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一言だけ…ありがとうな。
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1:
さな
まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。
2007-05-04 15:34:00 -
21:
さな
2時間程歌った後、私達は一端解散する事にした。帰り際、裕介が私を呼び止めた。裕「サナ!携番教えて!後で、また電話するから」私「あっ、うん。ゼロキュウ…」携帯番号を交換した後、同じ方向の守と晃と私。三人で一緒に帰った。
2007-05-05 07:34:00 -
22:
さな
帰っている同中、約一名故障していた守…守「カナめっちゃ可愛いわっ!めちゃめちゃギュッってしたい!アカン…俺おかしくなるわ…わぁぁぁー!」意味の分からない叫び声と共に守は一人突っ走っていった。彼の中で妄想が大変な事になっていたに違いない…。
晃が少し呆れ気味で笑った。晃「アカン…守壊れた」私「守は元々故障してるやん。今更やってp(^^)q」晃「せやな。」二人でノホホンとしながら家に向かった。2007-05-05 07:44:00 -
23:
さな
家が目前となった時に私の携帯がなった。裕介からだった。裕介「もしもし?サナ?今何処?」私「今?今は晃と帰ってる最中やで」裕「あれ?守は?」私「あぁー暴走して、どっか行ったで(笑)」裕「そうなんやー!また今着いたら電話してきてぇや。」私「あ、うん。分かったで!ぢゃ」そう言って電話を切った。晃が少し呆れ気味で言った。晃「裕介やろ?何て?」私「家着いたら電話してきてやってさっ!」晃「ふぅーん。ちゃんと電話したれよ!」晃は少し怒っついる様にも見えた。
2007-05-05 07:55:00 -
24:
さな
私「何かキレてる?」私が言った言葉に晃は顔をしかめた。晃「何で俺がキレるねん?意味分からんわ。」私「いや…何か怒ってるように見えたから…」晃「別に…」晃の一言で会話は途切れ、気まずい空気が流れた。家に着き家に入って行く晃に、私「また、みんなでどっか行こな!バイバイ」晃は私の顔を見ながら「フンっ」と鼻で笑い家にはいっていった。
2007-05-05 08:02:00 -
25:
さな
家に帰ると父がご飯の支度をしていた。私が小学校二年の時母が事故で亡くなって以来、私は父と二人で住んでいた。私は父が大好きで、守や晃が私の事をファザコンという程、父と私は仲がよかった。ある程度のヤンチャは父は笑って許してくれた。
2007-05-05 08:11:00 -
26:
さな
夕食を食べているとマキから電話があった。マキ「さな…今日ごめんな。マキの事嫌いにならんといて…」私「別に嫌いちゃうけど、あんた意味分かれへんからうち、遊びたくないわ。すぐスネルし、マキってうちにめちゃめちゃ気使ってるやろ?全部うちに合わしてくるし、マキもうちとおっても楽しくやろ?」電話ごしにマキが泣きだしたのでダルくなり電話を切った。
2007-05-05 17:36:00 -
27:
さな
父「サナ友達にそんなんゆったらあかんやろ〜友達大切にしやな〜。」電話の内容を聞いていた父が心配そうに言った。私「ええねん。本間意味分かれへん子やし…遊んでる最中に急に泣いたりするし、マキの事どないあつかったらイイかも分かれへん。本間にダルいねん。」父は「うんうん」とだけ頷いていた。
食事の後片付けを済まし自分の部屋に入りカナに電話をした。2007-05-05 17:45:00 -
28:
さな
私「カナ?マキから電話あった?」カ「ないで!サナはー?」私「あってんけど、途中で泣き出したからダルイし切った。」カナ「そうなん? ほっとこや!!ってかさ、今日マヂ楽しかったわ!守おもしろすぎ!顔マツジュン似てない?」私「えー!無いわ!眉毛濃いダケやん!たしかに今日おったメンバーは男前やとは思うケド…昔から知ってるから何も思えへんわ。」カナ「そっか…でも、カナ的には裕介が1番カッコイイねんけど?ぜんぜん喋ってくれへんがったけどぉ…」そんな男ネタをベチャクチャ話していると、バタバタと誰かが上がってきた。「サナ!」部屋の前には守がたっていた。
2007-05-05 18:19:00 -
29:
さな
私「何!?まじびびったんやけど!おじゃましますぐらいゆえって!猿!」守「ごめん!マジ俺ヤバイわ」守の状況が変だと気付きカナとの電話をきった。私「あんたな!うちも一応年頃の娘やで!分かってる!?」守「ちゃうねん!サナ!聞いて!俺なヤバイねん」私「はぁ?何が!?」守「何しててもカナの顔が浮かぶねん!俺ヤバイって!ドキドキするねん!こんなん初めてやねん!」私「は?今日初めて逢ったんで?ドキドキとかありえへんし」守は下を向き言った。「しゃぁないやん。ドキドキすんねんもん。俺も自分で意味分からんねんもん…」そう言った守は何故か可愛くおもえた。
2007-05-06 06:37:00 -
30:
さな
私「うちに間取り持ってもらうつもりなん?ってか、あんた一個下の彼女いてるやん!あつかましいで!」守と晃はサッカー部で後輩達の間では隠れファンクラブがあった。守はサッカー部のマネージャーと三ヶ月前ぐらいから付き合っていた。守「やんな…俺最低やんな…でも俺マジこんなん初めてで…どうしたらイイか分かれへんがってん…サナごめんやで…」そう言って部屋を後にする守の背中に私は心底同情した。
2007-05-06 06:49:00