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☆厄介物語☆
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1:
涼
覚えてくれてる方、いるかな??恋愛ジャンキーの涼です♪
第二作目、今日からスタートします。
前回に比べたらだいぶ短くなると思うけど(^^;
また(・o・)ヨ(・д・)ロ(・ェ・)シ(・ε・)クです。
2005-05-22 01:22:00 -
2:
涼
ブーっブーっ・・。ずっと寝てなくて恵理と一休みしようと昼間に漫画喫茶に入ったとたんに携帯が震えだした。みんな夜働いているのに、こんな時間に電話なんて誰??
そこにはびっくりする名前が。《てっちゃん》。二ヶ月ほど前から行方不明になってたあたしの口座だった。
『どしたん!?ってか久しぶりすぎやし!!』『久しぶりやなぁ元気やった??』
いやいや、何普通に話してるんですか・・・。
あたしは、男前名てっちゃんに、冗談でよく好きだ何だといっていた。
『お前二ヶ月前と気持ち変わってない?』
・・・・は??2005-05-22 01:23:00 -
3:
涼
略
『お前二ヶ月前と気持ち変わってない?』
・・・・は??
2005-05-22 01:25:00 -
4:
涼
かっこいいやら、好きやらいったことはあるけど、本気じゃなかったし、大体あたしには彼氏がいた。
『キャッチしたときからいいなって思ってて…俺、店に呼んだりとかする気なかってんけどお前俺に会ったら、店行きたいばっかり言うし俺のことホストとしてしか見てないんかなって思ってて言われへんかってんけど…付き合ってもいいで?』
いいで?って言われても( ̄Д ̄;; もうとっくに冷めたし、そもそも付き合いたいほどまで好きじゃなかったし…2005-05-22 01:27:00 -
5:
涼
『お前が店の人間と連絡とってないんやったら俺ら付き合えるねんで。』
勘違い激しいなこいつ・・・久しぶりに喋ったてっちゃんの第一印象はそれだった。2005-05-22 01:28:00 -
6:
涼
確かに顔は男前だけどろくに喋ったこともなくて中身なんか知らないに等しかった。しかも、あたしが自分のことを好きだと思い込んでる喋り方にびっくりした。
とりあえず、次の日遊ぶことになった。
夜中に会うことになったのに、遅れるからと朝7時まで待たされ、挙句にはそれにも遅れて結局待ち合わせ場所にてっちゃんが来たのは10時だった。ぶらぶらして、夕方まで遊んだ。2005-05-22 01:29:00 -
7:
涼
店を飛んでから土方をしていると言っていた。あってない二ヶ月間のことを話したり、映画を見に行ったり、寝てないあたしにはちょっときつかったけどそれなりに楽しかった。
中身には問題ありっぽいが、顔は文句なしに男前。その日、引越しだったあたしは、夕方に帰って、友達の車で荷物を運んでもらった。2005-05-22 01:30:00 -
8:
涼
荷物とは言っても言うほどないので片付けも済み、ほとんど寝てなかったあたしはすぐに寝てしまった。
起きたら昼過ぎ。しまった寝すぎた…と朦朧とする意識の中でタバコに火をつけ携帯チェック。《不在着信:8件》・・・は?
見るとすべててっちゃんからだった。かけすぎやし…と思いながらかけなおした。2005-05-22 01:31:00 -
9:
涼
『あんな、お前が嫌やったらいいねんけど、俺今友達んとこ住んでて肩身狭いから転がり込んでいい?』
そんな言い方をされては、断りにくい。一人でいるのは好きじゃないし、まぁいいかなと思ってOKした。
次の日の朝、てっちゃんはやってきた。それも朝6時に。非常識極まりない…(-_-)
2005-05-22 01:32:00 -
10:
涼
とりあえず仕事後だったあたしは、寝た。てっちゃんはテレビを見ていた。
目を覚ますともう真っ暗。てっちゃんの姿はない。ふと見るとテーブルに書置き。
『ちょっと用事で出かけるから、また帰ってくるから。今お金ないから借りていくで』
財布を見ると空; ̄ロ ̄)!!・・・・・・おいおい
あわてて電話をかけると、『ツレに借りてた分をどうしても今日返してって言われたから…』
人に借りた金を人から借りて返すなよ…と呆れた。2005-05-22 01:32:00 -
11:
涼
略
人に借りた金を人から借りて返すなよ…と呆れた。
2005-05-22 01:34:00 -
12:
涼
恵理は同じマンションに住んでいた。あたしが家にいるときは基本的に鍵は開けっ放しというなんとも無用心な状態だったが入ってくるのは恵理か、てっちゃんくらいだった。
『涼〜?寝てんの?』恵理の声で目が覚めた。
『んぁ…今起きた。。。』『どうなったん、あの口座の子っ』『あぁ、さっきまでウチにおったよ。涼の財布から札全部持っていったけど』『はぁ(ノ゜?゜)ノ!?』2005-05-22 01:35:00 -
13:
涼
恵理に書置きを見せた。札全部とは言っても何千円しか入っていなかったがおかげで所持金は1000円以下だ。
『ありえへんなぁ。。。このまま逃げられたりするんちゃうの?』
あたしは、部屋の隅に置かれたてっちゃんの荷物を指差し『大丈夫やと思うで』と答えた2005-05-22 01:36:00 -
14:
あい
見てますよ?
