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やっぱりあんたはすごいからっ

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  • 1:

    奈々

    この世に生をうけてから23年
    大嫌いだったあなたは随分年をとりました。
    決してあなたの目につかないここで、あなたを前にしては言えない言葉を綴ります。

    2008-04-10 04:01:00
  • 61:

    奈々

    テッケンが出てきたその日からの何日間私は学校へも外へも行けませんでした。心配した美香が家から湿布なりサロンパスなりをいっぱいもってきてくれます。「今回の数ちゃん…相当きててんやろな…。」と私を見て痛々しく言う美香に私は何も返さずウンウン…と頷くだけでした。

    2008-04-15 10:36:00
  • 62:

    名無しさん

    おもろい??

    2008-04-17 00:34:00
  • 63:

    奈々

    ありがとうございます。

    2008-04-17 19:48:00
  • 64:

    奈々

    体から痛みが消えました。その頃からはよく哲治達と会うようになっていました。美香は亮介といい感じです…私も哲治と二人キリで会う事が多くなりました。哲治は前の彼氏のように毎晩会いに来てくれます。でもまだお子ちゃまな私…。一緒にいるだけでドキドキして、哲治の顔を直視できません。いつの間にか哲治が大好きになっていました。
    ある夜。
    いつもようにポケベルにメッセージがはいります。

    2008-04-18 09:47:00
  • 65:

    奈々

    (アトニフンデツクデ!)…と。メッセージが入るといくら眠くても、あなたが怒鳴ろうとも、私は鏡の前に座り髪を結い、顔を作ります。「付き合おう。」そう言ってくれた哲治により可愛くより早い返事をだせるように軽くシュミレーションしたりしながら、いつも哲治が曲がってくる門をジッと見つめます。

    2008-04-18 09:59:00
  • 66:

    奈々

    ズッズッズッ…いつも夜だけお気に入りのキティちゃんのスリッパをはいてる独特の哲治の足音が聞こえ哲治がカッコつけて歩いてきました。「うーすっ!」溢れんばかりの笑顔をグッと殺し普通にふるまう私。
    それはいつもの小さな幸せな時間のはじまりでした。

    2008-04-18 10:06:00
  • 67:

    奈々

    何の他愛もない話を永遠とします。でも幸せです。哲治と話していると時間を忘れました。
    すると…あなたの声が…「お前いつまで外で喋っとんねん〜!そんだけ外好きやったら外で寝ぇ〜!」…と。哲治が心配そうに私を見ます。「大丈夫!大丈夫!いつもやから…あいつ頭おかしいから気にしやんといて」…と私。少し無視して続けて話しているとバザッと何か降ってきました。私の肌布団でした。私は哲治にニコっとだけ笑いかけ降ってきた肌布団を家の中にしまい平然を装います。
    バザッドサッ!次は敷き布団と枕が降ってきました。降ってきた寝具を抱え再び家の中にいれました。哲治は変な顔をしていました。きっと笑いたかったのでしょう…。

    2008-04-18 10:20:00
  • 68:

    奈々

    あなたの行動にもなれていた私は無視して哲治と話続けます。
    「あんさ…奈々な好きな奴とかおるん…?」…と哲治がいきなり切り出しました。(ヨッシャー!やっと来たこの話!)と心の中で叫ぶ私。その気持ちが出ないようにグッと顔に力をいれ可愛い顔を作ると「いてないよ…」とだけ返しました。
    ………。気まずい、モジモジしたイイ感じの沈黙が流れたその時…。

    2008-04-18 10:28:00
  • 69:

    奈々

    バザッバザッドサッと雪崩のようにまた何か降ってきました。それはさっき降ってきて私が家の中にいれたはずの寝具と私のパジャマでした。
    「もーあなたのことホームレスって呼ぶからね!おやすみ!ホームレスちゃん!」…とあなたの声。これには哲治も吹き出し笑いだしてしまいました。哲治の爆笑に私も苦笑いしかありませんでした。

    2008-04-18 10:58:00
  • 70:

    奈々

    何時間もかけて作ったムードがパァです…。沸々と湧き上がるあなたへの怒りを殺し、道に広がった自分の寝具を拾い集め乱暴に家の中へほりこみました。
    「じゃそろそろ帰るわ」と哲治…。笑いすぎたお腹を抱えて哲治は帰っていきました。作り笑顔で哲治を見送ると…ファイ!ウソ寝をするあなたの枕を強引に引き抜くとそれを窓からなげました。
    ムクッと立ち上がったあなたは…「とってこい…」と一言。だけど私も譲れません。噛みつくようにあなたに食いかかっていきましたが……結局返り討ちにされてしまいました。泣く泣く外にあなたの枕を拾いにいくと、枕を何度も踏みつけました。私の小さな抵抗でした。

    2008-04-18 11:20:00
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