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☆厄介物語☆
-
1:
涼
覚えてくれてる方、いるかな??恋愛ジャンキーの涼です♪
第二作目、今日からスタートします。
前回に比べたらだいぶ短くなると思うけど(^^;
また(・o・)ヨ(・д・)ロ(・ェ・)シ(・ε・)クです。
2005-05-22 01:22:00 -
2:
涼
ブーっブーっ・・。ずっと寝てなくて恵理と一休みしようと昼間に漫画喫茶に入ったとたんに携帯が震えだした。みんな夜働いているのに、こんな時間に電話なんて誰??
そこにはびっくりする名前が。《てっちゃん》。二ヶ月ほど前から行方不明になってたあたしの口座だった。
『どしたん!?ってか久しぶりすぎやし!!』『久しぶりやなぁ元気やった??』
いやいや、何普通に話してるんですか・・・。
あたしは、男前名てっちゃんに、冗談でよく好きだ何だといっていた。
『お前二ヶ月前と気持ち変わってない?』
・・・・は??2005-05-22 01:23:00 -
3:
涼
略
『お前二ヶ月前と気持ち変わってない?』
・・・・は??
2005-05-22 01:25:00 -
4:
涼
かっこいいやら、好きやらいったことはあるけど、本気じゃなかったし、大体あたしには彼氏がいた。
『キャッチしたときからいいなって思ってて…俺、店に呼んだりとかする気なかってんけどお前俺に会ったら、店行きたいばっかり言うし俺のことホストとしてしか見てないんかなって思ってて言われへんかってんけど…付き合ってもいいで?』
いいで?って言われても( ̄Д ̄;; もうとっくに冷めたし、そもそも付き合いたいほどまで好きじゃなかったし…2005-05-22 01:27:00 -
5:
涼
『お前が店の人間と連絡とってないんやったら俺ら付き合えるねんで。』
勘違い激しいなこいつ・・・久しぶりに喋ったてっちゃんの第一印象はそれだった。2005-05-22 01:28:00 -
6:
涼
確かに顔は男前だけどろくに喋ったこともなくて中身なんか知らないに等しかった。しかも、あたしが自分のことを好きだと思い込んでる喋り方にびっくりした。
とりあえず、次の日遊ぶことになった。
夜中に会うことになったのに、遅れるからと朝7時まで待たされ、挙句にはそれにも遅れて結局待ち合わせ場所にてっちゃんが来たのは10時だった。ぶらぶらして、夕方まで遊んだ。2005-05-22 01:29:00 -
7:
涼
店を飛んでから土方をしていると言っていた。あってない二ヶ月間のことを話したり、映画を見に行ったり、寝てないあたしにはちょっときつかったけどそれなりに楽しかった。
中身には問題ありっぽいが、顔は文句なしに男前。その日、引越しだったあたしは、夕方に帰って、友達の車で荷物を運んでもらった。2005-05-22 01:30:00 -
8:
涼
荷物とは言っても言うほどないので片付けも済み、ほとんど寝てなかったあたしはすぐに寝てしまった。
起きたら昼過ぎ。しまった寝すぎた…と朦朧とする意識の中でタバコに火をつけ携帯チェック。《不在着信:8件》・・・は?
見るとすべててっちゃんからだった。かけすぎやし…と思いながらかけなおした。2005-05-22 01:31:00 -
9:
涼
『あんな、お前が嫌やったらいいねんけど、俺今友達んとこ住んでて肩身狭いから転がり込んでいい?』
そんな言い方をされては、断りにくい。一人でいるのは好きじゃないし、まぁいいかなと思ってOKした。
次の日の朝、てっちゃんはやってきた。それも朝6時に。非常識極まりない…(-_-)
2005-05-22 01:32:00 -
10:
涼
とりあえず仕事後だったあたしは、寝た。てっちゃんはテレビを見ていた。
目を覚ますともう真っ暗。てっちゃんの姿はない。ふと見るとテーブルに書置き。
『ちょっと用事で出かけるから、また帰ってくるから。今お金ないから借りていくで』
財布を見ると空; ̄ロ ̄)!!・・・・・・おいおい
あわてて電話をかけると、『ツレに借りてた分をどうしても今日返してって言われたから…』
人に借りた金を人から借りて返すなよ…と呆れた。2005-05-22 01:32:00 -
11:
涼
略
人に借りた金を人から借りて返すなよ…と呆れた。
2005-05-22 01:34:00 -
12:
涼
恵理は同じマンションに住んでいた。あたしが家にいるときは基本的に鍵は開けっ放しというなんとも無用心な状態だったが入ってくるのは恵理か、てっちゃんくらいだった。
『涼〜?寝てんの?』恵理の声で目が覚めた。
『んぁ…今起きた。。。』『どうなったん、あの口座の子っ』『あぁ、さっきまでウチにおったよ。涼の財布から札全部持っていったけど』『はぁ(ノ゜?゜)ノ!?』2005-05-22 01:35:00 -
13:
涼
恵理に書置きを見せた。札全部とは言っても何千円しか入っていなかったがおかげで所持金は1000円以下だ。
『ありえへんなぁ。。。このまま逃げられたりするんちゃうの?』
あたしは、部屋の隅に置かれたてっちゃんの荷物を指差し『大丈夫やと思うで』と答えた2005-05-22 01:36:00 -
14:
あい
見てますよ?
2005-05-22 01:36:00 -
15:
涼
夕方ごろ、てっちゃんから朝方帰る、と電話があった。帰るってあんた。自分の家気取りですかΣ( ̄□ ̄;)!
そして予告どおり朝になると帰ってきた。しかもまた、6時ごろに。あたしは一回寝たら起きないのだが、帰ってくるんだなと思っているとどうも深い眠りにつけない。微妙な睡眠不足になりそうだ。2005-05-22 01:37:00 -
16:
涼
『あんな、一生のお願いがあんねん』
この、《一生のお願い》ってやつは誰が使うときでも、ろくな内容じゃないことが多い。案の定今回もそうだった。
『お金貸してほしいねん』やっぱり…(-_-)『いくら?』と答えた自分が情けないが…答えは2万だった。しかもスロットの軍資金(≡д≡)
土方の給料が入ったら返す、と言っていたので、渋々貸した。2005-05-22 01:38:00 -
17:
涼
その日、仕事から帰ると朝の4時だというのにてっちゃんはまだ起きていた。『先に寝るんは悪いと思って…』いや、起きてられた方がなんか罪悪感感じるんですけど…(゜_゜i)
お風呂に入って、二人で寝た。目を覚ますとまた、てっちゃんは居なかった。
夕方に電話がかかってきて『何時に終わるの?早く帰って来てな』といわれたので、じゃぁ1時に帰るよと答えた。2005-05-22 01:39:00 -
18:
涼
仕事はきりよく1時前には終わり、店の女の子と喋っていた。ふと携帯を見ると1時2分。と思った瞬間にてっちゃんから電話がかかってきた。
『1時に帰ってくるって言ってたけど、もう1時過ぎたで?何時に帰ってくるん?』
(゜Д゜) ハア??束縛…涼が一番されたくないことだ。しかも、彼氏ならまだしも彼氏じゃない奴に。2005-05-22 01:40:00 -
19:
削除削除されますた
あぼ~ん -
20:
涼
とりあえずすぐに帰った。なんだかんだ言ってもあたしは甘いようだ。帰ると、てっちゃんはすごくうれしそうな顔であたしを迎えてくれた。
『あんな、おかんにお前の携帯番号言ったからかかってきたら出てな』
えっΣ( ̄Д ̄;)
『何でおばちゃんに言ったん?』『いやアンタ最近どうしてんのって言うから付き合ってる女んち住んでるって言ったから…そしたら番号言えって。』2005-05-22 01:41:00 -
21:
涼
マザコンですか?!(・◇・;)ってか付き合ってないから(-_-)勝手に話を膨らまされた。というか、てっちゃんの中では付き合ってるつもりなんだろうな…なんでそう自信過剰なんだろう…
2005-05-22 01:42:00 -
22:
涼
自信過剰というか、てっちゃんはナルシストだった。ちょうど、テーブルを置いてる位置から全身鏡が見えるのだが、彼は寝てるとき以外は、常に視線は鏡だった。あたしと話していても、視線はそのまま。
男前なのは認めるけどそこまでナルシストだとちょっとキモイ。髪をかきあげる時のかっこいい角度でも研究しているのか、ひたすら髪を触っていた。2005-05-22 01:43:00 -
23:
涼
『明日、買い物行こうや☆仕事夕方くらいに終わらしてさ♪』終わらしてさ、ってそれはあたしに寝るなということか!?
