小説掲示板∞午前3時の運転手∞のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

∞午前3時の運転手∞

スレッド内検索:
  • 1:


    『30円お返しです。ありがとうございましたー。』

    ──パタンッッ・・・

    2006-03-04 14:46:00
  • 151:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 152:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 153:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 154:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 155:

    2006-03-12 15:17:00
  • 156:

    2006-03-12 15:18:00
  • 157:

    2006-03-12 15:18:00
  • 158:

    2006-03-12 15:19:00
  • 159:

    あげ

    2006-03-12 15:20:00
  • 160:
    2006-03-12 15:40:00
  • 161:

    かーちゃん

    あげ

    2006-03-13 23:58:00
  • 162:

    名無しさん

    2006-03-14 00:59:00
  • 163:

    名無しさん

    ぁげっ?

    2006-03-14 22:10:00
  • 164:

    ?皆様お久しぶりです?放置ごめんなさい??何を隠そう?携帯止まってました?今日夕方に更新デス?

    2006-03-15 10:33:00
  • 165:

    「‥ん。ほなまたかけるな?はいはーい」

    ピッ・・・

    メニューの規則正しい文字をぼんやり写しながら、ウニは冷静に偶然を理解しようとしていた

    2006-03-15 16:44:00
  • 166:

    「すいません、お客からで。えっとなんの話だったっけ‥」
    『彼女さんとお客様の』
    目に写る雄也の少し困惑した顔がやけにリアル。
    「ああ!!そぅ。今の子なんすヶドね。」

    2006-03-15 16:47:00
  • 167:

    ──この人はシィナチャンがリストカットをしている事は知っているんだろうか────

    ウニは先程聞こえた、電話から漏れた明る過ぎる彼女の声を思い出してタバコに手を延ばす。

    2006-03-15 16:50:00
  • 168:


    「おまち」

    相変わらず愛想が悪い店員が無造作に音を立て、
    タバコを遮るように皿を置く。

    2006-03-15 16:51:00
  • 169:

    ふわふわと白い湯気は、
    スパイシーな香辛料の香りと共に上を目指し立ち上がる。

    『‥いただきます。』
    「ほんと旨いすよ。って、まずかったらすいません。」

    2006-03-15 16:54:00
  • 170:

    いつの時代もそうだろうが、
    考え事をしながら捕る食事は
    旨くない。
    ウニは香辛料の毛羽立つカレーを流し込んで
    それからは何を喋っていたかもよく覚えていない。

    2006-03-15 16:56:00
  • 171:


    ----パッパ───!!!

    『あ。』
    後ろから鳴り響くクラクションに我に返り、ハンドルを切る。

    2006-03-15 16:58:00
  • 172:

    リアルタイム?

    2006-03-15 17:00:00
  • 173:

    あれから何日も立つのに、
    ウニは相変わらずぼんやり。
    仕事だと言うのにミスばかり。.
    ノルマも果たせず上司の嫌味が増える一方。

    2006-03-15 17:01:00
  • 174:



    ───1年前────

    『ちょっ…と!!カオリ!!』

    2006-03-15 17:02:00
  • 175:

    「離して!!」
    『ちょっ、まじで何』
    フッと離れた白く軟らかい腕が朝の南の街に照らされる。
    『‥ハァ。どしたの。ほんと最近カオリ変じゃぁ』

    2006-03-15 17:05:00
  • 176:

    呆れ顔は、多量のアルコールで軸がブレる。

    ウニ、21歳、ホスト。

    「‥変わったんは…変わったんはウニやで…」

    2006-03-15 17:08:00
  • 177:

    『俺が?変わってナィよ。』
    アルコールがため息となって吐き出されると、
    胸ポケットのタバコに触れる。.
    「変わったやん。」

    2006-03-15 17:09:00
  • 178:

    『だから、変わっとらんが。変わったってどこがじゃ?』
    タバコは静かに状況下で白くくゆる。
    「・・・・・・・・・・・・・」
    『なぁ?カオ‥』
    「…あたしが風俗やって‥知ってたんやろ!?」

    2006-03-15 17:12:00
  • 179:


    タバコの灰が散った。

    『…は?』

    2006-03-15 17:13:00
  • 180:

    もとより無表情なウニの顔が音を立てる事なく
    静かに歪んで行く。
    『ちょっ…そんなん知ら‥』
    「嘘。知ってたんやろ!?ずっと…知らんふりしてたんやろ!!」

