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皇太子様が○○をご訪問されました

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  • 1:

    乳母

    ネタですから。本気にはしない様に…w
    (旧掲示板からのコピペです)

    2005-05-31 09:51:00
  • 151:

    ぬっちっち

    17、18、19…あと1回!あと1回でケンが異様に強くなる。エンディング画面になるまではエンドレスに継続確定である。
    20連目…
    ケンは立っていた!
    おぉぉぉ!ブラボ-!ラオウ昇天確定だ!民衆も大興奮。皇太子様、『初打ちでエンディングが見れるとは…楽しみですね』
    ポチッ。BFTボタンを押した
    バシュ-…。
    ケンがラオウステ-ジで歩いている。
    『ストック切れだ!』

    2005-06-02 07:17:00
  • 152:

    ぬっちっち


    バシュ-…。
    ケンがラオウステ-ジで歩いている。
    『ストック切れだ!』

    2005-06-02 07:18:00
  • 153:

    ぬっちっち

    ぬちが叫んだ。ストック切れとは…店が故意に溜ったボーナスをリセットしてしまう事。すなわち、ボッタ栗店の証である。
    『おやおや…ストック切れですか。残念です…』ションボリする皇太子様。
    しかし、周りの民衆がそんな事を許す訳が無い。
    『ストック切れだー!』
    『てめー!ボッタ栗だー!』
    『エンディング見せろや!ゴラァァァァ』
    『金返せー!ゴラァ』

    2005-06-02 07:19:00
  • 154:

    ぬっちっち


    『エンディング見せろや!ゴラァァァァ』
    『金返せー!ゴラァ』

    2005-06-02 07:20:00
  • 155:

    ぬっちっち

    遊技していない、無料で見てるだけのくせして民衆がガンギレしている。
    『大遊協に訴えてやるー!』
    暴れ出す民衆。店内は揉みクチャになっている。民衆の暴動により、危険を察知したSP達が皇太子様を囲みながら退散する。ぬちは民衆と一緒に暴れていた。
    『皆さん、私めの為にそこまで抗議して下さるのですね。』ホロリと目頭を熱くしながら、皇太子様は民衆に後ろ髪を引かれながら退店してしまった

    2005-06-02 07:21:00
  • 156:

    ぬっちっち

    皇太子様が立ち去った事など何のその。民衆は店長に大ブ-イングと罵声を浴びせながら、本日の公務は知らない内に終了…。
    後日、皇太子様は店長に謝礼文を送りました。
    『先日はお世話になりました。思わぬハプニングもございましたが…その後如何なものでしょうか。大遊協から通達がありましたが営業停止との事ですがお心お察し致します。尚、先日換金じまいの私めのコインは貯玉して頂きます様、お願いします』

    2005-06-02 07:22:00
  • 157:

    ぬっちっち

    と、ちゃっかり出玉貯金の要請をしていた。
    だが…あの日の出玉はぬちが暴動のどさくさにまぎれパクって換金していた事を皇太子様は知らない…
    【パチ屋編・完】

    2005-06-02 07:23:00
  • 158:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    皇太子様は海外に冠婚葬祭も兼ねた視察に出掛けられました。
    一人日本に残ってしまわれた雅子様は近頃は容態も良くなり、公務に復帰しちゃおっかなーとゆう考えが浮かびました。
    鈴を鳴らします。
    チリンチリ-ン♪
    「爺や!爺やっ!来てちょうだい」
    「はい、只今〜」
    爺が駆け付けます

    2005-06-02 07:25:00
  • 159:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    「はい、只今〜」
    爺が駆け付けます

    2005-06-02 07:26:00
  • 160:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    駆け付けた爺に雅子様は、
    「爺、駆け付け一気はご存じですか?」
    笑顔でなみなみ溢れるワイングラスを差し出します。
    「昨日見た番組でホストと言うものを知りました。私も視察に行って参りたいと思います」
    爺は鼻からワインを漏らしながら、
    「まっ、雅子様!ホストなどと言う生き物は危険極まりございませんよ!」
    必死にこの視察を止めに入ろうとしています

    2005-06-02 07:26:00
  • 161:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    「まっ、雅子様!ホストなどと言う生き物は危険極まりございませんよ!」
    必死にこの視察を止めに入ろうとしています

    2005-06-02 07:27:00
  • 162:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    にっこり微笑みながら雅子様。
    「皇太子様も行かれた様では無いですか。私の療養中に。メル友のぬちに聞いているんですよ!私も視察に行くのは悪い事では無いでしょう。杉田かおるさんも行かれていた様ですしね…」
    雅子様はテレビっ子の様ですね。爺は泣く泣く視察の予定を組む事になりました
    ー ̄)ニヤ

    2005-06-02 07:28:00
  • 163:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    さて…どこのホストクラブに行かれるのか。雅子様的にはテレビで見たホストクラブに行ってみたい様子…。
    「先日のホストクラブに参りましょう」雅子様の一言で決定しました。
    爺、そこで一言。
    「さすがは雅子様。そちらは皇太子様も伺われた店でございますよ」
    キタのアフォアに行かれる様です

    2005-06-02 07:29:00
  • 164:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    0時。皇太子様のSP田中久々の仕事に張り切っています。
    しゃしゃって雅子様に伝えます。
    「私、そちら同行致しましたので、案内はお任せ下さいませ!」
    雅子様は微笑みながら、田中に期待の旨を返しました。
    一向はぞろぞろと東通りを通過。民衆が振り返ります。信号で停止していると、汚ギャルと呼ばれる民が階段で座り込んでいました。そちらに気付いた雅子様、「あの方達は海外からの観光でしょうね」