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
まぁ、あたしも買い物は行きたかったし結局行くことにした。
夕方まで仕事なら、寝ないほうが得策だな、と思いビデオを借りてきて、見た。朝になるとてっちゃんは待ち合わせの時間に帰ってくるから、と出かけていったので恵理を呼んだ。2005-05-22 01:44:00 -
24:
涼
『どうなんさ、てっちゃんは♪』恵理は興味深々だった。あたしはこれまでのことを話した。
『なんか、厄介な子やなぁ』
恵理のこの一言でてっちゃんのあだ名は厄介に決まった。
仕事を夕方に終わらせ、ちょうど最後のお客さんが常連さんだったので車で送ってもらった。黒のセルシオ、発光ナンプレの・・・1というなんともいかつい車で待ち合わせ場所まで行った。
てっちゃんは車から降りてきたあたしを見て一瞬ぎょっとしていた。2005-05-22 01:44:00 -
25:
涼
アメ村に行って、服屋を見て回った。厄介は、服のセンスも厄介だった。いいのがあるのに、あえて微妙なほうを選ぶ。しかも、自分はセンスがいいと思っているところがまたさらに情けない。『あ、俺お金ないから、服買う分貸してな』
さらっと言うな(-_-メ;)
しかし甘い涼はまた貸してしまった2005-05-22 01:45:00 -
26:
涼
『俺、お前の好みにあわすから、服』唐突に言い出した。別に頼んだわけじゃない。それならば、と『これかっこよくない?』『かっこよくない』
『これめっちゃ渋いやん』『どこが?そういう生地、安っぽく見えるで』
『これは?』『そういう柄嫌い。』
遠慮なくあたしの好みを言わせてもらった。自分から、これは?とは絶対薦めなかったからか、見事にあたしの好みの範囲外のものばかりを選んだ。
結局ジーパンと、トップスを何点か買って帰った。2005-05-22 01:46:00 -
27:
涼
その日、友達に自転車を借りて帰ってきたというてっちゃんは日航ホテルの前に鍵をつけていない自転車を止めていた。あんなとこ盗られてもおかしくないのに危ないなぁと思ったが友達が鍵をなくしたといっていたので別に気にも留めなかった。
家に帰ると、さっき買ったばかりの服に着替え、自転車を返しに行くといって友達のところに出かけていった。2005-05-22 01:47:00 -
28:
涼
その日は夜中に帰って来て、朝方におかんと会うから、と言ってまた出かけていった。もう20代後半にもなって、おかんと会うってどうなんそれ…Σ( ̄⊥ ̄lll)と思ったが、まぁひとそれぞれだし、と思っていた。
2005-05-22 01:48:00 -
29:
涼
それ以降も、《おかんに会う》と言って出かけることは多かった。ほんまもんのマザコンかもしれん…
そしてほぼ毎日あたしから金を借りていった。
あたしは、尽くすタイプだったが、てっちゃんは尽くしてくれた。ベタ甘だった。2005-05-22 01:49:00 -
30:
涼
髪の毛が絡まったと言ったら、『ほどいてあげるよ』と言ってほどいてくれたし、少し動けば届くようなものでも言えば取ってくれた。そして、付き合ってると思い込んでいるからか友達が家に来て二人きりじゃなくなるのを嫌がった。
友達がいると、不機嫌になって口もきいてくれない。何度も顔を合わしている恵理の前でだけは、いつものようにあたしにべったりだった。2005-05-22 01:50:00 -
31:
涼
そんなてっちゃんを、恵理は少し嫌がっていた。恵理はしっかりした男性がタイプらしく、てっちゃんのようにべたべたする男は嫌いらしい。それでも暇があるとウチに来ていたので、恵理はいつも苦笑いだった。
てっちゃんはいつも、夕方から出かけたいといっていたが、それではあたしの体が持たない。数日間すれ違いだった。そんなある日、『俺、ここ出ようかな』とてっちゃんが言い出した。2005-05-22 01:51:00 -
32:
涼
全然出て行ってくれて構わない。引き止める理由もない。聞いてもないのにてっちゃんは、出て行きたい理由を話し始めた。
『だって、最近友達来たりとか、仕事とかでちっとも二人でおられへんやん』
どこまで自己中なんだΣ(゜口゜;勝手に転がり込んできといて…そしてあたしにはもうひとつ疑問があった。どうして毎日うちにいるのか?仕事に行っている素振りはまったくない。ただ毎日遊んで(あたしの金で)暮らしていた。2005-05-22 01:53:00 -
33:
涼
『二人でおられへんねやったら俺ここにおる意味ないし…』( ̄△ ̄;)エッ・・?元からあなたがここにいる意味なんてありませんが?居てくれと頼んだ覚えもないですが?
あたしは基本的に一人は嫌いだったがどうしても誰かと居たい訳ではない。居ないよりは、居るほうがマシ、程度だった。2005-05-22 01:54:00 -
34:
涼
『だから明日は早く帰って来てな』・・・どうしてそうなるΣ( ̄Д ̄;)そもそもあんたにちゃんと収入があればあたしはあんな長時間仕事に行かなくてすむんですけど!?
でもなんだか可哀相な気がしたので明日は早く帰ってあげようと思った。2005-05-22 01:55:00 -
35:
涼
恵理とてっちゃんが家に二人で出前のお弁当を食べていた。『おぉ、恵理来てたんや』と、平静を装ったが胸中穏やかではなかった。
あたしがいるから、この二人が同じ空間に存在できるのであって、あたしのいないときに二人ってどういうこと??
ジュース買ってこようと思ったのに忘れたから行って来る〜ともっともらしい理由をつけて家から出た。2005-05-22 01:56:00 -
36:
涼
長いこと毎日一緒にいるせいか、あたしはてっちゃんに情が湧きかけているようだ。
これはやきもちなのか・・??恵理とてっちゃんが二人でいたことに対して妬いているのか?
そんなことを考えながら、別に用もないのにコンビニに行き適当に飲み物を買って帰った。
家に帰って、何事もなかったように振舞う。ふと見ると、今朝残り少なかったはずのパックのお茶をてっちゃんは飲んでいた。2005-05-22 01:57:00 -
37:
涼
『それ、まだ残ってた?』『ううん、中は水。』
Σ(□ ̄; )!!
ウチにはミネラルウォーターの買い置きはない。そう、その中身は水道水だ。2005-05-22 01:58:00 -
38:
涼
水道水をパックに入れて飲むって。。。あたしは呆れ顔で買ってきたお茶のパックを手渡した。うちの下には自販機があるのに…
あたしは恵理が居たことに、少なからず腹が立っていたのでさっき出た隙に女友達の舞を呼んだ。てっちゃんの嫌がることで仕返しをしてやろうと思った。案の定、最初につれて入ったときにてっちゃんはあからさまに不機嫌な顔をし、そこから口数も減った。2005-05-22 01:58:00 -
39:
涼
4人でビデオを見ていたが、女が三人もいるのにジェイソン系の映画を見ても誰一人怖がらないところがちょっと笑えた。
あたしと舞は時折関係ない話をしながら、途中で恵理が帰って3人になった。ビデオが始まってからてっちゃんは一言も口をきかない。そこまで真剣に見るようなものでもないのにすねてることを最大限にアピールされていた。そしてそれが、余計あたしをいらいらさせた。2005-05-22 01:59:00 -
40:
涼
ビデオが終わり、舞は帰って行った。途端にてっちゃんが『俺が何で口きかへんかったかわかる?』ときいてきた。理由はわかっている。腹が立ってたあたしは、食って掛かる様に答えた。『は?じゃぁあんた、涼がなんでツレ連れて帰ってきたかわかるん?』『俺が恵理ちゃんとおったから?』
わかってるんやんか。じゃぁ何できいてくるねん…。2005-05-22 02:00:00 -
41:
涼
『そうや?それに腹立ったから、あんたの嫌がる事したろうと思って舞連れて来てん。なんなん、悪いんそっちちゃうん?』『だからって仕返しとかすることないやろ?』あたしはやられたらやり返さないと気がすまないタイプだから、それは無理だ(笑)
2005-05-22 02:01:00 -
42:
涼
恵理が居た、ということより、帰る前の電話のときに『恵理ちゃん来てるで』と一言言ってくれてれば、ここまで腹が立たなかったように思う。恵理がウチにいきなり来るのはいつものことだ。別にてっちゃんを狙ってきた訳ではない事はわかっている。
それでも、それを隠されたことによって、何かあるのではないか、という思いが生まれてしまった。コンビニに行く途中では妬いてるのかも知れないと思ったが、今わかった。
自分のおもちゃを取られた様で悔しいのだ。
小さいころ、お腹いっぱいになっているのに残したものを兄弟にあげるのがしゃくだった様な、もう遊ばないオモチャなんだけど、人にあげるのはいやなような…そんな気持ちだ。2005-05-22 02:02:00 -
43:
涼
相変わらずてっちゃんは毎日うちに居た。あたしは極度の面倒くさがりで、片付けもへたくそ。ウチの母親も片づけが下手だったので遺伝かな(笑)片付けられないくせに、物の数は多いから家は結構散らかっていた。あたしは小さいときから、そんな片付いていない家で育ったから散らかっていても物がどこにあるかは全部把握できている。だから、片付ける必要もない。
ある日てっちゃんが『お前、もうちょっと家片付けたら?』といってきた。ほっといてくれ!!と思ったので『汚いと思うん?涼別に思わんし、汚いと思うんやったらあんたが片付ければ?』
さすがに食べたものをそのまま、とかはしないのでそこまで汚いとは思っていなかった。その日、仕事から帰ると家は片付いていた。ホンマにやったんかよ( ̄▽ ̄;)!!てっちゃんはなんでもあたしの言いなりだった。
ただ、お金だけはすべてあたしが出していた。2005-05-22 02:04:00 -
44:
涼
『ていうか、あんた仕事は?』『え、ここから通うん遠いし行ってない。』
Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
じゃぁウチに居座るなよ!!と言いそうになった。しかも行ってない理由が遠いって…(-_-)
稼いでこないくせに使うのだけは一人前だった。
もう、貸した額も結構膨らんでいる。2005-05-22 02:06:00 -
45:
涼
そして、《おかんと用事あるから》と言うのも頻繁に言うようになり、なんとなくいやな感じだった。いくら仲がよくても息子離れしなさ過ぎなんじゃ…今日もおかんと会うからとてっちゃんは出掛けて行った。
その日は、台風が来ていた。家に帰るとてっちゃんがテレビを見ていたので仕事の帰りにタバコを買うのを忘れたあたしは、てっちゃんにコンビニまで行って来てと頼んだ。てっちゃんが出て行ってふと見ると、携帯がおきっぱなし。
魔がさして、中を見た。2005-05-22 02:07:00 -
46:
涼
《今日は寒い中一時間も待たせてごめんね?でも楽しかった???明後日は遅れないように行くから?》 おかんちゃいますやん( ̄д ̄;)!!
