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夫婦日記

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  • 1:

    名無しさん

    私は花子18歳。彼は太郎30歳。
    とにかく彼は「どうしようもない」のです。

    2006-02-26 18:38:00
  • 220:

    作者

    「(太郎)ゃ…もう絶対せぇへん!!命かける!!だから別れるのだけはやめて!!」
    「(花子)ごめん太郎君。もうこれっぽっちも愛してない」
    「(太郎)…」
    そのまま婚姻届は出さずじまいになり、夜はふけて行った。

    2006-03-06 11:15:00
  • 221:

    作者

    花子が荷物をまとめている。
    そう。出て行くのだ。離れた父親の所は田舎町だった。心身共に疲れていた花子はのどかな田舎町にしばらく身を置く事にした。

    2006-03-06 11:18:00
  • 222:

    作者

    「さよなら」
    それ以外花子は太郎に言う事がなかった。
    玄関を開けようとすると太郎が泣き付いてきた!
    「待ってぇーーーーーー!!」

    2006-03-06 11:19:00
  • 223:

    作者

    「(花子)…ぅわ。何すんねん離せ!」
    花子は本気で気持ち悪かった。
    花子が無理やり玄関を出ようとすると花子の足にしがみついて離れない。

    2006-03-06 11:21:00
  • 224:

    作者

    「(花子)蹴るで!しばくで!痛いで!嫌やったら離せ!」
    太郎は素早く離した。やっぱりヘタレだ。
    そのすきをついて花子はエレベーターに乗りマンションを出てタクシーをつかまえた。
    「大阪駅まで」
    車が発車した。

    2006-03-06 11:24:00
  • 225:

    作者

    するとタクシーの運ちゃんが言った。
    「ねーちゃん!後ろ何やあれ!?」
    花子は振り返った。

    2006-03-06 11:25:00
  • 226:

    作者

    「ぎゃあ゛ーーーーーー!!!おっちゃん逃げてぇーーーーーーーーー!!」
    太郎が素足で走って追いかけてくるではないか!!

    2006-03-06 11:26:00
  • 227:

    作者

    皆さんここでよく考えて下さい。
    車に走って追いつくと思いますか?
    しかも200メートル程後ろを走ってるんです。

    2006-03-06 11:29:00
  • 228:

    作者

    私はその時思いました。
    あぁ、この人はこうゆうのが好きなんだ。こうゆうドラマのワンシーンみたいな事が好きなんだ。
    そんな自分に酔い知れてるんだな。
    と。

    2006-03-06 11:30:00
  • 229:

    作者

    そしてトドメをさすかのようにタクシーの運ちゃんが言った!
    「あの兄ちゃんドラマの見すぎちゃうかぁ!?」
    ハイ。ソノトウリデス。

    2006-03-06 11:31:00
  • 230:

    名無しさん

    毎日見てます?続きお願いします??

    2006-03-06 12:32:00
  • 231:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-03-06 14:08:00
  • 232:

    名無しさん

    2006-03-06 14:39:00
  • 233:

    名無しさん

    2006-03-06 14:41:00
  • 234:

    作者

    北陸線の電車の中、花子は太郎との日々を思い出し…
    ブルッ!!寒気がした。

    2006-03-06 15:17:00
  • 235:

    作者

    花子は父の職場でお世話になる事になっていた。
    これからの花子の家はこの会社の寮だ。
    花子は寮に着き愕然とした。

    2006-03-06 15:21:00
  • 236:

    作者

    今までテレビでしか見た事のないようなオンボロアパートだった!でも花子は耐えた、これは修行だ。これからは自立しなくてはいけない…!!
    そう。別れたからと言って"出戻り"は許されなかった。

    2006-03-06 15:24:00
  • 237:

    作者

    これからはたった1人でお金を稼ぎ、生きていかなくては…。
    寒い1月の事だった

    2006-03-06 15:25:00
  • 238:

    作者

    いよいよ初仕事だ。

    始まって1時間。花子は半べそかいている。これまで贅沢ばかりしてきた花子に今の仕事は辛かった。

    2006-03-06 15:27:00
  • 239:

    作者

    14才の時に水商売を覚え、家を飛び出し派手な生活を送っていた。母に水商売は辞めてくれと泣いて頼まれ足を洗ったのが17才の時だった。
    それから昼のバイトもしてみた、1時間で辞めた。

    2006-03-06 15:31:00
  • 240:

    作者

    飲食店へも行った。
    同じアルバイトの女に気に入らないと言われ首になった。
    働くのが大嫌い、でも金は欲しい。
    花子にはパトロンが居た為生活に困った事ない。

    2006-03-06 15:34:00
  • 241:

