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☆厄介物語☆

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  • 1:

    覚えてくれてる方、いるかな??恋愛ジャンキーの涼です♪
    第二作目、今日からスタートします。
    前回に比べたらだいぶ短くなると思うけど(^^;
    また(・o・)ヨ(・д・)ロ(・ェ・)シ(・ε・)クです。

    2005-05-22 01:22:00
  • 51:

    『はぁ?見てへんってぇ〜』とゲームをしながら答える。すると急に手が伸びてきて携帯を取られた。
    『いや、俺恵理ちゃんに聞いたから。何で見てへんとか嘘つくん?』
    恵理のあほぅ…( ̄□ ̄;!!
    あたしは開き直った。ねたが上がってるならしゃぁない。。。と腹をくくろうとしたら
    『俺、お前の考えてる事がわからへんわ…』
    何のこっちゃと思っているとまたしても、てっちゃんは一人で話し始めた。

    2005-05-22 02:12:00
  • 52:

    『携帯見て、女と会ってたから怒ってたんやろ?俺、お前が彼氏おんの知ってるけどここに居らしてくれてるって事は期待持てるんちゃうかなと思うねん。そうやって、携帯見るんも俺のこと気にしてるからやろ?俺の事どう思ってんのかなって思うねん。。。』
    実際、あたしにはこのとき彼氏はいなかった。ただ、一番初めに言った《付き合ってもいいで?》という、恩着せがましいなんとも思い違いの激しい一言に、なんとなく面倒くさそうだと直感で思ったから彼氏と別れていない事にしておいたのだ。
    信じてたのか…

    2005-05-22 02:13:00
  • 53:

    俺の事どう思ってんの?という質問の答えなら、一言ですむ。
    《厄介》。
    携帯が置いてあれば誰だって気になるだろう。少しは情も混じっていたかもしれないが決して好きではなかった。あたしの直感は当たっていた。面倒な男だ。
    その質問は、あたしからどんな答えを引き出したいのだろうか。彼氏がいても好きな健気な男でも演じたいのかしょんぼりした顔で座っている。

    2005-05-22 02:17:00
  • 54:

    さすがに面と向かって《厄介》だと答えるのはかわいそうだと思ったので『どうって言うかさ。。。見たけど、付き合ってるわけちゃうし、何で女とあっとったんとか涼聞ける立場ちゃうし何も言わんかってん。』
    と、ちょっと下手に出た。一応、携帯を見たのはあたしが悪いんだし。

    2005-05-22 02:18:00
  • 55:

    『見てんけどどういうことなん?って俺に聞いてくれたらよかったやん。』
    今、涼がゆうたこと聞いてたか!?(−−;聞ける立場じゃないから何も言わなかった、と言っただろうが!!
    理解力のなさに腹が立ちつい、言ってしまった。
    『ってか、あんた、仕事せんと毎日毎日涼からお金借りていってそのお金で女と会ってたって事がむかつくねん!』
    『いや、俺おごったりとかしてないで?』
    いや。。。そうじゃなくてさ(Θ_Θ;)

    2005-05-22 02:19:00
  • 56:


    いや。。。そうじゃなくてさ(Θ_Θ;)

    2005-05-22 02:19:00
  • 57:

    『おごったとかじゃなくて、涼にはおかんと会うとかゆって女と会ってたわけやん。待ち合わせ場所に行くまでのお金も、あんたのお金じゃないやん。涼が働いた金やん。たかが何百円やけど一回ちゃうやんか。そんなに他の子と遊びたかったら自分で働いて遊ぶ金作りぃや!』
    一気にまくし立てるように言うと、てっちゃんはあっけに取られたような顔をしていた。
    おごったりしてないと言う割には、毎日毎日何万かはあたしの財布から抜き取っているではないか。
    出て行かしたかったが、額が結構膨らんでいたし、返すと言う言葉を信じていたあたしはてっちゃんを追い出さなかった。

    2005-05-22 02:20:00
  • 58:

    『そういういい加減なことする前に、貸した分さっさと返して。』とうとう言ってしまった。
    『涼…?怒ってる??』ベットの中で壁にぴったりくっついて、てっちゃんに背中を向けてるあたしに近づいてきた。
    『怒ってへん。呆れてる。』と答えると『涼〜〜(/□≦、)ごめんってぇ…』と引っ付いてきた。
    そして最初は先月分の土方の給料で返すと言っていたが、おかんに定期預金を崩してもらうと言い出した

