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お前は俺の姉?妹?
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1:
名無しさん
俺には姉が二人いる。6つ上と4つ上。そして種違いの妹と弟。ここでは4つ上の姉の話をしようと思う。
2006-02-22 03:58:00 -
2:
名無しさん
親が離婚をし1番上の姉は結婚をし4つ上の姉(さっチャン)と父親と住んでいた。
授業参観や俺が困ってる時は、いつもサッチャンが来てくれていた。2006-02-22 04:03:00 -
3:
名無しさん
俺が喧嘩をして負けて帰ってきたら家に入れてくれなかったり俺が先輩に呼び出されれば駆け付け守ってくれたりと周りに恐れられる程ハチャメチャな性格で『サッチャンがいるから』と言われ迷惑だった。
だが2006-02-22 04:14:00 -
4:
名無しさん
良かれとしてる事。俺を大事にしてくれてるのが分かっていた。
サッチャンは本当は寂しがりで弱く、甘えたなのだ。2006-02-22 04:18:00 -
5:
名無しさん
俺と1番上の姉が何度かサッチャンに『お前は自然なのは身内やから分かる。けど周りは分からんねんし喋り方やトロイ性格直しや』って言ってきた。
頑張って直していったのだろう。口の悪い女に変わってしまった…限度を知らない女だ(笑)2006-02-22 04:24:00 -
6:
ちい
リアルタイムっぽおい(*´д`*)なンかおもろそう(っ*´∀`*)っ頑張れッッ《*〇^▽^〇*》
2006-02-22 04:27:00 -
7:
名無しさん
身内と他人の接し方が明らかに違い過ぎでギャップがオモロく人に慕われていた。
2006-02-22 04:28:00 -
8:
名無しさん
ちぃさん ありがとう。更新遅いと思いますが馬鹿な姉の話付き合ってやって下さい(笑)
2006-02-22 04:30:00 -
9:
名無しさん
サッチャンは母親からの愛情を受けた事がない。母はサッチャンを自分の子供と思っていない扱いだった。
寂しさからか沢山の男と取っ替え引っ替え付き合っていた。2006-02-22 04:35:00 -
10:
名無しさん
男が変わる度にサッチャンは部屋に閉じ籠っていった。
人間不信…潔癖性…
自分を傷付けリスカの繰り返し…薬物にもハマッていった。2006-02-22 04:40:00 -
11:
名無しさん
俺は見ていられなかった。
初めてサッチャンに怒鳴った。『自分傷付けてどうなるねん!!』
サッチャンは涙を流しながら呟いた。2006-02-22 04:45:00 -
12:
名無しさん
『ウチな付き合う男ほぼ体目的みたいやねん。ウチの存在は誰からも必要とされへんのかな?』涙目で苦笑いしながら…
2006-02-22 04:49:00 -
13:
名無しさん
ふと俺の友達らが言った言葉を思い出し腹が立った。
『お前の姉貴二人とも乳デカイしスタイルええしカワイイよな。』
2006-02-22 04:55:00 -
14:
名無しさん
1番上の姉は幸せな家庭を持ち誰からも認められていた。本当の愛さえも知っていた。俺もだが愛され可愛がられていた。
サッチャンは?…
いつも身内にまで落ちこぼれと言われ育った。料理も出来て頭も良かったのに心を閉ざし要領が悪かったのだろう。2006-02-22 05:03:00 -
15:
名無しさん
涙を流しているサッチャンに俺は何も言えずにいた。
2006-02-22 05:05:00 -
16:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-22 05:06:00 -
17:
名無しさん
男を変え周りの女は良くは思っていないはずだ。誰一人として心を許せる奴がいなかったのだろう。
2006-02-22 05:10:00 -
18:
名無しさん
16さん ロムありがとう。
2006-02-22 05:11:00 -
19:
主
サッチャンは家を出た。薬物、傷害、警察に捕まった。
2006-02-22 05:16:00 -
20:
主
『何してんねん。親に迷惑かけんなや。』俺が叱るとサッチャンは哀しそうに『ごめん』と一言呟き自分の部屋に戻った。
2006-02-22 05:19:00 -
21:
主
それから何日か絶ち小さい頃から作り笑いで本当の笑顔を見せる事のなかったサッチャンがニコニコしている。
2006-02-22 05:23:00 -