    2005-06-02 07:30:00
  • 165:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    どうやら黒人と勘違いしている様ですね。立派に日本人ですよ、雅子様…。さすがの田中も苦笑い。
    デイリーを通過し、兎我野の夜の街へ初の訪問です。立ちんぼの女性達も雅子様一向に視線集中。
    何やら母国語で雅子様達を見ながら興奮した様子でした。雅子様、
    「この街は国際交流が発展している様ですね。海外からの観光客がたくさん居ますね」
    笑顔を見せながら言いました。いや、あの人達不法入国ですから…とは誰も言えません

    2005-06-02 07:31:00
  • 166:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    (レンジで)チーン
    エレベ-タ-のドアが開き、いざ参らん!ホストクラブ!

    2005-06-02 07:33:00
  • 167:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    黒服の青年がアルバムを渡します。
    パラパラと捲りながら雅子様、少し悲しい顔をして、
    「この方達は亡くなった方達ですか?何か不幸があったのですか?」
    どうやら黒いスーツの男子従業員達を見て、アルバムは戦没者の様なものなのかと勘違いなさっている様です。
    「いぇ、黒いスーツは僕らの制服なんですよ」
    苦笑いしながらシステムを説明します。「あらあら、私ったら…テヘッ(´∀`)」
    雅子様、少し失敗、照れ笑い

    2005-06-02 07:35:00
  • 168:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    苦笑いしながらシステムを説明します。「あらあら、私ったら…テヘッ(´∀`)」
    雅子様、少し失敗、照れ笑い

    2005-06-02 07:36:00
  • 169:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    アルバムから何名かの男子が気に入った様で、この方達をお願いしますとオーダーをなさりました。
    「漁さん、板汚さん、ですね。少々お待ち下さい」
    黒服が席を外し、お目当ての男子がやってきました。
    「こんばんわぁ、漁でっす」
    前髪をかき上げながら漁着席。
    「初めまして。テレビでちやほやなされていた方ですね」
    握手を交し、和やかムード。
    「雅子様はお酒は何を飲まれはるんですか?好きな酒とかあります?」

    2005-06-02 07:40:00
  • 170:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    「初めまして。テレビでちやほやなされていた方ですね」
    握手を交し、和やかムード。
    「雅子様はお酒は何を飲まれはるんですか?好きな酒とかあります?」

    2005-06-02 07:40:00
  • 171:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    「そうですねぇ…。ワインが好きなんですが、焼酎もいいですね。下町のナポレオンなど…」
    通ですね。…単なるジンロです。
    「あ、梅でお願いしますね」
    雅子様は焼酎梅割りを、漁はビールを。グラスを掲げ、
    「君の瞳に乾杯」
    カチ-ン。
    少し寒い空気になりながら乾杯を交しました

    2005-06-02 07:42:00
  • 172:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    カチ-ン。
    少し寒い空気になりながら乾杯を交しました

    2005-06-02 07:43:00
  • 173:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    「普段は何してるんですか?皇族って大変そうですよねー」
    漁の質問に雅子様は「そうですね。皇室では禁煙なんで、庭の隅で隠れタバコ吸ったり、愛子と散歩したり、ですね」
    ふーん、皇室って大変なのねぇ…と頷きながら、漁は色々な会話を持ち出し雅子様をもてなします。

    2005-06-02 07:44:00
  • 174:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    『失礼しまーす』
    そこに一人の男の影が…
    『こんばんは、板汚です。ご指名ありがとうございます』
    無駄に膝を蹴り上げながら足を組み雅子様の隣に着席しました。
    『どうも、ご機嫌よう、初めまして。雅子です』
    少しホロ酔い雅子様もテンションが上がって来た様です

    2005-06-02 07:46:00
  • 175:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    少しホロ酔い雅子様もテンションが上がって来た様です

    2005-06-02 07:47:00
  • 176:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    漁は雅子様の視線が板汚に行かない様にはどうすれば良いのか考えていました。ホスト同士の戦いです。同じ従業員とあれど、負けてられません。
    板汚はそこそこ年を食っているのが勝っているのか、昭和初期の話題で雅子様と盛り上がり出しました。
    『やっぱり若い男はあまり好きじゃないですか?』ウルウルしながら雅子様に漁が問いかけます

    2005-06-02 07:48:00
  • 177:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    まるでアイ○ルのCMのくぅタンの様だ。雅子様は少しときめいた。
    『いえ、男は燕ですよ。若い男の子は可愛いですよね』
    漁は、してやったりと板汚をチラ見。年には勝て無い板汚…。哀れである。
    『あら、板汚さん、ゴミが付いてますよ』雅子様が手を伸ばした。
    でかいホクロだった

    2005-06-02 07:49:00
  • 178:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    『あら!ごめんなさい、私ったら…ゴミだと思ったら、核ボタンでしたかっ』
    ホクロが押しボタンに見えた様だ。哀れだ…板汚…。
    『…しっ、失礼しますっ』
    半泣きな顔をして板汚が席を離れた。
    漁は勝利を確信した。ここからは二人の世界。雅子様をどうしてガチろうか。相当なエースになる筈だ!