    2005-05-22 02:22:00
  • 59:

    次の日起きると珍しくてっちゃんはまだウチにいた。いつもなら出かけてるのに…と思っていると『あんな、金なかったときに質屋にヴィトンのかばん入れてんけど、今日ださな流れてまうねんやん…一万で出せるし、一万貸して?』
    ?( ̄□ ̄ || 〒 ||懲りてねぇ…
    『質から出したらそのかばん涼にあげるから!』と、家に置いてあったブランド雑誌をパラパラめくってこれこれ、と指差しながら言った。
    ・・・いらないんですけど?
    元値は一万以上する(当たり前だけど)し、使いやすいしとあまりにも説得してくる。ちょうど欲しかったやつと似てたので渋々一万かした。

    2005-05-22 02:22:00
  • 60:

    『質屋閉まるし行ってくるわ!また帰るとき電話する!』と、てっちゃんはすっ飛んでいった。昨日金のことで喧嘩になった次の日にさすがに財布から抜くのは出来んかったんやな、とちょっと笑えた。
    その夜、家に帰るとてっちゃんはもう居た。
    『かばん、どんなん?』と話を切り出すと『あ!連れに車で送ってもらってツレの車に忘れてきた┌|゚□゚;|┐』
    ・・・まぬけ!

    2005-05-22 02:23:00
  • 61:

    次の日は定期預金を崩すために、身分証がないとおろせないから役所に行くといっていた。
    朝方眠くなくて、またビデオを借りてきていたあたしはもう8時になると言うのにまだ起きていた。
    お風呂に入り、髪を乾かしセットをしたり服を選んだりバタバタしているてっちゃんを横目にのんきにココアなんか飲んだりしていた。いつ気づくかなぁ…
    そんなあたしの期待をよそにてっちゃんは準備完了。出て行こうと玄関に向かったとき、さすがにかわいそうになって言った。
    『今日、土曜やから役所開いてないで?』
    『Σ( ̄Д ̄;)それはよゆうてや…』玄関から戻ってきたてっちゃんはあたしの横に座った。

    2005-05-22 02:24:00
  • 62:


    『Σ( ̄Д ̄;)それはよゆうてや…』玄関から戻ってきたてっちゃんはあたしの横に座った。

    2005-05-22 02:25:00
  • 63:

    座ったものの、落ち着きがない。鏡を見ながら髪を触るのはいつものことだがタバコをすごいペースですっている。気づいてないフリをしているつもりなのか、てっちゃんのポケットの中で携帯が震えているのは、床の振動であたしに伝わっているのに携帯を触るそぶりはない。
    震える長さから見ても、着信のようだ。落ち着きがさらになくなる。急に不自然に、さも今気づいたかのように電話を取り話し始めた。
    『うん、わかった。もうちょいで行くわぁ』洗面所からそんな声が聞こえた。
    『おかんがな、役所開いてへんけど、飯でも行こうって言うから行ってくるわ』
    …ホント、学習しませんね、あなた。

    2005-05-22 02:26:00
  • 64:

    沸きかけた情も一気にさめた。女と会うんだ。親だと言えば何も言わないとでも思ってるのか?もうどうでもよくなったので笑顔でてっちゃんを送り出し、またビデオを見ているといつの間にか寝てしまっていた。
    昼前に寝たせいか起きるともう夜中だった。目を覚ますと、てっちゃんがあゆのDVDを見ていた。ボーっとする頭で鼻歌なんかを歌ってみるとなんだかものすごくカラオケに行きたくなった。
    『てっちゃん、涼カラオケ行きたい。』と言うと『おお、涼とカラオケ行った事ないなぁ、いこか♪』別に誰に会うわけでもないので顔を洗って適当な服に着替えてグラサンをかけて出た。
    カラオケに行くには堺筋を通らないといけない。店のやつ、おらん??とビクビクするてっちゃんはとても情けなかった。

    2005-05-22 02:27:00
  • 65:

    寝起きのせいもあり、なかなか思うように声は出ない。男の歌や、キーが低めの歌を歌って喉を馴らそう。
    そう思ってピコピコとデンモクをいじっていると『俺、結構自信あんねんやん、歌♪』と言う。店では聞いたことがなかったから興味があったので先に歌ってもらうことにした。
    十八番やねん♪と入れた歌は元の歌を聴いたことがないのでなんともコメント出来なかった。『涼、これ聞いたことないから、上手いかどうかわからんわぁ』と言うと『ほな次は涼もわかるくらいのん入れるわな』と言ってくれた。
    自分の出しやすいキーの曲を入れあたしが歌った。
    『めっちゃ上手いやん(ノ゚?゚)ノ!!』褒められたのでうれしかった。次にてっちゃんが入れたのは知ってる曲だったが…
    ; ̄ロ ̄)!!これのどこに自信を持ったのですか…?

