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某ホストとの2年間

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  • 1:

    ◆80WfNiW7uA

    某ホストとの2年間をつづります。更新遅いかもしれないですが、長い目でみてやってください。

    2006-04-30 21:02:00
  • 2:

    ◆80WfNiW7uA

    私、みいがホスト凪と出会ったのは今から4年半前の1月だった。その頃私は自分の夢を叶えるため専門学校に通い学生寮で生活を送っていた。

    2006-04-30 21:11:00
  • 3:

    ◆80WfNiW7uA

    実家が裕福でない私は、学費450万を稼ぐため風俗で働いいた。といっても門限があったため週末のみのおきらくバイト。1年間付き合っている彼氏もいたし、友達との関係もよく何に不自由してるわけでもなかった。

    2006-04-30 21:25:00
  • 4:

    ◆80WfNiW7uA

    風俗で働いてるいることに彼氏への罪悪感はあったけれど、『学費のため』と正当化し、その罪悪感を消していた。

    2006-04-30 21:30:00
  • 5:

    ◆80WfNiW7uA

    それに加え、専門学校にも同じ境遇にあって風俗で働いている友達がいた。いつのまにか彼氏に悪いという気持ちは全くなく、むしろ自分で稼いで偉いやん!と思うようになっていた。

    2006-04-30 21:33:00
  • 6:

    ◆80WfNiW7uA

    風俗に入ったのは19才の時。自ら情報収集し、電話をかけて、じっくり話を聞きある店に決めた。当時は今ほど風俗で働く子は多いわけではなく、嬢はバイトであろうと重宝された。お店の数事体少なく、60分1万円もらえる店が普通だったと思う。
    『みぃちゃんは目標あって頑張ってるし、週末だけやからガンガン客つけるわ〜』と店員も言ってくれた。

    2006-04-30 21:38:00
  • 7:

    ◆80WfNiW7uA

    店員の助けや、週末だけに気合いを入れることが出来たためか、稼ぎも順調だった。1日10万稼ぐことが普通だった。若干服を買ったり遊んだりしても、学費450万を稼ぐことに時間はかからなかった。

    2006-04-30 21:42:00
  • 8:

    ◆80WfNiW7uA

    けれど、すでに私の金銭感覚は麻痺してしまっていたのかもしれない。風俗を上がることができず、友達とともにダラダラとバイトをつづけていた。

    2006-04-30 21:44:00
  • 9:

    ◆80WfNiW7uA

    『稼げるのは若いうちだけだもんねー』と一緒に働く友達・まみと話ながら、専門学校2年生の冬になった。
    このまみの一言が私の人生を180度変えるなんて思いもしなかった。

    『これから忙しくなるし遊べなくなる前に、ホストクラブ行ってみたい!』

    2006-05-01 12:45:00
  • 10:

    ◆80WfNiW7uA

    その頃は今ほどホストクラブがメディアにとりだたされることもなく、情報はヘブンなど風俗情報紙の少数ページのみだった。ヘブンをペラペラとめくりながら私は『いいよ!一回行ってみたかったし!』といった。(彼氏がいるしハマることなんてないわ…)と軽い気持ちだった。

    2006-05-01 12:50:00
  • 11:

    名無しさん

    おもんない

    2006-05-01 12:52:00
  • 12:

    ◆80WfNiW7uA

    それからはまみと雑誌を見てホストの店えらびをした。『やっぱりお金出して飲むなら男前じゃないとねー』『面白くないとダメだよ!』『オシャレな店がいい!』なんて話ながらウキウキする気持ちを押さえて週末をまった。

    2006-05-01 12:53:00
  • 13:

    ◆80WfNiW7uA

    そんな時、私の目に一人のホストが飛込んできた。

    ・・・clubAIR・・・

    2006-05-01 12:58:00
  • 14:

    ◆80WfNiW7uA

    そしてまちに待った週末になった。いつも以上にオシャレをして髪をしっかり巻いた。まみは『どうせ仕事したらとれるやん!』と笑っていたが、そんなまみも気合い十分だったのを覚えている。

