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『だいじょーぶ』
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1:
ゆ
初めて書きます。読みにくい点もあると思いますが、よかったら読んで下さい
2007-07-06 02:29:00 -
271:
ゆ
大丈夫、ありがとうと言ってその場を去った。 頭の中はさっきの女の子の事でいっぱいで何にも考えられなかった。 綺麗な人やったなあ…20代前半くらいかな 大丈夫。 辛くなんかない… 覚悟決めたハズだ 家に着いてぼーっとしていると、拓からメールが届いた
2007-08-02 02:11:00 -
272:
ゆ
【メール受信:拓】 さっきはごめん。 …それだけ? なんのフォローもしないの? メールは返さなかった。 大丈夫やで、気にしんなよそう言うべきだとわかってた。けれど言いたくなかった。気にしてないだなんて言いたくなかった。 気にするよ 悲しくなるよ 悔しいもん 大丈夫って言いたくない ――――チャラー♪―――― 拓から電話がかかってきた。 今は取れない。 大丈夫って笑えないから。
2007-08-02 02:19:00 -
273:
ゆ
けれど何回も着信を告げる携帯電話。 「もしもし?」 電話を取った。 《もしもし彩香?!寝てたー?》 やたらハイテンションな声がした。 《さっきごめんなあーびっくりしてすぐ反応出来やんかったあ!》 なんでこんなに明るく言えるの?嫌な感情が溢れでてくる。イライラが止まらない 《彩香?聞いてる?》 「うん」 《なんか…怒ってる?》 なあにそれ? なんでわかんないの? 〔拓はぁ?ちょっと拓ぅぅ!カリナの拓はどこー〕 遠くであの人の声がする。 …もうやだ 「ごめん切るね」 《え?ちょ…》 プツッ
携帯の電源を落とした2007-08-02 02:29:00 -
274:
ゆ
ホストと付き合えば仕方ない事だってわかってる。 こんな事なんともないって笑わなきゃ けど出来ない なんでわかってくれないんだろう。 優しい言葉を吐いたって、綺麗事言ったって、あたしの気持ちなんてコレっぽっちもわかってくれないじゃない 嫌な想いさせてごめんなって誠意ある謝罪がどうしてないの? 拓がわからない
2007-08-02 02:37:00 -
275:
ゆ
翌朝電源を入れると、3通メールが届いていた。 【メール受信:拓 3時】 電源切った?ほんまごめん。客とおったんが嫌やった?ごめんな… 【メール受信:拓 8時】 本当にごめん。起きたら連絡ちょうだい。 【メール受信:祐樹】 昨日スカウトした祐樹やけどわかるー?なんか昨日様子おかしかったからメールしてみた。よかったらメールちょうだい! 祐樹にメールを返信して、学校に向かった。
2007-08-02 02:45:00 -
276:
ゆ
学校に行くために駅に歩いていると拓から着信が来た。 いい加減取らなきゃ… 「…はい」 《もしもし?!彩香ごめん…》 「……」 《俺酔っ払ってて…ごめんな》 「もう…いいよ」 《ごめんな…》 「あたしこそごめんね」 頑張れあたし。こんな事で拓に迷惑かけてどうするの。キスしてた訳じゃない。セックスしてた訳じゃない全然大丈夫だ 《今から学校?》 「うん!お仕事お疲れ様」《うん。あんな、彩香突然やねんけど…明日かあさって店遊びこやん?》 …えぇ? 《昨日俺とおったお客がな、彩香と呑みたいってきかへんねん。嫌やったらいいけど…》
2007-08-02 02:59:00 -
277:
ゆ
「なんで突然あたし?」 《昨日見て気に入ったらしい。たまに無茶言い出すねん…。彩香呼ばんとオーナーに言うってごねるねんな…うちの店のオーナーの娘やねんあの子。せやけど、ほんま嫌やったらいいから!》 行かなきゃいけないって事か…行かなきゃ拓の面子も潰れるかもしれない 「いいで。行っても」 《ほんまにごめん…》 「謝らんくていいで!拓悪くないやん。とりあえず今から電車乗るから…」 電話を切る。学校に行く気が失せて、来た道を戻った。 気持ちが沈む。 本当は行きたくない。
2007-08-02 03:11:00 -
278:
ゆ
翌日の午前0時拓はあたしを家まで迎えに来てくれた 《おはよう》 「おはようー」 二人で店への道を歩く。 《彩香初回やからそんな金かからんし、帰りたくなったらゆうてな》 「うん」 初めて拓の店に行く。お客さんと絡む拓を見るのは苦痛だろうと思われた。 【Club COAL】 白い看板と光るネオン。エレベータで3階に着く。 赤っぽい明かりが辺りを照らす。 〔いーらっしゃいませえ〕ドアを開けるとホストの人達に出迎えられた。 なんだか気分が悪くなってきた。 既に何席かに女の人達が座っていた。隣りにはスーツ姿の男の子。 1番奥の席に通されると、異常なくらいに女の人達に凝視された。
2007-08-03 00:11:00 -
279:
ゆ
居心地悪いな… 〔いらっしゃいませ〕 オシボリを渡される。可愛い顔をした男の人だった。 《彩香何飲む?飲み放題やからなんでもいいで!梅酒とかにしとく?》 「うん…」 《お願いしまーす》 梅酒のボトルが運ばれる。 《水割りでい?》 拓はあたしの横に座って、カチャカチャと水割りを作っていた。 〔いらっしゃいませーい〕再度掛け声がして振り向くと、カリナさんが入ってきた。
2007-08-03 00:53:00 -
280:
ゆ
〔あっ彩香ちゃーん♪〕 甘い声を発しながら同じ席に座る。あたしとカリナさんは、テーブルを挟んで向かいあって座っていた。 《おはよっカリナ!今日も綺麗やなあ♪》 突然拓のテンションが変わり、ギョッとして拓を見た。 〔せやろー拓ちゃん♪拓ちゃんも今日もカッコイイでぇ〕きゃっきゃっとカリナさんが言う。 カリナさんのボトルが席に運ばれる。 〔カリナいつものなぁ〕 慣れた手つきでオシボリを受け取り、違う男の子に言った。 《もお作ってもらっとーからっ!俺さすが(笑)》 ギャハハと拓が笑う。 いつもとこんなに違うんや… 〔彩香チャーン、今日突然ごめんなぁっ。カリナなぁーどうしても一緒に呑みたかってんー〕 何処から声が出るんだと思うくらいの声で言う。 「いいえ!嬉しいです♪」笑顔を作った。
2007-08-03 01:07:00