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さよならが言えなくて…。
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1:
◆grEdfwmzxY
愛してました。
誰よりも ずっと。
あなたに言えなかった 言葉は
今でもこの胸に
残っています…。2007-02-01 19:05:00 -
21:
◆grEdfwmzxY
いやいや、普通に恐いんですけど…?
「ちょっ…マジないって…」
リカもあたしも、かなり引いていた。車から降りた男は、体格もごつくてかなりのあっちのお方系オーラがあったから‥。
『車出されへんねんけど…。』2007-02-02 04:05:00 -
22:
◆grEdfwmzxY
「なっなっ、ほんまちょっとだけでいいから話聞いてやぁ〜!?」
車の外で叫んでいる男…。話って何なん…?
あたし達二人は、どうする事も出来ずかなりパニくっていた。「恐いからさっさと用件だけ聞いて帰ろや…」リカの一言であたしは仕方なく、車の窓を少しだけ開けることにした。2007-02-02 04:14:00 -
23:
◆grEdfwmzxY
『あの……何ですか?』
わずかに開けられた窓から警戒心むき出しの眼差しでその男に尋ねる…。男は車の前から横に回ってきて
「いやいや、恐がらんとってー!ほんまに怪しいもんちゃうからー(笑)」
と、笑顔で言った。
それが怪しいねん…。2007-02-02 15:14:00 -
24:
◆grEdfwmzxY
「あんなっ、自分ら夜の仕事に興味ないー?」
…突然の問い掛け。 『…。』
「あ、もしかしてどっかの店の子??二人ともべっぴんやもんなー!」 胡散臭い男からの、胡散臭い社交辞令・・。
スカウト……?いやいや、危ない。どっかの風俗にでも売り飛ばされるんちゃうか――?2007-02-02 15:20:00 -
25:
あたしもリカも、同じ事を考えていたと思う。
それくらいあなたの
第一印象は… 良いものではなかったから。
この日、出会っていなければ―" " "07/02/02 15:232007-02-02 15:23:00 -
26:
◆grEdfwmzxY
まだ、あたしは笑っていられたんかな?
まだ、この場所に立っていられたんかな―…?
2007-02-02 15:27:00 -
27:
◆grEdfwmzxY
2007-02-02 15:28:00 -
28:
◆grEdfwmzxY
少しの間、他愛もない話をしていた。思ったより悪い人ではなさそうで… あたし達二人の警戒心も、徐々に薄れていった。
「ちょっ、どっちか番号教えといてやぁ〜?また仕事の件考えといてや☆」
…確かに、無職なあたし達は早く仕事を見つけなければいけない。ナンパじみた感じより、露骨にスカウトという感じがかえって安心したのかもしれなかった。
その男と―、番号を交換することにした。2007-02-04 17:37:00 -
29:
◆grEdfwmzxY
「じゃあ、また連絡するわぁ〜!危ないから気を付けて帰りなぁ☆」
「うん!じゃあね〜。」
最初は警戒で無愛想だったリカも、最後には笑顔で手を振っていた。男の車が出ていったのを確認すると、あたしも窓を閉めて、ゆっくりと車を発進させる。
ギャップのある人やな… そう思った。見た目のいかつさとは裏腹な、軽快な話し口調。力強い眼差しなのに、笑うと少したれる目元。2007-02-05 20:59:00 -
30:
◆grEdfwmzxY
彼の名前は―
凌真(リョウマ)と言った。
年は思ったより若くて24歳。その若さにして、自らで立ち上げたキャバクラのオーナーをしているらしかった。
ただの黒服や、スカウトマンではなかった事に、少し驚いた…。2007-02-05 21:24:00