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〜ホステス・街〜
-
1:
裕末
覗いていただき、誠に有難うございます。
小説自体、初めて書かせていただくので、ご指摘あれば、遠慮なくレスをしてください。
よろしくお願い致します。
ゆっくりかもしれませんが、完結できるよう頑張ります。2006-10-31 02:16:00 -
2:
裕末
―夏― 蝉の声が鳴り止まない、ここ最近。思いだします。あの頃を…「お父さーん!!」私はテレビにかじりついていたが、とっさに父を呼んだ。 「ここってどんなとこぉ?」 私はテレビを指差した。ブラウン管の中には、綺麗なお姉さんと、いかにもお金持ちそうな男の人が映っている。 父は言葉を濁した。 「この世界は難しい世界だよ。」 私は首をかしげたが、それ以上に、その言葉が私の好奇心をより掻き立てた。
2006-10-31 02:34:00 -
3:
裕末
グラスがカンカンとなっている。みんなが「乾杯」「いただきまーす」といって、ブラウン管のなかで、楽しそうにお酒をのんでいる。私はそんな光景を羨ましく思った。 ……楽しそう…「お父さん!私もあそこに行く!」 父はもう何も言葉が出てこなかった。そりゃ、娘が突然ホステスになりたいと平気で父に宣言したのだから。
驚きのあまり、固まっている父をよそに、私は本屋へと向かった。そうここは、山がいくつもそびえたつ、ドが付くほどのド田舎なのだ。近くに飲み屋がある。訳がないのだ。2006-10-31 02:49:00 -
4:
裕末
本屋以外にあるのは、喫茶店と、スーパー、後は個人商店がポツポツとあるぐらいだ。
私は本屋へと急いだ。
「あったー!」―銀座ホステス―私はもう興味心々に本を開けた。私は、これっ!と決めた物以外は全く目が行かない。そんな、ある意味頑固な性格である。2006-10-31 02:55:00 -
5:
裕末
つまり、今はホステスになることにしか目がないのだ。
本の中身はと言うと、小説なのだろうか、ズラズラと文章が書かれていた。私は気が短いため、さっと本を閉じた。一応買っては見たが、まずはどうやってホステスになるのか、それをまず早く知りたかった。
―お父さんに聞くしかない―
本屋のおばあちゃんに袋の中に本を入れてもらって、私はぎゅっと袋を握りしめ、家へと走っていった。2006-10-31 03:06:00 -
6:
裕末
自己満足かもしれませんが、書けて嬉しいです!また書きます!
今日はもう寝ます。失礼します。2006-10-31 03:26:00 -
7:
名無しさん
おやすみ?
2006-10-31 04:13:00 -
8:
裕末
↑些細な一言でもホンマめっちゃ嬉しいですね!!?
ありがとうございます??2006-10-31 10:33:00 -
9:
裕末
>>10〜 「なぁ、お父さん。ホステスってどうやったらなれるん?」もう私は単刀直入だ。父を見ると、困り果てている。どう見ても不機嫌だ。そして何か言葉を発したかと思うと…「……それなら、街へ行け!ホステスになるなら二度と顔をみせるな!」
私は何故怒られているのか、その時には理解ができなかった。
そしてその言葉だけを残して、違う部屋へと去っていった。
「まっ、いっか!」実にマイペースだ。2006-10-31 10:51:00 -
10:
裕末
とりあえず今はどうやってホステスになるか… ―そうだ!さえに聞いてみよう!― ―さえ―私と同い年。しかし、私よりはかなりませた感じである。学校にいた時はかなり不釣り合いな人種だ。言えば、さえは男の子からも人気があって、それゆえしたたかな子である。今は街へとでていったので、もうここにはいない。
電話をしてみる。 ―♪♪♪― 「もしもーし。」「さえ!久しぶり!あたし!」「いやぁ〜久しぶりやね!どうしたん?」「ちょっと質問があんねん。」「何?」「あんな、ホステスってどーやってなれるん?」「?!?!いきなり何言うてるん(笑)」「だからどーしたらなれるん?!」「………どぉやってって…街でたらなれるんちゃう?なんでまたいきなり?」「え?なりたいねん。ホステスに。」2006-10-31 11:10:00 -
11:
裕末
私とさえは長い付き合いである。さえはよく私の性格を知っている。 「まぁあんたの考えやから何言うても聞かんわな。」 「そしたら街行ったらいいねやんな?」 「そういうことになるわな。」「でもお父さんに怒られてん!…お母さんには言ってないけど。。」 「あんた言ったん?!」 「言ったよ?」
2006-10-31 11:22:00 -
12:
裕末
「はぁ…やっぱりアホやなぁ、あんたは。」 「貯金あるし、出るわ!街!明日にでも!」 「それでまたあたしん家とか言うんやろ。!?」 「うん!ありがとうなぁ!」 「そしたらまた連絡して!」 「わかったぁ!」 「またね!」 私は街に出るのがとても久しぶりで、あまり記憶にない。 予定日は明日。 ―さっ!準備開始だ!―
2006-10-31 11:33:00 -
13:
裕末
なんか訂正箇所いっぱいですねぇ(-"-;)申し訳ないです↓↓
2006-10-31 11:39:00 -
14:
☆なお☆
頑張ってねっ(*^口^*)
2006-10-31 12:30:00 -
15:
裕末
電車に乗る。懐かしい風景がどんどんどんどん遠くなっていく。。 ―着いた―そこには車やビルや人や自転車が溢れかえっていた。 ―騒がしいな…。―とりあえずさえに電話だ。 ―♪♪♪― 「もしもーし」「さえ?着いたよ!」
「わかったぁ!○○駅やろ?そこ居といてや!」「わかったぁ!」
待つこと数分…… 「久しぶりー!」向こうから大きく手を振って満面の笑みでこちらへ向かってくる。 「さえ〜!久しぶりやなぁ!」2006-10-31 12:35:00 -
16:
裕末
>>16 ☆なお☆さぁーん!ありがとうございます?
めちゃめちゃ嬉しいですね?
ホント文下手なんですが、また読んでやってください?
マジ嬉しいです????2006-10-31 12:40:00 -
17:
裕末
「ところであんたホステスなりたい言うてたけど、何でなりたいん?」 「テレビ見ててな、いいなぁって思ってん!」 「……それだけ?」 「せやで。」 「どんな世界か知ってるん?」 「知らん。」 「はぁ……そっか。」 「なりたいねん。ホステス。」 「わかった、わかった。知り合いに電話してみるわ。」 「ありがとう!何から何までゴメンな(^_^;)」
2006-10-31 12:51:00 -
18:
裕末
さえと合流し、さえの家へと向かった。さえは向かう途中なんども「ホンマにやるの?ホステス。」と聞いてきた。
父といい、さえといい、何故そこまで私の予想と反した様子なのか…。私は何か夢を見つけてそれに向かっているというのに…。
家についた。私はソファーに腰掛け、さえはお茶を出しながらこう言った。
「世間体とかあまり良くないとかゆうのはわかってるん?」「そうなんや。」「あまり表向きに言える仕事じゃないねん。」「なんで?」「あんな、男を騙したとか、誰とでも寝るとか、言うたら遊んでる女にみられやすいねん。ホンマはどうか知らんけどな。」2006-10-31 13:05:00 -
19:
裕末
「じゃあ、そんなんせんかったらいいんじゃないん?」 「まあ、せやけどなぁ。」 さえは普通のOLだ。水商売には触れたことはない。さえも街に出てきて上司の接待の話を聞いたりして、学んだぐらいだ。さえはさっそく男の知り合いに電話してくれた。
「面接いけるってさ!」 「やったー!!」やっとなれるんだ!ホステスに!「どんな所かわからんで?水商売でも種類あるみたいやし。とりあえずは明日夜の7時に○○の喫茶店△△におってってさ。」「わかったぁ!ありがとう!」2006-10-31 13:18:00 -
20:
裕末
その晩はなかなか寝つけなかった。もちろん嬉しさのあまりに。 起きたらもうお昼になっていた。今日は休日だ。「なぁ、さえ。水商売ってドレスとかいるんじゃないん?」「せやなぁ。」「どっか売ってない?」 「あるで!一緒にいこか!」「行こ!行こ!」私はやる気満々だ。外へでてしばらく行くと小さなお店があり、小物やドレス、普通の服などが売っていた。「やっぱ都会にはいろいろ売ってあるんやねぇ。」「せやろ。さえも最初来たときビックリしたもん!」
そして一着、綺麗なピンクのドレスを手にとった。 ―綺麗……―2006-10-31 13:56:00 -
21:
裕末
さえはもちろん普通の服をみている。私は手にとったドレスを試着してみた。体型にはあまり自信はないが、まぁ普通には着れた。
「さえ!みてや!」試着室のカーテンを開け、さえの目の前でヒラヒラと回転してみた。 「めっちゃいいやん!」さえも誉めてくれたことだし、私も気に入ったので財布からお金を取りだし買った。「早く、ホステスなりたいなぁ…。ところでさえなんで知り合いに水商売してる人いてるん?」
「さえ前に街歩いてたら声かけられてんやん。だからやねん。」 そんな話をしているうちにも時間は7時へと向かっていく…
化粧もいつもより少し濃いめに。田舎から持ってきたヒールを履き、服装もいつもより少し決めてみた。今日の私はバッチリだ!
期待を胸に約束していた喫茶店へと向かった。2006-10-31 14:14:00 -
22:
裕末
スーツを着た山城とやらに、私はついて行った。着いた先にはとても華やかな外観で、あたりはキラキラしたネオンが辺りにたくさんそびえたっていた。
―すごいな― そして私は店内へと移動した。沢山の声が聞こえる。ちなみに私の源氏名は“ゆり”にした。実にぎこちない。呼ばれても振り向かないかもしれない…。そんなことを思いながら、山城に案内された。―私がホステス“ゆり”になるとき―「今日入店の“ゆり”さんでーす!」
「初めまして!ゆりです!(*´∀`)」
2006-10-31 14:50:00 -
23:
裕末
―あのブラウン管で見たのと少し違うな…― 違和感があった。今お客さんと一対一で話をしている。ブラウン管でみたのとは似ているようで違う。 初めて着かせていただいた席、奥田さん。この人はどうやら気前がいいらしい。 「この子、今日初めてかぁ!祝いにドンペリ持ってきて!」 「わーい!ありがとうございます!」 「好きなん飲みや!」
山城以外のボーイとやらも私をみて微笑んでいる。2006-10-31 15:00:00 -
24:
裕末
さっきの違和感を感じながらも、初めてホステスになれたことの達成感の方が大きかった。終わった時には話の内容すら覚えていない。必死だったのだろう。あのブラウン管で見た綺麗なお姉さんのように楽しそうにしてはいなかったと思う。
一応経験を積もうということで入店してみた。
その後は足早にさえの家へと帰った。さえは既に寝ていた。明日仕事やもんな。そんな私も疲れからか、いつの間にか眠ってしまった…。2006-10-31 15:08:00 -
25:
裕末
…目がさめた。もうさえは仕事に出ている。さぁ、今日から仕事だ。一応早く成長したいと思ったので、レギュラーを選んだ。
また昨日のように緊張しながらも、店に入った。パラパラともう人が入っている。これから一緒に頑張る女の子だ。赤のドレスを着た女の子が髪の毛などを確認しながら、おはようございます。と、挨拶をしてきた。この世界はどうやら「おはようございます」が基本のようだ。
「おはようございます!」元気よく言ってみた。他にいた女の子が振り返る。
「新しい子か。誰かと思った!」「初めましてゆりです!」とにかく笑顔が大事だと思ったのでまた挨拶をしてみた。2006-11-01 00:56:00 -
26:
名無しさん
読んでるよ?
頑張ってね?2006-11-01 01:26:00 -
27:
裕末
↑いや〜??嬉しいです??有難いです?テンション上がりますね?(笑)
ホントにありがとうございます?下手な文ですが、今から書くので、良かったら読んでやってください??(>_2006-11-01 02:31:00 -
28:
裕末
「ゆりって言うんやぁ!」赤いドレスの女の子が振り返ってこちらへ寄って来た。「初めましてやんな!あたしカナって言うねん!よろしくね!」「よろしく!」―えらく愛想のいい子だなぁ―
もうそろそろ開店時間だ。ホステス“ゆり”になる時がきた。
「行こっかぁ。」私はカンナに手を引っ張られながら、待機室へと行った。隣にはカナ。「なぁなぁ、ゆりって前はどこ行ってたぁん?」「??田舎。」「(笑)ちゃうやん、お店の場所やで?」「そんなん無いよ?」「え、そしたらここ初めて?!」「せやで。」2006-11-01 02:57:00 -
29:
裕末
カナは驚いていた。「そっかぁ、初めてなんやね!」「うん。何にもまだわからんねん。」「そんなん次期にわかってくるって!しかし田舎から何しにでてきたん?」「何しにって、ホステスなりに来てん。」「?!?!ホステスに?!そのためだけに?!」
「せやで。って言うか、タメ語で話ししてるけど、私より年上じゃないん?」「え、ゆりは何歳なん?」私の年はもうキャバクラで言えるような年ではない。
こそこそ話で年齢をカナに言ってみた。カナも私の耳元で言ってきた。「カナ、私より年下やん!?」―大人っぽいなぁ!―世の中も変わったなぁと思った。2006-11-01 03:10:00 -
30:
裕末
すいません!めっちゃ更新頑張ろうと思ったのですが、なんか眠たくなってきました…
申し訳ないです。また書きます!おやすみなさい?2006-11-01 03:13:00 -
31:
名無しさん
頑張れ
2006-11-01 07:28:00 -
32:
裕末
↑ありがとうございます??
読んでいただいているということはホント嬉しいです??
