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1:
香奈
みんなの小説見て私も書きたくなりました?初めて書くからヘタクソですけど、読んでください?
2005-11-09 04:35:00 -
200:
香奈
心の中で絶叫し、ドアを掴む力が強くなっていく。
{どーおしったのっ?面接ぅ?}肩ポンッ!
「@●¥‡ΞπЭ♀∞%∈!!」急に後ろから肩を叩かれ、驚きのあまり奇声を発した。
{あービックリしたぁ!}
「こっ…こっちがビックリしましたよっ!」2005-11-29 04:33:00 -
201:
香奈
男{ってか今の何語ですかぁ?}「しっ、知りませんよ…。」
男{ヒャヒャヒャ!ばりおもろいっ!}女{おもしろぉい☆名前はぁ?}「み…美咲です。」
女{まじ?ピカの本名と一緒☆} 代表{はいはい。光は待機戻れ。その格好で出るなって何回言うたら分かんねん!服着て待機っ!}女{はぁーい。またねぇーっ☆}「はっ…はい。」2005-11-29 04:41:00 -
202:
名無しさん
ぁげ??
2005-11-29 10:24:00 -
204:
香奈
代表{さてと。面接すっか!こっち入ってちょっと待っててな。}代表と男に案内されて一つの個室に入った。
「わぁ。すごいですねぇ…。お部屋みたい。ここで仕事するの?」男{これ待機部屋やで。昔は大部屋やってんけど、女同士がモメたから個室にしてん。個室言うても、他の部屋行っていいし呼んでもいいし。何でもありやわ。笑}2005-11-29 23:51:00 -
205:
香奈
「そ…そうなんですか。」
人付き合いが苦手な美咲は、男の言葉を聞いて少し安心した。
「あのっ、どんな子がいてるんですか?」
男{いーっぱいおるで!面接終わったら受け付けのパネル見に行こか☆}
「パネルなんてあるねんやぁ…。」{せやで。客にはまず受け付けでパネル見てもらって、もし自分が指名されたら、この画面に客の顔映るねん。もし知り合いとか来て接客したなかったら拒否れるし。}2005-11-30 00:05:00 -
206:
香奈
「へぇーっ。すごいですねぇ。」{女の子守るんが黒服の役目ですから☆あとは兄貴が全部話すやろ。ちゃんと聞いとけばすぐ慣れるわ。ちなみにココ…B専ヘルスやねん。男前の客めっちゃ来るでぇー!}「B専って!…まぁ、仕方ないか。でも何で男前来るんですか?同じ事するならやっぱりかわいい子がいいんじゃないんですか!?」
2005-11-30 00:13:00 -
207:
名無しさん
今日ゎもお-書かへンのお-(・?・`??)??
2005-11-30 01:19:00 -
209:
香奈
男{君分かってないねぇー。真の男前はブスが好きなんです!妙に落ち着くんです!美人は三分居たら疲れるんです!はい以上っ!}「意味分かんないんですが…。」男{んなら逆の立場で考えてみ?ごっつい男前とおったら緊張して自分出されへんし疲れるだけやろ?もし相手がブッサイクやったら緊張するか?}
「…ううん全然。」
男{それっ!それやねん!男前を体の芯から癒すんはブスしかおらんのよ!でもデブは圏外な。}2005-11-30 03:32:00 -
210:
香奈
「は…はぁ…。」
代表{おまたせー。隆史、お前くそでかい声で熱弁すな!外まで丸聞こえやったで。客来たらどないすんねん。}
男{ごめんなちゃーい☆笑}
代表{よっしゃ。面接始めます。えっと、名前は?}
「太田美咲です。来月で19になります。〇〇阪市に住んでます。家計が苦しいのでキャバクラの面接しに出てきたんですけど落ちちゃって、気付けばここに来てました。」2005-11-30 03:41:00 -
211:
香奈
代表{そこまで詳しく話さんでいいからな。じゃあこの用紙に書けるとこまで記入して。}
代表に用紙とボールペンを渡された。初めて書くせいかペースが遅い。代表{書いてる途中で悪いねんけど本題に入るわな。美咲ちゃん処女?}
「えっ…!?何で…ですか!?」男{もしかしてほんまに処女?}「いっ、いやっ…一応処女じゃないってゆうか…。」2005-11-30 03:49:00 -
212:
香奈
代表{大事な事やからはっきり言うてほしいねんけど。}
「……。去年の秋に他校の男の子と…やりました。」
代表、男{だははははっ!!笑}代表と男が一瞬顔を見合わせて腹抱えて爆笑した。
「な、何がおかしいんですか!」代表{あははは…。いや、純粋なんやなぁと思って。笑}
男{ってかそこまで聞いてへんからっ!ぎゃはははっ!}2005-11-30 03:57:00 -
213:
香奈
「……。すいません…。」
代表{謝らんでいいよ。恥ずかしかったら【はい】か【いいえ】で答えて。じゃあ男がどうされたら気持ちいいとか分かるやんな?}「…よく分かりません。」
代表{彼氏のくわえた事ある?}「は…はい。一応は…。」
男{テクはなし…と。どうする?}代表{んー、しゃあないな。一から教えるしかないか。}2005-11-30 04:08:00 -
214:
香奈
代表{よし、面接終了!源氏名何にしよかぁ?魅咲希(みさき)はもうおるから変えなあかんな。}「他はどんな名前なんですか?」代表{光、椿、あいる、りおら、渚、ララ、ここる、苺、くれは、魅咲希、キキ、ゆま、あゆ、くらら}「みんなすごい名前ですねぇ。」男{たいがい名前負けやんな。}代表{ようこんだけ現実離れした名前出て来るよなぁ。うーん…、【香奈】は?}
2005-11-30 04:22:00 -
215:
香奈
男{香奈ええやん!はい決定。}「えっ…えぇーっ!?」
代表{嫌なん?嫌やったら変えるけど…。}
「いや香奈で。よろしくです。」そうして美咲は、ヘルス嬢【香奈】という新しい自分を手に入れた。2005-11-30 04:28:00 -
216:
香奈
代表{ほんなら今日はこれにて終了!今日から働いてって言いたいとこやけど…。まだ心の準備できてないやろ?落ち着いてからでいいからな。隆史、ちゃんと送ったって。ほな気ぃつけてなぁー。}「ありがとうございました…。」代表{こちらこそありがとぉ。ほな待ってるわな☆}
2005-11-30 04:34:00 -
217:
香奈
男に手を引かれ、黙って後ろをついて歩いた。外に出るとチカチカ輝くネオンがまぶしくて細い目を一瞬つぶった。
男{なぁなぁ。腹減ってない?}そういえば昼前から食べてない。「うん…。お腹空いたかも…。」男{っしゃ!お好み食いに行こか☆}2005-11-30 04:42:00 -
218:
香奈
「でもあたしお金持ってない。」男{んな事女が気にすんなって。どーせ毎日あんま食ってないんやろ。今日は腹いっぱい食えよ!}左前を歩いてた男が、少し振り返ってそう言った。そこには男の楽しそうな笑顔があった。
「……。うんっ☆ありがとぉ!」2005-11-30 04:50:00 -
219:
香奈
その笑顔がすごく嬉しくて美咲もニッコリ笑って元気に返事した。
父親がなくなってから初めて笑顔になった気がする。マネキンのように無表情でいたからかな。周りを見ようとしなかったし、知らず知らずのうちに心も閉ざしたままだったかもしれない。2005-12-01 00:49:00 -
221:
香奈
>>228さん?いつもありがと?