    2005-05-22 02:28:00
  • 66:


    ; ̄ロ ̄)!!これのどこに自信を持ったのですか…?

    2005-05-22 02:29:00
  • 67:

    でも、さすがに『どこがうまいん!?』とは聞けないので上手いね、と言っておいた。自分から誘っておいてなんだが、二人で行ってるのに知らない曲ばかり入れられたのではつまらない。
    すると、聞いたことのあるイントロが流れた。
    《浪花いろは節》そう、関ジャニ∞が歌っているあれだ。三十路も手前の男が…関ジャニ∞…しかも…
    サビしか歌えてない!
    Σ( ̄ロ ̄lll)
    『俺、この曲結構好きやねんやん☆』…好きだというのならサビ以外も歌ってくださいよ…。しかもこの歌のサビって《エンヤコラセーのドッコイセ》のみですやん…
    知らない歌を聴いてるよりつらい数分間だった。

    2005-05-22 02:30:00
  • 68:


    『俺、この曲結構好きやねんやん☆』…好きだというのならサビ以外も歌ってくださいよ…。しかもこの歌のサビって《エンヤコラセーのドッコイセ》のみですやん…
    知らない歌を聴いてるよりつらい数分間だった

    2005-05-22 02:31:00
  • 69:

    帰り道で『あとなんぼのこってるん?』と聞かれた。また貸してって言うんだろうなというのは直感でわかった。カラオケの会計もすべてあたしが払った。
    『何につかうん?』『え、金って何でわかったん!?』
    『こんだけ一緒におったらわかるよ』と怪訝そうな顔をして答えるあたしなんかまるで見てないかのように『めっちゃかっこいいパンツがあってな、ツレが服屋でラスイチやって言ってたから…』とうれしそうな顔をした。

    2005-05-22 02:32:00
  • 70:

    『なんぼするん?』『28000…』働いてないくせに…ホンマ使うのだけは一人前やなと思っていると『もう、取り起きしてもらっててな、明日までに取りにいかなあかんねん…言い出しにくくてさ』
    ハナッから借りる気やったんかい(T▽T)
    定期を崩して返すと言う言葉に安心し切っていたあたしは呆れながらもまた、貸してしまった。
    自分で持っていると、全額使ってしまうので貸しておけば貯金みたいなもんだなと思っていた。

    2005-05-22 02:33:00
  • 71:

    次の日にはまた役所へ行くと出て行き、月曜日だしと思って行かせた。その後おかんと飯食ってくるから〜と毎回のように母親をダシにし、女に会いに行ったことくらいわかっていた。
    夜中に帰ってきたてっちゃんは『取ってきたけど銀行もう閉まってたからおろすのはまた日が延びる…ごめんな』と言ってきた。また。。。正直ちょっとうんざりだった。(_ _。)・・・シュンと反省しているのかと思えば急にうれしそうな顔つきに変わり、『ほらこれゆってた取り置きしてもらってたパンツ!!バリかっこよくない?』
    それがかっこいいものならまだしも、やっぱり微妙な品だった。あぁ、いいんちゃう?と適当に返事したのに『そうやろ?』ととてもうれしそうだ。
    お金、いつ返ってくるんだろう…頭の中は、それ一色だ。

    2005-05-22 02:34:00
  • 72:

    仕事から帰ってくると、また珍しくてっちゃんは家にいた。台風接近中のニュースがひっきりなしに流れるうるさい夜だった。
    『あんなおかんの方の法事でなおかん実家帰ってんやんか…やから明日後銀行行くから。』
    また延びるんかいΣ(゚口゚;
    おかんの実家は沖縄らしい。…沖縄??この台風の中飛行機飛ぶんか!?接近してんねやろう??
    『飛行機飛ぶんかなぁ…』そういったあたしの声は耳に届いていないかのような顔をしててっちゃんはオヤスミ、とベットにもぐりこんだ。

    2005-05-22 02:35:00
  • 73:

    今日もテレビは台風のニュース一色だ。規模が大きいだの、注意してくださいだのよくわからない天気図を指しながら冷静に喋るアナウンサー。
    あたしが注意しなきゃいけないのは台風よりこの男だ。あたしの横で子供のような顔をして寝ている男だ。大阪や東京のような地下鉄の走っているところは水が下に流れるので安全だと聞いたことがある。マンションだって鉄筋だし、吹き飛ばされたりはしないだろう。
    てっちゃんのおかんは金曜に帰ってくるらしい。そしてその足で銀行へ行くのだとか。
    そのとき一番聞きたくなかったニュースが流れた。
    『明日未明ごろ沖縄付近に上陸する恐れがあります。』
    ( ̄□ ̄;)!!
    ヒコウキトバナイジャン…

    2005-05-22 02:36:00
  • 74:


    ( ̄□ ̄;)!!
    ヒコウキトバナイジャン…

    2005-05-22 02:36:00
  • 75:

    『なぁ、飛行機とばへんやんこれじゃぁ。』
    ベットに背を向けたままものすごく不機嫌な声でてっちゃんに話かける。ベットから出ては来ないが、少し前から起きているのは気づいていた。その証拠に大きな声を出したわけでもないのに話しかけた途端に体がビクッとなったのをあたしの目の前の全身鏡が映していた。
    『ん…??』
    さも今起きたかのような演技にさらに腹が立つ。
    『明日帰って来るんやろ?お母さん。台風で飛行機とばへんで?一日延びるってことは、帰って来るの土曜日やで?銀行開いてないやん!結局月曜日になるやん。ほんならまた、仕事がどうとか言うんちゃうの!?』
    まくし立てるように一気に言い放った。何も言わない。その態度が余計にあたしをいらだたせる。
    するといきなり乱暴に煙草を灰皿に押し付け、『風呂入ったら出かけてくるわ。』
    って逆ギレかよ( ̄□ ̄;)!!

    2005-05-22 02:37:00
  • 76:


    まくし立てるように一気に言い放った。何も言わない。その態度が余計にあたしをいらだたせる。
    するといきなり乱暴に煙草を灰皿に押し付け、『風呂入ったら出かけてくるわ。』
    って逆ギレかよ( ̄□ ̄;)!!

    2005-05-22 02:39:00
  • 77:

    名無しさん

    コピペ完了!
    涼さん続きヨロシク 本間待ってるし

    2005-05-22 02:42:00
  • 78:

    待ってます。

    2005-05-22 03:11:00
  • 79:

    名無しさん

    笑ってィィのかゎかんなぃけどふきだしてもた?涼ちゃん頑張れ?楽しみにしてます(?^?^?)

    2005-05-22 03:15:00
  • 80:

    名無しさん

    続き続き!

    2005-05-24 03:11:00
  • 81:

    名無しさん

    あげ

    2005-06-08 18:02:00
  • 82:

    名無しさん

    早く書いて

    2005-06-11 13:58:00
  • 83:

    名無しさん

    そろそろ書いてくれそう…!

    2005-06-20 02:33:00
  • 84:

    偉そうな事を言って出て行ったくせに、昼過ぎには帰ってきた。
    ちょうど出かける用意をしていたあたしと目が合い、気まずそうなてっちゃん。
    横に座ってじっとしている。
    『今週の日曜、涼おらんから、てっちゃんも友達んちかどっか泊まってな』
    『えっ、どこいくん?』・・・どこでもいいだろう。。。
    用事とは実家に帰ることだった。祝い事があるらしく親戚みんなが集まって食事をするらしい。ぜんぜん実家に帰っていないのでそんなときくらい帰らないと申し訳ない。
    『実家やで。親戚みんな集まるから、涼も帰らなあかんねん』
    『それ、俺も一緒に行きたい!』
    ・・・(゚Д゚) ハア??