それから訂正ありましたね(-"-;)カンナではなくカナです。今から書くので読んでやってください?2006-11-01 10:42:00 -
34:
裕末
この世界はお客さんの数で女の子の価値が変わってくる。 厳しい世界だ。単に話せばいいというものでもない。 気に入っていただかなくてはならないのだ。お客さんそれぞれにタイプもある。顔だけでの話ではない。それ以外に気に入っていただく要素はいっぱいある。それは今後私が経験していく“水商売の不思議”と言ったところだろうか。
この時のまだまだ水商売の卵の私はそんな事は知るはずもなかった。2006-11-01 11:11:00 -
35:
私はまだ待機室にいる。と、フリーが入ったようだ。
―さぁ、出番だ!―
「いらっしゃいませ〜♪初めまして、ゆりです!」「君初めてやな〜。」「はい!初めてですね!」このお客さんは話し易そうだ。「お名前は……?」「安田や。」「安田さんですかぁ。。。」……続かない… 「大丈夫か?!君!」「もぅ緊張しちゃって(;´`)」「ん〜っと、ゆりちゃんやったな。入ってどれぐらいなん?」「2日です!」「ってことはその様子からいくと初めてやな?」「はい、そうなんです。(T_T)」「君かわいいなぁ。」「???」「かわいい、かわいい。」「?!?!」安田はボーイを呼んだ。どうやら指名が入ったようだ。
―何かわからんけど、初指名やぁ!!―" " "06/11/01 11:242006-11-01 11:24:00 -
36:
裕末
私には何がかわいいのか全くわからなかった。ただ、水商売が初めてだということしか話しもしていない。 「ゆりちゃん、何飲みたい?」「なんでもいいです。」「ゆりちゃん、こういう時は遠慮なく言っていいねんで。」「じゃぁ……ビールで…」私はホント何もできない。仕方のないことかもしれないが、少しブルーになる私。
そして安田が「はい、これ番号。」「すみません!」名刺と番号をもらい、安田といろいろ話をした。安田はどうやらどこかの社長らしい。あまり職業のことは聞かれたくなかったようだった。安田の人柄が良かったせいか、その後の会話もスムーズにいった。延長もしてくれた。「明日も仕事早いから今日はもう帰るわ。またいつでも連絡して。」「わかりましたぁ!ありがとうございます!(*´∀`)」2006-11-01 11:50:00 -
37:
裕末
安田を送り出し、さっきもらった名刺を改めてちゃんと見てみた。会社名を見たがどんな職種かはよくわからない。が、“代表取締役社長”とだけは理解ができた。
―こんな人もくるんやなぁ。。―そう、普通であれば、関わることのない人だ。言えばその人とお話したくても話することができない人もいるのかもしれない。
この商売はいろいろな人と出会う。それが色であったり、ホント人それぞれである。2006-11-01 12:00:00 -
38:
裕末
訂正 ×それが色であったり…
○客のニーズもまたいろいろで、それが色であったり…
2006-11-01 12:04:00 -
39:
裕末
【色】とは、擬似恋愛のことである。この商売にはこれが絶対つきものだ。
私自身個人的にも、もっとも難しいものと思っている。
これがあるから、お客さんは“騙された”なんなどと言ってるのだろう。求めたのはお客さまであることを忘れずに…。
今日は初指名をいただいてとても満足した。「お疲れ様でーす!」あの赤のドレスのカナと言う子はどうやらアフターに行ったらしい。仕事終わってもお客さんといるなんて、よく頑張るなぁ。と思った。私は気分よくさえの家へと帰った。2006-11-01 12:18:00 -
40:
裕末
ホステスって難しい…。今日はホント反省することばかりだ。ブラウン管の中のお姉さんまではかなり自分から程遠い。―いつか、追い付きたい!―
そして安田にお礼のメールをして寝た。
そして翌日も何故かまた安田が店に来た。今度は本指名(A指名)だ。「ゆりちゃん!おはよう!」「………お、おはようございます。」「昨日はメールありがとう!嬉しかったで!o(^-^)o」
2006-11-01 12:46:00 -
41:
裕末
―今日もきはったわ― 「いらっしゃいませ!というか、そう改めて言われると照れますね(*/∀`*)」「そこがゆりちゃんのかわいいとこやがな〜!!」
安田は席に着き私も席に着いた。またそこでいろいろな話をした。自分の過去や、夢の話。安田はどこか嬉しそうに聞いていた。
「せやせや、今日はゆりちゃんの売り上げなんねんな!」「はい。」「何か卸すか?」「いやいや、そんなん無理しなくていいですよ!」「何ゆーてんねん!そしたらゆりちゃんとの出会いに乾杯でえぇやないか!」「……ぁ、はい…。」ボーイがいろいろなシャンパンを持ってくる。
「ゆりちゃん、これからも頑張ってや!乾杯〜!」「ありがとうございます!いただきまーす!」2006-11-01 14:49:00 -
42:
裕末
―……楽しい…― ヘルプの女の子も席についてもらって、みんなでワイワイ飲んだ。 ―それにこの感じ― まさにあのテレビに映っていたお姉さんと似てるかも…… 安田は卸すだけ卸してさっさと帰っていった。今思えばホントいいお客さんだったと思う。 営業終了後、気分は絶好調で帰った。 「ただいま…っと。」さえがいない。どうしたんやろう…。電話をしてみた。
―♪♪♪―
《おかけになった電話は電波の…》
おかしい。2006-11-01 15:04:00 -
43:
裕末
ここは街だ。さえになんかあったらどうしよう…。そんな不安が私を襲った。 “ガチヤ…”「誰…!?」「あたし…」「さえっ?!どないしたん?!電話したのに!」さえはうつ向きながら、涙をこぼして、ゆっくりと部屋のなかに入ってきた。 「あんな…あんな…。」「もぅ何にも言わんでいぃ。」さえが泣くぐらいだからきっと男にでもフラれたのだろう。 「さえ、泣かんでいいよ。この世には男なんかいっぱいおるさかいに。」「グスン…(/_;)ぅん…ぅん。」男の影すらない私はそんなさえを少し羨ましく思ったりもした。
2006-11-01 15:16:00 -
44:
裕末
話せばさえの男が浮気したという。よくある話だ。しかし、逆ギレされフラれたとのこと。 さえにしたら珍しい話だ。余程その男にハマっていたのだろう。さえは男を振り回して昔から魔性な女の子だったから、私よりも明らかにこの子の方が水商売あっているのではないかと時々思う。 話は朝まで続いた。さえは泣きに泣いた。そんな日があってもいいだろう。
さえはお風呂に入りそのまま仕事へと向かった。私はまだ時間があったので、一眠りすることにした。2006-11-01 18:52:00 -
45:
裕末
目覚めた。辺りは夕方だ。そして仕事だ。―この前買ったドレスを着よう!― クローゼットからドレスを取りだし、自分に合わせて鏡でみてみた。 “もう気分はお姫様☆”なんて馬鹿なことを考えながら、仕事の準備へと取り掛かった。 新しいドレスはさすがに気分がいい。一番変わるのが今日のモチベーションだということ。
《今日新しいドレス買ったんです。見に来てくださいね。》なんて一丁前に“営業メール”。しかし、そういう営業とやらは全然わからないので、この言葉も女の子に教えてもらったものである。もちろんメールをして来てくれそうな客は“安田”だ。
他に昨日、一昨日と番号を聞いたお客さんにもメールをしてみた。2006-11-02 00:26:00 -
46:
裕末
―どうなるんやろぅ…― まだ入店したてな私だから、きっと初めての営業だろう。初めてだけあってなんだか少しドキドキする。 アホな位気合いが入っていたためか、準備がかなり早くできてしまった。時間があまった。とその時… ―♪♪♪― 着信 ―安田さん― 「もしもし。」「初めて電話したなぁ!」「そうですね!」「ドレス買ったらしいやん!」「はい!(*´∪`)」「今さぁ、仕事帰りやねんけど、俺時間あるし、今からご飯いかへん?」「やったー!いいんですか?!」「もちろんやん!」「ありがとうございます!」
―初めての“同伴”出勤だ!― そのあとの予定を決め、いざ出発!待ち合わせはさえの家からちかいバス停辺りだ。2006-11-02 01:48:00 -
47:
裕末
思い返すと、安田はかなり私の事を気に入ってくださっていたと思う。右も左もわからないこの世界の美味しい部分を教えてくれた人だ。しかもこの世界に入って早々のことだ。ラッキーだったなぁ。と今更になって思う。 予定時間から待つこと3分… 私の目の前にタクシーが止まった。《○○まで》安田はそう運転手に告げた。 ―どこに行くのだろう― 着いた先にはなんか堅苦しい田舎ではみたことのない雰囲気をかもしだした場所だった。
「ここどこですか…?」「予約したんや。入ろか。」2006-11-02 01:59:00 -
48:
裕末
【訂正】
中には安田が乗っている、《○○まで》…
2006-11-02 02:05:00 -
49:
裕末
中に入ると、着物を着た綺麗な女の人が部屋を案内してくれた。 お琴が流れていて、ふすまがあったり床の間があったり。全て和室だった。
《こちらでございます。》お膳が二つ両側を向いてならべてあった。中に入り座布団にすわる。 ―やたらと距離があるなぁ…話ずらい― 「どぉやぁ。ここは。」「すごいですね!田舎にはありません。」
2006-11-02 02:16:00 -
50:
裕末
「ゆりちゃん田舎からでてきたもんなぁ」「……はい。(^_^;)」 前菜だろうか。いろいろ彩り良く飾りつけられている。 着物の女の人がいろいろ運んでくる。会話は食べるのに必死になってしまって少なかった。 そして、食事も終わり、店へと向かう。 タクシーにのり、いざ“同伴”出勤!店に入ると、ボーイが声をかけてきた。 「どうしたん!よぅ頑張ったな!o(^-^)o」「………ぁ、はい。まぁ……」
2006-11-02 11:50:00 -
51:
裕末
更衣室に行くとカナがいた。カナも同伴だったようだ。今思えば、カナはすごい仕事できる子だったんだなと思う。「ゆりさん!もう同伴ってすごいじゃないですか!」「たまたまやって。」 「そぅですかね…?じゃぁ私お先に失礼します!」「じゃ、また。」 私も安田の席へ。 しばらくして…… 《ゆりさん、ご指名です。》「!?」―かぶったん?!― 信じられない。ありえない。「安田さん、ゴメンね…ちょっとだけ行ってきます。」「ゆ…ゆりちゃん頑張ってんねんな!ほな頑張ってこい!しんどかったらいつでも戻ってこい!」「ありがとうございます!行ってきます!」
2006-11-02 12:02:00 -
52:
裕末
―誰なんだろう。― 「失礼します!ゆりです♪」「待ってたよ。ゆりちゃん!」 ―岡田さんだ― あまり記憶にはなかったが今日メールを送った一人だ。 「いいねぇ!そのドレス!」「ありがとうございます。」「俺が一目惚れしただけあるわ!」「一目惚れ…ですか?!」―この人この前こんなん言うてはらへんかったやん!?― 「いきなりビックリしますよぅ!一目惚れだなんて!酔っ払ってらっしゃいます?(^_^;)」
「酔ってないで。ゆりちゃんには酔ってるけどな。(笑)」2006-11-02 12:15:00 -
53:
この前の岡田さんは話かけても愛想悪く、私はとてもてこずっていた。なのに今日は指名? “水商売って不思議…” 話を聞くとこの前は恥ずかしかったらしい。この前は友人と3人で来ていた。今日は私とゆっくり話したかったらしく、一人で来たらしい。
「ゆりちゃん、俺、めちゃめちゃタイプやわ〜」―どうしよう…どうしよう…(;´△`)―言葉が思い付かない。「今度プライベートで遊ぼうや!」「また今度ね♪」―ふぅ…― 精神的に私ピンチだ。時間配分も考え…「ちょっと行ってくるわ♪」「どこに?嫌や〜。ゆり行くなら俺帰ろっかな〜。」それは困ります。「すぐ戻ってくるから、居ててね♪」「店終わったらどっか行こうや!」―アフターだ。―" " "06/11/02 12:302006-11-02 12:30:00 -
54:
裕末
「じゃぁ、後でまた飲ましてくださいね♪終わった後どうするかはまた後でいいますから。」 安田の席へ戻った。「おっ!おかえり!人気者!」「そんなん人気者違いますよぉ(^_^;)」「しかし入店早々やるなぁ。」「まだまだですよ(-"-;)」「まあゆりちゃんはホステスなりにきてんもんな!」「はい。」「しかしそんな子も珍しいで(笑)」「そうですかね…?」「一流目指すんやったらクラブ行ったらいいのに。」「クラブ……ですか?」「そうや。またこういうとことは違うねんけどな。」「どんなところなんですか?」「今はゆりちゃんは競争とかはまだここでも実感してないやろ?」「はい。」「あの子見てみ。」安田は目線でカナを指した。カナは一生懸命いろんな客を言えばハシゴしている。「あの子がナンバーワンや。カナ言う子ちゃうかったかな?」「はい、カナちゃんです。」「みてみ、今日とくにかなり被ってるわ。ゆりもあんなんならなあかんで。」「カナちゃんすごいですねぇ…」私はあまり周りをみることなく、自分に必死だったので初めて落ち着いて周りがどうなっているのか、やっと客観視できた。
2006-11-02 14:54:00 -
55:
裕末
―カナちゃんナンバーワンなんや。― 更衣室に表みたいなのが貼ってあったのは、あれは順位表かぁ! 「とりあえずゆりちゃん、ナンバーワンなれるように頑張らなな。」「はい!」そう言って安田はチェックをして帰った。岡田の様子を見て気を使ってくれたのだろう。ホント安田は粋なお客様だ。別に口説くこともないし、ケチなわけでもない。
その後は岡田とアフターへ行き、タクシー代をもらい、帰った。いつも通りさえはスヤスヤと寝ている。 ソファーに座り一人考えた。 ―クラブ…か― どんなところなんだろう。競争の世界…。確に今の店も競争があるようだが、まだまだ下っぱな私だから直接関係ないと思っていた。
―…一流ホステス…目指したい!―2006-11-02 15:08:00 -
56:
裕末
それから私は、私なりに必死に頑張った。入店して半年。いろんなことがあった。客に顔の事を言われ気の短い私は客にキレてケンカしたり、客が切れたり、女の子の人間関係で悩んだり。だが、この店は比較的女の子どうしは仲が良かった。ホント、世の中にはいろんな人間がいる。いい人や悪い人。いつでも思うのは悪い人にだって良いところは必ずあるということ。生かすも殺すもその人次第ということ。
そんなこんなで周りやお客様に応援して頂きながら、ちょっとづつではあったが、成績を伸ばして行った。もう、気付けば冬になっていた。お世話になっていたさえとも離れ、一人暮らしも始めた。2006-11-02 15:25:00 -
57:
裕末
今はもう不動のカナと争う位になっていた。 ライバルだからといって、仲が悪いわけでもない。
ここまでくることによりさらに水商売の難しさが身にしみた。
そして、私の誕生日…。今日こそカナを抜かしたい。私は今日の誕生日で辞める。1ヵ月前にはもう店には辞めることは言っていた。
―カナとの勝負、私との勝負― 今日決まるのだ。。2006-11-02 15:34:00 -
58:
裕末
― 誕生日 ― 店は客が溢れ返っている。有難いことです。そんな私は今日も安田と同伴だ。私はやっとではあるが、ここまで上ってきた。このときの私はもう勝負のゆりになっていた感じはした。
入った当初とは比べ物にならないぐらい成長したとは言われるが、あまりその実感はない。が、今日だけはその言われた成長振りを最大限に発揮したい。どこまで出来るだろう、この最後の日。2006-11-03 00:16:00 -
59:
裕末
【訂正】
×店は客が
○店は客で2006-11-03 00:24:00 -
60:
なみ
おもしろい☆頑張って
2006-11-03 04:56:00 -
61:
名無しさん
私もこの世界に興味があるから勉強になります。(^-^)
2006-11-03 05:22:00 -
63:
裕末
―いらっしゃいませ!― お店の中は外以上に、これでもか、と言うくらいワイワイと賑やかだった。 一瞬涙が出そうになった。ちなみに今日は有難いが肝臓との戦いでもある。「めっちゃ賑わってるな〜。みんなゆりを必要としている人ばっかりやん。」「はい、嬉しいです。ホントに(/_;)」ホステスにとってこの上ない幸せだ。
「頑張れよ、ゆり。」「はい!」「そしたら卸すぞ。ドンペリゴールド。」「ありがとうございます!」他にも安田は次々と卸す。と、5分も立たないうちに次の席へ。と、安田をみた。「頑張ってこい!」ゆっくりとうなづき次の席へ…。2006-11-03 16:26:00 -
64:
裕末
「いらっしゃいませ♪」「おぅ来た来たナンバーワン↑(笑)」「何言うてはるんですか〜(^_^;)今日頑張らないとナンバーワンなれませんもん(;´`)ゞ」「おぉ、そぅやったな!今日最後やもんな!応援したらなな!ボーイ!ドンペリ持ってこーい!」「ありがとうございます!(*´∀`)」
次々と卸していただいたシャンパンを飲み干しながら、酔いで意識が飛びそうな中、フラフラとしながらも、飲んだ。
「居なくなったら寂しいわぁ」「俺泣きそうや」冗談でもその言葉で私は、少しでも必要とされてるのかな?と思えてとても嬉しかった。2006-11-03 16:56:00 -
65:
裕末
―目が回る― さすがにお客様の前では粗そうできない。“どうしよう…”もう何回も吐いた。 休ませてくれる席もあったが、卸していただいたお酒は飲まなくてはならない。 何時間たったのだろう。最後のお客をお見送りし、客は私の酔いようを気遣ってアフターはなかった。 ―……………― 目が覚めた。―ここはどこ?― 正面にある鏡に自分が映っていた。 ―?!?!― まだドレス姿だ。私は店で寝ていた。
2006-11-03 17:08:00 -
66:
裕末
―目が回る― さすがにお客様の前では粗そうできない。“どうしよう…”もう何回も吐いた。 休ませてくれる席もあったが、卸していただいたお酒は飲まなくてはならない。 何時間たったのだろう。 最後のお客をお見送りし、客は私の酔いようを気遣ってアフターはなかった。 ―………………………―
目が覚めた。―ここはどこ?― 正面にある鏡に自分が映っていた。
―?!?!―
まだ寝ていた。まだドレス姿だ。2006-11-03 17:17:00 -
67:
裕末
―終わったんだ私の誕生日― そう思うとどっと寂しくなってきた。店の中に私一人。と思うと隣にカナがどこかを眺めながら足を組んで座っていたのだ。“もう朝なのに何故…?” 「カナどうしたんよ!?」カナは静かな声で「お誕生日、おめでとうございます。ナンバーワン。」とだけ言ってその場を立ち去った。 ―今ナンバーワンって言った…やんな?― 「かっ…勝ったんや…!!!」もう喜びで胸が一杯になり、とりあえず、さえに、あと客にもお礼のメールをした。
一番になる気持ち。その喜びはナンバーワンになった者だけがわかる喜び。2006-11-04 08:38:00 -
68:
裕末
そして私はこの店をさることになる。いろいろな思い出がよぎる。ホステス入門が終了ってところだろう。机をみると置き手紙があった。
―次の店に行っても頑張ってください。 カナ―
そう、もう私は次の店が決まっている。もちろんクラブだ。ナンバーワンになるまでクラブへは行かないと決めていた。
―あれ…カナは…?― 店の中を探してもいない。もぅタクシーでも拾って帰ったのだろう。何故あの時間までいたのか謎だったが…。“私も帰らないと…。”立ち上がろうとした瞬間。“あ痛たたっ……/(-"-;)”二日酔いだ。仕方ない。あれだけ飲んだんだから。二日酔いの頭痛をなんとか我慢をして体を起こし、タクシーを拾って私も帰った。
家に着くと、ナンバーワンになった喜びを思い返すこともなく、さっとお風呂に入り、また眠った。 起きたころにはもう二日酔いもなくなり、コンビニへ行きいつもの冷えたご飯を食べた。それにもう夕方だ。明日の買い物へ行ったりと結構バタバタしていた。2006-11-04 11:07:00 -
69:
名無しさん
おもしろい???