そんな美咲の心の中に容赦なく入り込んで来たこの男。
「何であたしにご飯おごってくれんの?あたしみたいなブサイクが隣におって…嫌じゃないんかな?」一度も男の子におごってもらった事のない美咲にとって【おごってもらう】という事は、とても特別な物に思えた。2005-12-02 03:37:00 -
222:
香奈
男{ここのお好みめっちゃウマイねんで☆何でも好きなん食べや。}店内に入って美咲はビックリした。本格的なお好み焼き屋さんに入るのも初めてだったのだ。
「すっごい…。テレビで見るのと一緒!おっきい鉄板☆あたし…ここに座りたいな。」2005-12-02 03:43:00 -
223:
香奈
目を輝かせながらカウンター席に座って、店の主人らしき人がお好み焼きを作る工程をじっと見つめた。男{自分…もしかしてこーゆーとこ初めてなん?}
「うん。ウチ全然外食とかしぃひんくて…。たまにジャスコのアイスとか売ってる売店でお好み焼き食べるくらいかな。」2005-12-02 03:51:00 -
224:
香奈
男{まじで…?}「うん…っ。」男{んなら本物のお好み食べたら泣くやろなっ☆っしゃ!…しげさーん!いつものと【しげスペ】ちょうだい!}
「【しげスペ】って何ですか?」 男{今焼いてる人が【しげさん】って言うねん。まぁいっぺん食ってみって☆}2005-12-02 03:58:00 -
225:
香奈
しげさん{はい!しげスペです} 目の前に置かれたデカイお好み焼き。これぞスペシャル!っていう感じのトッピング。ヘラで取って口に運ぶ。 「あちっ!でもおいひいーっ☆」男{せやろ?}
美咲が食べるのを見ながら男がまた頬笑んだ。その笑顔を見ると自分まで嬉しくなる。2005-12-02 04:06:00 -
226:
香奈
「あっ!そういえば…名前、何て言うんですか?」
男{ホーケイ・アンジョリーナやでぇっ☆}「…怒りますよ?笑」
男{ごめんごめん。木村隆史やで。で、今日面接したんが兄貴の宗一郎な。【宗ちゃん☆】って呼んだり?笑。自分は?何やっけ?}「太田美咲ですってば。」
男{あぁ。そっかぁ。じゃあ忘れへんように、これからお互い名前で呼ぼや!呼ばんかったら肩パンなっ!}2005-12-03 00:12:00 -
227:
香奈
「は、はいぃ。」
男にちゃんと名前で呼んでもらえるの初めてや…。
{あーっ!腹いっぱいなったわ。美咲プーサン好きか?}
「えっ?好きやけど…。何で?」{出会いの記念にと思ってな。}「でも、もう店閉まってるよ?」{ゲーセンあるやん☆}2005-12-03 00:23:00 -
228:
香奈
ゲーセンにはプーサンとかミッキーとか、いろんなぬいぐるみがあってワクワクした。
{どれがいいんや?}
「うーん、これにしよかなぁ?」{もっとでかいのにしようや。}「えっ?えっと、じゃあこれ…」{っしゃ!一回で取ったるわ!}隆史は財布からたくさんの100円玉を出して、子供みたいに腕まくりした。2005-12-03 00:32:00 -
229:
香奈
ギュイーン・・・カタンッ。
「すっごい!ほんまに取れた!」{こんなもん簡単やん。}
「すごいよ!隆史ありがとう☆」{いいえっ☆次何がいいんや?}「えっと、これのミッキーとぉ……」隆史といるこの数時間。すごく楽しかった。今日出会ったばかりなのに、こんなに自分らしく居れる事が不思議で…。一緒に笑ったり同じ所を見たりする事の一つ一つが嬉しくて仕方ない。2005-12-03 01:35:00 -
230:
香奈
「切符代まで出してくれてありがとう☆今日はほんまに楽しかった!これずっと大事にするから!」{おうっ!それ落とすなよ!あっ!美咲携帯の機種どこなん?}
「ボーダフォンやで。」
{絵文字使えるやん☆携帯貸して?}
{はい。ワンギっといたで。これ俺のやから登録しとって。またメールするわぁ!}2005-12-03 01:42:00 -
231:
香奈
改札を抜けて振り返ると、隆史が笑って手を振ってくれた。両手にぬいぐるみが入った袋を持ってて手を振れなかったけど、にっこり笑ってホームへの階段を降りた。
アナウンス{まもなく〇〇里です。} 見慣れた駅前の景色がいつもより綺麗に見えた。今日はとても気分がいい。
「たまにはお菓子でも買ってったろかな。」2005-12-03 01:54:00 -
232:
香奈
近所のコンビニでお菓子を買って家に帰り、まだ起きてた妹にお菓子を渡してお風呂場へ。
シャワーを浴びながら鏡に映る自分を見て美咲は決心した。
「明日から…行こう。」2005-12-03 02:05:00 -
233:
りな
最後まで読ませてまらいまぁすッ☆香奈たん頑張ってネン♪
2005-12-03 03:17:00 -
234:
ひな
がんばってくださーい?毎日楽しみにしてチェックしてるんで???
2005-12-03 20:17:00 -
236:
???
しぉりィ??
2005-12-03 20:43:00 -
238:
名無しさん
ゅかりのしぉり??
2005-12-04 00:16:00 -
240:
香奈
【翌日の夕方】
【隆史おはよう?あたし今日から行くね?八時前には着くから、行く前に昨日の案内所に顔出すなっ?また連絡します?】
……送信完了しました。
「よし…用意するか…。お化粧しないと。」
藍子が薬局でバイトしてたときに貰った化粧品を広げ、折り畳み式の鏡をテーブリに置いて化粧をした。2005-12-04 15:19:00 -
241:
香奈
♪チャララララ〜ン♪
さくらんぼの着メロが軽快に鳴る。グループ設定をしてない美咲はいったん手を止めてメールを確認した。 【受信メール:隆史。】
【分かった?ほな待ってるわな?気ぃ付けておいでや?】
「【気ぃ付けて】やってぇっ☆」【はぁい?】とだけ返信し、また鏡を見つめて化粧を始めた。
「何か今日は化粧ノリいいなぁー。まつ毛もしっかり上がってくれてるし。今日はいい事あるかも☆」{ただいまぁー。あれっ?姉ちゃんお洒落してどこ行くん?}2005-12-04 15:37:00 -
242:
香奈
部活から帰って来た妹が、クラリネットのケースを置いて話しかけてきた。 「ん?仕事やでっ☆」
{姉ちゃん今日何かかわいい…}「ほんまかぁ!ありがとうっ☆」{もしかして…彼氏できたん?}「まさかぁ。あたしに彼氏なんかできる訳ないやん。さてと!そろそろ行こっかな?お母さんの事お願いなっ。行ってきまぁーす!」2005-12-04 15:54:00 -
243:
ひな
わぁい?更新されてる?完結したら絶対おすすめ小説としてひなが上げるからがんばってくださーい???ひなも仕事で物書きやってるから大変なんはわかるよ??楽しみにしてるケロ無理せずね??
