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終わりゆく世界の中で
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1:
―ドクン、ドクン。
この腕の中で弱々しく脈打つ鼓動も、あと何度か瞬きをする間に消えてしまうのだろう。
そんなの理解したくないので、見たくないので、
暖かい血の中で、僕は目を閉じる事にした。2007-06-10 03:28:00 -
3:
朝。
眠い目を擦りながらも無意識に携帯を開いて着信・受信などをチェックするのは、もはや習慣になっていた。
『おはよう☆』
という、ごく短い文章に目を通したいが為の習慣。2007-06-10 03:36:00 -
4:
毎日届く同じ言葉。
しかし、僕はそのメールを見るとなんだかニヤニヤしてしまう。
そのニヤニヤしている時の気分が好きで、やはり毎日同じ行動をとってしまう。
それはきっと、送り主が由紀であるから。2007-06-10 03:42:00 -
5:
由紀というのは、付き合って2年になる恋人のことである。
僕たちはこれまで大きな喧嘩をすることもなく、他に気持を移すこともなく、この2年間順調に愛を育て続けてきた、
・・・と思う。2007-06-10 03:47:00 -
6:
結局の所、彼女の事は彼女自身にしか分からないし、僕の事は僕自身にしか分からない。
だから『愛してる』だとか、プレゼントだとか、相手を思いやった行動なんかを使って、人間は少しでもその見えない部分の距離を縮めようと努力するのだ。
根本的には何の解決にもならないんだけど、理解したいし理解されたい動物だからそうするんだろうなぁ。2007-06-10 03:56:00