2006-11-05 15:53:00 -
71:
裕末
もう来週にはクラブへの出勤が始まる。面接などども前に時間のあるときに終わった。受かったときは、私でいいのかとかなり合格したことに否定的になっていた。 もう既に緊張している。―後何日が後にはクラブ嬢か…。― その何日か後の私がどんなのかが想像つかない。 とりあえず今日は何にも無いので買い物にでてみた。私はドレスを見たりしているときが“セットはどんなんにしよう…ヒールはどんなんが似合うかなぁ…”そんな想像しているときが一番楽しい。今日は三着ドレスを買った。この商売を始めたばっかりの頃は、ドレス一着の値段にビックリたまげていたのに…。
2006-11-05 16:16:00 -
73:
裕末
これから勤めるクラブの名前は、“クラブ・川崎”ホステス60人在籍でママの名前は詩織ママ、チーママは和泉ママ、紗耶香ママ、弘美ママだ。みんな貫禄があって、話をするのにも、迫力に負けそうになる。 そしてクラブ初出勤の日が刻々と近づいてくる。出勤初日は同伴しようか迷った。何故なら始めから、仕事するのも構わないが、なんせ水商売と言うのには波がある。後々成績が落ちればプレッシャーになるだけなのだ。 キャバクラ時代にもそんな波を経験している。
2006-11-05 16:38:00 -
74:
裕末
―水商売とは― 半年やってわかった事は、安田が言っていたように、競争、そう勝負が目に見えてわかる結果の出る商売だということ。
可愛いだけじゃ生きていけない。個性や魅力で生きていく。それに頭もいる。お客様の喜ばれるツボも分からないと、来るものも来なくなる。クラブともなると、客の数、仕事が出来るのかどうか、ホステスの実力が問われてくる。
それに人間なので、いつ何が起こるかはわからない。事故であったり病気であったり、仕方ないことだ。行事事にも変わってくる。もちろん12月は忙しい。と、いろんな兼ね合いがあるから、波があるのだ。2006-11-05 20:15:00 -
75:
そんな中で成績を伸ばすということが難しいのである。 ―私はクラブでどこまで出来るんだろう?…― 気がつくともう初出勤だ。ドレスを着て、ロングコートもはおり、下調べしておいたセットへと向かう。
『いかがいたしましょう?』何しようかな…?とりあえず…「アップで。」
手際よく髪が巻かれていき、だんだんとアップになっていくと同時に自分の表情もキリッと気合いが入る。その間に化粧も完璧に。『ありがとうございました!』
― クラブ嬢、ゆり ―" " "06/11/05 21:332006-11-05 21:33:00 -
76:
裕末
「さぁ、頑張るぞ!」ぐっと空まで腕を伸ばし、飲み屋が立ち並ぶこの道をスタスタと歩いた。
今日は同伴はまた別の日にした。すれ違うホステス達。みんな綺麗だ。それぞれに魅力があって華やかで美しい。“胸張らなきゃ…”そんなホステス達を見て自信をなくしそうになる自分。負けちゃだめだ…。
戦いはこれからだ。白い大きなドアが見えてきた。あれがこれからの私の戦いの場だ。2006-11-05 23:49:00 -
77:
裕末
内装はと言うとかなりゴージャスである。イメージで言えば宮殿のような感じだ。もちろんBOXのみで12卓。面接以来なので改めて見るとまた圧倒される。控室をみてみると前に勤めていたところよりかなり広い。
ポツポツと綺麗なお姉さん方が準備をしている。大概同伴なのだろう。いないに近い。
『いらっしゃいませ。』続々とホステス達が同伴で入ってくる。
ボトルが用意される。キャバクラではみたことのないボトルが次々と……2006-11-06 01:23:00 -
78:
裕末
―?……この感じ…!!― あの昔にテレビでみたのと一緒だ!場所こそ違うが、もう目の前にある風景はそのままだ。 “あれは、クラブ…だったんだ。” ―みんな楽しそう…― とここで安田と《乾杯♪》他にも次々とお客が来てくれ、初日から絶好調だった。アフターも終え、ホッとして家に帰った。 クラブはホント桁外れだ。一夜にして想像もつかない額が落とされてゆく。今日の安田でさえ、最後にキャバクラで使ってもらた額からしても比べものにならない額を使ってくれた。
2006-11-06 01:51:00 -
79:
裕末
何日かたったある日の休日。まだ私の売り上げも絶好調。クラブで新規の客も掴めたし。まだ失敗はないなとホッと一安心している矢先。何故か黒服の福井にお店の近くに呼び出された。
話はなんなのかというと、お店まで。と案内された。この店には別室がある、福井がノックをし、中から“どうぞ。”福井と一緒に「失礼します。」と中に入った。目の前には―詩織ママ…―
緊張で心臓が破けそうだ。面接とママの挨拶周りくらいの時しか詩織ママとはお話していない。「休日に呼び出してごめんなさいね。あっ、ちょっと福井は外してもらえる?」「はい…。失礼します。」と福井は出ていった。詩織ママと二人きり…(>_2006-11-06 17:13:00 -
80:
名無しさん
気になる??
2006-11-06 19:51:00 -
81:
名無しさん
あげ
2006-11-07 17:49:00 -
82:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-11-10 23:25:00 -
83:
名無しさん
続きむっちゃ気になる?書いてくれるの待ってます?
2006-11-11 03:10:00 -
85:
裕末
すみません??今週とても忙しくて、覗けませんでしたm(_ _)m
皆様読んでいただいてありがとうございます。
こんなに読んでいただいてると思いもしませんでした!(>_2006-11-11 04:36:00 -
86:
名無しさん
主サン待ってるょッ??
2006-11-11 17:25:00 -
88:
裕末
「こんな形でお話するのは初めてね。」 「……はい。」 「あのね、今日お話しようと思ったのは……」 ビクビクが止まらない。 「ママ……やってみない?」 「……ママ?!……ですか?!」「そう。あと今日のこのような形でお話したことは秘密にしてね。」「はい。ですが……」「驚いたと思うわ。入ってまだ浅いものね。驚かせたと思うけど、後々、ね。 お話は以上なんだけど、最近ゆりさん頑張ってるみたいね。」「ありがとうございます。」「これからも頑張ってね。期待してるわ。」「わかりました。では失礼します。」と言って数十分の会話が何時間のように思った。
―私が…ママ…?―
2006-11-11 21:03:00 -
89:
裕末
私には何故詩織ママがそんなことを言ったのかはわからない。―他にもママは沢山いるのに、何故私が…?―
ママが言ったのはどうやらチーママという意味ではなさそうだ。「ママ…ママか…。」家に帰っても一人でそのことばかりを考えていた。まだ私は水商売の経験も浅い。最近少しだけ水商売の深さがわかってきたところなのに…
疑問だらけだ。
明日も仕事なので、とりあえず今日のところは寝た。2006-11-11 23:43:00 -
90:
名無しさん
「おはようございます。」今日も川崎は満卓だ。 「今日もゆりは綺麗やなぁ。」「ありがとうございます。(*´∀`)」同伴で来た西川は言う。何回聞いたことだろう。本音でもないのに…と。西川は口説きだ。しかし、お金は半端なく落としてくれるのだ。しかし大変である。私は未だにさえに言われた“色を使わないこと”を守っている。守り通そうと思っている。
私は今日も有難い事に被っている。いろいろと違う席を回らなければならない。ヘルプはりさにお願いした。「りささんお願いします。」ここのクラブでは入ってあまり間がないのでどんな女の子がいるのかはわからない。とりあえず出勤したときに愛想のいいりささんにお願いした。
なので先に黒服にこの子を着けるように言った。「西川さんごめんね。ちょっと行ってきます。」西川はちょっとスネた顔をした。「すぐに戻ってこいよ。」2006-11-12 20:47:00 -
91:
裕末
↑名前入れ忘れてましたm(_ _)m あと西川のちょっとスネた顔… のちょっとはいりません。訂正です。申し訳ありません。
【続き】移動したあとももちろん西川の席を気にしながら接客をする。 なんせ西川は性格的に厄介なのだ。嫉妬が激しいと言った方が良いだろう。 ―西川の席の様子がおかしい― 勘が働く。「西川さん!?」「俺、りさちゃんにいくら好きや言われても、やっぱり俺はゆりが好きやー……!!」りさを見る。顔が引きつっている。2006-11-12 20:58:00 -
92:
裕末
―この子…色や…―
私は席を立ち、黒服へと向かって歩いた。「あの子外して。」りささんとすれちがい様「ゆりさん本当にごめんなさい。」「他の女の子やったらこれだけじゃ済まへんで。」「……ごめんなさい!」
他のお客様に謝りつつ、西川の席へと戻った。「西川さん、いきなりビックリしましたよぉ〜。」「あのりさ言うヤツが俺のこと好き言うてきてん。でも俺はゆりが好き言ってん。」「ありがとうございます。(*´∪`)」
今日の西川はちょっと熱くなっていて、後々ややこしいのでアフターは断った。2006-11-12 21:25:00 -
93:
名無しさん
主さん頑張ってね?
