を書いていて、いろいろ息詰まり、恋愛ものを書き出しました。しかし、下手になったとコメントがありました。正直、自信がなくなりました。もう何を書いてもおもしろくないようなきがします。下手になり、書くなと言われ、今は考えています。申し訳ありませんが時間をいただきます。皆様ごめんなさい。また来ます。
2006-04-19 00:46:00 -
340:
名無しさん
今までは自信があったんですか?
2006-04-19 01:09:00 -
341:
名無しさん
↑何が言いたいん?嫌味?
2006-04-19 01:17:00 -
342:
名無しさん
聞いただけちがうかな?
2006-04-19 02:09:00 -
343:
私はぉまめちゃんの小説読みやすくて可愛くて大好きなんだけど、そぅ思ってくれない人もいるんだね?ぉまめファンの一人として悲しいです? でもぉまめファンがたくさんいることは、忘れないで∞
2006-04-19 02:39:00 -
344:
??
初カキコ?おまめちゃん?おまめちゃんゎゆったら本間の小説家なわけじゃないし、やけど小説家並に今まで話おもしろかってこんだけファンがつぃてん?けどそら小説家だって息詰まる事あるねんし素人やったら余計そんなんくると思う。けど批判されたりしても、それも受けとめつつ軽く流して(どなぃゃねん?ワラ)応援してくれてる人もおるんやし気楽にのんびり文章にしてほしぃなぁ?荒らしトカに負けない気持ちをもってほしぃ?たぶんおまめちゃんがやさしくて純粋やから気にしてまぅんやと思うけど、『読みたい人だけ読んでくれたらいぃし』みたぃなかんぢで流していぃと思うょ?うちゎ最後までおまめちゃん応援するからね?
2006-04-19 06:00:00 -
345:
名無しさん
1-350
2006-04-19 11:31:00 -
346:
名無しさん
なんで感想スレに書かんの?
2006-04-19 13:37:00 -
347:
あや
マメさん。なんで今まで以上に応援のレスや励ましのレスなくなったと思う?
まめさんは知らんうちや思うけど作者と読者の間に信頼関係ができたわけやで。レスするより黙ってマメさんが書くもん見ていこーと思たワケやで。読者が減ったわけでわないねん。マメさんの書く小説を読み続けたいから考えて考えて皆こーゆ風にしてるわけやん?マメさんもちょいとばかり大人になっていこうや☆夜遊びでフリー掲示板な訳やのにあれだけ読者おったのに感想スレにはよほど書いてないやん?なんでか分かってな。待ってんねん。そんなん金取ってる訳ちゃうねんから上手かろうがへたくそやろうが書いてこや。私含め他何十人て書きこまんとまってるねんで。皆あなたのことが好きなねんで?へた言われても十人十色やねんからしゃあなくない?十人十色やから、だから楽しいねやん☆自信持てとは偉そうに言えんけどな、あなたのことが好きな人があなたの書いてる小説を好きな人はおるわけやねんで。ゆっくりでいい。でも急に消えたら心配なるやん?だからゆっくりマイペースで書いてこ(o^o^o)2006-04-21 06:31:00 -
348:
名無しさん
↑あなたは気持ち込めて長々と書きはったみたいやけど
ぉマメからしたら何熱くなってるんって笑い事やろーなヮラ2006-04-21 06:49:00 -
349:
名無しさん
感想スレ逝け
2006-04-21 07:10:00 -
350:
名無しさん
てか書かんのやったら削除以来だしたら?
