-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
【 d r e a m 】
-
1:
優梨
夢の世界。あたしに夢を
与えて見せてくれた。
けど夢は夢でしかなくて。
覚めない夢をあたしは
探してたのかもしれない。2006-02-27 16:59:00 -
101:
里菜
ゆりんぼ、寝たちっくなんで、暇人の里菜が答えますとぉ〜???ワラ
triangleわ3〜4年前ぐらいのうちらの話になってます?ほんで、dreamわ1年程前からここ最近の話ですねっ?
里菜の話は後々、優梨の小説に追いつく形になってるんで、2話とも乞うご期待よっ???ワラ2006-03-11 08:51:00 -
102:
優梨
ゅぅちゃん?
書き込みありがとお?
里菜のゆう通りあたし等の話は時間差あります??
けど、最後は繋がるんでよろぴくです?
2006-03-11 09:17:00 -
104:
優梨
それからは毎週週末は慧の店に行くのが日課になっていった。雅も何とか里菜の機嫌を巧く直したみたいで里菜が良ければあたしはそれで良かったから、2人でよく通った。
「―いらっしゃいませ!」今日も店のドアを開き、馴染みになった従業員達と軽く挨拶を交わし奥のVip席に座る。「優梨さん、里菜さん、おはようございます」優梨『あ?主任おは?』「2人いつもこの席っすね」里菜「ここしか無理やもーん」『そうそう、あたし等ビップやから〜?笑』「優梨、痛い痛い?」
楽しかった。純粋に―。2006-03-11 23:36:00 -
105:
優梨
それに、ただ純粋に
【エース】ってゆうもんになってみたかった―
ってのもあった?2006-03-12 07:58:00 -
106:
優梨
やからって風俗に転職したわけでもない。その当時のクラブの給料と今までの貯金やらで、金銭的には苦しくなかったから。その分、仕事は凄い頑張ったっけ。
「優梨さんから―、
慧君に、リステル!リステル頂きました〜!!」
それからもお決まりの様に何本かシャンパンを卸して行く。「優梨さんから―」「里菜さんから―」そんなマイクの声が店内にしばらく響き渡る。里菜もエースまではいかんかったけど、大きく雅の支えにはなる程金は落としとった。2006-03-12 08:04:00 -
107:
優梨
しばらくそんな日が続き、里菜とあたしの部屋である話で盛り上がっていた―。
優梨『…そろそろやな〜』煙草の煙を吹き出しながら呟く。里菜「あ、優梨の悪い癖が出てきちった??」『そ?みたい?』あたしの悪い癖、それは【逆色】。『エースにもなれて、あほみたく金使って発散も出来たし後は落とすだけやろ?』「間違いない、優梨は毎回そうやもんな?」『ゲット出来ひんホストはおらんよ。あたしみたいなおいしい客手放すホストがどこにいる?』「おらんおらん?優梨に付き合ってくれってゆわれて断るホスト何か、おるわけないわ?」
あたし自身じゃなく、ここまででかい客を拒むホスト何ているわけがない。2006-03-12 08:16:00 -
108:
優梨
【悪い癖―】、厄介なんはこの後。付き合って何度か抱き合って貢がせたら飽きて別れるのがいつものパターン。なぜか自分のモノにしてしまうとすぐ冷めてしまう自分がいた。ホストに本気にはなれん、あっちは商売ならこっちは遊ぶまで。ヒドイの何てお互い様。
そう思う反面、心底惚れれるホストをあたしは求めてたんかもしれん。
逆に1人の人に、真っすぐ素直に強く尽くせる里菜があたしは羨ましかった。2006-03-12 08:23:00 -
109:
優梨
そんなあたしを―慧、
あんたは変えてくれた。
2006-03-12 08:26:00 -
110:
優梨
優梨『里菜も雅と付き合いや、その方がおもろいやん』里菜「せやな〜、雅は色満開やし余裕で付き合えるやろな?問題は優梨やろ」
そう、問題はあたし達。慧は全然色ってこうへんし、毎回お笑い系の空気になってしまうってかしてまう。一回ベロベロ酔うて、チューされたくらいやし?笑。色っぽい空気にならんようにお互いしてるって感じ。始めから笑いの2人やったんもあって、それを崩す事は勇気がいる。
けど、それも今日までっ?今日から慧には色ホストになって貰います、はい?2006-03-12 08:36:00 -
112:
美貴
メッチャおもしろい???
続き書いてくださいッッ??2006-03-12 13:34:00 -
113:
里菜
優梨イカすやん??
そのままですやん??
期待してますよ??
里菜もはよ書かなぁ?2006-03-12 14:45:00 -
114:
名無しさん
書いてください?
2006-03-12 23:59:00 -
115:
優梨
美貴ちゃん?
読んでくれてありがとう?
凄い嬉しいです??2006-03-13 08:36:00 -
116:
優梨
里菜?
ええ感じやろ??これから優梨の逆色作戦開始やし
要チェックやで?笑2006-03-13 08:37:00 -
117:
優梨
124さん?
書き込みありがとです??