    2006-05-01 13:06:00
  • 15:

    ◆80WfNiW7uA

    当時マンヘルで働いていたため、最終で付いたお客様が帰ったあと念入りにシャワーをあびた。一から化粧をしなおし、髪を巻いた。小さいときにおもちゃを買ってもらって、包装紙をあけるときのような気持ちだった。

    2006-05-01 13:19:00
  • 16:

    ◆80WfNiW7uA

    仕事を終えたまみが私の部屋にやってきて、煙草をすいながら『疲れたぁ〜、最悪なオヤジが付いてさぁ』などと愚痴っていた。そんな言葉は耳を霞めた程度。誘ってきたのはまみだったが乗り気なのは確実に私のほうだった。

    2006-05-01 13:23:00
  • 17:

    ◆80WfNiW7uA

    『電話してから行った方がいいんかなぁ?』と私がいうと『その前にご飯食べにいこうよ!プリクラとりたいし!』とまみが答えた。『うん、そうやね』と居酒屋に行き、プリクラをとった。
    心斎橋商店街を歩くと、茶髪にスーツを着た男の人が行く手をさえぎる。
    『今からどこいくん?』『時間ない?安いから1時間だけでも飲みにきてよ〜』キャッチだった。

    2006-05-01 13:28:00
  • 18:

    ◆80WfNiW7uA

    元々はカジュアルな服装をしている私達にとってキャッチは初めてだった。美形な人もいれば、お笑い芸人みたいな人もいた。そんな人たちを振り切りながら『ホストでもいろんなタイプがいるねんなぁ』と話をした。
    そして心斎橋駅近くで電話をした。もちろん今日の目的であるclubAIRにだ。

    2006-05-01 13:33:00
  • 19:

    ◆80WfNiW7uA

    プルルルル〜プルルルル〜
    私は全身が心臓に変わっている感覚を覚えながら、携帯を握り締めた。
    『はい、clubAIRです』『あっ!あの、雑誌を見たんですが…』しどろもどろなわたしをみてまみは笑っていた。『ありがとうございます!お店の場所わかりますか?』若い声だったが、対応はすごく丁寧だった。『ちょっとわからないんです。』 『それじゃあ迎えにいきます。今どちらですか?』『大丸の前にです。』『少し待っててもらえますか?お一人ですか?』『友達と二人です。』『キャッチ多いから気を付けてね』『はい』といい電話を切った。

    2006-05-01 13:41:00
  • 20:

    ◆80WfNiW7uA

    極度の緊張からか、私の掌は冬にもかかわらずびっしょり汗をかいていた。『今から迎えにきてくれるって!』『ほんまにぃ〜』まみのテンションが上がってきてるのが分かった。
    待っている間いろんな話をしたけれど、ドキドキしすぎて覚えていない。15分ほどが経過した頃、2人の男の人が私達に近付いてきた。

    2006-05-01 13:46:00
  • 21:

    ◆80WfNiW7uA

    『こんばんは〜AIRって店のもんですど、さっき電話してくれた子?』言葉がでない私は首をブンブン縦にふった。『よかったぁ〜それじゃあ店に行こうか☆』
    『はいっ!!』緊張してその一言しか出なかった。

    2006-05-01 13:52:00
  • 22:

    名無しさん

    おもしろい?
    頑張って下さい?

    2006-05-01 14:22:00
  • 23:

    ◆80WfNiW7uA

    そんなことを考えながら歩いているとまみが一際小さな声で話しかけてきた。(二人ともめっちゃかっこいいやん!正直びっくりやわぁ)(ほんまやねぇ、ラッキーかも☆)間発いれず私も小声で答えた。3分も歩くと小さな雑居ビルの目の前に着いた。『ここやねん。』とホストの一人が言った。

    2006-05-02 01:27:00
  • 24:

    ◆80WfNiW7uA

    エレベーターにのり3回に到着、開かれた扉の向こうに今まで見たことのない世界を見た。
    『いらっしゃいませー!!』
    店の中にいる全てのホストから迎え入れられ少し照れ臭くなった。