    2005-06-20 03:27:00
  • 85:

    何しにくんねん。ってかこんでいいし。。。;連れて帰るとか絶対無理やし…。親に何言われることやら。
    何とか諦めさそうとしたがなかなかしつこい。しかし、しつこく言われたって無理なもんは無理。話してても無駄な気がしたのでもうほっておいた。
    日曜日が来た。
    『涼が今日は友達のとこ泊まれって言うから行ってくるわ。』
    いや、そんな引きとめてほしそうな顔されても( ̄△ ̄;)
    『うん、いってらっしゃい♪』
    態度がむかつくので目も合わせずに言ってやった。

    2005-06-20 03:32:00
  • 86:

    祝い事だし、と思って少し大人っぽくしていったつもりだったが、完璧に浮いていた。水商売丸出しだった。考えてみれば親戚に同年代は誰もおらず、年配・中年・子供ばかり。やってしまった( ̄▽ ̄;)!!
    ほんと、あいつを連れてこなくてよかった。まぁ連れてくるつもりなんてさらさらなかったんだけど(笑)
    食事会はお開きになり、あたしはミナミへと戻った。そう、ただ夜の早い時間にいないだけで一晩中いないわけではなかった。ただたまには一人ですごしたかった。
    顔を合わせれば金の事で気を揉む相手といると疲れる。少しは考えずに居たかった。
    しかし・・・家に一人で居ても暇だった。しかもせっかく着飾った。親戚の集まりなのにセットにまで行った(´▽`)
    このまま寝るのはもったいない。あたしは夜のミナミの街へと向かった。

    2005-06-20 03:38:00
  • 87:

    延滞しているビデオを返しにツタヤへと向かう。さすが日曜、ホストが少ない。でも昔に比べれば日曜に開いてる店が増えているせいか、多少ぱらぱらとキャッチの子らが立っていた。
    『だーれだっ!』いきなり目隠しをされた。
    ・・・・ホントに誰だΣ(T▽T;) !?
    手を振りほどき振り返ると、当分連絡さえ取っていなかった口座だった。
    暇だったし久しぶりだったし飲みに行った。てっちゃんがうちに来てから飲みになんてほとんど行けなかった。…財布から抜かれてたから…q(T▽Tq)

    2005-06-20 03:45:00
  • 88:

    その帰り道、引っかけを通った。
    『涼ちゃん!?』バカでっかい声で呼ばれた。
    げっ( ̄□ ̄;)!!
    てっちゃんが飛んだ店の従業員だった。私服だったので全く気づかなかった。やばい。どうしよう…
    てっちゃんがうちに居る間は飛んでいるからと少し気を使ってあたしもあまりひっかけや商店街などは歩かなかった。日曜だからと油断した…なんで休みなのにこんなとこに居るんだよ…
    『めっちゃ久しぶりやなぁ!会いたかったわ〜』
    あたしは出来る事なら会いたくなかったですよ?と思いながら『そうやなぁ♪元気やったぁ?』とがんばって普通に話した。

    2005-06-20 03:50:00
  • 89:

    『あのさ…正直にゆーてな?テツヤの居場所知ってるよな?』
    ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
    えぇぇぇぇ…ばれてますやん…でもなんで…?
    『え?知らんよ?なんで?』
    『ちゃうねん、ほんま真剣に。知ってるやろ?』
    顔つきが変わった。でも一応誤魔化さないと後が面倒だろうな…もう少し・・・シラ切ってみよう。
    『知らんてぇ。飛んでから連絡も取ってないし。』
    『見た奴おんねん。テツヤと涼ちゃんが一緒におるとこ。』
    ( ̄▽ ̄;)!!マジですか・・・

    2005-06-20 03:54:00
  • 90:

    いつ見られたんだろう。・・・そんな事はどうでもいい。
    『あいつな…』と話し始めた内容は予想外のことばかりだった。
    なんとてっちゃんは店の金を持ち逃げしていた。そして自分のお客さんみんなに“結婚しよう”的なことをいい金を巻き上げたり、家の中のブランド物や貴金属を全て持ち逃げしたり、実家についていってその女の子の親から理由をつけてお金を巻き上げたりしていたらしい。
    そ、それは…なんとまぁ…。
    あたしはただ店を飛んだから、見つかったら気まずい、程度だと思っていた。
    おおごとじゃねぇかYOヽ(゚▽、゚)ノ

    2005-06-20 04:00:00
  • 91:

    名無しさん

    涼ちゃん リアルタイムで読んでるょ 久々だから楽しみ♪

    2005-06-20 04:03:00
  • 92:

    それを聞いてうちの実家に着いて来たがった理由もわかった。うちの親からも巻き上げる気だったんだろう。しかしうちのおかんとじいちゃん、ばあちゃんは手強いぞ…。ちょっと見てみたかった気もする。
    あの頭の悪いてっちゃんが、回転の速いうちのおかんに、短気で喧嘩っ早いじいちゃんに、やたら難しい言葉を使うばあちゃんに、そんな話をしていたらどうなっていたのか。
    って言うか…ってことは…お金返ってこないんじゃ。。。( ̄◇ ̄;)!?!?
    『涼ちゃんちにあいつおる?』
    え・・・・・

