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  • 1:

    ◆qrlDpe3WiM

    友情と愛情 
    どっちを取るって    聞かれたら           
    今ならそう          
    あたしは
    迷わず答えれるのに―…

    2007-05-30 22:21:00
  • 41:

    ◆qrlDpe3WiM



    2007-06-01 07:17:00
  • 42:

    ◆qrlDpe3WiM

    「月奈ぁー聞いてやー!今日職場の親方がなぁ…泣」あれからというもの、良太は週1ペースで通ってくれるようになった。    「こいつ今日会ってからこればっかり…(笑)月奈ちゃん慰めたってやー。」  また、翔も花梨の事を気に入ったらしく必ず一緒に来てくれていた。     『もー良太…男やったらしっかりしなさーい!(笑)』良太は、年上とは思えない程の弟キャラ。見た目クールやのになぁ…。でも、なんだか憎めない。    「良ちゃん可愛いなー(笑)」年下の花梨にまで、こんな事を言われている。      
    良太と翔が来るのは、たいてい仕事が休みの前の日の金曜か土曜が多かった。 オープンから来て、ラストに近い時間までいてくれる。年が近いこともあり話していて楽しかったし、あたしと花梨にとったら本当にいいお客さんだった。

    2007-06-01 07:27:00
  • 43:

    ◆qrlDpe3WiM

    「月奈ぁ…今度マジデートしてやぁ。」      少しお酒の入った良太が、言う。茶色い髪の毛が、少しあたしの肩に触れる。 「良ちゃんが月奈口説いてるー。。(笑)」     花梨が、小声でそれを冷やかす。
    「こいつ、月奈ちゃんに惚れてるから!職場でもずっと言ってるもん。」   翔は、笑いながら手に持った焼酎に口をつけた。     
    『…良太ぁー大丈夫?今日酔ってるん??』    あたしは肩にもたれかかる良太に、優しく聞く。

    2007-06-01 07:35:00
  • 44:

    ◆qrlDpe3WiM

    「…酔ってないわー。アホ」すねたように、目を閉じながら答える良太。    誰がアホやねん、とか内心思いながらあたしは良太をそのまま肩に寝かせてあげた―…。    


    営業終了後、拓美があたしの元にやってきた。   「月奈っちー、シフト出して。シフトー!」    『…たまごっちみたいな言い方やめてよ。』    今日は週末。一週間置きに出すシフトを、あたしはまだ提出していなかった。

    2007-06-01 07:42:00
  • 45:

    ◆qrlDpe3WiM

    『シフトかー…。花梨は?何曜日休みなん!?』  やっぱり出勤するなら、花梨がいる曜日がいい。  「ったく…お前らほんま2個1やなぁー(笑)まぁ仲良くなるのはいい事やけど」拓美は、少し呆れたように笑う。 
    『2個1っていい響き!花梨やってあたしがおる方がいいに決まってる!(笑)』なんて、自信過剰な発言をしてみる。だけど、そのくらいあたしと花梨は仲が良かった。"こんなに仲良くなるなんてなー"なんて、拓美は驚いていたけれど。   
    花梨とは、初めて会ったあの日からフィーリングが合っていたのかも知れない。きっと花梨も、そう思っていてくれていたと思う。

    2007-06-01 07:50:00
  • 46:

    ◆qrlDpe3WiM

    「ヤバイ!めっちゃ面白いわー!ってか、仕事終わりにまたアルコールて(笑)」『間違いないね!(笑)』 冷蔵庫に冷やしてあったビールを飲みながら…店の愚痴や、お客さんの話題など、あたし達は他愛もない話をして盛り上がっていた。  
    その時、♪〜♪〜♪花梨の携帯が鳴った。     画面を見てから、少し考えたような顔をして    「…月奈、ごめん!ちょっと電話してくるわ!」  と、花梨は外に出ていった。 
    彼氏かな?なんとなく、そう思ったけど特に気にせずあたしは残りのビールを飲みながら、一人でテレビを見ることにした。

    2007-06-04 05:57:00
  • 47:

    ◆qrlDpe3WiM

    20分程経っても、花梨は戻って来ない。12月の朝方ということもあって、外はきっと寒いだろう……。  あたしは少しお腹がすいたのもあり家の目の前のコンビニに行くついでに、花梨に部屋の中で電話するように言おうと思った。     
    ガチャ――。 
    玄関のドアを開けた瞬間だった。 
    「…んたにッ!!関係ないやんッ……!ウッ…もう終わったんや…ろッ…!?もうほっといてや…ぁぁ…」  あたしは、花梨の声に驚いて立ち尽くしてしまった。

    2007-06-04 06:05:00
  • 48:

    ◆qrlDpe3WiM

    『か…花梨?どうしたん?大丈夫…!?』     目に涙をいっぱい溜めて声を荒げる花梨に、声をかけた。一体何ごとなん…  「……も…う連絡してこんとって…じゃあ……」  電話を切った花梨が、目の前で呆然とするあたしに 「ごめん…ねッ」と謝る。その瞬間、苦笑いした頬に涙が零れ落ちた。     『一体どうしたん…??』    

    花梨の、涙を初めて見た日。強くて、いつもしっかりしてて、そのちっちゃい体のどこにそんなパワーが?って思うくらいいつも明るかった…あんたの。     
    初めての弱い姿やった―。

    2007-06-04 06:18:00
  • 49:

    名無しさん

    ?

    2007-06-04 22:32:00
  • 50:

    ◆qrlDpe3WiM

    花梨に話を聞くと、前にいると言っていた彼氏と別れる別れないでモメているとのことだった。     そういえば、"あんまりうまくいってない"と、以前居酒屋で言ってたし…。    
    部屋に戻ってからも、携帯は鳴り続けていて真っ赤な目をした花梨はその電源を切っていた。      「月奈、ほんまにごめんなー(笑)…気にしんとってなッッ!!さて続きしよッ!」そう言って、花梨はテーブルの上にあるビールを勢い良く飲む。       『…うん。ほんまに大丈夫なん!?……何かあるなら何でも言ってなぁ?』  あたしも、同じようにビールに口をつける。    「……」
    少しの沈黙のあと"…ありがとう!!"花梨はそう言って笑った。          

    なぁ、花梨。あの時あんたが話してくれたら。   …ううん、あたしがちゃんと聞いていたら。    あんたは今も、あたしの隣で笑ってくれた―?

    2007-06-11 09:39:00
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