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沙里奈の夜日記

スレッド内検索:
  • 1:

    沙里奈

    沙里奈です?初めまして?初めて小説書きます?頑張りますので良かったら見てあげてください??

    2006-03-26 17:06:00
  • 5:

    沙里奈

    ……今日もいつもどおり仕事はおわった。でも今からさっきピンドンを卸してくれた客とアフターがある。そうだ、この前営業に来たホストの店に行こう。営業で来たにしては結構な額を使ってくれた。だからそのお返し……あたしはそのホストにメールを打った。        《久しぶりp(^^)q今日今からアフターやから客と一緒に行くわ★待っててなぁ》

    2006-03-26 20:11:00
  • 6:

    沙里奈

    「どこ行くん?」「ん?ホストクラブ。沙里奈の知り合いのところやねん。いいやろ?」「沙里奈が行きたいんやったらいいよ!」客は快く承諾してくれた。タクシーに乗り込みホストクラブへ迎う。店名は確か【クラブ、キス】沙里奈はホストクラブへ行くのは初めてではない。ただ、営業に来た時に顔がタイプでスラっとした背にスーツがとても似合うと感じて好感を持っていたので少し緊張した。ホストの名前は尚[なお]。尚に会うのは二回目だ。

    2006-03-27 00:29:00
  • 7:

    沙里奈

    ホストクラブに二人は着き、重い店の扉を開けた。「いらっしゃいませぇぇっ」ホスト達の声が鳴り響く。「新規二人。あたしの口座は尚にするから。この人には適当にフリーで回してあげて。」早口でホストにそう告げた。「とりあえず奥のお席どうぞー」と、席まで案内してくれた。「お飲物はなにになさいますか?」ホストが聞いてくる。「赤ヘネ…いいやんなぁ?」すかさずあたしは客に聞いた。「赤ヘネか〜ま、いいよ!」     しばらくして尚が赤ヘネを持ちながらやってきて「こちらのべっぴんさんと男前から赤ヘネ頂きやしたぁぁ!」と言い席に着いた。尚、見るの久しぶり…何か痩せた?とか考えていたら、尚が「マヂで来てくれると思わんかったって!」とニコニコしながら、お酒を作っていった。

    2006-03-27 00:44:00
  • 8:

    沙里奈

    あたしの客である山下さんにも男の子が一人ついていて二人で話し込んでいたので、あたしも尚と二人で話できる!と、ちょっとはしゃいだ。「ねぇ、尚あたしのことホンマに覚えてる?」「当たり前やん!ジーザスの沙里奈ちゃんやろ?」…ちゃんと覚えてくれてた。「うんっ。そーやで!あ、じゃあ二度目の出会いに、乾杯★」あたしは客に聞こえないように尚と二人きりでこっそり乾杯をした。  ホストクラブなんて久々で楽しい時間が流れていった。でもあたしには、まだやることがある。山下さんにあたしの顔を立ててもらわないと。「なぁ山下さん、あたしシャンパンのみたい。」「またか!?ドンペリ二本も店で飲んだやんか」「だって飲み足りひんねんもん!しょうがないやんか!いーやんなぁ?」「……わかった。ピンク?」「ううん、ゴールド!」「ゴールドかぁ、まっ沙里奈のためやし頑張るか!兄ちゃんドンペリゴールド二本!!」……二本にはびびったけど、まぁラッキィ♪ってことで(^-^)

    2006-03-27 01:09:00
  • 9:

    呼んでるょん。((o(^-^)o))ワクワク おもしろそぅ。頑張って書いてネ♪

    2006-03-27 01:24:00
  • 10:

    沙里奈

    新人ホストだったらしい尚は【ドンペリゴールド】にビビってしまったらしく、口をあんぐりさせていた。あたしはもっとからかって遊びたいと思い、山下さんに聞かず勝手に「ルイも持ってきてルイ!」と叫んだ。…これには山下さんもあんぐりだった!笑 「ベッピンさんから赤ヘネに引き続きルイ!ルイ頂きましたー!つづいて!ベッピンさんのお連れ様からドンペリゴールドなんと二本頂きやしたぁぁぁ!!!」「ありやーーっっす!!」…ホストの声がうるさかった。横にいる尚はボー然と口を開けたままだ。「俺…今絶対変な顔してる。だってドンペリの白ですらまだ飲んだことないのに…」尚は可愛い。そしてシャンパンコールが始まった。爆音のラブジョイ、ケヤキ…楽しかった。客ともいい関係を保ててたし、この頃は良いことばかりだったのに。

    2006-03-27 01:29:00
  • 11:

    沙里奈

    智さん?めちゃありがとぅございますッ?嬉しいです?頑張りますね!