    2005-06-02 07:50:00
  • 179:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    漁はさりげに身内潰しを繰り広げた。
    『板汚さんって、いい年なのに童貞なんですよ』
    雅子様は童貞の意味を知らない。だって雅子様だもん。
    『童貞とはいかがなものですか?』
    真面目な顔をしながら雅子様は問う。
    童貞論議を熱く語り漁はどうにか雅子様を枕にしてしまおうと企んでいた…

    2005-06-02 07:51:00
  • 180:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    童貞論議を熱く語り漁はどうにか雅子様を枕にしてしまおうと企んでいた…

    2005-06-02 07:52:00
  • 181:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    『雅子は夜の生活はどうなん?』
    漁が聞いてみた。皇太子だもの、蛋白なHをしてるんだろうと思ったからだ。
    少し頬を染めながら雅子様、
    『イヤ〜だっ!!恥ずかしいっ』
    と酔っている勢いもあるのか漁の肩を叩いた。なかなかパワーがあった。漁、脱臼。

    2005-06-02 07:53:00
  • 182:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    漁の赤裸々な問掛けに雅子様はポツリと呟いた。
    『皇太子様はあぁ見えて激しい方なんですよ』
    頬を染める。少し皇室の夜の営みに興味深々、漁が突っ込んで聞いてみる。
    『いつも周りに誰か居てはるやん?いつ夜の約束をすんの?教えてよ』

    2005-06-02 07:54:00
  • 183:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    『交わりの約束は、伝書鳩に手紙を渡すのですよ』
    …鳩?首を傾げ、漁は聞く。
    『私の部屋に鳩が飛んで知らせてくれるのです。幸せの白い鳩です。名前はピーコです。双子の鳩なんですよ、兄鳩はオスギです』
    少女の様な顔をして、思い出しながら語っているのか遠くを見つめながら雅子様は続ける。
    手紙の内容は?に対して、
    『Dear.ラブリー雅子。今夜、如何ですか?僕は雅子を思うと胸が苦しくなります。病気なのでしょうか。不二の病、雅子に心を奪われる病かもしれません by皇太子』

    2005-06-02 07:57:00
  • 184:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    『Dear.ラブリー雅子。今夜、如何ですか?僕は雅子を思うと胸が苦しくなります。病気なのでしょうか。不治の病、雅子に心を奪われる病かもしれません by皇太子』

    2005-06-02 07:58:00
  • 185:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    何て古典的!何て寒いセリフ!あんたらラブラブじゃん…と聞いている方が赤くなります。
    『愛子を授かった時には、もう…』
    懐妊について騒がれた過去を思い出されてしまったのか、涙声になりそのまま雅子様は下を向いてしまった。漁は何とか元気付けようと思う。
    『まっ、雅子様…』肩に手を回そうとしたが、上がらない。脱臼したまんまだった。見せ場が少しズレた…

    2005-06-02 07:59:00
  • 186:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    脱臼した肩をハメながら、もう一度、
    『雅子様、僕が…』その瞬間。雅子様が顔を上げた。
    『酒持って来ぉぉー!!』ヽ(`Д´)
    …あらあら、雅子様。酒乱の様だ。
    振り上げた右手が漁の鼻の穴にヒットした。漁、鼻から出血、見せ場無し再び…

    2005-06-02 08:01:00
  • 187:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    鼻にチリ紙を詰めながら、まだ色ってみようと頑張る漁…。『酒やっ!酒が飲みたいんやっ!』
    雅子様、ご乱悦。
    板汚が、ここは俺の大人の見せ場だと再び席に戻って来た。焼酎を抱きかかえながら腰を下ろす。
    『雅子様、僕が若造には無い癒しを差しあげますよ』
    焼酎をがふがふ飲み干し雅子様、ちょっとご機嫌♪

    2005-06-02 08:02:00
  • 188:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    雅子様は気付いた。そう、あの時間が近付いている。
    後5分程であの時間がやって来るのだ。皆様は解るでしょうか…?
    只今の時刻、午前4時55分ー。
    『板汚ぉぉ!有線のリモコン持って来いやー!』酒乱っぷり発揮中、もはや無敵だった。
    『あっ、は、ハイ!』リモコン?何すんだ?と思いつつ、走る板汚

    2005-06-02 08:03:00
  • 189:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    略 なし

    2005-06-02 08:04:00
  • 190:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    時刻は4時58分ー。
    『危ねぇ危ねぇ、これがなきゃ始まんないんだよね』
    もうギャルの様に毒を吐きながら雅子様はオモムロにリモコンを操作し出す…。
    5時。ポ────ン
    チャッチャッラチャッララッ♪腕を上に上げて〜、背伸びの運動〜♪
    やっぱ夫婦。皇太子様と同じ様にラジオ体操が始まった。

    2005-06-02 08:05:00
  • 191:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    やっぱ夫婦。皇太子様と同じ様にラジオ体操が始まった。

    2005-06-02 08:06:00
  • 192:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    (゜д゜)ポカ-ン…
    何してんだ?と見つめる客陣、店員達を諸ともせずに雅子様は張り切って続けている。板汚は何とかこの空気に流れ込まなくては!とホスト魂にかけていた。
    しかし…。年が年なんで、昔にやったラジオ体操なんか覚えていなかった…