他にも色んな女からのメールがたくさん入っていた。
どのメールにも?が多用されていて、明らかにてっちゃんの事を好きなのがわかる。着信も発信も、女の名前ばかりだった。2005-05-22 02:08:00 -
47:
涼
嘘をついて女とばっかり会ってることよりも、あたしの金をそこに使われたのかと思うと腹が立った。
とりあえず携帯を戻し、何事もなかったかのように帰ってきたてっちゃんを迎えた。
ごろんと横になっているといつの間にか寝てしまっていた。目を覚ますと、またてっちゃんは居なかった。そしてまた、財布の金もなかった。この頃になると《借りていく》と言うより《勝手に持っていく》ことのほうが多かった。2005-05-22 02:08:00 -
48:
涼
だからあたしはあらかじめ、仕事の帰りに恵理の家によっていくらかを預けてから帰っていた。恵理にほかの女と会っていたことを話した。別にどうでもいいのだがなんとなく腹が立つ。どんどん情が沸いてしまっているようだった。
2005-05-22 02:09:00 -
49:
涼
何事もなかったかのように、夜中仕事から帰ってお風呂に入り、寝る準備をしていた。しかし今日はなんだかなかなか眠くならない。ベットに横になり携帯でゲームをしていた。てっちゃんは、夜中よくやってる古い洋画を見ていた。
唐突に『お前なんか俺に言いたいことない?』と言われた。2005-05-22 02:10:00 -
50:
涼
言いたいこと…《金返して》か《早く出て行ってくれ》の二つくらいだが?( ̄▽ ̄;)
でも『別にないけど?』と言うと『俺の携帯見たやろ?』
ΣΣ┏(_□_:)┓iii
何で知ってるんだ???2005-05-22 02:11:00 -
51:
涼
『はぁ?見てへんってぇ〜』とゲームをしながら答える。すると急に手が伸びてきて携帯を取られた。
『いや、俺恵理ちゃんに聞いたから。何で見てへんとか嘘つくん?』
恵理のあほぅ…( ̄□ ̄;!!
あたしは開き直った。ねたが上がってるならしゃぁない。。。と腹をくくろうとしたら
『俺、お前の考えてる事がわからへんわ…』
何のこっちゃと思っているとまたしても、てっちゃんは一人で話し始めた。2005-05-22 02:12:00 -
52:
涼
『携帯見て、女と会ってたから怒ってたんやろ?俺、お前が彼氏おんの知ってるけどここに居らしてくれてるって事は期待持てるんちゃうかなと思うねん。そうやって、携帯見るんも俺のこと気にしてるからやろ?俺の事どう思ってんのかなって思うねん。。。』
実際、あたしにはこのとき彼氏はいなかった。ただ、一番初めに言った《付き合ってもいいで?》という、恩着せがましいなんとも思い違いの激しい一言に、なんとなく面倒くさそうだと直感で思ったから彼氏と別れていない事にしておいたのだ。
信じてたのか…2005-05-22 02:13:00 -
53:
涼
俺の事どう思ってんの?という質問の答えなら、一言ですむ。
《厄介》。
携帯が置いてあれば誰だって気になるだろう。少しは情も混じっていたかもしれないが決して好きではなかった。あたしの直感は当たっていた。面倒な男だ。
その質問は、あたしからどんな答えを引き出したいのだろうか。彼氏がいても好きな健気な男でも演じたいのかしょんぼりした顔で座っている。2005-05-22 02:17:00 -
54:
涼
さすがに面と向かって《厄介》だと答えるのはかわいそうだと思ったので『どうって言うかさ。。。見たけど、付き合ってるわけちゃうし、何で女とあっとったんとか涼聞ける立場ちゃうし何も言わんかってん。』
と、ちょっと下手に出た。一応、携帯を見たのはあたしが悪いんだし。2005-05-22 02:18:00 -
55:
涼
『見てんけどどういうことなん?って俺に聞いてくれたらよかったやん。』
今、涼がゆうたこと聞いてたか!?(−−;聞ける立場じゃないから何も言わなかった、と言っただろうが!!
理解力のなさに腹が立ちつい、言ってしまった。
『ってか、あんた、仕事せんと毎日毎日涼からお金借りていってそのお金で女と会ってたって事がむかつくねん!』
『いや、俺おごったりとかしてないで?』
いや。。。そうじゃなくてさ(Θ_Θ;)2005-05-22 02:19:00 -
56:
涼
略
いや。。。そうじゃなくてさ(Θ_Θ;)
2005-05-22 02:19:00 -
57:
涼
『おごったとかじゃなくて、涼にはおかんと会うとかゆって女と会ってたわけやん。待ち合わせ場所に行くまでのお金も、あんたのお金じゃないやん。涼が働いた金やん。たかが何百円やけど一回ちゃうやんか。そんなに他の子と遊びたかったら自分で働いて遊ぶ金作りぃや!』
一気にまくし立てるように言うと、てっちゃんはあっけに取られたような顔をしていた。
おごったりしてないと言う割には、毎日毎日何万かはあたしの財布から抜き取っているではないか。
出て行かしたかったが、額が結構膨らんでいたし、返すと言う言葉を信じていたあたしはてっちゃんを追い出さなかった。2005-05-22 02:20:00 -
58:
涼
『そういういい加減なことする前に、貸した分さっさと返して。』とうとう言ってしまった。
『涼…?怒ってる??』ベットの中で壁にぴったりくっついて、てっちゃんに背中を向けてるあたしに近づいてきた。
『怒ってへん。呆れてる。』と答えると『涼〜〜(/□≦、)ごめんってぇ…』と引っ付いてきた。
そして最初は先月分の土方の給料で返すと言っていたが、おかんに定期預金を崩してもらうと言い出した2005-05-22 02:22:00 -
59:
涼
次の日起きると珍しくてっちゃんはまだウチにいた。いつもなら出かけてるのに…と思っていると『あんな、金なかったときに質屋にヴィトンのかばん入れてんけど、今日ださな流れてまうねんやん…一万で出せるし、一万貸して?』
?( ̄□ ̄ || 〒 ||懲りてねぇ…
『質から出したらそのかばん涼にあげるから!』と、家に置いてあったブランド雑誌をパラパラめくってこれこれ、と指差しながら言った。
・・・いらないんですけど?