    2006-03-27 01:34:00
  • 12:

    名無しさん

    名前も漢字も一緒やぁ?本名??気になるから読む?頑張ってぇ〜

    2006-03-27 01:42:00
  • 13:

    沙里奈

    ……会計を全部山下さんに任せてあたしと尚は外にでた。「ほんまありがとう…なんか俺、沙里奈の実力思い知った。すごいな!」「あたしのやり方はお客さんより上に立つこと。それだけやで(^-^)」「営業とかでわからんことあったら電話していい…?」尚が聞いてきた。「もちろん!全然良いよ〜尚のお姉ちゃんになったるわ!」     山下さんが出てきた。あたしは深々とお礼をして、「今日は楽しかった!ありがとぉっ」と一瞬腕にしがみついて即座に離れた。そしてタクシーを呼び付け、一人で乗り込み家に帰った。

    2006-03-27 01:45:00
  • 14:

    沙里奈

    名無しさんも沙里奈ゅうんですかぁ?奇遇ですね?あたしも本名です!また良かったらちょこ?更新していくんで読んでください?今日はここまでにします?

    2006-03-27 01:48:00
  • 15:

    り-ちん

    おつかれ?

    2006-03-27 01:50:00
  • 16:

    (^O^)また更新されてるぅ♪マイペースに頑張ってネ。応援してマス。

    2006-03-27 02:12:00
  • 17:

    名無しさん

    数々のお小遣いサイトの中でも?番稼げるサイトです??
    http://www.domino-money.com/site/index.php?mn=64697628

    2006-03-27 02:26:00
  • 18:

    沙里奈

    りーちんさん?読んで下さってありがとう?

    2006-03-27 08:22:00
  • 19:

    沙里奈

    智さん?またまた書き込みありがとう??めちゃ?励まされます?マイペースに暇ができた隙にどん?更新していきますね?

    2006-03-27 08:25:00
  • 20:

    沙里奈

    家に帰ると溜まっていた客からのメールに一つずつ返信をしていった。尚からもメールが届いていた。《今日はほんまにびびりまくった(◎-◎;)でも嬉しくて今でもニヤついてしまうわ〜ほんまありがとぉっ!今度お礼に飯でもおごります★》……弟みたい。あたしはもともとアネゴ肌みたいなところがあったから、尚みたいな母性本能くすぐりますみたいな年下系には弱かった笑 「ハマらんよぉにせなあかんなぁ…」と思いつつも次いつ行こうか考えている自分がいた。

    2006-03-27 08:35:00
  • 21:

    沙里奈

    あたしはお金ならあった。大型店舗のキャバでNo.2をしているし、毎月多額のお金を渡してくれる、いわゆるパパもいた。だけど心の寂しさを埋めてくれるのは何も持っていなかった。毎日毎日、店とマンションの往復で、お金の使い道もわからなかった。        実はあたしはリストカッター。病院にも毎週通っている。死にたくて切るんじゃない。繰り返される同じ毎日に生きてるって実感がわかなくて、時々恐くなる。そういう時に血が見たくなるのだ。

    2006-03-27 22:22:00
  • 22:

    沙里奈

    あたしの病名はボーダーラインというものらしい。詳しくは知らないし、知りたくもない。……そういえば今日は腕を切りたいと思わない…なんでだろう?尚が楽しい時間をくれたから…?勝手にそう思い込み、指定されている睡眠薬を飲んで眠りについた。      ピピッ!ピピッ!ケータイのアラームが鳴る。…「もう夕方やん…。」沙里奈は二日酔いで重い体を起こしシャワーをあびた。服を着て、ドライヤーだけをあて、すっぴんのまま家を出発してタクシーに乗り込んだ。迎う先はセットサロン。サロンの中で一緒に化粧もしてしまうのだ。

    2006-03-27 22:36:00
  • 23:

    名無しさん

    2006-03-27 22:38:00
  • 24:

    沙里奈

    「今日はどうする?アップ?」「うーん、今日は同伴の予定もあるしダウンで巻き巻きにしてぇ」ここは働き初めてからずっと通ってるセットサロン。今日の同伴の客は花木さん。とてもお金持ちで来れば必ず3桁使って帰ってゆく。同伴時の私服にも合うようにダウンにしてもらって化粧もバッチリ済ませて店を出た。その時「沙里奈〜!」と車から手を振る花木さんが見えた。すぐに手を振り返し車まで走った。「おはよぉ花木さん!久々やね」「すまんすまん!それより沙里奈はいつ見ても綺麗な〜!」「よぅそんな事言えるわ。あたしのこと半月も無視してたくせに」意地悪そうに睨んだ。「も〜沙里奈は恐いわぁ。わかったわかった!今日は俺に任せとき!その代わり、酒飲みすぎて倒れんなよ?」嬉しそうに花木さんは聞いてくる。「あたしお酒やったら負けへんよ!今日は勝負やね」と言い、沙里奈も、いくら使ってくれるんやろ〜とワクワクした。

    2006-03-27 22:56:00
  • 25:

    沙里奈

    同伴でお寿司をたらふく食べてからお店に入った。「負けへんからねっ!」と言い残し、沙里奈はドレスに着替えに行った。着替えおわり席に着くと……なんと花木さんはビールを飲んでいた。沙里奈は、何でビールなん!?こんな単価の安い酒で飲み比べしたって意味ないやん!と思い、「何でビールなんか飲んでんのよ。あたし半月も放っとかれて寂しい思いしたのに。」とズケズケ言った。花木さんは「ちょっと待っといてみ?」とニヤニヤしている。……するとボーイがお酒を持ってきた。そのお酒は……ロマネコンティだった。

    2006-03-27 23:11:00
  • 26:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 27:

    ??しおり??

    2006-03-28 00:11:00
  • 28:

    沙里奈

    27は偽物なんで26の続きから更新します??智さん?しぉりありがとぉ??

    2006-03-28 10:10:00
  • 29:

    沙里奈

    花木さんがそんなあたしを見て「沙里奈は見かけだけじゃないなぁ。優しい、いい子や。」と言ってくれた。「そんなん言わんといてよ〜良い子とか、あたしのガラじゃないわ〜笑」あたしは苦笑いで返した。すると花木さんが急に強く手を握ってきた。「沙里奈、俺に囲わせてくれんか。俺は沙里奈の腕の傷を見ると辛いんや。俺のもんになってくれたら、お前のその傷きれいにしたる。」……何言いだすのこの人は。囲われるなんて絶対に嫌。腕だってきれいに整形しようと思えば自分のお金でできる。「…あたし気分悪い。花木さんがそんなん言いだすと思わんかった。お手洗い行くわ。」そう言い残し、席を立った。

    2006-03-28 14:06:00
  • 30:

    沙里奈

    トイレで考え込んだ。腕の傷、そんなに目立つんだ。整形しても良いけど、まだ病気が治っていない現状、これからも切ってしまうと思う。そう考えたら、整形するにはまだ早いと思った。…病気のことを考えると気が重くなった。そうだ、尚に会いにいこう。今日このまま帰っても、また自傷してしまうだけだ。    席に戻るとリシャールがテーブルにあった。「なにこれ。卸したん?」すかさず聞く。「うん、沙里奈に失礼なこと言ってしまったからお詫びや。ごめんな。」花木さんは本当にすまなそうに謝った。「次こんなことあったら許さへんから。……じゃあ仲直りの乾杯しよか。」そしてあたしはリシャールを開けた。

    2006-03-28 14:21:00
  • 31:

    沙里奈

    今日も無事仕事を終えた。早く尚に会いたい。会ったら病気のことと、全然行けてない大学について相談しよう。         あたしはタクシーに乗り込み、尚の店であるクラブ.キスまでの道を告げた。     「いらっしゃいませぇぇっ!」ホストたちの声が響く。尚があたしに気付いて走ってくる。「来てくれたん?!びっくりしたぁ!じゃあ奥行こかぁ(o^o^o)」尚はいつもニコニコしている。

    2006-03-28 14:35:00
  • 32:

    沙里奈

    「今日はアフターじゃないんやね!一人でも来てくれるなんて嬉しいわ〜会いたかったし(^-^)」尚は整った顔でさらりと言った。…本当に?本当に尚、会いたいと思った?あたしは戸惑ってしまい可愛げなく言った。「色かけんといて。」「…え、なんでそんなん言うん?沙里奈機嫌悪いん?」尚は心底困惑した顔をした。……しまった。やってしまった。尚とは仲良くやっていきたいのに、あたしはなんで素直じゃないんだろう。

    2006-03-28 19:57:00
  • 33:

    沙里奈

    だめだ、どうしよう。感情がうまくコントロールできない。やっぱりあたしは病気なんだ……そう思うと涙が出てきた。「どうしたん!?」「や、大丈夫…いつものことやし。ごめんなぁ。」あたしは精一杯の気持ちを込めて謝った。「えっ、いつものことってどういう意味?泣き虫ってこと?」「そういうことじゃないねん。今日はそのこと相談しに来てん。」涙を拭きながらあたしは答えた。「そうなんや…。何かまだよくわからんけどとりあえず飲んで落ち着き?」そういって尚は昨日のルイの水割りを手渡してきた。

    2006-03-28 20:18:00
  • 34:

    沙里奈

    ルイを飲みながらあたしはポツポツと話しだした。尚は黙って、目を見つめながら真剣に聞いてくれた。「…あたしな、境界性人格障害(ボーダーライン)ってゆう精神病やねん。人によって病状は違うみたいやけど、あたしの場合は自傷とか、感情の起伏が激しいのんとか、離人感とか…あと不眠かな。病院にも通ってるし、薬も飲んでるんやけど、その病気に今めっちゃ悩まされてんねん。仕事するんもしんどいし、学校も全然行けてないねん…。」

    2006-03-28 21:10:00
  • 35:

    名無しさん

    2006-03-29 00:16:00
  • 36:

    沙里奈

    36さん?覗いてくれてありがとう?

    2006-03-29 00:21:00
  • 37:

    名無しさん

    ?しおりッッ?

    2006-03-29 00:23:00
  • 38:

    沙里奈

    「こんなこと誰にも相談できひんねん。お客さんにも毎晩毎晩愛人になってくれって、そればっか言われんねん。もう結構疲れたわ。」あたしは静かに、だけど思ってることを全て吐き出した。         あたしは大事なことほど人に相談できない性格だった。友達はいたけど、心配させるのも悪いしって理由から辛いことも全部自分の中で消化してきた。でも、尚はホストだ。友達じゃない。お金を払って喋っているからか相談もしやすく、言葉がスラスラ出てきた。    「…よう頑張ってるな、沙里奈は。俺は病気のことはなんもわからへんけど、沙里奈はホステスとして、人間として頑張ってると思う。だからこれ以上無理はしん方が良いと思う。」    ……尚はあたしのこと認めてくれるん?頑張ってるって、尚はわかってくれるんや。

    2006-03-29 00:36:00
  • 39:

    沙里奈

    38の名無しさん?しおりありがとう??

    2006-03-29 00:39:00
  • 40:

    沙里奈

    嬉しかった。癒されるって、こういうことなんやって思えた。        「ありがとう尚。尚に話せてスッキリした!お礼にシャンパン卸すな(^-^)何がいい?」あたしはいつのまにか泣き止んでいた。      結局ピンドンを3本連続で卸してチェックした。

    2006-03-29 00:45:00
  • 41:

    沙里奈

    《二日連続でどうもありがとぉp(^^)q今日は沙里奈の大事なこと聞けて良かった!俺で良かったらいつでも話聞くし★》家に帰ったと同時に尚からメールが来た。営業でも嬉しかった。…この頃は尚のことを良い相談相手ぐらいにしか思ってなかった。        それからしばらくは平和な日々が続いた。理由は、尚がいたから。あたしは店が終わると毎日キスに飲みに行った。気が付くと尚のエースになっていた。そして、尚にハマるんじゃなくて、尚がいないとダメな自分になっていた。

    2006-03-29 01:09:00
  • 42:

    沙里奈

    「沙里奈ぁ、俺はNo1になりたいんよぉ。沙里奈は支えてくれる?」ある日突然尚が聞いてきた。あたしだって夜の人間。尚の言っている意味くらいわかる。「尚にはお世話になってるし、沙里奈のできるかぎり支えるで(^-^)「ありがとぉ\(^O^)/」尚はバンザイして喜んでいた。…尚が言いたいこと、それは金銭面で支えてくれということ…。

    2006-03-29 01:40:00
  • 43:

    沙里奈

    今日はここまでにします?

    2006-03-29 01:43:00
  • 44:

    名無しさん

    お疲れ様 また明日ね〜?

    2006-03-29 04:53:00
  • 45:

    沙里奈

    45の名無しさん?読んでくださったんですかねぇ?ありがとうございます??