今から書いていきます?2006-03-13 08:38:00 -
118:
優梨
着付けしてると「おはよー?」更衣室に騒がしく入ってくる里菜。『あ、里菜。おは』「優梨おは〜あっ、あたしも着付けしてぇ?」『あんた早着れるようなりや』「着物めんどいもん?」『よし、完璧。てか着付け後でいい?』「何で?」『面接の子来てんやて。今日かららしくて見に行こ思て?』「…イジメたらあかんで?」『…。何で皆そんなんゆうんやな!?』
愚痴こぼしながら2階に行くと主任と1人の若い子がいた。2006-03-13 09:02:00 -
119:
優梨
「まだおぼこい感じやけど使えそうやろ?」そう呟き煙草に火を点け、ふっと笑う主任。『まぁね』「あの子には頑張って貰うから、優梨ちゃんイジメたらあかんで」『…?もう!何で皆そんなんゆうんですか?』
更衣室に戻ると女の子が溢れ返ってる中、里菜が着付けに苦戦しとった。「優梨!どうにかしてこれ〜?」「優梨?、さっきから里菜ばりおもろいねんて!?」隣で爆笑する?3の麗美さん。周りの子が笑い出す中すかさず絡みまくった帯を持ちながら駆け寄ってくる里菜さん。ほんまにこの子だけは?可愛い奴やろ?笑。
何とか着付けしたげて、2人で一服する。里菜「ほんで?新人どやった?」2006-03-13 09:29:00 -
120:
優梨
茜音の事はすっかり忘れ、着付けに汗だくなってるあたしに里菜が尋ねる。
『あ〜普通に可愛いんちゃう?キャバにいそうな感じ』「可愛いかぁ?普通ちゃう?あたしもさっきチラッとだけ見たわ」『ん?何かどっかで見た事ある気するんやけどなぁ?』そんな雑談を打ち消すように店長の声が店内に響く。
「いらっしゃいませ!!」2006-03-13 09:33:00 -
121:
優梨
「優梨さん、里菜さん!お客様来られました。お二人共3階VIP室でお願いします」ボーイが慌ただしく待機室に顔を出す。『もぅそんな時間か』「今日もいっちょ頑張りますかぁ」
この店は、指名制はなくて一度同伴や、連絡先を聞いて来店した場合はその女の子口座となる。それは客を盗った、盗られたってゆう争いを無くす為と客ひとりひとり大事にしていくとゆう意味も込めてママが決めたこの店のルール。それに常に売り上げ歩合制。頑張った分返ってくる。やりがいもやる気も常時隣り合わせのシステムがあたしは気に入ってる。仕事出来ん、努力せん奴は嫌いやしね。2006-03-13 09:43:00 -
122:
優梨
店の造りも4階まであって1階はボックス数席。2階は和室の個室数席。3階は値段も上がりカラオケの部屋もある洋室の個室数席のVIPルーム。4階はロッカーや待機室や更衣室、ドレッサールーム等、従業員専用の階となってる。ここに勤めて早5年。夜の世界にあたしは完璧染まってたな。
親がすでに水商売のママとゆう中で生まれてこの世界にはまるのに時間は掛からんかった。店のママが母やって事でやりやすい反面、やりにくくてお互い甘えも出て一時辞めた時期もあったっけ。けど、こんなあたしをここまで育ててくれたママに孝行したくて、今もいち従業員として頑張ってる。ママの娘って事で恥ずかしくないように人一倍努力はして来たつもり。中には羨ましがったり、僻む人もいる。そんな目にいちいち反応してた時期も自分に自信が付くと気にならんくなっていった。
人間、自信を持つには結果を出す事。何にも変えがたい形を残す事によってそれは大きな自信に形を変えてく。それを教えてくれたんはママ。お母さんやった。2006-03-13 09:56:00 -
123:
優梨
今だにってか一生ママには女としてもホステスとしても適う気せえへんもんな。あたしのおかんは偉大ですから?マザコン上等?笑。
そんなあたしには若い頃はバカでした。昔は好き嫌いはっきりしてたから無駄な敵作りやすかった。今じゃ上辺付き合いも愛想笑いも得意。それもこれもこの仕事のおかげ。こんなあたしを理解してくれんのはママと里菜だけやろうな。自分が大事に思ってる人以外に自分を解って貰おうとも思わんし。2006-03-13 10:03:00 -
124:
優梨
―???―
マナーモードの携帯が帯の中でしつこく鳴る。『少し失礼します』そう言い残しトイレに入り携帯を開く。
【着信:桜】『桜か。そういや最近顔出してないな』【着信:慧】慧から着信。『昨日行ったのに、どうしたんやろ。とりあえず今日辺り桜んとこ行くか』パチンと携帯を閉じ、化粧を直しながら客の予定をボーイに伝え、気を張り席に戻る。2006-03-13 10:09:00 -
125:
優梨
何十万、時には何百万使うあたしと里菜の客達は、まさかあたし等がホスト行ってる何て思いもせんやろな〜。お金って回る物やね。
時間は深夜2時前を差していた。客を送り出し、店も閉店して待機室に入ると酔った里菜が待っていた。「優梨ー、お疲れ?」『何やあんた酔うてん?』「ちょっとだけ?なぁ、雅んとこ行かん?」『え?昨日行ったやん』「お願いっ?今日行きたいねーん。優梨も慧君に今日逆色したったらいいやん」『しゃーないな?ほなあたし先にちょっと桜んとこ行くし先行ってて』「了解〜?」二日連続飲みに出るんはきついなぁ?。
帰る支度をしてると誰かが待機室に近づいてくる―。《…カチャッ。》2006-03-13 10:19:00 -
127:
優梨
「あ、お疲れさまです!」『…茜音ちゃん、お疲れ』接客中にも思ってたけど、やっぱりこの子何か苦手。「優梨さんすごいですね。こんな店で?1で、里菜さんもやけど。憧れます!」『はは。凄く何かないで。茜音ちゃんもあたし等抜く勢いで頑張りな』「はい。そのつもりです」またや。…この、敵対心溢れた目。何なんやろう、この子は。
『なぁ、一回どっかで…』―???―【着信:桜】。タイミング良いのか悪いのか携帯が鳴り響く。
『あー、ごめん気にせんといて。あたし用事あるから帰るな』「はい、お疲れさまでした!?」鳴り続ける携帯を鞄に放り込み、着替えもせんまま店を出てそのまま桜の店に向かった―。2006-03-13 11:28:00 -
129:
優梨
138さん?