2005-12-04 16:26:00 -
245:
香奈
{い…、いって…らっしゃい。}妹の不思議そうな顔に笑顔で答え家を出た。いつもは自転車なのに今日は歩きたい気分。家から駅まで自転車でも10分以上はかかるのに、今日はとても早く感じた。
アナウンス{まもなく難波です。}
改札を抜けエスカレーターに乗り、商店街に近い出口を出る。今日もたくさんの人。2005-12-04 20:12:00 -
246:
香奈
人の流れにそって歩くと、隆史がいる案内所が見えた。顔が自然とにやける。人を掻き分けて案内所の前まで小走りして、そっと中を覗いた。
……隆史がいない。
「すいません。すいませーん!」{あぁ?何か用?}
「あの…隆史君いてますかね?」{知らんで。ってかあいつここの店員ちゃうから。}
「えっ?」2005-12-04 21:13:00 -
247:
香奈
「で…でもっ、昨日ここに…。」{暇言うて来たから留守番頼んだだけやで。あいつんとこの子?}「えっ?あの…隆史君って何してる人なんですか?」
{箱ヘル・ホテ・デリの社長やで。} 「うっそ…!?」
{嘘付いてどないなんねん。笑}「じゃあ…【いやばか】の社長って事ですか?」
{おう。あんた【いやばか】の子か。隆史にスカウトされたんか?}2005-12-04 21:23:00 -
248:
香奈
「スカウトってゆうか…。その…。」隆史{美咲!遅なってごめんなぁ。おうっ!のぶ!こいついい感じにブッサイクやろ?笑}
{お前が好きそうなタイプやな。}隆史{やろ?笑}
二人の会話を聞いて美咲は喜んでいいのか悪いのか……。複雑な心境で二人を見るしかなかった。2005-12-04 21:36:00 -
249:
香奈
隆史{美咲、メシ食ったかぁー?}「まだ…食べてない。」
隆史{腹減ったし何か食いに行こか!どうせ焼肉屋も行った事ないんやろ?つれてったるからな☆}「えっ!?あの…そのぉ……。」隆史{れっつらGOーっ!}
美咲が何か言おうとしたら腕を掴まれて、また勢いよく引っ張られた。
「ひゃあぁっ!」
のぶ{いってらぁー。}2005-12-04 21:44:00 -
250:
香奈
のぶのやる気のない言葉が聞こえて、また必死に足を動かして走る。ようやく止まった所は焼肉屋ではなくモータープールだった。
{今から新地に向かいまぁす!}「えっ!?いや、無理無理!あたしみたいなんには、あんなお上品な所行けないって!しかも新地って…大金持ちが行く所やろ?そんな所の焼肉屋さんって100万円ぐらいするかもしれへんし……。」2005-12-04 21:51:00 -
251:
香奈
{何も悪い事してへんねんから謝らんでいいの!…この川越えたら新地やで。}
新地を見た初めての印象は、やっぱり【豪華】の一文字。またモータープールに車を停めてギクシャク歩きで焼肉屋さんへ。
隆史が適当にコースを注文した。出てきたお肉に感激しながら無我夢中でガツく。2005-12-04 23:05:00 -
252:
名無しさん
しぉり???????
2005-12-05 02:58:00 -
254:
香奈
{のぶから何か聞いたんかぁ?}「ブッ!ゲホゲホッ!…えーっと、うん。隆史あっこの人じゃないって事と…、風俗の店いっぱい出してる社長って…。」
{そっかぁ。それ聞いてどう思った?}
「すごいなぁって思ったよっ。」{何もすごないで。普通やっ。}2005-12-05 06:20:00 -
255:
香奈
{大金稼ご思て行き着いたんがコレやからな。もう店はいらんわぁ。しょうみホテもデリも赤字やし。その二つ潰れても箱ヘルだけでやってけるから。}
「そう…なんや。」
{なぁ美咲、俺について来てくれるか?}
「えっ!?どうゆう意味なん?」{お前を不動のナンバー1にしたる。だから裏切ったりせんとってくれってゆう意味。}2005-12-05 22:48:00 -
256:
香奈
「そっ…急にそんな事言われても!あたしなんかができる訳な…」バシッ!(箸の裏で頭叩く音)
「いたっ!」
{「あたしなんか」って言うたらしばくって約束したやろ?}
「はい。けど…この仕事初めてやし、あたし全然自信ないねん。」2005-12-05 22:57:00 -
257:
名無しさん
荒らしまぁす
2005-12-05 22:58:00 -
258:
名無しさん
?
2005-12-05 22:59:00 -
259:
香奈
「こんな顔やしスタイルも良くないし…色気も何もないし。どこもいいとこないねんもん。」
{そのコンプレックス全部解消したるって言うたら?}
「……?えっ!?嘘‥やんな?」{嘘言うてるように見えるか?}目を反らして話してた美咲は、テーブルに箸を置いておそるおそる隆史を見た。2005-12-05 23:06:00 -
260:
香奈
真っすぐな力強い目。自信に満ちた顔。
その力強い目に吸い込まれそうで恐い。だけどその奥に何があるのか気になって仕方がない。恐いのにドキドキする。不思議な気持ちになった…。
美咲は何となくしか分からないけど、隆史が嘘を言ってるようには見えなかった。2005-12-05 23:17:00 -
261:
名無しさん
?
2005-12-05 23:30:00 -
262:
香奈
「ううん…見えへん。」
{じゃあ信じてくれんねやな?}「うん。信じるよ。」
{ありがとう☆ほなこれ食ったら飲みに行くかぁ!}
「えっ?あたし今日仕事しに…」{今は仕事せんでいいでっ。夜の世界何も知らんやろ?少し知ってからのがいいで☆金なら心配せんでいいからな。えーっと、美咲は日給保障五万八千やったなぁー。はいよっ☆}2005-12-05 23:39:00 -
263:
香奈
そして隆史は財布から10枚の壱万円札を出して、何食わぬ顔で美咲の目の前に置いた。
「あたし…仕事してないし、こんな大金貰えませんよ!」
{これはある意味投資や。美咲はやればできる子って信じてるからな。}
そう言って笑顔で美咲の鞄に十万円をつっこんだ。2005-12-06 00:33:00 -
264:
香奈
鞄からお金を出して何度も何度も返そうとしたが受け取ってくれなかった。
焼肉屋を出て近くのお洒落なバーに行き、美咲の家の近所まで送ってくれた。
「こんな遠くまで…ありがと。」{いいえっ☆今日寒いから、あったかい格好して寝ぇや。女の子の体はデリケートやからな!}
「うん。隆史も気をつけてね。」2005-12-06 00:42:00 -
265:
名無しさん
????????????
2005-12-06 00:55:00 -
266:
ぁりさ
今全部読みましたぁ?ぉもしろぃですね?バリ先が気になるぅ(*´?`)?
2005-12-06 02:06:00 -
268:
名無しさん
???しぉり???
2005-12-06 04:38:00 -
269:
まぃ
めちゃぉもしろぃっ?更新待ってまつ????
2005-12-06 18:00:00 -
270:
名無しさん
ぁげ
2005-12-06 23:56:00 -
272:
香奈
>>273の続き?
シートベルトを外して、ゆっくりとドアを開けた。まだ春だというのに夜風が冷たい。車から出ようとしたとき、近くの自販機にまだあったかい飲み物が置いてあるのを思い出した。
「ちょっとここで待っててな?」{あ、うん。}2005-12-07 00:15:00 -
273:
香奈
美咲はすぐにドアを閉め全力疾走で自販機まで行くと、ホットコーヒーと紅茶花伝を買った。紅茶花伝を鞄に入れてまた走る。
{そんな走って、どないした?}「えっと…、はいっ!今日も楽しかったし、送ってくれたお礼っ。何買ったらいいか分からんくて…そのっ…、コーヒーやねんけど…。」2005-12-07 00:22:00 -
274:
香奈
「今日すっごく寒いから、その…これ飲んで、あったまってな?」息切らしながら精一杯言った言葉。走ったせいか照れくさいのか、顔が真っ赤になって恥ずかしい。{美咲…ありがとぉ!}
「いやそんな。あたしこそあ…」チュッ!
「……。」{ありがとうなっ☆}2005-12-07 00:30:00 -
275:
香奈
「……。」{ほな、おやすみ☆}ブロロロロン━。
隆史の車が走り去る音だけが聞こえた。美咲は隆史に「おやすみ」も言えず、車が見えなくなってもその場に立ちつくしてた。
「い、い、今キ…キス…された?」 足元の白線を見つめたまま頬に手をあてた。2005-12-07 00:37:00 -
276:
香奈
頬には隆史の唇の跡が残ってる気がした。その跡がすぐに消えてしまわないように、しっかり手を押さえて家に入った。
「はぁ。顔洗いたくないなぁ。」「しかし…びっくりしたなぁ。」「ってか何でキスしてくれたん?」部屋で紅茶飲みながら独り言…。2005-12-07 00:59:00 -
278:
香奈
妹{姉ちゃん!母さん病院行くからついて来てやって。起きて!}「うぅーんっ。分かったぁー。」独り言を言ってる間に寝てしまってたみたいだ。
起きてすぐに母さんの病院へ。今日は母さんの心臓の検査発表日。忙しくて昨日の事を思い出す暇なんてなかった。
医者{お母さんの心臓ねぇ、前よりかなり悪くなってるんよ。三週間くらい入院してもらわなあかんね。}2005-12-07 01:08:00 -
279:
名無しさん
これからどうなるの??ドキドキ?