    2006-03-29 17:03:00
  • 46:

    沙里奈

    やっぱり少しショックだった。だけど、尚がいない生活なんて考えられない。あたしが尚をキスのNo.1にするんだ。しなくちゃいけない。尚をNo.1にしたら、きっとあたしも幸せになれる。…今思えば変な強迫観念のようなものに、この頃から取りつかれていった。    たくさんあったはずの貯金は、ものの数か月で残りわずかになっていた。   「パパ、月のお小遣い増やしてくれへん?あたし、お金が必要やねん。」数人いるパパ全員に会いに行き、そうせがった。

    2006-03-29 17:27:00
  • 47:

    沙里奈

    愛人になってくれと言ってくる多数の客も全てパパになってもらった。    この時、あたしのパパの人数は17人。月収はキャバも含めて700万ほどあった。

    2006-03-29 17:33:00
  • 48:

    沙里奈

    パパとは全員、体の関係をもつようになった。あたしはだんだん病んできていた。尚と毎日会っているにもかかわらず、リストカットもするようになっていった。  …あたしが悪いんや。尚の為にお金をもっと稼がなあかん。         完璧狂っていたと思う。尚をNo.1にすれば、あたしも幸せになれると思い込んでいたし、リストカットをしてしまうのは、あたしの稼ぎが悪いからと、そう考えていた。

    2006-03-29 17:42:00
  • 49:

    沙里奈

    何か今読み返すとだいぶ暗くなってきてますね?この話は本当のことなんで、暗くなるのを止めることはできそうもないです?笑 良かったら読んで下さった方、覗いてくださった方、足跡残していってください??とても励みになるんで?

    2006-03-29 19:46:00
  • 50:

    沙里奈

    「沙里奈!俺今月No.1やわ〜沙里奈のおかげやで。いつも俺を支えてくれてありがとぉな(*^_^*)」尚がはしゃいでいる。そりゃあ、あたしがこれだけお金使ってるんだから一番になれて当然だと思った。だけど、これであたしはやっと幸せになれるって思った。「尚をNo.1にするって約束したからね。約束は果たしたよ(^o^だから今日はもうチェックするわ。」その瞬間……尚の顔色が変わった。

    2006-03-29 20:16:00
  • 51:

    名無しさん

    本当のことだったんですかぁ… 今は乗り越えていらっしゃるのか心配です(≧ヘ≦)

    2006-03-29 20:27:00
  • 52:

    名無しさん

    ハマるんじゃなくていないとだめって、表現すごく共感できました。頑張って続き書いて下さい

    2006-03-29 21:06:00
  • 53:

    沙里奈

    52さん?書き込みありがとうございます??とっても嬉しいです?乗り越えれたかは小説に書いていくつもりですので、良かったらお付き合いください?

    2006-03-29 22:18:00
  • 54:

    沙里奈

    53さん?共感してくださって嬉しいです??へたくそな文ですが、良かったらまた覗いてください???12時ごろにまた書いていきます?

    2006-03-29 22:21:00
  • 55:

    名無しさん

    2006-03-29 22:45:00
  • 56:

    名無しさん

    気になる〜?尚とのことトカ?病気のことも含めて・・・?頑張って?応援してるよ?

    2006-03-29 23:06:00
  • 57:

    沙里奈

    56さん?読みやすくしてくれてありがとう?

    2006-03-29 23:20:00
  • 58:

    沙里奈

    57さん?気になるとか嬉しすぎでヤバイです?笑 良かったらまた感想とかお聞かせくださいませ?

    2006-03-29 23:22:00
  • 59:

    名無しさん

    読みま?た??続き楽?みに?τます☆頑張ってくださL1♪

    2006-03-29 23:39:00
  • 60:

    沙里奈

    60さん?読んで下さって嬉しいです!?ありがとうございます?これから書いていきますね?

    2006-03-29 23:45:00
  • 61:

    沙里奈

    「は?沙里奈おらんかったら俺No.1継続できひんやん!帰るんやったら何か卸して帰ってや!」……これが尚の本音で、尚の本性なん?今までの、可愛かった尚はどこに行ったん…?あたしはしばらくの間茫然としてしまった。      「え、No.1にする約束はしたけど…継続?」あたしは恐る恐る聞いた。「沙里奈、お前は完璧ビョーキや。言っといたるけどな、俺がおらんかったらお前はもっとひどくなる。これは絶対や!俺のこと大切やろ?なあ?!そんな俺がNo.1でいさせてくれって頼んでんねんで?わかってる?」

    2006-03-29 23:58:00
  • 62:

    沙里奈

    尚は必死だった。あたしは尚の言葉を聞いて混乱した。…ビョーキ?病気?あたし、尚がおらんかったらひどくなるん?ほんまに?「それ、何でそんなんわかるんよ?誰が言ってたん?」…錯乱したあたしは、おかしなことを聞いた。尚はさらりと答えた。「神様や。この話はほんまなんや。」 「リ、リシャール、リシャール卸す……。」あたしは震える声で言った。尚の言葉を信じた瞬間だった。

