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『だいじょーぶ』
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1:
ゆ
初めて書きます。読みにくい点もあると思いますが、よかったら読んで下さい
2007-07-06 02:29:00 -
198:
ゆ
なんだか体調良さそうで安心した。 付けっぱなしのゲームを見てゲームしたいと言うので一緒にゲームをした。 馬鹿みたいな話をして、馬鹿みたいに笑って。 後になって思うと、このころが1番幸せだったね。 悲しい想いも後悔も 信じられない歯痒さや不甲斐なさ 何にもなかった。 今までの恋愛でいつもいい子でカッコイイ自分を作ってきたあたしにとって 拓は一緒にいて安心出来る存在だった。 あんなにカッコ悪い自分を見せるのも あんなに我が儘を言う自分を見せるのも 初めてだったよ。
2007-07-29 01:47:00 -
199:
ゆ
いつの間にか拓は眠っていた。 また風邪振り返すのに… 「拓ー寝るならベットで寝なあかんー」 《んー》 目を擦りながら拓はベットに倒れこんで、そのまま寝てしまった。 「子供みたいや(笑)」 布団をかけて、一人で漫画を読んでいると、あたしもソファーで寝ていた。
2007-07-29 01:51:00 -
200:
ゆ
外の騒音で目を覚ますと、拓はまだ寝ていて、時間は12時になっていた。 朝ご飯にお味噌汁と卵焼きを作っていると、 《あれ…?》 拓が目を覚ました。 「おはよー」 《俺寝てた?!やべーごめん!》 「全然いいで!ご飯食べて帰る?ご飯食べれる?」 「作ってくれたん?食べるーありがとう」 また美味しい美味しいって言いながらご飯を食べてくれた。
2007-07-29 01:57:00 -
201:
ゆ
拓を見送りに大通りまで一緒に歩いた。 《めっちゃ美味かったーほんまありがとうな!》 「いつでもおいでよー」 《またご飯作ってな!》 拓を見送ってから、家に帰った。 この日以来、一ヶ月に1、2回拓は家に来るようになった。 毎日メールしてたまに電話もしたけれど、あたしから遊ぼう…会おうとは言わなかった。 同伴予定も営業も忙しいだろう。 誘うのは躊躇った。
2007-07-29 02:07:00 -
202:
ゆ
外も寒くなってきて サークルでテニスコートを借りてテニスをするのが辛くなってきた。 寒くて手がかじかんで、ああもういつの間にか冬だなあって思ってた。 学校のテストが終わりクリスマス。拓はもちろん出勤。 24日はサークルでクリスマスパーティーをするので、カップルの里菜と笠井先輩も、24日はパーティーに参加するらしい。あたしももちろん参加する。 麻美はデート。緑は地元の友達とユニバーサルスタジオに行くからだ。 街はクリスマスカラーに染まり、ゆっくり一年の終わりが近付く。 過ぎてみれば早いもの。
2007-07-29 02:20:00 -
203:
ゆ
クリスマスパーティーには皆スーツで女の子はドレス。毎年恒例らしい。 サークルのOBの人のコネで、地下にあるバーを一日貸し切る。凄く華やかだと先輩から聞いた。 前日に買った里菜と色違いの赤のロングドレスを持って、里菜と笠井先輩と会場に向かった。 街はカップルでいっぱいで、中にはいかにも水商売な巻き髪のお姉さんが、いかにもホストのお兄さんと腕を組んで歩く光景も見られた。 拓から何にも聞いていないけれど、拓もきっと同伴なんだろうと思った。
2007-07-29 02:28:00 -
204:
ゆ
『里菜、彩香ココやで!』 笠井先輩が階段を降りる。 「凄いなあ!」 〔ほんまやー〕 ツリーの周りを華やかなドレスを着た先輩達が囲んでいた。 〔里菜、彩香着替えといでー〕 女の先輩に言われてトイレで着替えた。 〔綺麗なんは今だけやで〕含み笑いをしながら先輩に言われて、どういう意味だろうと思った。 〔メリークリスマス!騒ぐでオマエラ!〕 サンタクロースの恰好をした代表が挨拶し、わいわいと皆で酒を呑んでゲームをして。 「あたしもー無理ー」 テキーラを一気してヘロヘロだった。 〔綺麗なんは今だけ〕 あー納得。 会場はめちゃめちゃだった
2007-07-29 02:37:00 -
205:
ゆ
潰れてカウンターで寝ている人が増えてきて、代表なんかサンタクロースの服なんてとうの昔に脱ぎ捨てた。 ドレスもぐちゃぐちゃ。 里菜もカウンターで寝ていた。肩にスーツがかかっているところを見ると、笠井先輩が介抱していたんだろう。 同じ学年のコ達と一気ゲームで盛り上がっていると 『彩香』 笠井先輩に呼ばれた。
2007-07-29 02:42:00 -
206:
ゆ
「なんですかぁー?」 千鳥足で先輩の座る席に行くと 飲みすぎだと怒られた。 『お前体いけんか?』 「へー?体?とりあえず吐きそうですけろ?先輩なんで元気なんー」 『俺は強いんだよ(笑)そーじゃなくて体。もーいいんか』 やっと何を言っているのか理解して、笠井先輩が初めに気付いたと里菜の言葉を思い出した。 「大丈夫です。ありがとうございました。本当に」 『無理すんなよ。あれから大介とは会ってないねやろ?』 久しぶりに聖夜の話を振られて、酔いが一気に醒めた 「なにもかも知ってるんですね」 頷く先輩を見て心が痛くなってきた。 「聖夜は…大介はあれからどうしてるんですか?」
2007-07-29 02:51:00 -
207:
ゆ
『ホスト辞めて東京行った。お前が元気してんのかずっときにしてたで。』 「…そうですか。」 『お前今彼氏は?』 「いないですけど…」 『拓って奴とは付き合ってないん?』 「ほんまに全部知ってるんですね。付き合ってないです」 『好きなん?』 「………はい」 素直な気持ちだった。もう気がついている。あたしは拓が好きだ。 『そか…まあ何でもゆうてこいよ。大介の話して悪い』 「いえ…。大介がまだ悔やんでるなら、怨んでないからって伝えて下さい」 『わかった』
2007-07-29 02:58:00