読みやすくしてくれて
ありがとうですっ??
2006-03-13 11:34:00 -
130:
優梨
暇やしもうちょい
更新しま?す?
2006-03-13 13:49:00 -
131:
優梨
「―いらっしゃいませ!」いつも座る決まったVIP席に案内される。もう慣れたけど。
「優梨、久々やね」店長の真が挨拶がてら話し掛けてくる。真は友達の千晶が口座やった事もあってか仲も良いし新人の頃から知ってる。『かな??2ヵ月ぶりくらいやな』「どうせ新しい男見付けたんやろ〜?」『そんなんちゃうから?』「まぁ、すぐ桜くるし待っててな」桜な…慧のエースなるんなら、桜とはしばらく切らんとキツイ。
逆色かけて色カノなるとしたら余計。けど桜とは切っても切れん変な腐れ縁がある。何やかんやで今まで続いてるんが何よりの証拠。2006-03-13 14:01:00 -
132:
優梨
そんな中、ふと今日会った茜音を思い出していた。
『ほんまどっかで見た気がするんやけどなぁ』しかしあの目は気にくわん。何か企んでる気して仕方ない。
『考えすぎやといいけど』「何が考えすぎなん?」少し不機嫌そうに現れる桜。『あぁ、おはよ』「?てかお前、電話くらい取れや」『行こうと思てたしええかなって?』「ほんま勝手」桜との事も…、考えなな。でもどう切り出したらいいんか解らん。こいつ絶対に逆切れしだすタイプやし。2006-03-13 14:08:00 -
133:
優梨
「優梨?」『あ、ごめん。何?』「何でお前最近顔見せへんねん。連絡もあんま取れへんし」『忙しかってんか。てか桜は結花ちゃんいてたら無敵やん?』「ふーん」コレコレ!この桜の何でも見透かしてる様なこの目は何年立っても慣れん。唯一桜の変わらん一部。
「てか結花とか関係無しにお前は俺に必要やからな」出た出た!こいつの微妙なプチ色。こりゃもう一種の癖ってか病気。勝手に口から出てまうんやな。2006-03-13 14:22:00 -
134:
優梨
『あたしがあんたにしてあげれる事何て数少ないで』「金の問題ちゃうやろ!」…金の問題でしょ、どう考えても?『何か飲もか…』「おい、話逸らすな。お前今日何か変やで」勘が鋭いとこも変わってないね〜。
多分この日、桜はあたしが切ろうと思てる事や慧のような存在が居る事に気付いてたと思う。あたしが桜の性格大体解るように、桜もあたしの性格は解ってたと思うから。2006-03-13 14:29:00 -
135:
優梨
「優梨、お前男出来た?」『…へ?そんなもん前からいっぱいおるって?』桜は少し笑い、煙草に火を点け「最後は俺んとこ帰って来いよ」そう呟くと、いつものノリの良い桜に戻り満面の笑みで「今日は飲もか」そう叫んだ。
桜、あんたは良いホストやな。これだけはほんまに昔から揺るがず思うで。
里菜が惚れるわけやな。2006-03-13 14:35:00 -
136:
優梨
桜の優しさに救われて肩の荷が降りたあたしも気分が上がった。『うん?今日は酔いますか??何飲むよ?ワインでも卸ろそっか?』「んー、いや!今日は下の従業員全然飲んどらんから飲ませまくったらな?仕事させなあかんわ」
『そら、あかんな!上の人間が酔うてんのは下が頑張ってない証拠やわ』
「やろ?」そう言い、桜はボーイを呼ぶ。
『何頼んだん?』「それはコール鳴ってからのお楽しみや?」この人怖いわ?笑2006-03-13 14:44:00 -
137:
優梨
しばらくすると店内にシャンパンコールが流れ出す。『何や、シャンパンやん。ドンペリかな?』そう思たんも束の間。マイクの声にびっくりするあたし―。
「優梨さんから―、桜さんにカフェパリ、カフェパリ入りやっす〜!」『…へ!?カフェパリー!?しょぼ?』が、しかし。更にびっくりな言葉が耳を突き抜ける。「優梨さんからカフェパリ20本!20本頂きやした〜!」(゚Д゚)20本て…。カフェパリ20本卸すとかあたしばり痛客やん?笑。
その瞬間、桜がマイクを取り「従業員全員集合!お前等潰れるまで飲めよ!」桜の一言で従業員達はあたしの席に全員集合。前代未聞のカフェパリ20本、その場で回し飲み―。これにはさすがのあたしも唖然…?2006-03-13 14:53:00 -
138:
優梨
最後の一本が無くなると、飲ませコールが鳴り止みご馳走様コールが行われた。さすがに皆フラフラ。色カノの席で潰れてる従業員もちらほら。「ばり楽し〜?俺もフラフラやわ」『あんた、カフェパリ20本て?他に何かなかったんかい』「おもろいやろ?下の奴等飲ませれたし満足やわ?」無邪気に笑う桜に呆れたように笑う。
―???―【着信:里菜】。2006-03-13 15:00:00 -
139:
優梨
『あ、忘れてた?』時間を見るともう6時前。慧の店にも行かなあかんねやった。『桜、ごめん。今日は酔うたしそろそろ帰るわ?』「帰るん!?どこ行くねん」『どこも行かんて。明日も仕事やし』「…分かった」
チェックしにキャッシャーに向かった桜を確認しながら里菜に?を送り、直ぐ様携帯を閉じる。頭が回る、さっきのカフェパリが大分回ってる。『あ?やばい。でも今なら慧にどんな甘い言葉でも吐けるわ』酔った優梨ちゃんは無敵です?笑2006-03-13 15:07:00 -
140:
優梨
チェックをすませ、すかさず店を出る。その瞬間、和歌ちゃんと目が合う。睨む和歌ちゃんを気にも止めずドアを抜ける。まじうざ?