元値は一万以上する(当たり前だけど)し、使いやすいしとあまりにも説得してくる。ちょうど欲しかったやつと似てたので渋々一万かした。2005-05-22 02:22:00 -
60:
涼
『質屋閉まるし行ってくるわ!また帰るとき電話する!』と、てっちゃんはすっ飛んでいった。昨日金のことで喧嘩になった次の日にさすがに財布から抜くのは出来んかったんやな、とちょっと笑えた。
その夜、家に帰るとてっちゃんはもう居た。
『かばん、どんなん?』と話を切り出すと『あ!連れに車で送ってもらってツレの車に忘れてきた┌|゚□゚;|┐』
・・・まぬけ!2005-05-22 02:23:00 -
61:
涼
次の日は定期預金を崩すために、身分証がないとおろせないから役所に行くといっていた。
朝方眠くなくて、またビデオを借りてきていたあたしはもう8時になると言うのにまだ起きていた。
お風呂に入り、髪を乾かしセットをしたり服を選んだりバタバタしているてっちゃんを横目にのんきにココアなんか飲んだりしていた。いつ気づくかなぁ…
そんなあたしの期待をよそにてっちゃんは準備完了。出て行こうと玄関に向かったとき、さすがにかわいそうになって言った。
『今日、土曜やから役所開いてないで?』
『Σ( ̄Д ̄;)それはよゆうてや…』玄関から戻ってきたてっちゃんはあたしの横に座った。2005-05-22 02:24:00 -
62:
涼
略
『Σ( ̄Д ̄;)それはよゆうてや…』玄関から戻ってきたてっちゃんはあたしの横に座った。2005-05-22 02:25:00 -
63:
涼
座ったものの、落ち着きがない。鏡を見ながら髪を触るのはいつものことだがタバコをすごいペースですっている。気づいてないフリをしているつもりなのか、てっちゃんのポケットの中で携帯が震えているのは、床の振動であたしに伝わっているのに携帯を触るそぶりはない。
震える長さから見ても、着信のようだ。落ち着きがさらになくなる。急に不自然に、さも今気づいたかのように電話を取り話し始めた。
『うん、わかった。もうちょいで行くわぁ』洗面所からそんな声が聞こえた。
『おかんがな、役所開いてへんけど、飯でも行こうって言うから行ってくるわ』
…ホント、学習しませんね、あなた。2005-05-22 02:26:00 -
64:
涼
沸きかけた情も一気にさめた。女と会うんだ。親だと言えば何も言わないとでも思ってるのか?もうどうでもよくなったので笑顔でてっちゃんを送り出し、またビデオを見ているといつの間にか寝てしまっていた。
昼前に寝たせいか起きるともう夜中だった。目を覚ますと、てっちゃんがあゆのDVDを見ていた。ボーっとする頭で鼻歌なんかを歌ってみるとなんだかものすごくカラオケに行きたくなった。
『てっちゃん、涼カラオケ行きたい。』と言うと『おお、涼とカラオケ行った事ないなぁ、いこか♪』別に誰に会うわけでもないので顔を洗って適当な服に着替えてグラサンをかけて出た。
カラオケに行くには堺筋を通らないといけない。店のやつ、おらん??とビクビクするてっちゃんはとても情けなかった。2005-05-22 02:27:00 -
65:
涼
寝起きのせいもあり、なかなか思うように声は出ない。男の歌や、キーが低めの歌を歌って喉を馴らそう。
そう思ってピコピコとデンモクをいじっていると『俺、結構自信あんねんやん、歌♪』と言う。店では聞いたことがなかったから興味があったので先に歌ってもらうことにした。
十八番やねん♪と入れた歌は元の歌を聴いたことがないのでなんともコメント出来なかった。『涼、これ聞いたことないから、上手いかどうかわからんわぁ』と言うと『ほな次は涼もわかるくらいのん入れるわな』と言ってくれた。
自分の出しやすいキーの曲を入れあたしが歌った。
『めっちゃ上手いやん(ノ゚?゚)ノ!!』褒められたのでうれしかった。次にてっちゃんが入れたのは知ってる曲だったが…
; ̄ロ ̄)!!これのどこに自信を持ったのですか…?2005-05-22 02:28:00 -
66:
涼
略
; ̄ロ ̄)!!これのどこに自信を持ったのですか…?
2005-05-22 02:29:00 -
67:
涼
でも、さすがに『どこがうまいん!?』とは聞けないので上手いね、と言っておいた。自分から誘っておいてなんだが、二人で行ってるのに知らない曲ばかり入れられたのではつまらない。
すると、聞いたことのあるイントロが流れた。
《浪花いろは節》そう、関ジャニ∞が歌っているあれだ。三十路も手前の男が…関ジャニ∞…しかも…
サビしか歌えてない!
Σ( ̄ロ ̄lll)
『俺、この曲結構好きやねんやん☆』…好きだというのならサビ以外も歌ってくださいよ…。しかもこの歌のサビって《エンヤコラセーのドッコイセ》のみですやん…
知らない歌を聴いてるよりつらい数分間だった。2005-05-22 02:30:00 -
68:
涼
略
『俺、この曲結構好きやねんやん☆』…好きだというのならサビ以外も歌ってくださいよ…。しかもこの歌のサビって《エンヤコラセーのドッコイセ》のみですやん…
知らない歌を聴いてるよりつらい数分間だった
2005-05-22 02:31:00 -
69:
涼
帰り道で『あとなんぼのこってるん?』と聞かれた。また貸してって言うんだろうなというのは直感でわかった。カラオケの会計もすべてあたしが払った。
『何につかうん?』『え、金って何でわかったん!?』
『こんだけ一緒におったらわかるよ』と怪訝そうな顔をして答えるあたしなんかまるで見てないかのように『めっちゃかっこいいパンツがあってな、ツレが服屋でラスイチやって言ってたから…』とうれしそうな顔をした。2005-05-22 02:32:00 -
70:
涼
『なんぼするん?』『28000…』働いてないくせに…ホンマ使うのだけは一人前やなと思っていると『もう、取り起きしてもらっててな、明日までに取りにいかなあかんねん…言い出しにくくてさ』
ハナッから借りる気やったんかい(T▽T)
定期を崩して返すと言う言葉に安心し切っていたあたしは呆れながらもまた、貸してしまった。
自分で持っていると、全額使ってしまうので貸しておけば貯金みたいなもんだなと思っていた。2005-05-22 02:33:00 -
71:
涼
次の日にはまた役所へ行くと出て行き、月曜日だしと思って行かせた。その後おかんと飯食ってくるから〜と毎回のように母親をダシにし、女に会いに行ったことくらいわかっていた。
夜中に帰ってきたてっちゃんは『取ってきたけど銀行もう閉まってたからおろすのはまた日が延びる…ごめんな』と言ってきた。また。。。正直ちょっとうんざりだった。(_ _。)・・・シュンと反省しているのかと思えば急にうれしそうな顔つきに変わり、『ほらこれゆってた取り置きしてもらってたパンツ!!バリかっこよくない?』
それがかっこいいものならまだしも、やっぱり微妙な品だった。あぁ、いいんちゃう?と適当に返事したのに『そうやろ?』ととてもうれしそうだ。
お金、いつ返ってくるんだろう…頭の中は、それ一色だ。2005-05-22 02:34:00 -
72:
涼
仕事から帰ってくると、また珍しくてっちゃんは家にいた。台風接近中のニュースがひっきりなしに流れるうるさい夜だった。
『あんなおかんの方の法事でなおかん実家帰ってんやんか…やから明日後銀行行くから。』
また延びるんかいΣ(゚口゚;
おかんの実家は沖縄らしい。…沖縄??この台風の中飛行機飛ぶんか!?接近してんねやろう??
『飛行機飛ぶんかなぁ…』そういったあたしの声は耳に届いていないかのような顔をしててっちゃんはオヤスミ、とベットにもぐりこんだ。2005-05-22 02:35:00 -
73:
涼
今日もテレビは台風のニュース一色だ。規模が大きいだの、注意してくださいだのよくわからない天気図を指しながら冷静に喋るアナウンサー。
あたしが注意しなきゃいけないのは台風よりこの男だ。あたしの横で子供のような顔をして寝ている男だ。大阪や東京のような地下鉄の走っているところは水が下に流れるので安全だと聞いたことがある。マンションだって鉄筋だし、吹き飛ばされたりはしないだろう。
てっちゃんのおかんは金曜に帰ってくるらしい。そしてその足で銀行へ行くのだとか。
そのとき一番聞きたくなかったニュースが流れた。
『明日未明ごろ沖縄付近に上陸する恐れがあります。』
( ̄□ ̄;)!!
ヒコウキトバナイジャン…
2005-05-22 02:36:00 -
74:
涼
略
( ̄□ ̄;)!!
ヒコウキトバナイジャン…
2005-05-22 02:36:00 -
75:
涼
『なぁ、飛行機とばへんやんこれじゃぁ。』
ベットに背を向けたままものすごく不機嫌な声でてっちゃんに話かける。ベットから出ては来ないが、少し前から起きているのは気づいていた。その証拠に大きな声を出したわけでもないのに話しかけた途端に体がビクッとなったのをあたしの目の前の全身鏡が映していた。
『ん…??』
さも今起きたかのような演技にさらに腹が立つ。
『明日帰って来るんやろ?お母さん。台風で飛行機とばへんで?一日延びるってことは、帰って来るの土曜日やで?銀行開いてないやん!結局月曜日になるやん。ほんならまた、仕事がどうとか言うんちゃうの!?』
まくし立てるように一気に言い放った。何も言わない。その態度が余計にあたしをいらだたせる。
するといきなり乱暴に煙草を灰皿に押し付け、『風呂入ったら出かけてくるわ。』
って逆ギレかよ( ̄□ ̄;)!!2005-05-22 02:37:00 -
76:
涼
略
まくし立てるように一気に言い放った。何も言わない。その態度が余計にあたしをいらだたせる。
するといきなり乱暴に煙草を灰皿に押し付け、『風呂入ったら出かけてくるわ。』
って逆ギレかよ( ̄□ ̄;)!!2005-05-22 02:39:00 -
77:
名無しさん
コピペ完了!
涼さん続きヨロシク 本間待ってるし2005-05-22 02:42:00 -
79:
名無しさん
笑ってィィのかゎかんなぃけどふきだしてもた?涼ちゃん頑張れ?楽しみにしてます(?^?^?)
2005-05-22 03:15:00 -
80:
名無しさん
続き続き!
2005-05-24 03:11:00 -
81:
名無しさん
あげ
2005-06-08 18:02:00 -
82:
名無しさん
早く書いて
2005-06-11 13:58:00 -
83:
名無しさん
そろそろ書いてくれそう…!