    作者

    花子は深く反省した。こんな事になるなんて…。
    でも耐えた!!初めてだった。安い給料でもすぐに逃げ出さなかったのは。
    お金のありがみがヒシヒシとわかった花子であった。

    2006-03-06 15:39:00
  • 242:

    作者

    あれから太郎からは毎日のようにメール連絡がくる。
    「花ちゃんだけを愛してる!」
    「花ちゃんを絶対幸せにする!」
    「もう2度と花ちゃんを悲しませたりしない!」
    2か月間毎日欠かさず連絡が来た。

    2006-03-06 16:19:00
  • 243:

    作者

    花子は太郎に電話をしてみた。
    「(太郎)もしもし!?花ちゃん元気!?」
    「(花子)元気やで太郎君は?」
    「(太郎)俺は花ちゃんがおらんから元気では無いけど、マジで反省したから生まれ変わった俺を見て欲しい、これからの俺を見てほしい!!」

    2006-03-06 16:22:00
  • 244:

    作者

    「(花子)…」
    「(太郎)今すぐより戻してとは言わんからこれからの俺を見て!!」
    「(花子)…わかった。じゃあこれからの太郎君を見るは」
    それから太郎は車で3時間かけてほぼ毎日花子に会いに来た。

    2006-03-06 16:25:00
  • 245:

    作者

    とうとう花子は太郎の熱意に負けてしまい、太郎のもとに帰る約束をした。太郎はすごく喜び、父と母や兄弟も復縁に喜んでくれた。

    2006-03-06 16:27:00
  • 246:

    作者

    大阪に帰るのは来週だ。
    すでに仕事も辞めた為花子は暇を持て余していた。
    (あ!暇やし久しぶりにエリカに会いにいこう!)
    花子は大阪までエリカに会いに行った。

    2006-03-06 16:29:00
  • 247:

    作者

    久しぶりのエリカとの再会には花子も涙した。あぁ!愛しのマイフレンド!!元気だったかい!?
    2人は語り明かした。エリカがバイトの為解散するのは早かったが花子は大満足。
    今日は来て良かった!!

    2006-03-06 16:43:00
  • 248:

    作者

    懐かしくなった花子は苦い思いでが詰まったマンションへも行ってみる事にした、今となってはもう笑い話さ☆なんて思いながらマンションへと向かう。

    2006-03-06 16:50:00
  • 249:

    作者

    今の時間太郎は仕事で居ないが合鍵を持っていた花子はスンナリ中へと入れた。

    2006-03-06 16:53:00
  • 250:

    作者

    「きゃ〜☆懐かしい〜☆あ!やっぱ散らかってるなぁ〜!」
    少しはしゃぎ気味に花子はそそくさと掃除を始めた。

    2006-03-06 16:57:00
  • 251:

    作者

    「ぅわ!少年ジャンプや〜ん(^^)こんなん読んでガキやな〜!!あ!エッチな本!!まぁ男やし本ぐらいええかぁ(^^)あ!コンドームや!!しかもめっちゃ減ってるや〜ん(^^)んも〜太郎君てば!」

    2006-03-06 17:01:00
  • 252:

    作者

    花子が状況を理解したのは5秒後だった。

    2006-03-06 17:04:00
  • 253:

    名無しさん

    2006-03-06 17:21:00
  • 254:

    名無しさん

    2006-03-06 18:15:00
  • 255:

    名無しさん

    2006-03-06 18:51:00
  • 256:

    名無しさん

    めちゃめちゃ気になるーーー(>△

    2006-03-06 19:02:00
  • 257:

    作者

    何個か使った形跡のあるコンドーム…。
    嘘よ…、太郎…これは何かの間違いよね?
    遊び心でコンドームをつけたままマスターベーションをしただけよね?

    2006-03-07 00:33:00
  • 258:

    作者

    「き、きっとそぅさ…☆」
    花子は無理やり前向きだった。「さぁ!片付けの続き続きぃ!!…ん?これは何の雑誌かな〜?」
    カバーがされてある本のページをパラリとめくった。

    2006-03-07 00:40:00
  • 259:

    作者

    「幼…女…のパィ…パン…ま…る見ぇ…特集…??や、やだなぁ!!太郎君てば!アハハ!アハハ!あはあはあは!アハアヒ!アヒャ!あひゃヒャヒャヒャヒャヒャ!!いひひひひひプギャーーーーヽ(。Д、゜)ノ
    花子が壊れた。

    2006-03-07 00:52:00
  • 260:

    作者

    花子はどん底まで突き落とされた。
    もうこれ以上下には行けない。そう!だから後は上がるだけさ!!花子は何かがプツリと切れたかのようにハイテンションになった。