2006-11-13 00:12:00 -
95:
裕末
「俺、もう帰るねんけど、今日はアフターは無理やねんなぁm(_ _)mそしたらまた連絡ちょうだいな。」といって、西川は売りかけで帰って行った。
【※売りかけ】とは、ツケで帰るというもの。締め日にはきちんとお客様に支払いをしてもらうということ。もし飛ばれたりした場合はホステス本人が支払わなければならない。
さっき着いていた席に戻った。「えらいあのお客さん大変やったな。」「(笑)」「まぁ、ゆりも頑張ってる証拠やな。」
2006-11-13 00:55:00 -
96:
裕末
と今日はちょっとしたハプニングもあり、夜も更けていった。。
家に帰ってホッと一息ついていると… ―♪♪♪― ―着信 お母さん―
珍しいなと思い通話ボタンを押した。 「はい。」 『あんた元気にしてるの?』 「うん、一応。」 『お父さんが心配しとったよ。』 「そっか。」 『たまには連絡しなさいよ。』「わかってる。」 『そしたらまたね。』 「うん。」2006-11-13 01:07:00 -
97:
裕末
たまに家族の声を聞くとホッとする。
ホステスというのは、客に“癒し”“居心地”を与える職業であるが、結果的に自分への癒しも後々欲しくなるのだ。
私は今彼氏がいるわけでもない。かと言って、客に彼氏になって貰おうとも思ったりもしない。始めやる気満々だったあの私も日が経つごとに少し疲れが見え始めてきた。といって仕事に手は抜けない。よくここで言われるのが ―ホスト― だ。ホストに行っても結果、何も生まないことぐらいは、キャバクラ時代の女の子を嫌なくらい見てきている。2006-11-13 01:21:00 -
98:
裕末
“仕事前、買い物でも行こうかな。。”と眠りについた。
ホステスの日常なんて、しれてる。
【仕事→寝る→起きる→営業→仕事】の、ワンパターン。同じことの繰り返し。ワンパターンだが、そんな中でも、私の場合はやっぱりお客様とグラスで、笑顔で乾杯をして楽しくお話しているときが一番楽しい。口座になって、必要とされてる感じがたまらなくいい。それが上辺であってもだ。
きっとこの頃は“水商売”にハマっていたのだろう。“お金”ではなく、私自身の存在価値の追求といったところだろう。それが楽しさに変化する。
キャバクラからクラブに移籍して気持ちの変化はそんなところだ。それがあの日のブラウン管の中にいたお姉さんから、今の私の同じ楽しさが私に伝わったから、今の私があるのだと思う。2006-11-13 01:40:00 -
99:
裕末
― 締め日 ― 出勤前。ホステス全員を集めてのミーティングが行われた。オーナーやチーママが厳しい言葉を浴びせ全体が引き締まる。極めつけは、詩織ママの言葉だ。『頑張ってくださいね。』詩織ママからはこの一言で十分だ。むしろ、それ以上は話して欲しくない。 ―解散― ここからホステス達は同伴の者は同伴へ。と各々の行動をとる。 私にはひとつ気になることがあった。あの日の西川から、連絡が一切取れない。
―飛ばれる…?― 怖くなった。まだ私は飛ばれたことはなかった。必死に連絡をとる。繋がらない。
会社にも電話をした。繋がらない。 ―私は腹をくくった―2006-11-13 01:53:00 -
100:
裕末
― 案の定、飛ばれた。― 運良くその月は売り上げも良かったため、難を逃れた。が、手元に残った額はもちろん少ない。 お客というものは信用するものではない。お客だってホステスより口の上手い者なんていくらでもいる。人間を見極めるのもホステスの仕事だ。そこが大変だと言われるところかもしれない。人なんてのは、なかなか見抜けるものではない。
“よくあることよ。” と鼻で笑ってどこかへ消えていく、嫌味なホステスもいた。2006-11-13 02:09:00 -
101:
裕末
悔しさもあったが、悲しさの方が大きかった。飛ばれたことよりも、客との信用なんてものは元からあって無いような物だと、改めて気付かされたからだ。
西川との付き合いも短いものではなかった。キャバクラからのお客さんだった。
その後の西川の所在はつかめなかった。噂では、どうやら急に会社が倒産したらしい。それを聞いたのはもうかなり後になってからの事だった。 少しの間私はかなり落ち込んだ。そんなとき、若手のやり手サラリーマンといったところだろうか。久しぶりに男をお客としてではなく、男として見れる人ができた。女は弱っている時に優しくされると弱い。2006-11-13 02:26:00 -
102:
裕末
そのやり手サラリーマンは“ゆうじ”という。初めて席についてから、私の表情を読みとったのか、どうしたのと声をかけてきた。私も人間だ。その時はいっぱいいっぱいだったに違いない。何かが切れたように、心のうち全てをゆうじに話した。ゆうじは嫌な顔一つせず、うん、うん、と聞いてくれた。
「この後ちょっとどっか行こう。」私は聞いてくれたお礼ではないが、了承した。店も終わり、ゆうじと合流し、車に乗り込んだ。若いというのにも関わらず、乗っている車からして一般の若者が乗るような車とは違った。2006-11-13 02:38:00 -
103:
裕末
帰りは家の近くまで送ってくれた。その時に携帯番号を聞いた。何故かドキドキした。 後日食事に誘ってみた。行ったところは予約してもらっていたホテルのディナーだ。 ゆうじは本当女の子が喜ぶツボを知ってるようだ。かと言って口説かない。女の子というのは、自分がお姫様になることが大好きだ。だから、そのような感覚を味わうと、その人が王子様に見えてしまうことだってある。ゆうじはそんなところだ。ゆうじが同伴をするような素振りをみせたので、その日は私から同伴を断ったが、ゆうじは行くと言って聞かない。
仕方なく同伴をした。2006-11-13 03:17:00 -
104:
裕末
この人は何を考えているのだろう…。ゆうじはよくわからないが優しい。相変わらず口説くことも、体の関係も一切なかった。一、お客とホステスであるからだ。きっと向こうもわかっていたのだろう。求めてもこなかった。 “店の外で出会いたかった…” 店に来るお客は、よく、ろくでもないやつが多いと言われる。たまにこんなひともいるんだな。と思った。久しぶりだが、安田的なタイプだ。
安田は安田でまた別だ。2006-11-13 03:49:00 -
105:
裕末
すみません。もうちょっと頑張りたかったのデスが…m(_ _)m今から寝ます。おやすみなさい。(_ _)。oΟ
2006-11-13 03:53:00 -
106:
にゃん
お初です?実は闇で最初からずっと読まさせてもらってます??
この話好きなんで最後までがんばってね??2006-11-13 07:34:00 -
108:
裕末
この感情は、好き?なのか?でも、翌々考えてみると、どちらかと言えば“憧れ”なのかもしれない。ゆうじの素性もよくわからないし、もしかしたら結婚していて、それに彼女もいるのかもしれない。 ホステスをしているとたまにクラッときてしまうことがある。公私混同は禁物だ。だが、毎日の疲れからか、そんなことがあるのだ。
その前に店で出会った時点で、お客様とホステスとして、心の中に一線を置くので、その一線はなかなか越えることは無いに等しい。きっと私の未来の旦那さんはまだもっと向こうにいるだろうなと、悲しいながら、確信した。2006-11-13 13:05:00 -
109:
裕末
【訂正】なかなか… は要らないです。すみませんm(_ _)m
2006-11-13 13:08:00 -
110:
裕末
気づけばもぅ目の前には春がすぐ側まで来ている… しかし、この街には桜は無い。道路わきに何の木かはわからないが、ひっそりと均等に植えられてはいるが…。 ふと、田舎を思い出す。。小さな小川や、鳥の鳴き声、木が揺れる音。この街にきて、もぅ何ヵ月も聴いていないのだろう…。今聴こえているのは、車の騒音、人が歩く靴の音、話声や工事をしている音。
最初は本当に新鮮に感じていた。私が見るもの全て素晴らしい物に思っていた。でも違った。ホステスを目指して、覚悟を決めて都会に来た。それにママという話まで転がってきた。嬉しい限りだ。2006-11-13 13:23:00 -
111:
裕末
そう思うのだが、心の中のバランスと私の想いとが、だんだんとチグハグになってきた。苦しい。もうさえとも全然連絡をとっていない。 ―もぅ、田舎へ帰ろうか。― 決断は早かった。ホステスを辞めるわけではない。お店から一ヶ月程休みを入れた。お店に迷惑がかかっていることは十分承知だ。 詩織ママに告げた。「………という理由で休ませていただきます。」ホステスをナメているのかと怒られ、首になる前提で告げた。詩織ママの返答は意外なものだった。
「疲れたんでしょう?休むといいわ。田舎からでてきたんですものね。仕方ないわよ。想像以上にホステスって疲れるでしょう。美味しい蜜ばかり吸って生きてるわけじゃないですもの。」
ここはクラブだ。厳しさも想像以上だ。2006-11-13 13:37:00 -
112:
裕末
詩織ママが言ったとおりだ。 水商売は見た目は華やかで、男を騙して……等々よく言われるのだが、それに着いて回るリスクは大きい。人間相手にする商売だからだ。 さえに連絡を入れた。 ―帰る― さえはとても驚いていた。そりゃそうだろう。最初はあんなに頑張ると言い切っていた私だったから、まさか田舎へ帰るとは思ってもいなかっただろう。
それに私はお父さんのことがとても気掛かりだった。
“二度と顔を見せるな…!”もう帰ってくるな。ということだろう。2006-11-13 13:51:00 -
113:
裕末
だが、今は街から離れたい。 やっぱり帰るしかない。 気は重かったが、次の日には実家の玄関の戸を開けていた。 「ただいま。。」私の声が聞こえたのか、お母さんがバタバタと走ってきた。「あんた急にどうしたの?!」「……ん?帰ってきた。」
「お父さん!!お父さん!!帰ってきた!!帰ってきたわ!!」またバタバタとお母さんはお父さんのもとへと走って行った。 相変わらず騒がしいな…… 靴を脱ぎ、久しぶりの我が家に上がった。電話以上にホッとする。2006-11-14 11:20:00 -
114:
裕末
「ちょっと!ちょっと!あんた来なさい!!」お母さんに呼ばれた。 きっとお父さんやろな。仕方ないか。 「何?」 「あんたちょっとお父さんに言うことないの?!」 「………ごめん。」 お父さんは黙って部屋から出ていった。 「ちょっとお母さん今からご飯作るわ。何がいい?」 「何でもいい。」何でもいいと言いつつ、久しぶりのお母さんの作るご飯が食べれると思うと嬉しくて仕方なかった。 まな板で野菜を切る音。鍋で煮物を炊く湯気。お茶碗が準備される音。見た目は大人でも、まだまだ自分でも笑ってしまうくらい子供なんだなと思った。
2006-11-14 18:31:00 -
115:
裕末
コトコトとキッチンからの音を聞きながら、昔の幼い頃のように正座をして出来上がるのを待っている。
“クセのものかな…。”
たまに身内がきている時には嬉しくてか、準備されたお茶碗をお箸でカンカンカンカン叩いて、物凄く怒られたのを覚えている。そんな子が何を大人ぶってか、ホステスをしている。今、田舎にいるからかもしれないが改めて感じられることは、やはりホステスの難しさだった。田舎に帰ってみると、自分を客観的に見えた。2006-11-15 00:27:00 -
118:
裕末
【訂正】見えた。ではなく、見れた。です。申し訳ありませんm(_ _)m
2006-11-15 10:51:00 -
119:
裕末
そんなこんなで、田舎にいるとあっというまに1ヶ月も終わろうとしている。未だ心残りが、お父さんとは一度も会話していないことだが。 でもそれを承知で田舎に帰ってきたから…。最終日、駅まで家族が送りに来てくれた。「体に気をつけてね。何かあったら電話してきなさい。」そんなお母さんをよそに、お父さんはただ腕を組んでどこかを見つめているようだった。 「……行ってきます。」改札を通る。やっぱり寂しくなる。 ―頑張れ、私。―
2006-11-15 11:00:00 -
120:
裕末
また初めて街にでてきた頃と同じ風景が、電車の窓の外にある。 ―もう一度…。…頑張ろう。― 景色が街へと変わっていく。 “もうすぐ…やな。”またホステスゆりの日常が、始まる。 着いた。一ヶ月前と同じ街がそこにあった。一ヶ月開けっぱなしだった部屋を掃除し、もう今日にも出勤だったので、準備にとりかかった。新聞を読んだりニュースをみたり、化粧をして着替えたり。だんだんとホステスらしくなっていく。
2006-11-15 13:05:00 -
121:
名無しさん
すみません?チャンポンってどういう意味ですか?
2006-11-15 13:26:00 -
122:
裕末
「ゆり、今日は何飲むねん。」「ワインが飲みたいです。」「次は?」「次!?ですか…?」「遅い!俺が決めるわ。」
そのあと私が出来上がってしまったのは言うまでもない。それに酔った後のアフターは怖い。“もしかして”があるからだ。上手くアフターは断ってタクシで帰った。お酒が入っているときはどんどんとお酒が欲しくなる。さえには事前に帰ってきたことを連絡していたので、さえを誘って飲みに行った。その席でかなりお酒が入っていた私でも、目が覚めるくらいの言葉がさえの口からでた。 『赤ちゃん……できてん。』
2006-11-15 13:31:00 -
123:
裕末
すみません!説明遅れました??【チャンポン】という意味は、いろいろな種類のお酒を飲むことで、酔いやすくなる。ことです。
ご指摘ありがとうございます?2006-11-15 13:35:00 -
124:
裕末
「誰の…?!」 聞くと前の彼氏らしい。フラれた後も体の関係を持っていたそうだ。そしてさえは私が一ヶ月いない間に体調がおかしいなと思い、検査を受けに行ったらこの結果だったらしい。 「男には伝えたん?」首を横にふる。 「今から伝え!」こんなとき一番不安なのが、男の出方だ。一番最低なのは堕ろせということだ。 さえは受話器を持つ手が震えていた。 「……もしもし……」
さえは席を立ち、外へと話に行った。2006-11-15 13:54:00 -
125:
名無しさん
そういう意味やったんですね? ありがとうございます? 読んでるので、頑張って下さい?
2006-11-15 16:32:00 -
126:
名無しさん
一番最低なんは逃げることやない?
2006-11-15 23:26:00 -
127:
名無しさん
↑ぃやぃや、堕ろせが一番最低ちゃう
2006-11-16 03:54:00 -
129:
裕末
結構時間がたった。どうしたのかとみにいこうと席を立とうとした瞬間、さえがボロボロに泣いて戻ってきた。 「どやったん!?」 「……う、生んでいいって…!」 「えっ!やったやん!良かったやん!」 「うん…うん…!」
それからさえは、元カレと結婚をした。私は本当に良かったなと思った。2006-11-16 11:49:00 -
130:
裕末
“また一人幸せになっていくなぁ…”とさっきかかってきたさえからの結婚報告の電話の後、部屋に一人微笑んでいた。
「私も幸せなりたいなぁ。」だが、私にとっての幸せというのは、今はまだあまりわからない。“何かわからんけど、いつかみつかるか…”またここでもマイペースさが発揮される。
“さっ、仕事、仕事。”この時ぐらいからか、自分の幸せについて考えてみた。そしたら私にとってこの商売が私の幸せなのかな…?と次第に思うようになってきた。気づいた時には、クラブ川崎のベテランの部類になっていた。2006-11-16 14:50:00 -
131:
裕末
その間、さえに子供ができたり、やっとナンバーに入ることができたり、いろいろなことがあった。 もう何回目の誕生日だろう。誕生日だけは何回迎えても緊張するものだ。お花はあるのか、動員はどのぐらいなものか… 客入りをみると、誕生日も思った以上に盛大になりそうだ。沢山のお祝いのお言葉をいただき、クライマックスに差し掛かったころ、突然詩織ママに腕を引っ張られ、私は何事かと驚いた。
詩織ママと私二人、お客様の前に立たされた。そしてママが大きな声でこう言った。「皆様、今日はゆりの誕生日にお集まりいただき、ありがとうございます。突然ではありますが、今日限りで私は引退します。これからは、このゆりがクラブ川崎のママとして看板を背負ってもらいます。なので、今後もこの新しいクラブ川崎をよろしくお願い致します。」2006-11-16 15:14:00 -
132:
裕末
私はわけがわからなかった。私の中ではママの話など、かなり前に消えた話だと思っていた。さすがママだ。覚えていたようだ。
しかしそれ以上に驚いていたのは、チーママの3人だった。和泉ママ、紗耶香ママ、弘美ママ、3人を見るとみんな唖然としている。「あたしが決めたことだからいいの。」と耳元で言った。
お客は皆盛大な拍手を送ってくれた。それに応えるように、私は笑顔を造りながらも、今後がどうなるのか、想像もできなかった。2006-11-16 18:37:00 -
133:
あい
???しおリ???
2006-11-17 04:13:00 -
135:
裕末
誕生日も無事終わり、やはりママの件が気にらるので帰り際、ママのいる部屋に寄ってみた。 中から大きな声が聞こえたので、ドアをそっと開けて隙間から中を見ると、もうそこには三人のチーママ達がママの机を囲んで何かを訴えていた。 「何故あの子なんですか?!」「あの子に何ができるんですか!!」 絶対私のことだ。次はママが口を開く。「私があの子を見込んでのことです。」“え…あたしなんかにできるんかいな…(-"-;)”と思いながら聞いていた。言うと明日から私はママになるんだから、相当な覚悟がいる。「おかえりください。」そうママが言うと、落胆した3人のチーママ達がこちらに向かって歩いてきた。“ヤバッ…”物陰に隠れた。泣いている者もいる。
2006-11-18 12:54:00 -
136:
にゃん
気になるぅ?