    2005-06-02 08:07:00
  • 193:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    『ちくしょー!ここで出来たら俺株は上がるのにぃ!』と悔しいながら、物忘れが激しい己に年を感じ、打ちひしがれていた。
    ―シュタッ!!!
    一人の影が…。奴だ!奴に違い無い!
    『朝はこれですよね』酒臭を漂わせながら、漁再び。若いだけあって、ラジオ体操もばっちり覚えてられていた

    2005-06-02 08:08:00
  • 194:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    爽やかなんだが、皮膚からアルコール臭を漂わせ、二人で店内でラジオ体操は続行される。
    まさに今、二人は連帯感でいっぱいだった。雅子様はヘベレケだった…。
    爽やかなラジオ体操ではない、単なる志村ケンの馬鹿殿体操になっていた。
    ウンジャラゲ〜♪

    2005-06-02 08:09:00
  • 195:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    ラジオ体操第一終了。。。
    達成感でいっぱいだった、雅子様。
    『漁さん、彼方なかなかやるじゃありませんか。見直しましたよ』
    額の汗を拭いながら、雅子様は語る。
    ラジオ体操で見直されても…(´Д`)
    本心はそう思いながらも口にはしない漁が居た。
    『雅子様、これからクリアンでもどうですか?』
    …クリアン。東通りを抜けた所の飯屋である。隠れた名店。ピー丼が美味い。

    2005-06-02 08:10:00
  • 196:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    本心はそう思いながらも口にはしない漁が居た。
    『雅子様、これからクリアンでもどうですか?』
    …クリアン。東通りを抜けた所の飯屋である。隠れた名店。ピー丼が美味い。

    2005-06-02 08:11:00
  • 197:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    『クリアン?何なのですか、それは?』雅子様が興味を持ったのか、食い付いて来た。漁は

    【( ̄ー ̄)来た…俺の時代や…】

    と心のポエムを書いた

    2005-06-02 08:12:00
  • 198:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    キラキラした目をしながら、雅子様は聞く。庶民の暮らしには慣れ無い方達からすれば、全てが珍しい。
    『クリアンとは、げっつぅ美味しい丼物屋なんですよ。大阪の人間で知らないならモグラですね』

    …モグリですよね?とツッコミたい所だが、勘弁しとこう。『丼物?とはご飯を頂く所なんですかー』(´∀`)ポワヮヮ〜ン…
    雅子様の頭の中ではどんな場所が想像されているのだろう。

    2005-06-02 08:13:00
  • 199:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    略 なし

    2005-06-02 08:14:00
  • 200:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    ヨシっ!このままアフターに流れ込み、ガチんぞ!漁は一人で小さくガッツポーズ。
    付き人田中はそのガッツポーズを見逃さなかった。
    『こ…この青年は雅子様をイカガワシイ所へ連れて行こうと言うのでは無いのだろうか…?』
    少し心配になる田中…。浮かれている雅子様には悪いが、阻止せねばならぬ様だ…

    2005-06-02 08:16:00
  • 201:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    ホストクラブの営業も終焉に近付き、お客様達の女の子達はチラホラと会計を済ませ、店内は少し静かになっていた。
    あるギャル客が雅子様に近付き、話しかけた。
    『なぁなぁ、雅子様〜。ラジオ体操ってどこで覚えたん?クラブで踊りたいから教えてやぁ〜』
    何とゆうチャレンジャーなギャル。雅子様は笑顔で返す。
    『ラジオ体操は健康の基本中の基本ですよ。貴方も修得なされば、きっと健康維持に役立つ筈です!』

    2005-06-02 08:17:00
  • 202:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    略 なし

    2005-06-02 08:19:00
  • 203:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    恐いもの知らずなギャルは雅子様と体操論議をかまし、今度はクラブにおいでよ!と雅子様に声をかけ、チェックを済ませ店を出た。
    客数の減った店内で他席のチェックを済ませた漁が戻って来た。
    『じゃ、クリアン行こうかー。俺が大阪を教えてあげるわー』
    雅子様の手を取り席を立とうとした。
    …と、そこへ
    『待てゴラー!』

    2005-06-02 08:20:00
  • 204:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk


    『待てゴラー!』

    2005-06-02 08:21:00
  • 205:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    驚いた漁は振り返る。入り口の方から声がする。

    何と、そこには…
    皇太子様が鎌を持って立っていた。

    2005-06-02 08:36:00
  • 206:

    ぬち ◇ugEhFmqwLk

    公務中では!?
    朝の野菜狩りの最中、田中から皇太子様に一通のメールが届いた様だ。
    田中、チンコロ。
    注:チンコロ【大阪弁ヤンキ-用語:昭和初期から始まる】人に告げ口する事。チンコを転がす事では無いので注意

    2005-06-02 08:37:00
  • 207:

    コピペした人

    旧掲示板はここまで終わってます

    2005-06-02 08:41:00
  • 208:

    コピペした人

    訂正
    ☆自己満足物語☆  でした すんません

    2005-06-02 08:50:00
  • 209:

    名無しさん

    別スレでぬちさん発見★自己満足物語の続き待ってる!!

    2005-06-03 08:14:00
  • 210:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    うぉー!主さんわざわざコピペありがとうございます。お手数かけました。んでは続き行ってみます(n'∀')η

    2005-06-03 21:41:00
  • 211:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    しばし焦っている漁。『なんで皇太子様が!?俺、ヤられる!?』
    皇太子様の嫁、雅子様にイロコイしようとした罰なのか…。正にこれからアフターに出掛けようとしたその瞬間の出来事に店内の空気が重たくなる

    2005-06-03 21:44:00
  • 212:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    鎌をシャッと漁に投げつけた。鎌はくるくるとブーメランの様に綺麗な螺旋を描きながら、漁の真横に向かい飛んで来た。
    『さよなら…オカン』 漁が目を瞑った…
    パシッ
    なんと雅子様、箸で鎌をキャッチ。職人芸ですか?

