-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
〜ホステス・街〜
-
1:
裕末
覗いていただき、誠に有難うございます。
小説自体、初めて書かせていただくので、ご指摘あれば、遠慮なくレスをしてください。
よろしくお願い致します。
ゆっくりかもしれませんが、完結できるよう頑張ります。2006-10-31 02:16:00 -
151:
裕末
“今任せるって言った……!?……言ってしまった!” 「ゆりさん、良いのね?良かったわ〜!」 「ぇ、ぁはい。(^_^;)」 「そしたら明日からはゆりさんがママね!すごい逆風があると思うけど、でも負けないでね。」「はい…。」 “これから大変だなぁ〜…” 「実はね、ママも田舎からホステスになりたくて、街にでてきたの。あなたと同じで、すごく反対されたわ。でも、いつか見返すではないけれど、ママにまでなったら誰にも口出しされないって思ったの。だからここまで頑張れたの。」
「そうなんですかぁ。」
2006-11-24 11:31:00 -
152:
裕末
「だから、あなたにならできると思ったの。あっ、それから着物ならあげるわ。あなたと私の身長も体型も似てるし、明日持っていくわ。着付けはいつも行っているセットの美容室でしてくれるわ。」 「わかりました。」話はトントン拍子で進んでいく。 「話は以上よ。明日が楽しみね。」 「はい。では失礼します。」 と、部屋をでた。 “明日かぁ〜…。チーママ達が怖いな…。” でも私は少しドキドキして楽しみだった。
2006-11-24 11:53:00 -
153:
ゆうあ
このお話大好きです?頑張ってください?
2006-11-25 06:13:00 -
155:
新地
初めまして?とても楽しく拝見させて頂いてます?凄く共感ができ、パワーをもらえる気がします?続きを楽しみにしています?
2006-11-26 08:48:00 -
157:
裕末
―明日からクラブのママ、ゆり― “これから着物メインかぁ。” 前にお正月の為に買った着物があったので、明日はママの着物は借りないことにした。その着物をタンスから取りだし、明日の準備をした。 ―翌日― 着物も着せてもらい、ドレスに合うような、いつものセットも着物の時のセットへ…。それだけで、気合いの入りかたが全然違う。
― 川崎のママ、ゆり ― 川崎へと向かう。誰がみても今のゆりはどこかのママに見えるに違いない。
2006-11-26 15:04:00 -
158:
裕末
「おはようございます。」黒服が挨拶をしてきた。 いつもの挨拶と少し違うのは気のせいだろうか…? 「ゆりママ、詩織さんがお呼びです。」 “詩織さん……か…。” 詩織ママの部屋をノックした。これからは私の部屋になるのだが、そんな実感は全くない。「失礼します。」詩織ママはいつも座っていた机の椅子には座らず前にあるソファーに座っていた。「ゆりさんおはよう。着物、良く似合ってるじゃない!ママらしくなったわね。」「ありがとうございます。」こう詩織ママのように潔く、身を引けるのは本当の意味で良いママであり、そういう店は流行る。ママになってから店の女の子に意地悪や自分の客にしがみつくママは、そんな嫉妬で客がしんどくなって、初めは良いが、客はママやお気に入りの女の子を気使って切れていく。そして流行らなくなる。
2006-11-26 16:53:00 -
159:
裕末
と、水商売を少し長く続けていると、当然同業者の友人が一人や二人できる。休日に遊んだり。と、いろいろな話をして情報交換したりする。そんな中でいろいろ聞くのだ。 だが、詩織ママは違う。大人で、女の子皆を大切にしている詩織ママを私はすごく尊敬している。 そんなママになりたいと思う。「さっ、始まるわね。」「はい。」「ゆりさん、今日同伴?」「はい、そうです。」「こんな時間にどうしたの?」「いえ…私も詩織ママにお話があって、時間も余ったので。」「そう。黒服がゆりママ来てるって聞いたから。私もお話したかったの。」
2006-11-26 19:13:00 -
160:
裕末
詩織ママは本当に仕事人だ。いつもOPEN前から出勤しているのを私は知っている。その後からいつも同伴をしているのも知っている。 あの人は、そんな素振りは一切見せないが。引退後もきっとそうだろうと思った。 案の定、今日も詩織ママは早くに出勤していた。 そうしている内に、同伴の待ち合わせの時間がきた。 「すみません、もうそろそろなので…。」「あっ、もうこんな時間?同伴だったわね。頑張ってらっしゃい。」「はい。」
詩織ママの前では私はずっと“川崎の女の子の一人”だ。これから先、立派なママだと言われるようになったとしても、あの人の前ではずっとずっと未熟者だ。いつか追い付けるようにと、川崎のママになったこの初日を、精一杯頑張ろうと決意した。
2006-11-26 22:18:00