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B型の女
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1:
名無し ◆/TpJW5ArEc
暇潰しにでも読んでくれ
2005-07-12 03:26:00 -
576:
『もしもし?』
少しかすれがかったアサミの声。
『ごめん、寝とった?!あんな、聞いて☆キャッチあげてん!しかもめちゃ俺好みのええ子やねん!かなり嬉しいねんけど!!』
お母さん聞いて聞いて☆みたいな興奮状態のガキと同じ状態だった俺。笑
香織の事、キャッチの場面から事細かにアサミに報告した。
アサミは途中鼻をすすりながら笑いながら聞いてくれた。2005-11-08 06:50:00 -
577:
『そっかぁ、良かったね!頑張りや!!‥‥ずっ』
『さっきから鼻水大丈夫か?風邪薬飲んどきや!』
俺、鈍感やから、アサミに対しての心遣いなんか全く無かった。
今思えば、お前こん時泣いてたんやろなって‥‥
なんで気付いてやれんかったんやろって、自分せめてまうわ。2005-11-08 06:54:00 -
578:
それからの俺は絶好調やった。
客もぼちぼちつきだして、仕事もできる様になって。
香織は初回に来たきり、店に来たいとも言わなかったし俺も誘わなかった。
でも毎日連絡はとっていた。2005-11-08 07:01:00 -
579:
香織が休みの日は、俺の仕事前に一緒に飯食いにいったりして、なんとなく俺らの間はええ感じやった。
アサミはたまに店にきては、アホみたいに金落として行った。
アサミの口座はレンさん。
レンさんに聞いた話、アサミは風俗してるらしかったけど、特にその仕事についての話はしなかった。2005-11-08 07:08:00 -
580:
アサミがトイレから出てくると、スグに俺はトイレチェック。
少し煙たい狭い個室。
クセのある匂いが残っていた。
俺は自分の客そっちのけでアサミの席にヘルプについた。
他のヘルプを半ば無理やり立たせて、アサミと一対一で話す場を作る。2005-11-08 07:25:00 -
581:
『ホストらしくなった☆』
アサミはケラケラと楽しそうに俺の肩をたたく。
『話あんねん』
俺はアサミの陽気な空気を切り裂いて、アサミの手を止めた。
『なに?相談?』2005-11-08 07:31:00 -
582:
『ちゃう。説教さして』
『は??』
『アサミ、薬系やってるやろ?さっきトイレ行ったんやんか。したらマリファナの匂いした。他にも何か持っとん?』
『‥‥』
アサミから笑顔が消えた。2005-11-08 07:33:00 -
583:
『なぁ、腕みして』
『はぁ?なんで??』
『ええから見して』
アサミの腕ひっぱって袖めくって確認したけど、それらしき跡はなかった。
『マリファナだけ?』2005-11-08 07:37:00 -
584:
『‥‥うん。てかマリファナなんか煙草よりはずっと体にいいし、ちょっとテンションあがるだけやん。そんなマジな顔しやんでええやん』
『そんな軽く考えてやってんねやったら、もぅやめとけ。』2005-11-08 07:40:00 -
585:
『あんたに関係ないわ!』
アサミはグラスをとると、一気に飲み干した。
『心配やから俺は言うてんねんで?怒っとるわけちゃうでな?』
アサミをなだめようとしたが、俺の客がしびれをきらしていて、呼ばれてしまった。
『もぅヘルプ来んなっ!』2005-11-08 16:51:00 -
586:
ご機嫌ななめなアサミを背にしたら、やたら客がこっちを睨んでいた。
『ごめん、怒ってる?』
俺は客の横にビッタリくっついて座った。
こいつは俺のエース、キャバとヘルスかけもちで頑張ってくれてるカナ。
こないだ色をかけてみた所。2005-11-08 16:55:00 -
587:
『あの客いつもついたら長いやん。カナ放置して‥‥むかつく。カナおる時は他の席いかんでええし!』
うわっ!でた!ワガママ始まった!!
