-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
某ホストとの2年間
-
1:
◆80WfNiW7uA
某ホストとの2年間をつづります。更新遅いかもしれないですが、長い目でみてやってください。
2006-04-30 21:02:00 -
25:
◆80WfNiW7uA
『こっちに座り〜』と案内してくれた要と陸が言った。『ありがとう』とだけ答え、上着を脱いで席に座った。わたしは(なんだか別世界だね)とまみに呟いた。
clubAIRはそこまで大きな箱ではなく、ホストは15人程度。私達が行った時間が早いからか、お客さんは私達を除いて2組だった。2006-05-02 01:36:00 -
26:
◆80WfNiW7uA
『初めてやからハウスボトルがあるけど、焼酎かブランデー飲める?』要が聞いてきた。まみが『うん、大丈夫』と行ったので、私も慌ててコクリとうなずいた。
が、しかし!本当は焼酎もブランデーも飲んだことがない!!あたふたしてる私を知ってか知らずかまみが『ビールのほうがいいかもー。そしたら君らも飲めるんでしょ?』と言った。(なんていい奴なんだ、まみ!)と思ったが調子にのせたら駄目だと思い黙っておいた。2006-05-02 01:42:00 -
27:
◆80WfNiW7uA
『そんな気使わんでいいのに!ありがとう!!』と陸がニッコリ笑った。(かっわいいー!)まみと顔を見合わせた。
『じゃあ改めまして、店長の要です』『平の陸です(笑)名前は?』『まみとみいです。』とまみが答えた。『じゃあ初AIRに乾杯!!』2006-05-02 01:46:00 -
28:
◆80WfNiW7uA
ビールで乾杯し、一杯目はみんな飲み干した。『ところで雑誌みて来てくれたってことは誰か気になる子がいてるんやろ?』と要がニヤニやしながら聞いてきた。さすが伊達に店長やってない。核心をついた質問をしてくる。
『別にそーいう子はいないんだけどね。』まみが答えた。『じゃあとりあえず、全員付けるから帰りまでに誰か決めてくれたらいいから。まぁ俺にしとくのがいちばんやけどな。』『ちゃっかり営業かいな。』と会ったばっかりの要とまみだったが、会話するたびに夫婦漫才みたいで笑えた。2006-05-02 01:53:00 -
29:
◆80WfNiW7uA
夫婦漫才のおかげか私の緊張もほとんど解け、周囲を見る余裕もできた。そんな時、他のお客さん中にお酒を作る女の子を見つけた。肩まである茶髪の髪が綺麗で華奢な女の子。遠目で見ても分かるくらい肌が綺麗で、私には一段と輝いて見えた。
でもスーツを着てる?2006-05-02 01:59:00 -
30:
◆80WfNiW7uA
と思った瞬間、その女の子はコツコツと私達の席に向かって歩いてきた。
『初めまして、凪です。座ってもいいですか?』とその女の子が言った。私は『はい』とだけ答え、胸の鼓動を隠そうと必死になった。
これが凪との出会いだった。2006-05-02 02:03:00 -
31:
◆80WfNiW7uA
凪が男の人だと気付くのに時間はかからなかった。喋った声が明らかに男の人だったのだ。とんだ勘違いをしていた私は顔が真っ赤になっていたにちがいない。そんな私を見て凪は『みぃはかわいいなぁ。』と頭を撫でてくれた。
凪には何気無い一言で、何気無い行動だったのかもしれない。でも私にとってはかけがえのない一言で、かけがえのない行動だったんだよ。2006-05-02 02:07:00 -
34:
◆80WfNiW7uA
遅くなりました。今から更新します。
それからみんなでワイワイ盛り上がったが、会話はまったく覚えていない。今思えばすでに凪に恋してたんだと思う。華奢なようで、ほどよく付いた筋肉。それに似合わないような綺麗な顔立ち、長い睫。甘い言葉が私をとりこにした。タイプの人がいてAIRに来たなんて言葉は出すことはなかった。2006-05-02 22:50:00