    2006-03-15 17:15:00
  • 181:

    「ウニは友営やもんなぁ!!色もないみたいやし!!!」
    『?それが何…』
    「あたしと…付き合ってんのもッ!!エースが居てないからやもんなぁ!!!」
    涙がカオリの頬をとめどなく流れる。

    2006-03-15 17:18:00
  • 182:

    「キャバやったら…ウニ支えられへんかってん‥好きやから!!他の誰かになんて‥」

    言い訳かもしれないが、ウニは本当に気付かなかった。
    風俗をしている事も、
    …そんなに苦しめていたことも

    2006-03-15 17:22:00
  • 183:

    言葉はいつも、肝心な時に現れてくれない。
    ウニは口を紡いだ。

    ----カオリが腕を切り刻んで病院に運ばれたのは、わずか二日後の事だった。

    2006-03-15 17:24:00
  • 184:


    「…‥!?」

    病院へ見舞いに行ったウニは絶句した。

    2006-03-15 17:25:00
  • 185:

    見るも無惨に、
    短く不揃いに切られた
    綺麗だったロングヘアーはボサボサのショートヘアーに。
    目の下は真っ黒なくまに染色されていた。

    2006-03-15 17:28:00
  • 186:


    「ウニ…‥」

    小さすぎる声は聞き慣れた可愛い声。

    2006-03-15 17:29:00
  • 187:


    ?>>168-189?

    リアルサマ?ありがとうございます??

    2006-03-15 17:30:00
  • 188:

    ぃえぃえ?ぃっも応援してます。頑張って下さぃ?

    2006-03-15 17:51:00
  • 189:

    『…カオリ‥』
    「あはは。何しにきたん?」
    包帯にぐるぐると巻かれた腕は青白い。
    『…。』
    「可笑しいやろ」

    2006-03-15 19:53:00
  • 190:

    『え?』
    「可笑しいやろ?なぁ、私、惨めでキモイやろぉ」
    鮮やかで軟らかな水色の服は
    カオリの表情をより一層強張らせて行く。
    『そんなん…』

    2006-03-15 19:56:00
  • 191:

    「こんなんなって、見舞いまで来させて、ごめんな」
    『いや、それは』

    「笑いや。」

    2006-03-15 19:57:00
  • 192:

    「…笑ってや。」
    震える声は、たいして広くもない小綺麗な個室に響く。
    『カオ…』
    「笑ってや!惨めやって!!!・・・・汚いって!!!」

    2006-03-15 19:59:00
  • 193:

    「ホストにはまっ…て!!あほな奴やって!!笑っ」
    『カオリ!!』
    震えはウニまでを浸食し、
    遮るように声をあらげた。

    2006-03-15 20:02:00
  • 194:

    『俺ね‥』
    「何も言わんといて?」
    『いや、俺』
    「何も言わんといてや…。お願いやから‥」

    2006-03-15 20:04:00
  • 195:

    『何で!?俺‥』
    「言わんといて!!・・・・なぁ?私‥好きやの。ウニが」
    『ッ!!だから!!』
    「やし、幸せやった。お金使ったのも、自分の意思やで?ウニは煽った事なんか…なかったやん?それが嬉しくて‥もっと使って、もっと必要とされたいって。」

    2006-03-15 20:09:00
  • 196:


    「だから、風俗に行った。」

    震えていた声が、しっかりと、そしてはっきりとしだす。

    2006-03-15 20:10:00
  • 197:

    「…苦しいし、ハハッ‥怖いし‥でもウニの顔思い出したら頑張れたんやで」
    ━━空気がだんだん冷たくなって行く。
    朝はきっともう近い。

    2006-03-15 20:12:00
  • 198:

    「かっこよく…いい所みせたかったなぁ‥」
    黙りこくるウニの目は、
    ベットの上で様々な表情を見せるカオリをただ一直線に見つめている。
    「ウニ?ごめんなぁ?」

    2006-03-15 20:16:00
  • 199:

    『・・・・・嫌じゃ‥』
    「もぅお別れやねん」
    『嫌じ‥』
    「苦しいねん。」
    それは、しっかりと、意思の硬さを浮き彫りにした言葉。

    2006-03-15 20:17:00
  • 200:


    『辞めたら良いが!!店もこんで良い、俺は…!!』
    「ハハッ。ウニは相変わらず優しいなぁ」
    『違う!!優しいとか!!』

    2006-03-15 20:19:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
∞午前3時の運転手∞を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。