2005-05-22 01:36:00 -
15:
涼
夕方ごろ、てっちゃんから朝方帰る、と電話があった。帰るってあんた。自分の家気取りですかΣ( ̄□ ̄;)!
そして予告どおり朝になると帰ってきた。しかもまた、6時ごろに。あたしは一回寝たら起きないのだが、帰ってくるんだなと思っているとどうも深い眠りにつけない。微妙な睡眠不足になりそうだ。2005-05-22 01:37:00 -
16:
涼
『あんな、一生のお願いがあんねん』
この、《一生のお願い》ってやつは誰が使うときでも、ろくな内容じゃないことが多い。案の定今回もそうだった。
『お金貸してほしいねん』やっぱり…(-_-)『いくら?』と答えた自分が情けないが…答えは2万だった。しかもスロットの軍資金(≡д≡)
土方の給料が入ったら返す、と言っていたので、渋々貸した。2005-05-22 01:38:00 -
17:
涼
その日、仕事から帰ると朝の4時だというのにてっちゃんはまだ起きていた。『先に寝るんは悪いと思って…』いや、起きてられた方がなんか罪悪感感じるんですけど…(゜_゜i)
お風呂に入って、二人で寝た。目を覚ますとまた、てっちゃんは居なかった。
夕方に電話がかかってきて『何時に終わるの?早く帰って来てな』といわれたので、じゃぁ1時に帰るよと答えた。2005-05-22 01:39:00 -
18:
涼
仕事はきりよく1時前には終わり、店の女の子と喋っていた。ふと携帯を見ると1時2分。と思った瞬間にてっちゃんから電話がかかってきた。
『1時に帰ってくるって言ってたけど、もう1時過ぎたで?何時に帰ってくるん?』
(゜Д゜) ハア??束縛…涼が一番されたくないことだ。しかも、彼氏ならまだしも彼氏じゃない奴に。2005-05-22 01:40:00 -
19:
削除削除されますた
あぼ~ん -
20:
涼
とりあえずすぐに帰った。なんだかんだ言ってもあたしは甘いようだ。帰ると、てっちゃんはすごくうれしそうな顔であたしを迎えてくれた。
『あんな、おかんにお前の携帯番号言ったからかかってきたら出てな』
えっΣ( ̄Д ̄;)
『何でおばちゃんに言ったん?』『いやアンタ最近どうしてんのって言うから付き合ってる女んち住んでるって言ったから…そしたら番号言えって。』2005-05-22 01:41:00 -
21:
涼
マザコンですか?!(・◇・;)ってか付き合ってないから(-_-)勝手に話を膨らまされた。というか、てっちゃんの中では付き合ってるつもりなんだろうな…なんでそう自信過剰なんだろう…
2005-05-22 01:42:00 -
22:
涼
自信過剰というか、てっちゃんはナルシストだった。ちょうど、テーブルを置いてる位置から全身鏡が見えるのだが、彼は寝てるとき以外は、常に視線は鏡だった。あたしと話していても、視線はそのまま。
男前なのは認めるけどそこまでナルシストだとちょっとキモイ。髪をかきあげる時のかっこいい角度でも研究しているのか、ひたすら髪を触っていた。2005-05-22 01:43:00 -
23:
涼
『明日、買い物行こうや☆仕事夕方くらいに終わらしてさ♪』終わらしてさ、ってそれはあたしに寝るなということか!?
