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B型の女
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1:
名無し ◆/TpJW5ArEc
暇潰しにでも読んでくれ
2005-07-12 03:26:00 -
500:
名無しさん
俺意識不明…ワラワラ
2005-08-12 15:23:00 -
501:
名無しさん
497気持ち悪い
2005-08-13 00:37:00 -
502:
497サンゎ別に変なコトゆってナイゃろッ?
何を書L1ナニって俺。ゎ
自分の書きナニL1時に書く
やろ∪ナァ??
おとな∪く待⊃ってゆ-497サンの言うコトゎ一理あると思うナッ??
∪かも一人L1ゎれっぱな∪トカ、チョット可哀相…?
てか俺??ガンバッテネン??2005-08-13 01:18:00 -
503:
なっツ
小説まぢぉもろぃ?けどしぉり多すぎくなぃ?めっちゃ読みづらぃ?
2005-08-13 01:56:00 -
504:
なっツ
てか?遅ぃとかはょしろとかごちゃごちゃゅってんとぉとなしー待っとけゃ。ぉまぇらぅざぃて。
2005-08-13 02:07:00 -
505:
名無しさん
?
2005-08-13 04:37:00 -
506:
?
???
2005-08-13 06:10:00 -
507:
ももか☆
二時間くらいかけて初読みしましたぁーっ!(^3^)/俺さん、がんばって☆まってまぁしゅ〜〜!
2005-08-13 06:13:00 -
508:
?Bambi?
放置もたいがいにしてください(-.-;)
2005-08-14 17:19:00 -
509:
名無しさん
頑張って
2005-08-15 08:21:00 -
512:
名無しさん
バンビ怒っとるやないかワラ
2005-08-25 00:39:00 -
513:
名無しさん
てかぁ、みんな何様?『こんだけの人が待ってんのに主かかんのはあかん』?『放置もたいがいに』?あんたらがそんなん書くから俺。も書く気なくすんちゃう?うちやったら自分のペースで書きたいのにいちいちゴチャ言われたらもーえーわなるし。お前等は小説書くとき読む奴のペースに合わせて書けるんやなぁ、すげぇなぁ。きもいから。いい加減にしとけよ。
2005-08-25 09:42:00 -
514:
名無しさん
かけない状況にあるのでは笑っ
2005-08-25 12:39:00 -
515:
名無しさん
あらそかな〜けそうかね〜
2005-08-26 22:12:00 -
517:
名無しさん
てか、ぃろ?言われて書きにくいとかぢゃなくて、主コノ掲示板をもぅいっこも見てなぃやろ?
2005-08-27 01:02:00 -
518:
俺。
ちゃんと読んでくれてたみんなホンマごめん!!
何か荒らしばっかりやし、書く気なくしたからもぉやめとくわぁー2005-09-16 17:49:00 -
520:
名無しさん
主サンッ★うちこの小説メチャ楽しみにしとってんやんかぁ(>_
2005-09-20 15:54:00 -
521:
名無しさん
ぁげィン?
2005-10-09 19:05:00 -
523:
名無しさん
こんな荒らされたら誰でも嫌になるな?主サン可哀相???荒らす人らはほかの小説も読む資格なしやで!
2005-10-10 03:26:00 -
524:
名無しさん
?
2005-10-16 16:04:00 -
525:
すんません!!色々とバタバタしてて、長い事放置してしまいました。
ぶっちゃげ続き書くかどうか、めっちゃ悩んだ。
でもやっぱ、中途半端にしとくんイヤやし、何より今まで読んでくれた人に申し訳ないから、頑張って書こうと思います。
俺も出来るだけ早く更新したいけど、どうしても出来ひん時もあるし、マイペースなる思うけど、それでも良かったら読んでください。2005-10-17 16:38:00 -
526:
更新します!!