「あ〜りやしたぁ!」桜の声に便乗するかのように、全従業員が再び「あ〜りやしたぁ!」と叫ぶ。ほんま大変よな、ホストってさ。2006-03-13 15:13:00 -
141:
優梨
あたしがエレベーターのボタンを押してると「ほんまに帰るん?」と、酔うた桜の問いに『うん、ほんま』こんな嘘、あたし等にしたら嘘にならんよな。
「てかお前何で着物なん」『あ?今日店で着物やって最後ばたばたしててそのまま』その時またふと、茜音が頭をよぎりすぐ消えた。エレベーターに乗ると「優梨〜、俺を見捨てんなよ」抱きつきチューしてこようとした桜を突き飛ばし『あんたが色らんかったら大丈夫やで?』そう吐き捨て、慧の店に向かう―。
桜ごめんな。ありがとう。2006-03-13 15:19:00 -
142:
優梨
「いーらっしゃいませ!」はあ。今日2回目のいらっしゃいませに多少うんざりしながらボーイに尋ねる。『里菜いる?』「はい!奥のVIPで、優梨さんお待ちですよ?」『ありがとう?』
他の客達の目線が痛い中、里菜の元に急ぐ。だってあたし着物やもん、そら誰かて見ますよ、うん??笑。2006-03-13 15:26:00 -
145:
優梨
「あ〜優梨?遅いしぃ?」『ごめんごめん?』里菜もあたし同様、出来上がってるみたいやった。「優梨、おはよう」『慧〜おはよ』「何や何や、酔うてん?」『ちょっと?』「うわ、大分酔うてますやん?」
ふん、そんな余裕ぶっこいてられんのも今の内やで?とりあえず、優梨ちゃんの逆色作戦第一段、開始っ?2006-03-13 15:31:00 -
146:
優梨
里菜にすかさず?を送る。【とりあえず慧酔わすわ?里菜ちん協力よろしく?】里菜のOKサインを合図に、あたしの口が開く。
『慧、何飲みたい?』「俺はやっぱシュワシュワ好きやな」(′ー`)ニヤリ?
『了解!!カフェパリ20本持ってきて?』「20本!?やるねぇ?マイハニ〜?」『そんかわり残さず飲んでや?』「任せとけーい?」
いい感じに事は進んでる。後少し、後1時間後には慧はあたしの手の内?2006-03-13 15:44:00 -
147:
優梨
【略部分】
いい感じに事は進んでる。後1時間後には慧はあたしの手の内?2006-03-13 15:46:00 -
148:
優梨
「ほな頼んでくるわ」と、席を立つ慧を里菜が呼び止める。「ちょい待ち!!里菜からもカフェパリ20本?今日は飲むで?」あん時の慧のまじで?って顔は今だに爆笑もんやからな?笑。
「優梨さんから―、慧君にカフェパリ、カフェパリ20本頂きやしたぁ〜!!??続いて里菜さんからも―、雅君にカフェパリ20本頂きましたぁ!」それから、1時間近くシャンパンコールの嵐。他のお客さん達には悪い事しまひた?
そして案の定、横には潰れかけの慧の姿―。2006-03-13 16:02:00 -
149:
優梨
ここからが作戦の決め所。あたしの腕の見せ所。
『慧、大丈夫?』強がりな慧は必ずこう答えるはず。「全然大丈夫?」ほらな。『ほんま?良かった。てかあたし前から聞きたかった事あるねん』「え?何?」『慧は…あたしの事、どう思ってる?』「どうって?」はい、そうくると思た?『慧のあたしに対する気持ち。今聞きたいねん』「…大事やで」『ほな、付き合える?』この質問に返せる答えはただ1つしかない、それはあたしは解ってた。『どうなん?』「付き合える?…俺、優梨好きやで」こう答えるしかないもん?