    2006-03-30 00:07:00
  • 63:

    沙里奈

    「良かった。わかってくれて。沙里奈は、俺のことだけ信じてれば助かるから。俺と一緒に病気と戦っていこうな!」尚は意気揚揚と言った。        …馬鹿なあたし。今なら当然だけど信じるわけない。だけどこの頃は、何かにすがりつきたくて、助けてほしくて、毎日が地獄のようで、とってもとっても苦しくて………。

    2006-03-30 00:14:00
  • 64:

    沙里奈

    「沙里奈さん、3番テーブルお願いします。」今日も尚の為に働いている。最近のあたしは、客をほとんどパパにしてしまったせいで、新規開拓に忙しかった。「ごめんな〜お待たせ!どうしたん?怒ってるん?」あたしは不機嫌な顔をしている客に聞いた。「当たり前やん!だって指名したのは良いけど、沙里奈ちゃん全然ついてくれへんねんもん!」場内指名をくれた客が安い酒で顔を真っ赤にしながら怒った。「だからごめんって〜今から楽しくすれば良いやん!なっ?」あたしは精一杯の笑顔で客をなだめた。

    2006-03-30 00:46:00
  • 65:

    名無しさん

    2006-03-30 00:48:00
  • 66:

    沙里奈

    近ごろ、とても忙しくなった。不眠で夜もろくに寝ていないのにかかわらず、昼間はパパと会い、夜はキャバで働いて、その後キスへ行って、お金を使って、泥のように酔っぱらって……、そんな毎日の繰り返しだった。朝起きるのが前にも増して辛くなった。夢見もとても悪い。毎朝、汗びっしょりで目覚めて、二日酔いの胃を抱え、弱った肝臓に追い打ちをかけるように病気の薬やら二日酔いの薬、頭痛薬などを飲み続けた。

    2006-03-30 00:52:00
  • 67:

    沙里奈

    この時期、夜眠るときに、このまま死ねたらと何度も願っていた。リストカットは前にも増してひどくなるばかりだった。……おかしい。尚にこんなにも尽くしているのに。どうして少しも良くならないの?まだ足りないの?あたしは完全に尚のマインドコントロールにかかっていた。           そんなある日、プライベートで尚に夕食に誘われた。

    2006-03-30 00:57:00
  • 68:

    沙里奈

    66さん?読みやすくしてくれてありがとうございます??まだまだ書きます?

    2006-03-30 00:59:00
  • 69:

    沙里奈

    「どこいく〜?」尚は、まるで昔に戻ったようにニコニコと機嫌が良かった。「どこでもいいけど、できればお酒は飲みたくないな〜」「俺も〜笑」そんな他愛もない話をしながら、イタリアンの店に入った。      あたしたちはその日のコース料理を頼んだ。そして尚が急に神妙な面持ちで切り出した。「あんなぁ、今日プラベ誘ったんは理由があんねん。俺、沙里奈のこと好きみたいやねん。」………は?…どうしたん急に。今更、色かけてんの……??正直、あたしは尚のこと、一人のホストとしか見てなかった。

    2006-03-30 01:08:00
  • 70:

    沙里奈

    男として魅力を感じたのは、最初にあたしの店に営業で来てくれた時ぐらい。それ以降はホストとして、あたしを助けてくれる人としてしか見てなかった。   「ほんまに言うてんの?」「当たり前やん!沙里奈のこと、今度は俺が支えたくて。」尚はパスタを食べながら続けた。「沙里奈、俺前も言ったやん。俺の言うことだけ聞いとけば良いって。だから俺と付き合ってくれるやんな?」

    2006-03-30 01:18:00
  • 71:

    沙里奈

    尚と付き合う?そんなこと全然考えたこともなかった。「や、あたしは病人やし、尚に絶対迷惑かけるから無理やわ…。」だからそう言った。すると、尚の目つきがまた変わった。   「だからーお前は俺の言うこと聞かんかったらあかん言うてるやろ!?」尚があたしを怒鳴りつけた。  レストランにいる人たちがあたし達をジロジロ見てきた。

    2006-03-30 01:24:00
  • 72:

    沙里奈

    「……出よか。」尚はバツが悪そうにあたしに言って店を出た。       尚は車で来ていて、あたしは尚に車に乗るように言われた。         「どこいくの?」「俺のマンション。」車のなかではそれしか話さなかった。尚はピリピリした雰囲気を放っていて、あたしは喋りかけることができなかった。

    2006-03-30 01:33:00
  • 73:

    沙里奈

    尚のマンションは綺麗だった。部屋も綺麗に片付けられていた。         「…で、さっきの話の続きやけど、どうするん?」尚があたしに尋ねた。あたしの答えは決まっていた。「やっぱり無理やわ…。あたし、尚のことホストとしてしか見てない。」     そう言った、その瞬間。 ゴンッッ!!!