2005-12-07 20:26:00 -
280:
名無しさん
????????????????????????
2005-12-07 22:39:00 -
283:
香奈
「にゅ…入院ですか…。」
医者{うん。で、ちょっと言いにくいんやけど…今大部屋どこもいっぱいで個室しかないねん。あと…今までと違う治療していかんとあかんから、かなりお金がいるんやわ。母子家庭やからわりかし安くはなるけど…大丈夫かなぁ?}「…。いくらになるんですか?」そう尋ねると看護婦が医者に電卓を渡し、目の前で電卓を弾いた。2005-12-08 05:50:00 -
284:
名無しさん
ぉぃッ?書ぃてくリ??
2005-12-10 01:04:00 -
285:
????
書いて?
2005-12-10 01:44:00 -
286:
名無しさん
?
2005-12-10 02:46:00 -
287:
名無しさん
???
2005-12-10 03:25:00 -
290:
香奈
医者{だいたいー、これくらいになるんやけどねぇ。}
そこには約六桁の数字が並んでいた。それに驚いていると医者はまた電卓を弾く。
医者{ちなみに退院しても通院はしてもらわなあかんのよ。一回の診察×日数。薬代は母子家庭ので無いとして…これぐらいかな。}さらに額は増していく。2005-12-12 02:16:00 -
291:
香奈
母さん{ほんま?いくらなん?}「三万二千円やで。なっ?全然大丈夫やろ?だから母さんは心配せんでいいから。早よ良くなってくれるだけで嬉しいからさ!」
美咲は母さんに心配かけない為に嘘をついた…。その隣では妹が不安気な顔で美咲を見つめていた。2005-12-12 03:37:00 -
293:
スティッチ
めっちゃ面白い♪
頑張ってなぁ(^−^)
楽しみにしてるからぁ〜(●≧ω≦●)2005-12-12 05:04:00 -
295:
香奈
「じゃあ、また着替えとか持って来るな。ちゃんと寝ときぃや?」妹を連れて病室を出た。
車に乗ってファミレスを探してると、助手席で静かにしていた妹が口を開いた。
{姉ちゃん…うち、産まれて来ぉへんかったら良かったんかな。}「いきなり…どうしたん?」
{うちが産まれてから…母さん心臓悪くなったし、その次父さんおらんくなるし。姉ちゃん一人しんどい思いさしてるやんか?うちだけ何もできひんし足手まといな気して…。}2005-12-13 10:48:00 -
296:
香奈
「そんな気にしなくていいんとちゃう?母さんの心臓は生まれつきやし、父さんは会社のせいやから、あんたのせいと違うよ。手伝いしてくれるだけで十分助かる。」{何を手伝えばいいか分からんもん。}
「家の事とか母さんの事とか。」{そんなん嫌や!うちも仕事して{ありがとう}言われたいっ!}「あんたまだ中二やん。無理。」{学校なんか行かへん。あんなとこ行かへんもん…。}2005-12-13 11:24:00 -
297:
香奈
「学校で何かあったん?」
{別に…。とにかくうち部活も辞めるし学校も行かへんからっ!}「あんたまさか…いじめられてるん?」
{ありえへん。姉ちゃんと一緒にせんとって。}
「ほんならワガママ言わんと行き!中学は絶対出なあかんの。14歳でバイトなんかできひんの!」
{もういいっ!}2005-12-13 11:33:00 -
298:
香奈
それから妹はムッとしたまま何も話さなかった。美咲も、妹のただのワガママだと思って不機嫌になったまま運転した。
外食する気にもならず、コンビニで適当にお弁当を買って家に帰る。食事中も終始無言。テレビの笑い声だけがむなしく響く。2005-12-13 11:40:00 -
299:
香奈
今夜も隆史に会う。今日は梅田で待ち合わせ。早く用意しないと。夕方まで家と病院を往復。落ち着いた頃にはもう夕食時。
「晩ご飯何しよっかなぁ?」
運転しながら献立を考え、近所のスーパーに立ち寄った。
「あ、さなえちゃんと美貴ちゃんや。」
さなえと美貴は妹の同級生で、クラスも部活も一緒。三人仲良しで、よく家にも遊びに来ていた。2005-12-13 11:50:00 -
300:
香奈
「さなえちゃん!美貴ちゃん!」約10メートルくらいの距離から二人の名前を呼んだ。さなえと美貴が振り向く。だが……
プイッ!
さなえと美貴は軽く美咲を睨み、避けるように走って行った。
「…えっ?いつもなら挨拶してくれんのに…何でなん?」2005-12-13 12:08:00 -
301:
香奈
持っていたキャベツが無意識に籠へと転がり落ちる。美咲はすごくショックだったのだ。
「{学校行きたくない}って言うのと…関係あるんかな?」
適当に食料を籠に入れてレジに並ぶ。夕方なだけあって、どこのレジも大行列。仕方なく一番端のレジに並んで待っていた。すると……2005-12-13 12:14:00 -
302:
香奈
{明日あゆみ(妹)来たらどうしたるぅ?}
{明日体育あるやんな?体操服パクッたったらええんちゃん?}
{それよか制服パクッた方がいんちゃう?あいつん家金ないから新しいの買われへんやん。}
{だははっ!そうやなぁ。ってかあいつほんっまキモイわぁ。顔見るだけでキモイし。}
{姉ちゃんソックリやんな!ばぁりぶっさい!ぎゃははっ!}2005-12-13 12:20:00 -
303:
香奈
{あの顔見ると体に虫沸きそうやんなぁ。うちらあんな顔に産まれんで良かったなぁ☆}
{ほんまになっ☆ぎゃははっ!}列の前の方から二人のデカイ喋り声が聞こえてきた。やっぱり妹は…いじめられてたんだ。しかも顔の事で……。
妹の性格に問題があるんなら、いくらでも治してあげられる。だけど…美咲も同じ事を経験してきた身として、すごくショックだった…。2005-12-13 12:30:00 -
304:
香奈
友達からの裏切り、周りの目、鏡に映る自分の顔。全てが恐くて…でもどうにもならなくて、ただ耐えるしかなかったあの日。今でもときどきフラッシュバックのように美咲を襲う。
せめて妹には、美咲みたいにはなってほしくない。トラウマになってしまう前に…逃がしてあげないと。2005-12-13 12:38:00 -
305:
香奈
会計を済ませて二人が帰ったのを確認してから車に乗り、急いで家へ帰った。
{あ!姉ちゃんおかえり!晩ご飯適当に作っといたのに。}
「あゆみ。明日から学校行かなくていいよ。」
{えっ?何なん急に。うち学校行くで?}
「行かんでいいって言ったら行かんでいいのっ!」2005-12-13 12:44:00 -
307:
名無しさん
ぁげ??
2005-12-13 21:31:00 -
308:
名無しさん
楽しみにしてるから書いてね?
2005-12-15 00:44:00 -
310:
???
しおり?
2005-12-15 01:02:00 -
311:
?
続き書いて?
2005-12-15 01:12:00 -
314:
香奈
{でも部活あるし発表会近いから休まれへ…}
「もういいから。我慢しなくていいよ。クラリネットも、みんなが帰ってから顧問の先生に渡しに行き。」{何が我慢なん?意味分からんねんけど。…いただきまぁーす。}「さっきさぁ、マンダイでさなえちゃんと美貴ちゃんに会ってん。」{へぇー‥。}2005-12-15 01:55:00 -
315:
香奈
「声かけたら睨んで逃げてった。レジ並んでるとき聞こえてきてんけど、明日学校来たらあゆみの制服パクるって言うてたよ。普通友達やったらあんな事言わへんよな?どう思う?」
{そんなん冗談に決まってるやん。うちらめっちゃ仲良いしな。}「そうは見えへんねんけどな?」2005-12-15 02:01:00 -
316:
香奈
用事するので更新少し遅れます?
