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-ぬくもり-が支えてくれた
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1:
レン
ノンさんの【ぬくもり】で、あたしとカレは元気をもらったり考えさせられたりしました。初めてだけど頑張って書きます。二人が出会ってから2005年6月16日の別れの日までの話です。
2005-06-17 04:51:00 -
67:
レン
「レンちゃんは大二郎と付き合ってもう1年になるんやなぁ?」 『はい。来月で』 「そかそか!大二郎の体の事は聞いてる?」 『少しだけ。‥でも詳しくは』 「あいつ、レンちゃんにあんまり心配かけたくないんやなぁ」 『…』 「レンちゃんは、これからも大二郎の側におろうって思ってくれてるか?」 『もちろんですっ!!!』あたしの声が大きくなった。 少しビックリしながら大二郎のパパが言った。
2005-06-18 04:21:00 -
68:
名無しさん
かぶってゴメン?
2005-06-18 04:21:00 -
69:
レン
「ありがとう。父親として息子がこんなにも愛してくれる人に出会った事、誇りに思う。」 『…あたし何もしてあげれてなくて‥いつも大二郎に支えてもらってて…』また沈黙になる。 そして「レンちゃん…大二郎なぁ、小さい頃から心臓悪くてなぁ‥でも手術も難しすぎてできんくて、もう遊び回る事もできひん。。。いつかは機械で心臓を動かさないと生きていかれへん、他の人より…長く生きられへん・・・」 『…』あたしは何て答えたらいいのかわからなかった。
2005-06-18 04:30:00 -
70:
レン
人はいつか死んでいく…けど、大二郎はみんなよりも先に死んでしまう。
考えられない…大二郎があたしの前から消えてしまうなんて。
その時、ICUの扉が開いた。2005-06-18 04:31:00 -
71:
レン
すぐさま大二郎のパパが医者の元へ駆け寄った。「先生、大二郎は?」 医者が答えた「ヤマは越えました。しばらく入院してもらった方がいいですね」
よかった----
大二郎のパパがあたしの所に来て「レンちゃん、もう遅いし送ってくから帰ろうか」 『はい、でも大丈夫です。一人で帰れます。大二郎の側に居てあげてください』 大二郎のパパは少し考え「…わかった、ありがとうね。気をつけて帰るんやで?」 『はい。また来ます』 あたしは出口に向かった。2005-06-18 04:37:00 -
72:
レン
歩き出してすぐ、後ろの方で医者が「お父さん、少しお話が‥」 パパ「はい」
なにか嫌な予感がしたがあたしは脚を止めず家へ向かった。2005-06-18 04:40:00 -
73:
レン
その日は眠れなかった。頭の中が大二郎でいっぱいだった。
あたしのママが心配そうに部屋に入ってきた。
「レン‥まだ起きてたん。大二郎くん、どう?」 『今日はなんとか大丈夫だって。入院する‥って…』 ママの顔を見たせいかあたしは泣き出してしまった。その夜はママがずっと一緒に居てくれてあたしをなだめてくれていた。2005-06-18 04:43:00 -
74:
レン
☆☆さん
☆☆さんの言葉すごくうれしいです(>⊆<)仲間だなんて感動しました。応援してくれたり、元気づけてくれたり凄く感謝します!今日はもう少し頑張ります!2005-06-18 04:49:00 -
75:
レン
次の日バイトが休みだったのですぐ病院へ向かった。
大二郎の病室は個室だった…。なぜか胸がドキドキして手も震える。なかなかドアを開ける事ができない。
「レン?」
----!?この声…。2005-06-18 04:52:00 -
76:
レン
ガラガラ----
目の前に大二郎が立っている。あたしはビックリした。
『なんでわかった…ん?』
その瞬間、ハハハハハハ!大二郎が笑ってる。
「ほんまお前は…ハハハハ!ドアの硝子におもっきり透けて見えてたから!ハハハハ――」 大二郎‥笑ってる。よかったぁ---。安心した。2005-06-18 04:55:00