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やっぱりあんたはすごいからっ

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  • 1:

    奈々

    この世に生をうけてから23年
    大嫌いだったあなたは随分年をとりました。
    決してあなたの目につかないここで、あなたを前にしては言えない言葉を綴ります。

    2008-04-10 04:01:00
  • 58:

    奈々

    その日は三人で沢山の事を話しました。歯ぬけの人は勝くんという名前らしく見かけとは違い地元でNo.1になれる程の強さだったとか…。
    色んな話をしてるうちに夕方になりました。学校が終わった美香が公園へとやってきました。少しビックリしたように二人に会釈する美香…。美香も加わり話により一層花が咲き出した時…。ポケベルがなりました。あなたからのラブレターでした。(4949帰って来なさい ママ)…と。4949…って至急至急ですか?私は来たメッセージをそのまま美香に見せました。あなたの事をよく知っている美香も私同様に顔を青くして「おつかれ…」そう言って私の肩をポンポンと叩きました。

    2008-04-15 09:51:00
  • 59:

    奈々

    自転車に跨りため息をつくと哲治が私を呼び止めます。「ベル番教えてや」…と。私は手帳を一枚ちぎり自分の番号を記入して哲治に渡しました。「送ったろか?」と言って笑う哲治にキュンと胸に何かが刺さりました。少し恋を感じのぼせた私のベルが再びなります…。(アトニフンデカエツテコイママ)…。あなたの怒りゲージがMAXなのに気がつきました。再びベルの画面を美香に見せると美香は小刻みに首を横に振り怯えたように言います…「あ…ああんた…早よかえり…血の…雨がふるわ…めっちゃ怒ってるやん…数ちゃん…」と。私は急落したテンションを背中いっぱいに出しみんなに力なく手をふり帰りました。

    2008-04-15 10:02:00
  • 60:

    奈々

    虐待…。周りは言います。私も思います。それを言ってもガハハと笑ってあなたはこう言います。「アホかっ!我がの子殴って何が犯罪ぢゃ〜ぁ!分からん奴はしゃーないねん!道間違えそうなってる我が子もよう助けられへん親の方がウチから言わせたらよっぽど虐待じゃ〜!ガハハっ!」…と。あなたの言っている事は間違っているようで、でも何故か納得してしまう言葉ばっかりでした。あなたと私が親子だから…あなたの親という生き方を見てきた私だから納得できるのだと私は思います。

    2008-04-15 10:28:00
  • 61:

    奈々

    テッケンが出てきたその日からの何日間私は学校へも外へも行けませんでした。心配した美香が家から湿布なりサロンパスなりをいっぱいもってきてくれます。「今回の数ちゃん…相当きててんやろな…。」と私を見て痛々しく言う美香に私は何も返さずウンウン…と頷くだけでした。

    2008-04-15 10:36:00
  • 62:

    名無しさん

    おもろい??

    2008-04-17 00:34:00
  • 63:

    奈々

    ありがとうございます。

    2008-04-17 19:48:00
  • 64:

    奈々

    体から痛みが消えました。その頃からはよく哲治達と会うようになっていました。美香は亮介といい感じです…私も哲治と二人キリで会う事が多くなりました。哲治は前の彼氏のように毎晩会いに来てくれます。でもまだお子ちゃまな私…。一緒にいるだけでドキドキして、哲治の顔を直視できません。いつの間にか哲治が大好きになっていました。
    ある夜。
    いつもようにポケベルにメッセージがはいります。

    2008-04-18 09:47:00
  • 65:

    奈々

    (アトニフンデツクデ!)…と。メッセージが入るといくら眠くても、あなたが怒鳴ろうとも、私は鏡の前に座り髪を結い、顔を作ります。「付き合おう。」そう言ってくれた哲治により可愛くより早い返事をだせるように軽くシュミレーションしたりしながら、いつも哲治が曲がってくる門をジッと見つめます。

    2008-04-18 09:59:00
  • 66:

    奈々

    ズッズッズッ…いつも夜だけお気に入りのキティちゃんのスリッパをはいてる独特の哲治の足音が聞こえ哲治がカッコつけて歩いてきました。「うーすっ!」溢れんばかりの笑顔をグッと殺し普通にふるまう私。
    それはいつもの小さな幸せな時間のはじまりでした。

    2008-04-18 10:06:00
  • 67:

    奈々

    何の他愛もない話を永遠とします。でも幸せです。哲治と話していると時間を忘れました。
    すると…あなたの声が…「お前いつまで外で喋っとんねん〜!そんだけ外好きやったら外で寝ぇ〜!」…と。哲治が心配そうに私を見ます。「大丈夫!大丈夫!いつもやから…あいつ頭おかしいから気にしやんといて」…と私。少し無視して続けて話しているとバザッと何か降ってきました。私の肌布団でした。私は哲治にニコっとだけ笑いかけ降ってきた肌布団を家の中にしまい平然を装います。
    バザッドサッ!次は敷き布団と枕が降ってきました。降ってきた寝具を抱え再び家の中にいれました。哲治は変な顔をしていました。きっと笑いたかったのでしょう…。

    2008-04-18 10:20:00
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