2005-12-15 02:21:00 -
317:
????????????
はいよ?
2005-12-15 02:26:00 -
319:
☆彡
待ってます(^ー^)
2005-12-15 05:42:00 -
320:
スティッチ
楽しみに待ってます♪
2005-12-15 19:10:00 -
321:
名無しさん
あ
2005-12-15 21:21:00 -
324:
香奈
{うん、そう。今日部活休むってさなえと美貴に言ってなかったから怒ってただけやと思うでぇ?}妹は強がって本音を吐こうとしない。痺れをきらした美咲は、覚悟を決めて一番言ってはいけない事を伝えた。
「あゆみ…、あんた…いじめられてるんとちがうの?」2005-12-15 22:46:00 -
325:
香奈
{…へっ?今何て?}
「いじめられてるんとちがうんかって言うたの。だから昼{学校なんか行かへん}って言ったんやろ?あの子らが原因なんちゃうの?なぁ?」
多少強引だが、妹の口から事実を聞きたくて、妹の目をじっと見つめて言った。2005-12-15 23:06:00 -
326:
香奈
貝のように口を硬く閉じたままの妹。時間だけが過ぎていく。
{…そうやで?いじめられてるよ?ブサイクやから見ててむかつくねんて。うちもこの顔嫌いやけど、昔母さんがうちらに{人間は顔じゃない。心や。}って言うてたから気にせえへんようにしてきてんけど、中学入ったらみんなオシャレしだして…。可愛い子は性格とか関係なしにチヤホヤされてる状態やねんかぁ。今ノートも教科書も上履きも全部めちゃくちゃにされてるよ。クラリネットも…。}2005-12-15 23:18:00 -
327:
☆彡
切ナィ(*´〜`*)。o○
頑張って!!!2005-12-16 04:43:00 -
328:
名無しさん
みてるよ!だんだんおもしろくなってきたのだぁ!続き待ってます!
2005-12-16 08:42:00 -
330:
?
書いて???
めちゃおもろい??
ドン?主さんにひかれていく??2005-12-17 01:55:00 -
332:
香奈
「でもそのせいで、みんなから養護って言われて余計いじめられたなぁ。めっちゃ悲しかったよ。」{うちそんなん知らんかった。}「うん。言われへんかったからね。あゆみにはあたしみたいな思いしてほしくないねん。あたしはもうトラウマなってしまってん。あゆみにも同じトラウマ抱えてほしくないから、今のうちに辞めときって言うた。分かる?」
2005-12-17 03:44:00 -
333:
名無しさん
http://choco2.jp/i.php?id=admj
2005-12-17 03:47:00 -
334:
香奈
{う…ん。まだあんま実感みたいなんないけど…、分かった。明日の夕方顧問の先生にクラリネット返して来るね。}
小さい目を見開いて真剣に美咲の話を聞いていた妹が、やっと{分かった}と言ってくれた。妹が作ってくれた炒飯もすっかり冷めていたので、レンジで温めようとテーブルに手をついて立とうとした。そのとき2005-12-17 08:50:00 -
335:
スティッチ
気になる…
早く続き読みたいっ♪2005-12-17 11:25:00 -
336:
???
いいとこやのに?
2005-12-17 12:25:00 -
338:
?まぁな?
はょかぁぃてぇッ??続きめっェちゃッ気になるッ??
2005-12-18 22:05:00 -
339:
香奈の連れです☆
香奈に頼まれて書き込みました???
香奈の小説読んでくれてるみなさん?ぃっもぁりがとぅ???
小説更新したぃんですけど、香奈右手骨折して携帯ぃじれなぃ状態なんで更新できなぃんです???
香奈の手が回復するまで、ぁたしが代ゎりに書きます???
書き方とか表現の仕方とか変ゎると思ぃます???
もしそれでもぃぃのなら、読んでゃってくださぃ???2005-12-19 09:34:00 -
340:
ぁゆ
全然良ぃょ??
頑張って下さぃ?2005-12-19 09:58:00 -
341:
?
ぁたしも全然?
2005-12-19 10:56:00 -
342:
香奈
スティッチさん????さん?名無しさん??まぁな?さん?ぁゆさん??さん?書き込みぁりがとぉ???
名前はとりぁぇず香奈のままで書きます???2005-12-19 23:10:00 -
343:
香奈
{あっ…あの…、ありがとう。}「んっ?」
{もぉーっ。何でもないわっ!}妹が頬を膨らませてすねた。
━ちゃんと聞こえてたよ。あゆみのありがとうって言葉聞けて良かった。あたしこそありがとう。━2005-12-19 23:23:00 -
344:
香奈
♪チャララララーン♪
さくらんぼの着メロが美咲の鞄の中で鳴り響いた。隆史からだ!
「はい!もしもし?」
{あー美咲ぃ?ごめんやねんけど今日無理なってもたわぁ。んまごめん!また連絡するわなぁー。}「えっ?あのっ!…切れたぁ。」2005-12-19 23:28:00 -
345:
香奈
{へっへっ。今の彼氏かぁー?}「ちっ…ちがうよ!そんなんじゃなくてその…。社長!うん。新しい仕事場の社長さんやでっ。」
{ふぅーん。えらい若い社長ですこと♪うち、お風呂入るわな。}ニヤニヤ笑ってお風呂場に向かう妹に美咲は膨れっ面。すぐ膨れっ面になる所なんかを見ると、やっぱり姉妹なんだなぁと思わされる。2005-12-20 22:17:00 -
346:
名無しさん
??????????????????????????????????
2005-12-20 22:47:00 -
347:
香奈
━隆史、急にどうしたんかな…?明日は…いけるんかな?連絡したいけど忙しそうやし……。あっ!あゆみのクラリネット…どうなってるんやろ?━
ふと妹の{クラリネットも全部めちゃくちゃにされてる。}という言葉を思い出し、そっと妹の部屋へ。2005-12-20 23:30:00 -
348:
香奈
名無しさん??ぃっぱぃぁりがとぉ???
2005-12-20 23:31:00 -
349:
香奈
「お邪魔しますぅ…。」
ふすまを開けると、机の近くに通学鞄とクラリネットのケースがお行儀よく並んでいるのがすぐ目に入った。きれいに片付いた部屋に足を踏み入れてケースを掴んだ。そっと机の上に乗せてゆっくりとふたを開ける…。
そこには…とても痛々しい姿をしたクラリネットのパーツが、とても悲しそうに横たわっていた。2005-12-20 23:39:00 -
351:
???
????????????
2005-12-21 02:05:00 -
352:
香奈
名無しさん????さん?ぁりがとぉ???
2005-12-21 21:56:00 -
353:
香奈
それらを手に取り一つずつ組み立てる。一つ一つが繋がっていく程に傷が目立っていく。そのクラリネットは苦しそうにもがいているように見えた。だけど、それでも妹に吹かれるのを待っているようにも見えて…何とも言えない感情が美咲を襲った。
気付くと美咲は、そのクラリネットを組み立てて口にくわえていた。
「プーッ。ピビィーッ。プワァーンッ。」
壊れているせいで音が出にくい。その音を聞いてると、とても悲しくなる。2005-12-21 21:58:00 -
354:
香奈
{姉ちゃーん。お湯熱めにしといたから早く入りやぁ。…あれっ?姉ちゃん?どこ行ったんやろ?}━やばいっ!━
慌ててクラリネットを元に戻し、自分の部屋に入って「分かったぁー。」と返事をした。
「あんな状態じゃ…返されへんよね?やっぱり…弁償しないとあかんかな?あかんよね…。はぁ…。お金、どうしよう。」2005-12-22 00:38:00 -
355:
香奈
熱めの湯槽に浸かりながらいろんな事を考える。どれもお金が絡む深刻な悩み。今すぐお金が必要。自分で稼ぐお金だけが必要。だけど隆史は待てと言う。どうしたらいいのか分からない。
他のお店に行く事も考えた。でも隆史を裏切るような事はできない。隆史、お金、家族。三つの問題が美咲の頭の中で回転する。2005-12-22 00:45:00 -
356:
香奈
{もしもーし。隆史君でぇす。}「もしもしっ!電話出れなくてごめん!お風呂入ってて…。」
{そぉなん?ほな風呂上がりの美咲見せてくれんねやんなぁー?}「えっ?だって今…用事してるんじゃないの?」
{大至急この前送った所集合!}「えっ?あのっ!今から?」
{うん。五分しか待たんからな。ほな五分後☆―ブチッ!}2005-12-22 01:19:00 -
357:
☆彡
ケガの回復は順調ですか???(*о*)???