いくつか質問をされて、俺も気になる事はどんどん不躾に聞いた。
『色、枕は有りですか?』
馬鹿な俺はマジで聞いた。(笑)2005-10-17 16:40:00 -
527:
俺は、酒には自信があった。
ツレ周りの中では一番強く、酒豪とまで言われていたくらいだ。
しかし、俺の変な自信はものの見事に崩れ去った。
焼酎、ウイスキー、ブランデー、俺の好みに関係なく飲まなくてはならない。
何より、一番辛かったのが、お客様が作ってくださる特性ドリンク。2005-10-17 16:48:00 -
528:
お茶やら、ジュースやら、酒やら、カクテルやら、ゼリーやら・・・
何が入ってんねん!!みたいな色をした得体の知れない飲み物。。。
あれは、きつかった、マジで。
喉越し悪いわ、不味いわ、酒キツイやらでヘロヘロなったわ(=ω=;)
俺、記憶とんだもんな〜…2005-10-17 16:53:00 -
529:
今となっては、懐かしいが…笑
俺が初めてキャッチあげた時はホンマ嬉しかった。
ナンパは得意やけど、ホストってなると、途端に女の子のガードは固くなるし。
キャッチとか楽勝やろ!
みたいな考えも即ふっとんだ!2005-10-17 16:56:00 -
530:
声かけても、無視られつづけて…
ほんま、大阪の人は冷たいわ〜グスン…
完璧に自信失いかけてる時に、俺に女神が微笑んでん!!
ほんまヤル気なくて、さもダルそうに一人の女の子に声かけてん。
『ナンパしていい?』2005-10-17 17:00:00 -
531:
その女の子はチラっとこっち見て、少し歩くペースをゆるめた。
『キャッチという名のナンパやろ?笑』
あ、リカに似てる・・・
その女の子は、リカをちょっと丸くした感じで、全体の雰囲気が似ていた。
しかも、俺の好きなちょいポッチャリ。2005-10-17 17:04:00 -
532:
ヤバイ!!好みキターーー!!
『キャッチ中やねんケド、キャッチちゃうで!!番号もきかへんし、ちょっと喋ろうや』
『ホストの言う事なんか信じられへんわ〜笑』
そう言いつつ、彼女は足をとめる。
『なんや、結局話してくれるんかい(笑)』2005-10-17 17:08:00 -
533:
『自分、男前やからしゃーなしやで(笑)』
『嬉しい事言ってくれるやん!』
彼女の名前は香織。出身は神戸らしい。
俺も兵庫県出身やし、何かやたら話が盛り上がった。
ほんましょーもない話やったけど。2005-10-17 17:12:00 -
534:
香織は喋ってみると、すごく癒し系やった。
仕事中って事もすっかり忘れて、ほんまに香織の事が知りたくて、一生懸命話した。
『あ、シン君、店戻らんでええん?キャッチせんの?香織、ホンマ行く気ないから、他の子に声かけたほうがええで?』
香織が申し訳なさそうに聞く。
『ええねん、ええねん!!俺まだキャッチあげたことないし、今日もアカンかった言うから!!』2005-10-17 17:17:00 -
535:
香織はキョトンとして俺を見た。
『なおさらアカンやん!!怒られるで?』
『大丈夫!今日は香織と話しときたいし!最初に言うたとおり、営業かけへんし番号もきかへんから、もーちょい付き合ってや!』
俺はホンマに香織を店に連れて行こうなんて考えてなかった。
ただ、話したかっただけだった。これホント。2005-10-17 17:22:00 -
536:
『なんや、俺ホスト甘くみてたわ〜。だってな、どー見ても俺よりぶッ細工な奴でもキャッチ成功してんねやんか。
あ、ぶッ細工言うた事ナイショやで(笑)
でも、悔しいけど、中身が男前やし、話もうまいねん。俺そそうばっかやしな(笑)』
『不思議やな、シン君面白いし、カッコイイのに』
香織が俺の頭をぽんぽんと叩いた。2005-10-17 17:28:00 -
537:
『アカンて!御髪が乱れる!!笑』
『あはは、全然大丈夫やで(笑)』
香織はよく笑う子やった。
『シン君の店、初回料金あるん?』
『え?なんで?』2005-10-17 17:30:00 -
538:
『だって、シン君愚痴ばっかりで、店の話あんましてくれへんやん。だからきいてん。』
『最初にキャッチちゃうて言うたやん。ホンマ、店こいとか言わんから大丈夫やで!』
俺は香織になんとなく【ホスト】として見られるんがイヤやった。
『香織、ホスト行ったこと無いねん!だから行ってみたい!