2006-11-18 19:36:00 -
137:
裕末
>>144 にゃんさん、ありがとうございます??また今から書くので、良かったらまた覗いてください? 【続き】 「何であの子なんよっ!!」 あのいつも優しい弘美ママが怒鳴っている。女にだってプライドはある。私なんて第三者のようなものだ。
でもあの怒り様を見ると、明日の模様がひしひしと伝わってきた。でも今は、ちゃんと詩織ママにはお話しないといけないと思うので、ママの部屋をノックをした。 「どうぞ。」“緊張するなぁ…” 「失礼します。」 「あらゆりさん。あなたにお話があったのよ。」 「はい……。」 「ママの件なんだけどね。やっぱりあなたに任そうと思うの。でもあなたにはその経験は無いわ。だから今から学んでいくの。」
「い…今からですか…?チーママの方が慣れてるんではないですか…?」
「………言うと思ったわ。つまり、何故あなたをこの川崎を任せたいか………。」
「……と言いますと…?」2006-11-19 00:47:00 -
138:
裕末
「あなた、初めて川崎に来て面接を受けた時、覚えてる?」 「はい…。少しだけですが…。」 「面接を受ける前にお店の前で、携帯電話でどなたかとお話してたでしょう?」 「はい……ぇ、でも何故それを…?!」 「偶然用事があって早く出勤していたの。その時、あなたきっとあなたの御両親とお話してなかった?」 「はい。」 「それであなたは“ホステスなる為に街に出てきたんだからほっといて!”と叫んでたわよね。」
「そぅです。(^_^;)」 「ホステスの為とはいえ、かなり反対されたんじゃない?」 「はい…。勝手に家を出たので…。」2006-11-20 10:33:00 -
139:
裕末
「そうなんだぁ…。そしたら御両親かなり心配されていると思うわ。それにホステスなる一心で街に出てくるような子なんて、まぁ、そう居ないわよ。(笑)」
「そうですかね…?」 「だからね、あなたに堂々と“ホステスやってますよ、クラブのママにまでなりましたよ。”って胸張って言ってもらいたかったの。」 「ぇ、、それだけの為にですか?!」 「あなたの営業成績だけじゃなく、仕事に対しての前向きな気持ちを評価した上の判断よ。」「はい……ありがとうございます。」 「………その前に、あなたの気持ちを聞いてなかったわね。どうする?やってみる?やるもやらないも、決めるのは今のうちよ。」
2006-11-20 11:26:00 -
140:
にゃん
むちゃ気になるしおもろぃ??
2006-11-21 02:42:00 -
141:
裕末
>>144のにゃんさんと同じ方でしょうか?? 面白いと言って頂けてとても嬉しいです?
お一人でも読んで頂いている限り、頑張りたいと思います?ありがとうございます?2006-11-21 15:57:00 -
142:
にゃん
同じデス?
最後まで付き合います??2006-11-22 08:53:00 -
143:
ちゃぁ
おもろい???
2006-11-23 01:51:00 -
144:
名無しさん
オモシロ??
2006-11-23 11:36:00 -
146:
裕末
「…………………。」 「どうするの…?」ママはそんな反応にとても心配そうに私を見ている。 “胸張るかぁ…。親に顔を向ける。……でも、この店の責任を負うことになる。。どうしよう…。”
「………まかせてください!!」
気がついた時には悩んでいる自分とは裏腹に、そんなことを言っていた。そんな自分自身に驚いた。
2006-11-23 14:23:00 -
147:
名無しさん
無理に難しい言葉使って賢そうに見せてるかもしらんがところどころおかしいところがあります。自分の言葉で書いた方がいいです。
2006-11-23 14:23:00 -
148:
裕末
>>155 ご指摘ありがとうございます。別に賢そうにしているわけではありません。確実に賢くはありません。私もきっとそう思われているだろうな…思いつつ、書いていました。しかし、それも読んでいる方に対しての、感謝の気持ちの表れかなという解釈でした。そう言っていただけたら正直助かります。では本文以外は崩して書いていきます。
2006-11-23 14:31:00 -
149:
にゃん
にゃんは今のでも普通に楽しいけどなぁ。。
でもファン沢山いてる方がいいもんね!!
がんばってね(^Q^)/^2006-11-24 00:31:00 -
150:
裕末
>>157 にゃんさん、いつもありがとうございます???
やはり皆さんがいい気分で読んでいただきたいので??
また書いていきますので、もし良かったら読んでください?2006-11-24 11:20:00 -
151:
裕末
“今任せるって言った……!?……言ってしまった!” 「ゆりさん、良いのね?良かったわ〜!」 「ぇ、ぁはい。(^_^;)」 「そしたら明日からはゆりさんがママね!すごい逆風があると思うけど、でも負けないでね。」「はい…。」 “これから大変だなぁ〜…” 「実はね、ママも田舎からホステスになりたくて、街にでてきたの。あなたと同じで、すごく反対されたわ。でも、いつか見返すではないけれど、ママにまでなったら誰にも口出しされないって思ったの。だからここまで頑張れたの。」
「そうなんですかぁ。」
2006-11-24 11:31:00 -
152:
裕末
「だから、あなたにならできると思ったの。あっ、それから着物ならあげるわ。あなたと私の身長も体型も似てるし、明日持っていくわ。着付けはいつも行っているセットの美容室でしてくれるわ。」 「わかりました。」話はトントン拍子で進んでいく。 「話は以上よ。明日が楽しみね。」 「はい。では失礼します。」 と、部屋をでた。 “明日かぁ〜…。チーママ達が怖いな…。” でも私は少しドキドキして楽しみだった。
2006-11-24 11:53:00 -
153:
ゆうあ
このお話大好きです?頑張ってください?
2006-11-25 06:13:00 -
155:
新地
初めまして?とても楽しく拝見させて頂いてます?凄く共感ができ、パワーをもらえる気がします?続きを楽しみにしています?
2006-11-26 08:48:00 -
157:
裕末
―明日からクラブのママ、ゆり― “これから着物メインかぁ。” 前にお正月の為に買った着物があったので、明日はママの着物は借りないことにした。その着物をタンスから取りだし、明日の準備をした。 ―翌日― 着物も着せてもらい、ドレスに合うような、いつものセットも着物の時のセットへ…。それだけで、気合いの入りかたが全然違う。
― 川崎のママ、ゆり ― 川崎へと向かう。誰がみても今のゆりはどこかのママに見えるに違いない。
2006-11-26 15:04:00 -
158:
裕末
「おはようございます。」黒服が挨拶をしてきた。 いつもの挨拶と少し違うのは気のせいだろうか…? 「ゆりママ、詩織さんがお呼びです。」 “詩織さん……か…。” 詩織ママの部屋をノックした。これからは私の部屋になるのだが、そんな実感は全くない。「失礼します。」詩織ママはいつも座っていた机の椅子には座らず前にあるソファーに座っていた。「ゆりさんおはよう。着物、良く似合ってるじゃない!ママらしくなったわね。」「ありがとうございます。」こう詩織ママのように潔く、身を引けるのは本当の意味で良いママであり、そういう店は流行る。ママになってから店の女の子に意地悪や自分の客にしがみつくママは、そんな嫉妬で客がしんどくなって、初めは良いが、客はママやお気に入りの女の子を気使って切れていく。そして流行らなくなる。
2006-11-26 16:53:00 -
159:
裕末
と、水商売を少し長く続けていると、当然同業者の友人が一人や二人できる。休日に遊んだり。と、いろいろな話をして情報交換したりする。そんな中でいろいろ聞くのだ。 だが、詩織ママは違う。大人で、女の子皆を大切にしている詩織ママを私はすごく尊敬している。 そんなママになりたいと思う。「さっ、始まるわね。」「はい。」「ゆりさん、今日同伴?」「はい、そうです。」「こんな時間にどうしたの?」「いえ…私も詩織ママにお話があって、時間も余ったので。」「そう。黒服がゆりママ来てるって聞いたから。私もお話したかったの。」
2006-11-26 19:13:00 -
160:
裕末
詩織ママは本当に仕事人だ。いつもOPEN前から出勤しているのを私は知っている。その後からいつも同伴をしているのも知っている。 あの人は、そんな素振りは一切見せないが。引退後もきっとそうだろうと思った。 案の定、今日も詩織ママは早くに出勤していた。 そうしている内に、同伴の待ち合わせの時間がきた。 「すみません、もうそろそろなので…。」「あっ、もうこんな時間?同伴だったわね。頑張ってらっしゃい。」「はい。」
詩織ママの前では私はずっと“川崎の女の子の一人”だ。これから先、立派なママだと言われるようになったとしても、あの人の前ではずっとずっと未熟者だ。いつか追い付けるようにと、川崎のママになったこの初日を、精一杯頑張ろうと決意した。
2006-11-26 22:18:00 -
161:
裕末
「ゆりさん、ちょっと待って!あとこれ!」 部屋を出ようとした時に止められた。 「……はい。」「はい、これ、お名刺。」見ると、新しく造られた私の名前が入ったピカピカの名刺をもらった。「…いいんですか…?」「いいのよ!そしたら行ってらっしゃい!」 「行ってきます!」 同伴の場所へと向かう。ママになって初日の、今日の同伴のお客様は、川崎で出会った大手企業の社長だ。この社長はすごく私の事を応援してくれる。
「ごめんなさい!お待たせしました!」 「大丈夫だよ。さぁ、行こうか。○○のディナー予約してあるんだ。」 「楽しみですね!」「それにしても、やっぱり女は着物がいいな!良く似合ってるよ。その着物。」「本当ですか〜!?ありがとうございます!(*´∀`)」2006-11-26 22:32:00 -
162:
裕末
やはり褒められるというのは、何歳になっても嬉しいものだ。だが、着物でディナーはちょっと……………とは思ったが、もう予約してあるので、一応行った。 「ご馳走です!美味しかったです♪」「そうかぁ、それは良かった!」 とお店に向かう。 私が同伴の間に数えきれない程のお花が、店の前にも中にもたくさんならんでいた。そして、その花以上の数のお客様にとっての一番のママでいようと思った。
― いらっしゃいませ ― 「お待ちしておりました。○○様、ご案内致します。」
2006-11-26 22:44:00 -
163:
裕末
もう既に、川崎は混み合っていた。 席へつこうと、向かう間に、お客様や女の子が私を見る。 そんなことはもちろんわかっていたことだが、さすがにあの数の視線は緊張した。 席につき「社長、挨拶行ってきます。」「あぁ。行っておいで。」 ― 今日はようこそ川崎へおいで下さいました。 ― と、次々に挨拶に回った。挨拶も終わろうとする頃。チーママの紗耶香ママのお客様の席に挨拶に行った時、その紗耶香ママのお客様はワインの入ったグラスを、わざとかのように、私の着物の上に溢した。
2006-11-26 23:02:00 -
164:
「あ、ママ、悪い。」 せかっくの着物が台無しになった。 「○○様、大丈夫ですか?!」おしぼりを新たに持って行き、机や身の回りをふいた。 隣にいた紗耶香ママは口では謝っているが、どこか笑いを浮かべているように見えた。 私の着物は今日は明るい色を着ていたので、ワインの色がベッタリと染み付いて目立ってしまっていた。 わざとな動作にすごく腹立ったが、ここは仕事場。感情を出す訳にはいかない。
「着替えてまいります。」詩織ママが今日は着物を持ってきてくれていたので、帯と着物も偶然合っていたので、着替えた。 ―助かった!―" " "06/11/27 09:542006-11-27 09:54:00 -
165:
名無しさん
おもろい??ママになったん何才?すごいねんけど?
2006-11-27 19:56:00 -
166:
裕末
>>173 名無しさん、ありがとうございます?ママになったのは20代後半〜30代前半くらいでしょうか? あと“ゆり”の本名も自由です?もし良かったらまた覗いてください?
2006-11-28 11:25:00 -
167:
名無しさん
安田さんはきれてないよね?
2006-11-28 19:01:00 -
168:
名無しさん
あげ
2006-11-29 13:13:00 -
169:
にゃん
おもろぃ?
ワインむかつなぁ?2006-11-29 13:39:00 -
171:
裕末
「お待たせ致しました。」紗耶香ママが申し訳なさそうにこっちをみた。「ゆりママ、ごめんなさいね。」「いいですよ。お客様は大丈夫でしたか?」「えぇ。大丈夫よね、鈴木さん!」「ぁっ、あぁ。」実によそよそしい。 きっと今の紗耶香ママの心の中は私に対しての敵対心しかないだろう。 その心の隙間を埋めるのはきっと、ものすごい時間がかかると思ったが、必ず埋めなければならない部分でもあると思った。
2006-12-01 12:46:00 -
172:
名無しさん
更新楽しみにしてます?
2006-12-01 16:31:00 -
173:
まゆ
密かにずっと読み続けてました?ママになれるなんて凄い?私も同業なので共感できるとこあります。頑張って??
2006-12-02 10:48:00 -
174:
にゃん
忙しぃの???
待ってるょ(?O?)2006-12-05 21:37:00 -
176:
裕末
予想通り、初日から大荒れになった。 ―営業終了後― 女の子達はもうそれぞれにアフターなどの予定で店を後にした。 チーママ達に呼ばれた。きっといびりか何かだろう。 “ゆりさん今、大丈夫かしら?” 「はい。」「今日の挨拶のやり方は何!?愛想もない!お客様に失礼でしょ!」
詩織ママのように、でも私らしく挨拶回りをしたので、正直、あまり挨拶に関しては失敗をしたというような心当たりはなかった。が、きっと何かに言い掛かりをつけたいんだなと思った。
2006-12-06 00:10:00 -
177:
裕末
とりあえず“すみません”と。 最後にチーママ達に言われた。『何故あなたがママに選ばれたのかわからない。私達の方が経験あるのに。甘い覚悟なら早く辞めて!!』それを言われて私は何も言い返せなかったが、覚悟なら心臓が押し潰される位の覚悟をしたつもりだ。でもこの場で、私の気持ちをわかって貰おうとかは思わない。 『とりあえず、あたし達はあんたのことママとは認めてないから!!』 と言って3人は去っていった。私もアフターがあるので、悔しい気持ちをこらえながらアフターへと向かった。
2006-12-07 11:47:00 -
178:
裕末
今日初日のアフターは久しぶりに安田だ。同伴は被ってできなかったので。「安田さんお待たせしました。」「おぅおぅ。何かあったんか?」「……いえ。」「そうか。しかしゆりがクラブのママなるとはな。じゃ、とりあえず川崎のママになったゆりに乾杯!」「はい。いただきます。」 「しかし、ゆり、顔に元気無いぞ?」安田とはお客の中で一番長い付き合いなので、そんな小さな事でも気付くのだろう。「そうですか?ごめんなさい。最近寝てなくて。」「そうか。でもプレッシャーとかもあるもんな。」「(笑)そうですね。無いと言えば嘘ですね。」「ところで、前の詩織ママはどうしてんの?」「今も出勤されてますよ。」
2006-12-07 11:59:00 -
179:
裕末
「しかし、あのママえぇママやったなぁ。性格が雰囲気に滲みでてたわ。」「そうですね。詩織ママは本当に良い方でした。」 お客というのは本当に良く見ている。ママや女の子、お店の雰囲気まで。それに対してお客は敏感に反応する。つまり結果として表れる。良い店は良い。悪い店は悪いと言われるのだ。 「ゆり、ちゃんと食べてるか?」「はい、いただいてますよ!」その後、何軒かハシゴし、安田とわかれた。
【ハシゴ】いろいろなお店に次々と行く事。2006-12-07 12:09:00 -
180:
名無しさん
あげ?