    2006-03-30 01:42:00
  • 74:

    沙里奈

    何が起きたか一瞬わからなかった。口から血が流れた。……殴られたんだ。あたしは殴られたことに気付くまで少し時間がかかった。「言うこと聞けや。なあ?俺のこと誰や思てんねん?」尚は鬼のような形相で言った。

    2006-03-30 01:47:00
  • 75:

    名無しさん

    2006-03-30 01:48:00
  • 76:

    美月

    めっちゃ気持ちわかりますo(^-^)o私も、少し前まで、好きな人の言葉だけを信じてるのに、リスカをやめられませんでしたσ(^-^;)今は、大切な人のおかげでやめれましたが。続き気になるので、頑張ってください('-^*)/

    2006-03-30 01:52:00
  • 77:

    沙里奈

    恐かった。尚の言うことは正しいんだから、あたしは尚にしたがわなくちゃならない。…そう思った。  「わかった…。付き合お。だから、許して…。ごめんなさい。」       今思えば、もしかすると尚も狂っていたのかもしれない。だけどこの時、あたしは尚の言うことは全て従わなくちゃならないんだと思い込んでいたから、心から謝った。        尚は急に笑顔になって言った。「うん。許すよ。これからよろしく!」    悪夢の始まりだった。

    2006-03-30 01:56:00
  • 78:

    沙里奈

    美月さん?書き込みどうもありがとう??気持ちわかってもらえる人がいて嬉しい反面、辛かったやろなって心配になりました。また良かったら覗いてくださいね??今日はここまでです?

    2006-03-30 02:00:00
  • 79:

    ?

    尚コワ????
    続きメッチァ気になるんで頑張って書いて?さぃ??

    2006-03-30 03:17:00
  • 80:

    名無しさん

    尚めちゃめちゃオラ営やん!

    2006-03-30 05:14:00
  • 81:

    沙里奈

    ?さん?書き込みありがとうございます??尚はだいぶ恐かったです?この頃から人が変わったようになりました??また覗いてくださいねっ?

    2006-03-30 12:48:00
  • 82:

    沙里奈

    81の名無しさん?感想どうもありがとう???尚は初めは優しかったんですけどねぇ??やっぱりオラ営ですよねぇ?まだまだ尚のオラは続くんで、見てやってください?笑

    2006-03-30 12:53:00
  • 83:

    沙里奈

    それから一週間ほど経って、突然尚があたしの家に現れた。尚は大きなかばんを三つも持っていた。   「引っ越してきた♪」…ぞっとした。これからどうなってしまうんだろう。「引っ越しって、だってこの家キスから遠いやん!なんでよ!?」「なんでって、そんなん沙里奈とずっと一緒にいたいからに決まってるやん。」尚はニヤっと笑みを浮かべた。        それから尚はあたしの家に住み着いてしまった。

    2006-03-30 13:09:00
  • 84:

    沙里奈

    「今日お前店来るやろ?何時ぐらいなりそう?」ケータイをいじりながら尚があたしに聞いた。「行くけど、今日あたしの店イベントやし、たぶん遅くなるわぁ。」「はぁ!?」尚が顔を上げた。「遅くなるんやったら、シャンパン+2本な。」尚の言うことはきかなくちゃ。でないとあたしは幸せになれない。「…わかった。」あたしは尚の言うことに逆らえない。だって、幸せになりたいから……。

    2006-03-30 13:29:00
  • 85:

    名無しさん

    2006-03-30 15:37:00
  • 86:

    沙里奈

    86さん?読みやすくしてくれてありがとうございます?