最初は安いんやろ?2万くらいで足りる?』2005-10-17 17:36:00 -
539:
『え・・・』
俺は言葉を失った。
香織としゃべってるのはホンマに楽しかったし、素の俺やったのに。
香織には、それが営業に見えてたんや・・・
なんか少しショックやった。2005-10-17 17:39:00 -
540:
『・・・2万じゃ足りひん?3万くらい?5万までいったら、香織的にキツイんやけど・・・』
香織が申し訳なさそうに、声のトーンを変える。
『2万もいらんで。でも、香織は店には来んとって。キャッチしたつもりや無いし』
『え?何で?』
『【ホスト】に行きたいんやったら、他行って。俺の店には入れへんから』2005-10-17 17:43:00 -
541:
俺は香織を突き放す様な言い方をした。
香織はすこし戸惑ったような表情をしていた。
『あ、ほなら俺そろそろホンマにキャッチするわ。香織もはよ帰りや!また、会ったらしゃべろな!』
『まって!!シン君、香織の言い方が悪かったんやったら、謝るから・・・なんでいきなり怒ってるん?』
香織にスーツの裾を引っ張られる。2005-10-17 17:48:00 -
542:
『別に怒ってないけど・・・』
『嘘やん、絶対怒ってる!』
『怒ってるっていうか、すねてんねん・・・』
『なんでなん?』
『香織が、俺のこと【ホスト】としてしか見てくれへんから』2005-10-17 17:57:00 -
543:
『香織、そんなつもりじゃないで・・・・シン君ともっと話したかっただけやし、それなら店でゆっくりした方がええと思って・・・・』
『ここでも喋れるやん?』
『ここはイヤ・・・』
香織はその場にしゃがみ込んだ。
『どないしてん?!』2005-10-17 18:11:00 -
544:
『あいたたたた・・・ちゃうねん、この靴サイズあってなくて、靴ずれしてて、立ってるのつらいねん・・・』
香織が顔を少し赤らめて言う。
目にはうっすら涙・・・
『あははは!!笑』
香織が可愛くて、つい笑ってしまった俺。2005-10-17 18:15:00 -
546:
名無しさん
しおり
2005-10-18 12:50:00 -
547:
???
この話もぉ終わったん??
2005-10-24 01:38:00 -
549:
ゅき
しおり
2005-10-24 07:02:00 -
551:
?
いっきによんでもぉた?しおり?
2005-10-24 08:18:00 -
552:
アツ美
初カキ?あたしもBで彼氏ABやわ。 似てる笑
2005-10-24 08:41:00 -
553:
名無しさん
おもしろいから、できれば続き書いて欲しいです(>_
2005-10-24 14:59:00 -
554:
名無しさん
たのち〜☆加古川にすんでたんですねっ!ゥチ加古川に住んでる(^O^)加古中やで!俺。さんゎ?
2005-10-24 23:19:00 -
555:
ご無沙汰です!!
みんな、しおりくれてありがとう!!ゅきは、ファン1号のゅきか??やったら、嬉しいな〜☆
550さん、まだ終わってないんよ!!頑張って書くから〜(>_2005-10-25 13:44:00 -
557:
ジャマィカ?
初カキコミ??
