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一言だけ…ありがとうな。

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  • 1:

    さな

    まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。

    2007-05-04 15:34:00
  • 91:

    さな

    ユナ「親友って思ってた子にダケ晃君と付き合った事ゆうたんです…でも今日学校来たらこんな感じになってて…。サナさんが私の事ご飯誘ってくれたじゃないですか?多分それもあると思います…。」私「晃の事は分かる気はするけど、何でウチがあんた誘ったら反感くらうの?」ユナ「ウチら二年の間ではサナさんは、めちゃめちゃ憧れですもん!サナさんに守ってもらった子も多いし。私の事かばってくれはったん覚えてますか?」私「うん。岩崎に絡まれてる時やろ?」ユナ「ウチ先輩から優しくしてもらったんサナさんが初めてやって…本間嬉しかったんです。あの時ちゃんと御礼できなくてすいませんでした。」私「ええよ!ウチが岩崎気にいらんがったダケやから!」照れ隠しで言った私の言葉にユナは笑った。

    2007-05-08 10:33:00
  • 92:

    さな

    屋上に着きドアを開ける時私は大きな声で叫んだ。「あっくんのラブハニー只今到着ぅ〜♪」晃は私の言葉を聞くとため息をつきながら言った。「こいつの無駄なハイテンションまじでウザイわ…。」横で裕介が苦笑いをした。私「あれ?マモタンは?」晃「今カナ迎えにいってる。カナと付き合ってからの守のテンションもしんどいねん。」私「お前が冷めすぎなダケやから!それでも近未来を生きる若者か!?ユナちゃんこんな親父臭いのでいいの?今やったら引き返せるで!」ユナはニッコリ笑い答えた。「晃君やったら親父臭くてもいいんです…。」晃は顔を赤くして下をむいた。

    2007-05-08 10:45:00
  • 93:

    さな

    私「うーわ!きしょ!チンパンジーがてれてる!裕介サナにも照れる事言って!」裕介は少し黙り恥ずかしそうに言った。裕介「サナが1番可愛いよ?」…。リアクションがとれなかった私も照れて下を向いた。「お前もきもいから!」そう言って晃は私の頭を叩いた。晃「裕介お前そんなキャラやったっけ?若干守とかぶってるぞ!」裕介「だって可愛いねんもん。しゃぁないやん。」そう言った裕介の顔は真っ赤だった。

    2007-05-08 10:54:00
  • 94:

    さな

    ユナ「サナさんと裕介君付き合ってるんですか?」晃「うん。昨日出来立てホヤホヤのバカップルやから無視してていいで?」私「アカンって!無視は心傷つくやん!」晃「は?お前はスブトイから大丈夫や!」そんな事を喋っていると…「さわんなや!きもいから!」とカナっぽい声が聞こえバンっ!と激しく扉がひらき守とカナがはいってきた。何やら険悪ムードだった。

    2007-05-08 11:01:00
  • 95:

    さな

    守「ごめんって!そんなツモリちゃうがってんて!」カナ「はっ?じゃ何やねん!」激しい二人の言い合いに私が仲裁にはいった。私「カナ何キレてん?」カナ「サナ!聞いて!こいつありえへんねん!ウチ待ってる間ウチの学校のヘボイ女に逆ナンされて携帯おしえよってん!」私「あ〜あ。それはマモタンが悪いわ」守「ちゃうねん!携帯取られて勝手に登録されてんて!」カナ「簡単に携帯渡すか普通!?頭おかしいやん!逆の立場やったら絶対あんたキレてるやろ!」カナがマシンガンの様に守をつめる。止めても無駄だと思った私は守に同情しながらも、とりあえず弁当を食べる事にした。

    2007-05-08 11:12:00
  • 96:

    さな

    晃と裕介も可哀相な物を見るように守を見ていた。裕介が耳打ちで私に言った。「守可哀相やって!お前カナとめろや!」私「あぁ〜ムリムリ!カナしつこいから!」晃「俺からも頼むわ!止めたって!守半泣きなってるから!」私「無理やと思うケドなぁ〜」そう言いながらもカナを止めてみた。私「カナー!年下の子もいてるし、可哀相やから今はやめとき〜?それでも気収まれへんねんやったら女の方ゆわしに行こう〜ウチ付き合うから〜。それ以上守詰めても解決しやんやろぉ〜」カナは深いため息を付き「分かった。サナ後でつきあって!」私「了解〜とりあえず飯食べよ!」カナはフテクラレながらご飯を食べ、一方の守はショボクレていた。

    2007-05-08 11:29:00
  • 97:

    さな

    裕介が小声で言った。「お前なぁ…またヤル気か〜?」私「あんたらが止めろってゆうてんで?ああ言わな守今頃ここから飛び降りるまで文句言われてたで。学校終わるまでには帰ってくるから。」裕介は納得いかない様子でフンっ!とソッポを向いた。カナ「サナ!行こう!パッと終わらせるから!」私「はいはい(-.-;)何人よ?」カナ「8!」私「装備は?」カナ「いらん!素手で十分!」私「裕介!一応室ちゃんに湿布とマキロンかりといて。じゃいってきまーす。」そういって立ち上がった私とカナに守が言った。「そんなんいかんでいいから!俺が悪いし!」私「カナ姫は気収まれへんみたいやで?」カナ「守は黙ってて!」私「だ、そうです…。」黙った守達を置き私達はカナの学校に向かった。

    2007-05-08 11:45:00
  • 98:

    名無しさん

    おもろい頑張って

    2007-05-08 11:54:00
  • 99:

    さな

    学校に向かう最中私はカナに強くネンを押した。私「できるだけカマシですましな!後、自分から先に手出すなよ!」カナ「分かってる!」私「本間かいなー!(泣)」カナは相当頭に血がのぼっていた。学校の前につくとカナは私に学校の制服を貸してくれた。カナの制服を来て私は初めてカナの通っている学校に入っていった。

    2007-05-08 11:55:00
  • 100:

    さな

    まだ昼休みは30分近くあった。カナに連れられ、そいつらがいる教室にはいっていった。カナが言った通りデブやブスのグループでキッツイミニスカートをはいている。私はそれだけで不愉快だった。カナがリーダー各の様な子を体育倉庫までよびだした。体育倉庫につくと、いきなりカナが怒鳴った。カナ「お前ら誰の男に気安く声かけてんねん!気持ち悪い!デブブスグループが舞い上がんなよ!まつってまうど!こら!」カナの言った言葉に私は吹き出してしまった。リーダー各のオデブが私を睨みながらカナに言い返した。

    2007-05-08 12:05:00
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