2005-06-20 02:33:00 -
84:
涼
偉そうな事を言って出て行ったくせに、昼過ぎには帰ってきた。
ちょうど出かける用意をしていたあたしと目が合い、気まずそうなてっちゃん。
横に座ってじっとしている。
『今週の日曜、涼おらんから、てっちゃんも友達んちかどっか泊まってな』
『えっ、どこいくん?』・・・どこでもいいだろう。。。
用事とは実家に帰ることだった。祝い事があるらしく親戚みんなが集まって食事をするらしい。ぜんぜん実家に帰っていないのでそんなときくらい帰らないと申し訳ない。
『実家やで。親戚みんな集まるから、涼も帰らなあかんねん』
『それ、俺も一緒に行きたい!』
・・・(゚Д゚) ハア??2005-06-20 03:27:00 -
85:
涼
何しにくんねん。ってかこんでいいし。。。;連れて帰るとか絶対無理やし…。親に何言われることやら。
何とか諦めさそうとしたがなかなかしつこい。しかし、しつこく言われたって無理なもんは無理。話してても無駄な気がしたのでもうほっておいた。
日曜日が来た。
『涼が今日は友達のとこ泊まれって言うから行ってくるわ。』
いや、そんな引きとめてほしそうな顔されても( ̄△ ̄;)
『うん、いってらっしゃい♪』
態度がむかつくので目も合わせずに言ってやった。2005-06-20 03:32:00 -
86:
涼
祝い事だし、と思って少し大人っぽくしていったつもりだったが、完璧に浮いていた。水商売丸出しだった。考えてみれば親戚に同年代は誰もおらず、年配・中年・子供ばかり。やってしまった( ̄▽ ̄;)!!
ほんと、あいつを連れてこなくてよかった。まぁ連れてくるつもりなんてさらさらなかったんだけど(笑)
食事会はお開きになり、あたしはミナミへと戻った。そう、ただ夜の早い時間にいないだけで一晩中いないわけではなかった。ただたまには一人ですごしたかった。
顔を合わせれば金の事で気を揉む相手といると疲れる。少しは考えずに居たかった。
しかし・・・家に一人で居ても暇だった。しかもせっかく着飾った。親戚の集まりなのにセットにまで行った(´▽`)
このまま寝るのはもったいない。あたしは夜のミナミの街へと向かった。2005-06-20 03:38:00 -
87:
涼
延滞しているビデオを返しにツタヤへと向かう。さすが日曜、ホストが少ない。でも昔に比べれば日曜に開いてる店が増えているせいか、多少ぱらぱらとキャッチの子らが立っていた。
『だーれだっ!』いきなり目隠しをされた。
・・・・ホントに誰だΣ(T▽T;) !?
手を振りほどき振り返ると、当分連絡さえ取っていなかった口座だった。
暇だったし久しぶりだったし飲みに行った。てっちゃんがうちに来てから飲みになんてほとんど行けなかった。…財布から抜かれてたから…q(T▽Tq)
2005-06-20 03:45:00 -
88:
涼
その帰り道、引っかけを通った。
『涼ちゃん!?』バカでっかい声で呼ばれた。
げっ( ̄□ ̄;)!!
てっちゃんが飛んだ店の従業員だった。私服だったので全く気づかなかった。やばい。どうしよう…
てっちゃんがうちに居る間は飛んでいるからと少し気を使ってあたしもあまりひっかけや商店街などは歩かなかった。日曜だからと油断した…なんで休みなのにこんなとこに居るんだよ…
『めっちゃ久しぶりやなぁ!会いたかったわ〜』
あたしは出来る事なら会いたくなかったですよ?と思いながら『そうやなぁ♪元気やったぁ?』とがんばって普通に話した。2005-06-20 03:50:00 -
89:
涼
『あのさ…正直にゆーてな?テツヤの居場所知ってるよな?』
ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
えぇぇぇぇ…ばれてますやん…でもなんで…?
『え?知らんよ?なんで?』
『ちゃうねん、ほんま真剣に。知ってるやろ?』
顔つきが変わった。でも一応誤魔化さないと後が面倒だろうな…もう少し・・・シラ切ってみよう。
『知らんてぇ。飛んでから連絡も取ってないし。』
『見た奴おんねん。テツヤと涼ちゃんが一緒におるとこ。』
( ̄▽ ̄;)!!マジですか・・・2005-06-20 03:54:00 -
90:
涼
いつ見られたんだろう。・・・そんな事はどうでもいい。
『あいつな…』と話し始めた内容は予想外のことばかりだった。
なんとてっちゃんは店の金を持ち逃げしていた。そして自分のお客さんみんなに“結婚しよう”的なことをいい金を巻き上げたり、家の中のブランド物や貴金属を全て持ち逃げしたり、実家についていってその女の子の親から理由をつけてお金を巻き上げたりしていたらしい。
そ、それは…なんとまぁ…。
あたしはただ店を飛んだから、見つかったら気まずい、程度だと思っていた。
おおごとじゃねぇかYOヽ(゚▽、゚)ノ2005-06-20 04:00:00 -
91:
名無しさん
涼ちゃん リアルタイムで読んでるょ 久々だから楽しみ♪
2005-06-20 04:03:00 -
92:
涼
それを聞いてうちの実家に着いて来たがった理由もわかった。うちの親からも巻き上げる気だったんだろう。しかしうちのおかんとじいちゃん、ばあちゃんは手強いぞ…。ちょっと見てみたかった気もする。
あの頭の悪いてっちゃんが、回転の速いうちのおかんに、短気で喧嘩っ早いじいちゃんに、やたら難しい言葉を使うばあちゃんに、そんな話をしていたらどうなっていたのか。
って言うか…ってことは…お金返ってこないんじゃ。。。( ̄◇ ̄;)!?!?
『涼ちゃんちにあいつおる?』
え・・・・・2005-06-20 04:05:00 -
93:
涼
これまでに騙されてお金を渡していた子が続々店に文句を言いに来ているらしい。トンズラされた子達は連絡も取れず、唯一の手がかりが店しかなかった。
警察や、親、ヤクザまでもが店に来るらしい。関係ない従業員からしたらいい迷惑だ。
『まさか…涼ちゃんもお金かしてる?』
もういい、あのお金は返ってこない。しかもこんな大事な以上、偶然とはいえ素人の子に見つかっていたわけだから、警察やヤクザだっていつ嗅ぎ付けてくるかわからない。そんな人たちに見つかったら、一緒に居た涼だってどうなるかわからない。喋ってしまった方がましだ。
でも確かこいつも元ヤンのはず…こっちに喋っても面倒そうだな…
『居場所教えてくれたら、涼ちゃんには何もせんようにさせるし。な?お金貸してるんやったら涼ちゃんの分は俺が全額何とかするから。知ってるんやったらゆうて。お願いやから!』
全額何とかしてくれるの!?
その言葉を聞いた瞬間、涼はコクリと小さくうなづいた。2005-06-20 04:14:00 -
94:
涼
91さんありがとう♪いやぁ、まだ読んでくれてる人いたんだねぇ…嬉しい♪
名無しの掲示板のほうに書いた分が無いようなのでそこから書いてます。向こうも読んだ方には少し文章が変わっているかと思いますが^^;
2005-06-20 04:16:00 -
95:
涼
性格的に厄介な男だと思ったが、置かれている状況もたいがい厄介ではないか…たぶん、世の中で《厄介》という響きがこんなにしっくりくる人間はてっちゃん以外にいないだろう。
『居場所、知ってんねんな!?どこおるん??』
『今はわからへん・・・』
『涼ちゃんちにおるんじゃないん!?』
『今日はいてへん・・・』
『もう庇うんやめぇや。な?』
な?と言われたって居ないもんは居ないんだよ…(-"-;
2005-06-20 04:21:00 -
96:
涼
『いや、ほんまに今日はいてへん。出かけてるからいつ帰ってくるかわからへん。ホンマに。嘘やと思うんやったら今から家見に来る?』
『ほんまやねんな?信じるで?』
そんな嘘をつくくらいなら居場所を知ってるなどと言わないだろう普通・・・。
『朝には帰ってくるはずやから・・・』
『ほんなら帰ってくるまで起きててや!連絡とかあったらすぐ知らせてほしい!』
えー…今まだ3時やで…寝るなってか・・・(-_-;2005-06-20 04:26:00 -
97:
涼
その子と、番号とアドレスを交換して家に帰った。起きてろと言われてもなぁ…
する事がないのでやりかけだったゲームをした。ちょっとのめり込んでしまって気づけばもう外はすっかり明るかった。
『連絡あった!?』
とメールが来た。ないよ、と返し少しはがんばって起きていたのだがさすがに起きっ放しは無理だった。
ふっと目を覚ますともうあたりは暗かった。あら…夜だ。家にてっちゃんは居ない。帰ってきてないのか…昨日の話が本当だとすると誰か女の家に居るのだろう。
男友達、いないらしいから・・・(・・;)
『おはよう。今起きたけど帰ってきてないよ』とメールを入れておいた。2005-06-20 04:32:00 -
98:
涼
冷蔵庫を開けると飲み物が何もなかった。あらまぁ…。髪をひとつにまとめすっぴんのままコンビニへ行く。ジュースとサラダを持ってレジへ。あぁ、そういえばタバコももうすぐなくなるな・・・
『クールマイルド、BOXカートンで』と言いながら財布を開けると・・・
┗┃ ̄□ ̄;┃┓ ガーン!!