    2005-06-03 21:54:00
  • 213:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    普通鎌が飛んで来たらビビるだろ…。
    ちょっとチビった漁は
    (゜д゜)ポカーン…
    とその樣を見ていた

    2005-06-03 21:55:00
  • 214:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    『さすが雅子だね。泥酔はしていない様だね』
    微笑みながら皇太子様は首から手ぬぐいを取り去る。
    ゆっくり漁に近付いて来る。

    2005-06-03 21:57:00
  • 215:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    漁は何をされるのか、訴えられたらどないしよ!?などと考えていた。
    皇太子様はゆっくりとソファに腰を下ろす。
    緊迫した店内。雅子様にイロコイしていた男が横に居る…

    2005-06-03 21:59:00
  • 216:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    『クリアン行くなら僕も誘って下さらないと〜』
    皇太子様はにこやかに口を開いた。
    『エッ?く…クリアンですか?』
    怒って無いのか?呆気に取られた漁は答える。

    そう、だって皇太子様だもん!イロコイなんて知らないじゃないですか。

    2005-06-03 22:02:00
  • 217:

    コピペした人

    キャアア ぬち様!ありがとうございます コピペしてよかった☆

    2005-06-03 22:39:00
  • 218:

    名無しさん

    飛んで来た鎌を箸で掴む雅子様 スゲー
    オモロイからどんどん書いて

    2005-06-04 09:35:00
  • 219:

    名無しさん

    これホンマにおもろい!(*^∀^*)広めてしまいます。

    2005-06-04 14:42:00
  • 220:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    >>224
    まぢthanksです?

    2005-06-05 08:07:00
  • 221:

    名無しさん

    宮内庁にこのスレのURLを送りました

    2005-06-05 08:12:00
  • 222:

    名無しさん

    ぬち様 頑張れ

    2005-06-05 09:41:00
  • 223:

    のぞみ ◆5gLMLnAz.Y

    ぉもすろす?

    2005-06-05 12:11:00
  • 224:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    イロコイを知る事もない、このままなら爽やかに流して逃げ切れる。
    イロった事がバレない様に漁はちょっと必死だった。とりあえずクリアンへ行けば何とかなる!早く店から脱出せねば…

    2005-06-08 06:16:00
  • 225:

    名無しさん

    続き待ってるよ

    2005-06-08 18:00:00
  • 226:

    名無しさん

    これはおもしろすぎる。あげ

    2005-06-09 17:55:00
  • 227:

    ?めめ?

    やばい(笑)おもろい(笑)はまりました(笑)

    2005-06-09 20:00:00
  • 228:

    名無しさん

    ?

    2005-06-10 05:30:00
  • 229:

    ?めめ?

    あげ?

    2005-06-10 21:29:00
  • 230:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    漁はさっさとクリアンに導き、トンズラした方が長生き出来ると考えた。
    『じゃ、皇太子様も一緒にクリアン行こうや』
    ひきつった笑顔で席を立つ。チェックを済ませようとポーイに伝票を要請した。

    2005-06-13 01:49:00
  • 231:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    席にやって来た伝票を見て皇太子様は
    『請求書回して貰えますか?官邸に…』とサインをした。サインはもちろん、

    皇太子様

    と…。

    2005-06-13 01:50:00
  • 232:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    『あ、あと領収書下さい。名前は空白でお願いしますね』
    すげぇ、経費で落ちるんだ。官邸って無敵と言う事を知り感心する庶民のホスティ達。
    『御馳走様でした』と雅子様も席を立つ。
    さぁ、いよいよクリアンへ!

    2005-06-13 01:52:00
  • 233:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    クリアンまでの道のりをずらずらとSPを引き連れ歩く。東通り商店街は早朝の為静まり返っていた。汚い商店街を二人は物珍しい眼差しで見回していた。

    2005-06-13 01:54:00
  • 234:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    クリアン前、着。漁が扉を開ける。
    『着きましたよ〜。ポパイ丼がおすすめかなぁ〜』
    カラカラ。
    カウンター内から店員が一言。
    『お客さん、閉店ですけど』

    2005-06-13 01:56:00
  • 235:

    名無しさん

    ぬち様ラヴ

    2005-06-13 02:05:00
  • 236:

    名無しさん

    あげ?

    2005-06-18 00:15:00
  • 237:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    (´∀`)ノシ 閉店してました…(笑)
    つい先日、皇后陛下共々がサイパンに伺ったニュースはご存じでしょうか?ぬち、こう見えても右寄りな考えがありまして…。100%右寄りではないんだけど。何が言いたいか、戦争はダメだ!(`Д´)と言いたいのです。

    2005-07-05 06:15:00
  • 238:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    で、タイトルからは逸れてしまいますが、現代ッコの私達からすると考えられない凄まじい事が60年前の日本、世界中で繰り広げられていた訳です。終戦記念日でさえ知らないと言う現代ッコに向けてしんみり語りたい事があります。
    てな訳で、新・スレ内容変更よろ。