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
まぁ、あたしも買い物は行きたかったし結局行くことにした。
夕方まで仕事なら、寝ないほうが得策だな、と思いビデオを借りてきて、見た。朝になるとてっちゃんは待ち合わせの時間に帰ってくるから、と出かけていったので恵理を呼んだ。2005-05-22 01:44:00 -
24:
涼
『どうなんさ、てっちゃんは♪』恵理は興味深々だった。あたしはこれまでのことを話した。
『なんか、厄介な子やなぁ』
恵理のこの一言でてっちゃんのあだ名は厄介に決まった。
仕事を夕方に終わらせ、ちょうど最後のお客さんが常連さんだったので車で送ってもらった。黒のセルシオ、発光ナンプレの・・・1というなんともいかつい車で待ち合わせ場所まで行った。
てっちゃんは車から降りてきたあたしを見て一瞬ぎょっとしていた。2005-05-22 01:44:00 -
25:
涼
アメ村に行って、服屋を見て回った。厄介は、服のセンスも厄介だった。いいのがあるのに、あえて微妙なほうを選ぶ。しかも、自分はセンスがいいと思っているところがまたさらに情けない。『あ、俺お金ないから、服買う分貸してな』
さらっと言うな(-_-メ;)
しかし甘い涼はまた貸してしまった2005-05-22 01:45:00 -
26:
涼
『俺、お前の好みにあわすから、服』唐突に言い出した。別に頼んだわけじゃない。それならば、と『これかっこよくない?』『かっこよくない』
『これめっちゃ渋いやん』『どこが?そういう生地、安っぽく見えるで』
『これは?』『そういう柄嫌い。』
遠慮なくあたしの好みを言わせてもらった。自分から、これは?とは絶対薦めなかったからか、見事にあたしの好みの範囲外のものばかりを選んだ。
結局ジーパンと、トップスを何点か買って帰った。2005-05-22 01:46:00 -
27:
涼
その日、友達に自転車を借りて帰ってきたというてっちゃんは日航ホテルの前に鍵をつけていない自転車を止めていた。あんなとこ盗られてもおかしくないのに危ないなぁと思ったが友達が鍵をなくしたといっていたので別に気にも留めなかった。
家に帰ると、さっき買ったばかりの服に着替え、自転車を返しに行くといって友達のところに出かけていった。2005-05-22 01:47:00 -
28:
涼
その日は夜中に帰って来て、朝方におかんと会うから、と言ってまた出かけていった。もう20代後半にもなって、おかんと会うってどうなんそれ…Σ( ̄⊥ ̄lll)と思ったが、まぁひとそれぞれだし、と思っていた。
2005-05-22 01:48:00 -
29:
涼
それ以降も、《おかんに会う》と言って出かけることは多かった。ほんまもんのマザコンかもしれん…
そしてほぼ毎日あたしから金を借りていった。
あたしは、尽くすタイプだったが、てっちゃんは尽くしてくれた。ベタ甘だった。2005-05-22 01:49:00 -
30:
涼
髪の毛が絡まったと言ったら、『ほどいてあげるよ』と言ってほどいてくれたし、少し動けば届くようなものでも言えば取ってくれた。そして、付き合ってると思い込んでいるからか友達が家に来て二人きりじゃなくなるのを嫌がった。
友達がいると、不機嫌になって口もきいてくれない。何度も顔を合わしている恵理の前でだけは、いつものようにあたしにべったりだった。2005-05-22 01:50:00 -
31:
涼
そんなてっちゃんを、恵理は少し嫌がっていた。恵理はしっかりした男性がタイプらしく、てっちゃんのようにべたべたする男は嫌いらしい。それでも暇があるとウチに来ていたので、恵理はいつも苦笑いだった。
てっちゃんはいつも、夕方から出かけたいといっていたが、それではあたしの体が持たない。数日間すれ違いだった。そんなある日、『俺、ここ出ようかな』とてっちゃんが言い出した。2005-05-22 01:51:00 -
32:
涼
全然出て行ってくれて構わない。引き止める理由もない。聞いてもないのにてっちゃんは、出て行きたい理由を話し始めた。
『だって、最近友達来たりとか、仕事とかでちっとも二人でおられへんやん』
どこまで自己中なんだΣ(゜口゜;勝手に転がり込んできといて…そしてあたしにはもうひとつ疑問があった。どうして毎日うちにいるのか?仕事に行っている素振りはまったくない。ただ毎日遊んで(あたしの金で)暮らしていた。2005-05-22 01:53:00 -
33:
涼
『二人でおられへんねやったら俺ここにおる意味ないし…』( ̄△ ̄;)エッ・・?元からあなたがここにいる意味なんてありませんが?居てくれと頼んだ覚えもないですが?