頑張って下さいネッ♪2005-12-22 05:04:00 -
358:
香奈
☆彡さん?香奈の事心配してくれてぁりがとぉ???
今日ぉ見舞ぃ行ったら「レスぁった?」って言ってました???かなり気になってるみたぃ???
まだギブスしたてで「痛い?かゅぃ?こそばぃ?」って言ってたょ???2005-12-23 00:47:00 -
359:
香奈
妹に髪を乾かしてもらいながら急いで化粧水を付けグレーのスエットに着替えると、携帯と財布を握り締めて外へ出た。
まだほてった体に涼しい風が心地よく感じる。住宅街の角を曲がると待ち合わせ場所。隆史は本当にいるのだろうか…。2005-12-23 00:54:00 -
360:
香奈
「仕方ないよね…。あたしが悪いんやもん。隆史、わざわざごめんね…。さてと…あゆみにジュースでも買ってったるかなっ。」
美咲は大きく深呼吸して、近くのコンビニへと歩いた。
{みーさーきぃっ☆}「……。」{おいっ!美咲!美咲ってぇ!}━何か…、呼ばれてるっぽい?━2005-12-23 01:11:00 -
361:
香奈
{美咲っ!後ろ後ろっ!おい!}誰かに呼ばれて振り返ってみる。すると…そこには隆史の車。そこからヒョッコリと顔を出す隆史の姿。 走って車に駆け寄ると、助手席のドアを開けてくれた。
{おぉっ!シャンプーの匂いやぁ☆}「お風呂上がりやから…。遅れてごめんね。あっ!そういえば用事は?もう落ち着いたん?」
{途中で抜けてきた。はい。今日の日当な。まぁ、これ渡しに来たついでに喋ろかな?思ってな。}2005-12-23 01:22:00 -
362:
香奈
「あ…ありがとう。」
隆史の言葉がすごくうれしくて、少し涙ぐんだ。豆粒みたいに小さな目が涙を含んでキラキラ輝く。
{今日は少しだけ仕事の話しに来てんか。風俗で働く場合サービスの仕方覚えるために【講習】ってゆうのがあんねん。実際に裸なって体で覚えてもらうねんな?}
「…う、うん。」
{普通は講習は店長とかがするんやけど…兄貴しばらく東京行くから間に合わんねん。ボーイは信用できひんしな。どうする?}2005-12-23 01:40:00 -
363:
香奈
「隆史も…講習とか…するの?」{…えっ?あ、まぁ…昔はしてたけどなぁ。}
「あっ…あのっ!あたし…っ。」恥ずかしくて言葉が出ない。
{えーっと…つまり俺って事?}「う、うん。そう…ゆうこと。」{うーん。分かった。んなら明日から出勤してみるか?}
「明日から?まだ心の準備が…」{じゃあ今からする?}2005-12-23 01:53:00 -
364:
香奈
「なっ!何言ってんのよ…っ。」隆史の思いもよらぬ発言に驚いて、尚更挙動不振になる美咲。
{ヒャヒャヒャ!嘘やしぃ☆いくら欲求不満でもそこまでしませんから!まぁ、いつでもいいから。明日また連絡してや。}
「そっ…そうやんね。明日連絡するよ。今日もこんな遠くまでわざわざ来てくれて…ありがとう。」━嘘やんな。隆史はそんなんする人じゃないし。あたし何期待してるんやろ。あほみたいやな。━
心の中でため息をつくと、隆史に作り笑顔を見せてドアに手をかけた。2005-12-23 02:06:00 -
365:
名無しさん
http://photo.awalker.jp/yume/
2005-12-23 04:36:00 -
366:
☆彡
ギブスは辛ぃですょね(T-T)↓↓↓早くギブス取れるとイィですね(○′3`)
話し毎回楽しく読ませてもらってます♪頑張ってくださぃナッ(´∀`)2005-12-23 04:45:00 -
367:
ゆかな
しおリヾ(?´∀`?)ノ゙
2005-12-25 13:50:00 -
368:
???
しおり?
2005-12-25 13:59:00 -
369:
名無しさん
は?まだ更新されてないん
2005-12-25 23:11:00 -
370:
?
がんばって???
2005-12-26 03:22:00 -
371:
☆彡
頑張ってage↑
2005-12-26 04:17:00 -
372:
名無しさん
もぅ書くのやめたん?
2005-12-27 09:36:00 -
374:
名無しさん
????????????????????????
2005-12-27 12:21:00 -
375:
香奈
次の日、あたしは昨日の隆史の言葉を思い出した。
『講習かあー…。』
過去に経験は一度してみたものの、凄い恐かった。それをこれから仕事で知らない人ばかり相手するのだから。本番はしないとはゆえ裸になるのだけで抵抗があるのだから…。
今更になって不安がよぎる。
【あたしは風俗なんかで働けるのだろうか。お金の為に脱げるのだろうか…。】
2005-12-29 03:51:00 -
376:
香奈
あたしの心の中で隆史の顔がよぎる…。
【隆史はあたしが人前で、裸になっても平気なのかな。】
けど隆史からしたらあたしは従業員の一人にすぎない…辛い…
夜、隆史に電話をした。2005-12-29 03:56:00 -
377:
名無しさん
????????????????????????
2005-12-29 04:44:00 -
378:
( ̄〜 ̄)ξ
読みにくい
2005-12-29 15:03:00 -
380:
?めめ?
?しおり?
頑張って?2005-12-29 18:15:00 -
381:
名無しさん
略よみにくい
2006-01-01 17:51:00 -
382:
?まぁな?
かくんゃめたぁん???
2006-01-05 10:31:00 -
383:
名無しさん
あげ
2006-01-18 02:50:00 -
385:
名無しさん
書LIてえ??
2006-01-23 03:46:00 -
391:
ま
今一気に読みました!!!
腕は大丈夫ですか?!?
続き楽しみにしてるので、
頑張って完結させてください!!!☆★2006-01-23 22:04:00 -
392:
まあ
読みたLI??
書LIて下さLI?2006-01-24 05:13:00 -
393:
名無しさん
ありえん 楽しみにしてたのに。途中でやめるなら最初からかかんといてほしい!
2006-01-24 16:05:00 -
394:
みン
早く書LIてえ-☆楽しみにしてるからああ??
107さン
そンな言LI方なLIと思LIます?
主さンもなンかあったのかもしれなLIし?2006-01-25 05:49:00 -
395:
名無しさん
あ
2006-03-21 00:11:00 -
396:
名無しさん
407性格わるそっ
2006-03-21 01:56:00 -
400:
名無しさん
書いてチョ?
2006-03-22 15:03:00 -
401:
名無しさん
?
2006-05-16 18:01:00 -
403:
名無しさん
もうかかないん???
2006-06-02 00:26:00 -
404:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
みなさん?半年も放置しててごめんなさい?
2006-06-02 02:27:00 -
405:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
やっと骨折完治しました?友達曰く>>328くらいから書いてないみたいなんで、そこから更新していきます?
