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Ж- Secret Love-Ж
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11:
名無しさん
はよ〜?
2007-08-09 13:33:00 -
12:
愛美
五千円札を彼から受けとりながら、あたしは膝からおりた。
店長【おつかれ〜】 【本気お疲れやわ〜はい♪指名ドリンク。】 店長【あいよ、二千円持っていって〜!ビールやろ?頑張れな〜】
【はい〜(-.-)】 テーブルにもどり又、ニコニコしながら彼をみる………… 【お待たせ〜、まった?】 二千円を彼に渡す。 【いや、全然…】 彼がお釣りの二千円を財布に入れてポケットにしまう。 あたしの仕事はここからがはじまり…2007-08-09 16:18:00 -
13:
愛美
【失礼しますっ ビールです!】 ボーイがビールを持ってきた。
【乾杯…しよか?】 【それじゃあ…いただきます♪】 飲むにつれて2人の顔は赤くほてっていく… これくらいの量ならあたしはまだ大丈夫、そう、大丈夫。 気付けはまもう朝の5時。 飲んで行くにつれて彼は自分が何の為に指名、延長を繰り返していたのかわからなくなっているよう… 【もうそろそろお時間ですよ〜♪】 【あほかっ?まーだー飲むんじゃ〜】 大分出来上がっちゃってる様子の彼、あたしは立ち上がり、少し切れぎみで彼に言った。 【それ以上飲んだら帰れんょ?心配やから飲むの止めて!な?お願い。】 【わかった。帰る〜わん〜今日はありがと〜う】 こうして彼はそそくさと出ていったのだ。何もせずに…2007-08-09 16:20:00 -
14:
愛美
【やっとや〜♪しんどい〜♪てーんちょー?あたし上がっていいやんな〜?てか女の子誰ひとりおらんやん〜(:_;)】 カッターシャツのボタンをプチプチと外しながら店長の元へ歩み寄る。 店長【いいよ〜着替え〜♪ ははっ!もうみんな送りでたわ! 愛、今日頑張ったな。お疲れ。】
━━━━チュッ━━━━
そう言いながら店長はあたしを優しく抱きしめ、キスをした。 【ん〜もう!嫌!や〜め〜て〜?ンッッッ…】 言葉と逆に体は正直。
すぐ体が何かを求めてるのがわかった。2007-08-09 16:35:00 -
15:
愛美
店長【…帰ろか。送り出すわ。】 【店長…………ずるいな♪】 【まだ足りんの?笑】 それ以上あたしは何も言わなかった。ただの色管理だから……あの顔をされるとあたしは参ってしまう。
安い時給に安っぽい女の子。その中にあたしはいた。 《ミテコ》と言う、 ━看板を背負いながら━2007-08-09 18:11:00 -
16:
愛美
着替えてヒールを履き直し、給料を貰う。
《体験のいい所はその日に働いた分だけ給料が貰える所やなあ〜♪》 こんな事を考えながらあたしは煙草に火を付けた。 椅子に座り、給料袋の中を確認すると二万四千円……… 《結構稼いでる〜♪やった♪》 煙草を吸いながらあたしはにやけた。働いても働いてもこのお金はあたしが使う訳じゃないのに……。 店長【愛〜?そろそろ行こか〜?はよせ〜よ♪】 【は〜い♪】 煙草をササッと消してんて立ち上がった。2007-08-10 15:27:00 -
17:
愛美
【店長と2人で帰るの久々や〜♪なっ♪て〜ん〜ちょ〜♪】 そう言いながらあたしと店長は車に乗り込んだ。 【そやな、それより愛…お前、男の方は大丈夫なんか?】 一瞬ビクッとしたけどあたしは平然を装った。
【大丈夫やで〜♪店長心配しすぎ〜♪】 【そうか?じゃあえぇんやけど…】 そう言ってあたし達は黙ってしまった。
その時……………2007-08-10 15:29:00 -
18:
愛美
━♪♪♪♪♪♪♪━
あたしの携帯が鳴った。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 店長【男…か?】 【うん。出…るわ。【…もしもし…?】】 携帯を持つ手が震え出す… 『お前何してんねん?はよ帰ってこんか!今何時やと思ってんねん?』 馬鹿でかい男の声が店長にも聞こえてるのがわかる。 【うん。ごめん、今帰ってるから…じゃ…プチッ】2007-08-10 15:45:00 -
19:
愛美
店長【お前なぁ〜全然大丈夫ちゃうやんけ!俺が言うたろか?】
店長がこっちをあの細く、優そうな目で見つめる。 【…そお?てか店長が言ったらそれこそあいつ発狂するわ〜笑】 そう言ってあたしは笑った。あの時のあたしにはこれが精一杯だったから。 店長【ついたぞ…愛?大丈夫か?】 【うん。行けるよ…ありがと♪じゃあ…】
!!!!!!!!
車から降りようとするあたしを後ろから店長が抱きしめた。 まるであたしの逃げ道を作ってくれているかの様に…。 店長【愛…やっぱり俺行った方がい……】 【いいって!じゃあね、お疲れ様です♪】 店長【愛!ちょっ…待て?おい!】 バンッッッ! 《店長…ありがとッッッ♪》 心の中で感謝しながら歩いた。 この後あたしは地獄を見るなんて予想もしなかった。2007-08-10 16:46:00 -
20:
あたしはこの時、付き合って2年ほどの彼氏がいた。 立花 裕紀 19歳。
無職。趣味…スロット
―――――――――――" " "07/08/11 02:092007-08-11 02:09:00