あたしは基本的に一人は嫌いだったがどうしても誰かと居たい訳ではない。居ないよりは、居るほうがマシ、程度だった。2005-05-22 01:54:00 -
34:
涼
『だから明日は早く帰って来てな』・・・どうしてそうなるΣ( ̄Д ̄;)そもそもあんたにちゃんと収入があればあたしはあんな長時間仕事に行かなくてすむんですけど!?
でもなんだか可哀相な気がしたので明日は早く帰ってあげようと思った。2005-05-22 01:55:00 -
35:
涼
恵理とてっちゃんが家に二人で出前のお弁当を食べていた。『おぉ、恵理来てたんや』と、平静を装ったが胸中穏やかではなかった。
あたしがいるから、この二人が同じ空間に存在できるのであって、あたしのいないときに二人ってどういうこと??
ジュース買ってこようと思ったのに忘れたから行って来る〜ともっともらしい理由をつけて家から出た。2005-05-22 01:56:00 -
36:
涼
長いこと毎日一緒にいるせいか、あたしはてっちゃんに情が湧きかけているようだ。
これはやきもちなのか・・??恵理とてっちゃんが二人でいたことに対して妬いているのか?
そんなことを考えながら、別に用もないのにコンビニに行き適当に飲み物を買って帰った。
家に帰って、何事もなかったように振舞う。ふと見ると、今朝残り少なかったはずのパックのお茶をてっちゃんは飲んでいた。2005-05-22 01:57:00 -
37:
涼
『それ、まだ残ってた?』『ううん、中は水。』
Σ(□ ̄; )!!
ウチにはミネラルウォーターの買い置きはない。そう、その中身は水道水だ。2005-05-22 01:58:00 -
38:
涼
水道水をパックに入れて飲むって。。。あたしは呆れ顔で買ってきたお茶のパックを手渡した。うちの下には自販機があるのに…
あたしは恵理が居たことに、少なからず腹が立っていたのでさっき出た隙に女友達の舞を呼んだ。てっちゃんの嫌がることで仕返しをしてやろうと思った。案の定、最初につれて入ったときにてっちゃんはあからさまに不機嫌な顔をし、そこから口数も減った。2005-05-22 01:58:00 -
39:
涼
4人でビデオを見ていたが、女が三人もいるのにジェイソン系の映画を見ても誰一人怖がらないところがちょっと笑えた。
あたしと舞は時折関係ない話をしながら、途中で恵理が帰って3人になった。ビデオが始まってからてっちゃんは一言も口をきかない。そこまで真剣に見るようなものでもないのにすねてることを最大限にアピールされていた。そしてそれが、余計あたしをいらいらさせた。2005-05-22 01:59:00 -
40:
涼
ビデオが終わり、舞は帰って行った。途端にてっちゃんが『俺が何で口きかへんかったかわかる?』ときいてきた。理由はわかっている。腹が立ってたあたしは、食って掛かる様に答えた。『は?じゃぁあんた、涼がなんでツレ連れて帰ってきたかわかるん?』『俺が恵理ちゃんとおったから?』
わかってるんやんか。じゃぁ何できいてくるねん…。2005-05-22 02:00:00 -
41:
涼
『そうや?それに腹立ったから、あんたの嫌がる事したろうと思って舞連れて来てん。なんなん、悪いんそっちちゃうん?』『だからって仕返しとかすることないやろ?』あたしはやられたらやり返さないと気がすまないタイプだから、それは無理だ(笑)
2005-05-22 02:01:00 -
42:
涼
恵理が居た、ということより、帰る前の電話のときに『恵理ちゃん来てるで』と一言言ってくれてれば、ここまで腹が立たなかったように思う。恵理がウチにいきなり来るのはいつものことだ。別にてっちゃんを狙ってきた訳ではない事はわかっている。
それでも、それを隠されたことによって、何かあるのではないか、という思いが生まれてしまった。コンビニに行く途中では妬いてるのかも知れないと思ったが、今わかった。
自分のおもちゃを取られた様で悔しいのだ。
