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『だいじょーぶ』
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1:
ゆ
初めて書きます。読みにくい点もあると思いますが、よかったら読んで下さい
2007-07-06 02:29:00 -
298:
ゆ
カリナさんの電話を切った後、携帯を操作して発信画面にした。 《はいよー》 「ねえ。陽菜さんて誰?」《え?》 「陽菜さんて誰?!」 胸が痛い。苦しくてたまらない。何が本当かもうわからない。苦しい。 どうして?拓 信じたいと思ってもあたしには自信がなかった。拓に愛されている自信。拓の彼女である自信。 カリナさんの言葉に頭をいっぱいにしていた。 《何の話?どしたん?》 言葉一つ濁さず拓はたんたんと述べる。 《なんもないで?彩香が心配になるような事なんもないで?》 駄目だあたし。 何を言っているんだろう。何を拓に聞いてるんだろ。あたし最近こんなんばっかり。 〔…ちょっとの間距離おこ一週間後、連絡するね〕 信じられない自分が許せない。 《え?なんで?なんでなん?》
「また連絡するから」 電話を切った。2007-08-04 03:28:00 -
299:
ゆ
《なあ、なんのための一週間なん…?》 明日連絡をしようと決めた一週間になるという前の日、拓から電話がかかってきた。 「最近あたし、あかんことばっかり言ってたから、時間おかなヤバイと思って」 落ち着かせようと思った。 綺麗な空気吸って、拓をまた信じて歩いていけるように、拓に嫌な思いさせないように… 必要な時間だった。 けれどそれは間違っていたみたいだね。 別れようなんて、 お互いの為にならないなんて、 聞く嵌めになったから。 あたしが拓を疑う度に、傷つけていたのかもしれない 連絡してよって言う度に 嫌な思いさせていたのかもしれない。 ごめんね拓。 数日後、拓から普通にメールが来た。
2007-08-04 03:36:00 -
300:
ゆ
別れているのかいないのか 話はまだ途中だったはず。 拓はもう別れたと思っているのだろうか。 それとも、別れ話は流れたと思っているのだろうか。 メールが来て以来、前と変わらず連絡をとりあっていた。 拓は自分の気持ちを話さない。何を思ったのか全くあたしに言ってくれない。 全てうやむや。 この中途半端な状態に耐え切れずにメールを送った。【メール送信:拓】 あたしたち今別れてるの?付き合ってるの?どっちにしても話したい…中途半端な状態、嫌やねん。ケジメつけようや…
2007-08-04 03:45:00 -
301:
ゆ
【メール受信:拓】 ごめん。まだわからん。ちょっと考えさせて 何日経っても答えは来ない。 疲れてきていた。 いつも待つ側。 どうして何もかもこんなに中途半端なん? あたしが連絡を待ち続ける間、陽菜さんとかカリナさんとか…たくさんの女の子といちゃついているのかと思うと胃が張り裂けそうだった。 連絡は来ない。 もう いいよ。 【メール送信:拓】 別れたいなら別れたいって言えばいいやん。 もういいよ。バイバイ
2007-08-04 03:52:00 -
302:
ゆ
【メール受信:拓】 別れるのはわかったけど、なんで怒ってるん?バイバイってなに? なにそれ? もう意味がわからない。 別れるのはわかったってなに? むしゃくしゃする やる瀬ない気持ちに苛まされる。 あたしそんなに無理な事言ってなかったと思う。 ちゃんとあたしと向き合って。 ちゃんとあたしと話して。 あたしから逃げないで! あたしに文句も言わない。あたしに我が儘も言わないまるであたしに何の興味もないかのようで、悲しくてたまらなかった。 【メール送信:拓】 今までありがとう。たくさんごめんね。拓に会えて幸せだった。バイバイ
2007-08-04 04:00:00 -
303:
ゆ
――――――――――――彼女の手には細い手には不似合いな男物の指輪。 あなたがあたしの家に忘れて行った事がある、あの指輪によく似てる。 もうわかってしまった。 なにもかも。 きっと始めから、見つけていたんでしょ? 沖縄で聞いた、あの場所。 その場所に一緒に立つのはあたしではない。 なにもかも わかってしまった。
2007-08-04 04:07:00 -
304:
セツナ
久アゲ
2007-08-05 20:59:00 -
305:
ゆ
セツナさんお久しぶりです?あげて頂いてありがとう?
2007-08-06 02:06:00 -
306:
ゆ
拓と別れて数日間、あたしは学校を休んだ。 鳴らない携帯に心が痛んだ。拓限定の着信音。聞こえない。 さよならを言ったのはあたしなのに。なんて身勝手なんだ。 バイトにも身が入らなくて、トレーに乗せたビールをひっくり返し、店長に怒られた。 ぼーっとしているあたしに今日はもう帰りなさいと、店長は言った。 トボトボと歩いて帰る。 何してるんだあたし。 細く薄暗い道に入った。 タッタッ… 足音に振り向くと、小太りの男が立っていた。 〔お姉さん遊びいこー〕 サラリーマン風の男。顔を真っ赤にして息を切らしている。 気持ち悪い 無視をした。 〔無視しんといてや〕 腕を掴まれた。 ハァハァと息が荒い。 無言で振りほどく。 〔今俺勃起してんの〕 男は自分の下半身を撫でる〔今からしようよ〕 気持ち悪い! 変質者?! 辺りには人もいない。 この人ヤバイ 走って逃げた。 男は追い掛けて来る。 〔待てや!〕 追い付かれて腕を掴まれた。 やだ!怖い!
無我夢中で相手のスネを蹴った。明るい街に走った。2007-08-06 02:31:00 -
307:
ゆ
大通りに出て後ろを振り返ると男はもういなかった。 いつから着いて来てたの?ストーカー?! やだやだやだ!! 気持ち悪くて怖くて、家に帰れなかった。 恐怖で泣きそうになって、無意識に電話をかけた。 発信先は 拓。 《はい…》 「拓…」 《どうしたん?》 「変な人…いてて…」 今あった事を話していると頭が冷静になってきて、あたしは拓にさよならを告げたんだと思い出した。 電話なんかして、なんて身勝手。 「ごめん…バイバイって言ったのに電話して…」 《何ゆーてん。そんなんええよ!それよりだいじょーぶか?今何処なん?行こうか?》 拓は変わらず優しかった。 「大丈夫…ごめんね。友達んち泊めて貰う…」 《そか…そーしたほうがええよ…いつでも連絡しといでよ?》
2007-08-06 02:47:00