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終わりゆく世界の中で
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1:
―ドクン、ドクン。
この腕の中で弱々しく脈打つ鼓動も、あと何度か瞬きをする間に消えてしまうのだろう。
そんなの理解したくないので、見たくないので、
暖かい血の中で、僕は目を閉じる事にした。2007-06-10 03:28:00 -
11:
教室に着くと、由紀は楽しそうに数人の女子とお喋りしていた。
『おはよ。』
後ろから声をかけると、可愛い八重歯をのぞかせながら
『おはよう!!英知聞いて〜あのね〜』
と、いつもの様に多数に伸ばした情報網から仕入れた世間話を繰り広げるのだった。2007-06-10 04:13:00 -
12:
大抵朝のHRは聞役に徹して終了する。
昼は一緒にご飯。
帰りは、その日によるけど時間が合えばそのままデートしたり、家に呼んだり。
そんな感じ。2007-06-10 04:18:00 -
15:
子供は、生まれた環境ですぐに適応しちゃうんだって。
綺麗な毛布にくるまれて産まれた子は、勿論泥の中では生きられない。
その子が初めて感じた幸せが、そこには少しもないから。2007-06-10 04:37:00 -
18:
いつも、そこで考える事を止めた。
・・・いや、この仮面を外す際にはもうそんな事どうだって良くなるのだ。
生じる摩擦によって、いくつかの感覚が削ぎ落とされるように感じられる。2007-06-10 04:47:00 -
19:
それは、お帰りも言わずに自らをせっせと着飾り、何処かへでかける準備をする母や、
もう何年もまともに会話すらしていない父、
そして、いつも僕を何か汚い虫でも見るかのような目で見下す兄も同じなのだろうか。2007-06-10 04:53:00