    2005-07-05 06:22:00
  • 239:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    ぬちは皆認める祖父ッコであった為、徴兵されて戦争に参加した祖父からリアルに体験談を聞き育ちました。その事を語りたく思います。戦争を二度と起こさない為、モラルや秩序に欠けつつある昨今についても今一度考えてみてはどうでしょうか。

    2005-07-05 06:24:00
  • 240:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    大正2年に生まれ、祖父は広島の俗に言う組で生まれ育ちました。昭和に入る頃、まだ平和であり近代化に便利さを告げ、色んな面で暮らし易く、且つ破壊兵器さえも開発されて行きます。

    2005-07-05 06:29:00
  • 241:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    その頃は世の繁栄の為、国の科学、化学の功績の為…と開発者達は殺人兵器になろうとは思いもせずに日々身に付けた知識で新たな開発を募らせました。

    2005-07-05 06:32:00
  • 242:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    私達の場合、アルバムを見開いてみると出産直後から今日に至るまでの写真が並んでいるに違いありません。祖父のアルバムは違いました。幼少期の写真が一枚も見当たらないのです。

    2005-07-05 06:33:00
  • 243:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    子供心に聞いてみる。
    「お祖父ちゃんの写真はなんで大人から始まるの?」
    お祖父ちゃんは言いました。
    「お祖父ちゃんにも赤ちゃんの時はあったんや。戦争で全部燃えてもうたんや」

    2005-07-05 06:35:00
  • 244:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    「戦争ってなに?」いまいち分からんぬちにお祖父ちゃんは語り出しました。

    2005-07-05 06:35:00
  • 245:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    「お祖父ちゃんがお祖母ちゃんと知り合った時にな…」

    祖父と祖母は見合い結婚。25の頃でした。両家共々血縁からの結婚。お付き合いを交し、信頼を確信出来たら籍を入れましょう、となり…。

    2005-07-05 06:37:00
  • 246:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    私達なら、好きだと自覚したら付き合ってと告白し、両思いならカップル成立、って感じだが、当時はそんな交際は有り得無い時代。心許す人でない限り体の関係には至らない。女性像は正に大和撫子。

    2005-07-05 06:39:00
  • 247:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    お付き合いを始め、1年が経過…そろそろ孫を見たいもんだねと冷やかされながら二人は清い交際を続けます。デートと言っても河川敷や公園でお喋り。たまに触れ合う手先でドキっとする、そんな交際。私達から見たら小学生やんけ…ですよね

    2005-07-05 06:42:00
  • 248:

    136
    しおり

    2005-07-05 07:24:00
  • 249:

    246
    しおり

    2005-07-05 09:27:00
  • 250:

    今、一通り読ませてもらいましたー。本間にオモロイ!!!
    言葉の並べ方と言うか、言い回しと言うか、文才があると言うか...(^O^)?ぬち?のフアンになりました。頑張って下さいねー。

    2005-07-05 10:04:00
  • 251:

    名無しさん

    ギャッΣ(゜д゜;)))
    久しぶりのぬちさんだヾ(≧∇≦)ノヮーィ
    ずっと待ってたヌーン(´・∀・`)
    戦争について、あたいもよく考えるよ:゚(。ノω

    2005-07-05 10:15:00
  • 252:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    恋人同士の甘い時間も束の間、第三次世界大戦、俗に言う太平洋戦争が始まる。宣戦布告を行ってからの突入が基礎だったのが、日本は真珠湾を奇襲攻撃しました。卑怯な不意打ちです。国際的には有り得無い事でした。
    第二次世界大戦もドイツがポーランドを奇襲し初戦は勝利を収めましたが、やはり国際的には卑怯な事だと叩かれ、ドイツは孤立しヒトラーの独裁政治により最期は破滅を向かえました。

    2005-07-08 08:49:00
  • 253:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    その前歴を承知の上、当時はアジア各国を制圧した日本は調子コイていたのです。世界の中心に立てば日本を崇める地球に出来る、と。
    初期は国民自体に被害は及ばず、日本は有利だと思わされていた為、市民達は変わらない生活をしています。地獄を見るとは知らずに…。現代では通信機器の発足もあり、携帯電話の普及、通信の普及、リアルタイムのニュースが世界中から飛込んで得られる私達には考えられない環境の下、国民は疑う事も無く…

    2005-07-08 08:53:00
  • 254:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    しかしそんなの始めだけ。国際連盟からは叩かれ除名扱いとなり、地球上で孤立してしまいます。情勢はみるみるうちに悪化。だがやはり国は国民には一切情勢不利は伝える事は無く、少しずつ少しずつ国民の生活を圧迫し始めます。

    2005-07-08 09:19:00
  • 255:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    まずは鉄とゴム。軍の要請により鍋、タイヤ、使用製品を全て回収する。今で言うリサイクル。しかし悪魔のリサイクル。回収された物により軍隊に必要な物資や戦車が生産される事になる。鍋が取られるとまずご飯が炊けなくなりますよね。火を通さずとも食せる芋などが主食に変化して行きます。

    2005-07-08 09:22:00
  • 256:

    しおり

    2005-07-08 11:32:00
  • 257:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    現代私達は何も不便に感じる事無く行っている行動が、戦時中は考えられない事ばかりでした。
    祖父は某組の息子と言う事で徴兵からは免れはしていたものの、祖母とはプラトニックな付き合いをし、接吻まで1年もかかったのとの事。大和撫子の祖母は、一歩下がった女性に見えたらしいが作戦だったらしい。いつの時代も女は健かな生き物ですね…

