小説掲示板飛べないピーターパンのスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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飛べないピーターパン

• 1:

  ｍｉｉｉ

  ―あなたの愛してる人ゎ誰ですか?恋人…家族…友達…。大切な人はいっぱいおるけど、私がどうしようもなく愛してるのは、世界にただ０１人…あんただけやで。だから忘れんとって…―" " "07/05/09 00:14

  2007-05-10 12:35:00
• 5:

  miii

  煙草を吸う人は肺活量がなく、すぐに息が切れると言うのは本当なのだろうか。それは知らないが、中学２年生の頃に１つ年上の兄の影響で煙草を覚えてしまい、長距離走は本気で走ってもみんなに追いつかず、１人でとぼとぼ走っていた。

  2007-05-09 00:34:00
• 6:

  ｍｉｉｉ

  でもこんなダメな私にも、いいところが３つあッた。まず１つ目は何があっても人の前では泣かないこと。どんなに悔しいことがあっても、私は泣かない。小さい頃に骨折した指を放置していても、痛みはあったが泣かなかった。２つ目は指先が器用で絵が得意なこと。小学生の頃から何かとコンクールで入賞していた。通知表にアヒル［２］が並んでいるなかに 堂々と［５］がついているのは美術だけであった。

  2007-05-09 00:41:00
• 7:

  名無しさん

  しかし実際、やはり学校というものは私には合ゎず、そして通学に自転車片道０１時間というその距離に勝てず、朝目が覚めて雨が降っていると、どうしてもダルくて学校を休むようになっていた。

  2007-05-09 01:04:00
• 8:

  名無しさん

  なんで普通に｢１｣の表記が出来へんの？なんでわざわざ｢０｣付けるん？

  2007-05-09 07:02:00
• 9:

  名無しさん

  11さん、別にｨｨじゃないですか(^_^;)
  
  読ませてもらいました☆頑張って書いてください。

  2007-05-09 11:39:00
• 10:

  名無しさん

  誰でもこんな時期はあるのだろうか。何をしても満たされない。何かが足りなくて、寂しくてカラッポな感じ…この頃の私の心の状態はそんな感じ。楽しいことも、趣味もなかった。適当に学校に行って、適当に遊んで、適当に生きていた。

  2007-05-09 23:20:00
• 11:

  名無しさん

  でもそんな私を変えてくれる人がいた。
  ［次、体育やろ?ダルいから寝てくるゎ?］と、私は体操服に着替えている、０１番仲のいいリエに言って、携帯と財布を持って教室を出ようとした。リエ［また―?ほんまミオは保健室の住人やな?］ミオ［任せろ?］リエ［ま―昼休みの前に起こしに行くゎ?］

  2007-05-09 23:28:00
• 12:

  名無しさん

  リエは１番気が合う。考え方も、好きな音楽も、なんでも話があって、いちばん一緒にいてラクだった。ただ１つの欠点が、最近別れた彼氏のことを、まだ引きずっているらしく、今でも時々泣いている。私も今までにいろんな人と付き合ってきたからリエの気持ちは分からないこともなかった。

  2007-05-09 23:34:00
• 13:

  名無しさん

  チャイムが鳴って、授業が始まった。さっきまで賑わっていた廊下にも、階段にも生徒は誰もいない。この静かな学校を保健室へ向かうため、ダルそうに右手に携帯、左手に財布を持って、とぼとぼ歩くのが、私が学校にいるときの仕事のようになっていた。保健室の前にたどり着き、かかとをふんずけたボロボロのローファーを適当に脱いで一言［な―、体育ダルいから寝かしてな?］と言い保健室の先生の顔を見ると、いつもの先生とは違う女がちょこんとイスに座っていた。［あれ?先生おらんの―?］私が聞くと、その女は［３ヶ月だけ私がここにいるん、今日のＨＲの時に聞かんかった?］と笑顔でこちらを見ていた。白くて細い、弱そうな先生。若くてとても美人で、男にウケそうだなぁと思った。［そ―なん?遅刻してきたから知らんかった?保健室の住人やからよろしく―?］そう言いながら先生の斜め向かいの地べたに座った。［住人なん?体弱いん??］［体ゎ強いで?でも頭がだいぶ弱いねん?］［じゃあ、まず紙ちやんと書こか?名前は?］［ダルいな―?も―紙ええやんか?山中ミオやでッ］保健室を利用する時にはしんどい理由を書き、体温を測るのが約束なのだ。

  2007-05-09 23:51:00
• 14:

  miii

  ［山中ミオ…山中ミオ…］私の名前をぶつぶつ呟きながら先生はノートをめくりながらどうやら私の情報を探しているらしい。静かな保健室。ほどよい気温と保健室に飾られていたアヤメの花を見ながらぼんやりとしていた。ここにいるのが、いちばん落ち着く。［あっ?］いきなり先生が大きな声を出した。［なに?どうしたん?］［山中さん、体育の時ばっかり保健室きてるやんか―］［せやねん、体育ダルいからな??］［アカンで、単位足りなくなったらどうしようもないよ?］［そのノートに何回保健室来たかとか書いてるん?］［そうやで―だって単位たりなくなって留年したら先生悲しいやんか?だからちやんと調べて書いてるんよ―］［別に卒業できんくてもいいねん、適当やで?ダルいから心配せんでええ???］そう言いながらアクビをした。［山中さん…体育の時に保健室来ていいの、あと３回やからね?］［はぁ?なんで?］［ちやんと卒業してほしいから?］

  2007-05-10 00:01:00