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一言だけ…ありがとうな。
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1:
さな
まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。
2007-05-04 15:34:00 -
25:
さな
家に帰ると父がご飯の支度をしていた。私が小学校二年の時母が事故で亡くなって以来、私は父と二人で住んでいた。私は父が大好きで、守や晃が私の事をファザコンという程、父と私は仲がよかった。ある程度のヤンチャは父は笑って許してくれた。
2007-05-05 08:11:00 -
26:
さな
夕食を食べているとマキから電話があった。マキ「さな…今日ごめんな。マキの事嫌いにならんといて…」私「別に嫌いちゃうけど、あんた意味分かれへんからうち、遊びたくないわ。すぐスネルし、マキってうちにめちゃめちゃ気使ってるやろ?全部うちに合わしてくるし、マキもうちとおっても楽しくやろ?」電話ごしにマキが泣きだしたのでダルくなり電話を切った。
2007-05-05 17:36:00 -
27:
さな
父「サナ友達にそんなんゆったらあかんやろ〜友達大切にしやな〜。」電話の内容を聞いていた父が心配そうに言った。私「ええねん。本間意味分かれへん子やし…遊んでる最中に急に泣いたりするし、マキの事どないあつかったらイイかも分かれへん。本間にダルいねん。」父は「うんうん」とだけ頷いていた。
食事の後片付けを済まし自分の部屋に入りカナに電話をした。2007-05-05 17:45:00 -
28:
さな
私「カナ?マキから電話あった?」カ「ないで!サナはー?」私「あってんけど、途中で泣き出したからダルイし切った。」カナ「そうなん? ほっとこや!!ってかさ、今日マヂ楽しかったわ!守おもしろすぎ!顔マツジュン似てない?」私「えー!無いわ!眉毛濃いダケやん!たしかに今日おったメンバーは男前やとは思うケド…昔から知ってるから何も思えへんわ。」カナ「そっか…でも、カナ的には裕介が1番カッコイイねんけど?ぜんぜん喋ってくれへんがったけどぉ…」そんな男ネタをベチャクチャ話していると、バタバタと誰かが上がってきた。「サナ!」部屋の前には守がたっていた。
2007-05-05 18:19:00 -
29:
さな
私「何!?まじびびったんやけど!おじゃましますぐらいゆえって!猿!」守「ごめん!マジ俺ヤバイわ」守の状況が変だと気付きカナとの電話をきった。私「あんたな!うちも一応年頃の娘やで!分かってる!?」守「ちゃうねん!サナ!聞いて!俺なヤバイねん」私「はぁ?何が!?」守「何しててもカナの顔が浮かぶねん!俺ヤバイって!ドキドキするねん!こんなん初めてやねん!」私「は?今日初めて逢ったんで?ドキドキとかありえへんし」守は下を向き言った。「しゃぁないやん。ドキドキすんねんもん。俺も自分で意味分からんねんもん…」そう言った守は何故か可愛くおもえた。
2007-05-06 06:37:00 -
30:
さな
私「うちに間取り持ってもらうつもりなん?ってか、あんた一個下の彼女いてるやん!あつかましいで!」守と晃はサッカー部で後輩達の間では隠れファンクラブがあった。守はサッカー部のマネージャーと三ヶ月前ぐらいから付き合っていた。守「やんな…俺最低やんな…でも俺マジこんなん初めてで…どうしたらイイか分かれへんがってん…サナごめんやで…」そう言って部屋を後にする守の背中に私は心底同情した。
2007-05-06 06:49:00 -
31:
さな
私「守!うち中途半端は嫌いやから、取り持ってあげるかわりに、女と別れ!迷う気があるんやったらカナは諦め!」それを言った私に守は抱き着き言った「サナー!ありがとう!俺ちゃんとするから!マジお願いな!」そう言った守の目は少し潤んでいた。帰り際守が思い出した様に言った。守「そやそや!裕介がサナの事気に入ってたで!さっきも電話でサナの事ズット言ってた。俺が取り持ってあげるから、付き合えや」守の言った言葉に一瞬ドキっとした。恥ずかし紛れに私が言った。「はいはい。分かったから!早く帰れ」そう言った私の顔を見ながら守は薄気味悪い笑顔を残し帰っていった。
2007-05-06 07:03:00 -
32:
さな
守が帰った後に家の電話からカナに電話を入れた。私「ごめんごめん!さっきまでサナの部屋猿に侵略されててさ!やっと開放されたわ!」私の言った言葉にカナはクスクス笑いながらいった。カナ「猿って晃くん?」私「ちゃうちゃう弟のニホンザルの方!今ニホンザル故障中やからさ…」カナ「え?どうゆう事?」私「カナの顔が浮かんでドキドキして、しゃぁないらしいで!こんなん初めてやねんてさー!カナどないする?」カナは照れていたのかしばらく黙っていた。
2007-05-06 07:13:00 -
33:
さな
私「まぁ今すぐ、どうとかじゃないから。そんな深く考えやんでもイイよ」カナ「うん!守にまた遊ぼって言っといてな!」私「了解」そう言って電話を切った。部屋でくつろぎながら漫画を読んでいると携帯がなった。裕介からだった。(うわ!電話するの忘れてた!)焦って電話をとった私。
2007-05-06 14:44:00 -
34:
さな
私「ごめん!めっちゃ忘れてた!」裕「お前なぁー!アルツハイマーか!で?何してんの?」私「今は画読んでる!」裕介「お前暇児か?俺ん家こいや!」私「嫌や!ダルい!」裕介「向かえに行ったるから!」私「変な事する?」裕介「するか!してほしいねんやったらするけどな!」まだ男性経験のなかった私…男と手をつないだ事すらなかった私には裕介の言葉は軽くショッキングだった。私「…。やっぱり行けへん」裕介「冗談やから!マジなんなって!じゃ公園で喋ろうや!」私「それやったらいいで!じゃ向かえにきてや!」といって電話を切った。
2007-05-06 15:00:00