2006-04-21 11:30:00 -
352:
「あ、はい?」
いきなりのエヘヘチャンの低いトーンの声に些かびっくりしたウニはお金を受け取り、
エヘヘチャンを見上げる。
『あたし…』2006-04-21 13:28:00 -
353:
生唾が彼女の喉を這う音だけが車内に漂う。
『あたし…大阪来て何してたんだろ…。この街は、あたしみたいな田舎者には大きすぎたみたいです。』
「・・・・・・・。」2006-04-21 13:31:00 -
354:
エヘヘチャンのその表情には、笑みはなく、かといって泣く訳でもなく、
【疲れた】と言う感情のみが漂っていた。
『はは。じゃ。』
───夏だと言うのに少し冷たい、じっとりとした風に罷れた彼女は去って行く。2006-04-21 13:34:00 -
355:
静かになった車内から見える
エヘヘチャンの背中は段々と小さくなり、ウニはため息をつくのも忘れ黙っている。
気がつくと空からはポツポツと水滴が落ちて来始めていた。2006-04-21 13:38:00 -
356:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━タクシーは夜中を栄えさせる街をさ迷っていた。
雨はしだいに強まり、勤務時間は終わりに近付き、ウニはハンドルをきりながらエヘヘチャンの事を思い出していた。2006-04-21 13:42:00 -
359:
『すすすいません!!大丈夫ですか!!?』
━━黙って座り込む人影に駆け寄るウニ。
・・・返事が、ない。
『?(ΦДΦ。)だだだ大丈夫ですかッッ!!』2006-04-21 13:48:00 -
360:
「・・・いッッ!!シイナ!!」
威勢のいい後ろから声がして、ウニは振り返る。
・・・?(゚◇゚。)!!
「って!!ウニさん!!?」2006-04-21 13:50:00 -
361:
『‥雄也さん・・・』
呟いたウニの目の前に駆け寄ったのは、雄也。
振り返り、座り込む人に目をやるとその女性は、シイナ。2006-04-21 13:52:00 -
363:
>>355-366
?皆様、いろいろなご意見ありがとうございます??考えた結果、この?お話は完結させる事にしました。様々なご意見の中で決めた結果なので、気長に暇つぶしに読んでいただきます事よろしくお願いいたします。感想スレにもまた行きます??ありがとうございました?2006-04-21 13:57:00 -
364:
名無しさん
だから2つ同時に書くのやめーやゆーたんやん!んまぁまた書く気になったら頑張ってや。
2006-04-23 10:27:00 -
366:
名無しさん
読者やん。最初に2個同時に書くんやめときゆわれてそれでも余裕な返事してたくせにすぐいきづまってたからちゃうん?
2006-04-23 22:27:00 -
367:
名無しさん
文句とカちャうけど。。何しにふたつ書く必要があるン?ひと⊃完結されるまで頑張ってほ∪カッた。ひと⊃書くのにいきずまって両方書けるわけなL|やン!結局こッちほッたらか∪や∪・・
2006-04-23 22:32:00 -
368:
名無しさん
は?書いてはるやん。好きにさせたれや
2006-04-23 22:33:00 -
371:
名無しさん
372みたいにすぐ食いついてくる奴がおるから荒れると思われ
2006-04-24 07:42:00 -
372:
「シイナ、大丈…」
『やめて!!触らんとって!!』
──ウニの目の前で雄也とシイナが重い空気を纏っている。
「まじで何なん!?最近のシイナ意味わからんねんヶド」
ほんのりとアルコールが雄也から香っている。2006-04-24 14:18:00 -
373:
『わからんならわからんでィィ。とにかくどっか行って』
小さな子供が不貞腐れるように下を向いたままシイナが言い放つと
「まじ何なん!!?」
雄也が声をあらげる。2006-04-24 14:20:00 -
374:
『ゆゆゆ雄也さん、おお落ち着いて・・・』
───何とか空気を換気しようと頑張るウニ。
「ウニさんは黙ってて下さい。関係ナィでしょ」
見た事の無い雄也の鋭い眼光に黙り込むウニ。
役に立ってナィぞ。´∀`)ノ2006-04-24 14:24:00 -
376:
スクッと立ち上がると、長い茶毛がふわりと揺れる。
「おいシイナ!!」
『どいて。』
━━ガチャ!!・・・バタン・・2006-04-24 14:27:00 -
377:
ドアが閉まると、雄也の目先に写るシイナは車内で窓にもたれている。
「っハァ・・・ウニさん、すいません。」
雄也が言う。
『え゛!!?いえいえ滅相もごごございません?(ΦДΦ。)』
またドモるウニ。2006-04-24 14:30:00 -
378:
「あいつ、家まで運んだってくれますか」
溜め息のような声で雄也がつぶやく。
『あ、はい。畏まりました』
帽子をキュッとにぎりしめるとウニは一礼をしてドアに手をかけた。2006-04-24 14:35:00 -
379:
手をかけて目に留まったのはシイナだった。
俯いて、まだ泣いていた。
──キュッ・・・!!