あたしを手放す事が慧の?生命にかかる事をあたしは重いくらい理解してたし。2006-03-13 16:12:00 -
150:
優梨
『ほんま?大事にしてくれるかな??』「いいとも?優梨、大好き」あたし等の様子を凝視してた里菜に、すかさずウィンクを飛ばすあたし??見事今日から、慧のエース兼色カノになりましたよ〜?(゚∀゚)笑。
けど、あたしは解ってなかった。この時慧がどんな気持ちであたしに「好き」と伝えたか―。
慧、あたしが傷つけた最初の傷はこの軽はずみなあたしの性格からやったよな。あの時解ってあげれんくてほんまにごめんな…。2006-03-13 16:18:00 -
151:
優梨
そして慧はまだ続けた―。「俺照れ屋やし伝え方とか下手やし不安にさせるかもしれんけど、優梨にはいつも支えて貰って弱音も吐ける存在やし大事にするから信じてな」『うん?』
正味、慧の事好きとかじゃなかったしそんな言葉も求めてなかった。とりあえず付き合ってる【形】が欲しかった。その方が我が儘もゆえるし融通も聞くしな。信じるか、信じひんや何て二の次。《ホスト》やん。そんなもん初めから根本的にあたしが信じる訳ない。2006-03-13 16:28:00 -
152:
優梨
そう言い残すと慧はあたしの膝の上で大口開けながら寝だした。里菜が隣に寄って来て、「逆色成功??」『余裕?以外とすんなりOKやってやりがいなかったくらいやで』「ばりうける?いつまで持つか見物やな」『長くて半年やろなぁ?』
あたしにとって、ホストは淋しさを埋める道具にしか過ぎん。その分、金は落とす。落とせば落とすだけ、相手は大事にする。その内手放したくない気持ちが、独占欲になり貢ぎ出したり見せに来だしたり逆の立場になる。そうなると冷める自分がいて。
結局どんな情がある人でも【ホスト】ってゆう時点であたしは好きにはなれへんねやろな。ましてや、愛せる事も絶対に出来ひん―。2006-03-13 16:38:00 -
153:
優梨
ラストソングが流れだす。時計を見ると9時半過ぎ。『もうこんな時間か』それにしてもこいつはよう寝るやつやわ。慧の寝顔を見て呆れ笑いが吹き出す。
里菜の方を見ると雅が席に戻って来てて2人の世界?雅は色満開ホスティ。延々ベッタベタしまくり?笑。
そういや1つ疑問。里菜は雅と付き合えたんかな―?2006-03-13 16:45:00 -
154:
優梨
そそくさと?を作成する。
送信?【あんたは雅とは、どうなったん!??】すると受信?【付き合えたぁ??この後ラブホやって?笑】
ラブホ!?雅は色ホストじゃなかったわ。色枕でした?2006-03-13 16:50:00 -
155:
優梨
ラストソングが終わり、店内が明るくなる。すると、やっと慧が目を覚ました。『やっと起きた?』「あ〜ごっめん、ばり寝てた?」『もう知らん?』突き飛ばすように体を押すと、両腕を掴まれチューされる。「退屈さしてごめんな?」
いやいや、こいつ付き合ってからいきなりキャラ変わり過ぎやって(゚д゚)ガビン。2006-03-13 16:56:00 -
156:
優梨
チェックは、【410、000】。桜のとこと合わすと今日だけで80万近く使ってる。
『こんなもんやな?』全額キャッシュで払い送り出しを待ってるとふらふらな慧が現れ「先に他の客送ってくるし待っててな。帰りにご飯でも行こ」『いいけど大丈夫なん?』「余裕?」そうゆうと思ったし?笑。
ま、里菜も雅とアフターと称したラブホ行くらしいしいっか。桜にはああゆったけど今日は休みやしな。2006-03-13 17:07:00 -
157:
優梨
1時間後慧が戻って来る。『おっそ?いっ?』「まじごめん」『ありえんわ〜、ないわ?あほちゃうか?』「え?ええっ!?何俺、この言われよう(゚∀゚)」里菜が爆笑する中、雅も戻って来て4人で店を出る。
「あ〜りやっしたぁ!!」本日2回目のあ〜りやしたにこれまた多少うんざり。2006-03-13 17:17:00 -
158:
優梨
「とりあえず2人で待っててや」『分かりまひた?』「すぐ行くわな?」
あたし達は少し歩き近くにあるミナミのアフター場所といえばここや!って感じでびくドンに入った?笑。
もちろん2人共着物で。
びくドン着物で?
なっ、里菜ちゃん?爆笑2006-03-13 17:25:00 -
159:
優梨
【略部分】
なっ、里菜ちゃん?爆笑2006-03-13 17:27:00 -
161:
優梨
155さん?、156さん?
ありがとうございます??
2006-03-13 17:33:00 -
162:
名無しさん
おもしろい?
2006-03-13 18:56:00 -
164:
マリ?
ヒサビサ覗いたら更新し
まくりで感激(?・ω・)???頑張ッてネ??2006-03-14 04:32:00 -
165:
優梨
174さん?
書き込みありがとです??
2006-03-14 06:02:00 -
166:
優梨
?まどか?ちゃん?
書き込みありがとです?
共感とか凄い嬉し‐ってかめっちゃ感激です???
2006-03-14 06:04:00 -
167:
優梨
マリ?ちゃん?
久しぶりぶり????
今からまた更新するし
また読んだってにゃ?
2006-03-14 06:06:00 -
168:
優梨
びくドンに入るとさすがにこの時間帯はホストといかにも飲み帰りの子達で溢れ返ってた。見た事あるホスト君もチラホラ?話し掛けんなよオーラを出しつつ、里菜と席に腰掛け一服?。
「てか優梨?、付き合った感想どうよ??」『はは、別にこれといって普通〜?これからが肝心やからな』「まぁなー、あたしも雅と付き合ってもうたしな??春と切らなあかんわぁ?」『…ほんまやん!!笑。より戻したばっかやのにな?』「いや〜、あたしはもう雅しか見えまてんから?笑」
あたし等は飲みに行く時は常に1つの店だけ。他じゃ金は使わんし色もいらん。ややこしくなるだけやし、後々めんどいからな。特に里菜はハマるとそのホスト一筋やし、他店に行く事はまず無い。必然的にあたしもそうなってまうんよね?2006-03-14 06:17:00 -
169:
優梨
―???―【着信:慧】。
『はいはい??』「今から行くわ?どこ?」『早!!』「早切り上げたんやん?」『嬉しー?びくドンおるし早く来てな』「任せとけ?ジュリエット?」『待ってるな、ロミオ?笑』
『慧等くるって』「…。」『里菜?』「…あんた等、あほやろ?ロミオて?笑」2006-03-14 06:24:00 -
170:
優梨
里菜のきつ〜いツッコミに思わず爆笑するあたし??