    2006-05-02 01:31:00
  • 25:

    ◆80WfNiW7uA

    『こっちに座り〜』と案内してくれた要と陸が言った。『ありがとう』とだけ答え、上着を脱いで席に座った。わたしは(なんだか別世界だね)とまみに呟いた。
    clubAIRはそこまで大きな箱ではなく、ホストは15人程度。私達が行った時間が早いからか、お客さんは私達を除いて2組だった。

    2006-05-02 01:36:00
  • 26:

    ◆80WfNiW7uA

    『初めてやからハウスボトルがあるけど、焼酎かブランデー飲める?』要が聞いてきた。まみが『うん、大丈夫』と行ったので、私も慌ててコクリとうなずいた。
    が、しかし!本当は焼酎もブランデーも飲んだことがない!!あたふたしてる私を知ってか知らずかまみが『ビールのほうがいいかもー。そしたら君らも飲めるんでしょ?』と言った。(なんていい奴なんだ、まみ!)と思ったが調子にのせたら駄目だと思い黙っておいた。

    2006-05-02 01:42:00
  • 27:

    ◆80WfNiW7uA

    『そんな気使わんでいいのに!ありがとう!!』と陸がニッコリ笑った。(かっわいいー!)まみと顔を見合わせた。

    『じゃあ改めまして、店長の要です』『平の陸です(笑)名前は?』『まみとみいです。』とまみが答えた。『じゃあ初AIRに乾杯!!』

    2006-05-02 01:46:00
  • 28:

    ◆80WfNiW7uA

    ビールで乾杯し、一杯目はみんな飲み干した。『ところで雑誌みて来てくれたってことは誰か気になる子がいてるんやろ?』と要がニヤニやしながら聞いてきた。さすが伊達に店長やってない。核心をついた質問をしてくる。
    『別にそーいう子はいないんだけどね。』まみが答えた。『じゃあとりあえず、全員付けるから帰りまでに誰か決めてくれたらいいから。まぁ俺にしとくのがいちばんやけどな。』『ちゃっかり営業かいな。』と会ったばっかりの要とまみだったが、会話するたびに夫婦漫才みたいで笑えた。

    2006-05-02 01:53:00
  • 29:

    ◆80WfNiW7uA

    夫婦漫才のおかげか私の緊張もほとんど解け、周囲を見る余裕もできた。そんな時、他のお客さん中にお酒を作る女の子を見つけた。肩まである茶髪の髪が綺麗で華奢な女の子。遠目で見ても分かるくらい肌が綺麗で、私には一段と輝いて見えた。

    でもスーツを着てる?

    2006-05-02 01:59:00
  • 30:

    ◆80WfNiW7uA

    と思った瞬間、その女の子はコツコツと私達の席に向かって歩いてきた。

    『初めまして、凪です。座ってもいいですか?』とその女の子が言った。私は『はい』とだけ答え、胸の鼓動を隠そうと必死になった。

    これが凪との出会いだった。

    2006-05-02 02:03:00
  • 31:

    ◆80WfNiW7uA

    凪が男の人だと気付くのに時間はかからなかった。喋った声が明らかに男の人だったのだ。とんだ勘違いをしていた私は顔が真っ赤になっていたにちがいない。そんな私を見て凪は『みぃはかわいいなぁ。』と頭を撫でてくれた。

    凪には何気無い一言で、何気無い行動だったのかもしれない。でも私にとってはかけがえのない一言で、かけがえのない行動だったんだよ。

    2006-05-02 02:07:00
  • 32:

    ◆80WfNiW7uA

    今日はここまでです。
    >>26->>35まで更新しました。誰か読んでくれてると嬉しいです。

    2006-05-02 02:11:00
  • 33:

    ◆80WfNiW7uA

    間違えた!>>26-35です。明日の更新は22時頃だと思います。

    2006-05-02 02:13:00
  • 34:

    ◆80WfNiW7uA

    遅くなりました。今から更新します。

    それからみんなでワイワイ盛り上がったが、会話はまったく覚えていない。今思えばすでに凪に恋してたんだと思う。華奢なようで、ほどよく付いた筋肉。それに似合わないような綺麗な顔立ち、長い睫。甘い言葉が私をとりこにした。タイプの人がいてAIRに来たなんて言葉は出すことはなかった。

    2006-05-02 22:50:00
  • 35:

    ◆80WfNiW7uA

    結局初回にも関わらずラストまでいた。夢から覚めるように『んで、口座誰にする?』と要が言った。
    まみは要を、私は言うまでもなく凪を指名した。

    送り出しの時に二人が付いて来てくれ、番号とアドレスを交換した。凪は『よかったらメールしてな』とニッコリ笑っていた。その笑顔がかわいくてしょうがなかった。

    2006-05-02 22:55:00
  • 36:

    ◆80WfNiW7uA

    エレベーターを出ると外は薄明るく小鳥が冴えずっていて、現実に引き戻された気がした。二人に『今日はありがとう』と手を振り、よたつく足で一歩一歩AIRから遠ざかった。

    『思ったより全然安かったし、まみハマりそうやわー』と言うまみに、私はうなずくしか出来なかった。

    2006-05-02 23:01:00
  • 37:

    ◆80WfNiW7uA

    凪への微かな恋心、彼氏への罪悪感、ハマってはいけない・・・そんな気持ちへの葛藤。いろいろな感情が入り混じり、学生寮までの帰途についた。

    帰りの電車の中私のメールが鳴った。それは思いもよらない凪からのメール。

    2006-05-02 23:07:00
  • 38:

    ◆80WfNiW7uA

    【今日はほんまにありがとう!楽しかったよ。みぃと出会えて嬉しい!凪】とあった。

    今までお酒に酔ってぐったりしていた私が急にニヤニヤしだした異変にまみは気付いた。『なんてメールきたのぉ?』とまみはなかばおちょくり加減に携帯を覗いてきた。『内緒☆』とだけ答え、返事を返すことなく携帯をバッグの中にしまいこんだ。

    2006-05-02 23:12:00
  • 39:

    ◆80WfNiW7uA

    その日はメールを返さず眠りについた。胸の鼓動はとどまることはなかったが、普段飲みなれないお酒の影響でぐっすりと寝た。

    起きればまた代わり映えのない1週間が始まった。

    2006-05-02 23:46:00
  • 40:

    ◆80WfNiW7uA

    学業をそつなすこなし、1週間が経った。凪への恋心も薄れつつある中で、バイトに向かった。辞めるつもりだった。学業に専念するために。夢を叶えるために。それなのに、辞めれなかった。心の片隅に凪がいて、ホストクラブという魔力にひかれていたから。

    2006-05-02 23:53:00
  • 41:

    ◆80WfNiW7uA

    今日は>>38-44までです。少なくてすいません。

    2006-05-02 23:54:00
  • 42:

    ◆80WfNiW7uA

    頭では分かっていること。はまっちゃいけない。て゛も知らず知らず体が勝手にAIRにむかっていく。
    初回から1週間経って初めて凪にメールをした。
    【今仕事中?】たった一文だった。それが精一杯だったのかもしれない。コンビニで立ち読みをしながら返信を待っていると、凪から電話がかかってきた。
    【こんな時間にどうしたん?】【ミナミに出てきてたからメールしてみた。】平然を装う私。【今日休みやから、実家に帰ってるねん。】出勤してないことを知った私は、凪に会えない切なさと、AIRに行く歯止めを得られた安堵を感じた。

    2006-05-03 01:09:00
  • 43:

    ◆dyI3zhmj1s

    その日を境に私と凪は暇さえあればメールをし、電話をした。凪は思い出したかのように【やっぱりあの日みぃに会えるんやったら出勤してればよかったなぁ…】と言う。営業トークの一つと考えもせず私は有頂天になった。

    2006-08-17 02:42:00
  • 44:

    名無しさん

    読んでます??

    2006-08-18 10:30:00
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