リァルタィムちゃぅん?ぃゃった???俺。サンがんばってなぁ(?>ω2005-10-25 13:47:00 -
558:
香織の好意にも甘えて、初めて俺はキャッチに成功というかたちになった。
香織はずっと緊張した様子で、辺りを見回してた。
可愛いな〜って俺は香織の頭を何度かなでる。
『なに?』
恥ずかしそうな香織の表情。2005-10-25 13:47:00 -
559:
『ん??可愛いなって思って!!』
香織は、すぐに視線をそらしてグラスに手を伸ばす。
照れてる時のしぐさだなって、俺にはすぐに分かった。
香織は楽しんでくれたみたいで、チェックをしぶった。
『普通にお金払うから、もうちょっと居ていい?』2005-10-25 13:50:00 -
560:
香織はすこし酔ってるみたいで、顔がほんのり赤かった。
俺も正直もっと香織と話したかったけど、店が忙しくなってきたし、あまりかまってやれない。
むしろ、俺以外のホストを香織が気に入ったらイヤかも。。。
みたいな感じで、強制チェック。
香織の手を無理やり引いて、送り出した。2005-10-25 13:53:00 -
561:
『ちょっと待って、まって!!お金払ってない!!』
香織がカバンに手をつっこむ。
『俺が出しとくから、大丈夫。名刺渡しとくから、メールして!!』
香織のカバンに名刺を3枚ぐらいつっこんだ(笑)
『悪いから、お金払うよ!!』2005-10-25 13:56:00 -
562:
『ええって、ええって!!そんかわり、メールしてこんかったらしばくからな(笑)』
差し出された札を、香織の手に握り返させた。
ん〜ちょっと俺カッコつけすぎ??笑
でも、香織は客にするつもりはなかったし、初めて俺のために店に来てくれたってのもあって、特別やった。
2005-10-25 14:00:00 -
563:
560のジャマイカさん!!
うを!!びびった!!笑
俺さげ機能で書いてるから、リアルタイムとかすげー確率やん!!笑
カキコありがとう!!また今から仕事やから、続き夜に更新します!!(>_2005-10-25 14:03:00 -
564:
名無しさん
この話まだまだつづく?
2005-10-25 14:55:00 -
565:
ジャマィヵ?
初リァルタィムゃ??この小説ゎ記念に永久保存ゃ??小説のジャマしたなぃヵラもぉカキコミしゃんケドずっと見させてもらぃマス??がんばってなァ???
2005-10-25 15:15:00 -
566:
名無しさん
はよ書いて???
2005-10-30 04:02:00 -
567:
?梨香?
かかへんの??
梨香の話とめっちゃ似てるヵラぁ?気になってみてンねゃヶド??ヮラ
∪ヵも名前も一緒??ヮラ2005-10-30 09:46:00 -
569:
名無しさん
はよかけ
2005-11-01 03:16:00 -
570:
?ナツメ?
最初B型の女って何やねん?文句書いてんちゃうんけ?って思ってみたら内容思ってたんと違くて逆にハマった?ヮラ★マイペースでガンバってなぁッ?
2005-11-03 12:45:00 -
572:
?優?
優も?B型?マジBって引かれるケドこう思ってくれる人もいるωゃね??ャンキィ?好きョ?〃ナンチャってゎヤダけど???ヮラ 色々な経験して、ぁる意味?尊敬?人生→有為に使ってるってゆうかぁ?´∀`)?〃 これからも、マィペースに?頑張って?さいッ??
2005-11-07 09:36:00 -
573:
皆読んでくれてありがとー!ほんまバタバタしとってなかなか更新できてないけど、待っててくれる人がおって嬉しい限りやわ!!
2005-11-08 06:35:00 -
574:
仕事まで更新します?