「ほんまに巧いくらい回る口やな?慧君の事好きでもないくせに」『当たり前?相手にこいつは俺に惚れてると思わせてナンボやろ。ホストゆうたかて所詮男。男何て単純な生物やしな』「凄いな〜、あたしはすぐ情入って本気なってまうしあかんわ?」『逆に里菜のそうゆうとこ羨ましいわ』「ほんまぁ?あ、来た?」
振り返ると慧と雅の姿が。「ハニー、お待たせ??」『ダーリン、お疲れ様?』ダーリンとか?笑。自分でゆうてて痒くなりますね。あたし、普段こんなキャラちゃうのにさ(゚∀゚)アイター。2006-03-14 06:33:00 -
171:
優梨
慧と雅の登場に周りの目はあたし等に注目しまくり。品定めするかのように皆が見てくる。びくドン来たんはやっぱ間違いやったな?
「優梨と慧も付き合ったんや?ほな今日は俺等4人の記念日やな」『おっ?雅、たまにはええ事ゆうやん』「たまにはって何やぁ?」雅には冗談があんまり通じひんからたまにごっつ絡みにくいわ?『ごめんって?ほな来月のこの日も4人でご飯食べようや?』「それいい?雅君、頑張ろな?」「余裕やろ?あいつ等のが先に別れよるで」「あっ!!雅君そんなんゆうんすか?俺等別れませんから〜な?優梨?」『間違いない?』
楽しかったよな、この日。4人共心底笑ってて幸せな空間って今思えばこの日のあの瞬間の事ゆうんかな。2006-03-14 06:44:00 -
172:
優梨
食事をすませ、足早にびくドンを後にする。明るい所で見ても慧は男前?さすがマイダーリン〜?ま、多少ヒゲ生えてますが?爆笑。
「ほな俺等こっちやし?」里菜の腰に手を当てラブホ街の方を指差す雅。そのまま2人手を振りながらラブホ街に消えてった。「げ?あいつ等絶対ヤる気やな」『里菜…、避妊しいや?』「お前、おかんかよ!!笑」笑い合いながらミナミを歩く。『どうする??』「せやなー、ほな俺等もにゃんにゃんするか?」まだ酒が残ってんのか慧はノリノリで尋ねてくる。ほんまキャラ変わりすぎて焦ったわ?2006-03-14 06:54:00 -
173:
優梨
しかもにゃんにゃんって?久々聞いたわ?笑。「あ、俺優梨んち行きたい!!?」『あたしんち?!?まじ?』「まじ?」『いいけど〜、部屋汚いで?』「大丈夫?そんなん気にせんから?」うわー、こいつこそ絶対にヤる気ですやん!!笑。
そんなこんなで、目的地は急遽あたしのマンションになりましたとさ。あたしも疲れてたしぶっちゃけ早く寝たかった系やった?笑。2006-03-14 07:03:00 -
174:
優梨
タクに乗り込み、煙草吸う暇もない早さでマンションに到着。「近っ!!てか優梨んちここ!?」『せやで?』新築のデザイナーズマンション2LDK。家賃18万円。お気に入りのあたしの城。「めちゃ綺麗なとこやん?優梨姫、金持ち〜」『あ、やっぱあたしのお金が好きなんや?』はい、痛?い?痛客満開のセリフや?笑。「えぇ!?何そのキャラ!?」『あははっ?』
自動ドアを開けエレベーターのボタンを押す。最上階の18階。この部屋にホスト入れるんは何人目やろ?2006-03-14 07:13:00 -
175:
名無しさん
リアルうれしい(´∀`)いつもよんでまふ
2006-03-14 07:13:00 -
176:
優梨
「お邪魔しまーす。うお!!ばり広っ?ばり綺麗〜?」
大ハシャギの慧さんを横目に『何か飲む?』「もう酒はいらん?」『誰が酒出すっつってん?』「あはは?ほなコーヒーで!!」お湯を湧かしてインスタントのコーヒーに注ぎ、慧に渡す。『じゃ、着替えてくるわ?慧もこれ着替え』そう言いトレーナー上下を手渡す。「ありがと〜?優梨りん、早くなっ?」『はいはい』
うわ〜絶対これヤられる?ヤバス(゚∀゚)ま、その辺の作戦もぬかりないけど?笑。2006-03-14 07:21:00 -
177:
優梨
187さん?
書き込みありがと???
いつも読んでくれてるとかばり感激?頑張ります??
