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一言だけ…ありがとうな。

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  • 1:

    さな

    まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。

    2007-05-04 15:34:00
  • 265:

    さな

    放課後、私と晃は宮内の家に向かい住所を調べた。表札に書いてある名前を全て書き写しそそくさと家に帰った。6時を回り先生が学校にいるギリギリの時間に学校へ宮内の親を名乗り電話をした。私「もしもし。いつもお世話になっています。私、3年4組の宮内真純の母ですが石田先生はいらっしゃいますか?」?「少々お待ち下さい。」丁寧語など使った事のない私…。ここでミスるわけにはいかなかった…石田「はい。お電話かわりました石田です。」私「あっ、どうもこんばんは。宮内の母です…」石田「あっお久しぶりです。宮内の様子どうですか?お変わりないですか?」私「はい…相変わらずなんですけど、今日先程同じクラスの佐川さんが家に来てくれて、修学旅行一緒に行こうって娘を一生懸命誘ってくれはってね。真純が行くって言ってくれて…。私もぅ嬉しくて嬉しくてねっ…」石田「あっ、本間ですか!佐川も喜びますわ!これを機会に学校に復帰できる期待もありますね!」私「はい…宜しくお願いしますね…」私は時に泣いているフリをして感動で泣く親を演じた。

    2007-05-16 04:50:00
  • 266:

    さな

    石田「はい。まかせてください。」私「後…一つお願いがあるんです…真純は以上な程に大人の男性を気持ち悪がります。父親でさえ…嫌がって…あまり近くによると悲鳴あげたりして発作的なもの起こすんです…やっぱりね、回りに他の生徒さんもいてはると思うので、発作出てイジメにつながったりとか心配でね…。あの…。出来るダケ真純の近くに大人の男性をあまり近付けないようお願いしたいのですが…」石田「それは大丈夫ですよ!バスには女性の先生も一緒なんで!普通の男子生徒は大丈夫なんですか?」私「どうでしょう…出来るダケ離していただいた方が安心ですね…」石田「分かりました。任せて下さい」私「本間ですか!?あぁ…ありがとうございます!もう宜しくお願いします。何かあったらお電話下さい。こちらならいつでも出る事できるので…」そういって私は先生に自分の携帯番号を教えて電話を切った。

    2007-05-16 05:07:00
  • 267:

    さな

    晃「どう!?」私「多分上手く行ったと思う!勝負は明日やぁ〜p(^^)q」晃「お前の演技ナカナカやったで!俺お前の言ってる事聞いて悲しくなったわ!」私「マジで!?ウチ女優なろかなっ!(笑)」晃「あー!残念!顔が無理!(笑)」私「お前しばくぞー!(笑)」私は晃を押し倒し上に跨がり笑った。笑っていると晃が一瞬真顔になった。ドキっ!心臓が唸った。私「急に真顔なんなやー!」私は笑ってごまかし晃から下りた。晃「さな?」背を向ける私を晃は呼んだ。私「何?」私は後を向いたまま返事をした。晃「お前耳真っ赤やで?何?照れてんの?」私「ウチ?ウチは照れてないで!」晃「じゃ、こっち向けや?」私「今首痛いから無理!」そう言った私の顔を晃は無理矢理覗きこんで見た。晃「顔真っ赤やで?猿みたい!!かわいー!!」晃はそういって私を指差し笑い転げた!!私「お前も顔猿やん!お前にゆわれたないわ!!フンっ?」私は布団をかぶるとおもいっきりスネた。

    2007-05-16 05:28:00
  • 268:

    さな

    晃「さーな?」無視する私…(ーー;)晃「すねんなやー!(笑)」晃はそう言って私の布団を剥ぎ取ると私の上に跨がった。私「重いからっ!降りて!」晃「嫌ぁ〜(・o・)」そう言って晃は私の手を引き座らせた。晃「なぁ〜?お前いつ俺に告るん?」私「はっ?なんでウチが告るんよ!?逆やろ!!ってか顔近い!」私は晃の顔を押しのけた。晃「だってお前何年も俺放置してきてんで?告白ぐらいお前からしてくれても、いいやん。ってか俺お前の口から好きって聞いた事ないしっ!!俺はお前にちゃんと言ったのに…(-.-)」私「晃は酔った勢いで言ったダケやん!ウチ素面の晃から好きってゆわれてないしっっ(-.-)酔っ払いに言われてもなぁ…微妙…」

    2007-05-16 05:49:00
  • 269:

    さな

    晃「じゃ、俺が今言ったらお前も言うか?」私「さぁーね(-.-)好きと思ったら言うんじゃない〜?」晃「俺お前のその意地悪な性格むっちゃ嫌い〜(ーー;)」晃は笑いながら言った。(ッホン)咳ばらいをした晃…晃「え…?とかもぅ一回とかなしやで?」私は緊張しながらも「うん」と頷いた…。晃「俺はサナが好きやで…。」ボンっ!!頭の中の何かが爆発して弾けたような音がした。「アカンはずいっ。」私は近くにあった枕で顔を隠した。晃「俺の方が恥ずいからっ!」晃は枕を剥ぎ取り遠くに捨てた。晃「はいっ!次お前やで?」私「無理無理無理無理無理無理!!恥ずかしい!ウチよぅ言わん!!」晃「もぅいいわ。俺帰る。どうせ、そんなもんやねんやろ!」立ち上がった晃の手首を握り「…やの…。」晃「えっー?何て!?聞こえへん!!」私「好きやもんっ」晃「誰が!?誰を!?」ヤケクソになった。私「サナが!晃を!好きやの!そんなもんやろ!とか言うな!ちゃんと好きやもん」自分で言った言葉が恥ずかしすぎて…バカバカしくって涙がでてきた。

