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  • 1:

    HIRO

    矢崎 弘樹。25歳。俺の好きなタイプ。美人でスタイル良い子。性格?そんなんど−でもいい。

    2011-03-02 17:09:00
  • 43:

    「見つけたんか??蘭…」

    「ヤバいっす!!!」

    意外と早い発見に俺の酔いは少し覚めた。
    サンキュー下っ端、なかなか使える。

    「これ見てください!」

    下っ端が差し出した画面には、ぽっちゃり美女が少し照れながらこちらに「おいでおいでポーズ」をしていた。

    「?????」

    2020-06-24 01:42:39
  • 44:

    俺は画面から目が離せない。

    「?????」

    下っ端のガラケーの画素数では、既視感のあるこのぽっちゃり美女の正体がわからないので、店名と名前で自分のスマホで検索した。

    「………オイオイ!!!これ蘭やな!!!あいつ…写真写りよすぎるやろ、修正してんのか!?」

    「ですよね!俺も2度見でやっと蘭ちゃんやって気付きました!!!」

    カメラマンの腕が良いのか。
    下から当ててるであろうライトの性能が良いのか。
    画面で照れる蘭は、本人の欠点を全て補い+に変えていた。

    2020-06-24 01:47:24
  • 45:

    このパネルやったら新規の客着くやろうなぁ。
    新人推し時期最高!
    俺の素晴らしい読み最高!
    探し出してくれた下っ端最高!

    1年間誰にもNo.1を譲らなかった努力型の俺の頭の中では、もうこの時点で未収を回収してるシーンが流れていた。


    俺が上機嫌やと客も上機嫌。
    上手いことことが運んで、バックヤードにいる間放ったらかしだった可哀想な客は、嬉しそうにルイを下ろしてくれた。

    2020-06-24 01:50:59
  • 46:

    「おはよう、ルイ…じゃないわ、みきちゃん」
    危ね、ついつい昨日最後に下ろしてくれたボトルの名前でよんじゃった☆

    俺、まだ上機嫌。
    …やったから、昨日1日で、いつもの月の平均売上の半分くらい使ってくれたルイ…じゃないわ、みきちゃんとアフターでホテルで寝ていた。

    「どうしたん??昨日からご機嫌やね」
    社長令嬢みきちゃんは言う。

    「みきちゃんと一緒におれるんが嬉しいからやで」

    売上、ありがとう。
    未収なんてしやんと、いつもニコニコ現金払い、ありがとう。

    2020-06-24 01:55:49
  • 47:

    みきちゃんの中の俺の評価を更に上げるくらい楽しい時間を過ごして家まで送って別れた。
    帰りのタクシー代、ありがとう。

    神様、蘭を見つけてくれてありがとう。
    頑張ってくれた新人くんをどうか幸せにしてください。

    そのままのテンションで、蘭が在籍している店に電話をして、出勤を確認して早めの時間に予約する。

    パネル詐欺の蘭はやっぱり一見さんに人気らしく、何とか予約をすることができた。

    待っとけよ、蘭。
    ショウが行きますよ~!!!

    2020-06-24 02:01:34
  • 48:

    37 蘭 24歳後半

    「ただいま~」
    「…」

    仲良く2人で暮らしてたと思ってたジュリの家に帰っても返事がない。
    最近いつもそう。

    「蘭、お願いやからトイレ流して、ドア閉めてや…
    私帰ってきてドア開けたらめっちゃその…臭いが…恥ずかしくないの??」

    「あはは、ごめーん、忘れてた」

    一緒に住む前のジュリは、おおらかで明るくて楽しい子やと思ってたのに、ホンマに口うるさい、お母さんみたい、もう何年も会ってないけど。
    自分の家で好きに過ごして何が悪いんやろ。

    2020-06-24 02:21:10
  • 49:

    「…なぁ蘭、仕事は??レイくんの事で傷ついてるのはわかるけど、そろそろ仕事に戻って自分の生活して欲しい…もちろん何かあったら助けるから…」

    「…」

    わかってる、わかってるけど…
    レイと過ごした時のことを、ニュースを見た時の事を思い出したら、自分が可哀想で泣けてくる。

    2020-06-24 02:25:03
  • 50:

    何より、絶対に支払わなくてはならない携帯代と、消費者金融の返済額と、食費さえあれば他は何も縛られていない今の生活が心地よくて抜け出せない。

    でも小言が多くなってきたジュリはダルいなぁ。
    ホストにも、そろそろ通いたくなってきたなぁ。
    お金、欲しいなぁ。


    「…あのさ、ジュリ、蘭仕事始めるわ。店を紹介してくれへんかなぁ??」

    そう言うと、出会った頃の、向日葵みたいに凛と眩しい笑顔でジュリは笑った。

    2020-06-24 02:29:11
  • 51:

    復帰は喜んでくれたけど、ジュリは今の店でしか働いた事がなく、つてが無い。

    しょうがなく、夜遊びウェブや、夜の求人を開いて色んなみせの評価を見て、大手の面接を受けた。
    もちろん受かって、ダルいダルい講習を受けて、その日のうちにお店の寮に入った。
    いつ、どこの店の寮も同じ。無機質な白い部屋のワンルーム、もちろんユニットバス。

    ジュリの家はワンルームやけど日当たりが良くて、風呂トイレはセパレートで、いつも綺麗に片付けてたなぁ。

    2020-06-24 02:33:38
  • 52:

    今日から自分の城になる部屋には、店が準備してくれたテレビ、テーブル、オーブンのないレンジ。

    前の住人が置いて行ったであろう、ティッシュやトイレットペーパー等の消耗品、バスグッズ、ゼブラ柄の敷きパッドにショッキングピンク布団がおいてあって、なかなか快適だ。

    今日入店した店は、お祝い金が10万円。
    決めた理由のひとつが、これ。

    2020-06-24 02:38:59
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