札がないですが?昨日はありましたが?
帰ってきてたんだ。財布から金だけ抜いて、また出て行ったんだ。
やられた・・・。2005-06-20 04:36:00 -
100:
名無しさん
????頑張って
2005-06-20 18:50:00 -
101:
名無しさん
オモシロイ
2005-06-22 04:44:00 -
102:
名無しさん
ぁげまつ
2005-06-27 02:02:00 -
103:
?
???
2005-06-27 07:23:00 -
104:
?
てっちゃんまぢ厄介ゃん???ぁーしが昔一緒に住んでたホストにむっちゃ似てるし??思い出すだけでィラィラするぅ??でもこの小説ぉもろぃ??完結さしてなぁ????がんばってくださぃ??
2005-06-28 04:35:00 -
105:
名無しさん
続き早くッッ てっちゃんどぅなったの?
2005-06-28 08:56:00 -
106:
名無しさん
また続き書いて下さいね。
2005-06-29 06:58:00 -
107:
涼
99さん、100さん、101さん、102さん、103さんありがとう^^
104さん、こんな奴他にも居るんですねぇ…思い出すだけでイライラ…わかります☆
105さん、106さん、今からちょこっとだけ書きます〜2005-06-30 13:26:00 -
108:
涼
『あ、タバコやっぱいいです…一個下さい…』
は、恥ずかしい…(Θ_Θ;)
あいつのせいでかかなくてもいい恥をかいてしまった。くそっ。逃げるようにコンビニを後にし、メールを打つ。
『帰ってきてたわ。。。お金だけ抜かれてた。』
あの子は寝てるのか返事がなかった。2005-06-30 13:27:00 -
109:
涼
『今度は帰ってきたら起きてやぁ笑』
と返事が来た。遠まわしに責められてるような気がした。
今日はあたしが恵理の部屋へ行った。てっちゃんがどんな人なのかとかを全部喋った。
『ホンマに厄介やなぁ…厄介て単語はてっちゃんの為の単語やな』なんて言いながらのんびりしていた。
恵理が仕事だったので、あたしは家に戻りぼーっとしていた。そして最近同じマンションに美貴が引っ越してきたことを思い出し、電話をして美貴の部屋に遊びに行った。2005-06-30 13:32:00 -
110:
涼
行ったものの美貴は忙しそうだった。最近あった事を話し、家に帰った。
ぼーっとしているとドアの開く気配。
帰ってきた┌|゚□゚;|┐
『おかえり〜連絡もせんと帰ってこーへんからびっくりしたでぇ』
『ご…ごめんな』
『涼今からこれちょっと美貴んちにもってくから、ちょっと待っててなぁ』
がんばって平静を保ち、家から飛び出し、美貴の家にかけこむ。2005-06-30 13:36:00 -
111:
涼
手が震える。あの子に電話しなきゃ。
・・・・・・って圏外Σ( ̄Д ̄;)
サイトから仲良かった従業員の番号を調べ、そこにかける。店の皆は事情を知っているから、もうこの際口座だなんだは関係ないだろう。
『はい…もしもし?』
『ぁ!流星久しぶり!涼やけど!あんな幸也と連絡取れへんねんか。てっちゃん帰って来てんやん。連絡とって欲しいねんけど。てかどこにおるかしらん?』
『おぉ!どこにおるかはわからんけど皆で探してみるわ〜』
『ホンマごめんやで〜頼んだっ!』
戻ってもてっちゃんは居るだろうか。また逃げてたりしないだろうか。どきどきしながらドアを開けた。2005-06-30 13:43:00 -
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あぼ~ん -
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名無しさん
書いてぇ??前作から読んでます????先が気になる??
2005-08-02 05:21:00 -
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144:
名無しさん
かいて
2005-08-08 07:13:00 -
145:
こんざえもん
書かなくてょろしぃ?
2005-08-08 11:15:00 -
146:
あつや
書きたいんなら書けばぁ〜
2005-08-08 13:53:00 -
147:
サユ
(*´艸`))ケラケラ
出ていけ?2005-08-08 14:26:00 -
148:
涼
なんだこの削除の嵐ゎッ?
今日の夜更新します?てもぉ見てる人ィナィかな(ノ_・。)2005-08-12 11:00:00 -
149:
?みゆキン?
見てまつ?頑張ってくらたい?
2005-08-12 11:03:00 -
150:
名無しさん
書いてください????待ってました★
2005-08-12 11:14:00 -
152:
名無しさん
涼さんみんな待ってたよー??私もすごい楽しみにしてた?完結まで涼さんの作品なんやし涼さんのペースでがんばって?夜楽しみにしてます?
2005-08-12 12:44:00 -
153:
名無しさん
上がってると必ず見てる 頑張れ☆
2005-08-12 15:04:00 -
154:
削除削除されますた
あぼ~ん -
155:
名無しさん
頑張って書いて☆
応援してるし2005-08-13 00:33:00 -
156:
削除削除されますた
あぼ~ん -
157:
名無しさん
書かなかったね。いー加減??
2005-08-13 12:33:00 -
158:
名無しさん
書くって言ったんやったら書けや!
2005-08-13 17:58:00 -
159:
涼
ごめんなさい。書くといった日の次の日から旅行だと思っていたのがその日の夜出発でした…
海外だったので書き込みも何もできずごめんなさい(*_ _)2005-08-19 03:05:00 -
160:
涼
ドアを開けた。ら、すぐ目の前にてっちゃんがいた。出て行こうとしていたようだ。間一髪…
『どこいくん?』
『コンビニ。なんかいる?』
『コンビニ行くんやったら涼も行くー』
前にコンビニに行くといって逃げたことがあると聞いていたのでとっさに口から出た。
それは本当だったようで、『あ、でもタバコまだあったわ』
逃げるのを諦めたのか出て行くのをやめた。2005-08-19 03:08:00 -
161:
涼
きっと今頃こっちに向かう手はずをしているであろう幸也からの連絡を待つ。
人間後ろめたいことがあるときはどうも挙動不審になる…
いつもよりてっちゃんに甘えた。いなかった事を理由に寂しかったとアピールした。(実際そんなことは全くないけど笑)
てっちゃんの笑顔がぎこちない。
『お前、俺のこと誰かに言いに言ったんじゃないん?』
鋭い…ビンゴです、まさしくその通り。
自分の身の危険というのは馬鹿でもわかるらしい。2005-08-19 03:13:00 -
162:
涼
数日帰ってこなかった理由は、また返済が延びるからあたしと顔を合わせるのが気まずかったらしい。
寝てる隙に財布からお金抜いた人の言葉とは思えない(ノ∀`)
ブーブー…ポケットで携帯が震えた。幸也だ!
『あと1時間くらいで着くから絶対逃がさんといてな!』
ぃ、一時間…既に疑ってるのにあと一時間もどうしろと……o(;-_-;)o2005-08-19 03:19:00 -
163:
涼
『誰から?』
日ごろあたしの携帯がなっても何の関心も示さなかったのに…本能ってすごいなぁ。
『ん?店長。明日出勤何時?って。』
『ふーん…』
ホンマか?と言わんばかりの表情。確実に疑っている。やばい。まずい。
何か話さなきゃ。沈黙は無理!!
『明日いてんの?おるんやったら早めに帰ってくるよ♪』
『んーまだわからんなぁ』
わかってないのはあんただけだよ。。。いや、本当はわかってるのかもしれないけど…2005-08-19 03:25:00 -
164:
名無しさん
待ちに待ってたよ 更新頑張れ
2005-08-19 05:59:00 -
165:
名無しさん
更新してる?別にせんでェエのに?
2005-08-19 07:04:00 -
168:
名無しさん
書かなくてよぃ?
2005-08-21 14:08:00 -
169:
名無しさん
書L1τ???? 乂+=?続(≠気|=+ょvノゅぅ???
2005-08-22 00:21:00 -
170:
名無しさん
続き書いて??
2005-08-22 00:55:00 -
171:
ぁるぁる白菜隊
更新してないときゎ剛のとこ行ってるん??
2005-08-22 01:22:00 -
172:
黒豆ココァ?
【ごぅ】か【つょし】どっちなん?そこんとこハッキリして?
2005-08-22 01:30:00 -
173:
ぁるぁる白菜隊
あっ、ィソフラボンボンボン???収穫時ゃから?
2005-08-22 01:34:00 -
174:
黒豆ココァ?
白菜1玉は結構デカかった…
2005-08-22 01:36:00 -
175:
ぁるぁる白菜隊
ぁんなんが畑にいっぱぃあるねんで???それをいっぱぃ収穫してからに??さっさと畑に戻したれ?
2005-08-22 01:39:00 -
176:
黒豆ココァ?