2006-03-14 07:26:00 -
178:
優梨
着物を脱ぎ、丁寧にたたみ和服タンスに閉まう。やっと着物を脱げた解放感と、家に付いた安心感であたしは一気に気が抜け更に頭が回って来た。『あ〜気持ち悪いぞー。疲れたぁ…?』「ゆーり〜!!」寝室にいる慧が何やら叫んでいる。
『はいはい?』「何これ」慧が見せてきた1枚のプリクラ。昔撮った桜と映ったやつだ。「…これ、ミナミの【マリア】の?1の桜君やろ?」『うん…』「どうゆう事?付き合ってん?」『付き合ってない。桜とは昔付き合ってたけど、今はそんなんちゃうから…』
慧は黙ってる。あ?、痛いなぁ。このタイミングで桜の影がちらつくんは。桜の店は、ミナミでも有名中の有名な大型店。そこの?1と関わりあるやなんて慧にしたら気分良くないはず。2006-03-14 07:42:00 -
179:
優梨
しかし、こんな状況には慣れっこなあたし。戸惑う事なく一言。『今、好きなんは慧だけ。信じて?』この言葉に頷かんはずがない。だって相手はホスト。あたしはエース。手放す事何て頭おかしくない限りする訳ないしね。―案の定、慧は「そっか。うん、解った。信じる。好きな女の1人も信じれん小っちゃい男にはなりたくないし」
そう言うと慧はあたしを抱き締めながら「俺、めちゃヤキモチ妬きやしばりばりうざいで??」『あたしもやで、色カノはいてもいいけどバレんようにしてや』「色カノなんかおらん!!」『はいはい?』
その日は、もう桜とは連絡取らへん事を約束して慧の腕の中で眠りについた―。2006-03-14 07:57:00 -
180:
優梨
あの日の慧の温もりや言葉あたしは何一つ
信じてなかった。
こんなあたしを抱き締めてくれた腕を信じなかった。慧は精一杯あたしに伝えていてくれてたのに…。2006-03-14 08:02:00 -
181:
優梨
―???―
夕方、携帯が鳴り響く音であたしは目を覚ます。客達からの溢れる着信の数々。『もう、こんな時間か…』今日は週に1度の休みだ。再びベッドに潜り眠りにつこうとした瞬間「優梨…」寝起きの声で慧が抱きついてくる。『起こした??』「大丈夫。お前寝れた?」『爆睡。慧は?』「優梨がやらせてくれんし寝れんかった?」『嘘つけっ?笑。大口開けて寝とったやん』「あはははっ?」
あのまま疲れきったあたしはすぐに爆睡してた。多分慧も。もちろん、やってませーん?そんなすぐヤられせてたら身が持たへんわ?2006-03-14 08:17:00 -
182:
優梨
それからあたし達はまた寝入ってた。男の腕の中で寝た事は幾度とあったけど、慧の腕の中は不思議なほど安心しながら眠れたっけ。
―???―深夜1時。またあたしの携帯がうるさく部屋中に響く。ディスプレイを見ると、【着信:桜】―。思わず閉じた携帯が床に音を立てながら落ちた。タイミングが悪すぎる。その音に目覚めたのか「…誰?」慧が起き上がって尋ねる。《やばい―。》2006-03-14 08:26:00 -
183:
優梨
『もしもし??』「優梨?起きてた?」『うん、まだ雅君といるん?』「さっき別れたわ?優梨は?」『慧あたしんち泊りよってまだおるわ?』「まじ?!??」『いひ?暇ならおいでや』「え?あたし邪魔やん?」『大丈夫?雅君との甘〜い一夜をあたし等に聞かせにこんかい?な?ダーリン』「間違いない、ハニー?」「あはは?分かりました?ほな向かうな」『了解?』
いい展開。このままやと、慧に迫られたらやってまいそうやったしな。里菜が来てくれたらそんなムードも崩れてまうはずや??ウン。2006-03-14 08:46:00 -
184:
優梨
そう安心したのも束の間。
《グイッ―。》腕を引っ張られそのまま押し倒されてしまった。『…え?』戸惑うあたしに「優梨、俺の事好き?」『好き…、やで』そう答えると慧の唇はあたしの唇と重なり合うように絡んでた。『ちょっ…、慧待って』「…何で?俺の事好きなんちゃん」服の中に手を入れて来る手をあたしは止める。『―好きやで。大好きや。でもな、怖い』「何が?」『慧があたしの事ほんまに好きなんか分からんから怖い。口じゃ何とでもゆえる。まだ慧の事、信じ切れてない自分がいるねんか』「―俺は本気や。でも俺もお前と同じ気持ちはあるんやで?」『うん、慧もあたしをまだ信じ切れてないやろ。それやのに、やるん?あたしは無理…。遊び感覚な人となら今すぐ出来るで。でも慧は違うやん。このままで終わりたくないから、本気やからこそ今はしたくない。』
そう話すと、慧はあたしを抱き締めた。2006-03-14 09:00:00 -
185:
優梨
「…ごめん。俺感情のまま動いてお前傷つけてしまうとこやったわ。ごめんな」『解ってくれたならいい。あたしこそ何か、ごめん』飛び起きて照れ隠すかのように慧は「謝んなって??俺等はこれからやんなっ」
―良かった。心ん中じゃ、ガッツポーズ?余裕やわ。何とか巧い事交わせた〜?駆け引きじゃ、そこら辺のホストには負けませんよ?な、里菜?笑。
慧に抱かせるんはまだまだ早いしな。これからやね?2006-03-14 09:07:00 -
186:
優梨
それにしても、慧は頑張るなぁ。いくらエースやからゆうても手出すん早いわ。そんなに手放したくないんかな、あたしの財布?笑。あたしは枕何て求めてないのに、何か調子狂うな―。
―???―ピンポーン。
インターホンに里菜の姿が映し出される。よっしゃ?やっと里菜来た?。これでもう大丈夫やと、肩を撫で下ろすあたしがいた。
さすがに違う自分を演じ過ぎて精神的にきつかった。2006-03-14 09:12:00 -
