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空〜あなたの背中〜

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  • 1:

    ひな*。


    あなたにわ
    たまらなく心から大好きな人に
    出会った事がありますか?



    *Hina 風俗嬢*

    *Keita ホスト*

    この2人の切なくて
    はかない実話story

    2013-04-05 08:52:00
  • 28:

    ひな*。

    『もう笑い事やでww』

    「ふーん」

    『ホスト初めてなん?』

    「うん」

    『ホストなんか辞めときや。辛い思いするだけやから』

    なんであんとき
    そんなこと言われたんか
    全然意味が解らんかった

    『ホストわみんなの敵やからなww』


    彼わ笑いながら
    そー言った、
    なのにどこか悲しそうな目をしてた。

    2013-04-05 13:32:00
  • 29:

    ひな*。

    『だいぶ落ち着いたか?』

    「うん?ありがとっ」

    『じゃっ俺わ店戻るわな』

    「あっあのー」

    『んー?』

    「名前教えて貰ってもいい?」

    『圭汰』

    「私、ひな...」


    ただ名前を言っただけなのに
    なんだかちょっと照れ臭かった。

    2013-04-05 14:31:00
  • 30:

    ひな*。

    店に戻ると完全に出来上がった
    ちかと口座さんが居た。

    「めっちゃ出来上がってるやん2人共w」

    ろれつが廻らないちかが
    必死に何かを伝えようとするが
    なかなかその光景が面白すぎて
    上手く聞きとれなかった


    『ひなー♯△※☆◎▼#%¥$?』

    「ちか、何ゆーてるかわからんわww」

    2013-04-05 16:55:00
  • 31:

    ひな*。

    ちかの面白すぎる姿をみて
    爆笑してたら葵くんが近づいてきた。

    『ひなちゃん送り誰にする?』

    「送り?」

    『次この人で来たいなーって思う人を選ぶねん』

    「あー!!!!じゃあ圭汰くん」

    『ん( -_・)?圭汰?』

    「うん?」

    『圭汰ひなちゃんに付いてないよね?』

    「付いた人じゃないとアカンのー?」

    『いやそんなことないけど圭汰でいいの??』

    「うん?圭汰がいい(*・ω・*)」

    『わかった!!ちょっと待っててな』

    そー言って葵くんわバックに行った。

    2013-04-05 17:07:00
  • 32:

    ひな*。

    トイレに行きたくなって席をたった
    トイレにいる間ちかの姿を思い出し笑いしてしまい
    ニヤニヤしながらトイレを出た。

    『何ニヤニヤしてんねん』

    急につっこまれ
    びっくりしてつまづいた

    『おいっ大丈夫か?』

    「大丈夫やけど急につっこまんといてよびっくりしたやんか!」

    『いや〜あまりにもまぬけ面やったから、ついww』


    そー言って笑いながらおしぼりを渡してきた。

    2013-04-05 17:14:00
  • 33:

    ひな*。

    『お前このあと予定わ?』

    「別にないけど家帰るかな」

    『なら家で大人しく待ってて』

    「ほいー?」

    『飯食いに行こや?』

    「うーん」

    『席戻ろか』

    今日会ったばっかの人と
    いきなりご飯(';ω;`)?
    って思ったけど
    別に悪い人じゃないとおもったし
    okした。

    2013-04-06 04:46:00
  • 34:

    ひな*。

    『連絡先教えて貰ってもい?』

    席に戻るなり
    いきなりホストに戻った彼をみて
    びっくりした。

    「あっう、うん」

    戸惑いながらも
    連絡先を交換した。

    初めて私の携帯に
    ホストの名前が登録された。


    2013-04-06 04:54:00
  • 35:

    ひな*。

    下まで送り出してもらい
    出来上がったちかをタクシーにのせ
    ちかの口座さんと
    圭汰に頭を下げ
    ちかの家に向かった。

    プルルっプルル〜

    「んっ電話?」


    その時携帯がなり
    名前表示にわ
    "圭汰"って出てた。

    2013-04-06 08:05:00
  • 36:

    ひな*。

    「...はいー」

    『ひなちゃん?ちゃんと家帰れる?』

    「うん?もうすぐちかの家やし、ちかベッドに寝かせたらひなも家帰るし大丈夫やで?」

    『そっかー..わかった』

    「んっ?それだけ?」

    『あーじゃあ自分家付いたら電話してきてや?』

    「あっうん..わかった♪」


    なんの電話だったかわ
    わかんないけど
    ホストと電話って
    ちょっとドキドキした。

    2013-04-06 08:11:00
  • 37:

    ひな*。

    ちかの家につき
    ちかをベッドに寝かせ
    置き手紙を残して
    家を出た。


    エレベーターに乗ろうとしたら
    メールの着信音が鳴った。

    『今日わありがとっな?まぁあとで家行くし付いたら電話ちょうだい('ω`)』

    圭汰からだった。

    「こちらこそありがとっ?楽しかったです(*・ω・*)分かりましたあー?家ついたらとりあえず電話しますねぇー」

    と圭汰にメールの返信をし
    タクシーに乗った。


    この時わまだ
    ホストに対して
    なんの感情もなく
    きっとはまることもない
    って思ってた、

    2013-04-06 08:18:00
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