テステステスッッマィクテスッッテステステスッッマィクテステステスッッテスッッ……………
2005-08-22 01:42:00 -
177:
ぁるぁる白菜隊
福井ゃけど………俺と付き合えへん???
2005-08-22 01:47:00 -
178:
しずちゃん
ポッ}??ィィわよ?
2005-08-22 01:49:00 -
179:
正子
わたし正子ですが、何か?
2005-08-22 01:51:00 -
180:
友子
私、友達の子と書いて友子デスが何か?
2005-08-22 01:56:00 -
181:
正子
友達の子で友子?単純な名前ですね(ヘ`∀´)ププッ
2005-08-22 01:58:00 -
182:
友子
そんなァナタゎ正しい子と書いて正子?ぷっ(*´艸`) ぽぃぽぃ
2005-08-22 02:00:00 -
183:
名無しさん
あなたもしかして食堂の木村さん?
2005-08-22 02:16:00 -
184:
名無しさん
豚画一匹保材戸瑠?
2005-08-22 02:50:00 -
185:
名無しさん
書いてほしぃ?
2005-08-25 19:22:00 -
186:
名無しさん
主死ね
2005-08-25 20:52:00 -
187:
牛角
てっちゃんがどぉなったんかめっちゃ気になるッ(>_
2005-08-29 19:57:00 -
188:
涼
前の更新から一ヶ月ほどたってしまった??
完結ゎさせたぃのでチマチマ書いて行きます?2005-09-16 06:51:00 -
189:
名無しさん
書かなくてよろしぃ???
2005-09-16 06:54:00 -
190:
涼
あぁ、一時間が長い…でもあんまり携帯を気にする訳にも行かない。何を話したか全く覚えていない。記憶にあるのは、思いっきり疑いの眼差しをあたしに向けているてっちゃんだけ。
早く、早く…
バタン!!
玄関のドアがすごい勢いで開いた。2005-09-16 06:54:00 -
191:
名無しさん
だから?書かなくてよろしぃ?しつこい?厄介な女?
2005-09-16 07:00:00 -
192:
涼
(д) ゚ ゚!?
『お前ええ度胸しとるやんけ!!』
勢い良く怒鳴りながら入って来た知らない人。焦るてっちゃん。そして焦るあたし(笑)
誰!?この人誰!?
知らない人の後ろから入って来たのは幸也だった。
『涼ちゃんごめんなービックリさせて…』
打ち合わせではあたしは何も知らないという設定だった。入って来た幸也を見てどうビックリすれば怪しくないかを考えていたりした。ごめんなー、じゃねぇょ( ̄□ ̄;)本気でビックリしたがな…2005-09-16 07:02:00 -
193:
涼
『お前ちょっと来いや。ゆっくり話しよ。ここではこの子に迷惑や。』
知らない人が言った。
『涼ちゃんごめんなー、一緒におったトコ見たって奴おったから、涼ちゃんの知らん子に後尾けさせてん。』幸也が言った。2005-09-16 07:06:00 -
194:
涼
へぇ、そういう筋書きになったのか。と思いながら、何が何だか分からなくて怯えるフリをした。
『え…?え…?てっちゃん…なんかしたん?怒ってはるん…よな?』
我ながら上出来だ( ̄ー ̄)2005-09-16 07:12:00 -
195:
涼
『来いや!ちゃっちゃ歩け!何しとんねん!!』この人こっわー!!と思いながら玄関まで着いていく。はい、はい、と下手なてっちゃん。
『てっちゃん…帰ってくる?』不安げな顔で言った。普通なら帰ってくるのかどうかが不安で言うんだろう。『大丈夫やで』とてっちゃんが弱く答える。お前じゃねぇΣ(゚д゚)!!演技もちょこっと混じってはいるが、あたしは帰って来て欲しくないから帰って来たらどうしよう、と不安なんだよ(`□´)ノ゛2005-09-16 07:21:00 -
196:
涼
『じゃあ、ビックリさせてゴメンナサイねっ』さっきまでが嘘みたいに、恐かったあの人が明るく言った。パタン、と大人しくドアは閉まり、家の中はしーんと静まりかえった。
はぁ。溜息と一緒にベットへダイブ。ああ焦った。普通に本気で焦った…タバコに火をつけ、フゥッと煙を吐くと少し落ち着いた。2005-09-16 07:27:00 -
197:
?
涼さーん??待ってたよぉ?楽しみにしてます?
2005-09-16 16:33:00 -
198:
涼
美貴の家に駆け込む。
『あー、階段騒がしいと思ったら連れて行かれたんやぁ』と笑っていた。
一人で家にいてもなんだか落ち着かないので美貴の家で1時間ほど過ごした。幸也からもてっちゃんからも連絡はない。どうなったんだろう…あたしの不安をよそに、携帯は黙ったままだ。
どうなったのか、何かしら連絡は来るはずなんだが…2005-09-17 08:15:00 -
199:
涼
197さんありがとう^^遅くなってごめんなさいね( p_q)
2005-09-17 08:16:00 -
200:
涼
とりあえず家に帰った。
ピンポーン♪
Σ(゚口゚;!?
恐る恐るのぞき窓から見る。
[壁]▽ ̄ ̄ ̄ ̄;)ゲッ!!てっちゃん。。。。2005-09-17 08:18:00 -
201:
涼
なんで帰ってきた!?というかなんで帰ってこれた!?家に入ってきたのは二人だったが車二台で来ているのであと何人かはいたはず。てっちゃんはヘタレだとも聞いているのでまさか全員に勝って帰ってきたわけではないだろう。
っていうか、気まずいじゃねぇか(・ω・;
そーっとドアをあける。
入ってきたてっちゃんの姿にあたしはびっくりした。ボコられたのが目に見える傷だらけで血まみれ、服はボロボロ。あたしから借金して買ったお気に入りのパンツもビリビリになっていた。
『お前…あいつらに俺のこと売ったん?』2005-09-17 08:22:00 -
202:
涼
『え、知らんよ。涼だってびっくりしてんねんから。だいたい、あんないきなりドアあけて入ってくるような人にあんな剣幕で怒鳴られて“なんなんですか?”とか言える訳ないやんか!幸也元ヤンやしどうせ一緒におった人だってそんなんなんやろっ!怖いやん!連れていかんといてとかゆわれへんやん!』
言い訳するときって、誰でも異様に言葉数が増えるなぁ…なんて実感してしまった(笑)2005-09-17 08:26:00 -
203:
涼
『ホンマに売ってへんねんな?信じるで?』
この状況下でそんなことがよく言えたもんだ。だいたいウチのマンション、オートロックなのにマンションばれたからって部屋番号がばれるわけないじゃないか。そもそも入ってこれたのがおかしいって事に気づけよ…
『あいつらに携帯とられたから、紙にお前の番号書いて。俺逃げるから、明日電話するから待ち合わせしよう』
…まっぴらごめんだよ!と思ったが一度逃がしてしまってる以上二度目があってもおかしくない。そう思って紙に携帯番号を書いて渡した。2005-09-17 08:30:00 -
204:
名無しさん
更新嬉しい 完結ょろしくね
2005-09-17 08:30:00 -
205:
名無しさん
気になる
2005-09-17 08:37:00 -
206:
涼
ボロボロになった服を着替え、血を拭いて、びっこをひきながらてっちゃんは走っていった。普通にあたしのヴィトンのかばんを持って…(*^-ェ-)
ドアが閉まって慌てて幸也に電話をする。
『ちょっと!?てっちゃん帰ってきたけど!?』
『まじで?』
おい!お前ら上上がれ!さっきの部屋や!と言う声が聞こえた。
『ちゃう、一回さっき上がってきてるから警戒してんのかもう逃げたで!』
待て!お前ら裏口回れ!○○と●●は俺と正面い…電話は切れた。2005-09-17 08:39:00 -
207:
涼
204さん205さんありがとう♪頑張ります〜
2005-09-17 08:40:00 -
208:
涼
気になったので鍵をかけて下に下りた。
?(゚◇゚;) ゲッ
明らかに見た目からしてヤンキーな人が結構な人数いた。…こんないっぱいできたのに逃げられたのか?"o(-_-;*)
『ここ、他にいり口とかある?』『ううん、ないよ。正面と裏口だけ…』
『どっから見てるかわからんから涼ちゃん家戻っとき。つながっとったんばれてまうで』
そう言われたので家に戻った。2005-09-17 08:44:00 -
209:
涼
家に戻っても落ち着かない。イライラしながらタバコばっかり吸っていた。
『おい!そっち行ったぞ!!逃がすな!』
フイに廊下から大声が響いた。バタバタ走る足音。指示を出す幸也の声。てっちゃんはマンションの中を逃げ回ってるらしかった。時折叫ぶ男の声が聞こえる。バラバラに分かれて探しているから大声でやり取りしているのだろうが、ちょっとこれは…近所迷惑なのでは…(-ω-;)2005-09-17 08:49:00 -
210:
涼
それはしばらく続いた。足音も叫び声もしなくなった頃、あたしの携帯が鳴った。06で始まる番号…なんだろうと思いながら電話に出た。
『すいません、管理人ですが』( ̄ェ ̄;) エッ?