    2005-07-19 01:27:00
  • 258:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    市民が徴兵に狩り出される中、祖父の父は我が息子だけは死なせはしまいと献金を重ね、赤紙から免れて居ました。逃げ切れると思っていたのです。祖父は父の計らいには知る由もなく、次は自分の番だろうか、と考えていたそうです。同級生がどんどん戦地に送られて行くのを見送りながら、必ず行きて帰って来いよと涙の別れをしたとの事…

    2005-07-19 01:30:00
  • 259:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    しかし、やはり無理がありました。祖父にも赤紙がやって来たのです。
    祖父と祖母は最後の夜に契りを交し、「もし自分が戦死した場合には新たな婚約者を見付て幸せになってくれ、ただ犬死にするつもりはない。お国の為に戦って来る。帰って来る約束は出来ないが君を見守る約束はする」

    2005-07-19 01:33:00
  • 260:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    27歳の春、祖父は戦地に送り出されました。
    まずは満州(現在の中国)に。ほぼ制圧されていた満州は、祖父が現地に着いた時は地獄画図だった様です。女、子供も見境無く性の捌け口にされ、農民男子は銃刀の切れ味の見せ物にされ、めちゃめちゃだったらしいです…。
    私達の現代では考えられない事です。

    2005-07-19 01:37:00
  • 261:

    あげ

    2005-07-21 05:49:00
  • 262:

    名無しさん

    2005-07-21 08:42:00
  • 263:

    名無しさん

    ?????????????

    2005-07-21 14:53:00
  • 264:

    名無しさん

    2005-07-21 15:25:00
  • 265:

    名無しさん

    話の内容は変わったけど応援してまふ

    2005-07-21 16:17:00
  • 266:

    名無しさん

    ???

    2005-07-21 20:56:00
  • 267:

    名無しさん

    ??

    2005-07-23 02:54:00
  • 268:

    名無しさん

    おもしろい!

    2005-07-27 12:24:00
  • 269:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    素朴に応援Thanks(´ー`)b。゜+.゜
    たまには真面目な話もしたいかな、と。では続行します。 ヨロ

    2005-07-31 16:13:00
  • 270:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    南京大虐殺。
    後世ではこう呼ばれている行いだった。祖父はリアルに現場に居た。会社であれば上司とも言える上官、兵隊の中での役職に命令されると、断る余地はなかった。『人を斬る』『人の命を絶つ』事がより多く実行した者に与えられる称号だった

    2005-07-31 16:21:00
  • 271:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    単なる人殺しが上手いか下手か、それによって役職が付く…。怖い時代でした。徴兵された隊員達は従うしかなく、命じられると銃の引金を引かなくてはならない。刀を振り下ろさなくてはならない。罪もない隊員達、市民達は生きるか死ぬかの為に見えない敵とも戦い続ける。罪悪感と言う名の敵である。

    2005-07-31 23:05:00
  • 272:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    中国のその街で祖父はその現実をつきつけられる。小さい赤ちゃんを抱いた女性が髪を振り乱し、旦那さんと見られる男性が斬られてしまう現場に祖父は居た。目を伏せたかった。見てはいけない、惨状にも目を閉じる事さえ許されず、命令に従うしかなかった。その日祖父は銃の引金を初めて引いた。
    パ─────ン…。
    ドサッ…。
    男性は地に顔を伏せた。女性は言葉にならない言葉で泣き叫んだ。隊長は言った。
    『よくやったな。初めてにしては筋がいい。この調子で鎮圧して行くぞ』肩を叩かれた祖父は地の果てまで沈んで行く様な気持ちになったと言う。

    2005-07-31 23:11:00
  • 273:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    その日から地獄の日々が始まる…。
    銃剣と引金を使用する繰り返し、小さな子供さえも見逃してはならない。隊長の目が届かない場所に位置付けられた時は通じない言葉で『早よ逃げろ!逃げてくれ!殺したくないんや!』と言い放ち、その場から逃げてくれる事を祈り口走った。言葉は通じなくとも不思議なもので、空間で伝わったのか涙を浮かべながらおじきをして逃げて行ってくれると祖父は嬉しかったらしい。

    2005-07-31 23:17:00
  • 274:

    名無しさん

    2005-08-11 04:01:00
  • 275:

    名無しさん

    ぬちもぉ書かんの?

    2005-08-19 09:20:00
  • 276:

    名無しさん

    戦争の話もっとききたいです。よければまた書いてください

    2005-08-26 17:33:00
  • 277:

    名無しさん

    ??

    2005-08-27 19:22:00
  • 278:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    おぉぉう。やはり皆こんな内容には興味無しか…と思ってましたが。レス&反響ありがとうございます。

    2005-09-01 07:45:00
  • 279:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    祖父がさりげなく逃がした人が、村の見世物広場に居た。他の兵隊に見付かり、捕虜になってしまった様だった。見世物広場とは、皆が見ている前で惨殺する広場である。日本軍は鉄砲の数等、軍事兵力がアメリカに比べると遥かに低かった。銃刀と言う銃に刀の先がついた物で肉弾戦で戦っていた。

    2005-09-01 07:50:00
  • 280:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    その刀の切れ味を試す為、本番に向けての練習台の為に広場では何人もの人が形を変え、生を絶たれる。まずは男から殺していく。女子供は束になっても知れている。男が束になってしまうと厄介だからだ。村の男性は日々消えて行った。墓等作る訳は無く、殺した人を山積みにしていく。夏だった事もあり異臭は漂う、虫は湧く…異様な樣だった。

