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一言だけ…ありがとうな。

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  • 1:

    さな

    まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。

    2007-05-04 15:34:00
  • 311:

    さな

    風呂場の前で室ちゃんが私を待っていた。私の後にいたカナに気付き、室「あれ?宮内さん?」私はカナと室を風呂場におしこむと中から鍵をかけた。室「何すんのよ〜さな!」私「ごめん!ちょっと相談あったから!」私はそう言うとカナに目配せした。カナ「…?あっ!はいはい!」カナはそういって帽子やカツラ、マスクをとった。室「…この子いつも学校に遊びにきてる…他校の…」室はア然としながらカナを指さした。私「へへっ!連れて来ちゃったo(^-^)o」カナ「へへっ!着いて来ちゃったo(^-^)o」室は口をパクパクさせた。私「説明後!先風呂はいろ!」私とカナはそそくさ服をぬぎ風呂にはいった。室が中にはいってきた。室「さな!あんたー!!修学旅行に他校の生徒つれてくるって!前代未聞やわ!」浴室に室の怒鳴り声が響いた。私「だってぇ〜」頭を洗いながら私がいった。室「何がだってーや!だってもくそもないっ!どうゆう事やの!説明し!」

    2007-05-18 14:12:00
  • 312:

    さな

    私は室にすべてを説明した。室「あんた〜そんなんよう思い付いたな〜」頭を押さえながら室がため息まじりに言った。私「黙っててな?」室「アカンよー!報告するよ!」私「だって室ちゃんも共犯やで?」室「何で私が共犯なんよっ!」私「だって〜こうやってカナを普通に風呂入れてるしぃ〜」湯舟に浸かりながら私が言った。室「あんたっ!私をハメたな〜?」私「ちゃうよ!ちょっと協力してもらったダケやもん!お願い!!まだゆわんといてっ!!お姉様!!」カナ「お姉様お願い!!」私とカナは室に手をあわせた。室はため息を吐いた…室「私が風呂いれた事絶対言いなや!?」私・かな「死んでもいいません!」室「今回だけやで!私も森先生におこられるの嫌やねんからっ!!」私とカナは湯舟からとびたすと室ちゃんに抱き着き歓声をあげた。

    2007-05-18 14:32:00
  • 313:

    名無しさん

    .

    2007-05-18 14:55:00
  • 314:

    さな

    室「アカンもう時間や!!早く出やな!」私達はダッシュで服をきると周りを気にしながらそそくさと風呂場をあとにした。私「カナ!ウチ、飯行ってくるから一時間くらいしたらカツラ被って大広間おいでなっ!」カナ「了解!」私は室ちゃんに急かされ大広間に向かった。私「室ちゃん!マジありがとう!絶対大人になったら恩返しするからねっ!」室ちゃんは私の頭を軽くポンポンとたたき「楽しみにしてるわ」と言ってニッコリ笑った。大広間では皆がもう食事を始めていた。裕介「さな!遅い〜!」私「ごめんごめん!」私は平謝りをし食事を始めた。裕介「さっきさー。お前木村に女の話してたやん?あれ、相手の女の子やめさした方がいいぞ!」私「何で?」裕介「あいつイイ奴やねんけど…女癖だけは天下一品で悪いから!」私「マジ?」裕介「うん。」何やら聞いてはいけない事を聞いてしまった感があった。(どないしよー!ハルナに何て説明しよ…)そうこう話していると、食事が済み娯楽タイムがはじまった。それと同時に変装したカナが来た。

    2007-05-18 14:56:00
  • 315:

    さな

    カナを見て佐川とハルナは胸を撫で下ろしていた。(後でカナに相談しよ…)私「木村の事は何とかするわ…」裕介「うん」。そんな事を話している間他の生徒は舞台に上がり一発芸やダンスを皆の前で披露していた。私はハルナの事を忘れ笑い転げていた。事はその直後に起こった。ある女の子グループが皆に訳の分からないラブソングな歌を披露していた、間奏部分でグループの一人がマイクを持ち守に近付いて守の前に立つとマイクを通し言った。女子「私上杉守くんの事が好きです。私と付き合ってくれませんか…?」私と裕介は「ヤバイ!」と言って顔をみあわせた。「ヒューヒュー」その場にいた生徒が歓声をおくる。「返事!返事!」いつしか「ヒューヒュー」返事催促コールに変わっていた。

    2007-05-18 15:24:00
  • 316:

    さな

    (かなー!暴れやんといてー!今はアカンで!我慢や我慢!!)届くはずのないテレパシーをカナに送る私。離れた場所から放たれるカナの怒りオーラに私も隣にいた裕介も生唾ものだった。(早くアカンってゆえやー!アホマモ!)ア然とする守…!今にも飛び出して行きそうなカナ…!カナと守をしる者全員がカナから出る怒りオーラを痛く感じ今すぐにでも相手の女を殴り飛ばしてやりたいと思ったに違いない…。耐え切れなくなった私が立ち上がろうとした時…晃が言った。「守にはめちゃめちゃ可愛い彼女いてるから!自分じゃ無理やろなー!諦め〜!」裕介「ナイス晃!!」裕介「守ー!!お前もゆうたれやぁー!カナちゃんにチクるぞー!」我に返った守は立ち上がり「ごめんなさい!」と言うと女子は泣きながら部屋を飛び出して行った。可哀相だったが私達がうけるトバッチリにくらべると安いものだった。

    2007-05-18 15:42:00
  • 317:

    さな

    ?「晃くんも裕介くん最低〜!!」?「あの子かわいそー!!」?「死ねー!」女子達がヤジを飛ばす…。私は立ち上がっり初めにヤジを飛ばした女子に駆け寄るとそのまま飛び蹴りをいれ私も走って大広間から飛び出して行った。森「こらーさなー!まてー!」森が追い掛けながら怒鳴る!私「アホかー!告白なんかあんな場でやるもんちゃうわー!人の迷惑考えろよー」私はそう叫びながら部屋にもどっていった。

    2007-05-18 15:53:00
  • 318:

    さな

    私が部屋に戻りタバコに火をつけ一服をしているとカナが入ってきた。私「おー!さっきはよぅ我慢したなー!偉い偉い!」私はカナの頭を撫でながら褒めた。カナ「やろー!?ウチも大人になってん!」私「嘘つけー!後二秒おそく晃が言ってなかったら、襲いかかってたやろ!(笑)」カナ「バレた!?(笑)でも後で守オシオキっしたるねん!?」カナにつめられている守を想像し私は苦笑いをした。私「花火しにいこーや!」カナ「あっ、いこいこ!!」私は晃に電話をいれた。私「花火いくでー!」晃「分かった!先ダッシュで風呂入るから!30分後にホテルの裏おってー」私「了解〜」そう言って電話をきった。

    2007-05-18 16:07:00
  • 319:

    さな

    私とカナは一足先にホテルの裏に行く事にした。まだ少し冷たい風が気持ちよかった。私「気持ちいいなぁー!」カナ「やなー!てかズラとっていい!?バリ頭蒸れるねんっ!」私「とってていいで〜!(笑)」カナはズラをとりながら言った。カナ「さな?」私「うーん?」カナ「連れて来てくれてありがとうなー!ウチ、サナと出会って…今まで生きてきた中で1番楽しいわっ!」私「何なん?急に…!びっくりするやん!」カナ「いや〜。なんとなく!普段言われへんもんやん?守とこうやって付き合って幸せなんも…友達ができたんも…サナのオカゲやもん!本間ありがとうな」私「ウチもやで!カナに会って明るくなれた気する!初めて女の子で信じる事できたんカナやし!ウチもカナに凄い感謝してるよ!」カナは恥ずかしそうに笑った。「お前がさなか?」それから始まった私達の小さな出会いはいつしかこんなに大きい友情に変わっていた。

    2007-05-18 16:26:00
  • 320:

    さな

    しばらくカナと二人で友情を語っていると晃と守が来た。私「あれ?裕介は?」晃「あー。しんどいから止めとくやって!」私「マジ?アカンて!ウチ裕介呼んでくるわ!」走ろうとする私をカナが止めた。カナ「裕介の気持ち分かってあげ?」私「…うん。」私は裕介を呼びにいくのを諦めた。カナ「ってか!守!ウチに何か言う事あるやろ!?」晃「始まった…。サナ先歩こう!」喧嘩する二人を置いて私達は先に歩いた。晃「…?さっき飯の時、裕介と耳打ちしてたやん?何話してたん?」私「あっあれね!木村の事でちょっと…。」晃「…ふーん。」私「えっ?アックン!もしかしてヤキモチ妬いてるぅ〜?」晃「妬いてませーん!」私「でも、顔ちょっと怒ってるで?(笑)」晃は少し照れながら「うっさい」と言ってソッポを向いた。男のヤキモチなんて!と思っていた私だったが晃のヤキモチは可愛くて抱きしめたくなった。

    2007-05-18 16:44:00
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