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タックンと一円玉
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1:
プラチナヴェール
……?……?……?……
2007-12-27 01:39:00 -
601:
名無しさん
「わかった…」
玄関の戸を叩く音がしました
戸を開けてみると担任の中田先生でした
「子犬を一匹引き取りに来たんだ」
「あ…連れてくる…」2008-01-20 14:25:00 -
602:
名無しさん
タックンは子犬を一匹先生に渡しました
「……。」
「カワイイなぁ〜先生犬好だから抱けるだけでもうれしいんだ」
タックンは子犬を抱いて目を優しく細めてる先生に聞きました
「なぁ…先生は…学校辞めさせられたりしないよな…?」2008-01-20 14:27:00 -
603:
名無しさん
先生はタックンに優しい目で言いました
「心配するな、小竹が卒業するまでは先生見守るから」
その言葉でオレが卒業したら先生は学校を飛ばされるのかもしれないと思いました…
先生の言葉にタックンは目頭が熱くなりました…2008-01-20 14:35:00 -
604:
名無しさん
先生は子犬を抱きながら片手でタックンの腕を掴んで言いました
「先生はおまえが以外と優しい子だってことは知ってる」
気持ちが滅入ってたせいか…タックンの目頭はもっと熱くなりました…
そんな言葉を学校の先生に言われたのは初めてでした…
「以外は余計だって…」2008-01-20 14:38:00 -
605:
名無しさん
「ハハハッそうだな」
タックンは先生にいつの間にか心を開いてました
今まで大人に心を開けた事なんて一度もなかったです…
タックンにとって先生はいつの間にか特別な存在になっていました
先生の心の温かさを感じました…2008-01-20 14:41:00 -
606:
名無しさん
「それじゃあ先生帰るからな」
「あぁ…」
先生の後ろ姿の背中がオレの父ちゃん背中と重なって見えました…
父ちゃんは今どこで何をしてるんだろうとなんとなく思いました…2008-01-20 14:43:00 -
607:
名無しさん
タックンは結衣ちゃんに言いました
「お兄ちゃんはメシいらないからその分を明日お弁当にして二人共学校に持って行ってくれ」
「食べないの…?」
「お兄ちゃんはお腹空かないからいらないんだ」
結衣ちゃんは泣きそうにうつむいて言いました2008-01-20 14:47:00 -
608:
名無しさん
「そんな人間いないよ…嘘つき…」
タックンは結衣ちゃんの頭を撫でてからアパートを出ました
タックンは内心焦っていて一秒たりとも無駄にはできなかったです…
食材が無くなるまでにお金をどうにかしないといけないです…
タックンはコンビニに行ってアルバイト雑誌を立ち読みしました2008-01-20 14:51:00 -
609:
名無しさん
とりあえず日払いの仕事を探しまくりました
「どんな仕事でもいいんだ…何かあれば…」
数あるアルバイト雑誌を見て探したけど…
今すぐお金が手に入る仕事がなかったです…
タックンはため息をついて頭を抱えながらコンビニを出て歩いてました2008-01-20 14:52:00 -
610:
名無しさん
「タックン!」
腕を掴まれて誰かに呼び止められました
顔を見ると二年前まで少し離れた家に住んでいた五つ年上の兄ちゃんでした
「あ!祐介…」
「タックンこの二年で身長伸びたなぁ〜」
「まぁな…」2008-01-20 14:54:00