    2005-09-01 07:54:00
  • 281:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    ある日、祖父にも命令が下される。
    「次はお前がやって見せろ」
    上官の命令には逆らう事が出来ない。銃刀を構えるが足が震えた。妙な汗が吹き出す…。「俺はこんな事を行う為に命を授かったんやろうか?」
    口に出していたら上官に斬られていただろう。祖父は言葉にならない言葉を叫びながら突進した……

    2005-09-01 07:57:00
  • 282:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    刺してしまった瞬間に祖父の意識は朦朧となっていた。
    ドゴッ…
    鈍い音が響き、鈍い感触が銃刀を通して祖父の手に伝わってきた。そして、赤い褐色の液体が鮮明に広がった。「仏様…お許し下さいますやろか?間違ってなかったやろうか?」上官には「よくやった。見込みがあるやないか」と肩を叩かれた

    2005-09-01 08:01:00
  • 283:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    他の兵隊達は上官に褒められたいが為に自ら「上官殿!次は自分が!」と候補に名乗りを上げていたらしい。人を殺す事に志願するなんて、有り得る事でしょうか?同じ人として、許される行為だと言えるんでしょうか…。

    2005-09-01 08:03:00
  • 284:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    初めて人を殺(あやめ)てしまったその日の夜は、眠れなかった。目を瞑ると、鈍い感触と走り寄る際の男性の脅えた顔が思い出される。祖父の神経はまだ正常だったと言う事だ。「これから、どんだけの人を斬らないとあかんのか。いつまでこの地獄に居るのか。いつ終わりが来るのか。まず自分は大阪に帰れるんか?」男ながらに涙してしまったらしい。

    2005-09-01 08:06:00
  • 285:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    それからも戦火は激しくなって行く。同じ部隊に所属された隊員と故郷の話をしていた。隊員は母の写真を胸ポケットから取り出した「もっと親孝行をしとけば良かった。もう会えないかもしれんのに。日本は優戦だと言っているがあれは嘘や。機密会議を聞いてしもた。もうサイパンも落ちるのは時間の問題じゃないか…」

    2005-09-01 08:09:00
  • 286:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    今みたいにメールやネットなんて普及していない時代ですから、嘘のニュースが日々流されていました。国民は日本が有利に戦火は続いているものだと信じていたのです。明日には帰ってくるのだ、と言い聞かせて兵隊さんの帰りを祈っていたんです。

    2005-09-01 08:11:00
  • 287:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    隊員は涙目になりながら、故郷の話を続けていました。祖父も聞き入っていました。
    上官が近付いていた事にも気付かずに…
    「何をしておるか!」上官のがなり声で二人は我に返った。
    まずい…、会話を聞かれていたのなら非国民だと罵られ、暴行されてしまう…。

    2005-09-01 08:16:00
  • 288:

    名無しさん

    2005-09-08 01:21:00
  • 289:

    名無しさん

    ??かいてぇ??

    2005-09-16 15:01:00
  • 290:

    名無しさん

    2005-09-16 16:59:00
  • 291:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    【追伸】読んで下さっている皆様。思い出しながら綴ってるので、亀更新でゴメソ(´Д`)

    2005-09-19 01:36:00
  • 292:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    上官が近付き、祖父と話していた兵士の前に立った。
    「お前!歯を食いしばれ!」鬼の様な形相で充血した目をギラギラさせていた。
    「申し訳ありません!」敬礼をしながら、足を揃えて背筋を伸ばす兵士…。その瞬間、ドゴッと言う鈍い音と共に兵士は倒れ込んだ。

    2005-09-19 01:39:00
  • 293:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    ただ、離れている家族の話をしていただけ。ただそんな事で何故手を上げられるのか。切れた口からは出血が見られる。祖父は焦りと呆然とした感覚で立ち尽していたと言う。上官は言った。「そんな物、捨ててしまえ!天皇陛下に忠誠を誓え!」家族の写真を捨てろと言うのだ。

    2005-09-19 01:42:00
  • 294:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    殺し合いの中、殺伐とした日々、唯一の家族の写真…。寄り所は無く、安心して眠れる事も無い戦場で、気を抜く事は許されないと言うのだ。祖父は間違っていると思っていた。「お前らに人の血は流れてるんか!?」
    ───そんな事、口に出せる訳も無く…。

    2005-09-19 01:45:00
  • 295:

    ぬち ◆ugEhFmqwLk

    兵士の目の前で、写真は足蹴にされた。土の上でくしゃくしゃになって、母の顔も泥だらけになって、微笑む姉の顔も泥だらけになって…。当時はまだ白黒写真の時代。土に擦り付けるとカスレてしまい、もはや写真ではなくなる。単なる一枚の白い紙になるだけだった。極めつけに、写真の面影がなくなったその紙を、上官は切り裂いて見せしめた…。

    2005-09-19 01:48:00
  • 296:

    名無しさん

    ?

    2005-09-20 17:47:00
  • 297:

    名無しさん

    2005-09-29 06:42:00
  • 298:

    名無しさん

    あげ

    2005-10-02 03:41:00
  • 299:

    名無しさん

    ???

    2005-10-03 06:41:00
  • 300:

    名無しさん

    ゆっくりでいいので更新楽しみにしてます??

    2005-10-03 20:33:00
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