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いつもあの場所で…
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1:
優希
冷たい風、体全体を冷やしてく。
もう冬はすぐそこまできていた━━━━2007-07-19 20:14:00 -
21:
優希
神とは残酷なもので、
5月。彼女から彼を奪った━━2007-07-19 21:42:00 -
22:
優希
帰宅途中に信号無視の車に跳ねられ、すぐに病院に運ばれたが間もなく亡くなった……。 彼女は彼に守られ、かすり傷ですんだとゆう。
2007-07-19 21:44:00 -
23:
優希
彼女は病院でも、お葬式の時もそして今でも…泣けずにいた。寂しいのに、悲しいのに涙は出ず、ただ心にポッカリと大きな穴ができ、埋まる事もない。 悲しさをまぎらわす為にか、彼の死を受け止められずにか、 いつも彼が帰ってくる時間になると改札まで来てしまう。 帰ってくるはずないとわかっていても自然に足が動くのだ。 彼が帰ってくる。
そう思わずにいられない。 こんな事をしても意味がないのもわかっているのだが…… 彼の存在は想像以上に大きかった……。
約3ヶ月経った今も彼女はココに来てしまうのだと……2007-07-19 21:50:00 -
24:
優希
……………………………………
2007-07-19 21:52:00 -
25:
優希
彼女は最後まで僕の目を見て話してくれた。僕は気付けば涙を流していた………。
「どうして貴方が泣くの…??」わからない。だけど何故か彼女の気持ちが手にとるようにわかった。そんな経験などないのに、不思議と、彼女の気持ちが流れ込んでくるように……。 「不思議ね、どうしてこんな話を会ったばかりの人に話しちゃうんだろう…きっと、ずっと誰かに聞いてほしかったのかも」 そう言いながら、僕の涙を拭ってくれた。2007-07-19 21:57:00 -
26:
優希
「…てて」「えっ??」
「これからは僕の帰りを待ってて…」
僕は泣きながら彼女に言った。何故こんなことを言ったのか…彼の変わりになるため…?? 違う。僕はせめて彼女に帰ってくる人を待たせてあげたかった。そして一つ一つを思い出し、思い出にできたらと…… 余計なお世話かもしれない。 そっとしといた方がいいのかもしれない。だけど彼女を放っとけない。
彼女を見ると困った顔をしてる。当然か……
でも僕は負けじと彼女に頼みこんだ
お願い…どうか…2007-07-19 22:04:00 -
27:
優希
略部分
お願い…どうか…2007-07-19 22:05:00 -
28:
優希
「……そこまで言うのなら……」
素直に嬉しかった。自分勝手でも、今の僕にはこんな事しか思いつかない。
だから約束するよ…
君を必ず泣かせてあげる。
そして本当の、心からの笑顔ができるように……2007-07-19 22:08:00 -
29:
優希
次の日━
改札を抜け、彼女を探した。 見つけるのに時間はかからない。いつもと同じように改札を見つめていたから……
僕はできるだけ平然を装い彼女の肩をトントンとたたく。 「ただいま……」
笑顔で言ったつもりだが、笑えていたのか自分でもわからない。「……おかえりなさい」 力のない笑顔で笑う彼女。とても痛々しく、泣きそうになる。彼女の家までの道のり、何度か話かけたが続くはずもない。 気まづい雰囲気までも流れる。「じゃあ、家ここだから……」 「うん…又明日」「…おやすみなさい」
彼女は振り返る事なく家に入っていった。2007-07-19 22:16:00 -
30:
優希
やはり、酷だったか…
いやでも、まだ1日だ。
また明日頑張ろう。2007-07-23 20:09:00