ご迷惑おかけして本当にすみませんでした?2006-06-02 02:29:00 -
409:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
{香奈っ!}「はい?」
{悩みあるんやったらいつでも言えよ。俺には気ぃ使わんでえぇからなっ。どんなささいな事でもかまへん。何でも言ぅて来いな☆}
「…あ、ありがとう。。」2006-06-02 02:41:00 -
410:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
{俺もホンマ変わりモンでなぁ。美咲みたいな奴見てたら放っとかれへんねんかぁ。美人には興味ないし!笑。俺みたいな変わりモンがおって良かったやろ?}
「それって…からかってます?」
{まぁなっ☆ほな俺そろそろ戻るわ。風呂上がりやし湯冷めして風邪引くなよ!あっ!あとお前ちゃんとムダ毛処理しろよ!ヒゲ生えてんぞ!}
「あっ!…もぅ!そんなん大きい声で言わんといてよ!」{ヒャヒャ!}
美咲が車からゆっくり出ると、クラクションを一回鳴らして走って行った。2006-06-02 02:50:00 -
411:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
昨日と全く同じ場所に立って隆史の車を見送ると、美咲はヒゲを気にして急いでコンビニに走った。もちろんカミソリを買いに…。
コンビニ袋片手に、白線の上をご機嫌に歩く。さっき隆史が言った{放っとけない}{美人には興味ない}という言葉が嬉しくて、思い出してはニヤけての繰り返し。そんなとき、ふと空を見上げた。
「あ…。星がいっぱいや。綺麗やなぁー。」2006-06-02 03:19:00 -
412:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
夜空に星なんて当たり前やけど、普段下ばっかり見て歩いてる美咲にはとても新鮮で綺麗に見えた。
「明日頑張れそう!星さん、あたし勇気出たよ。ありがとう!」
星にまでお礼を言うメルヘン美咲。家に帰ると親のパックを盗んで顔に貼り、そのまま眠りについた。(はがさずにそのまま寝て朝はがす物やと思ってた?)2006-06-02 03:26:00 -
414:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
名無しさん?アンカーレスありがとう?
2006-06-03 00:57:00 -
415:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
{姉ちゃん!起きてっ!あーこ姉来てるでっ!早よ起きやっ!}
「んぁ?あーこ?……!あーこ!?いぃよいぃよ家上がってもらってっ!あーこに汚い家やけどごめんって伝えてな。」
{あーこ姉どぉぞ★姉ちゃんが「汚い家でごめん」やってー。ほんまに汚くてごめんなさい!}
{お邪魔しまぁー★あゆみコレ手土産じゃ!ってか今日は大事な話するからあゆみはしばし待機なぁ。ごめんやでぇー。}
藍子はいつも予告なしにやって来る子で、今日も仕事が休みで暇だからと言って遊びに来た。妹とも仲良くしてくれるから、妹は藍子を慕っていた。妹の目標はズバリ藍子!笑。2006-06-03 01:36:00 -
416:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
妹は頬を膨らまして頷くと自分の部屋へ入って行った。
{ミッキーおはっ★……!あんたその顔何!?もしかしてパックしたまま寝たん!?あーぁ…。顔カピカピやん。}
「えっ?パックって朝はがす物じゃないの?…ほんまやぁ。。今日仕事やのに…。」
{美容の天才藍子様の前でやらかしてくれるとは…。はぁ。。しゃぁない。すぐ顔洗ってメイク道具出せぃ!藍子様がベッピンにしたろやないかいぃ!話はそれからや!}
2006-06-03 02:04:00 -
417:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
強制的に顔を洗わされ、藍子にメイクされながら藍子のメイクテクをじっと観察してた。ファンデーションを塗り終え睫毛に取りかかる頃、藍子が作業しながら口を開いた。
{ママ…入院したんやろ?この前うちのオカンが言ぅてたわぁ。(藍子のママは看護婦さん。)オカンが担当してる科じゃないけど、入院病棟行ったらママの名前あったから心配して主治医に聞いたんやて。心臓…かなり悪いみたいやなぁ。}
「そうやねん。また急に悪くなりだしてさぁ。でも三週間で退院できるって言ってたし薬の種類変わるけど飲んだらマシになると思うし。たぶん大した事ないよぉ。」
{そう…かなぁ。…そぉやんなっ★ママ生命力ありそうやし大丈夫やわぁ!それにミッキーとあゆみが嫁行くまで死なれたら困るってなぁ!今から病院行くやろ?どうせ今日暇やし藍子も行くわぁ。久しぶりにママの顔見たいっ!}2006-06-03 02:29:00 -
418:
名無しさん
待ってるから書いてね?
2006-06-04 02:15:00 -
419:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
{はいメイク完了っ★髪も完璧や!あーしまた腕上げたやろ?先輩直伝の裏テクやからなぁ♪あぁ…あーし天才…(ホレボレ)。ミッキーは目が小さいからこのテクは重要やで!あと、このピンクのアイシャドーはあゆみ向けやなっ!ミッキーにはカーキとブラウンがえぇわ。髪は丸顔カバーするためにトップにボリューム出したでぇ。これやったらアイロンして逆毛するだけやから簡単やしミッキーにもできるわぁ。}
「…すごぉい!あーこほんまにすごいっ!芸能人の専属メイクさんになれるよ!」
{はいっ!「当たり前ぇーっ★」}{「……。ははっ★」}2006-06-04 02:20:00 -
421:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
{この会話懐かしいなぁー。}
「ほんまやねぇ。あーこに会うの久しぶりやからかなぁ。何かめっちゃ嬉しくなる。」
{あーしもっ★…あっ!そろそろ行かな駐車場混むで。あゆみかまってあげられんかったし今頃部屋ですねてるやろうから、夕方カラオケでも連れてったるわぁ★まぁ、あゆみもミッキーには言えん悩みとかあるやろうしなぁ。そこらへんはあーこ姉に任してっ♪}
2006-06-04 02:35:00 -
422:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
そんな感じで、頬を膨らませっぱなしの妹を置いて病院へと向かった。
本当は連れて行きたい所やけど、妹が学校へ行ってないのがバレたら母さん余計に心配するから…。家から病院まで少し距離があるから、妹は夕方に藍子が連れて行ってくれる事になった。
主治医の先生・担当の看護婦さんと話をしてから病室に向かい、母さんが寝てるベットのカーテンを開けた。
母さんは呑気にみかんゼリー食べてテレビを見てた。美咲と藍子を見つけた瞬間ゼリーを必死に隠す所なんかを見ると元気そうで少し安心した。2006-06-04 02:50:00 -
423:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
母さんと藍子が会話に華咲かせている中、美咲は隆史にメールを送った。
【おはよう?今日6時くらいにミナミ行けるよ?隆史の方は予定大丈夫?時間あるときにでも連絡してな?】
……チャララララーン♪
送信して5分前後。部屋中にさくらんぼがなり響き焦って携帯を確認すると、メールではなく隆史からの電話だった。。メール面倒臭いんかな?と思いながら病棟のベランダに出て恐る恐る通話ボタンを押す。2006-06-04 03:06:00 -
424:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
「はっ、はいぃ!もしもしっ!」
{おはようさぁん★何やぁめっちゃ起きてるやん。寝起きの色っぽい声聞きたかったのにぃー。しかも何でそんなキョドッてんねん。笑}
「いやいや…。。い、今病院やから…。母さん昨日から入院しててお見舞い。」
{あー…。まじかぁ。どっか悪いん?いつまで入院すんの?てか今日やねんけど無理やわぁ。ホテの面接しなあかんから。}
2006-06-04 03:14:00 -
425:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
「そうなんやぁ。…まぁ、仕方ないよ。面接頑張って…ね。」
{うん。ほなまた。…プーップーッ。。}
「…また切れたぁ。」
携帯を折りたたんでベンチに座り途方に暮れる。 今日無理かぁ…。はぁ。。あたしいつになったら働けるんかな…。
綺麗にお化粧してもらったし髪も可愛くしてもらったのに。美化した自分を見てすぐに「隆史に見せよう!」と思ってワクワクしたのに…。━こんな気持ちになったの、初めてなのに……。━2006-06-04 03:34:00 -
426:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
考えれば考える程悲しくなって、携帯を見るのさえ嫌になる。何も考えなくていい様に、ベランダから見える曇ばっかりの空を眺めていた。
{ミッキー!ママ外の風浴びたいねんてぇー★車椅子どこにあるか知らん?…ありゃ。ミッキー?おぉーいミッキー!どこやぁーっ?}
「…!ごめんごめんっ★今持って行くなぁーっ!」
そうやんな。今は自分の事なんか考えてる暇ないわ。あーこにあたしの変わりやらしたらあかんやん!今は自分の事よりやらなあかん事がたくさんあるやん…。母さんに元気になってもらって、妹を支えていくのが先!こんなささいな事でクヨクヨしていられないんだ!2006-06-04 03:47:00 -
429:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
病室まで車椅子を運んでいるときに、ようやく現実を見直して無理矢理気持ちを切り替えた。 ベランダで風を浴びながらたくさん話をして誰かが冗談言っては笑ったりしてたけど、やっぱりさっきの電話が頭から抜けなくて、結局面会時間が終わるまで素直に笑えなかった。
{ママ案外元気そうで良かったやん★相変わらずママえぇキャラしてるわぁー。まぁオカンのプラベには負けるけどなっ!笑。}
「そう?…あははは…っ。。」
{ミッキー何かあったんやろ。。今すぐ言ぅて!さっきの電話から何かおかしいやん。誰に何言われた!?}2006-06-04 13:02:00 -
431:
名無しさん
??
