-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
最後の時間
-
1:
AI
やり残したこと、大切な人に伝えたい別れの言葉。
生きてるうちには分からなかったたくさんの想いを、私は死を通じて初めて知った。
でもね、私にはもう時間がない…。ごめんねみんな…ずっと生きてたかったんだよ。ずっと…。
私と出会ってくれてありがとう。幸せを…ありがとう。2006-05-25 00:56:00 -
21:
AI
『慎ちゃん…お母さん!お父さん!お兄!』
私は大声で叫んだ。でもいくら名前を呼んでも誰も返事をしてくれず見向きもしてくれない。
私…もしかしてほんとに死んでしまったん?ちょっと待ってよ…なんで…2006-05-25 23:02:00 -
22:
AI
確か…あっ!そうや。私は慎之助の家から帰っててんやんな?
それからどうしたんやったっけ?
なぜかそこからの記憶がなかった。気付けばここにいてみんなが泣いていた。一体なにが起こったん?2006-05-25 23:05:00 -
23:
AI
『藍…っ…ごめんな…俺が…ちゃんと送ってたらこんなことにはならんかったのに…ごめ…っ…』
慎ちゃんはそこにいるもう一人の私の手を握りながら何度もそう言い続けていた。
考えてみれば慎之助の泣いてる姿を見たのは初めてだった。2006-05-25 23:08:00 -
24:
AI
慎之助とは付き合って二年と一ヶ月だった。慎之助は私より二つ年上の24歳で、どこにでもいそうな今風の男。
私が19歳の頃から付き合っていた。
私の親とも家族ぐるみの付き合いだったし、お兄ちゃんとは同じ年齢なせいかすごく仲がよかった。2006-05-25 23:12:00 -
25:
AI
慎ちゃんとは花火大会で出会った。いわゆるナンパみたいなようなもので。
当時慎ちゃんは21歳。今よりもずーっとチャラチャラしてた。その日は友達の手伝いでテキ屋を手伝いに来ていた。
『ドラえもんのベビーカステラひとつください』2006-05-25 23:18:00 -
26:
AI
私がそう言った時、じっと私の顔を見て15秒近く慎ちゃんは黙ってた。
なんなんこの人?売る気ないん?不思議な感じだった。
『あのぉ聞いてます?』2006-05-25 23:21:00 -
27:
AI
『俺今ビビッときた』
『はい?』
なんなんこの人って思った。変な人やなぁって。慎ちゃんは初めて会った時からぶっ飛びキャラだった。2006-05-25 23:24:00 -
28:
AI
『運命感じた、マジで。僕と付き合って下さい』
そう言って慎ちゃんはテキ屋の中から出てきて、私の目の前まできた。私は状況が理解できず、放心状態だった。
『藍!大丈夫?』2006-05-25 23:29:00 -
29:
AI
そう言って私の背中をたたいたのは歩実だった。
『あっ…うん』
『マジで!?付き合ってくれんの!?』私の「うん」とゆう言葉を勘違いしたのかやたらと喜ぶテキ屋の男がそこにいた。2006-05-25 23:32:00 -
30:
AI
『いえ…違うんです』
『直人ー!俺ちょっと今日もう無理!お前一人で頼むわ』
私の言葉に耳を貸さず、慎ちゃんは勝手に鉢巻きを取って店番をやめだした。するともう一人の男の人が、ひょっこり顔を出した。2006-05-25 23:35:00