2006-12-09 06:29:00 -
182:
裕末
“終わったぁ…”しかしこの時の私は水商売の奥の深さはまだ全然わかってはいなかった。 明日も同伴が入っている。もやもやしながらも寝た。 ―さぁ、営業開始― 同伴のお客様は安田だ。安田と昨日は同伴できなかったので、今日は同伴で入った。有難いことに今日も満卓。「いらっしゃいませ。」安田と席につき「挨拶行ってきます。」「あぁ。行ってらっしゃい!」やはり、チーママの達の顔を見ると、とても嫌そうだ。だが負けてられない。
「いらっしゃいませ!今日はようこそおこしいただきました。」
2006-12-09 19:51:00 -
183:
裕末
愛里さんのお客様の席での出来事。愛里さんはお手洗いに行っていて席を外していた。お客様の顔を見ると、あまり機嫌の良い顔はしていなかった。
「どうかされましたか?」「いや、何でもない。」でも何かあると思い「何かあったのですか?」と再度聞いてみた。お客は少し黙り込んだ。「いや、あっ、君は確か新しいママになった…えぇ何やったか…」「ゆりです。よろしくお願い致します。」と言って名刺を渡した。「無理を言ってるというのはわかっているのだが、、。」「はい。」
「口座を変えて欲しいんだ。」2006-12-09 20:03:00 -
184:
裕末
と、そこへ愛里さんが戻って来た。何もなかったかのように振る舞った。「愛里さん、おかえりなさい。」「あっ、ゆりママおはようございます。」「おはようございます。戻って来たところ悪いんだけど、愛里さん少しお席外してもらえるかしら?」「わかりました。」愛里さんは不思議そうな顔をして待機室へと向かった。
「先程のお話ですが、、。」「あぁ。俺、もう疲れたんだ。」「と言いますと…。」「愛想が尽きた。もういいんだ。とりあえずさっき着いた遥奈って子を呼んでくれ。口座をその娘にしてくれ。」「承知致しました。」基本的に口座は変えることはできない。
2006-12-10 13:43:00 -
185:
裕末
が、こちらもサービス業な為、なかなか“いいえ”とは申し上げにくい。やはりお客様には気持ちよく過ごしていただきたい。黒服を呼び、遥奈さんを席に戻した。
お客様は一瞬で表情も穏やかになり、内心ホッとした。“でも何故だろう…。きっと何かあるはずだ。”営業終了後、愛里さんに声をかけた。送り出しの時も愛里さんは送り出しをしていないので、口座が変わったことは気付いているかもしれないが、ここはきちんと説明すべきだと思った。
「愛里さん、お疲れ様。あなたのお客様とは何かあったのかしら?」「今日の横山さん、いつもと違いましたよね…?黒服から遥奈さんがついたと聞きましたし、送り出しも…もしかして口座…」といって、愛里さんは泣き出してしまった。2006-12-11 11:30:00 -
186:
裕末
その姿を見たら、私は説明しようとしたことも、何か言葉をかけてあげようとしても、もう何も言葉がでてこなかった。実際、私の身に起こったらきっと同じように泣くと思う。というか、泣いてきた。
この夜の世界では表では、あんなに華やかな世界に見えても、裏では数えきれない涙が隠れていたりするのだ。でも、見ることは、まず無いと思う。みんなプロとして胸を張ってフロアにいるのだから。 涙なんて見せてられない。2006-12-12 18:31:00 -
187:
裕末
もう、愛里さんはそっとしておいてあげた。彼女自身、何故口座まで変えられたか、言わなくでもわかっているはずだ。というかわからなくても、自分で考えることによって、また学んで行くのだ。 しかし、こんな未熟過ぎる者に、ママという肩書きを使って、女の子に接していいものか、悩んだ。元からそんな大してすごいホステスでもない。言えば、そんな人間では女の子に示がつかないからだ。はっきり言ってママになってから自分自身に余裕はない。その必死さを隠すので一生懸命だ。
当然、私にはチーママという経験がないからだ。だが、ただ誰にも負けたくない。その一心で毎日を送る。やっぱり息苦しい。日を追うごとに、その息苦しさは増していった。2006-12-15 11:10:00 -
188:
裕末
【訂正】文の中場のしかしのあとに、
○しかし、私のようなこんな未熟…
×しかし、こんな未熟…
です。申し訳ありません↓↓2006-12-16 06:36:00 -
189:
名無しさん
リアル??
2006-12-16 06:47:00 -
190:
まな
文章から裕未さんの性格や雰囲気が滲み出ていて、素敵な方なんだな、と思いました。楽しみにしていますので、最後までお供させてくださいね
2006-12-16 07:35:00 -
191:
名無しさん
うちも思った?対応とかにも性格が出てるよなぁ?素敵な方やと思う?頑張って下さい?
2006-12-17 16:53:00 -
193:
裕末
“どうしよう…。一体みんながついてきてくれるような人間になるためには、どうしたらいいのだろう…。”表向きは突っ張って何にも動じません。というような人間を演じて、そう見えていたとしても、それは所詮表向きだけであって、内面はいつ倒れるかもわからないような、プライドだけで精神状態を安定に保っているだけの話だ。
― 詩織ママ。ママもこういうことを考えたことはありますか…?― 詩織ママは、飲み屋が密集したこの地域では、かなり名の知れた有名なホステスだった。それは“天性”。生まれもって、持ち合わせていた能力を詩織ママは持っていたのだと思う。2006-12-20 11:56:00 -
194:
裕末
顔も良ければ、しゃべりもいい。機転もきけば、大卒で頭も良い。あの人は私の欲しいものを全て持っている。
男女問わず、誰でも“ひがむ”という感情を持っている。つまり、“羨ましいな”といった気持ちである。これだけは、男の人よりは確実に、女の人の方が強い傾向にあると思う。その感情に気付いたとき、私はなんて醜い人間なのだろうと自己嫌悪に陥る。仕方のないことなのだが、人間と言うものは、本当無いものねだりな生き物なんだなと思う。誰かにあって誰かにない。当たり前なことだ。それは個性であってそれを良いとか悪いとかを判断するべきことでは無いはずなのだが。2006-12-21 10:28:00 -
195:
裕末
もちろん詩織ママのホステス現役時代の頃は見たことはない。だが、今ある客層、客の数からして、そこらへんのホステスが掴んだ数ではない。それだけ魅力も兼ね備えた人だと言い切れる。
そんな詩織ママに比べたら私なんて、笑えるくらいちっぽけなホステスだ。 ―そんなことばかりを考えていたある営業終了後…― “ガシャーン!!!”「あんたっ!えー加減にしぃやぁ!」そんな音と声が、詩織ママから引き継がさせて頂いた部屋まで聞こえてきた。私はその日はアフターもなく、部屋でいろいろと用事をこなしていた矢先のことだった。慌てて音のした方へと向かった。
「何事ですかっ?!」2006-12-21 13:16:00 -
196:
裕末
その音はフロアの方からだった。もう、辺りを見ると、割れたグラスの破片が散らばり、椅子はバラバラになっていた。そこには女の子が十数人、そして黒服がいた。黒服は取っ組み合いになった女の子を止めていた。
「これは何なのですか?」騒ぎは止まったが、女の子達は誰も原因を話そうとしなかった。取っ組み合いになっていた女の子二人は、止めていた黒服の腕を振り払い、さっと、鞄を持ち、ふてくされた顔で部屋を出ていった。2006-12-21 13:44:00 -
197:
名無しさん
楽しくよませてもらってます☆
2006-12-21 18:57:00 -
199:
裕末
すると、他の女の子達もぞろぞろと部屋からでていった。残ったのは黒服と私だけだった。「これは一体どういう騒ぎなんでしょうか…?」「派閥です。」「派閥…ですか…?」川崎に入った頃に、よく、女の子に派閥に入らないかと誘われたりしていた。なので存在は知っていたが、いろいろ聞いてみると面倒くさそうなので、何処にも属していなかった。「僕もよくわからないのですが、取っ組み合いになった女の子が、裏切ったとかどうとか…。」客の取り合いでお互い睨み合うといった話はよくあることだが、きっと派閥となるとまた違ってくるのだろう。
2006-12-22 02:18:00 -
200:
裕末
この世界は心底信用できない世界だと思う。というか、人を信用させなくさせる世界であるということを学んだ。案外ホステスをしていなかった頃の方が、そういう意味で幸せだったのかもしれない。
誰もが偽りに見える。客とキャストの関係、キャスト同士の関係。
【キャスト】従業員のこと。(店の女の子) 特に、キャスト同士の関係はチームワークは作っていいとは思うが、友達という関係で深入りになるのはあまりおすすめできない。何故なら、客や自分の成績が絡むと、もし仕事とプライベートの割り切りができていなければ、“仲の良い友達”ではいられなくなるのだ。それ以前にこの商売は友達を作りにきているのではなく、仕事をしにきている。だから、派閥などがあると人間関係でややこしくなるのは見えている。これは私の勝手な解釈なので、一概に言えませんが…。2006-12-22 02:42:00 -
201:
裕末
これを書いていると自分の世界に入り込み過ぎてしまうので、読みにくいと思いますm(_ _)m申し訳ありません↓↓
2006-12-22 14:09:00 -
202:
にゃん
あげとこ???
2006-12-25 11:56:00 -
203:
名無しさん
楽しみにしてます?
2006-12-27 13:58:00 -
204:
名無しさん
あげ?
2007-01-03 02:03:00 -
205:
名無しさん
削除依頼だしたから?
2007-01-12 21:20:00 -
206:
名無しさん
放置しすぎ
2007-01-13 13:56:00 -
207:
裕末
皆さん??遅くなってすみません???年末年始はさすがに忙しくて手がつけられませんでした??削除依頼出されているようなので、いつか消えるかもしれませんが、その間だけでもお付きあいいただけたら嬉しいです?それ以前に遅くなったのは全て私の責任です?本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
2007-01-13 14:21:00 -
208:
裕末
水商売は全てが夢の世界。夢の世界だからこそキラキラ輝いているように見える。ただし、表面上。表面上だからこそ、ホステスは別の自分を作り、そして演じ、お客様には夢を見ていただく。夢を見ていただきつつお客様にもっともっと気に入られるように、ホステスは最善の努力を尽す。それはホステス自身の魅力を最大限に引き出すこと。水商売は気に入っていただいて、応援していただいてナンボの世界。それがお金としてホステスに利益をもたらす。魅力、魅力といっても、客に対して何がヒットするかわからない。だから水商売は不思議でもあり、面白い世界だと思う。
2007-01-13 14:43:00 -
209:
名無しさん
待ってました?
2007-01-13 17:56:00 -
210:
名無しさん
いつも一つしか更新せんャン?むっちゃ好きゃから見てるケド?ガッカリする?
2007-01-13 17:59:00 -
211:
裕末
そして私は今日もセットへと向かう。 ―川崎のママ、いらっしゃいませ。― 案内された席へと移動。鏡に私の顔が映る。“相変わらず元気のない顔。。”ママがこんなんでいいのか?!と自分に問いかけ、気合いを入れ直す。すると、携帯が鳴った。 ―♪♪♪― 「はいもしもし。」女の子からだった。「あっ、おはようございます!」「おはようございます。」「ママにお話があるのですが、お時間あれば聞いていただきたいのですが…」「はい。全然構いませんよ。」「では……」 時間と場所を決め、場所は今いる美容室から近い喫茶店で待ち合わせということにになった。 “どうしたんやろう…”
2007-01-13 19:14:00 -
212:
裕末
>>210 にゃんさん いつもありがとうございます?遅くなって本当にすみませんでした?
>>211 楽しみにしていただけて光栄です?ありがとうございます?>>212 削除依頼だされても仕方ありませんよね?私がしたことなので…本当にすみません?m(_ _)m
>>213 その通りです?遅くなってすみませんでした?もし良かったらまた覗いていただけたら嬉しいです?
>>217さん ホント遅くなってすみません? 待っていていただけるなんてそうなかなかできることではないと思います?ありがとうございます?感謝しています。
>>218 そう言っていただけて、とても嬉しいです?遅くなったにも関わらず、1つだけというのは失礼な話ですよね?これからは一つでも多く更新できるように頑張ります?
2007-01-13 19:23:00 -
213:
裕末
セットも終わり、同伴の約束もあったが、時間的にもまだ余裕があるので、先に待ち合わせの喫茶店に入った。まだ時間的に余裕があるのは、早く起きたからなどではなく、ただ詩織ママの真似したまでだ。すると約束の10分ぐらい前に、さっき電話してきた女の子、源氏名、マコトさんが現れた。 「おはようございます!ママもういらしてたんですね!遅くなってすみませんm(_ _)m」「気にしないで。とりあえず座って。」「はい。」「マコトさん、ところでお話というのは…」 「………ママ…私、川崎を辞めようと思ってるんです……。」「……何故…?」
2007-01-13 19:44:00 -
214:
名無しさん
?
2007-01-13 22:47:00 -
216:
裕末
ショックでした。理由はどうであれ、女の子がいなくなるというのは本当に辛いものでした。 「私、この商売、向いていない気がするんです。」 マコトさんは入ってまだ3ヶ月。クラブという世界も初めてらしく、あっさりとした性格をしていて、愛想のとてもいい子だ。それに3ヶ月なんてまだまだこれからという時期。決めつけてしまうのは早すぎです。 それだけを言うと、マコトさんは突然泣き出してしまいました。
2007-01-13 23:14:00 -
217:
名無しさん
いきなりママ口調で書き出してるんがキモイ
2007-01-14 08:06:00 -
218:
裕末
すいません?私も思いました(笑)感情が入ってしまって… 無意識です?
2007-01-14 08:51:00 -
219:
にゃん
批判もあるかもしらんけどにゃんは好きやしゆっくりでもィィからがんばって完結してください??
2007-01-14 09:04:00 -
220:
名無しさん
ここ最近色んなスレに書くなとかキモいだとかかきこみしてるやつやからスルーでいい思う
2007-01-14 09:18:00 -
221:
名無しさん
↑把握してるお前が1番キモイ
2007-01-14 09:55:00 -
222:
名無しさん
たぶん当たってるやろ
いろんなところで書くなキモいゆってるやつゎ同じやつで暇で人を妬んである意味嫉妬深いやつやろ
主さん頑張ってくださぃ?2007-01-15 02:03:00 -
223:
名無しさん
この話大好きです?主さん批判もあると思うけど応援してるので頑張って書いて下さい?