187:
優梨
【壁】を造って、
殻に閉じ籠もってたあたしに慧は気付いててんな―。
手を差し伸べて手を引いて護ってくれたんはあんただけやった。あたしがもう少し大人ならこんな遠回り、する必要なかったなのに。
人間って、恋愛ってほんま難しいもんやな…。2006-03-14 09:18:00 -
188:
優梨
《ガチャガチャッ―。》
「優梨ー?」『里菜っ?』リビングで抱き合うあたし等を「おい、お前等先にゆうとくけどきもいぞ?」と慧さんのきついツッコミ?「え〜何、慧君もしかして妬いてん??」「妬くか、ぼけ?あほかっ?」『も?素直じゃないやろ、優梨のダーリン?』「なぁ?やらせて貰えんかったし僻んどんねんで?プ」「おーい?ちょっと待て!!何でそんな事知ってるんや、君は!!」『君とかばりうけるし?』「優梨は黙っとれー!!?」「そんな必死なんなよ〜?優梨はそんな簡単にやれるような安い女ちゃうで??慧君レベルならやってない事くらい解るわ」「おい?里菜お前頭かち割んぞ!!」優&里『きゃははは??』
里菜、ありがとう。こん時来てくれて救われた。里菜の言葉にも。慧には悪い事したな〜って今なら思う?2006-03-14 09:32:00 -
189:
優梨
里菜と慧の分のコーヒーを入れリビングで腰掛ける。
『んで?どやった???』「期待通りばっちり合体したっす??」「うおーい!!待てお前っ?安い女なってんぞ?」「うっさいなぁ?あたしは、雅君本気で好きって自分中で確信したからやってん。後悔もせんし?慧君は優梨にそう思わせれんかっただけの話やん〜」『里菜、格好いい…??』「おい優梨!!お前の彼氏、ひどい言われようやぞ?」『うるさいなぁ?、そうゆうなら早く信じさせてな?ダーリン?』「チーン・・・?」「あははは?慧君ださ?」「おい(゚∀゚)こいつ、殺っていいか!?ええやろ!??」
楽しかった〜こん時?笑。里菜が雅君に《本気》ってゆう言葉にはびっくりしたけど、里菜が決めた事なら優梨は何もゆわん。後悔はしてないって言葉聞けたしそれだけで安心出来たよ。2006-03-14 09:46:00 -
191:
名無しさん
読んでて楽しい??
2006-03-14 15:25:00 -
192:
里菜
優梨やるやん??
あの時の慧の反応思い出してわろたわ。笑
引き続き頑張んなさいよ??
優梨は文才あるわ?2006-03-14 15:56:00 -
193:
優梨
204さん?
書き込みどうもです??
もっと楽しんで貰える様に
頑張ります?
2006-03-15 10:16:00 -
194:
優梨
里菜?
てかてか?文才とか!!笑
んなええもんちゃう??
里菜も頑張ってるやん??お互いファイトやな?
2006-03-15 10:18:00 -
195:
優梨
『な?てかお腹空かん?』「確かに?優梨、俺に何か作ってーや?」『材料とか何もない?』「・・・チーン?」「何か外食べに行こや?」『里菜、ナイスアイディアやん?』「しゃーないな、俺様がおごっちゃろ〜?」優&里『慧様、素敵??』「お前等、うっさいぞ!!?こんな時だけ!!笑」
爆笑しながら、とりあえず準備してるとうるさく鳴る慧の携帯―。「誰やねん、うっさいわぁ…?」携帯を手にし、一瞬のうちにみるみる曇っていく慧の表情。2006-03-15 10:53:00 -
196:
優梨
『―慧?』「あっ、あぁ。はぁ〜ごめんメシ無理や?また埋め合わせするし?」『いいけど大丈夫?客?』「うん…?ばり痛客でな。先にゆうとくと一応色カノねんか。めちゃ勘ぐっとるからちょっと行ってくる」
さらっと色カノいます宣言した慧に多少驚くあたし。普通隠すもんやん?すると里菜が「慧君色カノおるんかいな?」「いや、優梨にはゆうとこうと思てな??痛いし怠い奴やけど中々太客やし付き合ってんねん。でも!!俺枕は絶対無いし」必死に弁解してくる慧に、『うん、信じてる?』
「…ほんまかいなぁ?でもありがとうな。ほなら〜、とりあえず行ってくるわ?また電話する」『うん?』そう言うと慧は何回も謝りながら出て行った―。2006-03-15 10:55:00 -
197:
優梨
―その時は、色カノの1人くらいいるんはホストなら当たり前やし慧に色カノがおろうが枕してようがぶっちゃけあたしはどうでもよかったし何でもよかった。
その時だけは。2006-03-15 10:57:00 -
198:
優梨
「慧君ないわ〜普通色カノいるとかゆうか??」多少ご立腹の里菜に『まあ?、ええやん?あたしには関係無い話やもん。逆にこれでその太客が切れてしもたらこっちがしんどくなるだけやしな』「優梨、あっさりしてんなぁ?心配するとこ間違ってるしな?笑」
だって実際そう。好きだの愛してるだの、口座にゆうなら金使うべきや。使ってからものゆえって。支えたらなあかん1番の部分って相手がホストなら、確実に金銭面。その後に精神的なものやろ。そんなもん本カノに癒して貰えばいいし。
あたしは【客】の中で1番になれたらそれでいい―。2006-03-15 11:05:00 -
199:
優梨
それ以外、それ以上の
モノ何てあたしは
《ホスト》に望んでない。
望むべきじゃない。2006-03-15 11:08:00 -
200:
優梨
『慧とはこれからやしな?ゆっくり様子見ていくわ』「慧君な〜、まだどうゆうタイプか掴めてないし今が1番楽しい時期やな??」『そうゆう事?ま、とりあ2人でメシりに行くか?』「了解、アネゴ?」
着替えをすませ、向かった先はミナミ。適当に近くの居酒屋に入る。2006-03-15 11:12:00