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いつもあの場所で…
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1:
優希
冷たい風、体全体を冷やしてく。
もう冬はすぐそこまできていた━━━━2007-07-19 20:14:00 -
31:
優希
次の日も、次の日も……
僕はくじけず、待ち合わせを続けた。だが、彼女に変化はない。そんなにすぐ変化はないとわかっていても、毎日あの目を見ると切なくて、心臓を握りつぶされるような感覚に陥る。
諦めた方がいいのか…… ダメだ。僕まで諦めたらそこで終わりだ。
何度も何度も自分と戦い、打ち勝って彼女と待ち合わせを続けた。2007-07-23 20:13:00 -
32:
優希
ある日。
いつものように彼女と帰っているとき。
「あの…」めずらしく彼女から声をかけてきた。
「どうしたの?「…もう私の為に待ち合わせはやめましょう」 突然。ではなかったか…… いつか言われるであろうと思っていた。
もう限界か……
1ヶ月続いたのがすごいかもしれない。2007-07-23 20:17:00 -
33:
優希
略部分
1ヶ月続いたのがすごいかもしれない。2007-07-23 20:18:00 -
34:
優希
僕はわかったと呟き、最後の彼女の家まで道を無言のまま歩いた。
家に着き、彼女はそっと呟いた。「今までありがとう…貴方の気持ちは嬉しかった。もう私を見かけてもそっとしてて…」 それだけ言うと家に入っていってしまった。
僕は何も言えず、立ちすくむ事しかできなかった……2007-07-23 20:21:00 -
35:
優希
足を来た道に戻し、自宅まで歩いた。
僕は無力だ。結局彼女に辛い思いをさせただけではないか。 この1ヶ月何をしていたんだ…僕の自分勝手に彼女を連れまわしただけだ。彼女には何も残らない…
涙がとめどなく流れてくる。 涙で道がにじみ、もう歩く事さえできなかった。
道端にうずくまり、声を出して泣いた。何度も謝りながら…2007-07-23 20:25:00 -
36:
優希
……………………………………
2007-07-23 20:27:00 -
37:
優希
あれから、僕は降りる駅を変えた。駅と駅の間にある僕の家。どちらで降りても対して変わらない。むしろこっちの駅の方が近いのだ。
……そう自分に言い聞かせながら毎日を送ってる。彼女の事は一度たりとも忘れた事はない。気づくと彼女の事を考えてる。きっと彼女は今も改札前のあの場所にいる。悲しい目をして、じっと帰らぬ人を待っている。2007-07-23 20:32:00 -
38:
優希
まだ悲しい目をしているねか…まだ待っているのか…
あれから2週間。きっとまだいるだろう。
彼女の力ない笑顔を思い出す。違う。僕が見たかったのは“本当の笑顔”
そんな笑顔じゃないんだ。 僕は、僕は……2007-07-23 20:34:00 -
39:
優希
━君に恋してるんだ━
2007-07-23 20:35:00 -
40:
優希
僕は家を飛び出し、走った。 あの改札まで。彼女のいるあの改札へ……
僕は君の求めてる人じやない。君の求めてる事をしていない。だけど、ダメなんだ。逃げちゃダメなんだ。
あの日約束したじゃないか、 君を泣かせてあげる。そして、本当の笑顔ができるようにと…2007-07-23 20:39:00