    2006-03-07 00:56:00
  • 261:

    作者

    花子はとりあえず置き手紙をして帰る事にした。
    (おつかれさん☆今日は久々にエリカと会ったよぉ!ついでやから軽くマンション寄ってみてん☆今日は日帰りやけど、また連絡してー!)
    机にそっと手紙を置いた。そしてそっとコンドームも置いてみた。ついでだから幼女の本も添えてみた。
    なかなかのアングルだ。素晴らしい。

    2006-03-07 01:03:00
  • 262:

    作者

    花子はマンションを出て駅へと向かう。テンションが上がっているので何となく目が合った人に「ぅお!!!」と言ってみた。
    すごく驚いていた。

    2006-03-07 01:06:00
  • 263:

    名無しさん

    2006-03-07 01:16:00
  • 264:

    名無しさん

    笑いとまらん!

    2006-03-07 01:38:00
  • 265:

    名無しさん

    2006-03-07 03:01:00
  • 266:

    名無しさん

    今全部読みました★おもろすぎる!!これからも読むのでがんばってください(*^o^*)

    2006-03-07 03:33:00
  • 267:

    名無しさん

    ワロス  はよ読みたい!

    2006-03-07 04:03:00
  • 268:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-03-07 04:17:00
  • 269:

    作者

    もう先の事を色々考えるのはよそう。
    花子は馬鹿になりたかった。

    2006-03-07 10:26:00
  • 270:

    作者

    帰りの電車の中で太郎から鬼電があったが車内の為出る事は出来なかった。
    すると今度はメールが入ってきた!

    2006-03-07 10:28:00
  • 271:

    作者

    (花ちゃんマンション来てたん!?ビックリしたぁ!今はもう帰り?)
    コンドームと幼女の本には触れてこない。
    きっと太郎は机の上を見て花子がギャグとして許してくれたと思い込んで、その話題には触れないつもりだろう。つくづくしょーもない奴だ。

    2006-03-07 10:32:00
  • 272:

    作者

    (うん、今帰りやでー!来週午前中には大阪向かうは)と返信メールを送り花子もその話題には触れなかった。もういいさ。これ以上モメるのは面倒さ。
    …どうしたんだ花子!

    2006-03-07 10:36:00
  • 273:

    作者

    ―大阪に帰る日―
    共に働いた仲間達に別れを告げ花子は出発する。
    もうすぐそこまで春がやって来ていた。
    そう、この時2005年3月。
    今からちょうど1年前の事だった。

    2006-03-07 10:39:00
  • 274:

    作者

    無事大阪に戻って来た花子はマンションで荷物の生理をしながら、結婚式の時の写真を見ていた。
    (あぁ、私幸せそう。そういや皆に祝福されて死ぬ程うれしかったっけ…この時の事思い出して頑張ろ)
    花子は静かにアルバムを閉じた。

    2006-03-07 10:42:00
  • 275:

    作者

    その日は太郎が仕事から帰って来て2人で外食しに行った。
    花子の大好きなお寿司だ。
    久々の寿司に花子も大満足☆
    太郎との会話も弾む。(うまくいくやん、私が割り切ればうまくいく)
    そんな感じで5ヶ月程の時が流れた。

    2006-03-07 10:46:00
  • 276:

    作者

    花子は感覚が麻痺していた。
    人を好きになるってどんなんやったっけ?人を愛するってどんな気持ちやったっけ?
    太郎との生活の中で確実に恋する気持ちを忘れてしまった。

    2006-03-07 10:48:00
  • 277:

    作者

    毎日考える事は
    "日々生活がいかに苦痛じゃなくなるか"
    "どうすれば嫌な人間と生活できるか"
    "どうすれば嫌な人間にイライラせずに済むか"
    太郎に対してそんな事ばかり考えていた。

    2006-03-07 10:50:00
  • 278:

    作者

    周りの友人がうらやましかった。
    恋人の話を恥ずかしそうのろけて聞かせてくれるエリカ。
    皆、恋をしてキラキラしていた。

    2006-03-07 10:53:00
  • 279:

    作者

    私が太郎と居る理由は?自分に問いかけるとやはり世間体だ。
    きちんとした会社に勤めている。私をちゃんと養ってくれる。お金の面で苦労する事は無い。
    …やっぱり結婚ってそうゆうもんなん?
    花子はモヤモヤしていた。

    2006-03-07 10:56:00
  • 280:

    作者

    花子も怖かった。
    太郎のような男に本当に飛び込んで失敗は無いか?
    そんな気持ちから婚姻届もまだ提出出来ずにいた。

    2006-03-07 10:58:00
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