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やっぱりあんたはすごいからっ

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  • 1:

    奈々

    この世に生をうけてから23年
    大嫌いだったあなたは随分年をとりました。
    決してあなたの目につかないここで、あなたを前にしては言えない言葉を綴ります。

    2008-04-10 04:01:00
  • 28:

    奈々

    それを見た瞬間に美香が飛び出しそうになりましたが、私はグッと美香の腕を掴み止めました。「なんで?あいつら奈々の事裏切ってんねんで?」鼻息を荒くする美香に私は「分かってる…」と一言だけ返しました。私も今すぐに飛び出していって二人を殴りつけたかった。だけどグッとこらえしばらく二人を見ていました。愛子は彼の上にまたがり楽しそうに笑うとキスをしました。それを見て初めて彼とキスをした時の事を思い出しました。幸せで嬉しくてそれだけで飛べそうに思えた彼のキス。それを今は違う人とやっている。そんな彼を見てると涙が止まらなくなりました。私は泣きながらも美香の手を引きウチに帰りました。美香は私を心配しズット側にいてくれました。

    2008-04-10 16:49:00
  • 29:

    奈々

    部屋で泣いていると、あなたが帰ってきました。「何ないてんの〜?」スーパーの袋を重たそうに床くあなたに私は彼の事を話ました。あなたはそれを聞くとゲラゲラ笑います「うーなもん!男は浮気するもんやぁ〜!あんたのおとおちゃんもよーさん女おったわぁ〜っ!一々泣いとったら体もたへんよっ!ガハハっ!」そう言って。あなたを横目で睨みながら私は泣いている事が馬鹿馬鹿しくなりました。そしてその想いは悲しみから怒りへと変わっていきました。

    2008-04-10 16:55:00
  • 30:

    奈々

    次の日…。学校へ行く朝あなたを見送る時に私はこう言いました。「今日仕事早退できるようにしといてな…」と。あたなは「え?何て?」と聞き直しましたが私は無視して学校へと向かいました。学校へ近くなれば近くなるほど…怒りがチリチリ上がってきます。隣で自転車をこぐ美香もあえて何も言いませんでしたがやったんでオーラが湧き上がっていました。愛子は私達とは違う派閥…。美香が最もキライとする貴美子がしきっているグループでした。貴美子は学年で一番キレイで超ワガママ。お兄ちゃんが地元の有名人だからとよく自慢して仲間を集めたりするような子でした。貴美子から集団リンチをされ学校へこなくなった仲間もいました。その件もあり二年に上がってすぐ美香と貴美子が大喧嘩になり大半の友達は貴美子の方へ行ってしまいました。だから美香は貴美子が大嫌いでした。美香も嫌いな貴美子が私も大嫌いでした。

    2008-04-10 17:11:00
  • 31:

    奈々

    美香と計画をたてました。昼休み私が愛子を呼び出せば仕切り屋の貴美子は必ずくる…。そこで美香が貴美子に話しをつけ私も愛子と話をつけると。血だらけの愛子を彼氏に突きつける事を企てました。

    2008-04-10 17:19:00
  • 32:

    奈々

    昼休みになりました。貴美子達はいつも別館校舎の二階廊下でたむろしています。そこに美香と二人むかいました。そこには以前は私と美香とみんなでバカをやっていた仲間もいました。私が言います「愛子ちょっと話あんねん。きてくれへん?」するとやっぱり貴美子が入ってきました。「話やったらここでしたら?」と…。美香が貴美子に怒鳴りつけました。「お前らに関係あるかい!奈々は愛子に用事あるんや!うちはお前に用事や!ちょっとこいや!」美香の迫力に貴美子の周りはシーンとします。そりゃそう…。バックなんかはぶいてしまえば美香が一番強いって事みんな知ってるから。

    2008-04-10 17:28:00
  • 33:

    名無しさん

    おもろいぞー

    2008-04-10 23:26:00
  • 34:

    奈々

    貴美子もプライドがあるのか、周りに助けを求めるように美香の喧嘩をかいました。だけど貴美子の周りは相変わらずシーンとしたまま…誰も助けにははいりません。美香はその様子を見ると私にウイングだけを残し貴美子と二人どこかに行ってしまいました。残った私も愛子に言います。「早いこと話つけようや」と…。周りは誰も助けを「早く行けや」と言うように愛子を見ました。みんな自分が可愛いから…。自分を守る為にみんなが自然と私側に回っていました。

    2008-04-11 03:08:00
  • 35:

    奈々

    私は愛子をつれて別館の三階へとあがりました。愛子と向き合った時自然に愛子と彼とのキスシーンが蘇り沈黙が私と愛子の間を通り抜けました。……。いつもより長く感じた沈黙でした。
    愛子は気まずそうにチラチラ上目遣いで私を見ました。私はフゥーっと息をはくとキュッと目に力を入れ言いました。「昨日どこいてた…?」と。私の愛子は小さく「家」とだけ答えました。私はため息混じりに言います。「本間…?…昨日●◇公園いてなかった?康樹(彼)と…」私のこの質問に愛子は頭をガシガシかきました。図星だったのでしょう…。彼女は何も言わずに頭をただかいていました。

    2008-04-11 03:30:00
  • 36:

    奈々

    「私みてんやん…昨日あんたが◇●公園にいてんの。誰といてたかは愛子が一番分かってるやろ?」一年の時の思い出があるのか私の苛立ちとは裏腹に私は冷静に愛子に話しかけていました。

    2008-04-11 03:34:00
  • 37:

    奈々

    愛子は泣き出しました。彼が好きだ…と。私に別れてほしい…と。彼もそれを望んでいる…と。愛子の話を聞けば聞く程、段々自分の存在が嫌になりました。そしてそれ以上問い詰める気も、そこにいる事さえ嫌になり泣いて私に謝る愛子を残して私は席をたちました。教室にもどりつうもなら落ち着かない席に座ると私は我を失ったようにただボーっと空を見ていました。

    2008-04-11 04:03:00
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