-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
『だいじょーぶ』
-
1:
ゆ
初めて書きます。読みにくい点もあると思いますが、よかったら読んで下さい
2007-07-06 02:29:00 -
11:
ゆ
11さんありがとう
今から更新します2007-07-11 01:29:00 -
12:
ゆ
《なんにもってー!こんな時間にブラブラしてたら危ないでえ?はよ家帰りやあ》何故か心配された。 「暇やねん」 いろいろあって男は好きではなかったけれど、なんとなくこの人は嫌ではなかった。そんなにかっこよくはないけど、笑うと八重歯が出て可愛かった。 《俺、拓ってゆーねん。》「あたし彩香やで」 《いつもこの辺ブラついてんねやったらさ、番号教えてー。電話してくれたらかけつけるし。一人でブラついてたら、可愛いし危ないで》 「…可愛くないから大丈夫やで」 《危ないて!番号教えるん嫌やったら俺の教えとくから、かけたくなったらかけて!非通知でもええから》「…うん。わかったあ」 誰かに心配されるのは久しぶりで、嬉しかった。 番号を入力しおわると、拓は八重歯を見せて笑って言った。 《気をつけて帰りやー?だいじょーぶか?》 何が大丈夫なんやと思いながら、やっぱり嬉しくて、笑いながら頷いた。 《まっすぐ家帰れよー。また電話してや!》 手をふって、彼と別れた。
2007-07-11 01:44:00 -
13:
ゆ
拓に言われたとおり、まっすぐ家に帰った。 鍵を空けたら真っ暗で、また少し寂しくなった。 夜は苦手だ。無性に淋しくなる。 学校ではまだ、友達と呼べる友達もいないし、地元は遠い。時計をみるともう夜の1時だったけど、地元で仲の1番いい美里に電話をした。 ――――プルル… ―――― 電話音だけが哀しく聞こえる。 美里寝てるのかな。電話を切った。 テレビを見ても淋しくて、携帯をいじっていた時、拓の名前を見つけた。
2007-07-11 01:53:00 -
14:
ゆ
拓に電話してみようかな。でもホストしてるって言ってたなあ。仕事中やんなあ… 拓の番号を表示した画面のまま、迷っているとトイレに行きたくなって携帯をベットになげた。 あー。なんでこんなに淋しいんかなあ。 ―…―…チャララ〜♪…―…― 着信音が鳴りはじめた。美里かもしれないと思い、急いでトイレからでた。 画面には【拓】と表示されていた。
2007-07-11 02:01:00 -
15:
名無しさん
なんでや?!番号教えてへんのに… 恐る恐る電話にでた。 「もしもし?」 《もしもしー?もしかして彩香あ?》 「うん、そうやけどなんで番号知ってんのん?!」 《なにゆーてんの!電話くれたやんかあ。もしかして彩香かなと思って急いで出たのに、なんぼ話し掛けても応答ないしやなあ》 どうやら、ベットに投げたときに電話がかかってしまったらしい。でも、かける勇気なかったから、ちょうどよかった… その旨を説明すると、《ドジやなあ》って言葉のあと笑い声が聞こえた。八重歯の笑い顔が目に浮かんだ。
2007-07-11 02:10:00 -
16:
ゆ
「今仕事中ちゃうん?電話大丈夫なん?」 心配になって聞いてみた。《だいじょーぶやで!今俺の客いてへんし。電話くれたんびっくりしたわ!絶対くれへんやろーと思ってたしな》 確かに、自分では発信ボタンは押せなかったと思う。 歳とか出身とか、最近の出来事とか、たわいない話をした。大学生だというと、《いいなあ。楽しそうやなあ》と羨ましそうな声をあげていた。 「なんでホストしてるん?」そう聞いてみると 《…やりたい事あんねん》なんとなくそのあとは聞けなかったから、他の話題をふった。 30分くらい話をしたあと、《あ!ごめんやけど呼ばれてもうた…行かなあかんからまたかけていい?》 電話ごしに男の人の声が聞こえた。
〈拓はよせえやあー〉
「うん、わかった!忙しいのにごめんな。お仕事頑張ってなあ」 《ありがとう!はよ寝ろよーまたかけるわ!》 電話をきった。2007-07-11 02:25:00 -
17:
ゆ
朝起きると、拓からまた一件着信があった。 このころあたしはホストの事なんてよくわからなくて、マメな男だなあ、なんて思ってた。
電話はかけ直さずに、準備をして学校に行った。2007-07-12 20:40:00 -
18:
ゆ
入学して一ヶ月。 ようやく友達らしい友達もできた。 うちの大学にあんまりギャルっぽいコはいないけど、同じ学部であたしを含めて4人、派手なコ達で固まっていた。 里菜と麻美と緑とあたし。いつも4人でつるんで、放課後も遊んだりした。 淋しさから、夜外出する事もほぼ無くなっていた。 里菜と一緒に学校内のテニスサークルにも入った。そこで出会ったのが当時3回生だった大介だった。
2007-07-12 20:48:00 -
19:
ゆ
↑失礼しました。当時3回生⇒訂正
当時2回生でした。2007-07-12 20:50:00 -
20:
ゆ
6月の始め。あたしはそのサークルの飲み会に参加するために、ひっかけを歩いていた。 [彩香あ、飲み会の場所何処やったっけ?!] 「わかんない…ひっかけ集合しよってみんな言ってたんになあ。誰もいてないなあ?先輩に電話してみよ」[8時ひっかけやんなあ?ほんま皆時間にルーズやなあ(笑)]
里菜と携帯を開いて話していた。 《彩香?》 誰かに名前を呼ばれて振り向くと、拓が立っていた。2007-07-12 20:58:00