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☆ホスト体験談☆2

スレッド内検索:
  • 1:

    美香

    完結させます。

    2006-02-24 11:24:00
  • 111:

    美香

    そしてあたしが風俗をやめる日まであと?週間になった。
    学生専用マンションに住んでいたため引っ越しの準備もすすんでいった。
    新しい部屋を探す時、晃司も一緒に不動産屋に行って手伝ってくれた。
    「これからはもっと一緒におれる時間つくろうと思ってるから。住み着くじゃないけど、危険なめにあってほしくないしな。」
    そう言いながら。

    2007-09-11 23:45:00
  • 112:

    美香

    桃香とひろくんみたいに正式な同棲って形じゃなくても、今までの桃香達みたいな関係になれるんだと思った。
    部屋探しを晃司にまかせてたら、ミナミの近くになった。晃司のお店の近くにした方が便利だからそこにしたんだと心の中で思ってた。これからは遠い実家から通わなくても店の近くのあたしの家から通えば少しは楽になるもんね。
    酔っ払ってフラフラになりながらも一緒に不動産屋について来てくれた優しさがまたうれしかった。

    2007-09-12 01:08:00
  • 113:

    美香

    敷金、礼金、最初の家賃の前払いのお金はお母さんに借りた。
    晃司の店でお金使ってて貯まらなかったから…
    お母さんは何も言わずに貸してくれた。キャバで働いてたから学校行けなくて辞めた事になってるのに、何にお金使ったのかなんて聞いてこなかった。
    本当にお母さんには感謝した。このお金も、学費も全部必ず返そうと心に誓った。

    2007-09-12 01:13:00
  • 114:

    美香

    無事引っ越しが終わり、桃香も数日後に引っ越ししてひろくんと同棲始めた。
    桃香の家とあたしの家はもう近所とはいえない距離。前みたいに出かけて一緒に帰ったり、一緒にコンビニ行ったり、いつでも簡単にお互いの家に行き来することはもうできない。
    そう思うと新しい生活が始まることが寂しかった。
    桃香はきっと同棲生活の始まりにわくわくしてたんだろうな…

    2007-09-12 01:19:00
  • 115:

    美香

    もうすぐ風俗をやめるという時に、ある日ゆうじから電話。
    「最近俺の客になった子がおるんやけど、結構金使ってくれてるし、アフターぐらいせなアカンかも…」
    『結構ってどれぐらいなん?あたしだって今までお金使ってきたのに仕事終わってから会ってくれたことなんかほとんどないやん!店の用事も大学もあるってゆーから我慢してきたのに、その子と会う時間つくれるならあたしとも会えるはずやろ?』

    2007-09-12 01:50:00
  • 116:

    美香

    「ごめん…あんまり会う時間つくってあげられへんのは悪いと思ってるけど、今ホンマにがんばらなアカン時やねん。美香に黙って会うこともできるけど、隠し事はしたくないし、アフターも仕事のうちやけど一応店以外で会う時はちゃんと言うつもりやし」

    『だからあたしだってお金使ってたやん!晃司の仕事のこと理解してるからそうしてきたんやからそこは付き合ってるからって後回しにせんといてくれる?』

    「後回しにしてるつもりはないんやけどな…」

    2007-09-12 03:20:00
  • 117:

    美香

    『そんなん言うんやったらあたしやっぱり風俗続けるわ。お金使ったらあたしとも会ってくれるんやろ?店に来てお金使う子の方が大事なんやろ?』

    「まぁ店来てくれる子が大事といえば大事やけど…」
    『じゃああたしは今まで通り店行くやん。あたしが昼職始めて時間もずれてきてすれ違いになって、それで晃司が店に来る客の方が大事になってきて別れるようなことになったら意味ないし!親にはあたしがうまく言うから。それでいいやろ?』

    2007-09-12 03:28:00
  • 118:

    美香

    「ホンマにそれでいいん?」

    『いいけど約束は守って。客と外で会う時と色つかうときはあたしに言うこと。ホストとか関係なく普通に付き合うこと。あと精神的に支えてほしい。』

    「わかった」

    2007-09-12 03:57:00
  • 119:

    美香

    そうしてあたしは風俗を続けることにした。
    親にはキャバって嘘ついて。反対されたけど、最後には呆れてもう好きにしたら?って感じだった。
    引っ越しから数日たったけど、晃司があたしの家に来たのは一回だけ。
    こんなはずじゃないと不満を感じながらも、大学に行きながら毎日働いてる晃司の忙しさを理解しないといけないと思い不満を口にはださなかった。

    2007-09-12 04:03:00
  • 120:

    美香

    けど、我慢し続けるにつれてあたしは仕事をよく休むようになった。
    理解しようとすればするほど、無意識に晃司を疑っていたのかもしれない。
    精神的に支えてくれる約束なのにほったらかしにされて、あたしだけが晃司を助けるなんて理不尽だと思った。
    あまり仕事に行かなくなって、当然お金は貯まらない。そんな時に晃司のバースデーイベント。
    あたし達が出会って1年がたつ。

    2007-09-12 05:00:00
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