管理人室まで来てください、と言われ渋々下に降りた。
『あの騒ぎはなんですか?』開口一番こう言われた。なんであたしに聞くんだろう。まさか住人一人一人にこうやって電話をしているわけではないだろうから何か根拠があるはず…
『なんであたしに聞くんですか?』少し強気に出てみた。2005-09-17 08:55:00 -
211:
名無しさん
読みながら場面が浮かんでメッチャドキドキすんねんけど 今日はここまで?
おあずけ状態かぁ(-_-;*) 次の更新待ってます☆2005-09-17 09:36:00 -
213:
涼
211さん212さん、書き込みありがとう♪
励みになります〜ヾ(●⌒∇⌒●)ノ2005-09-27 12:06:00 -
214:
涼
『バタバタ走りまわっとる奴が、階段はそこの他にはないんかと聞きにきたんや。それに、知らんかったやろうけどエレベーターの所に小さなカメラがついててな、だれがどこの部屋に行ったか見えるようになっとるんや。』
うわー、ごまかされへんがな( ̄▽ ̄;)!!
もうシラ切るのは無理だと思った。
『すいません。ウチに来てた子、なんか追われてたみたいで。あたし知らなくて。追っ手が来たみたいなんですよね。』
『そうなんか…でもな色んな部屋から苦情が来てるんやわ。うるさいって。もう時間も遅いやろう?寝てる人もおるしな。』
『はぁ。。。すいません。』2005-09-27 12:13:00 -
215:
涼
確かに、何も知らずに家にいたら相当うるさかったと思う。たまに子どもの姿も見かけた事があったからお母さんなんかは子どもが起きてしまって大変だっただろう…
ピンポーン♪
…誰か来た。開けるとそこには幸也をはじめ数人男の子がいた。
『とりあえず入って』
多いΣ( ̄ロ ̄lll)8人ほど入って来た。
2005-09-27 12:17:00 -
216:
涼
『逃げられたわ…』
(゚Д゚) ハア??
その人数で!?たった一人に逃げられた!?んなあほな…"o(-_-;*)
『やっぱロープとか持って来るべきやったなぁ』
『飛び移るなんか思わんしなぁ…』
飛び移った!?Σ( ̄Д ̄;)2005-09-27 12:22:00 -
217:
涼
なんとてっちゃん3階で追い詰められ、何を血迷ったか隣のビルに飛び移ったらしかった。
幸いちゃんと着地はしたらしいが。みんなもさすがに自分も飛び移るなんて芸当は出来なかったようだ。
本気で逃げてる奴には出来ても、追ってる側はさすがにひるむだろう。そんな話を聞いてはさすがに責める訳にも行かず、あたしはだまったままだった。2005-09-27 12:24:00 -
218:
涼
ピンポーン♪
みんなが一斉にビクッとなった。
『・・・幸也、何人で来たん?』
『全員で8人…』
ということはここには全員居る。まさか…2005-09-27 12:26:00 -
219:
涼
奥の部屋に全員詰め込んで、ドアを閉めた。玄関のクツは全部トイレに放り込んだ。
おそるおそるドアをあけると、そこに居たのは管理人のオッサンだった。ゴミ袋を持っている。
『これ階段にようけ散らばっとったんやけど、さっきの逃げてた子のんやないか?』
ゴミ袋の中を見るとてっちゃんの上着、靴、財布、勝手に持っていったあたしの鞄が入っていた。
『ご迷惑かけました。すみませんでした…』
もうこんなことのないようにね、と管理人は帰って行った。2005-09-27 12:29:00 -
220:
涼
パタン、とドアを閉めると皆出てきた。
『あいつの荷物・・・階段に散らばってたってさ。』
みんなは財布の中から手がかりになりそうなものを探していた。財布の中にはあたしの番号の紙もあった。
捨てていった中にあるということは連絡してくる気はないんだろうな・・・
そして、靴があるということは裸足だろう、そう遠くには行ってないはずということでみんなはまた探しに出て行った。2005-09-27 12:34:00 -
221:
涼
あーぁ、あたしのお金返ってこないんだなぁ。。。まさかこんな結末になるとは思っても見なかった。
こんなことなら、外に連れて行かず家の中で皆で詰めればよかったのに、って今更そんなこと思っても仕方ないけど…2005-09-27 12:36:00 -
222:
涼
しばらくしたある日、幸也から電話がかかってきた。警察から電話があったらしく、あたしのとこにもあるかも知れないということだった。
『あの子は何も関係ない。なんも知らんかったんやからってゆうといたけど、電話はかかってくると思う』といわれた。2005-09-27 12:38:00 -
223:
涼
数日して本当にかかってきた。警察本部の人間だという人と会うことになった。警察も追っていたらしく、最後の足取りがあたしの家だということで調べられる羽目になった。
どこまでも迷惑かける男だ。ほんと、厄介って名前がぴったりだよ。。。
そんなことを思いながら刑事さんに会った。(刑事なのかどうかは知らないけど)
警察というのは疑うのが仕事なのはわかるが、なんとも態度の悪い男だった。
ホンマはまだかくまってるんちゃうんか、とか、ホンマはまだ連絡とってるんちゃうんか、とか何度知らない、連絡もない、と言っても『もう一回だけ言うぞ』やら『ホンマのことゆうてや』などの前振りをつけ同じことばかり聞かれた。2005-09-27 12:43:00 -
224:
涼
どこにいるのかなんて、こっちが知りたいわ!
思わず叫んでしまった。そうか、すまんな。ありがとうと言って刑事は帰っていった。
怒られるかと思ったのに拍子抜けした。
そこから、もう電話もかかってくることはなくなった。2005-09-27 12:45:00 -
225:
涼
一ヶ月ほどたったある日また幸也から電話がかかってきた。
なんと、てっちゃんが捕まったらしい。警察から電話があったそうだ。
警察に身柄を持っていかれてしまっては、もうお金を返してもらうことも出来ないと幸也は言った。
あたしはお金なんてもうどうでもよかった。またひょっこり現れるんじゃないかと言う不安はこれでなくなった。
もうこんな男はこりごりだ。人を見る目を養わなきゃいけないなと心底思った出来事でした
☆完結☆
2005-09-27 12:51:00 -
226:
名無しさん
非常に厄介ゃから書くな?ゥザぃ?
2005-09-27 12:51:00 -
227:
涼
はい、ダラダラ続きましたが完結です。読んでくれてた皆様ありがとうございました♪
途中更新しなかった時期もありましたが、支えてくれた人のお陰で完結させることができました。
本当に、ありがとうございました 涼2005-09-27 12:53:00 -
228:
名無しさん
リアルでおもしろかった
2005-09-27 12:59:00 -
230:
涼
228さん229さんありがとう♪
次の話・・・あるようなないような(笑)
また書いた時にはよろしくですvUo・ェ・oU2005-09-27 13:45:00 -
232:
涼
わからないですねぇ。面会も行ってないしそのあと連絡も取ってませんし・・・ゴメンナサイ(*- -)(*_ _)ペコリ
2005-09-27 14:53:00 -
233:
梢 ◆VE2vvcSGSs
完結ぉめでとぅ&ぉ疲れサマ(≧▽≦)/メェーーッチャぉもしろかった♪また涼サンが小説書く時は、絶対読ませてもらぃます♪初カキコでした♪
2005-09-28 02:51:00 -
237:
名無しさん
おもろかった?
2005-10-17 17:57:00 -
238:
なるみ ◆1oKmZSIAF.
涼ちゃんお久です 完結してからだいぶたってのカキコなんだけど、たまにはここを覗いてるかな?
この話が最後まで読みたくて、コピペしたんだけど、最後まで書いてくれてありがとう☆
新しくなってからは旧掲示板からの作者がほとんどいなくなったみたいやね。
心ないカキコもあるけど、気にせずに頑張ってほしい 楽しみに読んでる人も多いのだから!私も今書いてるけど、旧掲示板で同じ時期に書いてた作者同士としても、涼ちゃんには書き続けてほしいです
2005-11-01 13:10:00 -
239:
名無しさん
面白かったデス?
2005-11-04 15:27:00 -
240:
涼
梢さん☆ありがとう♪またなにかあったら。。。書きますね♪
なるみさん☆めちゃめちゃお久しぶりです!ありがとうございます☆なんとかがんばって完結させました♪次もお話が出来たら書こうと思います…実はちょっとまたネタになりそうな話が…( ̄ー ̄)
237さん・239さん、ありがとうございます。面白かったと言っていただけたらこの経験も無駄じゃなかった気がします(笑2005-11-06 15:43:00 -
241:
名無しさん
次回作品も期待してるよ
2005-11-06 19:53:00 -
242:
モリモッチ
アゲ??
2005-11-07 21:07:00 -
243:
名無しさん
ぉ?ぃ
2005-11-13 15:21:00 -
244:
名無しさん
?
2005-12-29 08:10:00 -
246:
名無しさん
おもろかた?
2005-12-30 14:53:00 -
247:
名無しさん
アケ
2006-03-08 00:59:00 -
250:
名無しさん
この話好き
2006-05-02 04:23:00