22:
主
『ウチなホンマに信用出来る親友と彼氏出来てん。』
水商売をしていたサッチャンは仕事も充実し雇われでママをしていた。
良かった。『サッチャン幸せやねんな?』『うん♪ばり幸せ。今まで色々ごめんな』サッチャンは笑顔で返事した。2006-02-22 05:29:00 -
23:
主
俺はサッチャンの親友とも彼氏とも仲良くなった。
幸せな日が続くだろうと疑いはなかった。サッチャンが事故に合うまで…2006-02-22 05:33:00 -
24:
主
事故といっても軽く接触しただけなのだが…レントゲンを撮ったサッチャンは気分が悪くなり妊娠が発覚した。
2006-02-22 05:36:00 -
25:
主
彼氏との子供なら良かったのだがサッチャンは2週間に元彼に捕まり無理矢理犯されていたのだ。
サッチャンは誰にも言えず俺だけに話していた。2006-02-22 05:41:00 -
27:
主
降ろすと決めサッチャンは彼氏や家族に『浮気しててん。彼氏の子供やないし降ろす』と嘘を付いた。
2006-02-22 05:47:00 -
28:
主
だがサッチャンは『やっぱ産みたい!!』と俺に話し『みんなに迷惑かけたないし一人で育てるつもり。』と力強く言った。
そして家を出て子供の為に仕事に没頭していた。2006-02-22 05:54:00 -
29:
主
母親になると強くなるんやなと感心した。
でも頑張り過ぎたサッチャンは流産してしまったのだ。2006-02-22 05:57:00 -
30:
主
またも俺は言葉が駆けれずサッチャンを見守る事しか出来なかった。
サッチャンは一人暮らしを続け雇われママで働いていたラウンジを辞め風俗の世界に入っていった。2006-02-22 06:01:00 -
31:
主
何もかも気力の無くしたサッチャンを一人には出来ず『ホストをするしサッチャン家から通う方が近いから』と口実を作り一緒に住み出した。
2006-02-22 06:06:00 -
32:
主
サッチャンは直々俺の働く店に来た。サッチャンに紹介して貰った店でメインは既に店長だったので気が楽だった。
サッチャンは俺口座にしたら売り上げの為に無理をするのは目に見えていたからだ。
2006-02-22 06:12:00 -
33:
主
滅多に周りの人間を信用しないというか出来ないサッチャンは俺を兄のように慕っていた。
2006-02-22 06:14:00 -
34:
主
俺もサッチャンを姉というより妹のように接していた。
2006-02-22 06:17:00 -
35:
主
だが毎日のように疲れたようなサッチャンを見てイライラし始めていた。
そしてキレてしまった。『寂しいばっかりやなく前に進めや!!』初めて喧嘩をし俺は家を出た。2006-02-22 06:21:00 -
36:
主
3日後…心配になり電話をしてみた。『ん?』力無く出たサッチャンに『家に戻ってええか?』と聞いてみた。サッチャンは嬉しそうに『早く戻って来いやあ。しゃあないなぁ(笑)』と言った。
強がるサッチャンに『しゃあ無しかい(笑)』と気付かない振りをした。
2006-02-22 06:32:00 -
37:
主
家に戻ると部屋は滅茶苦茶でサッチャンの手首には無数の新しい傷跡が痛々しく残っていた。
『仕事は?』と聞きながら掃除を始める俺に『…ごめん…ウチが片付けるし…仕事は行ってない。』と言いながら手伝い出した。2006-02-22 06:38:00 -
38:
主
『仕事変えろや?水商売が好きなんやろ?やりたい仕事しろや。』と色んなラウンジやクラブの名刺を見せた。『俺の客でママやってる人らにサッチャンの事言うたら来い言うてくれてんねやん。』と伝えた。サッチャンは『うん↓』と頷き名刺を見つめていた。
そして『でも…この人らウチやなくシゲ(俺)に好かれたいだけやろ?』何かと悩んでいるのかマイナス思考になっている。2006-02-22 06:49:00 -
39:
主
『まぁ無理にとは言わん。どんな仕事も頑張ってればええと思うし。でも体を傷付けんなよ』と言い仕事に向かった。
2006-02-22 06:54:00 -
40:
主
今日は この辺で終わります。
2006-02-22 06:56:00 -
41:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-22 13:07:00 -
42:
名無しさん
おもちろいよ?
はよ書いて?2006-02-22 14:26:00 -
43:
名無しさん
読んでます?だいたい実話ですか?