    2005-06-20 04:05:00
  • 93:

    これまでに騙されてお金を渡していた子が続々店に文句を言いに来ているらしい。トンズラされた子達は連絡も取れず、唯一の手がかりが店しかなかった。
    警察や、親、ヤクザまでもが店に来るらしい。関係ない従業員からしたらいい迷惑だ。
    『まさか…涼ちゃんもお金かしてる?』
    もういい、あのお金は返ってこない。しかもこんな大事な以上、偶然とはいえ素人の子に見つかっていたわけだから、警察やヤクザだっていつ嗅ぎ付けてくるかわからない。そんな人たちに見つかったら、一緒に居た涼だってどうなるかわからない。喋ってしまった方がましだ。
    でも確かこいつも元ヤンのはず…こっちに喋っても面倒そうだな…
    『居場所教えてくれたら、涼ちゃんには何もせんようにさせるし。な?お金貸してるんやったら涼ちゃんの分は俺が全額何とかするから。知ってるんやったらゆうて。お願いやから!』
    全額何とかしてくれるの!?
    その言葉を聞いた瞬間、涼はコクリと小さくうなづいた。

    2005-06-20 04:14:00
  • 94:

    91さんありがとう♪いやぁ、まだ読んでくれてる人いたんだねぇ…嬉しい♪
    名無しの掲示板のほうに書いた分が無いようなのでそこから書いてます。向こうも読んだ方には少し文章が変わっているかと思いますが^^;

    2005-06-20 04:16:00
  • 95:

    性格的に厄介な男だと思ったが、置かれている状況もたいがい厄介ではないか…たぶん、世の中で《厄介》という響きがこんなにしっくりくる人間はてっちゃん以外にいないだろう。
    『居場所、知ってんねんな!?どこおるん??』
    『今はわからへん・・・』
    『涼ちゃんちにおるんじゃないん!?』
    『今日はいてへん・・・』
    『もう庇うんやめぇや。な?』
    な?と言われたって居ないもんは居ないんだよ…(-"-;

    2005-06-20 04:21:00
  • 96:

    『いや、ほんまに今日はいてへん。出かけてるからいつ帰ってくるかわからへん。ホンマに。嘘やと思うんやったら今から家見に来る?』
    『ほんまやねんな?信じるで?』
    そんな嘘をつくくらいなら居場所を知ってるなどと言わないだろう普通・・・。
    『朝には帰ってくるはずやから・・・』
    『ほんなら帰ってくるまで起きててや!連絡とかあったらすぐ知らせてほしい!』
    えー…今まだ3時やで…寝るなってか・・・(-_-;

    2005-06-20 04:26:00
  • 97:

    その子と、番号とアドレスを交換して家に帰った。起きてろと言われてもなぁ…
    する事がないのでやりかけだったゲームをした。ちょっとのめり込んでしまって気づけばもう外はすっかり明るかった。
    『連絡あった!?』
    とメールが来た。ないよ、と返し少しはがんばって起きていたのだがさすがに起きっ放しは無理だった。
    ふっと目を覚ますともうあたりは暗かった。あら…夜だ。家にてっちゃんは居ない。帰ってきてないのか…昨日の話が本当だとすると誰か女の家に居るのだろう。
    男友達、いないらしいから・・・(・・;)
    『おはよう。今起きたけど帰ってきてないよ』とメールを入れておいた。

    2005-06-20 04:32:00
  • 98:

    冷蔵庫を開けると飲み物が何もなかった。あらまぁ…。髪をひとつにまとめすっぴんのままコンビニへ行く。ジュースとサラダを持ってレジへ。あぁ、そういえばタバコももうすぐなくなるな・・・
    『クールマイルド、BOXカートンで』と言いながら財布を開けると・・・
    ┗┃ ̄□ ̄;┃┓ ガーン!!
    札がないですが?昨日はありましたが?
    帰ってきてたんだ。財布から金だけ抜いて、また出て行ったんだ。
    やられた・・・。

    2005-06-20 04:36:00
  • 99:

    てっちゃん くせ者だねぇ?今日はここまでかな?

    2005-06-20 05:10:00
  • 100:

    名無しさん

    ????頑張って

    2005-06-20 18:50:00
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