小さいころ、お腹いっぱいになっているのに残したものを兄弟にあげるのがしゃくだった様な、もう遊ばないオモチャなんだけど、人にあげるのはいやなような…そんな気持ちだ。2005-05-22 02:02:00 -
43:
涼
相変わらずてっちゃんは毎日うちに居た。あたしは極度の面倒くさがりで、片付けもへたくそ。ウチの母親も片づけが下手だったので遺伝かな(笑)片付けられないくせに、物の数は多いから家は結構散らかっていた。あたしは小さいときから、そんな片付いていない家で育ったから散らかっていても物がどこにあるかは全部把握できている。だから、片付ける必要もない。
ある日てっちゃんが『お前、もうちょっと家片付けたら?』といってきた。ほっといてくれ!!と思ったので『汚いと思うん?涼別に思わんし、汚いと思うんやったらあんたが片付ければ?』
さすがに食べたものをそのまま、とかはしないのでそこまで汚いとは思っていなかった。その日、仕事から帰ると家は片付いていた。ホンマにやったんかよ( ̄▽ ̄;)!!てっちゃんはなんでもあたしの言いなりだった。
ただ、お金だけはすべてあたしが出していた。2005-05-22 02:04:00 -
44:
涼
『ていうか、あんた仕事は?』『え、ここから通うん遠いし行ってない。』
Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
じゃぁウチに居座るなよ!!と言いそうになった。しかも行ってない理由が遠いって…(-_-)
稼いでこないくせに使うのだけは一人前だった。
もう、貸した額も結構膨らんでいる。2005-05-22 02:06:00 -
45:
涼
そして、《おかんと用事あるから》と言うのも頻繁に言うようになり、なんとなくいやな感じだった。いくら仲がよくても息子離れしなさ過ぎなんじゃ…今日もおかんと会うからとてっちゃんは出掛けて行った。
その日は、台風が来ていた。家に帰るとてっちゃんがテレビを見ていたので仕事の帰りにタバコを買うのを忘れたあたしは、てっちゃんにコンビニまで行って来てと頼んだ。てっちゃんが出て行ってふと見ると、携帯がおきっぱなし。
魔がさして、中を見た。2005-05-22 02:07:00 -
46:
涼
《今日は寒い中一時間も待たせてごめんね?でも楽しかった???明後日は遅れないように行くから?》 おかんちゃいますやん( ̄д ̄;)!!
他にも色んな女からのメールがたくさん入っていた。
どのメールにも?が多用されていて、明らかにてっちゃんの事を好きなのがわかる。着信も発信も、女の名前ばかりだった。2005-05-22 02:08:00 -
47:
涼
嘘をついて女とばっかり会ってることよりも、あたしの金をそこに使われたのかと思うと腹が立った。
とりあえず携帯を戻し、何事もなかったかのように帰ってきたてっちゃんを迎えた。
ごろんと横になっているといつの間にか寝てしまっていた。目を覚ますと、またてっちゃんは居なかった。そしてまた、財布の金もなかった。この頃になると《借りていく》と言うより《勝手に持っていく》ことのほうが多かった。2005-05-22 02:08:00 -
48:
涼
だからあたしはあらかじめ、仕事の帰りに恵理の家によっていくらかを預けてから帰っていた。恵理にほかの女と会っていたことを話した。別にどうでもいいのだがなんとなく腹が立つ。どんどん情が沸いてしまっているようだった。
2005-05-22 02:09:00 -
49:
涼
何事もなかったかのように、夜中仕事から帰ってお風呂に入り、寝る準備をしていた。しかし今日はなんだかなかなか眠くならない。ベットに横になり携帯でゲームをしていた。てっちゃんは、夜中よくやってる古い洋画を見ていた。
唐突に『お前なんか俺に言いたいことない?』と言われた。2005-05-22 02:10:00 -
50:
涼
言いたいこと…《金返して》か《早く出て行ってくれ》の二つくらいだが?( ̄▽ ̄;)
でも『別にないけど?』と言うと『俺の携帯見たやろ?』
ΣΣ┏(_□_:)┓iii
何で知ってるんだ???2005-05-22 02:11:00