『あいつなぁホストする前からの知り合いやから、ヤキモチやかんといてや』
『カナもしんごも仕事忙しくて、店でしか時間泡経んやん。その間は一緒に居たいけど、しんごはそぅじゃないん?』2005-11-08 17:04:00 -
588:
めんどくせー‥‥
『一緒におりたいけど、俺も仕事やししゃーないやん?ここでカナとまったりしてて、他のお客さんに変に思われても大変やろ?』
『カナはしんご好きやから、別にバレてもいい』
『俺、お前大切やから、お前が潰されたりすんの嫌やねん。俺なりに他の客とかわらん様に接して、周囲の目ごまかすために必死やねん』
『‥‥しんごそんな事考えてくれてたん?』2005-11-08 17:13:00 -
589:
色満開!!笑
俺の口から自然にペラペラと‥‥
カナは嬉しそうな顔してるしこの場もスムーズに乗り切った事に俺は安心した。
てか、あんま汚い俺を見られんのはイメージダウンになるから色の掛け方はこれ以上は内緒や(笑)
まぁそんな感じで俺は色ホストやった。2005-11-08 17:20:00 -
590:
仲直りのドンペリをカナと飲んだ。
アサミは気付けばレンさんとやたら深刻そうな顔をして話していたが、会話の内容まではわからなかった。
なんとなくアサミはレンさんにほれてるんやなって俺は思った。
その日から何日か経った。2005-11-08 17:25:00 -
591:
香織と飯に行く日!
香織は仕事終わりだが、俺は飯のあと仕事だから、二人で居られるのはいつも2時間くらいだった。
香織はいつもニコニコしていて可愛くて癒される。
週に1回香織に会えるのが嬉しかった。
むしろ週に1回しか会えないのがはがゆいくらいだった。2005-11-08 17:30:00 -
592:
俺の携帯は香織との貴重な時間にも鳴り続ける。
『でてええで、お客さんやろ?』
『客やから出ぇへんねやんけ。今は俺の癒しタイムやからええねん』
『そっかぁ☆えへへ』
嬉しそうに笑う香織。もー可愛いすぎ!!きしょい俺(笑)2005-11-08 17:35:00 -
593:
『あと10分くらいしたら出な、しんご君店間に合わなくなるよ?』
香織が腕時計をちらちらと気にしだした。
『え‥‥もぅそんな時間かぁ‥‥もっと香織とおりたいわぁ?仕事行きたくない〜』
だだっこ状態。
『あかんて、ほら、出よ』2005-11-08 17:39:00 -
594:
香織が立ち上がった。
なんかもぅ俺はほんまに香織とバイバイすんのが嫌やった。
『香織、ちょっと座って』
『時間大丈夫なん?』
『大丈夫』2005-11-08 17:41:00 -
595:
『どしたん?』
『もっと香織とおりたい‥‥てか、もっといっぱい会いたいし遊びたい』
手をさりげく握る。
『ん〜しんご君忙しいし、仕方ないやん?』
『仕方ないで済ませるん?香織は俺とおりたくない?』2005-11-08 17:49:00 -
596:
『おりたいけど‥‥無理やん?』
『なんで無理なん?好きな子のワガママなら何でもきくし、遠慮なく言って欲しいねんけどなぁ‥‥』
『そーなんや☆しんご君意外に尽くすタイプやねんなぁ、彼女幸せやろなぁ☆』
‥‥あれ?もしもし香織さん?流された?俺の告白、今軽く流された?
『ちゃうくて、今、俺けっこう勇気だして告白してんけど‥‥断ってもええけど流さんといて(苦笑』2005-11-08 17:59:00 -
599:
名無しさん
読みやすくしてくれてありがとう☆
2005-11-08 20:08:00 -
601:
香織のボケで雰囲気もすっかり潰れてしまったが、俺と香織は付き合う事になった。
会計の時にさりげなくチュウしたった?笑
その日は上機嫌で仕事に行った☆
仕事が終わって香織にラブメールを送ったら、アサミに電話して、また聞いて聞いて!と報告した。2005-11-08 21:32:00