2006-06-04 19:40:00 -
432:
???
しおり?
2006-06-04 20:36:00 -
433:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
445さん?上げてくれてありがとぉ?446の???さん?しおり付けてくれてありがとう?今から書きます?
2006-06-05 00:24:00 -
434:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
ちょうど信号で止まったときに一瞬藍子を見ると、藍子は険しい顔をして美咲を見つめていた。
「えっと…、さっきの電話新しい職場の社長からで{今日は無理です}って言われたからヘコんでるだけやでぇ。母さん入院したしあゆみの学費やらですぐにお金必要やからどうしようか悩んじゃってさ…。それだけっ!たぶん明日はいけるよ★」
{そう…。もしかしてミッキー夜の仕事するつもりちゃうやろなぁ。。絶対やめときやっ!}
うっ…。あーこ鋭いなぁ…。。「はははっ…。うーんと…」
{まぁ…、あーし風俗してるから全然説得力ないねんけどさぁーっ★だははっ!…はぁ…。。初めて地元の連れに言うてもたぁ…。}2006-06-05 00:39:00 -
435:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
{……。}「あたしも…、これから風俗で働くねん…。マイナスを±0に戻す為…。もう決めた事やねん。だからあーこが風俗してても反対しない。っていうか反対できひんよねっ。仕事の事で何かあったらあたしに言って。同じ仕事同士で話しやすいと思う。それで藍子が楽になれたらいいなぁ。」
{で、でも…。…っ。分かった。けど1つだけ言わして。{あーしみたいに、絶対ハマったらあかんで}。}
「うんっ!大丈夫っ。」
2006-06-05 01:32:00 -
436:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
周りから見たらこんな会話おかしいよね。友達なのにお互いに風俗辞めさせないんやから…。普通なら殴ってでも辞めさせるのが当たり前。間違ってる事くらい分かってる。
慰めてる訳でも勧めてる訳でもなくて…。何て説明したらいいか分からないけど、最後にはお互いちゃんと辞められるって信じてるから。2006-06-05 01:40:00 -
437:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
「よしっ!あーこお腹空いてない?昨日キャベツ買ったし、家でお好み焼きしよっかぁ★残りの材料買いに行こっ!」
{おうっ★チーズは絶対いるでっ!忘れんとってや!}
「えっ!?お好み焼きにチーズなんか入れんの!?それっておいしいん?ピザみたいにチーズ伸びるやん?」
{それが美味いんやないかい!まぁいっぺん食うてから意見してちょうだいっ★}2006-06-05 01:49:00 -
438:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
藍子と妹と久しぶりに食べる食事。妹はここぞとばかりに朝チャージしていたネタを全て藍子にぶちまける。ヘラでお好み焼きをひっくり返しながら、美咲は姉妹が一人増えた様な感じがしてすごく嬉しかった。藍子と妹のおかげでさっきの電話の事考えなかったし。。
3人ともたらふく食べて美咲が洗い物をしていたそのときだった…。
チャララララーン♪ 妹{姉ちゃん!隆史って人から電話やでぇー。またデートやろぉ!早よ出な昨日みたいに切れるでぇぇー。}
「いらん事言わんでいいのっ!」隆史どうしたんやろ?2006-06-05 01:58:00 -
439:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
急いで携帯を手に取り、藍子に一言言ってから自分の部屋へと駆け上がった。。水滴がいっぱい付いた手をジャージで拭き、震える手を押さえながら電話に出る。
「は、はい。もしもし…。」
{遅いっ!遅いぞぉ!あと2コールして出んかったらメモリー消すとこやったわぁー。}
「ごめんね。洗い物してたから遅くなっちゃって…。どうしたん?そろそろ面接の時間じゃないの?」
{あぁ。あれ嘘やでっ★} …は、はぁぁ!?2006-06-05 02:11:00 -
440:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
「えっ!?はぁっ?嘘って…?じゃあ面接ないの?」
{山田花子ソッックリの太田美咲様。ヒゲは剃られましたでしょうか?笑。…わたくしホーケイ・ネラギブソンがお迎えに上がりました。大至急昨日の場所【コヤンキー・ロード】へおいでくださいませ。制限時間は10分です。それではではっ★ばいにゃん♪}
「ちょっ、ちょっと!…また切れたぁ!もぉっ。人の気も知らんと…照。あーこぉーっ!もっかいお化粧やってぇーっ★一生のお願いやぁ!生きるか死ぬかの大ピンチやぁぁーっ!」
2006-06-05 02:22:00 -
441:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
妹{姉ちゃん絶対今からデート行くねんでぇ。何か最近おかしいもんなぁー。}
藍子{まじぃ!?ミッキーにも恋の季節到来かぁ!よっしゃ!俺様やったるでぇぇ★今行くから待ってなさいシンデェーレラっ!!笑。}
そうして白芋虫美咲は良い魔女藍子様によってふんわり癒し系(7割りロリ仕様)に変身し、汗ダクになって住宅街を走った。(もちろんヒゲも剃った!笑。)
2006-06-05 02:32:00 -
442:
名無しさん
????????????????????????
2006-06-05 02:44:00 -
443:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
458さん??いっぱいありがとぅ?
さっきから書き込み中に電波が飛んで、書き込んでは消えての繰り返しなので、しばらく様子見てから更新します。そのまま寝てしまうかもしれないので、ヤバイときはまた書き込みしに来ます。ごめんなさい?2006-06-05 02:48:00 -
444:
名無しさん
頑張っτくださL1?更新楽?みに?τます??
2006-06-05 02:54:00 -
445:
?ュナ?
最近これみるのが日課になってまーす??頑張ってください???
2006-06-05 03:10:00 -
446:
名無しさん
・゚・(>_
2006-06-06 17:49:00 -
448:
名無しさん
こうしんゎあ??
2006-06-08 02:08:00 -
449:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
>>464さん?
更新遅くなってすみません?仕事から帰ったら部屋が恐ろしく汚かったので掃除してお風呂入ってました?ようやく落ち着いたので更新します?2006-06-08 02:35:00 -
450:
香奈 ◆TJ9qoWuqvA
「ゼェゼェ…。コンコンッ!(車のドア叩く音。)おっ、お待たせっ★」
めいっぱい走った甲斐あって今回は間に合った。隆史が中から助手を開けてくれて、1千万ドルの笑顔でご挨拶。 隆史気付くかな?{可愛い}って言ってくれるんかなぁ?
{お前…。}「ん?どうしたん?」
{デコと鼻の下汗滲みすぎなっ。}…チーン。
2006-06-08 02:52:00