小説掲示板『だいじょーぶ』のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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『だいじょーぶ』

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  • 1:

    初めて書きます。読みにくい点もあると思いますが、よかったら読んで下さい

    2007-07-06 02:29:00
  • 131:

    もう季節は8月下旬。まだ蒸し暑い日々が続く。              寝苦しさで目を覚ますと、時計は8時を回っていた。            大きく欠伸をして    顔を洗って       きちんと朝食をとる。              化粧をして着替えていると拓からメールが来た。               【メール受信:拓】    おはよう!10時半には行けると思う!また連絡する!                       準備を終えてもまだ9時半だったので、拓との待ち合わせ前に少し散歩でもしようと家を出た。

    2007-07-20 17:24:00
  • 132:

    暑いけれどすがすがしい気分だった。                   まだ開店しない商店街を通り、朝の通勤に急ぐサラリーマンやOLさんを横目に、ゆっくり一人で歩いていた。              眩しいくらいにいい天気。            雲一つない空。                 歌でも口ずさみたい気分だった。                                 ふと前を見ると、髪色の明るいスーツを着た男が2人、前から歩いてくる。   サラリーマンには見えないし、ホストかなあと思っていた。             [彩香!!!]                             聖夜だった。

    2007-07-20 17:31:00
  • 133:

    一瞬にして朝の散歩は後悔へと変わる。                  家に居ればよかった。              ツカツカと、尖んがった白い革靴を鳴らして聖夜が近付いてきた。                    [何してんねん。俺の連絡全部無視してからや]              あたしの前に立つなり声をあげて怒鳴る。明らかに怒っている。                   「…ごめんナサイ」     それだけ声を振り絞った。            体が強張って動かない。             [ちょっと話しよや。こっちこいや]       腕を掴まれて細い路地に連れてかれる。                  やだ。なんか怖い!               逃げようと手を振り払うと                        パーン                                  左頬に痛みが走った。

    2007-07-20 17:41:00
  • 134:

    え………?                   驚いて聖夜を見上げると、哀しそうな顔をしていた。                        [殴らせんなや…]               言われてやっと手をあげられた事実に気がつく。                          呆然と聖夜を見ていた。             [ほんまに俺と別れる気なん?]                                 言葉がすぐに出て来ない。            暗く湿っぽい路地には人気は全くない。                  遠くで人の声が聞こえる。

    2007-07-20 17:47:00
  • 135:

    [別れるつもりなんかって聞いてんねん。]                はっと我に帰ると、聖夜があたしを見ていた。               「…別れたいです…。」             小さい声しか出なかった。                        パーン                                  また左頬に痛みが走った。口の中に血の味が広がる                         この人は誰?                  あの優しかった聖夜が              こんな事するわけない                          ぐいっと体を壁に押し付けられ、見上げた彼の顔は怒りに満ちていた。

    2007-07-20 17:53:00
  • 136:

    [なんでやねん。俺を裏切るんか…]                   聖夜の手が振り上げられ             また殴られると思い、反射的に手で顔を守った。                          予想していた一撃はやってこなかった。                              […悪い]       消えるような声で呟いた。                        ポケットで携帯の着信音が鳴る。          閉ざされた空間のように思えるこの暗がりで    これでもかという位鳴り響いていた。                               きっと拓だ。                              [誰やねん]                  「と、ともだち…」               一度切れたが、また鳴りだす。          待ち合わせ場所にあたしがいないから心配してくれているのかもしれない。

    2007-07-20 18:00:00
  • 137:

    何回も切れては鳴り響く着信音にイライラを募らせた聖夜は           あたしのジーンズのポケットから携帯を抜き取り    画面を見た。                              [お前…         なんで拓と連絡とってんねん!!]                   聖夜の声がこだまする。                         怖い。ほんとに怖い。  何されるかわからない。 早くここから逃げたい。                         [なんでどいつもこいつも拓やねん!]      壁に拳を打ち付けた。

    2007-07-20 18:08:00
  • 138:

    駆け出した。                  聖夜の発言の真意なんて今はどうでもいい                 早くここから逃げたい              早く拓に会いたい                            [待てや!]      聖夜の腕があたしの腕を捕らえ、大きく前に転んだ。                        ビールやジュースのかごや段ボールが積み上げてあるところに倒れこんだ。                全身を強く打つ。                            着信音は無情にも鳴り響く                                    [逃げんな!]     倒れたあたしを立ち上がらせ、怒りに支配された聖夜は、あたしの下腹部を蹴飛ばした。

    2007-07-21 00:45:00
  • 139:

    激痛が走りその場に座りこんだ。                                 「いた…」                   立っていられないくらいの痛みを感じた。                 「やだ…助けて…やだあ」                        緊急事態だと理解したのか聖夜は駆け寄ってきた  [大丈夫か?!俺…おい!彩香!!]                               あまりの痛みに                 気を失った。

    2007-07-21 00:50:00
  • 140:

                                                                置いて                                             いかないで

    2007-07-21 00:52:00
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