送りだしてから1時間後にメールが入った。
知らないアドレスはもちろん香織から。
ありがとうメールだった。2005-11-08 06:38:00 -
575:
ちゃんとメールくれた事に俺は素直に喜んだ。
香織は俺の携帯の客のフォルダに登録された第1号になった。
こん時ホストやって、初めてこの仕事楽しいかもしらんて感じた。
俺はこの日営業が終わってからスグにアサミに電話した。2005-11-08 06:44:00 -
576:
『もしもし?』
少しかすれがかったアサミの声。
『ごめん、寝とった?!あんな、聞いて☆キャッチあげてん!しかもめちゃ俺好みのええ子やねん!かなり嬉しいねんけど!!』
お母さん聞いて聞いて☆みたいな興奮状態のガキと同じ状態だった俺。笑
香織の事、キャッチの場面から事細かにアサミに報告した。
アサミは途中鼻をすすりながら笑いながら聞いてくれた。2005-11-08 06:50:00 -
577:
『そっかぁ、良かったね!頑張りや!!‥‥ずっ』
『さっきから鼻水大丈夫か?風邪薬飲んどきや!』
俺、鈍感やから、アサミに対しての心遣いなんか全く無かった。
今思えば、お前こん時泣いてたんやろなって‥‥
なんで気付いてやれんかったんやろって、自分せめてまうわ。2005-11-08 06:54:00 -
578:
それからの俺は絶好調やった。
客もぼちぼちつきだして、仕事もできる様になって。
香織は初回に来たきり、店に来たいとも言わなかったし俺も誘わなかった。
でも毎日連絡はとっていた。2005-11-08 07:01:00 -
579:
香織が休みの日は、俺の仕事前に一緒に飯食いにいったりして、なんとなく俺らの間はええ感じやった。
アサミはたまに店にきては、アホみたいに金落として行った。
アサミの口座はレンさん。
レンさんに聞いた話、アサミは風俗してるらしかったけど、特にその仕事についての話はしなかった。2005-11-08 07:08:00 -
580:
アサミがトイレから出てくると、スグに俺はトイレチェック。
少し煙たい狭い個室。
クセのある匂いが残っていた。
俺は自分の客そっちのけでアサミの席にヘルプについた。
他のヘルプを半ば無理やり立たせて、アサミと一対一で話す場を作る。2005-11-08 07:25:00 -
581:
『ホストらしくなった☆』
アサミはケラケラと楽しそうに俺の肩をたたく。
『話あんねん』
俺はアサミの陽気な空気を切り裂いて、アサミの手を止めた。
『なに?相談?』2005-11-08 07:31:00 -
582:
『ちゃう。説教さして』
『は??』
『アサミ、薬系やってるやろ?さっきトイレ行ったんやんか。したらマリファナの匂いした。他にも何か持っとん?』
『‥‥』
アサミから笑顔が消えた。2005-11-08 07:33:00 -
583:
『なぁ、腕みして』
『はぁ?なんで??』
『ええから見して』
アサミの腕ひっぱって袖めくって確認したけど、それらしき跡はなかった。
『マリファナだけ?』2005-11-08 07:37:00 -
584:
『‥‥うん。てかマリファナなんか煙草よりはずっと体にいいし、ちょっとテンションあがるだけやん。そんなマジな顔しやんでええやん』
『そんな軽く考えてやってんねやったら、もぅやめとけ。』2005-11-08 07:40:00 -
585:
『あんたに関係ないわ!』
アサミはグラスをとると、一気に飲み干した。
『心配やから俺は言うてんねんで?怒っとるわけちゃうでな?』
アサミをなだめようとしたが、俺の客がしびれをきらしていて、呼ばれてしまった。
『もぅヘルプ来んなっ!』2005-11-08 16:51:00 -
586:
ご機嫌ななめなアサミを背にしたら、やたら客がこっちを睨んでいた。
『ごめん、怒ってる?』
俺は客の横にビッタリくっついて座った。
こいつは俺のエース、キャバとヘルスかけもちで頑張ってくれてるカナ。
こないだ色をかけてみた所。2005-11-08 16:55:00 -
587:
『あの客いつもついたら長いやん。カナ放置して‥‥むかつく。カナおる時は他の席いかんでええし!』
うわっ!でた!ワガママ始まった!!