    2006-03-30 20:33:00
  • 87:

    沙里奈

    いよいよ本当にお金がなくなってきた。パパがくれるお金も全然足りない。あたしはキャバを辞めようか悩んでいた。どうせパパ達に体を売っているんだ。風俗だってどこだっていける。病気が治るなら、なんだってする。なんだってできる。

    2006-03-30 22:54:00
  • 88:

    沙里奈

    尚とは体の関係はなかった。それどころか、キスも手を繋ぐこともなかった。  何の為にあたしを彼女にしたのか、わからなかった。あたしのことを好きだという割に、そんな素振りは一つも見せたことがなかった。でも、今ならわかる。なぜ、尚があたしを彼女にしたのか。なぜ、尚があたしの家に住み着いてしまったのか。         きっと尚は、あたしにかけたマインドコントロールを誰かに解かれるんじゃかいかって不安だったんだ。だから、あたしを目の届く範囲に、いつも監視していられるように、そばに置いておきたかったんだ。

    2006-03-30 23:01:00
  • 89:

    沙里奈

    「尚、あたしな、風俗行くかもしれん。お金足りひんねん。ケータイ代すらないねん。」ある日の朝方、あたしは尚に切り出した。「オッサン等からは回収できひんの?」尚はパパ達のことを知っていて、オッサンと呼んでいた。「これ以上できひん。毎月、いっぱいいっぱいまで出してもらってんねん。」「ほんなら、行くしか、しゃーないわな。」    あたしは愕然とした。止めてくれるかもしれないと、淡い期待を抱いていたのだ。

    2006-03-30 23:10:00
  • 90:

    沙里奈

    「そっか…、明日電話かけてみるわ。」あたしは何でもないという顔をして言った。                      その晩、あたしは運命の出会いをすることになる−−。

    2006-03-30 23:15:00
  • 91:

    沙里奈

    いつものようにキャバで働いていた。あたしは指名客を2名、場内指名1名を抱えていた。「沙里奈さん、新規お願いします。」ボーイさんがあたしのもとへ来て言った。「ごめんな〜ちょっと行ってくるわぁ(^o^;機嫌よう待っててよ!」そう指名客に言い残し、あたしは新規のお客さんのテーブルへと向かった。「失礼します〜!初めまして、沙里奈です!」あたしは笑顔を作り、名刺を渡した。「……はじめまして。」お客さんは無愛想に答えた。その人の名前は晃太、20歳。私服だったが、同じ水の世界で生きてる匂いがした。「晃太くんホスト?」あたしは聞いた。「ホストに見える?違うで〜宝販。」……宝販?なにそれ。その時ボーイさんが来た。「場内指名のお客さんの席行ってください。だいぶ怒ってはります。」

    2006-03-30 23:29:00
  • 92:

    沙里奈

    「遅なってゴメンな〜許してぇ。」あたしは一目散にそのテーブルに戻り言った。「ごめんなちゃうわぃ!どんだけ待たしとんねん!」「ほんまにごめんってぇ…そんな大きい声出さんといてよ。」「はぁ!?お前俺に命令する気ぃか!?」酔った客はあたしの腕をつかんでひっぱり上げ、言った。「みんなこいつの手首見たか〜!?アホやでこいつ!気ぃ狂とんねん!なっ?」そしてあたしの手首を皆に見せた。その時!「ォラ、おっさん、手ぇ放せや。何しとんねん酔いやがりよって。」晃太だった。「晃太っ止めて!」ゴンッガシャーン!!晃太がキレて客からあたしを引き離し、ビール瓶で客を殴ったのだった。

    2006-03-30 23:42:00
  • 93:

    沙里奈

    あたしはその光景をみて、血を見て、過呼吸になってしまい、救急車で運ばれた。           目が覚めると病院のベットの上にいた。「尚の店に行かなくちゃ!」がばっと起き上がった。今何時!?絶対怒ってる……どうしよう!茫然と立ち尽くしていると後ろからポンッと肩を叩かれた。振り向くと……晃太だった。

    2006-03-30 23:49:00
  • 94:

    沙里奈

    今日はここまでにします?明日から仕事なんです?頑張ってきますね?また明日更新します??

    2006-03-30 23:51:00
  • 95:

    名無しさん

    ぉっかれさまです?仕事頑張っτくださL1?

    2006-03-30 23:53:00
  • 96:

    沙里奈

    96の名無しさん?ありがとうございます?昼の仕事は久々なんで?また読んでってくださいね?

    2006-03-30 23:57:00
  • 97:

    愛羅

    名作予感あげ

    2006-03-31 00:11:00
  • 98:

    愛羅

    名作予感あげ♪

    2006-03-31 00:13:00
  • 99:

    沙里奈

    100?愛羅さんありがとぉ?

    2006-03-31 00:15:00
  • 100:

    名無しさん

    晃太ってボーイ?

    2006-03-31 00:19:00
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