2006-02-22 16:54:00 -
45:
主
読んで頂きありがとうございます。
ちなみに実話です。今から更新します2006-02-22 23:30:00 -
46:
主
店に着く前にサッチャンから電話が鳴った。『店に呑みに行っていい?』少し考えレモンティを買い家に引き返した。
2006-02-22 23:43:00 -
47:
主
家に戻るとサッチャンはビックリしたように俺を見て『どしたん?仕事は?』『今日は休んだ。病んでるんやろ?』と言いレモンティを渡した。
2006-02-22 23:49:00 -
48:
主
『シゲはウチが悩んでる時いっつもレモンティ買って来てくれるなあ(笑)』って無邪気に笑うサッチャン…俺は聞いた。『で?今回は何があってん?』
2006-02-22 23:54:00 -
49:
主
『何も無いよ(笑)なんか店の店長と付き合う事になってんけど給料多めにもらえるしラッキー♪』笑っているサッチャンに(あ〜。今回は金で割り切って壁作ってるんか…)と思った。サッチャンは人との間に壁を必ず作る。でも向き合いたい…向き合えない…寂しさから何度も男を変える。この繰り返し…
2006-02-23 00:05:00 -
50:
主
『サッチャン、ちゃんと人と向き合って相手を知らな恋愛なんて続くもんも続かんで?』本人が1番分かってる事を突いた。『…うん。分かってる…けど今回こそは!』 何度も聞いた『今回こそは。』毎度繰り返し。
はぁ〜…俺は溜め息をついた。2006-02-23 00:12:00 -
51:
主
サッチャンが心配そうに俺の顔を覗き込み『ぁ…呆れた?』と。俺は笑って『慣れてるし。サッチャン明日買い物行こか?』とりあえず気分転換になるだろうと考えた。
『うん♪ほんなら今日は早く寝なな。』って眠りについた。2006-02-23 00:19:00 -
52:
主
朝サッチャンはウキウキと準備を始めた。時計を見て(早過ぎやろ。)と思い見ているとサッチャンは化粧の合間や髪を巻く合間にタバコを吸いボーッとしてる。『サッチャン?』俺が心配になり呼ぶと『休憩中(笑)』たまにサッチャンの行動が理解できない。てか一つ一つの行動がトロイ。
俺も準備をし二人で外に出掛けた。2006-02-23 00:35:00 -
53:
主
外に出るとサッチャンは変わる。トロさの欠片もなくキビキビと動く。『先何か食べたいなぁ。』喋りはトロイ。俺は笑ってしまった。サッチャンは『何で笑ってるん?』とキョトンとしてる。『いや。別に。何食べる?』まだ笑ってる俺にスネて見せて『う〜ん。焼肉。』って嬉しそう。
(朝から焼肉って)と思いながらも向かった。2006-02-23 00:49:00 -
54:
主
店迄5分の所で迷う。いや、寄り道が多い。そして俺が見えないと焦って戻って来る。『もう急に消えやんといて!探すん大変やん!』って『……待て。俺やなくてサッチャンがウロウロし過ぎなんやって(笑)。チビは見つけにくいし大変や。』と言う俺にヒールを見せて『チビちゃうし!姉に向かって』と頬を膨らましている。焼肉を食べ、適当に買い物をしていると
通りすがりに『女おるやん!』パッと振り向くと俺の客が睨んでいる。2006-02-23 01:07:00 -
55:
主
サッチャンを残し客に『姉』という事を説明した。よくサッチャンの話をしていたので信じてもらえサッチャンの所に戻るといない。
2006-02-23 01:15:00 -
56:
主
電話をすると少し離れた所で座っていた。サッチャンは人混みが苦手で人間潔癖…誰かといると安心して大丈夫なのだが一人になると貧血を起こす。
少し休まし仕事場に送って行った。2006-02-23 01:22:00 -
57:
主
サッチャンは接触アレルギーで拒否反応を起こしたり強く捕まれるとジンマシンが出る。
風俗の仕事でジンマシンが出ている事も多々あった。2006-02-23 01:29:00 -
58:
主
無理をする必要など無いのに何故?
2006-02-23 01:31:00 -
59:
主
俺はサッチャンと共同生活をしていく時間がわずかしか残ってなかった。
父親の経営する会社の後引きの為に実家に戻らなければならない。2006-02-23 01:36:00 -
60:
主
今のままサッチャンを一人にするのはできない。
『実家に帰ろ』と俺が言うと『パパの後引く事にしたん?頑張って。』と笑う。2006-02-23 01:42:00 -
61:
主
『サッチャンは?』『ウチは自分の生活で頑張ってみる。』
俺は少し黙り『1ヶ月後に帰るし。しゃぁないし遊びに来たるしな』と言った。『ん。』と寂しそうに微笑んでいる。2006-02-23 01:50:00 -
62:
主
それから何日かし『シゲにソックリなホスト見つけてん。シゲを少し不細工にした感じ(笑)』とサッチャンは言い出勤前の俺に会わせた。
『似てるかも』俺とソイツは同時に言い見合った。2006-02-23 01:58:00 -
63:
主
『で、今日はソイツの店に?』俺の質問にサッチャンはシュンと頷く。『通うなよ』と言い途中迄一緒にTAXIに乗り各々店に向かった。
2006-02-23 02:04:00 -
64:
主
仕事が終わり家に帰ると既にサッチャンは寝ていた。
あっという間に日が絶ち、サッチャンもホストにハマッてる様子もなく安心して実家に帰った。2006-02-23 02:14:00 -
65:
主
実家に帰り仕事も忙しくサッチャンと連絡を取ったいなかった。
2006-02-23 02:17:00 -
67:
名無しさん
実家の今の生活に慣れ始めた頃サッチャンから電話があった。俺は父から少し離れ電話に出た。
『サッチャンやけど分かる?』『分かってるし(笑)どした?』『仕事中?パパ近くにおらん?』父が近くにいない事を確認しサッチャンは話し始めた。2006-02-24 02:19:00 -
68:
主
『あんな…シゲに似たホスト覚えてる?』
サッチャンはソイツと付き合い出していた。付き合う前はナンバー1にしたりと尽していたみたいだ。2006-02-24 02:22:00 -
70:
主
付き合い出し店に呼ばれず毎週休みは一緒に過ごしているようだ。
だけどサッチャンは『シゲに似てるから…付き合ったら違うねんもん』と…身内と他人。違って当然。2006-02-24 02:27:00