    2007-05-16 06:18:00
  • 270:

    さな

    晃「よく言えました!」晃はニッコリ笑って私の前にしゃがみ込んだ。晃「めっちゃ嬉しい…。俺ズットそれお前に言われるん待っとった…やっと…聞けたわ…」晃は目をウルウルさせながら顔をグチャグチャにして笑い私の髪を撫でながら泣いてる私にキスをした…。キスを途切れさせながら晃は言った「サナ…付き合って…?俺だけの女になって…ズット笑ってるだけでええから…」晃は私のオデコに自分のオデコをくっつけてニッコリ笑い「…返事は?」と言った。私は次から次に溢れる涙を目に一杯ためながら「はいっ」と答え笑った。何で泣いていたのかは今でも分からないがきっと体一杯に感じた幸せが溢れでていたんだと思う。

    2007-05-16 06:40:00
  • 271:

    さな

    そんなこんなをしているとカナと守が帰ってきた。カナ「印鑑買ってきたよー!手袋も、メガネも、マスクも帽子もゲッチュー?」必死に喋るカナは私が泣いているのに気がつくと晃の耳を引っ張りガラ悪く言った「なん、泣かしとんのやぁ〜?おぉ?百回たたんでまうどぉ。こらっ!」晃はうざそうにカナの手を払うとダルそうに言った。晃「俺達付き合ったから!一応報告しとくわっ!」カナの大きな荷物をほりなげ守が晃に抱き着き言った。守「マジでー!?やっとぉ!?よかったなぁー!晃!何年越しに実ったなぁー!」守は自分事の様に喜んでいた。カナは私を見て満面の笑みでニッコリ笑った。

    2007-05-16 06:55:00
  • 272:

    さな

    守がポロっと言った。「明日裕介くんのかなぁ…?さな何か聞いてない?」私「ウチ連絡あれからとってないもん…。分かれへんわ…でも何か別れて、こんな形で終わるんて何かむっちゃ淋しいな…。」カナ「しゃぁないんじゃない?」私「…。ウチやっぱ嫌やわ!こんなん!ウチ裕介誘いに行ってくる!」私はまた家を飛び出して行った。「さな!」皆が私の後を追いかけて来た。カナ「ウチらもいくしっ!皆で誘いに行こう♪」私達四人は裕介の家に向かった。私「守!あんたがインターホン押して!でてきた裕介を無理矢理引きずり出そう!」晃「出た!強引!」守「いやっ!それくらいが調度いいとおもうっ裕介でてけぇへんって!」カナ「じゃ、それでいこっっ!」裕介の家に着き作戦通りに守がインターホンを押した。亮介兄が出て来た。守「あっどうも!裕介いてますか?」亮介「今ひきこもってる。中入っていいで?」亮介君の言葉に私は守を押し退け「おじゃまします」と言って中に入って行った。裕介の部屋には鍵がかかっていた。

    2007-05-16 07:56:00
  • 273:

    さな

    ノックをすると裕介が言った。裕介「何?」私「ウチ!サナやけど!」裕介「…何しき来てん!?」裕介が怒鳴る。私「明日修学旅行やで!一緒にいくんやろ!?裕介がウチ誘ってんで」裕介「もぅいいって!俺いけへんからっ!ってか中途半端な優しさしらんねん!ほっといてくれやっ!」私「お前な!怒鳴るんやったらウチの顔見てゆえや!」裕介「…帰れや!晃と行ったらいいやんけっ!!」プチン!頭に来た私は後にいた亮介君に「ごめん」と一言、言うとドアを思いっきり蹴り、壊した。裕介は布団を被っていた潜っていた。私「おい!こら!モヤシ!!顔出せや!」私が怒鳴った。裕介「…」無視する裕介。

    2007-05-16 08:09:00
  • 274:

    さな

    私は裕介の布団をもぎ取った。私「さっき言った事もう一回言えや?」裕介「…」私「聞いてるんかモヤシ!!」裕介「俺ら別れてんやろ?じゃ、関係ないやんけっ!ほっとけや!気持もたす様な事止めろやっ!!中途半端に優しくしやんといてくれやっ!」私「ごめん!ウチもやし語分かれへん!ウチあんたみたいなモヤシと付き合った覚えないから!気持ち悪っ!!ウチが付き合ってた裕介は優しくてフワフワしてたけど芯はめっちゃシッカリした男やった!ウチの優しい所が好きって言ってくれた!誰やねんお前!?中途半端な優しさ!?何が中途半端やねん!自分が好きやと思う人間大事にしたらアカン?気にしたらアカンのか?別れたから?だから何!?それお前の意見やん!ウチに押し付けやんといて!ウチはウチのやり方あんねん!これがあんたのやり方やねんやったら、やったら?何枚でもドア潰したるからな!」私はそれだけ言って裕介の家を飛び出した。何が言いたかったのか…自分でも分からなかったが、さっきの裕介を見てるのが堪らなく辛かった…。

    2007-05-16 08:37:00
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