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∞午前3時の運転手∞
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380:
携帯を片手にした雄也が振り返った。
『あの・・・・!!もう終わりにしたらどうですか!!』
ついに振り返ったウニの、その声は可笑しい位に裏返っていて雄也はキョトンと立っている。
「ウニさん・・?え?何言ってんすか」2006-04-24 14:40:00 -
381:
後ろで窓が開く小さな音が聞こえる。
『俺は、俺には雄也さんの気持ちがわかる気がします。でも!!シイナさんの気持ちも!!嫌程わかるんです!!』
握った拳は爪が刺さって痛む。ウニは今、やっと向き合っていた。昔の自分に、あの時の彼女に。2006-04-24 14:43:00 -
382:
「はッ?何言ってんすか。」
眉にシワを寄せた雄也が携帯をスーツに仕舞う。
『わかりません!!!』
ウニ、叫ぶ。
「はぁ!!?こっちが意味わかりませんヶド」2006-04-24 14:46:00 -
383:
『わかりませんが!!もう終わりだと思います!!』
頭がこんがらがり、ただ叫ぶウニ。
「だから、関係ナィって言ってんでしょ!!!」
『あるんです!!俺、俺は!!』2006-04-24 14:48:00 -
388:
季節は秋も深まった頃。
相変わらずウニはタクシーを転がしていた。
あの一騒動から、季節が変わった秋。
変わった事と言えば、ウニのタクシーは朝日を浴びるようになった。
毎日、朝から夕方まで、ウニはタクシーを転がしていた。2006-04-24 14:55:00 -
389:
涼やかで軽い足取りの風と共に、ウニはタクシーを走らせていた。
『あ。』
キキ──────ッ!!
キィ──パタン・・・
『ご利用、ありがとうございます。どちらまででしょう』2006-04-24 14:58:00