『あいつなぁホストする前からの知り合いやから、ヤキモチやかんといてや』
『カナもしんごも仕事忙しくて、店でしか時間泡経んやん。その間は一緒に居たいけど、しんごはそぅじゃないん?』2005-11-08 17:04:00 -
588:
めんどくせー‥‥
『一緒におりたいけど、俺も仕事やししゃーないやん?ここでカナとまったりしてて、他のお客さんに変に思われても大変やろ?』
『カナはしんご好きやから、別にバレてもいい』
『俺、お前大切やから、お前が潰されたりすんの嫌やねん。俺なりに他の客とかわらん様に接して、周囲の目ごまかすために必死やねん』
『‥‥しんごそんな事考えてくれてたん?』2005-11-08 17:13:00 -
589:
色満開!!笑
俺の口から自然にペラペラと‥‥
カナは嬉しそうな顔してるしこの場もスムーズに乗り切った事に俺は安心した。
てか、あんま汚い俺を見られんのはイメージダウンになるから色の掛け方はこれ以上は内緒や(笑)
まぁそんな感じで俺は色ホストやった。2005-11-08 17:20:00 -
590:
仲直りのドンペリをカナと飲んだ。
アサミは気付けばレンさんとやたら深刻そうな顔をして話していたが、会話の内容まではわからなかった。
なんとなくアサミはレンさんにほれてるんやなって俺は思った。
その日から何日か経った。2005-11-08 17:25:00 -
591:
香織と飯に行く日!
香織は仕事終わりだが、俺は飯のあと仕事だから、二人で居られるのはいつも2時間くらいだった。
香織はいつもニコニコしていて可愛くて癒される。
週に1回香織に会えるのが嬉しかった。
むしろ週に1回しか会えないのがはがゆいくらいだった。2005-11-08 17:30:00 -
592:
俺の携帯は香織との貴重な時間にも鳴り続ける。
『でてええで、お客さんやろ?』
『客やから出ぇへんねやんけ。今は俺の癒しタイムやからええねん』
『そっかぁ☆えへへ』
嬉しそうに笑う香織。もー可愛いすぎ!!きしょい俺(笑)2005-11-08 17:35:00 -
593:
『あと10分くらいしたら出な、しんご君店間に合わなくなるよ?』
香織が腕時計をちらちらと気にしだした。
『え‥‥もぅそんな時間かぁ‥‥もっと香織とおりたいわぁ?仕事行きたくない〜』
だだっこ状態。
『あかんて、ほら、出よ』2005-11-08 17:39:00 -
594:
香織が立ち上がった。
なんかもぅ俺はほんまに香織とバイバイすんのが嫌やった。
『香織、ちょっと座って』
『時間大丈夫なん?』
『大丈夫』2005-11-08 17:41:00 -
595:
『どしたん?』
『もっと香織とおりたい‥‥てか、もっといっぱい会いたいし遊びたい』
手をさりげく握る。
『ん〜しんご君忙しいし、仕方ないやん?』
『仕方ないで済ませるん?香織は俺とおりたくない?』2005-11-08 17:49:00 -
596:
『おりたいけど‥‥無理やん?』
『なんで無理なん?好きな子のワガママなら何でもきくし、遠慮なく言って欲しいねんけどなぁ‥‥』
『そーなんや☆しんご君意外に尽くすタイプやねんなぁ、彼女幸せやろなぁ☆』
‥‥あれ?もしもし香織さん?流された?俺の告白、今軽く流された?
『ちゃうくて、今、俺けっこう勇気だして告白してんけど‥‥断ってもええけど流さんといて(苦笑』2005-11-08 17:59:00 -
599:
名無しさん
読みやすくしてくれてありがとう☆
2005-11-08 20:08:00