『雄也さん!!』
ついにウニは振り向いた。2006-04-24 14:37:00 -
380:
携帯を片手にした雄也が振り返った。
『あの・・・・!!もう終わりにしたらどうですか!!』
ついに振り返ったウニの、その声は可笑しい位に裏返っていて雄也はキョトンと立っている。
「ウニさん・・?え?何言ってんすか」2006-04-24 14:40:00 -
381:
後ろで窓が開く小さな音が聞こえる。
『俺は、俺には雄也さんの気持ちがわかる気がします。でも!!シイナさんの気持ちも!!嫌程わかるんです!!』
握った拳は爪が刺さって痛む。ウニは今、やっと向き合っていた。昔の自分に、あの時の彼女に。2006-04-24 14:43:00 -
382:
「はッ?何言ってんすか。」
眉にシワを寄せた雄也が携帯をスーツに仕舞う。
『わかりません!!!』
ウニ、叫ぶ。
「はぁ!!?こっちが意味わかりませんヶド」2006-04-24 14:46:00 -
383:
『わかりませんが!!もう終わりだと思います!!』
頭がこんがらがり、ただ叫ぶウニ。
「だから、関係ナィって言ってんでしょ!!!」
『あるんです!!俺、俺は!!』2006-04-24 14:48:00 -
388:
季節は秋も深まった頃。
相変わらずウニはタクシーを転がしていた。
あの一騒動から、季節が変わった秋。
変わった事と言えば、ウニのタクシーは朝日を浴びるようになった。
毎日、朝から夕方まで、ウニはタクシーを転がしていた。2006-04-24 14:55:00 -
389:
涼やかで軽い足取りの風と共に、ウニはタクシーを走らせていた。
『あ。』
キキ──────ッ!!
キィ──パタン・・・
『ご利用、ありがとうございます。どちらまででしょう』2006-04-24 14:58:00 -
391:
『はい。だいぶ涼しくなりましたね。』
車内に漂った風は冷たく軽やかに香る。
「ふふッ。あー緊張するなぁ。運転手さん、あたしね?」
人懐っこい仕草は変わっていない。ウニは耳を傾ける。
『今から旦那さんになる人の実家に行くんです』2006-04-24 15:07:00 -
392:
「・・・・そうですか。今日はとてもいい日和ですね」
信号が赤から青へと檻の門を開く。
『でも緊張しちゃって!!あーヤバイヤバイ!!せっかく涼しいのに汗かいちゃう!!』
キャラキャラと笑いながら、えくぼが懐かしい。2006-04-24 15:10:00 -
393:
『大丈夫ですよ。すごく・・・あ着きますよ』
無情な道路は新大阪をきっちり写し出す。
「ありがとうございます!!がんばってきますね!!」
代金を置いた彼女から少し開いた窓の風に乗って香る匂い。
『ありがと・・・』2006-04-24 15:14:00 -
394:
『ありがとうございました!!』
ついに出た言葉、彼女は少しびっくりしてふふっと笑ってドアを開いた。
携帯を片手に足を出す。2006-04-24 15:16:00 -
395:
「あ、もしもし?着いたよ新大阪。ははっ!!何言ってんの
カオルだよ!!
聞こえてるー・・・」
キィ────!!パタン!!2006-04-24 15:18:00 -
396:
『ありがとう…ございました。幸せになってね。カオル。』
ステンドグラスごしに写った彼女は凄く綺麗で
不覚にも少し涙が出てしまったウニの顔は、凄く笑っている。2006-04-24 15:21:00 -
397:
タクシーは走り出す。
半日仕事の締めを終え、ウニは急いでいた。
『間に合うかなぁ。また怒られるなぁ。』
呟いてフッと笑う。
赤信号が小憎たらしい。逸る気持ちに拍車がかかる。2006-04-24 15:24:00 -
398:
次の瞬間目の前の横断歩道にウニはまた目が点になった。
『あ。ははは』
釘付けになったウニは目でソレを追う。
ソレは、凄く微笑ましい恋人同士。
彼女は笑っている。2006-04-24 15:26:00 -
399:
名無しさん
話意味がわからんし?