2007-01-15 15:10:00 -
224:
名無しさん
にゃぁ?
2007-01-15 23:31:00 -
225:
裕末
「泣かなくてもいいですよ…でも答え出すのはちょっと早くないですか…?」 「…………そう思ったんですが。。でも、もう決めたんです。すみません。短い間でしたが、ありがとうございました。失礼します。」といって、お金を置いて外へと出ていった。 同伴を済ませ、落ち込みながら店へと入った。そこで、お手洗いに行こうと席を立ち、向かっている途中、聞いてはいけないことを聞いてしまった。
2007-01-15 23:59:00 -
226:
名無しさん
何を聞いたん?
2007-01-16 20:25:00 -
227:
名無しさん
ママが嫌われてるコト
2007-01-16 23:33:00 -
228:
名無しさん
ボーイと店の女の子が付き合ってる話?
2007-01-17 00:00:00 -
229:
名無しさん
書かないの?
2007-01-17 23:55:00 -
230:
にゃん
待ってるお?
2007-01-18 12:28:00 -
231:
名無しさん
早く書いてほしいですぅ??
2007-01-20 08:01:00 -
232:
裕末
皆さん遅くなってすみません?
頑張ります??ちなみにママが嫌われるのは、仕方ないのかな?悪者にならないといけない時もありますもんね?
では更新させて頂きます。2007-01-20 11:29:00 -
233:
裕末
物陰に隠れて聞いてみることにした。 「あれだけ言えば、マコトさんも辞めるでしょう。クスクス…」「いや〜、言い過ぎたかな〜?ハッハッハ!」「マコトさん、生意気でしたもんね。仕事もたいして出来ないのに。」「そうだな。俺らにしたお返しだな。ハッハッハ!」 ― どういうことなの!?マコトさんはあの方達に辞めさせられたの…?! ―
2007-01-20 11:53:00 -
234:
名無しさん
また一個だけですか?
2007-01-20 20:19:00 -
235:
名無しさん
早く続き書いて??
2007-01-21 01:48:00 -
236:
名無しさん
みたい?
2007-01-21 05:24:00 -
237:
名無しさん
本間さしぶりに書いたと思ったらすぐ終わり。値打ちこきすぎ
2007-01-21 15:56:00 -
238:
名無しさん
確かに??自分のコトしか考えてない??何度も指摘されてるのに??見てる側の気持ちも考えてほしい??
2007-01-23 00:05:00 -
239:
名無しさん
???
2007-01-23 00:41:00 -
240:
名無しさん
何日放置するねん。返事位かけへんのか!五分位時間もないんか。
2007-01-25 09:59:00 -
241:
名無しさん
なんで書かへんぐらいでそんなキレてるん?
2007-01-25 11:18:00 -
242:
名無しさん
きれてないですよ!
2007-01-26 00:32:00 -
243:
名無しさん
↑小力やん、ワラワラ
2007-01-26 17:00:00 -
244:
名無しさん
okマイケル?
2007-01-26 17:18:00 -
245:
名無しさん
芸能界から居なくなったマイケルやん?ワラワラ
2007-01-26 17:30:00 -
246:
名無しさん
ちょっと!ちょっと、ちょっと!
2007-01-26 19:39:00 -
247:
名無しさん
ザ!タッチやん?ワラワラ
2007-01-26 19:48:00 -
248:
名無しさん
しっこく、しっこく!
2007-01-26 20:31:00 -
249:
名無しさん
ガキつかやん??ワラワラ
2007-01-26 20:41:00 -
250:
名無しさん
欧米化????
2007-01-26 21:46:00 -
251:
名無しさん
タカアンドトシ???ワラワラ
2007-01-26 22:32:00 -
252:
名無しさん
残念??
2007-01-27 01:01:00 -
253:
名無しさん
波田陽区???
2007-01-27 01:11:00 -
254:
名無しさん
なんでだろぉ〜なんでだろぉ〜
2007-01-27 01:16:00 -
255:
名無しさん
古??テツ&トモ?ワラワラ
2007-01-27 01:25:00 -
256:
名無しさん
間違いない(´_ゝ`)
2007-01-27 01:31:00 -
257:
裕末
遅くなってすみません?値打ちこいてるわけじゃないんです??
頭賢くないんで、話まとまらなくってm(_ _)m
悩んでるんです?
というか、皆さんめちゃめちゃ面白いですね??(笑)
笑わせていただきました。
笑う暇があるなら早く書けと思いますが、もう少し待っていただけないでしょうかm(_ _)m申し訳ありませんm(_ _)m
2007-01-27 11:55:00 -
258:
名無しさん
悩んでても返事くらいはできるやろ!いいわけするな!書くな
2007-01-27 13:19:00 -
259:
名無しさん
確かに、一理あるな?
2007-01-27 14:37:00 -
260:
名無しさん
裕末さん
潰しや嫌がらせに負けないでね2007-01-27 14:46:00 -
261:
にゃん
待ってるで?
2007-01-27 17:11:00 -
262:
名無しさん
待ってないから???
2007-01-27 18:02:00 -
263:
名無しさん
待ってるから???
2007-01-27 18:06:00 -
264:
名無しさん
書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな書くな
2007-01-27 18:18:00 -
265:
名無しさん
待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから待ってるから
2007-01-27 18:19:00 -
266:
名無しさん
待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない待ってない
2007-01-27 18:24:00 -
267:
名無しさん
確かに確かに確かに確かに確かに
2007-01-27 18:50:00 -
268:
名無しさん
最後は自慢話で終わりやろ?
2007-01-27 18:52:00 -
269:
名無しさん
そうしかないやん。ママになっての自慢話やんワラワラ
2007-01-27 21:30:00 -
270:
名無しさん
は〜〜い、つぃません???
2007-01-27 22:39:00 -
271:
名無しさん
???????
2007-01-27 23:31:00 -
272:
名無しさん
ぇっ、フィクションに自慢話とかあるん!?
2007-01-28 11:21:00 -
273:
名無しさん
自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話自慢話間違いない!!
2007-01-28 11:30:00 -
274:
名無しさん
悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め悩め
2007-01-28 11:32:00 -
275:
名無しさん
もっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩めもっと悩め????
2007-01-28 11:41:00 -
276:
名無しさん
ずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩めずっと悩め????
2007-01-28 13:51:00 -
277:
名無しさん
↑↑自分等がキチガイ?
ってかカナリの暇人なんやな?ウチもやけど(〃´д`)=З2007-01-28 14:58:00 -
278:
名無しさん
そう、基地外、そう、基地外、そう、基地外、そう、基地外、そう、基地外、そう、基地外、そう、基地外、そう、基地外、基地外基地外基地外基地外基地??????????????
2007-01-28 16:14:00 -
279:
名無しさん
ププププププ????????
2007-01-28 17:00:00 -
280:
名無しさん
終わり?終わり?終わり? うん?
2007-01-28 18:53:00 -
281:
名無しさん
もう書くなよ!Yo!Yo!
2007-01-28 20:08:00 -
282:
名無しさん
はぁ〜〜い?もう書かないから荒らして????????????????????????
2007-01-29 19:17:00 -
283:
裕末
お一人だけでも読んで頂いているのなら私は書くのを辞めることはありませんから。
調子に乗らないで頂けませんか?みっともないこと辞めて頂けませんか?お兄様、お姉様方。よろしくお願い致します。2007-01-29 19:28:00 -
284:
名無しさん
じゃあ早く書いて
2007-01-29 19:34:00 -
285:
裕末
その日の仕事には、熱が入らなかった。時間だけが過ぎ、そして仕事が終わった。
「お疲れ様です。」「ちょっと貴方達、来てもらえるかしら?」黒服達は動揺した表情を浮かべながらも、詩織ママの部屋へと招きいれた。
「今日私が聞きたいことは、マコトさんが辞めた理由は、何故なのか?ということです。」
「はい、マコトさんは昼職を掛け持ちしていて、それが続けられなくなったと…」
2007-01-29 19:34:00 -
286:
裕末
「本当ですか?」もう一人の黒服にも聞いた。 「はっ…はい!本当です!」「………残念ながら、貴方達は嘘をついてます。」 「……?!?!」黒服達は自分達が嘘をついたことを突き通そうとした。「そっ、それは、確実にマコトさんは言っていました。」「残念ながら、それもマコトさんはひとつも口にしなかったわ。マコトさんは、“私は水商売に向いていない”と言っていたのよ。私の前で。」
2007-01-29 19:47:00 -
287:
裕末
私はもう何もかも知ってるんですから。といった顔をした。その表情で、これ以上何を言っても無駄だと思ったのか「すっ…すみませんでした!!!」
と言って、黒服達は土下座をした。そんな、土下座をしたところでマコトさんは戻ってこない。私は怒鳴った。
「今すぐに、マコトさんに謝って、川崎に戻ってもらいなさい!」「はいっ!!!」
こんな黒服達に嘘までつかれたことが悲しさをより倍増させた。気が付いたら涙がポロポロと頬をつたっていた。2007-01-29 20:13:00 -
288:
名無しさん
はい?今日はおしまい。また一週間後やな?????????
2007-01-29 20:56:00 -
289:
裕末
その悲しさが、私の中に、何か一つの決断がくだった。 ― その日の深夜…… ― バタバタと部屋の前を走る足音がした。ガチャン!
ドアが開いた。「ゆりママ!マコトさんが戻って来てくれました!マっ、マコトさん!」 その後ろから、ゆっくりとマコトさんが部屋に入ってきた。2007-01-29 21:00:00 -
290:
名無しさん
更新されてるぅ???
2007-01-29 21:53:00 -
291:
名無しさん
うちゎ主さん待ってます?
ゆっくりでいぃんでマイペースで更新していって下さい?2007-01-29 22:03:00 -
292:
名無しさん
荒らしてゴメンナサイ????
2007-01-29 23:15:00 -
293:
裕末
こちらこそ遅くなって申し訳ありませんでした?
なので、気にしないで下さい???全ては私の責任です。本当に反省しています。m(_ _)mまた皆様に楽しく読んでいただけるよう、もっともっと努力しようと思っているので、また読んで頂けたら嬉しいです????2007-01-30 00:15:00 -
294:
裕末
「マ……マコトさん。待っていたのよ。」マコトさんはうつ向いたまま、顔を上げない。
私はさっきの決断を思い切って言ってみた。「黒服のあなた方は、今日限りで辞めていただけないでしょうか。」私はこの状況では、この川崎がめちゃくちゃになって、女の子達が働きずらくなると思ったからです。もちろん、黒服には感謝しています。ですが、やって良いことと悪いことがあると判断したからです。
黒服の一人は「……わかりました。」「それから、お給料の件はキチンとお支払いいたしますので。」 「ありがとうございました。失礼します。」2007-01-30 00:21:00 -
295:
裕末
黒服と女の子。天秤にかけるといったことはできない。だが、誰かを傷つけるといったことは、人間として許せない。なのでこの決断は仕方なしといったものだ。 ― でも、戻ってきてくれて良かった ― 「マコトさん。顔を上げて。」 「― ママ〜!! ―」 マコトさんは私の胸で思いきり泣きました。私は子供はいませんが、目の前のマコトさんを娘かのように抱き締めました。
すごく、ホッとした。2007-01-30 02:51:00 -
296:
名無しさん
謝ってるくせにまた遅いやんけ、なめてんか!はよ書け
2007-02-03 14:18:00 -
297:
名無しさん
忙しんでしょうなぁ
2007-02-03 20:17:00 -
298:
名無しさん
忙しくても何日も放置はありえへん????
2007-02-03 20:20:00 -
299:
名無しさん
批判は気にせんと主さんのペースで書いて下さいね?あせって書いて話めちゃめちゃにはなってほしくないし…?
2007-02-03 21:05:00 -
300:
名無しさん
めちゃくちゃになれ?????
2007-02-04 10:43:00 -
301:
名無しさん
PORKER FACEみたいにワラ
2007-02-04 14:27:00 -
302:
名無しさん
ここは日本やで?ワラワラ
2007-02-04 16:32:00 -
303:
名無しさん
あ
2007-02-04 20:34:00 -
304:
名無しさん
↑あ、って荒らせなん?ワラワラ みんなで荒らそう!
2007-02-05 03:54:00 -
305:
名無しさん
書くな?
2007-02-05 11:23:00 -
306:
名無しさん
じゃ書かない??ワラワラ
2007-02-05 17:09:00 -
307:
名無しさん
荒れろ?????????????????????????????????????????????????????
2007-02-05 21:55:00 -
308:
名無しさん
新地のママがこんな夜遊びで書くなんて、周りに恥ずかしくないの?うちのママが書いてたらドン引き。
2007-02-06 00:32:00 -
309:
名無しさん
↑アンタのママちゃうんやしええやん ほっといたれや
2007-02-06 04:31:00 -
310:
名無しさん
↑だから店の子が恥ずかしいってコトを言ってるだけじゃない?ちゃんと理解してね?
2007-02-07 21:38:00 -
311:
名無しさん
↑小説書くのに新地のママだろうが社長だろうが総理大臣だろうが関係ないやん。
小説楽しみにしてる読者もいるんやしいちいちそんな事突っ込むなんて人間ちっちゃいな〜。2007-02-08 06:39:00 -
312:
裕末
今日も日が暮れ、街のネオンも光だし、この街も夜になるとともに、人が溢れ、だんだんと賑やかになっていく。そんな街で私は川崎のママとして歩く。未だチーママ達の信頼も得られていないママ。最悪だ。
そんなある日、事件は起こった。 「お、お客様!お待ちくださいっ!」入り口で黒服の大きな声が聞こえた。「我!どかんかいっ!ここに〇〇いてるやろ!さっさと案内せぇ!」「お客様!」 見知らぬ男が乱入してきた。2007-02-08 08:55:00 -
313:
名無しさん
学習しろよ、また一行って。謝ってるくせに、同じコトの繰り返し。
2007-02-08 12:55:00 -
314:
裕末
すみませんm(_ _)m寝てました(^_^;)
2007-02-08 12:57:00 -
315:
裕末
男達は2、3人で乗り込んできた。辺りは騒然となった。「おぅ、ここにおったでぇ。探したんやでぇ?〇〇さんよぉ。」その男達の一人が、お客様の胸ぐらを掴んで言った。それを黒服達はただ見ているだけ。
―ちょっと、何してるんよ!― 私は腹がこれでもかというくらい立った。野次馬の間を掻き分けて、胸ぐらを掴んでいる男の横に立った。2007-02-08 13:01:00 -
316:
裕末
「おぅ、お前誰やねん。」 「ここのママです。どういうご関係かはわかりませんが、お帰りいただけませんか。」 「誰に向かって口聞いとんねん、我!」 「あなた以外に誰がいてるんですか?」 「なんや?このママさん。えらい生意気な口聞いてくれるのぉ?」 男は客の胸ぐらを掴んだ手を放し、その手は私の着物のかさね衿へと手をやった。
「お帰りください!!」 「よっしゃわかった。今日の所は帰ったるわ。次来たときはこれですまへんからな!」といって、近くにあった机を思いっきり蹴って男達は出ていった。
2007-02-08 13:11:00 -
317:
裕末
辺りはぐちゃぐちゃ、グラスは割れるわ机もバラバラ。周りを見渡すと、女の子達は恐怖からか、震えていた。 「皆様、大変お騒がせいたしました。今日の所は申し訳ありませんが、お帰り願えませんでしょうか。」 というと、口座の女の子と一緒に、一人、また一人と出て行った。
2007-02-08 13:27:00 -
318:
裕末
「なぁ…ママ、ママ…」私はまだ興奮状態の中にいた。 ハッと我に還った。「あっ、はい!」 「ママ、すまんかったのぉ。。ありがとう。ママのお陰で助かった。」 「い、いえ。それよりお怪我はありませんか?」 「大丈夫だった。すまんが、このことは内密にしておくれ。」「承知致しました。」 「そしたら、わしは帰ります。今日初めて来たんや。もう来れそうにないから、今日の分、計算してくれんか?」
2007-02-08 19:30:00 -
319:
名無しさん
しおり???