2006-04-24 15:29:00 -
400:
夏、冷たい路地の片隅で泣いていた彼女はもういなかった。
開けた窓から漏れる恋人達の声が入り込む。
「うそー!!ほんとに?エヘヘッうれしい。エヘヘ☆」
.2006-04-24 15:29:00 -
401:
信号が青になる。
ウニを乗せたタクシーは走り出す。
入り込む風に乗って、ハンドルは軽やかに切られる。
『ハァ、着いた。あ、まだ来てない。よかったよかった』
小さな独り言と共にハンドルから手を離す。2006-04-24 15:32:00 -
408:
?>>376-412????
?皆様のおかげで、拙いですが完結できました。本当にありがとうございました?
ちなみに話がわからないとの読者さま、どこがわからないですか?2006-04-24 15:46:00 -
409:
名無しさん
カオルってウニの元カノのカオリって人のこと?
2006-04-24 17:47:00 -
411:
名無しさん
ほんまに最後はっきりしやん?結局シィナゎぅにの彼女になったん?
2006-04-24 18:36:00 -
412:
名無しさん
ほんま下手なったなぁ?
2006-04-24 18:45:00 -
413:
名無しさん
うん?‥意味わからん。1個に集中して書かんからやし、書きたいコト考えてから書き出さないとぐだぐだなる。けっきょく何が言いたかったん?
2006-04-24 18:54:00 -
414:
名無しさん
あんたらが読解力ないだけちゃう?上手くなってるで。頭からケツまで読んだら?めちゃめちゃ解りやすいしワラ。
2006-04-24 18:57:00 -
415:
名無しさん
ぅン???よかったぁ???直接的な表現じゃなくなった?それもまたイイゃん??下手なったとか?やたら失礼?
2006-04-24 19:02:00 -
417:
名無しさん
じゃあわかりやすく説明して
2006-04-24 19:05:00 -
418:
名無しさん
そうやってすぐ意見として受けとめんと批判として受けとめて噛み付くから荒れるんちゃうん?わかったってゆうなら説明して
2006-04-24 19:09:00 -
419:
名無しさん
あの騒動から季節は流れて今は秋。今日もウニは変わらずタクシーを運転させる。
窓を開けた。秋口の涼しい風がウニの心を軽やかにする。
捕まってしまった赤信号。横断歩道を横切る、幸せそうに微笑みあう恋人達に釘づけになった。
――そう、彼女はいつか後部座席で泣いていた。惚れた男の為に田舎から出てきた女の子。真っ赤なほっぺに可愛い口癖。消えてしまった口癖は愛しい誰かに出会った事で再び“口癖”になったんだろう。
『新大阪までお願いします』…偶然にもウニのタクシーに乗り込み、そう言った彼女は‥涙ながらに別れた彼女。
『今から旦那さんになる人の実家に行くんです。』…嬉しそうに話した彼女は‥誰よりも傷つけて 誰よりも幸せを願った元彼女。
気付かなくて良いよ。君は君の幸せを。
――今日も遅刻かな。また怒られるかな(;´Å`)
『遅いッッ!!』‥やっぱり怒られた。
みんなそれぞれの道を行く。長い人生の中で少し交差するだけの人もいる。
だけどそれは悲しいことじゃなくて、むしろ幸せなことだと。
――今日もウニは相変わらず タクシードライバー。2006-04-24 21:25:00 -
420:
削除削除されますた
あぼ~ん -
421:
名無しさん
…ってかんじじゃないですかね?
2006-04-24 21:29:00 -
422:
名無しさん
ありがとう
2006-04-24 21:35:00 -
423:
名無しさん
完璧な描写ありがとう
2006-04-24 21:44:00 -
424:
名無しさん
豆ちゃん素敵なお話をありがとう
2006-04-24 21:45:00 -
425:
名無しさん
うまいなあ
2006-04-24 21:49:00 -
427:
424
あくまであたしの感受性・物の見方からの解釈なんで、お豆チャンが言いたかった・伝えたかったこととは違うかもしれませんが??
2006-04-24 21:54:00 -
428:
名無しさん
424サンのほうがメッチャ伝わった!わかりやすい!ありがと?424サン何か書いてないんですか!?読みたい☆
2006-04-24 21:56:00 -
429:
名無しさん
結局シィナとぅにゎ付き合ったん?
2006-04-24 21:59:00 -
430:
名無しさん
432余計なこと言い過ぎ。思ってもそんなこと書くなや
2006-04-24 22:04:00 -
432:
みなみ
うちもコレ良かったと思う?最初から読んだら一本にちゃんと話繋がるし?
うちも豆チャンの読んで小説書くの決めてん?内容は全くちゃぅケド、文字の表現の仕方とか見本にさしてもらってます(・?・)だから、これからも頑張って下さい???2006-04-24 23:40:00 -
433:
今までで1番よかった?難しいけど、小説としての出来は1番よかった?私も小説や連載書いてますが、わからない人は小説を読み慣れてないんじゃないかな?今までが直接的でわかりやすかった分、こう言った間接的で、エンディングにストーリーの続きを感じさせる話は書くのが難しい。見応えある作品でした?
2006-04-25 00:14:00 -
436:
名無しさん
分かりやすかった?なんかドラマみたい?
想像しながら読むと余計入り込めた?私もオマメさんの作品の中で、これが一番好きです?間とか、言葉選びとか、かなりツボでした。次のオマメさんの作品を楽しみにしていますね?2006-04-25 22:38:00 -
438:
名無しさん
あげ
2006-04-28 17:38:00 -
441:
名無しさん
タクシードライバーは22・3歳でなれないですよ。
2006-05-02 14:24:00 -
442:
名無しさん
それ思ったけど、フィクションゃしぃぃゃん?
2006-05-02 15:26:00 -
443:
名無しさん
新しい小さい会社なら免許取得5年でなれますよ〜?それにそう書いてるし?第一フィクションなんやしいちいち言わないでいいやん?
2006-05-02 16:22:00 -
445:
名無しさん
?
2006-05-17 07:42:00 -
446:
名無しさん
?
2006-10-06 07:17:00 -
447:
名無しさん
あげ
2006-11-21 19:42:00 -
448:
名無しさん
おもろぃ
2006-11-22 01:55:00 -
449:
名無しさん
おまめあげ
2007-01-12 15:46:00 -
450:
名無しさん
?
2007-01-12 23:31:00 -
451:
名無しさん
?
2007-01-13 23:00:00 -
452:
名無しさん
?
2007-01-19 02:38:00 -
453:
名無しさん
よかったLOVE_?(´∀`?)
2007-02-18 19:25:00 -
454:
名無しさん
アゲーン
2007-02-25 09:38:00 -
455:
名無しさん
?
2007-05-30 14:43:00 -
456:
名無しさん
あげ
2007-06-13 21:17:00 -
457:
名無しさん
すごくよかった。これぞ小説。 夜遊びの大概の作者は、過去の日記を書いているだけで小説でない。
しかし、これは素晴らしい。2007-06-14 00:06:00 -
458:
名無しさん
↑でしょ
あげてよかった?ぉまめさんのほかの小説もすごくいいから読んでみてね2007-06-14 02:38:00 -
459:
名無しさん
あ
2007-07-29 14:30:00 -
460:
名無しさん
アホやから分かれへん?雄也はどぉなったん? シイナとうにが付き合ったって事?
2007-07-29 18:17:00 -
461:
名無しさん
2007-07-30 06:07:00 -
462:
名無しさん
「関係なくありません!」「俺は・・!」の後何?
おもんなかった2007-07-31 05:53:00 -
464:
ハナ
教えて〜(ノ_・。)
2007-08-01 00:42:00 -
465:
名無しさん
あげ
2007-08-29 00:46:00 -
466:
林檎
おまめさん?古い小説必死になってあげるのいい加減やめようね???????
2007-08-29 00:51:00 -
468:
名無しさん
はぃ?おまめお疲れぇ?
2007-08-29 11:23:00 -
470:
名無しさん
あげ
2007-11-03 23:44:00 -
471:
名無しさん
?
2007-11-13 00:38:00 -
472:
名無しさん
甘栗
2008-05-14 14:49:00 -
473:
名無しさん
?
2008-08-09 23:25:00 -
474:
名無しさん
上げ
2008-11-13 05:55:00 -
475:
名無しさん
ぉまめヽ( *・∀・)ノage
2008-11-30 17:27:00 -
476:
名無しさん
あげぃ
2010-10-09 14:27:00 -
477:
名無しさん
あげる
2014-12-26 17:40:00 -
478:
名無しさん
ぉまめさんやっぱ良いわ♪
2015-01-01 05:34:00 -
479:
名無しさん
あげ
2019-01-06 08:07:36