2007-02-11 22:34:00 -
321:
裕末
「はい…ありがとうございます。」 「もう、今日はこんな状態だから早く帰りなさい。」 「はい、お疲れ様です!」 「お疲れ様。」 他の女の子達は、営業、もしくは黒服達が帰らしたらしい。 そして、ぐちゃぐちゃになった店内を、黒服と一緒に片付けた。その時、私は詩織ママに対しての、申し訳ない気持ちがどっと押し寄せた。
“私がママになって、どうしてこれ程にも上手く物事が進まないのか。”2007-02-12 12:25:00 -
322:
名無しさん
苦労あんませんとママなりはったんやぁ!スゴイですね
2007-02-12 21:08:00 -
323:
名無しさん
ただの自己満の自慢話やん!
2007-02-13 03:03:00 -
324:
名無しさん
だから?
2007-02-13 04:02:00 -
325:
名無しさん
だからって、自慢話ってコトやろ?それ位わからん?ワラワラ
2007-02-13 09:53:00 -
326:
名無しさん
だからどうしたん? そうやって思うなら見んかったらいいやん。
2007-02-13 16:30:00 -
327:
名無しさん
ってか、ここで小説書くのなんて基本自己満やん?ワラだから自慢話でもいいんじゃない?
2007-02-13 18:56:00 -
328:
名無しさん
んまに、それワラ 気にいらんかったら 見るな!
2007-02-13 19:24:00 -
329:
裕末
読んでくださっている皆さん、ありがとうございます?
ホントいつも感謝しています??ちなみにこの話はフィクションなんで…
とりあえず、また読んでいただけたら嬉しいです???
2007-02-13 19:37:00 -
330:
名無しさん
返事書く暇あるなら更新しろ!
2007-02-13 23:37:00 -
332:
名無しさん
何をがんばるのワラワラ。何も知らないのに、偽善者ぶり。
2007-02-14 04:16:00 -
333:
名無しさん
(゜д゜)ハァ?
2007-02-14 13:32:00 -
334:
名無しさん
偽やん 裕末さんの書き方ちゃうわ 末→美になってるやん
2007-02-14 15:28:00 -
335:
裕未
すいません、バタバタしていたもんで、楽しみにして下さってるみなさんには申し訳ありません。中途半端な形でありますがいままで声援ありがとうございましたm(_ _)m
2007-02-14 18:54:00 -
336:
名無しさん
別にいいょ。更新遅いし。ネタが思いつかないからやめるんでしょ。ここの作者はどっちか。毎日更新するか貴女みたいな適当に書いて途中で終わりみたいな。またネタできたら書いてょワラワラ
2007-02-14 19:19:00 -
337:
裕末
↑ちゃいます??
世の中いろんな方がいらっしゃるんですね。2007-02-14 19:20:00 -
338:
裕末
しかし、この出来ごとがあってから、次の日、みんなの態度が、どことなく変わった気がした。特に、チーママ達の態度に変化があった。 ―いつもと違う?― 毎回席に付く度睨まれ、遠回しに嫌味を言われていたりしていたのが、どことなく普通の態度や目付きに変わったような気がした。 「お疲れ様です。」 すれ違いざま、紗耶香ママが挨拶をしてきた。初めてのことだったので、とても驚いた。
「お疲れ様です!」2007-02-14 19:23:00 -
339:
名無しさん
また更新一つ?
2007-02-14 22:59:00 -
340:
裕末
心から嬉しかった。今まで病んでいたのが一気に吹き飛んだ。仕事に向かう足取りも軽くなった。 すると、達成感のような、なんだかわからないものが私を貫いた。 一つ、何かが終わったような気がした。 この世はもう春らしい。どうやらやたらと昼間なのに、街が華やかに見えるわけだ。
2007-02-15 00:11:00 -
341:
裕末
―街ってこんなに綺麗だったっけ?― 全然気付かなかった。この歓楽街にこんな綺麗な桜があったなんて。田舎だけだと思ってた。そして太陽がこんなに暖かかったっけ。 別に夜が汚いとかいうわけじゃなかった。ただ、夜は綺麗なものも、そうでないものも、どっちもあやふやに、濁らしてしまう魔法を持っていたと思う。ただそれだけ。
2007-02-15 00:23:00 -
342:
名無しさん
一つの次は二つって?分かりやすい作者やな???
2007-02-15 00:53:00 -
343:
名無しさん
ぐだ?いーすぎやろ。もーちょい大人なれば?
2007-02-15 11:50:00 -
344:
名無しさん
大人なら何も言わないの?ワラワラ
2007-02-15 19:11:00 -
345:
名無しさん
????????????????????????????
2007-02-15 19:53:00 -
346:
名無しさん
しょうもな?
2007-02-16 00:37:00 -
347:
名無しさん
本間にしょうもない小説やな?
2007-02-16 12:33:00 -
348:
名無しさん
何もゆわへんとかゆーてないで?いい方あるやろゆーてんの。わかる?ワラ
2007-02-16 17:21:00 -
349:
名無しさん
ワラとかもう古い用語やで??
2007-02-16 17:29:00 -
350:
名無しさん
確かに???
2007-02-16 19:12:00 -
351:
名無しさん
ワラ に時代とかないやろ?ワラ
2007-02-17 08:35:00 -
352:
名無しさん
ワラの時代ってなんやねん、もう古いって事やろ!ワラとか使ってるやつって頭悪そうやな、所詮夜遊び見てる位やから風嬢かしょうもないギャバ嬢やろ!
2007-02-18 00:41:00 -
353:
名無しさん
自分も夜遊び見てるやん?笑 じゃああんたも しょうもない風嬢かキャバなん??ぷっ
2007-02-18 02:04:00 -
354:
名無しさん
バカにしてるのに風嬢、キャバなわけないやん!頭悪いの?理解できないからそんな夜の世界に居るねん?ちょっとは勉強してね!
2007-02-18 09:46:00 -
355:
名無しさん
↑性格ブスここに降臨
2007-02-18 11:44:00 -
356:
名無しさん
ワラの時代てなんやねんって…
ワラに時代なんかないって言ってんのに
ほんなら何なら今時なんか教えてよ
あんたこそ理解出来てませんね〜勉強したら〜2007-02-18 15:37:00 -
357:
名無しさん
偉そうな事言うてんのにギャバって(ο´艸`)プッ
キャバゃろ?2007-02-18 18:32:00 -
358:
名無しさん
そんなん突っ込まんでも???ヒマじやな???おれもヒマじやけど
2007-02-18 22:00:00 -
359:
名無しさん
みんな暇やから書き込みしてるやんな?てかここの主ってズボラやな?
2007-02-18 22:29:00 -
360:
名無しさん
本当にそう思う??適当すぎ?
2007-02-18 23:01:00 -
361:
名無しさん
何も思わないってか、今読んだけど面白くない?更新遅いって以前に本当に面白くない!もう見ない???
2007-02-18 23:36:00 -
362:
名無しさん
本間それ、しょうもなぃ?ワラ
2007-02-19 10:38:00 -
363:
名無しさん
小説を読んでどう思おうが人それぞれやから、読んでる人もたくさんいるのに主さんがちゅうだんするような書き込みは控えてや?
2007-02-19 13:18:00 -
364:
名無しさん
別に、更新が早かろうが遅かろうが関係ない
おもろい話は最後まで読みたい。
一々遅いてゆうてるやつは一体何様ですか?
話、読ましてもてんねんからなにを偉そうなことゆてんのかわからん?2007-02-19 20:34:00 -
365:
名無しさん
何で?作者も放置しすぎやん、荒れるのわかるやん?何度か注意されてるんやから!
2007-02-19 20:36:00 -
366:
名無しさん
何様ってお前じゃ何様やねん?おれは人間やけど?主はだらしない人間てコトはわかる?荒れる方に賛成??
2007-02-20 00:27:00 -
367:
名無しさん
荒れる方に賛成ってあほちゃぁん笑
無料小説なんゃから主の好きなょぉに書かしたりゃ?これが有料小説ゃったら別ゃけどなぁ?2007-02-20 00:48:00 -
368:
名無しさん
どっちもどっち?主も中断し過ぎやし、書いたと思ったらすぐ終わる?違う小説見ても放置長いのは荒れる原因やで????文句ゆうのもな気持ちわかるけど、やっぱり所詮夜遊びやし、割り切って見ないとね?
2007-02-20 01:08:00 -
369:
名無しさん
あほって言ってる子かなり頭痛いなぁ??有料小説って?ワラワラそんなんアホとか言うからいいあいになり荒れる原因なるねんで?
2007-02-20 01:14:00 -
370:
名無しさん
確かにあおってるって言われてもしょうがないな!
2007-02-20 12:12:00 -
371:
名無しさん
ほんじゃ、アホっていってるやつがアホやねん!
2007-02-20 12:45:00 -
372:
名無しさん
正解?人を簡単にアホ呼ばわれしたらあかんで!無料小説とか意味わからんコト言って。
2007-02-22 02:44:00 -
373:
名無しさん
所詮夜遊び見てる人間はたいがい夜系やからアホに決まってるやん?
2007-02-24 08:45:00 -
374:
名無しさん
そうやん?アホって言ってる子もどうせ夜系やろワラワラ?て私も夜やけどワラワラ
2007-02-24 23:52:00 -
375:
裕末
今日も、いつもの毎日が過ぎようとしていた… 「いらっしゃいませ!」 ― !!!? ― それは父だった。いつものスラックスにポロシャツではなく、ビシッとスーツを着て、少し緊張した様子でフロアを歩いていた。私は着いていた席を離れ、父の元へと急いだ。
2007-03-03 12:29:00 -
376:
裕末
「お父さん!何してんの?!ってか何しにきたん?!」 小さい声ながらも、焦った。 黒服がボトルを聞きにきた。「ボトルは何にいたしましょう?」 「…ひび…」「ちょっと待って!この人あたしの父やから、全部あたしに付けといて!」「そーなんですか!?今日はようこそお越し頂きました。ではごゆっくり…」 「まさか来ると思わんかったわ…」「今日は伝えなあかんことがあってな…。」
「……どぉしたん?」
2007-03-03 12:32:00 -
377:
裕末
― お母さんな…倒れてん ― 「それにもう今のお前はこの店のママとして立派に頑張ってるし、お父さんはお前のこと、どんな仕事やってたとしても、この水商売も認めてるし、それにお母さんがホンマに大変な状態やねん…。だから田舎に戻ってきてくれへんか…?」
2007-03-03 12:35:00 -
378:
裕末
「えっ……ちょっと待って。倒れたってどぉゆうこと…?お母さん元気やったやんか!」
私は正月に店のことや、今の私の現状についていろいろ書いて、毎年年賀状を送っていた。母は私の汚い字を“字だけはいつまででもかわらんねぇ…。”と言っては、ずっと年賀状を嬉しそうに眺めていたらしい。
そしていつもお返しに、いつかとってきたのだろうか、本に挟んでペラペラになった押し花をテープで貼って、お父さんのことや、田舎の事を書き綴った手紙を送り返してきた。その時には決まって“手紙届いた…?”と言って、電話がかかってくる。今年も、毎年のように、元気だよ。と書かれている手紙と電話があった。
2007-03-03 12:46:00 -
379:
裕末
そんな母が何故倒れなければいけないのか、私はとても腹が立った。 私にはママという、大切な仕事、役目がある。それに私を支えてくれている大勢の従業員たちがいる。それを置いて、街を出るわけにはいかない。返事はすぐにでもくれということだった。
私は、母と仕事。どっちをとるのか、苦渋の決断が迫られた…。
2007-03-03 13:00:00 -
380:
にゃん
お帰り??
2007-03-03 15:13:00 -
381:
裕末
にゃんさぁん?ただいまぁ?ありがとう?
慣れ慣れしくてゴメンなさい?普段忙しいので、更新は多分休日にしか無理っぽいです??
また良かったら読んでください?2007-03-03 17:17:00 -
382:
にゃん
馴々しくしてんのゎこっちの方やし?仲良くしよーな?荒らしきてもスルーで?前もゆーたけど完結まで付き合います?
2007-03-03 18:01:00 -
383:
名無しさん
うちもずっと見てるで?マイペースで頑張って下さいね?
2007-03-04 02:10:00 -
384:
名無しさん
↑暇児。
2007-03-04 22:00:00 -
385:
名無しさん
完結までってこんなペースやったら何年かかることやら。。。
2007-03-05 00:47:00 -
386:
名無しさん
まだぁ?
2007-03-20 11:03:00 -
387:
名無しさん
フィクションにしてもありえなさすぎな話やしもっと夜の世界勉強して書いてほしいわ
2007-03-20 18:03:00 -
388:
名無しさん
本間それ!ネタがなくなれば書かないしな!しょうもないし!書くな!
2007-03-21 14:28:00 -
390:
「詩織ママ!!申し訳ないです!今日限りでママを引退させていただけないでしょうか!」 久しぶりに詩織ママを喫茶店に呼び出した私の一言目はそれだった。 ― パシッ ―
2007-05-08 17:53:00 -
391:
詩織ママは立ち上がって、私の頬をぶった。 詩織ママの目には涙が1つ、2つ、ポロポロと溢れていた。 “ 詩織ママ… ” 「何を考えてるんか知らんけど、あんたの事は信用してたわ!!」 詩織ママの言葉が私の胸を熱くした。
「ママ… 辞めるということは詩織ママはもちろん、従業員みんなを裏切ることになるのは、承知の上です。 でも…今は私の母を助けたいんです!!」
2007-05-08 18:09:00 -
392:
ママという大役を任された私は、その大役をこれほどにまで簡単に捨てれる無責任な自分がいたというのはこの時まで全く知らなかった。 そして詩織ママに今の状況を全て話した。 やっぱり詩織ママの器は大きかった。 「わかった。お母さんきっとあなたのこと待ってるから、早く行ってあげなさい。」
2007-05-08 18:28:00 -
393:
由衣
キニナリマス
2007-07-31 08:06:00 -
394:
?
読んだカラアゲ??
2007-08-01 01:03:00